JPS6321043B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連結される家具部材のそれぞれ一方
に固定しうる２個の金具部材から成り、その一方
の、ピン頭部と拡がつた頭部を具備する部材を他
方の部材の空欠部に、金具部材および、または家
具部材のストツプに至るまで順次差込むことがで
き、他方の部材が金具部材の相互のロツキングの
ために、頭部の背後に二又状に張出す、ばね仕掛
のロツキング部材を具備する、２個の好ましくは
直角に突合わせられる板状家具部材の着脱自在な
連結のための継手金具に関する。

西独特許公報第2702643号で公知の継手金具に
おいては、頭部を具備するピン形金具部材が他方
のつぼ形金具部材の、片側が開いた溝の中に下か
ら挿入され、ばね舌片の段部の背後で、ロツキン
グ位置に弾着される 西独特許公報第2642488号で公知の継手金具に
おいては、拡がつた頭部を具備する金具部材が他
方の金具部材のくさび形に細まる溝の中に挿入さ
れ、頬状部の間でやつとこ状に相互作用するレバ
ーアームが形成され、偏心ねじによつて相互に締
め付けられる。これらの公知の継手金具の欠点
は、接続される家具部材の横移動だけでロツキン
グ位置に置かれ、たいてい締め固めのために工具
が必要であるため、組立が複雑であり、手数がか
かり、めんどうであることである。

西独特許公報第2206684号で公知の、工具なし
で組立てられる継手金具においては、ばね仕掛の
キーまたは回転キーがピンから成る対向金具部材
の拡がつた頭部の背後に係合して締め付け、ピン
を差込む前にキーまたは回転キーは、挿入孔から
引きもどした位置で、ケースの段部から成るスト
ツプに当接され、かつこの位置で挿入孔の中にあ
る腹板部分を具備し、この腹板部分にピンの頭部
が挿入の際に衝接し、それによつてキーまたは回
転キーがストツプから浮き上がり、ロツクを解除
する。この公知の継手金具は複雑な構造を有し、
家具の解体が必要になつた場合に再び取外すこと
が極めて困難であるという欠点がある。またキー
または回転キーのロツクされた組立位置が十分に
確定されていないため、ロツキングがひとりでに
外れ、キーまたは回転キーが飛び、それに伴なつ
て負傷の危険が生じることがある。

そこで本発明の目的は、連結される家具部材が
簡単に組立てられると共に、家具の解体の時も金
属部材が簡単に取外されるように、冒頭に挙げた
種類の継手金具を改良することである。

本発明によりこの目的は次のようにして達成さ
れる。すなわちロツキング部材が当該の金具部材
に旋回自在に支承されたロツキングレバーから成
り、該レバーが二又のかぎ形端部を有し、ロツキ
ングレバーの端部がロツキン位置でピン形部材の
軸柄部を取囲み、その背後に張出し、かぎ形端部
の外側が曲線状またはくさび状に斜切され、この
斜切された部分が頭部の差込み方向にあり、かつ
ばねの力に抗してロツキングレバーをロツク解除
位置に旋回するための装置が設けられているので
ある。

本発明による継手金具においては、金具の組立
のためにロツキング部材を予圧されたロツク位置
に予め置く必要はなく、ロツキング部材は差込ま
れたピン形金具部材によつてロツク位置から解除
される。拡がつた頭部を具備する継手金具部材を
組立のために他方の部材に差込めば、頭部がばね
の圧縮力のもとでロツキングレバーのかぎ形端部
の斜切部分の上をすべり、かぎ形端部の背後でロ
ツキング位置に弾着される。例えば家具の置き替
えや改造の際に継手金具を外そうとする時は、ロ
ツク解除装置によつてロツキングレバーを回しも
どしさえすればよいから、簡単な取外しが保証さ
れる。

本発明の別の実施態様によれば、相互にロツク
される金具部材および、または家具部材が突合わ
せられるロツキング位置で、かぎ形端部の背面が
頭部の後側に鋭角をなして当接する。このように
してかぎ形端部の背面が鋭くさび角で金具材料を
相互に緊定するから、ロツキング位置で互いに連
結される金具部材の間の遊隙がすべて回避され
る。この自己締付け作用は、先行特許出願
P3047642.7号に記載された別の種類の継手金具で
既に公知である。

