JPH04117220A - 生鮮物貯蔵装置 - Google Patents

生鮮物貯蔵装置

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JPH04117220A
JPH04117220A JP23679990A JP23679990A JPH04117220A JP H04117220 A JPH04117220 A JP H04117220A JP 23679990 A JP23679990 A JP 23679990A JP 23679990 A JP23679990 A JP 23679990A JP H04117220 A JPH04117220 A JP H04117220A
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JP
Japan
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carbon dioxide
pipe
gas
blower
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Pending
Application number
JP23679990A
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English (en)
Inventor
Jun Takeda
純 武田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜、果実等の生鮮物を生産地あるいは流通
段階等において長期間の貯蔵を可能とする生鮮物貯蔵装
置に関する。
従来の技術 生鮮物を貯蔵する手段としては冷蔵貯蔵が一般的である
が、これに加えてより長期にわたる貯蔵手段として、貯
蔵庫内の空気成分を変える貯蔵がある。つ!シ、貯蔵庫
内の酸素02濃度を減少せしめ、炭酸ガスC○2濃度を
増加せしめることで生鮮物の呼吸作用を抑制し、また微
生物による変質9分解や酸化等の化学反応も防止するこ
とができることが知られている。
以下図面を参照しながら、この従来である特開昭63−
201407号公報について第6図を参考に説明する。
図において、1は生鮮物を貯蔵するプレファフ冷蔵庫の
如き貯蔵庫であり、圧縮機2.凝縮器3゜蒸発器4.送
風機5,6よυ成る冷却装置7を上部に載架している。
前記貯蔵庫1には庫内に炭酸ガスC○2 を充填するた
めの炭酸ガス発生装置8と、燃焼ガスの中の過剰な炭酸
ガスCO2を吸着して除去する炭酸ガス吸着装置9が接
続されている。炭酸ガス発生装置8は、貯蔵庫1内の空
気を導入する導入管1oと、ここで発生した燃焼ガスを
炭酸ガス吸着装置9に導く、連結管11との間に構成さ
れ、燃焼炉12.触媒管13.予熱器14及び冷却器1
6で構成されている。16は送風機であり、冷却器15
と炭酸ガス吸着装置9との間の連結管11に設け、導入
管1oより貯蔵庫1内の空気を炭酸ガス発生装置8に導
き、連結管11により炭酸ガス吸着装置9に送り込む。
燃焼炉12は、内面に断熱管17を備えた内ケーシング
18と、燃焼2次空気を供給するために内ケーシング1
8との間に風路19を形成した内面に断熱管2oを備え
た外ケーシング21と、断熱管7内で固形燃料22を載
置する火格子23と、燃焼空気を加熱して固形燃料22
を燃焼させるために火格子23下部に設けた着火用ヒー
タ24より構成されている。内ケーシング18と外ケー
シング21は、仕切板26で風路19を上下に仕切って
いる。26は燃焼炉12に循環させる燃焼用空気の分岐
部であり、この分岐部26と燃焼炉12の下部との接続
管27で接続させ、かつ、分岐部26と燃焼炉12の風
路19の上部と接続管28で接続されている。
固形燃料22は、純度の高い炭素であり燃焼にょシC+
02十N2→Co2+N2の反応で、燃焼カスハ炭酸ガ
スCo2 と窒素N2になる。
29は燃焼炉12よシ燃焼ガスを触媒層13に導く接続
管であシ、内面に断熱管3oを備えている。
触媒管13は、断熱管31を備えたケーシング32内に
上部よりフィルター33、その下部に触媒34を2個設
けている。36は触媒加熱用ヒータで2個の触媒34の
間に取付けている。36は触媒管13よシ燃焼ガスを予
熱器14に導く接続管であり、内面に断熱管37を備え
ている。予熱器14は、断熱管38を備えたケーシング
39内に熱交換器40を備えている。熱交換器40は、
複数のパイプ41とパイプ管外側を蛇行状に空気が流れ
るように配置した複数のフィン42より構成している。
この熱交換器40のパイプ管内を触媒管13より循環し
てきた燃焼ガスが通過し、パイプ管外側の上部の入口部
