JPS63129926A - 生鮮物貯蔵装置 - Google Patents
生鮮物貯蔵装置Info
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- JPS63129926A JPS63129926A JP61276063A JP27606386A JPS63129926A JP S63129926 A JPS63129926 A JP S63129926A JP 61276063 A JP61276063 A JP 61276063A JP 27606386 A JP27606386 A JP 27606386A JP S63129926 A JPS63129926 A JP S63129926A
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Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、野菜、果実等の生鮮物を生産地あるいは流通
段階等において長期間の貯蔵を可能とする生鮮物貯蔵装
置に関する。
段階等において長期間の貯蔵を可能とする生鮮物貯蔵装
置に関する。
従来の技術
生鮮物を貯蔵する手段としては冷蔵貯社が一般的である
が、これに加えてより長期にわたる貯蔵手段として、貯
蔵庫内の空気成分を変える貯蔵がある。つまり、貯蔵庫
内の酸素(02)濃度を減少せしめ、炭酸ガス(C02
)濃度を増加せしめることで生鮮物の呼吸作用を抑制し
、また微生物による変質2分解や酸化等の化学反応も防
止することができることが知られている。
が、これに加えてより長期にわたる貯蔵手段として、貯
蔵庫内の空気成分を変える貯蔵がある。つまり、貯蔵庫
内の酸素(02)濃度を減少せしめ、炭酸ガス(C02
)濃度を増加せしめることで生鮮物の呼吸作用を抑制し
、また微生物による変質2分解や酸化等の化学反応も防
止することができることが知られている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の生鮮物貯蔵装
置の一例について説明する。
置の一例について説明する。
第3図は従来の生鮮物貯蔵装置の系統図を示すものであ
る。1′は貯蔵庫であり、蒸発器2′、コンデ/シング
ユニット3′から成る冷却装置4′を設けている。6′
はプロパンガスボンベであり、炭酸ガス発生装置6′で
前記貯蔵庫1′より導入管7′で導入した空気を供して
燃焼させC3H8+502−3CO2+ 4H20+
6317の反応で発生した燃焼排ガス、すなわち炭酸ガ
ス(Co2)を排出管8′で前記貯蔵庫1′に排出して
いる。9′は炭酸ガス吸着装置で、前記貯蔵庫1′より
導入管10′で導入し、過剰の炭酸ガス(Co2)を吸
着した後、排出管11′で貯蔵庫1′に戻している。1
2′はガスモニターであり貯蔵庫1′内のガス濃度を検
知して炭酸ガス発生装置6′及び炭酸ガス吸着装置9′
を適時コントロールしている。
る。1′は貯蔵庫であり、蒸発器2′、コンデ/シング
ユニット3′から成る冷却装置4′を設けている。6′
はプロパンガスボンベであり、炭酸ガス発生装置6′で
前記貯蔵庫1′より導入管7′で導入した空気を供して
燃焼させC3H8+502−3CO2+ 4H20+
6317の反応で発生した燃焼排ガス、すなわち炭酸ガ
ス(Co2)を排出管8′で前記貯蔵庫1′に排出して
いる。9′は炭酸ガス吸着装置で、前記貯蔵庫1′より
導入管10′で導入し、過剰の炭酸ガス(Co2)を吸
着した後、排出管11′で貯蔵庫1′に戻している。1
2′はガスモニターであり貯蔵庫1′内のガス濃度を検
知して炭酸ガス発生装置6′及び炭酸ガス吸着装置9′
を適時コントロールしている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のような構成では、炭酸ガス発生装
置8′から発生するガスの成分としては炭酸ガスCO2
以外にエチレンやプロピレン等の!果物の貯蔵に有害な
ガスが多量に含有されており、そのガスが直接貯蔵庫1
′内に放出されるため、貯蔵物にしばしば悪影響を与え
