JPS63256626A - 高分子複合体の製法 - Google Patents

高分子複合体の製法

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JPS63256626A
JPS63256626A JP8976187A JP8976187A JPS63256626A JP S63256626 A JPS63256626 A JP S63256626A JP 8976187 A JP8976187 A JP 8976187A JP 8976187 A JP8976187 A JP 8976187A JP S63256626 A JPS63256626 A JP S63256626A
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Masatoshi Kimura
木村 昌敏
Shohachi Morita
森田 章八
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は芳香族複素環ポリイミドを一成分とする、高弾
性率でかつ耐熱性にも優れた、溶液成形可能である高分
子複合体及びその製法に関する。特に主鎖中にベンゾビ
スチアゾール骨格を含む芳香族複素環ポリイミドを一成
分として、さらに他に少なくとも7種類以上の芳香族ポ
リイミドを成分として持つ高分子複合体及びその製法に
関する。
〔従来の技術〕
高弾性率の素材を与える高分子としては、主鎖方向く屈
曲基が少なく、また側鎖の少ない構造が好ましい。上述
の範囲の高分子として、代表的ナポリーP−フェニレン
ベンゾビスチアゾ+ ル(P P B T )は、引張
弾性率、? / OGPaの繊維に成形されている( 
Polymer lng、 Sci、 、jJ。
りl;3(/913))。
しかし、PPBTのような棒状高分子を単独で使用した
場合、フィルムや構造材等の材料を製造するとフィブリ
ル化が生じて外力に耐えられないものとなるおそれがあ
る。特に高配向材料では配向と直角方向KWるしく脆い
ものとなる。これは棒状高分子の鎖のからみめいが少な
く、分÷間相互作用も小さいことに起因する。
棒状高分子の脆さを改良するため、高分子複合体の研究
が多数報告されている。
高分子複合体は、剛直性のため折シたたむことが不可能
な棒状高分子を柔軟鎖高分子に分子分散させ、かつ棒状
高分子を配向させることにより、マクロの繊維強化複合
側を分子レベルで実現し、高強度、高弾性率素材を得よ
うとするものである。
たとえば、PPBT/AB−PBl(30/70)から
なる分子複合体フィルムは一方向90 GPa以上の高
弾性率フィルムを与える( Polymer lng・
EiOl、QJ、71r4’(/ 9rJ ) )*し
かし、PPBT/ムB−PBi、  系はメタンスルホ
ン酸の稀薄溶液(約3重量優)より成形しなければなら
ないため、装置の耐食性、生産速度を考慮すれば工業的
不利益は明らかである。
ここでは、かかる強酸の使用は高分子の溶解性により必
須となシ、稀薄溶液はPPBTの液晶形成を回避して分
子分散を計るために不可欠の条件となっている。
〔発明が解決しよりとする問題点〕
本発明者は、高濃度の高分子溶液からの成形が可能でか
つ剛直高分子が良好に分散された高弾性率素材の製造法
について鋭意検討の結果、本発明に到達した。
〔問題’t−!s決するための手段〕
すなわちポリイミドがその前駆体として、最終的に得ら
れるポリイミド構造に対してより柔軟性のあるポリアミ
ド酸を経由して製造されることに看目し、特定の少なく
とも2種類のポリアンド酸を高濃度で複合し、成形、後
にイミド化することにより、高弾性率素材を得ることが
できたものである。
本発明の高分子複合体は少なくとも一種類の芳香族ポリ
イミドよりなる。又それら使用されるどのポリマーも下
記甲群と乙群より選ばれた構造単位よりなる。
すなわち、本発明の高分子複合体中で補強用高分子とし
て使用される棒状高分子(ム群)は甲群と乙群より選ば
れる構造単位のそれぞれの総量が実質的に当量であって
、甲群中で構造(1)が70−%−100モル%、構造
(川]が30〜θモルチであシ、乙群中で構造(lが7
0〜iooモル%、構造a)がJO〜Oモルチであるも