ロツキングレバーはケースによつて完全に取囲
まれ、金具部材がケースから全く突出しないよう
に、つぼ形ケースの中に、その軸方向中心線に平
行の連結ピンを中心に旋回自在に支承することが
好ましい。

ロツキングレバーを旋回するための装置は、ケ
ースの中に旋回自在に支承されたピンから成り、
該ピンがロツキングレバーに作用するレバー状の
突子、および端部側にはケースのカバープレート
の上にある操作レバーを着持することが好まし
い。ロツク解除レバーがロツキングレバーを解除
する位置に留まることを保証するために、上記突
子はロツク解除位置でロツキングレバーに対し
て、その上に自己ロツクして支えられるような角
位置をとる。

本発明の別の提案によれば、ロツキング部材が
ばね仕掛のスライダから成り、該スライダの一方
の側面が前進位置で、スライダの運動方向に対し
て直角に、そのケースに差込まれたピン形部材の
頭部の後側に支えられることによつて、上述の目
的が達成される。

ばね力に抗してスライダを開放位置に移動する
ロツク解除装置は、ケースの上側カバープレート
に旋回自在に支承されたクランクから成ることが
できる。そのクランクピンはスライダの溝穴に係
合し、ケースのカバープレートの上側にある操作
レバーによつて旋回させられる。ロツキング位置
でクランクは、クランクピンを着持するレバーが
スライダの移動方向と斜交するように配列され、
拡がつた頭部を具備するピンを差込む時にクラン
クピンがスライダを妨げないようにする。

本発明のその他の好ましい実施態様は、従属ク
レイムに記載した通りである。

次に本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。

第１図ないし第１０図に示す継手金具は、家具
の垂直壁３にねじ込まれた金具部材１と、家具の
水平壁４のほぞ穴に固定したケース状の金具部材
２から成る。

金具部材１はピン形に形成され、中間軸柄部５
が拡がつた頭部６を前端に着持して成る。頭部６
の前側７は円錐球面状に形成されている。頭部６
と軸柄部５の中間部は円錐台形の段部から成る。
軸柄部５の後端は環状張出状の円板９によつて画
定される。軸柄部５と一線をなして、環状張出状
の円板９に続いて、タツピンねじを具備するねじ
込部１０がある。

金具部材１の頭部６は、ドライバのためのスロ
ツト１１を具備する。

金具部材２は、上側周囲フランジ１５を有し、
軸方向中心平面１２に沿つて両半分体１３，１４
に分割された円筒形ケースから成る。連結ピン１
６を中心に旋回しうるロツキングレバー１７が、
ケース１３，１４の中に支承される。連結ピン１
６はロツキングレバー１７に回転不能に連結する
ことができ、連結ピン１６の両端側の軸頚部は、
軸受レースをなすケースの空欠部１８，１９の中
に保持される。

ロツキングレバー１７は双腕形に形成され、一
方の腕はかぎ形端部２０を着持し、他方の腕２１
に、この腕とケースに固設した受け面２３の間に
緊定された圧縮ばね２２が作用する。

第３図で明らかなように、ロツキングレバー１
７は鉄板押抜品から成り、その中央腹板部分２４
からＵ字形に脚部が折曲げられ、その前部２は二
又のかぎ形端部２０を形成する。かぎ形端部２０
の前側２５は曲線状に斜切されている。かぎ形端
部２０の背面２６もまた曲線状に斜切されてい
る。Ｕ字形に曲折した脚部の後端は、第２のレバ
ーアーム２１をなし、ここに圧縮ばね２２が作用
する。

Ｕ字形に曲折した脚部は、かぎ形端部２０に隣
接して、歯形端部の基部をなす切欠部２７を具備
する。金具部材１の拡がつた頭部６はロツキング
状態でこの切欠部にあるが、この上に支えられな
い。