ていた。
置8′から発生するガスの成分としては炭酸ガスCO2
以外にエチレンやプロピレン等の!果物の貯蔵に有害な
ガスが多量に含有されており、そのガスが直接貯蔵庫1
′内に放出されるため、貯蔵物にしばしば悪影響を与え
ていた。
本発明は、上記問題点に鑑み、貯蔵に有害なガスを全て
除去し得る生鮮物貯蔵装置を提供するものである。
除去し得る生鮮物貯蔵装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため本発明の生鮮物貯蔵装置は、
生鮮物を貯蔵する貯蔵庫と、この貯蔵庫内へ炭酸ガスを
導入すべく炭素を含有する燃料を燃焼させる燃焼炉と、
この燃焼炉に前記燃料の燃焼に供する空気を前記貯蔵庫
より循環せしめる送風機と、前記燃焼炉から発生する過
剰な炭酸ガスを吸着すべく2基の吸着器とを備え、前記
貯蔵庫の下流に前記燃焼炉を、前記燃焼炉の下流に前記
送風機を、前記送風機の下流に前記2基の吸着器を、前
記吸着器の下流に前記貯蔵庫を環状に配設し、かつ、前
記送風機と前記2基の吸着器とを交互に接続せしめる切
替バルブと、前記2基の吸着器と前記貯蔵庫を交互に接
続せしめる切替バルブと、前記2基の吸着器が吸着した
炭酸ガスを脱着させる送風機と、この送風機と前記2基
の吸着器の下流とを交互に接続せしめる切替バルブと、
前記2基の吸着器の上流と大気と連通ずる排気管とを交
互に接続せしめる切替バルブとを備えてなるものである
。
生鮮物を貯蔵する貯蔵庫と、この貯蔵庫内へ炭酸ガスを
導入すべく炭素を含有する燃料を燃焼させる燃焼炉と、
この燃焼炉に前記燃料の燃焼に供する空気を前記貯蔵庫
より循環せしめる送風機と、前記燃焼炉から発生する過
剰な炭酸ガスを吸着すべく2基の吸着器とを備え、前記
貯蔵庫の下流に前記燃焼炉を、前記燃焼炉の下流に前記
送風機を、前記送風機の下流に前記2基の吸着器を、前
記吸着器の下流に前記貯蔵庫を環状に配設し、かつ、前
記送風機と前記2基の吸着器とを交互に接続せしめる切
替バルブと、前記2基の吸着器と前記貯蔵庫を交互に接
続せしめる切替バルブと、前記2基の吸着器が吸着した
炭酸ガスを脱着させる送風機と、この送風機と前記2基
の吸着器の下流とを交互に接続せしめる切替バルブと、
前記2基の吸着器の上流と大気と連通ずる排気管とを交
互に接続せしめる切替バルブとを備えてなるものである
。
作 用
本発明は、上記構成によって燃焼によって発生するガス
をすべて吸着器を通して貯蔵庫に放出している。この吸
着器の中には、過剰な炭酸ガスCO2を吸着するだけで
なく、エチレン等を吸着する吸着材を充填しているため
、貯蔵に有害なガスをすべて除去し得ることになる。
をすべて吸着器を通して貯蔵庫に放出している。この吸
着器の中には、過剰な炭酸ガスCO2を吸着するだけで
なく、エチレン等を吸着する吸着材を充填しているため
、貯蔵に有害なガスをすべて除去し得ることになる。
実施例
以下本発明の一実施例の生鮮物貯蔵装置について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は、本発明の実施例における生鮮物貯蔵装置の構
成を示すものである。
成を示すものである。
器4、送風機6,6より成る冷却装置7を上部に載架し
ている。前記貯蔵庫1には、庫内に炭酸ガス(Co2)
を充填するための炭酸ガス発生装置8と、燃焼ガスの中
の過剰な炭酸ガス(Co2)を吸着して除去する炭酸ガ
ス吸着装置9が接続されている。炭酸ガス発生装置8は
、貯蔵庫1内の空気を導入する導入管10と、ここで発
生した燃焼ガスを炭酸ガス吸着装置9に導く連結管11
との間に構成され、燃焼炉12及び燃焼ガスの冷却器1
3で構成されている。14は循環用送風機であシ、冷却
器13と炭酸ガス吸着装置9との間の連結管11に設け
、導入管10より貯蔵庫1内の空気を燃焼炉12に導き
、更に燃焼炉12で発生した燃焼ガスを冷却器13で冷
却した後、連結管11により炭酸ガス吸着装置9に導く
。燃焼炉12は、内面に断熱管16を備えた内ケーシン
グ16と、燃焼2次空気を供給するために内ケーシング