のである。
又、マ) IJクスとしてf!!Jlされる柔軟鎖高分
子(B群]の構造は、甲群と乙群より選ばれる構造単位
のそれぞれの総量が実質的に当量であって、甲群中で構
造(1)がO〜50モル%、構造(It)が100−1
0モル係であシ、乙群中で構造1)カ0〜/ 00 モ
k % 、構造(Iv)カ/ 00〜0 モル俤である
ものである。
又、必要に応じ高分子複合体中に第3成分として使用さ
れる棒状柔軟鎖の中間的性質を持つ高分子の構造は、マ
トリクスとして使用される柔軟鎖高分子(B#)に準じ
甲群、乙群それぞれより選ばれた構造単位よりなシ、そ
の組成において柔軟鎖高分子(B群〕と同じであっても
又異なっても良いが、例えば棒状高分子(A群)の部分
を鎖中に持つブロック;ポリマー、グラフトコポリマー
等であることが好ましい。
高分子複合体中でのポリマー組成は、棒状高分子(A#
〕がJO〜??重量%、その他のポリマーが総量で70
〜/lt%であるが、好ましくは棒状高分子(A群)が
!0〜7011t96、その他のポリマーが総量で50
〜30重量俤である。
甲群 〉トムr、 −Nぐ                
   (I))乙群 は水素原子、アルキル基、アルコキシ基又は八本発明で
使用されるポリマーの前駆体であるポリアミド酸は、上
記甲群、乙群に示された構造に対応する、それぞれ芳香
族ジアミン、芳香族テトラカルボン酸二無水物をアミド
溶媒中で反応させることにより製造できる。
すなわち、本発明に係る複合体の製造法において、その
前駆体として、実質的lC0群と9群K14するそれぞ
れ1種以上のポリアミド酸で構成される下記の複合体ド
ープを用いる。
この複合体を構成するポリアミド酸は、下記の前群と了
解の中から選ばれた構造単位よ)実質的にな〕、かつ選
ばれた前群と了解の構造単位のそれぞれの総量が実質的
に車量であって、複合体を構成するポリアミド酸のうち
0群に属するポリアミド酸は、前群中で構造(I)がり
□〜iooモル%、構造ΦりがJO〜θモル優でToム
丁群中で構造(2)が70〜100モル%、構造mlが
30〜θモルチよI〕、また、D#IIC属するポリア
ミド酸は、前群中で構造(1’)が0〜g。
モル%、構造■つが100−!TOモルチであシ、了解
中で構造ぼ)がθ〜/DOモル%、構造y)が100〜
0モルチよりなシ、さらに複合体中のポリアミド酸組成
において0群に属するポリアミド酸がJO〜99重i/
に俤で、D群に属するポリアミド酸がりO〜/li量チ
となるよう〈アミド溶媒中で混合して得られるポリアミ
ド酸複合体ドープ。
前群 ”−M−Art−N<HW) (式中、Arl 、ムr、は前記式(H)、■における
と同義である)。
モノマーとしては、具体的には次のような化合物が挙げ
られる。芳香族ジアミノとして、構造(I)を与える一
mb −(4tt弘l−ジアミノージ7工二/I/)ベ
ンゾ(’tコーd:ダ、よ−a/ 〕ビスチアゾール、
構造(II)を与えるm−およびp7x二レンジアミン
、コ、!−ジアミノトルエン、p、4t’−およびJ9
%?′−ジアミノジフェニルエーテル。
!、l’−およびJ、J’−ジアミノジフェニルメタン
タ、亭′−および、7..7’−チオジアニリン、乞り
′−および3.J′−ジアミノビフェニル、+、+’−
および、7.、?’−ジアミノジフェニルスルホン、ビ
ス−(弘−アミノフェニル)イソプロパン、ビス−(タ
ーアミノフェニル〕ビス(トリフルオロメチル)メタン
、+、4t’−ジアミノベンゾフェノン、p、4t’−
メチレンビス−(o−クロロアニリン)、弘、り′−メ
チレンビスー(3−メチルアニリン〕。
蓼、り′−メチレンビスー(コーメトキシアニリン)。
り、参′−メチレンビス−(コーメチルアニリン)、ク
ー′−オキシビス−(コーメトキシアニリンノ、ダ、り
′−オキシビスー(−一りpロアニリンン、私t′−チ
オビス−(2−メチルアニリン〕、ダ。
に′−チオビスー(コーメトキシアニリン)、4t。
ダ′−チオビス−(コークロロアニリン)、嶋ダ′−ス
ルホニルビス−(−−メチルアニリン)。
夕、タースルホニルビス−(−一エトキシアニリン)、
ti、a’−スルホニルビス−(−一クロロアニリン)
、3.j−ジメチル−亭、り′−ジアミノベンゾフェノ