回転ピン１６と平行に、ケース１３，１４の中
に開放レバー２９の軸２８が支承される。軸２８
は突子状の張出部３０を具備する。張出部３０の
前側は、切欠部２７に段部を介して接続した、ロ
ツキングレバー１７の脚部の直線部３１に支えら
れる。直線部３１は腹板部分２４に平行である。

ロツク解除レバー２９の操作部は、特の第６図
で明らかなように、ケース１３，１４の上側の扇
形凹陥部３３に配設されている。

家具の垂直壁の両側に同じ高さで水平家具部材
を接続することができるように、第５図で明らか
なように、貫通孔の中に挿着したブシユ３４の中
に、拡がつた頭部６を具備する金具部材１を両側
からねじ込むことができる。ケースの両半分１
３，１４は第６図ないし第１０図で明らかなよう
に、軸方向中心平面に沿つて分割されているか
ら、金具部材２は簡単に組立てられる。連結と心
決めのために、ケース部分１３，１４はピンおよ
び対応する空欠部を具備する。ケース１３，１４
の前側は扁平になつており、拡がつた頭部６のた
めの入口３５を具備する。

第１１図ないし第２０図による実施例では、金
具部材３６は、第１実施例による金具部材１と基
本的に同様の構造を有する。

ケース状の金具部材３７は実質的に、両半分体
３８，３９から成るケースの中で摺動自在に案内
されるばね仕掛のスライダ４０から成る。スライ
ダ４０はすべり板４１を有し、すべり板の互いに
平行の側面４３は、ケース半分体３８，３９のそ
れぞれにある案内４４の中を縦に摺動することが
できる。すべり板４１の前側にはこれに直角に、
相互に間隔を置いて平行に２個の歯形ロツキング
部材４５が配設され、その間に空隙を画定する。
歯形ロツキング部材は僅かに傾斜した前面４６
と、強く傾いた背面４７を有する。ロツキング部
材の僅かに傾斜した前面は、ロツキング位置で第
１１図で明らかなように頭部６の後側に当接す
る。頭部６は金具部材３７に差込む時に、強く傾
斜した背面４７の上をすべる。

スライダ４１は後側に切欠部４８を具備する。
この切欠部４８と、ケースに固設した受座の間に
圧縮ばね４９が緊定される。

またスライダ４１は、横方向に走る溝穴から成
る窓４２を具備する。クランク状の操作レバー５
１のクランクピン５０がこの窓４２に係合する。
クランク状の操作レバー５１の支持部５２は、第
１１図と第１２図で明らかなように、ケース３
８，３９の上側蓋壁に支承される。クランク状ロ
ツク解除レバー５１の操作レバー５３は、ケース
の上側蓋壁の扇形切欠部５４の中に配設される。

ケース３８，３９は固定フランジ５６から成る
段部５７を具備し、設段部５７は接続される家具
部材５８に対する停止面をなす。

ケース両半分３８，３９は第１９図および第２
０図で明らかなように、心決めと相互の良好な連
結のために、ピンおよび対応する空欠部を具備す
る。ケースの蓋壁は段差区域に入口５５を具備す
る。その直径は金属部材３６の頭部６の直径に相
当する。この入口５５の中にロツキング部材４５
の斜面４７があるから、金具部材３６の頭部６を
ばね４９の力に抗して押込むと、スライダ４１が
押戻され、ロツキング部材４５が頭部の背後でロ
ツキング位置に弾着される。

