JP4628515B2 - 連結具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は連結具に関すもので、より詳しくは、例えばコンクリート部材相互を連結する場合に、その両部材の接合部に固設して、両コンクリート部材を相互に近接することにより部材相互を連結できる連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばコンクリート部材などの連結部材相互をボルト及びナットで連結する方式があるが、この方式ではボルトの挿通作業とナットの回転作業が必要であり、狭い場所でのこの作業が困難である上に、多数のボルト及びナットで連結する場合は、その連結に時間がかかり非能率的である。
【0003】
そのため、ナット内に分割されたセグメントを設け、ボルトを回転することなくナット内へ挿入することで連結できるようにした連結具も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のようなセグメントを有するナットと、該ナットに挿通するボルトで構成される連結具においては、例えば大型のコンクリート部材相互を連結する場合には、連結力を高めるためにそのボルト及びナットの直径を大きくする必要がある。このような直径の大きいボルト及びナットを使用するには、連結部材におけるボルト及びナットを埋設的に固設する部分の肉厚を大きくする必要がある。すなわち、連結部材における連結部(接合部)の肉厚を大きくする必要がある。
【0005】
そのため、連結部材における連結部(接合部)が薄い場合には前記のボルト及びナット方式の連結具が使用できない。
【0006】
そこで本発明は、連結部材を相互に近接することで容易に連結でき、かつ、薄肉の連結部(接合部)にも設置できる連結具を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、一方の連結部材(1)に固着される雄型連結金具(3)と、他方の連結部材(2)に固着される雌型連結金具(11)とからなり、前記雄型連結金具(3)には一方の連結部材(1)の接合端面(1a)から突出する板状の連結片(5)を有し、かつ、該連結片(5)の両側を、先部に至るにつれて拡幅するテーパ面(8)に形成し、
前記雌型連結金具(11)には、前記連結片(5)が挿入する扁平状の連結片挿入室(13)を、その両側面が奥に向って拡開するテーパ面(14)にして形成し、該連結片挿入室(13)の両側には、該室の前記テーパ面(14)に沿って前後方向に移動する板状の係止部材(15)(16)を設け、更に、該係止部材(15)(16)を前方へ付勢する付勢手段(21)(22)を設けて、該雌型連結金具(11)を扁平状に形成し、
前記雄型連結金具(3)の連結片(5)を雌型連結金具(11)の連結片挿入室(13)へ挿入することにより、該連結片(5)の両側テーパ面(8)と前記連結片挿入室(13)の両側テーパ面(14)間に前記係止部材(15)(16)が介在して連結片(5)の抜け外れを阻止するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項記載の第の発明は、一方の連結部材(1)に固着される雄型連結金具(3)と、他方の連結部材(2)に固着される雌型連結金具(11)とからなり、前記雄型連結金具(3)には一方の連結部材(1)の接合端面(1a)から突出する板状の連結片(5)を有し、かつ、該連結片(5)の両側をねじ歯様の凹凸(50)に形成し、
前記雌型連結金具(11)には、前記連結片(5)が挿入する扁平状の連結片挿入室(13)を、その両側面が奥に向って拡開するテーパ面(14)にして形成し、該連結片挿入室(13)の両側には、該室の前記テーパ面(14)に沿って前後方向に移動する板状の係止部材(15)(16)を設け、該係止部材(15)(16)の内側面には前記連結片(5)のねじ歯様の凹凸(50)に噛合するねじ歯様の凹凸(51)を形成し、更に、該係止部材(15)(16)を前方へ付勢する付勢手段(21)(22)を設けて、該雌型連結金具(11)を扁平状に形成し、