ン、J、3′−ジメトキシ−亭−′−ジアミノベンゾフ
ェノン、 、7.、?’−ジクロロー!、$’ −ジア
ミノベンゾフェノン、J、j−ジメチルベンジジン、3
.3′−ジメトキシベンジジン、s、j −ジクロロベ
ンジジン等である。
また、芳香族テトラカルボン酸二無水物としニルテトラ
カルボン酸二無水物、コ、コービス(,7,$−ジカル
ボキシフェニル)プロノくンニ無水物、ビス(3、参−
ジカルボキシフェニル〕ビス(トリフルオロメチル)メ
タンニ無水物、ビス(,7,44−ジカルボキシフェニ
ル〕スルホンニ無水物、ビス(j、l−ジカルボキシフ
ェニル)エーテルニ無水物、ビス(,7,4!−ジカル
ボキシフェニル)メタンニ無水物等である。
重合&Cfl’用されるアミド溶媒としては、N −メ
チルーコーピロリドン(MMP)、/、3−ジメチル−
コーイミダゾリジノン(DM工)、N、N−ジメチルホ
ルムアミド(DM?)、N、l1l−ジメチルアセトア
ミド(DMAO)、ヘキサメチルホスホルトリアミド(
HMPA)、及びそれらの混合溶媒等が挙げられる。以
上のようなアミド溶媒中で上記芳香族ジアミンと芳香族
テトラカルボン酸を反応させることにょシ、ポリアミド
酸溶液が得られる。得られたどの種類のポリアミド酸溶
液であっても、そのままあるいは必要に応じて混合時に
布釈し、所望の組成で混合した後、成形することができ
る。使用されるポリアミド酸は、混合前にポリアミド酸
の一部をイミド環に閉環するか、混合後にポリアミド酸
の一部をイミド環に閉環してから成形しても良い。イミ
ド環への閉環率はダ0モル係以下であるが、A群に属す
るポリマーの前駆体であるポリアミド酸については一〇
〜Oモル係。
A群に属さないポリマーの前駆体でるるポリアミド酸に
ついては30〜10モル優であることが好ましい。複合
体中めポリマー組成は、A群に属するポリマーが30〜
デデ′x′jjk俤でめることが必要であるが、好まし
くはSO〜70重量慢である。
上記混合されて得たポリアミド酸溶液は、繊維、リボン
、フィルム等の形状に成形時又は後、水又は水と前記ア
ミド溶媒との混合溶媒に浸漬するか、加熱するか等によ
り溶媒を除去する。
アミド酸からイミド環への閉環は溶媒除去時又は後に行
りことができる。閉環法としては、化学閉環法、熱閉環
法いずれでも良いが、重合度低下の起シにくい化学閉環
法がより好ましい。
化学閉環剤としては例えば無水酢酸−ビリジン系がめげ
られる。化学閉環剤は予めポリアミド酸溶液に加えてお
いても良く、又成形後成形体を化学閉環剤に浸漬させて
閉環しても良い。
成形体に対する延伸を閉環時および/又は閉環後に行り
ことができる。かくして得られた成形体は最終的にはダ
!0℃以上で熱処理することが好ましい。本発明で得ら
れる高分子複合体からは、例えば70 GP&以上の高
弾性*m維が得られる。
〔実施例〕
以下に実施例を示す。ポリアミド酸の重合は窒素気流下
、室温で行った。
実施例中のポリアミド酸の71nhは、ポリマー濃度o
、5i7dlとなるようにNMPで希釈して・30℃で
測定した。
なお、コ、6−(ダ4!/−ジアミノ−ジフェニル)ベ
ンゾ〔l、−−a:lI、r−a’〕ビスチアゾールを
DAPBT、!、!’−ジアミノジフェニルエーテルを
ODA%J、J’−ジメチルベンジジンをOTD、ピロ
メリット酸二無水物をPMDム。
N−メチルーーービロリドンをNMP、/、J−ジメチ
ルーコーイミダゾリジノンをDM工と略する。
(参考例イン DAPBTiコ弘si<i4tミリモル)をDM工/N
MP=4θ/jO混合溶媒JOIIIにスラリー化させ
た。このスラリーICPMDムの粉末J、Ob O,9
(/ダミリセル)’e上記混合溶媒75−とともに加え
重合を開始させた。溶液は徐々に粘稠になるとともに均
一化し、重合開始1時間後には完全に均一な赤橙色透明
溶液となった。
重合75時間後のこのポリアミド酸溶液のηinhはコ
、lであった・ (参考例コ) DAPBTダ、ダタダII(7249モル)をHMPQ
Oゴにスラリー化させた。このスラリーにPMDムの粉
末コ、6−コI(7249モル)をIMPコ0rnlと
ともに加え重合を開始させた。
溶液は徐々に粘稠になるとともに均一化し、重合開始/
時間後には完全に均一な赤橙色透明溶液となった。重合