【図面の簡単な説明】

第１図はロツキング位置にある継手金具の第１
実施例の縦断面図、第２図は第１図−線に沿
つた継手金具の水平断面図、第３図は第１図およ
び第２図による継手金具のロツキングレバーの斜
視図、第４図は第１図および第２図による継手金
具のロツク解除レバーの斜視図、第５図は共通の
ブシユの中にねじ込まれた、拡がつた頭部を有す
るピン形金具部材の側面図、第６図はロツキング
レバーを具備する、第１図および第２図による金
具部材の平面図、第７図および第８図はロツキン
グレバーを具備する金具部材の、中央で分割され
たケースの側面図、第９図は接合する直前のケー
ス両半分の平面図、第１０図は第９図によるケー
ス両半分の前面図、第１１図はロツキング位置の
継手金具の第２実施態様の縦断面図、第１２図は
スライダを具備する、ロツク解除位置の、第１１
図と同様の図、第１３図は第１１図−線
による継手金具の水平断面図、第１４図は拡がつ
た頭部を具備するピン形金具部材の側面図、第１
５図はスライダの前面図、第１６図は第１５図に
よるスライダの平面図、第１７図はクランク状開
放レバーの斜視図、第１８図はスライダを具備す
るケース部分の平面図、第１９図は中央で分割さ
れた、第１８図によるケース部分の側面図、第２
０図は接合する直前のケース部分の平面図を示
す。 １……ピン形金具部材、２……ケース形金具部
材、５……軸柄部、６……頭部、１７……ロツキ
ングレバー、２０……かぎ形端部、２２……ば
ね、２５……かぎ形端部の外側、２９……ロツキ
ングレバー旋回装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 連結される家具部材のそれぞれ一方に固定し
   うる２個の金具部材から成り、その一方の、ピン
   形および拡がつた頭部を具備する部材を他方の部
   材の空欠部に、金具部材および、または家具部材
   のストツプに達するまで差込むことができ、他方
   の部材が金具部材の相互のロツキングのために、
   頭部の背後に二又状に張出す、ばね仕掛のロツキ
   ング部材を具備する、２個の好ましくは直角に突
   合わせられる板状家具部材の着脱自在な連結のた
   めの継手金具において、ロツキング部材が当該の
   金具部材２に旋回自在に支承されたロツキングレ
   バー１７から成り、該レバーが二又のかぎ形端部
   ２０を有し、ロツキングレバー１７の端部２０が
   ロツキング位置でピン形部材１の軸板部５を取囲
   み、その頭部６の背後に張出し、かぎ形端部２０
   の外側２５が曲線状またはくさび形に斜切され、
   この斜切された部分が頭部６の差込み方向にあ
   り、かつばね２２の力に抗してロツキングレバー
   １７をロツク解除位置に旋回するための装置２９
   が設けられていることを特徴とする継手金具。 ２ 互いに連結される金具および（または）家具
   部材１，２が突合わされるロツキング位置で、か
   ぎ形端部２０の背面２６が頭部６の後側８に鋭角
   をなして当接することを特徴とする、特許請求の
   範囲第１項に記載の継手金具。 ３ 頭部６の後側８を円錐台状または横断面で見
   て曲線状に形成したことを特徴とする、特許請求
   の範囲第１項または第２項に記載の継手金属。 ４ 頭部６の側縁が背面２６の基部２７との間に
   まだ間隔を有する領域で、頭部６の後側８がかぎ
   形部分の背面に支えられることを特徴とする、特
   許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１項
   に記載の継手金具。 ５ ロツキングレバー１７がつぼ形ケース１３，
   １４の中に、その軸方向中心線と平行の連結ピン
   １６を中心に旋回自在に支承され、上記ケースに
   よつて完全に取囲まれていることを特徴とする、
   特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか１
   項に記載の継手金具。 ６ ロツキングレバー１７が双腕形に構成され、
   ばね２２が、かぎ形部分２０を支持する腕と対向
   する腕２１に作用することを特徴とする、特許請
   求の範囲第１項ないし第５項のいずれか１項に記
   載の継手金具。 ７ ばね２２が圧縮ばねであつて、ケースに固設
   したばね受２３とレバーの腕２１の間に緊定され
   ていることを特徴とする、特許請求の範囲第１項
   ないし第６項のいずれか１項に記載の継手金具。 ８ ロツキングレバーが鉄板押抜品から成り、歯
   形のかぎ形部分２０が中央の腹板部分２４から脚
   部としてＵ字形に折曲げられていることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１項ないし第７項のいず