16との間に風路17を形成した外ケーシング18と、
断熱管15内で固形燃料19を載置する火格子2゜と、
燃焼空気を加熱して固形燃料19を燃焼させるための着
火用ヒータ21より構成されている。
ている。前記貯蔵庫1には、庫内に炭酸ガス(Co2)
を充填するための炭酸ガス発生装置8と、燃焼ガスの中
の過剰な炭酸ガス(Co2)を吸着して除去する炭酸ガ
ス吸着装置9が接続されている。炭酸ガス発生装置8は
、貯蔵庫1内の空気を導入する導入管10と、ここで発
生した燃焼ガスを炭酸ガス吸着装置9に導く連結管11
との間に構成され、燃焼炉12及び燃焼ガスの冷却器1
3で構成されている。14は循環用送風機であシ、冷却
器13と炭酸ガス吸着装置9との間の連結管11に設け
、導入管10より貯蔵庫1内の空気を燃焼炉12に導き
、更に燃焼炉12で発生した燃焼ガスを冷却器13で冷
却した後、連結管11により炭酸ガス吸着装置9に導く
。燃焼炉12は、内面に断熱管16を備えた内ケーシン
グ16と、燃焼2次空気を供給するために内ケーシング
16との間に風路17を形成した外ケーシング18と、
断熱管15内で固形燃料19を載置する火格子2゜と、
燃焼空気を加熱して固形燃料19を燃焼させるための着
火用ヒータ21より構成されている。
固形燃料19は、純度の高い炭素であり燃焼によりC+
02十N2−Co2+N2 の反応テ燃焼カスは炭酸ガ
ス(CO)と窒素(N2)になる。
02十N2−Co2+N2 の反応テ燃焼カスは炭酸ガ
ス(CO)と窒素(N2)になる。
一方炭酸ガス吸着装置9は、燃焼ガスの中の過剰な炭酸
ガス(Co2)を吸着し、貯蔵庫1外に排出するための
ものである。2基の吸着器22 、23に対し、燃焼ガ
スが交互に循環するように導入管24.25、排出管2
6.27、切替バルブ28゜29で構成されている。吸
着器22.23内には、吸着材30.31が充填されて
おり、炭酸ガス(CO2)を吸着し、吸着能力が低下す
ると、脱着用送風機32によって外気を切替バルブ33
、排出管26.27に接続している導入管34 、35
を通して吸着器22あるいは23に送風し、炭酸ガスを
脱着し、導入管24あるいは26に接続している排出管
36.37、切替バルブ38を通して排気管39より大
気に排気されるよう構成している。
ガス(Co2)を吸着し、貯蔵庫1外に排出するための
ものである。2基の吸着器22 、23に対し、燃焼ガ
スが交互に循環するように導入管24.25、排出管2
6.27、切替バルブ28゜29で構成されている。吸
着器22.23内には、吸着材30.31が充填されて
おり、炭酸ガス(CO2)を吸着し、吸着能力が低下す
ると、脱着用送風機32によって外気を切替バルブ33
、排出管26.27に接続している導入管34 、35
を通して吸着器22あるいは23に送風し、炭酸ガスを
脱着し、導入管24あるいは26に接続している排出管
36.37、切替バルブ38を通して排気管39より大
気に排気されるよう構成している。
例えば、吸着器22が吸着作用、吸着器23が脱着作用
をしている時は、切替バルブ28 、29は、燃焼ガス
が導入管24、吸着器22、排出管26を通過して流れ
る方向に開いており、また、切替バルブ33.38は、
外気が脱着用送風機32によって、導入管36、吸着器
23、排出管37、を通過して流れる方向に開いて、排
気管39より大気に排気される。排気管40は、切替バ
ルブ29と貯蔵庫を接続している。41.42は切替バ
ルブであり各々、貯蔵庫1と燃焼炉12、冷却器13と
送風機14との間に設けられ、かつ連結管43によって
、切替バルブ41.42は接続されている。44は循環
用送風機14の風量を制御するコントローラーであり、
貯蔵庫1内のガス濃度を検知するガスモニター45の信
号に、よって風量は決定する。46はチャンバーであり
、貯蔵庫1と切替バルブ41の間の導入管1oに設けら
れた容器であり、ガスモニター46のサンプリングチュ
ーブ47を接続している。
をしている時は、切替バルブ28 、29は、燃焼ガス
が導入管24、吸着器22、排出管26を通過して流れ
