JPS6330530A - 架橋樹脂の製造法 - Google Patents

架橋樹脂の製造法

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JPS6330530A
JPS6330530A JP17427986A JP17427986A JPS6330530A JP S6330530 A JPS6330530 A JP S6330530A JP 17427986 A JP17427986 A JP 17427986A JP 17427986 A JP17427986 A JP 17427986A JP S6330530 A JPS6330530 A JP S6330530A
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Yasuo Sano
佐野 安雄
Kiyoshi Furumiya
古宮 清
Toshisada Nakamura
中村 利貞
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は架橋樹脂の製造法に関する。
従来の技術 ジカルボン酸、芳香族オキシカルボン酸あるいはジカル
ボン酸無水物とこれらに対して約1倍モル以上のビス(
2−オキサゾリン)化合物とを亜リン酸ジアリールエス
テルあるいはトリアリールエステルの存在下に加熱反応
させることによって架橋樹脂を得ることができることは
、特開昭59−■533号公報、特開昭59−2022
21号公報、特開昭59−226021号公報、特開昭
60−88038号公報、特開昭60−90219号公
報および特開昭61−130:339号公報に記載され
ている。
ところが、ビス(2−オキサシリン)化合物と、ジカル
ボン酸とを亜リン酸ジエステルもしくはトリエステルの
存在下に加熱して架橋樹脂を得る反応において、微積の
水分が存在すると、触媒作用が阻害され、完全硬化に至
る時間を長びかせたり、硬化不良を惹き起こす。ビス(
2−オキサゾリン)化合物とジカルボン酸との加熱溶融
したものが元の原料よりも吸湿性しやすく、また、繊維
強化材を含有する樹脂を製造する場合、強化材の表面に
は水分が付着しているので水分によって硬化阻害か起こ
ることは大きな問題になる。
また、硬化時間の短縮は、成形サイクルを短かくするた
めに、必須であり、そのための一つの方法として触媒量
を上げるということが考えられるが、触媒量を多くする
と触媒による可塑化効果が現われて、樹脂の強度が低下
するという現象が認められた。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、亜リン酸または亜リン酸モノアリールエステ
ルを触媒として用い、ビス(2−オキサシリン)化合物
とジカルボン酸。芳香族オキシカルボン酸およびジカル
ボン酸無水物からなる群から選ばれた少なくとも1種と
から架橋樹脂を製造する方法を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、ビス(2−オキサゾリン)化合物とジカ
ルボン酸。芳香族オキシカルボン酸およびジカルボン酸
無水物からなる群から選ばれた少なくとも1種とから架
橋樹脂を生成する触媒を広範囲に探索した結果、亜リン
酸または亜リン酸モノアリールエステルを用いると従来
の亜リン酸ジエステルやトリエステルよりもはるかに触
媒効果が大きいうえに反応系内の水分の影響を受けにく
いことを知見し、これらの知見にもとづき、本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明は、ビス(2−オキサゾリン)化合物
とジカルボン酸、芳香族オキシカルボン酸およびジカル
ボン酸無水物からなる群から選ばれた少なくとも1種と
を、前者1モルに対し後者を約1モル以下の割合で亜リ
ン酸または亜リン酸モノアリールエステルの存在下に加
熱反応させることを特徴とする架橋樹脂の製造法である
本発明において用いるビス(2−オキサゾリン)化合物
は、一般式 (但し、Rは炭素間結合または2価の炭化水素基を示し
、R’1R″、R3およびR4はそれぞれ水素、アルキ
ル基またはアリール基を示す。)で表わされ、Rが炭化
水素基のとき、具体例としてアルキレン基、シクロアル
キレン基またはアリーレン基等をあげることができる。