15時間後のこのポリアミド酸溶液のηinhは3.3
であった。
(参考例J) OT D !、j Aりi<、yoミリモル)、0DA
4.00911(JOミリモル)をNM’l’/10m
1に溶解させた。この溶液KP M D A /J、/
/’I I(bOミリモル)の粉末をNMFaOmとと
もに加え重合を開始させた。溶液は徐々に粘稠となった
。重合3時間後のこのポリアミド酸溶液のηinhはコ
、lであった。
(実施例1) 参考例3で得られたポリアミド酸溶液ti、ytiに無
水酢酸へ−1,ピリジンo、1sttを加えて攪拌し、
アミド酸の一部をイミド環に閉環させ(実施例コ〕 参考例3で得られたポリアミド酸溶液Jtliに無水酢
酸へiti、ピリジン0゜/Jliを加えて液を得た。
(参考例参) 実施例1−コのポリアミド酸溶液を紡糸し、繊維弾性率
を測定した。
繊維は水を凝固溶媒として乾湿式紡糸後、無水酢酸/ピ
リジン=70/JO溶液に一昼夜浸漬し化学閉環させた
。閉環後、i、xo℃でi。
分、−00℃で72分、36o℃でダ分乾燥、熱処理し
た。また、一部の繊維についてはaSO℃でさらに熱処
理した。その結果を表1に示した。
表  l 〔発明の効果〕 本発明の高分子複合体より高弾性率を有する成形品を得
ることができる。本高分子複合体は通常のアミド溶媒を
用いて、高濃度の高分子溶液より製造することができ工
業的に有利である。
出 願 人 工業技術院長

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)実質的にA群とB群とに属するそれぞれ1
    種類以上のポリイミドで構成される複合体であり、 (ii)複合体を構成する上記ポリイミドは下記の甲群
    と乙群との中から選ばれた構造単位より実質的になり、
    かつ選ばれた甲群と乙群の構造単位のそれぞれの総量が
    実質的に当量であって、 (iii)複合体を構成するポリイミドのうちA群に属
    するポリイミドは、甲群中で構造( I )が70〜10
    0モル%、構造(II)が30〜0モル%であり、乙群中
    で構造(III)が70〜100モル%、構造(IV)が3
    0〜0モル%よりなり、またB群に属するポリイミドは
    、甲群中で構造( I )が0〜50モル%、構造(II)
    が100〜50モル%であり、乙群中で構造(III)が
    0〜100モル%、構造(IV)が100〜0モル%より
    なり、さらに (iv)複合体のポリイミド組成において、A群に属す
    るポリマーが30〜99重量%で、 B群に属するポリイミドが70〜1重量% であることを特徴とする高分子複合体。 甲群 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 乙群 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、Ar_1は▲数式、化学式、表等があります▼
    又は▲数式、化学式、表等があります▼、 Ar_2は▲数式、化学式、表等があります▼を表わす
    。ここで、 X、X′は水素原子、アルキル基、アルコキシ基又はハ
    ロゲン原子、Yは単結合、−O−、−CH_2−、−S
    −、▲数式、化学式、表等があります▼、−SO_2−
    、▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学
    式、表等があります▼を示す。)
  2. (2)(i)実質的にA群とB群とに属するそれぞれ1
    種類以上のポリイミドで構成される複合体であり、 (ii)複合体を構成する上記ポリイミドは下記の甲群
    と乙群との中から選ばれた構造単位より実質的になり、
    かつ選ばれた甲群と乙群の構造単位のそれぞれの総量が
    実質的に当量であって、 (iii)複合体を構成するポリイミドのうちA群に属
    するポリイミドは、甲群中で構造( I )が70〜10
    0モル%、構造(II)が30〜0モル%であり、乙群中
    で構造(III)が70〜100モル%、構造(IV)が3
    0〜0モル%よりなり、またB群に属するポリイミドは
    、甲群中で構造( I )が0〜50モル%、構造(II)