前記雄型連結金具(3)の連結片(5)を雌型連結金具(11)の連結片挿入室(13)へ挿入することにより、該連結片(5)と前記連結片挿入室(13)の両側テーパ面(14)間に前記係止部材(15)(16)が介在して連結片(5)の抜け外れを阻止するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項記載の第の発明は、一方の連結部材(1)に固着される雄型連結金具(3)と、他方の連結部材(2)に固着される雌型連結金具(11)とからなり、前記雄型連結金具(3)には一方の連結部材(1)の接合端面(1a)から突出する板状の連結片(5)を有し、かつ、該連結片(5)の両側をのこぎり刃状の凹凸(60)に形成し、
前記雌型連結金具(11)には、前記連結片(5)が挿入する扁平状の連結片挿入室(13)を、その両側面が奥に向って拡開するテーパ面(14)にして形成し、該連結片挿入室(13)の両側には、該室の前記テーパ面(14)に沿って前後方向に移動する板状の係止部材(15)(16)を設け、該係止部材(15)(16)の内側面には前記連結片(5)ののこぎり刃状の凹凸(60)に噛合するのこぎり刃状の凹凸(61)を形成し、更に、該係止部材(15)(16)を前方へ付勢する付勢手段(21)(22)を設けて、該雌型連結金具(11)を扁平状に形成し、
前記雄型連結金具(3)の連結片(5)を雌型連結金具(11)の連結片挿入室(13)へ挿入することにより、該連結片(5)と前記連結片挿入室(13)の両側テーパ面(14)間に前記係止部材(15)(16)が介在して連結片(5)の抜け外れを阻止するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項記載の第の発明は、一方の連結部材(1)に固着される雄型連結金具(3)と、他方の連結部材(2)に固着される雌型連結金具(11)とからなり、前記雄型連結金具(3)には一方の連結部材(1)の接合端面(1a)から突出する板状の連結片(5)を有し、かつ、該連結片(5)の両側を、先部に至るにつれて拡幅するテーパ面(8)に形成し、
前記雌型連結金具(11)には、前記連結片(5)が挿入する扁平状の連結片挿入室(13)を設け、該連結片挿入室(13)内の両側には板状の係止部材(15)(16)を回転自在に設けるとともにその内側面に前記連結片(5)のテーパ面(8)に係止するテーパ面(15a)(16a)を形成し、
更に、連結片挿入室(13)内の奥部には板状の作動レバー(94)(95)を回動可能に設け、更に前記係止部材(15)(16)の背部に挿入するロック片(97)(98)を設け、
前記係止部材(15)(16)と作動レバー(94)(95)とロック片(97)(98)との関係を、前記連結片(5)を連結片挿入室(13)内へ挿入した場合に、連結片(5)によって作動レバー(94)(95)が動き、ロック片(97)(98)が係止部材(15)(16)の背部に挿入されて係止部材(15)(16)を閉作動してそのテーパ面(15a)(16a)を連結片(5)のテーパ面(8)に係止させるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図に示す実施例に基いて本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1乃至図3に示す第1実施例について説明する。
【0015】
図1乃至図3において、1は一方の連結部材、2は他方の連結部材で、これらの連結部材1,2は、例えば相互に連結するコンクリート製品である。
【0016】
前記一方の連結部材1には金属製の雄型連結金具3が固設されている。該雄型連結金具3は、一方の連結部材1内に埋設される軸部4と、一方の連結部材1の接合側端面1aより突出する連結片5とからなり、これらがプレス或いは鍛造で一体に形成されている。更に、その軸部4の奥端には両側方へ膨出した係止部6が一体形成されている。更に軸部4の外周には図2に示すように、ゴム等の弾性材料からなる筒状の吸震部材7が嵌合して設けられており、コンクリート部材などの連結部材1内に埋設された軸部4と連結片5が、係止部6側を中心として連結片5側が軸芯X−Xに対して直交する方向へ若干移動できるようになっている。
【0017】
前記連結片5は、その幅が先に至る程漸次増大するようにその両側面が先に向って外側へ開いたテーパ面8,8に形成され、かつその両テーパ面8,8の先端からは逆に内側へ向って幅が漸次縮小する逆テーパ面9,9に形成されている。
連結片5の基部側の両側には鍔部10が形成されている。