43より、導入管1゜で導入した貯蔵庫1内の空気を、
下部の出口部44までパイプ管外側を蛇行させて循環さ
せ、出口部44と接続した接続管45で前記分岐部26
と接続させている。46は予熱器14より燃焼ガスを冷
却器16に導く接続管である。47は冷却器用の冷却フ
ァンである。
一方炭酸ガiス吸着装置9は、燃焼ガスの中の過剰な炭
酸ガスCo2 を吸着し、貯蔵庫1外に排出するための
ものである。2基の吸着器48.49に対し、燃焼ガス
が交互に循環するように導入管50.51、排出管52
.53、切替パルプ64゜6Sで構成されている。吸着
器48.49内には、吸着材56.57が充填されてお
り、炭酸ガスC02を吸着し、吸着能力が低下すると、
送風機58によって外気を切替パルプ69、排出管52
゜53に接続している導入管6oあるいは61を通して
吸着器48あるいは49に送風し、炭酸ガスを脱着し、
導入管6oあるいは61に接続している排出管62.6
3、切替パルプ64を通して排気管66より大気に排気
されるよう構成している。
例えば、吸着器48が吸着作用、吸着器49が脱着作用
をしてしる時は、切替パルプ54.55は、燃焼ガスが
導入管5o、吸着器48、排出管62を通過して流れる
方向に開いておシ、また、切替パルプ59.64は、外
気が送風機68によって、導入管61、吸着器49、排
出管63を通過して流れる方向に開いて、排出管66よ
り大気に排気される。排気管e6は、切替パルプ65と
貯蔵庫を接続している。67は導入管1oに設は一方を
大気に開放している切替パルプである。68は切替パル
プであシ、冷却器16と送風機16との間に設けられ、
かつ連結管69によって、導入管1oと切替バルブe8
は接続されている。70は送風機16の風量を制御する
コントローラーであり、貯蔵庫1内のガス濃度を検知す
るガスモニター71の信号によって風量は決定する。T
2はチャンバーであり、貯蔵庫1と切替バルブ67の間
の導入管10に設けられた容器であり、ガスモニター7
1のサンプリングチューブ73を接続している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、貯蔵庫から出して
流通させる段階で生鮮物は大気の状態に置かれるので呼
吸量が増大し鮮度が低下するという問題点を有していた
本発明は上記課題に鑑み、流通段階での生鮮物の鮮度保
持が可能な生鮮物貯蔵装置を提供するものである。
課題を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の生鮮物貯蔵装置は
、貯蔵庫と燃焼炉との間を接続する配管に設けた着脱自
在で、かつ、切離した状態で閉塞する接合部と、吸着装
置と貯蔵庫との間を接続する配管に設けた着脱自在でか
つ切離した状態で閉塞する接合部と、貯蔵庫に接続配管
で接続して設けた貯蔵庫内の過剰な炭酸ガス及びエチレ
ンを吸着する吸着材を入れた吸着器とこの吸着器内に備
えて貯蔵庫内の空気を循環させる送風機から成る吸着装
置という構成を備えたものである。
作   用 本発明は上記した構成によって、流通段階では、貯蔵庫
に入れた状態で輸送でき、かつ、輸送途上での生鮮物の
呼吸作用によって発生した炭酸ガス及びエチレンを吸着
除去することにより、鮮度保持に最適な環境を維持でき
ることとなる。
実施例 以下本発明の一実施例の生鮮物貯蔵装置について図面を
参照しながら説明する。
第1図は、本発明の実施例における生鮮物貯蔵装置の構
成を示すものである。
説明にあたって従来と同一の部分については同一番号で
、従来と異なる部分については101より番号を付けて
説明する。
第1図において1は生鮮物を貯蔵するプレファプ冷蔵庫
の如き貯蔵庫であシ、圧縮機2、凝縮器3、蒸発器4、
送風機6,6より成る冷却装置7を上部に載架している
。前記貯蔵庫1には、庫内に炭酸ガスCO2を充填する
だめの炭酸ガス発生装置101と、燃焼ガスの中の過剰
な炭酸ガスCo2を吸着して除去する炭酸ガス吸着装置
102に接続されている。炭酸ガス発生装置101は、
貯蔵庫1内の空気を導入する導入管103と、ここで発
生した燃焼ガスを炭酸ガス吸着装置1o2に導く連結管
104との間に配置され、燃焼炉105及び燃焼炉10
6上部に接して設けた燃焼に供する空気を燃焼ガスと熱
交換し予熱する予熱器106と燃焼ガスの冷却器107
で構成されている。
107′は接合部で、導入管103の貯蔵庫1側に設け
ており、着脱自在で、かつ、切離した状態で閉塞する。
108は送風機であり冷却器107と炭酸ガス吸着装置
102との間の連結管104に設け、導入管103より
貯蔵庫1内の空気を燃焼炉106に導き、更に燃焼炉1
06で発生した燃焼ガスを冷却器107で冷却した後、
連結管104により炭酸ガス吸着装置102に導く。燃