る方向に開いており、また、切替バルブ33.38は、
外気が脱着用送風機32によって、導入管36、吸着器
23、排出管37、を通過して流れる方向に開いて、排
気管39より大気に排気される。排気管40は、切替バ
ルブ29と貯蔵庫を接続している。41.42は切替バ
ルブであり各々、貯蔵庫1と燃焼炉12、冷却器13と
送風機14との間に設けられ、かつ連結管43によって
、切替バルブ41.42は接続されている。44は循環
用送風機14の風量を制御するコントローラーであり、
貯蔵庫1内のガス濃度を検知するガスモニター45の信
号に、よって風量は決定する。46はチャンバーであり
、貯蔵庫1と切替バルブ41の間の導入管1oに設けら
れた容器であり、ガスモニター46のサンプリングチュ
ーブ47を接続している。
以上のように構成された生鮮物貯蔵装置について、第1
図、第2図を用いてその動作を説明する。
図、第2図を用いてその動作を説明する。
貯蔵庫1内の雰囲気は、最初N2=79%。
o2=21%であり、炭酸ガス発生装置8が運転される
と、庫内空気は、循環用送風機14によって導入管10
より、チャンバー46、切替バルブ41を通って燃焼炉
12へ導入され、着火用ヒータ21で加熱された固形燃
料19の燃焼に供される。CO2+N2−CO2+N2
の反応で燃焼ガスは炭酸ガス(Co )と窒素(N2
)になって、冷却器13で冷却した後、連結管11によ
り、切替バルブ42、循環用送風機14を通過し、更に
切替バルブ28、導入管24を通過して吸着器22に入
る。ここで炭酸ガス(CO2)は吸着材3oによって吸
着され窒素(N2)だけが、排出管26、切替バルブ2
9を通過して排気管4oにより、貯蔵庫1へ循環する。
と、庫内空気は、循環用送風機14によって導入管10
より、チャンバー46、切替バルブ41を通って燃焼炉
12へ導入され、着火用ヒータ21で加熱された固形燃
料19の燃焼に供される。CO2+N2−CO2+N2
の反応で燃焼ガスは炭酸ガス(Co )と窒素(N2
)になって、冷却器13で冷却した後、連結管11によ
り、切替バルブ42、循環用送風機14を通過し、更に
切替バルブ28、導入管24を通過して吸着器22に入
る。ここで炭酸ガス(CO2)は吸着材3oによって吸
着され窒素(N2)だけが、排出管26、切替バルブ2
9を通過して排気管4oにより、貯蔵庫1へ循環する。
一定時間が経過すると、燃焼ガスが循環する吸着器22
が吸着器23に切替わるべく、切替バルブ28.29が
切替わり、切替バルブ28、導入管26を通過して吸着
器23に入る。ここで再び炭酸ガス(CO2)は、吸着
材31によって吸着され窒素N2だけが排出管27、切
替バルブ29を通過して排気管4oにより貯蔵庫1へ循
環する。再び一定時間が経過すると吸着器22.23が
切替わり、交互に燃焼ガスが循環する。この間に吸着器
22.23の中に充填された吸着材30.31は、炭酸
ガス(Co2)の吸着能力の限界に達し、燃焼ガスの中
の炭酸ガス(Co2)は吸着しきれなくなり、排気管4
0を通って貯蔵庫1内に排気され、貯蔵庫1内の炭酸ガ
ス(CO2)濃度は徐々に増加し始める。7577/の
大きさの貯蔵庫1で運転開始後約2時間の状態である。
が吸着器23に切替わるべく、切替バルブ28.29が
切替わり、切替バルブ28、導入管26を通過して吸着
器23に入る。ここで再び炭酸ガス(CO2)は、吸着
材31によって吸着され窒素N2だけが排出管27、切
替バルブ29を通過して排気管4oにより貯蔵庫1へ循
環する。再び一定時間が経過すると吸着器22.23が
切替わり、交互に燃焼ガスが循環する。この間に吸着器
22.23の中に充填された吸着材30.31は、炭酸
ガス(Co2)の吸着能力の限界に達し、燃焼ガスの中
の炭酸ガス(Co2)は吸着しきれなくなり、排気管4
0を通って貯蔵庫1内に排気され、貯蔵庫1内の炭酸ガ
ス(CO2)濃度は徐々に増加し始める。7577/の
大きさの貯蔵庫1で運転開始後約2時間の状態である。
この間にも貯蔵庫1内の酸素(02)濃度は最初21%
より減少し続ける。貯蔵庫1内のガス濃度を、酸素(0