【0018】
前記軸部4と連結片5と係止部6は板状に形成され、実施例では図3に示すようにその板厚d1 を約10mmに設定し、図2に示すように軸部4の幅W1 を約30mmに設定し、連結片5の先端拡幅部9aの幅と鍔部10の幅W2 を約40mmに設定し、更に連結片5の縮幅部9bのW3 を約25mmに設定した。なお、軸部4と係止部6は丸棒で形成してもよい。
【0019】
他方の連結部材2には雌型連結金具11が、その一端面を他方の連結部材2の接合端面2aに露出させて埋設されている。
【0020】
雌型連結金具11を構成する主体部12は金属で形成され、その主体部12には、前記接合端面2aに開口する矩形の開口部13aが形成されている。該開口部13aの開口形状は、前記板状の連結片5が一ぱいに挿入できる矩形に形成されている。
【0021】
前記開口部13aの奥部には、連結片挿入室13が形成されているとともに挿入される連結片5の幅方向における連結片挿入室13の両内壁面が、奥部に至るについて拡がるテーパ面14,14に形成されている。また、このテーパ面14,14の軸芯X−Xに対する傾斜角と、前記連結片5のテーパ面8,8の軸芯X−Xに対する傾斜角との関係は、その後者よりも前者の方が大きく設定されている。
【0022】
更に、連結片挿入室13は、これに連結片5を図2に示すように挿入した場合に連結片5のテーパ面8と連結片挿入室13のテーパ面14との間に、後述の係止部材15,16が介在する空間と、この空間の奥部に位置して係止部材15,16が後退できる空間17,18とを有する。また、前記の連結片挿入室13は、連結片5の板厚d1 の寸法とほぼ同様の寸法の扁平な空間に形成されている。
【0023】
前記連結片挿入室13内の両側部には、前記開口部13a側が縮径する楔状の係止部材15,16が、テーパ面14に沿って進退自在に備えられている。この係止部材15,16は、これに形成した案内長穴19に主体部12側の案内ピン20を挿入して、テーパ面14に沿って移動するようになっている。更に、該係止部材15,16は金属の平板で形成されている。
【0024】
前記空間17,18内には付勢手段であるスプリング21,22が収納され、前記の係止部材15,16を常時開口部13a方向へ付勢している。
【0025】
前記雌型連結具11は、図1及び図3に示すように、前記の空間13,17,18を形成する凹部を内面に形成した2枚の金属製の表裏板23,24を重合して、これらをビス25で固定して板状(扁平)に形成されている。
【0026】
また、雌型連結具11は、その主体部12の外形を図1及び図2に示すように略ハの字形にして、連結部材2から抜けないようにしている。
【0027】
次に前記実施例の連結作動について説明する。
【0028】
先ず、雄型連結金具3が一方のコンクリート製の連結部材1に埋設的に固着され、雌型連結金具11が他方のコンクリート製の連結部材2に埋設的に固着され、これら両連結部材1,2が相互に分離している状態、すなわち図1に示すように連結片5が雌型連結金具11より抜けている状態からの連結について説明する。
【0029】
両連結部材1,2を相互に近接して連結片5を開口部13aから挿入すると、先ず、図1に示す位置にある係止部材15,16の先細側先端部に連結片5の逆テーパ面9が当って係止部材15,16がスプリング21,22の付勢力に抗して奥部へ移動する。この係止部材15,16の移動は案内長穴19とピン20によってテーパ面14に沿って移動し、両係止部材15,16の対向間距離が漸次長く(広く)なる。
【0030】
そして、連結片5が図2の位置まで挿入され、両係止部材15,16における先細側先端部の対向間距離が連結片5の先端拡幅部9aの幅寸法より広くなると、両係止部材15,16はスプリング21,22の付勢力によって開口部13a側へ押し移動され、図2の位置へ進出する。これにより、両係止部材15,16が主体部12のテーパ面14と連結片5のテーパ面8との間に楔のように介在し、連結片5の抜けを確実に阻止し、両連結部材1,2が連結される。
【0031】
したがって、両連結部材1,2を連結する際には、連結片5を開口部13aの前部に位置させて両連結部材1,2を相対的に近接させるのみでよく、ボルト及びナットを使用する連結に比べて連結作業が容易に行える。
【0032】