かかるビス(2−オキサシリン)化合物の具体例として
、Rが炭素間結合のとき、たとえば、2.2・−ビス(
2−オキサシリン)、2.2・−ビス(4−メチル−2
−オキサシリン)、2.2・−ビス(5−メチル−2−
オキサゾリン)、2,2・−ビス(5゜5・−ツメチル
−2−オキサゾリン)、2.2・−ビス(4,4,4・
、4・−テトラメチル−2−オキサゾリン)等をあげる
ことかできる。また、Rが炭化水素基であるとき、たと
えば、1.2−ビス(2−オキサゾリン−2−イル)エ
タン、1,4−ビス(2−オキサプリン−2−イル)ブ
タン、1.6−ビス(2−才キサシリン−2〜イル)ヘ
キサン、1.8−ビス(2−才キサシリン−2−イル)
オクタン、1.4−ビス(2−才キサシリン−2−イル
)シクロヘキザン、1.2−ビス(2−才キサシリン−
2−イル)ベンゼン、1,3−ビス(2−才キサシリン
−2−イル)ベンゼン、1.4−ビス(2−オキサゾリ
ン−2−イル)ベンゼン、1.2−ビス(5−メチル−
2−才キサシリン−2−イル)ベンゼン、1.3−ビス
(5−メチル−2−オキサゾリン−2−イル)ベンゼン
、1.4−ビス(5−メチル−2−才キサシリン−2−
イル)ベンゼン、1.4−ビス(4,4・−ジメチル−
2−オキサゾリン−2−イル)ベンゼン等をあげること
ができる。これらは単独で、または2種以上の混合物と
して用いられる。
上記ジカルボン酸としては、たとえば、マロン酸、コハ
ク酸、アノピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、ドデカンニ酸、ダイマー酸、エイコ
サンニ酸等の脂肪族ジカルボン酸、たとえば、フタル酸
、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ノフェニル
スルホンノカルボン酸、ジフェニルメタンジカルボン酸
等の芳香族ジカルボン酸をあげることができる。これら
のジカルボン酸は単独で、または2種以上の混合物とし
て用いることができる。
芳香族オキシカルボン酸としては、たとえば、サリチル
酸、m−オキシ安息香酸、p−オキシ安息香酸、0−ク
レソチン酸、没食子酸、マンデル酸、トロパ酸、α−オ
キンナフトエ酸、β−オキシナフトエ酸等のベンゼンお
よびナフタレン誘導体を好ましい具体例としてあげるこ
とができる。
ジカルボン酸無水物としては、たとえば、無水コハク酸
、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水フタル酸、テ
トラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、
エンドメチレンテトラヒドロフタル酸無水物、テトラク
ロロフタル酸無水物、テトラブロモフタル酸無水物、無
水トリメリット酸、ピロメリット酸二無水物、4,4°
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物等をあげる
ことができる。これらの酸無水物は単独で、または2種
以上の混合物として用いることができる。
ジカルボン酸、芳香族オキシカルボン酸およびジカルボ
ン酸無水物からなる群から選ばれた少なくとも1種の使
用割合はビス(2−オキサシリン)化合物1モルに対し
て約1モル以下、好ましくは約1〜0,2モル程度であ
る。
触媒としては、亜リン酸または亜リン酸モノアリールエ
ステルが用いられる。亜リン酸モアノアリールエステル
としては、亜リン酸モノフェニルエステル、亜リン酸モ
ノナフチルエステルなどがあげられ、前記フェニルもし
くはナフチルは、たとえばハロゲン、炭素数が1〜9ケ
のアルキルなどで1〜2ケ置換されていてもよい。亜リ
ン酸モノアリールエステルの具体例としては、たとえば
亜すン酸モ、ノフェニル、亜リン酸モノ(p−クロロフ
ェニル)、亜リン酸モノ(2,4−ツタ−ツヤリーブチ
ルフェニル)、亜リン酸モノ(ノニルフェニル)、亜リ
ン酸モノナフチルなどがあげられる。
これらの触媒は単独または2種以上の混合物として用い
ることができ、ビス(2−オキサシリン)化合物とジカ
ルボン酸、芳香族オキシカルボン酸およびジカルボン酸
無水物からなる群から選ばれた少な(とも1種との混合
物の重量に基づいて、約0.1〜5重量%の範囲で用い
られ、好ましくは約0.3〜3重量%の範囲で用いられ
る。