2)=5%、炭酸ガス(Co2)=6%、窒素(N2)
=90%を所定の値とすると、貯蔵庫1内の炭酸ガスが
増加して5%に達したことを、ガスモニター45が、チ
ャンバー46内のガスサンプリングを行うことによって
検知すると、炭酸ガス吸着装置9の脱着用送風機32が
運転され、吸着器内の吸着材の再生が開始される。例え
ば、吸着器22が、燃焼ガスが循環して炭酸ガス(C0
2)を吸着していると、吸着器23は、脱着用送風機3
2によって外気が切替バルブ33、導入管35、排出管
27を通過し、吸着材31に送風されるこことによって
炭酸ガス(Co2)が脱着され再生される。これが一定
時間毎に交互に行われるため、貯蔵庫1内の炭酸ガス(
Co2)濃度は所定の6%を維持する。一方酸素(02
)濃度は、その間も燃焼に供せられているため、減少し
続け、10時間後に所定の5%に達し、これをガスモニ
ター46が検知し、炭酸ガス発生装置8及び炭酸ガス吸
着装置9を停止さる。これで、貯蔵庫1内が所定のカス
濃度酸素(02) =5 %、炭酸ガス(C02);6
%、窒素(N2)=90%となり、貯蔵を開始する。酸
素(02)濃度が所定の6%に達したのを検知すると同
時に切替バルブ41.42が、導入管10、連結管43
、連結管11を連通ずるように切替わる。以後、一定時
間毎に循環用送風機14を運転し、チャンバー46内の
ガスをガスモニター45で検知することによって、貯蔵
庫1内に貯蔵している生鮮物の呼吸作用によって発生す
る炭酸ガス(CO2)が所定の6%を越えると炭酸ガス
吸着装置9が働き、所定の濃度になるまで炭酸ガス(C
02)を吸着する。この動作を説明すると、ガスモニタ
ー45が所定の濃度を越えたことを検知すると、循環用
送風機14が運転され、貯蔵庫1内のガスが導入管10
1切替バルブ41、連結管43、切替バルブ42、循環
用送風機14、連結管11、切替バルブ28、導入管2
4を通過して吸着器22に導入され、過剰の炭酸ガス(
CO2)が吸着材3゜に吸着されて、更に、排出管26
、切替バルブ29、排気管40を通過して貯蔵庫1に循
環する。一方吸着器23は、脱着用送風機32によって
外気が切替バルブ33、導入管35、排気管27を通過
し、吸着材31に送風されることによって炭酸ガス(C
02)が脱着され再生される。これが一定時間毎に交互
に行われるため、貯蔵庫1内の炭酸ガス(Co2)濃度
は、所定の濃度にもどる。
より減少し続ける。貯蔵庫1内のガス濃度を、酸素(0
2)=5%、炭酸ガス(Co2)=6%、窒素(N2)
=90%を所定の値とすると、貯蔵庫1内の炭酸ガスが
増加して5%に達したことを、ガスモニター45が、チ
ャンバー46内のガスサンプリングを行うことによって
検知すると、炭酸ガス吸着装置9の脱着用送風機32が
運転され、吸着器内の吸着材の再生が開始される。例え
ば、吸着器22が、燃焼ガスが循環して炭酸ガス(C0
2)を吸着していると、吸着器23は、脱着用送風機3
2によって外気が切替バルブ33、導入管35、排出管
27を通過し、吸着材31に送風されるこことによって
炭酸ガス(Co2)が脱着され再生される。これが一定
時間毎に交互に行われるため、貯蔵庫1内の炭酸ガス(
Co2)濃度は所定の6%を維持する。一方酸素(02
)濃度は、その間も燃焼に供せられているため、減少し
続け、10時間後に所定の5%に達し、これをガスモニ
ター46が検知し、炭酸ガス発生装置8及び炭酸ガス吸
着装置9を停止さる。これで、貯蔵庫1内が所定のカス
濃度酸素(02) =5 %、炭酸ガス(C02);6
%、窒素(N2)=90%となり、貯蔵を開始する。酸
素(02)濃度が所定の6%に達したのを検知すると同
時に切替バルブ41.42が、導入管10、連結管43
、連結管11を連通ずるように切替わる。以後、一定時
間毎に循環用送風機14を運転し、チャンバー46内の
ガスをガスモニター45で検知することによって、貯蔵
庫1内に貯蔵している生鮮物の呼吸作用によって発生す
る炭酸ガス(CO2)が所定の6%を越えると炭酸ガス
吸着装置9が働き、所定の濃度になるまで炭酸ガス(C