また、雄型連結金具3と雌型連結金具11は共に図1及び図3に示すように板状に扁平に形成されているため、これら両連結金具3,11を薄い連結部材1,2に埋設して薄い部材の相互の連結に使用でき、また、連結部材を薄肉の部分で連結したい場合にも適用できる。
【0033】
図4は第2実施例を示す。
【0034】
本第2実施例は、雌型連結金具11を、前記の連結片挿入室13などの室に該当する部分を欠除した中板30と、表裏板31,32の3枚の金属板を重合して形成したものである。
【0035】
その他の構造は前記実施例と同様であるため、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0036】
本第2実施例においても前記第1実施例と同様の作用、効果を奏する。
【0037】
図5及び図6は第3実施例を示す。
【0038】
本第3実施例は、雌型連結金具11の連結部材2への固着手段の変形例で、雌型連結金具11の後部に止着用ボルト40を螺着固定し、その止着用ボルト40の頭部41をコンクリートなどの連結部材2に埋設係合することにより、雌型連結金具11を連結部材2に固着するようにしたものである。また、雄型連結金具3側の係止部6もナットと座板で形成したものである。
【0039】
その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、同様の部分に前記第1実施例と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0040】
図7は第4実施例を示す。
【0041】
本第4実施例は前記第1実施例における係止部材15,16を楔型とせず方形状の板材とし、かつ連結片5のテーパ面8を主体部12のテーパ面14と略平行に形成したものである。その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0042】
本第2実施例においても前記第1実施例と同様の作用、効果を奏する。
【0043】
図8は第5実施例を示す。
【0044】
本第5実施例は、前記第1実施例における雄型連結金具3の連結片5と雌型連結金具11の係止部材15,16の変形例で、前記連結片5のテーパ面8の代わりに図8のようなねじ歯様の凹凸50を形成し、前記係止部材15,16の内側テーパ面の代わりに、前記凹凸50に噛合するねじ歯様の凹凸51を形成したものである。
【0045】
その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、前記と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0046】
本第5実施例においても前記第1実施例と同様の作用、効果を奏するが、特に連結片5と係止部材15,16との係止が高くなる。
【0047】
図9は第6実施例を示す。
【0048】
本第6実施例は、前記第5実施例における凹凸部50,51を、のこぎり刃様の凹凸部60,61に形成したものである。
【0049】
その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、前記と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0050】
本第6実施例においても前記第5実施例と同様の作用、効果を奏する。
【0051】
図10は第7実施例を示す。
【0052】
本第7実施例は、前記各実施例のコイルスプリングの代わりに板ばねを使用したものである。
【0053】
すなわち、前記の係止部材15,16の後端に円弧状の板ばね71の一端を固着して備え、該板ばね71の他端を前記の連結片5に係合するようにしたものである。また、雌型連結金具11側には前記板ばね71に係合する係合部材72が図のように設けられている。
【0054】
その他の構造は前記第4実施例(図7)と同様であるため、前記と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0055】
本第7実施例においては、その板ばね71が前記実施例のスプリング21,22と同様の作用をし、前記実施例と同様の作用、効果が得られる。
【0056】
図11は第8実施例を示す。
【0057】