本発明の方法において、反応温度は、用いる触媒やその
使用量のほか、樹脂原料にもよるが、多くの場合、10
09C以上、好ましくは120〜300℃、特に好まし
くは150〜250°Cの範囲である。また、反応時間
も、反応温度、用いる触媒の種類や量、樹脂原料、その
使用量比等によっても異なるが、通常、約5分乃至2時
間程度である。
本発明の方法によれば、強化材および/または充填材を
含有する架橋樹脂をも得ることができる。
強化材としては、通常の繊維強化樹脂に用いられる繊維
強化材が好ましい。かかる繊維強化材として、具体的に
は、ガラス繊維、炭素繊維、石英繊維、セラミック繊維
、ジルコニア繊維、ホウ素繊維、タングステンm維、モ
リブデン繊維、ステンレス繊維、ベリリウム繊維、石綿
繊維等の無機繊維、綿、亜麻、大麻、ジュート、サイザ
ル麻等の天然繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系
繊維等の耐熱性宵機合成繊維等をあげることができる。
また、これら繊維強化材は、樹脂との接着性を改良する
ために、その表面をたとえばボラン、シラン、ガラン、
アミノシラン等にて予め処理されていてもよい。これら
の繊維強化材は単独でまたは2種以上を組み合わせて用
いる二とができろ。
また、これらの繊維強化材は、その形状において、何ら
限定されず、たとえば、紐状、マット状、テープ状、一
定の寸法に切断された短繊維状等の形状にて用いられる
。繊維強化材は、これらの複合された形状であってもよ
い。
繊維強化材の配合量は、たとえば、触媒を含有する樹脂
原料の溶融粘度や、用いる強化材の種類、その形態、製
品としての強化樹脂の用途等に応じて適宜に選ばれるが
、通常、触媒を含有オろ樹脂原料に基づいて約3〜95
重量%、好ましくは5〜80重量%程度である。
充填材も、従来より合成樹脂成形の分野で用いられてい
る任意のものを用いることができる。具体例として、た
とえば、ンリカ、アルミナ、酸化チタン等の酸化物、水
酸化アルミニウム等の水酸化物、炭酸カルシウム、炭酸
マグネノウム等の炭酸塩、タルク、クレー、ガラスピー
ズ、ベントナイト等のケイ酸塩、カーボンブラック等の
炭素、鉄粉、アルミニウム粉等の金属粉等をあげること
ができる。かかる充填材の配合量も、繊維強化材の場合
と同様にして適宜に選ばれるが、通常、樹脂原料に基づ
いて、約3〜95重量%、好ましくは約10〜80重量
%の範囲である。
また、本発明の方法においては、上記繊維強化材及び充
填材以外にも、通常の熱硬化性樹脂成形において用いら
れている安定剤、内部離型剤、顔料、難燃剤等の任意の
添加剤も用いてよい。
本発明に従って、上記のような繊維強化材や充填材を含
有する架橋樹脂を得るには、たとえば、前記した反応物
であるビス(2−オキサゾリン)化合物とジカルボン酸
、芳香族オキシカルボン酸およびジカルボン無水物から
なる群から選ばれた少なくとも1種および触媒との混合
物、好ましくはこれらを溶融させた均一な混合物である
樹脂原料に強化材および/または充填材を混合し、或い
は上記混合物を強化材および/または充填材に含浸させ
た後、加熱する。
特に、繊維強化した架橋樹脂を得るに際しては、一般に
ガラス繊維強化熱硬化性樹脂の製造において従来より知
られている任意の方法によることができる。具体的には
、たとえば、加熱加圧成形用金型に予め配置された繊維
強化材に触媒を含有する樹脂原料を注入含浸させ、加熱
硬化を行うプリフォーム・マツチドメタルダイ法やレジ
ン・インジェクション法、触媒を含有する樹脂原料と一
定の寸法に切断された繊維強化材とからなる混練物を加
熱加圧成形用金型に投入または注入し、加熱硬化を行な
うバルク・モールディング・コンパウンド法、トランス
ファー成形法、射出成形法、リアクティブ・インジェク
ション・モールディング法(RI M)、触媒を含有す
る樹脂原料を繊維強化材に含浸させ、粘着性のないプリ
プレグ成形材料とするSMC法やプリプレグ・クロス法
等、種々の方法を採用することができる。
このように、繊維強化材や充填材を含有する架橋樹脂を
得る場合は、成形温度は、通常、160〜230℃程度
である。加熱硬化時間は、用いるビス(2−オキサシリ
ン)化合物やそれと反応させるものの種類と量、触媒の
種類およびその使用量、成形温度等によるが、通常、5
分乃至1時間程度である。