02)を吸着する。この動作を説明すると、ガスモニタ
ー45が所定の濃度を越えたことを検知すると、循環用
送風機14が運転され、貯蔵庫1内のガスが導入管10
1切替バルブ41、連結管43、切替バルブ42、循環
用送風機14、連結管11、切替バルブ28、導入管2
4を通過して吸着器22に導入され、過剰の炭酸ガス(
CO2)が吸着材3゜に吸着されて、更に、排出管26
、切替バルブ29、排気管40を通過して貯蔵庫1に循
環する。一方吸着器23は、脱着用送風機32によって
外気が切替バルブ33、導入管35、排気管27を通過
し、吸着材31に送風されることによって炭酸ガス(C
02)が脱着され再生される。これが一定時間毎に交互
に行われるため、貯蔵庫1内の炭酸ガス(Co2)濃度
は、所定の濃度にもどる。
また、生鮮物の呼吸作用によって不足してくる酸素(0
2)が所定の5%以下になると、脱着用送風機32によ
って外気が貯蔵庫1に導入され補給される。導入経路は
脱着用送風機32、切替バルブ33、導入管36、排気
管27、切替バルブ29、排気管40を通過し、貯蔵庫
1に導入される。
2)が所定の5%以下になると、脱着用送風機32によ
って外気が貯蔵庫1に導入され補給される。導入経路は
脱着用送風機32、切替バルブ33、導入管36、排気
管27、切替バルブ29、排気管40を通過し、貯蔵庫
1に導入される。
次に貯蔵を終了し、貯蔵庫1内の生鮮物を取出すために
貯蔵庫1内のガスを換気する動作を説明する。制御盤(
図示せず)に設けた換気スイッチ(図示せず)をONに
することによって循環用送風機14が運転され、貯蔵庫
1内のガスを、導入管10.切替バルブ41、連結管4
3、切替バルブ42、連結管11、切替バルブ28、導
入管26、排出管37切替バルブ38、排気管39を通
過して大気に放出される。同時に脱着用送風機32で外
気を貯蔵庫1内に導入する。その経路は、脱着用送風機
32、切替バルブ33、導入管34、排出管2θ、切替
バルブ29、排気管4oである。
貯蔵庫1内のガスを換気する動作を説明する。制御盤(
図示せず)に設けた換気スイッチ(図示せず)をONに
することによって循環用送風機14が運転され、貯蔵庫
1内のガスを、導入管10.切替バルブ41、連結管4
3、切替バルブ42、連結管11、切替バルブ28、導
入管26、排出管37切替バルブ38、排気管39を通
過して大気に放出される。同時に脱着用送風機32で外
気を貯蔵庫1内に導入する。その経路は、脱着用送風機
32、切替バルブ33、導入管34、排出管2θ、切替
バルブ29、排気管4oである。
循環用送風機14、脱着用送風機32を停止し、切替バ
ルブ28を導入管24と連通ずるように、切替バルブ3
3を導入管34と連通ずるように切替える。
ルブ28を導入管24と連通ずるように、切替バルブ3
3を導入管34と連通ずるように切替える。
以上のように生鮮物を貯蔵する貯蔵庫1と、この貯蔵庫
1内へ炭酸ガスを導入すべく炭素を含有する燃料19を
燃焼させる燃焼炉12と、この燃焼炉12に前記燃料1
9の燃焼に供する空気を前記貯蔵庫1より循環せしめる
送風機14と、前記燃焼炉12から発生する過剰な炭酸
ガスを吸着すべく2基の吸着器22.23とを備え、前
記貯蔵庫1の下流に前記燃焼炉12を、前記燃焼炉12
の下流に前記送風機14を、前記送風機14の下流に前
記2基の吸着器22.23を、前記吸着器22.23の
下流に前記貯蔵庫1を環状に配設し、かつ、前記送風1
4機と前記2基の吸着器22゜23とを交互に接続せし
める切替バルブ28と、前記2基の吸着器22.23と
前記貯蔵庫1を交互に接続せしめる切替バルブ29と、
前記2基の吸着器22.23が吸着した炭酸ガスを脱着
せしめる送風機32と、この送風機32と前記2基の吸
着器22.23の下流とを交互に接続せしめる切替バル
ブ33と、前記2基の吸着器22.23の上流と大気と
連通ずる排気管39とを交互に接続せしめる切替バルブ
38とを設けることによシ、燃焼によって発生するガス
をすべて吸着器22゜23全通して貯蔵庫1に放出して
いる。
1内へ炭酸ガスを導入すべく炭素を含有する燃料19を