本第8実施例は、前記第7実施例における連結片5の形状を略円板状にし、これに係合する両係止部材15,16を円弧状に形成したものである。
【0058】
本第8実施例においても、前記第7実施例と同様の作用、効果を奏する。
【0059】
なお、前記の各実施例におけるスプリング21,22、板ばね71の代わりにゴムなどの弾性材を使用してもよい。
図12は第9実施例を示す。
【0060】
本第9実施例は、前記各実施例のような移動する係止部材15,16及びスプリング21,22(板ばね71)を設けないで連結するようにしたものである。
【0061】
すなわち、雄型連結金具3の連結片5の両側に図のような膨出部81を形成し、中央部に先端が開口するように切断されたスリット82を形成している。また、雌型連結金具11には、先部が拡開するテーパ状の開口部13aが形成され、その奥部に突部83からなる狭搾部84と、その奥部の両側に位置して形成した拡幅空間85からなる連結片挿入室86が形成され、奥部中央部に楔状の突部87が形成されている。そして、図12のような分離状態から連結片5を開口部13aより挿入すると、連結片5は、その膨出部81が突部83に当ってスリット82側へ変形して縮小しながら進入し、その後、スリット82に突部83が食い込み、両膨出部81,81が両側拡幅空間85,85内に拡開する。これにより、両膨出部81,81が突部83,83に係止してピン5の抜けが阻止され、雄型連結金具3と雌型連結金具11とが連結される。
【0062】
本第9実施例における連結片5も前記実施例と同様に金属の平板で形成され、また、雌型連結金具11も前記実施例と同様に扁平に形成されている。
【0063】
本第9実施例においても前記実施例と同様の効果を奏する。
【0064】
図13は第10実施例を示す。
【0065】
本第10実施例は、前記第9実施例における連結片5の膨出部81と雌型連結金具11の連結片挿入室86及び拡幅空間85の形状を図のように変形したものである。
【0066】
本第10実施例においても前記第9実施例と同様の作用、効果を奏する。
【0067】
なお、前記図10乃至図13に示す実施例においても連結片挿入室13,86の表裏は、前記実施例と同様に閉塞されている。
【0068】
図14及び図15は第11実施例を示す。
【0069】
本第11実施例において、一方の連結部材1には雄型連結金具3が、その基部側を埋設して固設され、該雄型連結金具3には一方の連結部材1の接合端面1aより突出する連結片5が設けられている。連結片5は金属製で板状に形成され、その両側を先部に至るにつれて拡幅するテーパ面8に形成するとともに先端に係合部91が一体形成されている。
【0070】
他方の連結部材2には雌型連結金具11が、その開口部13aを他方の連結部材2の接合端面2aに開口して埋設されている。前記開口部13aの奥部における主体部12内には連結片挿入室13が形成されている。該連結片挿入室13内には、その両側に位置して一対の係止部材15,16が、ピン92を中心として回動可能に対向して備えられている。該係止部材15,16は板状に形成されているとともにその内側に、前記連結片5側のテーパ面8に係止するテーパ面15a,16aが形成されている。
【0071】
連結片挿入室13の奥部両側には、ピン93を中心として回動する一対の板状の作動レバー94,95が備えられており、該両作動レバー94,95には長穴96が形成されている。
【0072】
前記係止部材15,16の背面15b,16bと主体部12の内面12a間にはロック片97,98が摺動可能に配置されており、該ロック片97,98に設けたピン99が前記作動レバー94,95の長穴96に遊嵌されている。
【0073】
以上の構成によって、雌型連結金具11は扁平状に形成されている。また、連結片挿入室13の表裏は前記実施例と同様に閉塞されている。
【0074】
本第11実施例の作用について説明する。
【0075】
図14に示すように、下方に位置する雌型連結金具11の一対の係止部材15,16が図のように開いた状態で、ロック片97,98が自重で下降し、作動レバー94,95が図のように倒れている状態において、連結部材1とともに雄型連結金具3を下降させてその連結片5を雌型連結金具11の開口部13aから挿入すると、その連結片5が連結片挿入室13内を下降し、その先端の係合部91が作動レバー94,95の内側端部94a,95aを下方へ押し移動する。