    が100〜50モル%であり、乙群中で構造(III)が
    0〜100モル%、構造(IV)が100〜0モル%より
    なり、さらに (iv)複合体中のポリイミド組成において、A群に属
    するポリマーが30〜99重量%で、B群に属するポリ
    イミドが70〜1重量%であることを特徴とする高分子
    複合体の製造法において、その前駆体として、実質的に
    C群とD群とに属するそれぞれ1種類以上のポリアミド
    酸で構成される下記の複合体ドープを用いることを特徴
    とする高分子複合体の製造法。 複合体を構成するポリアミド酸は、下記の丙群と丁群と
    の中から選ばれた構造単位より実質的になり、かつ選ば
    れた丙群と丁群の構造単位のそれぞれの総量が実質的に
    当量であって、 複合体を構成するポリアミド酸のうちC群に属するポリ
    アミド酸は、丙群中で構造( I ′)が70〜100モ
    ル%、構造(II′)が30〜0モル%であり、丁群中で
    構造(III′)が70〜100モル%、構造(IV′)が
    30〜0モル%よりなり、 また、D群に属するポリアミド酸は、丙群中で構造(
    I ′)が0〜50モル%、構造(II′)が100〜50
    モル%であり、丁群中で構造(III′)が0〜100モ
    ル%、構造(IV′)が100〜0モル%よりなり、 さらに複合体中のポリアミド酸組成において、C群に属
    するポリアミド酸が30〜99重量%で、D群に属する
    ポリアミド酸が70〜1重量%となるようにアミド溶媒
    中で混合して得られるポリアミド酸複合体ドープ。 甲群 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 乙群 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式(II)及び(IV)において、Ar_1は▲数式、化
    学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、Ar_2は▲数式、化学式、表等があります
    ▼を表わす。ここで、X、X′は水素原子、アルキル基
    、アルコキシ基又はハロゲン原子、Yは単結合、−O−
    、−CH_3−、−S−、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、−SO_2−、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼又は▲数式、化学式、表等があります▼を示す。) 丙群 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) ▲数式、化学式、表等があります▼(II′) 丁群▲数式、化学式、表等があります▼(III′) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV′) (式(II′)及び(IV′)において、Ar_1、Ar_
    2は前記式(II)及び(IV)におけると同義である。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006249186A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Teijin Ltd 剛直系複素環重合体、およびその製造方法

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JPS6289758A (ja) * 1985-10-16 1987-04-24 Asahi Organic Chem Ind Co Ltd 保温材用フエノ−ル樹脂含有スラリ−の製造方法

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JP4546854B2 (ja) * 2005-03-09 2010-09-22 帝人株式会社 剛直系複素環重合体、およびその製造方法

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