特に、本発明に従って得られる繊維強化樹脂は、架橋樹
脂母体のすぐれた機械的性質と耐熱性を保持しつつ、繊
維強化されているために、広範な用途に実用し得る種々
の成形品を製造するのに好適である。かかる樹脂成形品
の用途として、たとえば、宇宙、航空、船艇、鉄道車両
、自動車、土木建築、電気電子機器、耐食機器、スポー
ツおよびレノヤー用品、医療機器、各種工業部品等をあ
げることができ、更には、従来の繊維強化樹脂の場合は
、強度や吸水性、耐熱性等、その性能不足のために使用
し得ない用途にも実用することができる。
(発明の効果) 本発明の方法によれば、原料化合物を所定の触媒の存在
下に加熱反応させることによって、短時間にて不溶不融
で固く、且つ、吸水率が低く、強度が大きいほか、強靭
で耐熱性にすぐれる架橋樹脂を得ることができる。また
、本発明に用いられる亜リン酸もしくは亜リン酸モノア
リールエステルは反応系内に少々の水が存在してもその
触媒能には何等の影響もない。本発明により得られる樹
脂は、その特性を利用して、種々の成形品の製造等に有
利に用いることができる。
実施例 以下に実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。なお、
以下において、熱変形温度は、厚さ3n+mの硬化樹脂
板の18.6Kg/ crt+2の荷重下での測定値で
あり、また、吸水率は、ディスク状の硬化板を23℃の
水に24時間浸漬した場合の重量増加率である。
実施例1 1.3−ビス(2−才キサシリン−2−イル)ベンゼン
73.5g(0,34モル)、アジピン酸29.2g(
0,2モル)と亜リン酸0.6gを混合し、約130℃
に加温して、溶解させた。この樹脂原料を180℃に予
熱した巾3mmの空間部をもつ金型に流し込み、それを
180℃のオーブンに30分放置して硬化させた。この
ようにして得られた厚さ約3mtの硬化樹脂板の物性は
下記の通りであった。
熱変形温度   107°C 曲げ強度    21Kgf/mm’ 曲げ弾性率   441Kgf/mm”実施例2 1.3−ビス(2−才キサシリン−2−イル)ベンゼン
58.4g(0,27モル)と無水フタール酸26.7
g(0,18モル)と亜リン酸0.51gとをステンレ
ス製のビーカーに入れてよく混合し、160℃の浴につ
けた。内温か約130℃になると一旦均一な溶液となり
、さらに加熱を続けると発熱して硬化した。内温か13
0°Cに達してから、1時間後に加熱を終了し、取り出
した硬化物は非常に硬くて、不溶不融の黄褐色透明の固
体であった。
実施例3 1.3−ビス(2−オキサゾリン−2−イル)ベンゼン
69.2g(0,32モル)、セバシン酸32.4g(
0,16モル)、亜リン酸モノフェニル0.5gとをス
テンレス製のビーカーに入れてよく混合し、150℃の
浴につけた。内温か約125℃になると クリアーな液
となった。この液を、あらかじめ、180°Cに予熱し
ておいた巾3mmの空間部を持つ金型に注ぎ入れ、それ
を 180℃のオーブン中に30分放置した。得られた
樹脂板の物性は下記の通りであった。
熱変形温度           105°C曲げ強度
            18.5Kgf/mm2曲げ
弾性率          394  Kgf/mm”
ロックウェル硬度(Mスケール)11O吸水率    
 0.5% 実施例4 1.3−ビス(2−才キサシリン−2−イル)ベンゼン
66.0g(0,305モル)、p−オキシ安息香酸8
゜8g(0,0637モル)、サリチル酸5.1g(0
,0369モル)とを混合し、150℃の油浴につけて
溶融した。また別の容器に1.3−ビス(2−オキサゾ
リン−2−イル)ベンゼン5.2g、(0゜024モル
)、サリチル酸3゜7g(0,0268モル)、セバシ
ン酸11.1g(0,0549モル)。
亜り、ン酸1.0gをとり、150℃の油浴につけて溶
融した。これら2つの液を混合し、200℃に予熱した
巾3mmの空間部をもつ金型に流し込み、それを200
℃のオープンに1時間入れて便化させた。得られた約3
n++nの厚さの硬化樹脂板の物性は、下記の如くであ
った。
引張り強さ           10.9Kgf/m
m”引張り弾性率         490  Kg4
/mm’伸び率      2.5% 曲  げ 強  さ             19.