燃焼させる燃焼炉12と、この燃焼炉12に前記燃料1
9の燃焼に供する空気を前記貯蔵庫1より循環せしめる
送風機14と、前記燃焼炉12から発生する過剰な炭酸
ガスを吸着すべく2基の吸着器22.23とを備え、前
記貯蔵庫1の下流に前記燃焼炉12を、前記燃焼炉12
の下流に前記送風機14を、前記送風機14の下流に前
記2基の吸着器22.23を、前記吸着器22.23の
下流に前記貯蔵庫1を環状に配設し、かつ、前記送風1
4機と前記2基の吸着器22゜23とを交互に接続せし
める切替バルブ28と、前記2基の吸着器22.23と
前記貯蔵庫1を交互に接続せしめる切替バルブ29と、
前記2基の吸着器22.23が吸着した炭酸ガスを脱着
せしめる送風機32と、この送風機32と前記2基の吸
着器22.23の下流とを交互に接続せしめる切替バル
ブ33と、前記2基の吸着器22.23の上流と大気と
連通ずる排気管39とを交互に接続せしめる切替バルブ
38とを設けることによシ、燃焼によって発生するガス
をすべて吸着器22゜23全通して貯蔵庫1に放出して
いる。
この吸着器22.23の中には、過剰な炭酸ガス(CO
2)を吸着するだけでなく、エチレン等を吸着する吸着
材30.31を充填しているため、貯蔵に有害なガスを
すべて除去し得ることになる。
2)を吸着するだけでなく、エチレン等を吸着する吸着
材30.31を充填しているため、貯蔵に有害なガスを
すべて除去し得ることになる。
発明の効果
生鮮物を貯蔵する貯蔵庫と、この貯蔵庫内へ炭酸ガスを
導入すべく炭素を含有する燃料を燃焼させる燃焼炉と、
この燃焼炉に前記燃料の燃焼に供する空気を前記貯蔵庫
より循環せしめる送風機と、前記燃焼炉から発生する過
剰な炭酸ガスを吸着すべく2基の吸着器とを備え、前記
貯蔵庫の下流に前記燃焼炉を、前記燃焼炉の下流に前記
送風機を、前記送風機の下流に前記2基の吸着器を、前
記吸着器の下流に前記貯蔵庫を環状に配設し、かつ、前
記送風機と前記2基の吸着器とを交互に接続せしめる切
替バルブと、前記2基の吸着器と前記貯蔵庫を交互に接
続せしめる切替バルブと、前記2基の吸着器が吸着した
炭酸ガスを脱着せしめる送風機と、この送風機と前記2
基の吸着器の下流とを交互に接続せしめる切替バルブと
、前記2基の吸着器の上流と大気と連通ずる排気管とを
交互に接続せしめる切替バルブとを備えたことによって
燃焼によって発生するガスをすべて吸着器を通して貯蔵
庫に放出している。
導入すべく炭素を含有する燃料を燃焼させる燃焼炉と、
この燃焼炉に前記燃料の燃焼に供する空気を前記貯蔵庫
より循環せしめる送風機と、前記燃焼炉から発生する過
剰な炭酸ガスを吸着すべく2基の吸着器とを備え、前記
貯蔵庫の下流に前記燃焼炉を、前記燃焼炉の下流に前記
送風機を、前記送風機の下流に前記2基の吸着器を、前
記吸着器の下流に前記貯蔵庫を環状に配設し、かつ、前
記送風機と前記2基の吸着器とを交互に接続せしめる切
替バルブと、前記2基の吸着器と前記貯蔵庫を交互に接
続せしめる切替バルブと、前記2基の吸着器が吸着した
炭酸ガスを脱着せしめる送風機と、この送風機と前記2
基の吸着器の下流とを交互に接続せしめる切替バルブと
、前記2基の吸着器の上流と大気と連通ずる排気管とを
交互に接続せしめる切替バルブとを備えたことによって
燃焼によって発生するガスをすべて吸着器を通して貯蔵
庫に放出している。
この吸着器の中には、過剰な炭酸ガスCO2を吸着する
だけでなく、エチレン等を吸着する吸着材を充填してい
るため、貯蔵に有害なガスをすべて除去し得ることにな
る。
だけでなく、エチレン等を吸着する吸着材を充填してい
るため、貯蔵に有害なガスをすべて除去し得ることにな
る。
第1図は本発明の一実施例における生鮮物貯蔵装置の構
成図、第2図は同装置による庫内ガス成分の変化図、第
3図は従来の生鮮物貯蔵装置の系統図である。 1・・・・・・貯蔵庫、12・・・・・・燃焼炉、14
・・・・・送風機、19・・・・・・固形燃料、22.
23・・山・吸着器、41.42・・川・切替バルブ、
28,29,33゜38・・・・・・切替バルブ、39