【0076】
これにより、作動レバー94,95は夫々ピン93を中心として回動し、長穴96とピン99の係合により、両ロック片97,98を押し上げる。両ロック片97,98が上昇すると、図14の状態にあった両係止部材15,16が両ロック片97,98に押されてピン92を中心として上側が内方へ移動するように閉じ回動し、そのテーパ面15a,16aが、前記のように下降した連結片5のテーパ面8部に図15に示すように嵌合係止する。また、両ロック片97,98は、主体部12と係止部材15,16間に圧入されてその自重での落下が阻止されるため、両係止部材15,16の閉状態が保持される。
【0077】
したがって、両連結部材1,2、すなわち雄型連結金具3と雌型連結金具11に、相互に離間する方向に力が作用しても連結片5が両係止部材15,16に係止して両部材1,2の離間が阻止される。
【0078】
【発明の効果】
以上のようであるから、本発明の連結具を連結部材に固設することにより、一方の連結部材を他方の部材に近接するのみで両部材を連結でき、連結作業が容易になる。
【0079】
更に、雄型連結金具と雌型連結金具を扁平状に形成したので、薄肉の連結部材或いは連結部(接合部)が薄肉の場合にも本発明の連結具を使用して連結できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】図1の平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【図3】図1の側面図。
【図4】本発明の第2実施例を示す斜視図。
【図5】本発明の第3実施例を示す平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【図6】図5の側面図。
【図7】本発明の第4実施例を示す平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【図8】本発明の第5実施例を示す斜視図。
【図9】本発明の第6実施例を示す斜視図。
【図10】本発明の第7実施例を示す平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【図11】本発明の第8実施例を示す平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【図12】本発明の第9実施例を示す平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【図13】本発明の第10実施例を示す平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【図14】本発明の第11実施例を示す分離状態の平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【図15】図14の実施例における連結状態を示す平面図で、雌型連結金具の表板を外した図。
【符号の説明】
1,2 連結部材
1a,2a 接合端面
3 雄型連結金具
5 連結片
8,14 テーパ面
11 雌型連結金具
13 連結片挿入室
15,16 係止部材
21,22,71 付勢手段
50,51,60,61 凹凸
81 膨出部
82 スリット
85 拡幅空間
86 連結片挿入室
87 突部
94,95 作動レバー
97,98 ロック片

Claims (4)

  1. 一方の連結部材(1)に固着される雄型連結金具(3)と、他方の連結部材(2)に固着される雌型連結金具(11)とからなり、前記雄型連結金具(3)には一方の連結部材(1)の接合端面(1a)から突出する板状の連結片(5)を有し、かつ、該連結片(5)の両側を、先部に至るにつれて拡幅するテーパ面(8)に形成し、
    前記雌型連結金具(11)には、前記連結片(5)が挿入する扁平状の連結片挿入室(13)を、その両側面が奥に向って拡開するテーパ面(14)にして形成し、該連結片挿入室(13)の両側には、該室の前記テーパ面(14)に沿って前後方向に移動する板状の係止部材(15)(16)を設け、更に、該係止部材(15)(16)を前方へ付勢する付勢手段(21)(22)を設けて、該雌型連結金具(11)を扁平状に形成し、