   れか１項に記載の継手金具。 ９ ロツキングレバーを旋回する装置が、ケース
   １３，１４内に旋回自在に支承されたピン２８か
   ら成り、該ピンがロツキングレバー１７に作用す
   るレバー状の突子３０と、端部側にはケースのカ
   バープレート上にある操作レバ３２とを着持する
   ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし
   第８項のいずれか１項に記載の継手金具。 １０ 突子３０がロツク解除位置でロツキングレ
   バー１７に対して、このレバーに自己ロツクして
   支えられるような角位置をとることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項ないし第９項のいずれ
   か１項に記載の継手金具。 １１ 操作レバー３２がケースのカバープレート
   の扇形切欠部３３に配設されていることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１項ないし第１０項のい
   ずれか１項に記載の継手金具。 １２ ロツキングレバーのケース１３，１４が前
   側を扁平にした円筒状に構成され、扁平な前側の
   中心を通る軸方向中心平面で分割されることを特
   徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第１０項
   のいずれか１項に記載の継手金具。 １３ 扁平な前側に、頭部６の直径に相当する開
   口３５を設けたことを特徴とする、特許請求の範
   囲第１２項に記載の継手金具。 １４ ケースの半分１３が下方に開いた、圧縮ば
   ね２２を横に通す隔室を具備することを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１２項に記載の継手金具。 １５ 第２のピン状部分１の固定のために、貫通
   孔に挿着しうるブシユ３４を設け、このブシユの
   中にピン状部分のメートルねじを両側からねじ込
   むことができることを特徴とする、特許請求の範
   囲第１項ないし第１４項のいずれか１項に記載の
   継手金具。 １６ 連結される家具部材のそれぞれ一方に固定
   しうる２個の金具部材から成り、その一方の、ピ
   ン形および拡がつた頭部を具備する部材を他方の
   部材の空欠部に、金具部材および、または家具部
   材のストツプに達するまで差込むことができ、他
   方の部材が金具部材の相互のロツキングのため
   に、頭部の背後に二又状に張出す、ばね仕掛のロ
   ツキング部材を具備する、２個の好ましくは直角
   に突合わせられる板状家具部材の着脱自在な連結
   のための継手金具において、ロツキング部材がそ
   れ自体公知のくさび形スライダ４１から成り、受
   け面４６に対向するスライダ側面４７もまたくさ
   び形に斜切され、スライダ４１のケースに頭部６
   を差込む方向にあり、かつばね力に抗してスライ
   ダ４１を開放位置に移動するロツク解放装置５１
   が設けられていることを特徴とする継手金具。 １７ 受け面４６を具備するスライダ４１の部分
   ４５が歯形に形成され、ケース３８，３９の案内
   ４４の中を摺動しうるすべり板４１に直角に固定
   されていることを特徴とする、特許請求の範囲第
   １６項に記載の継手金具。 １８ ピン形部分３６の軸板部を二又状に取囲む
   ２個の歯形部分４５が設けられていることを特徴
   とする、特許請求の範囲第１６項または第１７項
   に記載の継手金具。 １９ スライダ４１に作用する圧縮ばね４９が、
   ケースの盲孔状凹陥部に保持されることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１６項ないし第１８項の
   いずれか１項に記載の継手金具。 ２０ スライダのケースが円環形円筒に形成さ
   れ、スライダ４１が半径方向直径平面に摺動自在
   に案内されることを特徴とする、特許請求の範囲
   第１６項ないし第１９項のいずれか１項に記載の
   継手金具。 ２１ ロツク解除装置４１がケース３８，３９の
   上側カバープレートに旋回自在に支承されるクラ
   ンクから成り、そのクランクピン５０がスライダ
   ４１の長溝穴４２に係合し、ケースのカバープレ
   ートの上側にある操作レバー５３によつて旋回さ
   せられることを特徴とする、特許請求の範囲第１
   ６項ないし第２０項のいずれか１項に記載の継手
   金具。 ２２ 操作レバー５３がケース３８，３９の上側
   カバープレートの扇形切欠部５４にあることを特
   徴とする、特許請求の範囲第２１項に記載の継手
   金具。