焼炉106は、内面に断熱管109を備えた内ケーシン
グ110と、燃焼用空気を供給するために内ケーシング
110との間に風路111を形成した内面に断熱板11
2を備えた外ケーシング113より構成されている。1
14は固形燃料で、内ケーシング110の断熱管109
内に充填されている。116は火格子で、固形燃料11
4を載置している。
116は着火用ヒータで、前記断熱管109内の下部に
設け、燃焼用空気を加熱して固形燃料114を燃焼させ
ている。固形燃料114は、純度の高イ炭素であり燃焼
ニヨリC+02十N2→Co2+N2の反応で燃焼ガス
は炭酸CO2と窒素N2になる。
117は仕切板であり、燃焼用空気を内ケーシング10
9内に導くための前記風路111を形成すルタめに外ケ
ーシング113の内面に備えた断熱板112と、前記内
ケーシング110の間に設けられている。風路111は
、燃焼炉105と予熱器106との接触面118に設け
た燃焼用空気の管外側出口119に上端を開口し、下端
を、内ケーシング110内に連通ずる燃焼炉106内に
開口している。120は2次燃焼空気孔であり、仕切板
117の上部の、固形燃料114と反応した後の燃焼ガ
スが通過する部分に開口している。予熱器106は、管
内側人口121より高温の燃焼ガスが管内に流れるパイ
プ122とパイプ122の管外側を蛇行して燃焼用空気
が流れるよう構成したフィン123によって構成してお
り、燃焼炉106と前記接触面118で接して載置され
ている。124,125は、予熱器106を覆うカバー
である。またカバ−124内面には断熱板126を備え
ている。冷却器1oγは、前記予熱器106のパイプ1
22を延長させ、かつ、′そのパイプ122を冷却する
冷却ファン127を備えている。
128は触媒であシ、燃焼ガス中の不完全燃焼によって
発生した一酸化炭素を酸化して二酸化炭素に置換する働
きをする。触媒123は燃焼ガスの流路を仕切るように
して設けたケース129の一部に設けた貫通筒部130
に納めていて、前記内ケーシング11oの上方に備えて
いる。131は絞シ板であり、前記内ケーシング11o
の上端に備えており、燃焼ガスを、絞り板131の中央
に設は内ケーシング110側の周縁にフランジを備えた
絞り穴132を通過させている。133は固形燃料11
4に含まれる灰分を除去するだめのフィルターであシ、
前記触媒128と絞り板131との間に設けている。1
34は触媒加熱用ヒータであり、触媒128の上流側に
設けている。
一方炭酸ガス吸着装置102は、燃焼ガスの中の過剰な
炭酸ガスCO2を吸着し、貯蔵庫1外に排出するための
ものである。炭酸ガス吸着装置102は、吸着材136
とこの吸着材136の上・下流に設けた流路切替部13
6,137とより構成しておシ、138の外箱で全体を
覆っている。
139〜161は内仕切板であり、内部をもれのないよ
う各部を区画している。152〜169は流路切替用の
ダンパーであり、各々ダンパー152〜169に対向す
る内仕切板に設けた通風孔160〜167を開閉するよ
う設けている。168〜171は、流路切替部136 
、137とフィルタ一部172とを連通ずる連通孔であ
る。173〜176は内仕切板142,143,147
,148に設けた通風孔である。176’ 、166’
は流路切替部136,137を覆い前記外箱138を閉
塞する側板である。177は吐出管で、炭酸ガス吸着装
置102の下流側の流路切替部137と貯蔵庫1とを接
続している。177′は接合部で、177の吐出管の貯
蔵庫1側に設けており、着脱自在で、かつ、切離した状
態で閉塞する。178は脱着用の送風機であシ、流路切
替部137に吐出するよう設けている。
179は排気管であシ、流路切替部136に設け、再生
時の排気を行っている。
180は流路切替部であり、炭酸ガス発生装置1o1と
炭酸ガス吸着装置102との間に設けている。外箱18
1内を内仕切板182〜184で各部もれのないように
区画している。186〜188は流路切替用のダンパー
であり、各々のダンパー186〜188に対向する外箱
181及び内仕切板182 、183 、184に設け
た通風孔189〜192を開閉するようへ設けている。
193はガスモニターであり、導入管103内のガスを
サンプリングするようにサンプリングチューブ194で
接続している。196は送風機108の風量を制御する
コントローラーであり、ガスモニター193からの信号
によって風量は決定している。196はエチレン吸着装
置で、エチレン吸着材197を内部に充填している。1
98は流路切替バルブで炭酸ガス吸着装置102とエチ
レン吸着装置196への流路を切替えている。接続管1
99は流路切替パルプ198と吐出管177を接続して