・・・・・・排気管、46・・・・チャンバー。
成図、第2図は同装置による庫内ガス成分の変化図、第
3図は従来の生鮮物貯蔵装置の系統図である。 1・・・・・・貯蔵庫、12・・・・・・燃焼炉、14
・・・・・送風機、19・・・・・・固形燃料、22.
23・・山・吸着器、41.42・・川・切替バルブ、
28,29,33゜38・・・・・・切替バルブ、39
・・・・・・排気管、46・・・・チャンバー。
Claims (1)
- 生鮮物を貯蔵する貯蔵庫と、この貯蔵庫内へ炭酸ガスを
導入すべく炭素を含有する燃料を燃焼させる燃焼炉と、
この燃焼炉に前記燃料の燃焼に供する空気を前記貯蔵庫
より循環せしめる送風機と、前記燃焼炉から発生する過
剰な炭酸ガスを吸着すべく2基の吸着器とを備え、前記
貯蔵庫の下流に前記燃焼炉を、前記燃焼炉の下流に前記
送風機を、前記送風機の下流に前記2基の吸着器を、前
記吸着器の下流に前記貯蔵庫を環状に配設し、かつ、前
記送風機と前記2基の吸着器とを交互に接続せしめる切
替バルブと、前記2基の吸着器と前記貯蔵庫を交互に接
続せしめる切替バルブと、前記2基の吸着器が吸着した
炭酸ガスを脱着せしめる空気を送る送風機と、この送風
機と前記2基の吸着器の下流とを交互に接続せしめる切
替バルブと、前記2基の吸着器の上流と大気と連通する
排気管とを交互に接続せしめる切替バルブとを備えたこ
とを特徴とする生鮮物貯蔵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61276063A JPS63129926A (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | 生鮮物貯蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61276063A JPS63129926A (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | 生鮮物貯蔵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129926A true JPS63129926A (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=17564280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61276063A Pending JPS63129926A (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | 生鮮物貯蔵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63129926A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126421A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | 松下冷機株式会社 | 生鮮物貯蔵装置 |
JPS63126420A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | 松下冷機株式会社 | 生鮮物貯蔵装置 |
-
1986
- 1986-11-19 JP JP61276063A patent/JPS63129926A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126421A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | 松下冷機株式会社 | 生鮮物貯蔵装置 |
JPS63126420A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | 松下冷機株式会社 | 生鮮物貯蔵装置 |
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