JP2575403Y2 - 転炉排ガス処理装置のスカート - Google Patents

転炉排ガス処理装置のスカート

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JP2575403Y2
JP2575403Y2 JP1993038240U JP3824093U JP2575403Y2 JP 2575403 Y2 JP2575403 Y2 JP 2575403Y2 JP 1993038240 U JP1993038240 U JP 1993038240U JP 3824093 U JP3824093 U JP 3824093U JP 2575403 Y2 JP2575403 Y2 JP 2575403Y2
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water pipe
pipe wall
skirt
exhaust gas
converter
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博貞 外谷
秀次 梢
健治 神田
弘 安彦
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、転炉排ガス処理装置
のスカートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】転炉排ガス処理装置は、転炉からの排ガ
スを冷却除塵した後、吹錬初期と終期のCO濃度の低い
排ガスと吹錬最盛期のCO濃度の高い排ガスとに分離
し、CO濃度の低い排ガスは燃焼させて大気中に放散
し、CO濃度の高い排ガスは有価ガスとして回収する設
備で構成されている。この転炉排ガス処理装置における
スカートは、吹錬中における転炉排ガスの漏洩防止と大
気の侵入防止を目的とするもので、転炉と排ガス吸引フ
ードとの間をシールできるように転炉と排ガス吸引フー
ドとの間に昇降可能に設置されている。
【0003】従来のスカートは、図2にその一例を示す
ごとく、排ガス吸引フード3の外側に位置するように環
状の水管1aを多段積重ねて形成した円筒状の水管壁
と、転炉2の炉口リング2aの部分に径の異なる環状の
水管1bを積重ねて形成した水管壁とで構成されたもの
で、水管に接続した給水配管より冷却水が給水、排出さ
れるように構成されている。このスカート1の外側に
は、シール用の水が入った環状のシールジャケット4が
該スカートと一体的に取付けられ、スカート昇降用シリ
ンダー5にてスカート1を上昇させることにより、排ガ
ス吸引フード3と一体的に取付けられているシール筒6
がシールジャケット4内に嵌入されるようになってい
る。
【0004】しかるに、上記構造のスカートの場合、製
鋼精練時に転炉2から飛散するダスト、地金等が水管壁
内壁に付着堆積し、スカート1の上昇時および下降時に
排ガス吸引フード3のU字管部をこすり、水管を摩耗、
損傷するという問題があり、またダスト、地金等による
水管の摩耗を低減するためには、これらの付着堆積物を
頻繁に除去しなければならず、転炉の稼働率低下の要因
となる。
【0005】一方、実公平3−36516号公報には、
配管コストの低減と冷却水量の減少を目的としたスカー
トが提案されている。このスカートは、図3に示すごと
く、転炉2の炉口リング2aと接する部分を屈曲させた
水管21を縦向きに円周方向に配列して形成した円筒状
の水管壁を多数のブロックに分け、その多数のブロック
をシリーズに上下端で順次連通して、各水管に冷却水を
給水するように配管するとともに、冷却水が下降流とな
って流れるブロックの水管の本数を、冷却水が上昇流と
なって流れるブロックの水管の本数より少なくし、各ブ
ロックの水管の入口側に冷却水を均一に流入させるため
のオリフィスを設けた構成となしたものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】転炉排ガス処理装置の
スカートの場合、転炉炉口リングと接触する部分は該炉
口リング部に付着堆積する溶融スラグにより水管の変
形、摩耗が著しく、水管壁の寿命が他の部分に比べて短
いという問題がある。そのため、特にスカート下部の水
管は頻繁に取替えなければならないが、前記した転炉2
の炉口リング2aと接する部分を屈曲させた水管21を
縦向きに円周方向に配列して形成した円筒状の水管壁で
構成したスカート(実公平3−36516号公報に記載
のもの)は、一体構造の水管壁で構成されているため、
水管の交換に多くの手間と時間を要し、補修のための転
炉の操業停止時間が長くなるという欠点がある。すなわ
ち、炉口リング2aと接する部分が摩耗、損傷した場
合、当該部分は炉口リングの形状に合せて成形されてい
るためその手直しに時間がかかり、また補修困難な場合
には他の部分が使用可能な状態にあっても新しい水管と
取替えなければならず、その取替え作業に長時間かかる
ためである。
【0007】一方、環状の水管1aを多段積重ねて形成
した円筒状のスカートは、前記の通りダスト、地金等が
水管壁内壁に付着堆積するという欠点がある。