1Kgf/mm”曲げ弾性率           5
20 Kgf/mm”熱変形温度          
 151’Cロツクウ工ル硬度(Mスケール)125吸
水率      0.28% 実施例5 1.3−ビス(2−オキサゾリン−2−イル)ベンゼン
65.28(OJ02モル)、p−才キシ安息香酸8.
5g(0,0615モル)、サリチル酸4.9g(0,
0355モル)、無水フタル酸1.4g(0,0095
モル)とを混合し、150℃の油浴につけて溶融した。
また、1.3−ビス(2−才キサシリン−2−イル)ベ
ンゼン4.8g(0,022モル)、サリチル酸3.6
g(0,026モル)、セバシン酸11.6g(0,0
574モル)、亜リン酸0.5gを別の容器にとり、1
50℃の油浴につけて、溶融した。これら2つの液を混
合し、18cm角の空間部を持つ金型にコンテニュアス
ストランドマット(旭ファイバーグラス製M −860
9)を8プライセツトした上に流し、プレスで圧縮して
成形した。成形温度は160℃であり、型締め時間は、
15分であった。このようにして得られた積層板(ガラ
ス含有率67.9重量%)の物性は下記の通りであった
引張り強さ     24Kgf/mm”引張り弾性率
  1,800Kgf/ mm’曲げ強さ      
47Kgf/mm”曲げ弾性率   1,900Kgf
/mm2実施例6および比較例 1.3−ビス(2−才キサシリン−2−イル)ベンゼン
218g(1,7モル)とアジピン酸145g(1,0
モル)とをビーカーにとり、下記触媒をそれぞれ1重量
%となるように添加した後、160℃の油浴中に浸漬し
、内温か130℃から最高発熱温度に達するまでの時間
を測定した。
その結果を第1表に示す。
上記と同じ組成のものに水をそれぞれ0.5重量%とな
るように添加した後、160℃の油浴中に浸漬して硬化
状態を観察した。その結果を表2に示す。
(以下余白) 第   2   表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ビス(2−オキサゾリン)化合物とジカルボン酸、芳香
    族オキシカルボン酸およびジカルボン酸無水物からなる
    群から選ばれた少なくとも1種とを、前者1モルに対し
    後者を約1モル以下の割合で亜リン酸または亜リン酸モ
    ノアリールエステルの存在下に加熱反応させることを特
    徴とする架橋樹脂の製造法。
JP17427986A 1986-07-24 1986-07-24 架橋樹脂の製造法 Expired - Lifetime JPH0742354B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6071125A (en) * 1997-06-30 2000-06-06 Shiozawa; Tsuneo Apparatus for supplying electric power to rotary member and brush belt for use with same

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US6071125A (en) * 1997-06-30 2000-06-06 Shiozawa; Tsuneo Apparatus for supplying electric power to rotary member and brush belt for use with same

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