    前記雄型連結金具(3)の連結片(5)を雌型連結金具(11)の連結片挿入室(13)へ挿入することにより、該連結片(5)の両側テーパ面(8)と前記連結片挿入室(13)の両側テーパ面(14)間に前記係止部材(15)(16)が介在して連結片(5)の抜け外れを阻止するようにしたことを特徴とする連結具。
  2. 一方の連結部材(1)に固着される雄型連結金具(3)と、他方の連結部材(2)に固着される雌型連結金具(11)とからなり、前記雄型連結金具(3)には一方の連結部材(1)の接合端面(1a)から突出する板状の連結片(5)を有し、かつ、該連結片(5)の両側をねじ歯様の凹凸(50)に形成し、
    前記雌型連結金具(11)には、前記連結片(5)が挿入する扁平状の連結片挿入室(13)を、その両側面が奥に向って拡開するテーパ面(14)にして形成し、該連結片挿入室(13)の両側には、該室の前記テーパ面(14)に沿って前後方向に移動する板状の係止部材(15)(16)を設け、該係止部材(15)(16)の内側面には前記連結片(5)のねじ歯様の凹凸(50)に噛合するねじ歯様の凹凸(51)を形成し、更に、該係止部材(15)(16)を前方へ付勢する付勢手段(21)(22)を設けて、該雌型連結金具(11)を扁平状に形成し、
    前記雄型連結金具(3)の連結片(5)を雌型連結金具(11)の連結片挿入室(13)へ挿入することにより、該連結片(5)と前記連結片挿入室(13)の両側テーパ面(14)間に前記係止部材(15)(16)が介在して連結片(5)の抜け外れを阻止するようにしたことを特徴とする連結具。
  3. 一方の連結部材(1)に固着される雄型連結金具(3)と、他方の連結部材(2)に固着される雌型連結金具(11)とからなり、前記雄型連結金具(3)には一方の連結部材(1)の接合端面(1a)から突出する板状の連結片(5)を有し、かつ、該連結片(5)の両側をのこぎり刃状の凹凸(60)に形成し、
    前記雌型連結金具(11)には、前記連結片(5)が挿入する扁平状の連結片挿入室(13)を、その両側面が奥に向って拡開するテーパ面(14)にして形成し、該連結片挿入室(13)の両側には、該室の前記テーパ面(14)に沿って前後方向に移動する板状の係止部材(15)(16)を設け、該係止部材(15)(16)の内側面には前記連結片(5)ののこぎり刃状の凹凸(60)に噛合するのこぎり刃状の凹凸(61)を形成し、更に、該係止部材(15)(16)を前方へ付勢する付勢手段(21)(22)を設けて、該雌型連結金具(11)を扁平状に形成し、
    前記雄型連結金具(3)の連結片(5)を雌型連結金具(11)の連結片挿入室(13)へ挿入することにより、該連結片(5)と前記連結片挿入室(13)の両側テーパ面(14)間に前記係止部材(15)(16)が介在して連結片(5)の抜け外れを阻止するようにしたことを特徴とする連結具。
  4. 一方の連結部材(1)に固着される雄型連結金具(3)と、他方の連結部材(2)に固着される雌型連結金具(11)とからなり、前記雄型連結金具(3)には一方の連結部材(1)の接合端面(1a)から突出する板状の連結片(5)を有し、かつ、該連結片(5)の両側を、先部に至るにつれて拡幅するテーパ面(8)に形成し、
    前記雌型連結金具(11)には、前記連結片(5)が挿入する扁平状の連結片挿入室(13)を設け、該連結片挿入室(13)内の両側には板状の係止部材(15)(16)を回転自在に設けるとともにその内側面に前記連結片(5)のテーパ面(8)に係止するテーパ面(15a)(16a)を形成し、
    更に、連結片挿入室(13)内の奥部には板状の作動レバー(94)(95)を回動可能に設け、更に前記係止部材(15)(16)の背部に挿入するロック片(97)(98)を設け、
    前記係止部材(15)(16)と作動レバー(94)(95)とロック片(97)(98)との関係を、前記連結片(5)を連結片挿入室(13)内へ挿入した場合に、連結片(5)によって作動レバー(94)(95)が動き、ロック片(97)(98)が係止部材(15)(16)の背部に挿入されて係止部材(15)(16)を閉作動してそのテーパ面(15a)(16a)を連結片(5)のテーパ面(8)に係止させるようにしたことを特徴とする連結具。
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