【0008】また、一体構造のスカートは、スカート下
部が炉口リング2a上に付着堆積したスラグとの接触に
よりスカート自体に上向きの力が作用するため、スカー
トの上部ヘッダーおよびスカート取付部に亀裂、変形を
生じるという欠点がある。さらに、従来のスカートはい
ずれも水管壁にシール手段が施されていないため、吹錬
中における転炉排ガスの漏洩防止および大気の侵入防止
の効果が十分とは言い得ないものであった。
【0009】この考案は、このような従来の欠点を解消
するため、水管壁内壁に付着堆積するダストや地金等を
落ちやすくするのみならず、摩耗、損傷の著しいスカー
ト下部の交換、あるいは手直しを簡易迅速に行えるよう
にするとともに、転炉排ガスの漏洩および大気の侵入を
防止し得る気密性を有し、かつスカート取付部等に亀
裂、変形を生じない転炉排ガス処理装置のスカートを提
供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案は、多数の水管
で構成するスカートを上下二分割構造とすることによっ
て上記課題を解決するもので、その要旨は、円筒状の水
管壁を上部水管壁と下部水管壁とに分割し、上部水管壁
は水管を縦向きに円周方向に配列して形成した円筒状の
水管壁で構成し、下部水管壁は環状の水管を転炉炉口リ
ングの上面に沿うように水平に配列して形成した偏平状
の水管壁で構成し、上下各水管壁の冷却水給水配管はそ
れぞれ独立した配管構成となし、上下各水管壁および該
水管壁間をシールプレートにて気密シール構造となした
ことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上部水管壁は該水管壁の上部および下部に設け
たヘッダーに縦向きに円周方向に配列した水管を連通さ
せて冷却水を給水する構造となし、下部水管壁は一本の
給水管より分岐させた支管を介して各水管に給水する構
造となしている。
【0012】吹錬時に転炉から飛散するダストや地金等
が上部水管壁に付着した場合、該水管壁は縦向きに配列
した水管で構成されているため、自重によりスムーズに
落下し水管に付着堆積することがない。
【0013】下部水管壁は上部水管壁と分離して取付け
られているため、転炉炉口リング上面に付着堆積したス
ラグに接触しても上部水管壁に対する影響はほとんどな
い。また、転炉炉口リング上面に付着堆積したスラグと
の接触により水管が摩耗、変形、損傷した場合、該水管
の交換あるいは補修を容易に行うことができるのみなら
ず、独立機構となっているので保全メンテナンスも容易
である。
【0014】スカートの気密性を高めるために施したシ
ールプレートは、上部水管壁および下部水管壁を囲むよ
うに円筒状となしており、上部水管壁のシールプレート
はスカート支持部材に取付けられ、下部水管壁のシール
プレートは上部水管壁の下端に適当な手段で接合されて
いる。したがって、スカートの水管壁は該シールプレー
トにより気密性が保持され、水管壁の部分からのガス洩
れや大気の侵入はほとんど防止される。
【0015】
【実施例】図1はこの考案に係る転炉排ガス処理装置の
スカートの一例を示す要部拡大縦断面図で、11aは上
部水管壁、11bは下部水管壁、11a−1は縦向き水
管、11b−1は環状水管、21aおよび21bはそれ
ぞれ上部水管壁の上部ヘッダーおよび下部ヘッダー、2
1cは下部水管壁の給水管、12aは上部シールプレー
ト、12bは下部シールプレートである。
【0016】上部水管壁11aは、下端をU字形に屈曲
した縦向き水管11a−1を円周方向に配列して円筒状
に形成するとともに、各縦向き水管11a−1の上端は
上部ヘッダー21aに、下端は下部ヘッダー21bにそ
れぞれ連通させて冷却水を給水する構造となっている。
なお、この上部水管壁11aは、該水管壁の高温排ガス
の輻射熱による変形を防止するため、該水管支持金具を
上下方向、円周方向に可動に取付けてもよい。
【0017】下部水管壁11bは、径の異なる管状水管
11b−1を炉口リング2aの上面に沿うように水平に
配列して偏平状に形成するとともに、各管状水管11b
−1は給水管21cに分岐接続した支管21c−1を介
して連通させて冷却水を給水する構造となっている。な
お、下部水管壁11bの管状水管11b−1は、特に限
定するものではないが、冷却効果を高める意味で上部水
管壁11aの縦向き水管11a−1より大径とするのが
好ましい。
【0018】上部シールプレート12aは円筒状の上部
水管壁11aの気密性を高めるために設けるもので、形
状は円筒状となしており、上部水管壁11aを囲むよう
にスカート支持部材13に取付けられている。また、下
部シールプレート12bは偏平状となしている下部水管
壁11bの気密性を高めるためのもので、形状は下部水
管壁の形状に合せた円筒状となしており、下部水管壁1
1bを囲むようにその上端部を上部水管壁11aの縦向
き水管11a−1に接合している。なお、より気密性を
高めるために、シールプレートと上下各水管壁との隙間
に例えばキャスターを充填することも可能である。
【0019】上記構造のスカートにおいて、上部水管壁
11aおよび下部水管壁11bは一体的に昇降し、吹錬
時には転炉の炉口リング2aの直近まで下げられ、排ガ
ス吸引フード3との間をシールし、非吹錬中は所定の高
さまで持ち上げられる。吹錬中、転炉2から出る排ガス
はこの上部水管壁11aおよび下部水管壁11bで構成
されたスカートを通って排ガス吸引フード3へ導入され
るが、スカートは上部シールプレート12aおよび下部
シールプレート12bにより気密構造となっているの
で、転炉2から出る排ガスが外部に洩れたり、外気が内
部に侵入することがほとんどない。また、炉口から飛散
するダスト、地金等が上部水管壁11aの内壁に付着し
ても、該水管壁は縦向き水管11a−1で構成されてい
るため自重で落下し内壁に付着堆積することがない。
【0020】下部水管壁11bは、転炉の炉口リング2
aの上面に付着堆積するスラグとの接触により摩耗、変
形等が生じるが、環状水管11b−1を水平に配列して
構成した水管壁であるため容易に補修することができ
る。また、上部水管壁11aとは分離した構造となって
いるため下部シールプレート12bを取外すことによっ
て下部水管壁のみを取替えることも容易にできるのみな
らず、炉口リング上に付着堆積したスラグに下部水管壁
11bが接触しても上部水管壁11aの上部管寄および
取付部に亀裂、変形を与えることがない。
【0021】
【考案の効果】この考案は上記のごとく、転炉排ガス処
理装置のスカートを、縦向き水管で構成した円筒状の上
部水管壁と、環状管を水平に配列した偏平状の下部水管
壁とからなる上下2分割構造としたことにより、上部水
管壁にはダストや地金等が付着堆積することなくU字管
部での摩耗によるトラブルがなくなり、転炉炉口リング
に付着堆積するスラグにより摩耗、変形が著しいスカー
ト下部の補修、取替えが容易となり転炉操業停止時間を
大幅に短縮できるとともに、保全メンテナンスも簡易化
される。さらに、シールプレートを設けたことによりス
カートの気密性が高められ、ガス洩れや大気の侵入が防
止されることや、スカートの上部取付部等に亀裂、変形
を与えることがなくなる等の効果が得られ、有用性は極
めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る転炉排ガス処理装置のスカート
の一例を示す要部拡大縦断面図である。
【図2】従来のスカートの一例で、環状の水管を多段積
重ねて形成した円筒状のスカートを示す縦断面図であ
る。
【図3】従来の他のスカート例で、水管を縦向きに円周
方向に配列して形成した円筒状のスカートの一部を拡大
して示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 転炉 2a 炉口リング 3 排ガス吸引フード 4 シールジャケット 5 スカート昇降用シリンダー 11a 上部水管壁 11b 下部水管壁 11a−1 縦向き水管 11b−1 環状水管 21a 上部ヘッダー 21b 下部ヘッダー 21c 下部水管壁の給水管 21c−1 下部給水支管 12a 上部シールプレート 12b 下部シールプレート 13 スカート支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安彦 弘 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友 金属工業株式会社 鹿島製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭63−157810(JP,A) 特公 昭63−10206(JP,B2) 特公 平3−14890(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21C 5/40 F27D 17/00 105

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の水管壁で構成された転炉排ガス
    処理装置のスカートにおいて、前記水管壁を上部水管壁
    と下部水管壁とに分割し、上部水管壁は水管を縦向きに
    円周方向に配列して形成した円筒状の水管壁で構成し、
    下部水管壁は環状の水管を転炉炉口リングの上面に沿う
    ように水平に配列して形成した偏平状の水管壁で構成
    し、上下各水管壁の冷却水給水配管はそれぞれ独立した
    配管構成となし、上下各水管壁および該水管壁間をシー
    ルプレートにて気密シール構造となしたことを特徴とす
    る転炉排ガス処理装置のスカート。
JP1993038240U 1993-06-18 1993-06-18 転炉排ガス処理装置のスカート Expired - Lifetime JP2575403Y2 (ja)

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JPH072459U JPH072459U (ja) 1995-01-13
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