おり、エチレン吸着装置196はこの間に設けている。
2ooは水封トラップであシ、吐出管177に設けてい
る。
201は吸着装置で、貯蔵庫1に接続配管202で接続
している。吸着装置2o1は炭酸ガス及びエチレンを吸
着する吸着材203と、この吸着材203を入れた吸着
器204と、この吸着器204内に備えて貯蔵庫1内の
空気を循環させる送風機205から構成している。
以上のように構成された生鮮物貯蔵装置について、第1
図、第2図を用いてその動作を説明する。
貯蔵庫1内の雰囲気は、最初N2=79%、02=21
%であり、炭酸ガス発生装置101が運転されると、庫
内空気は、送風機105によって導入管103より、通
風孔190.導入管103を通って予熱器106の管外
側に導入され熱交換して高温に昇温させ、管外側出口、
風路111を通って燃焼炉106内へ導入され、着火用
ヒータ116が加熱され固形燃料114の燃焼に供され
る。
C+02十N2→Co2+N2の反応テ燃焼カスハ炭酸
ガスCO2と窒素N2になって、絞り穴132フィルタ
ー133を通過し、触媒128で不完全燃焼で発生した
一酸化炭素を完全に酸化予熱器106の管内側を通り冷
却器107で冷却した後、連結管104によシ、流路切
替部180の通風孔192、送風機108.流路切替バ
ルブ198を通過し、更に連結管104、通風孔173
,161、連通孔168を通過して左側の吸着材136
に入る。
ここで炭酸ガスCo2は、吸着材136によって吸着さ
れ窒素N2だけが、連通孔170、通風孔165.17
6を通過して吐出管177により、水封トラップ200
を通過した後貯蔵庫1へ循環する。一定時間が経過する
と、燃焼ガスが循環する吸着材136が左側から右側に
切替わるべく、ダンパー152〜169が切替わり、通
風孔173゜160、連通孔169を通過して右側の吸
着材136に入る。ここで再び炭酸ガスCo2は、右側
の吸着材135によって吸着され窒素N2だけが連通孔
171、通風孔164 、175を通過して吐出管17
7により水封トラップ200を通過した後貯蔵庫1へ循
環する。再び一定時間が経過すると吸着材136が右側
から左側に切替わり、交互に燃焼ガスが循環する。この
間に左側の吸着材136は、炭酸ガスCo2 の吸着能
力の限界に達し、燃焼ガスの中の炭酸ガスC02は吸着
しきれなくなり、吐出管177を通って貯蔵庫1内に排
出され、貯蔵庫1内の炭酸ガスCo2 濃度は徐々に増
加し始める。76ff+1の大きさの貯蔵庫1で運転開
始後約2時間の状態である。この間にも、貯蔵庫1内の
酸素o2濃度は最初211%よシ減少し続ける。貯蔵庫
1内のガス濃度を、酸素02=ts%。
炭酸ガスCo2=6チ、窒素N2=90%を所定の値と
すると、貯蔵庫1内の炭酸ガスが増加して6チに達した
ことを、ガスモニター193が、導入管103内のガス
サンプリングを行うことによって検知すると、炭酸ガス
吸着装置1o2の脱着用の送風機179が運転され、吸
着材136の再生が開始される。例えば、右側の吸着材
136が、燃焼ガスが循環して炭酸ガスCo2 を吸着
していると、左側の吸着材136は、送風機178によ
って外気が通風孔176 、167、連通孔170を通
過し、左側の吸着材136に送風されることによって炭
酸ガスco が脱着され再生される。これが一定時間毎
に交互に行われるため、貯蔵庫1内の炭酸、ガスCo2
濃度は所定の6チを維持する。
一方酸素02濃度は、その間も燃焼に供せられているだ
め、減少し続け、10時間後に所定の5チに達し、これ
をガスモニター193が検知し、炭酸ガス発生装置10
1及び炭酸ガス吸着装置102を停止させる。これで、
貯蔵庫1内が所定のガス濃度酸素02=5%、M−1ス
co2=ss、窒素N2=9oチとなシ、貯蔵を開始す
る。酸素o2濃度が所定の6チに達したのを検知すると
同時に流路切替部180のダンパー186,187,1
88が、導入管103、通風孔191、送風機10g、
連通管104を連通するように切替わる。以後、一定時
間毎に送風108を運転し、導入管103内のガスをガ
スモニター193で検知することによって、貯蔵庫1内
に貯蔵している生鮮物の呼吸作用によって発生する炭酸
ガスCo2が所定の6チを越えると炭酸ガス吸着装置が
働き、所定の濃度になるまで炭酸ガスCo2を吸着する
。この動作を説明すると、ガスモニター193が所定の
濃度を越えたことを検知すると、送風機108が運転さ
れ、貯蔵庫1内のガスが導入管103、通風孔191、
送風機108、流路切替バルブ198、連通管104、
通風孔173,161、連通孔168を通過して左側の
吸着材136に導入さぺ過剰の炭酸ガスCo2が吸着材
136に吸着されて、更に、連通孔1701通風孔16
5 、175、吐出管177、水封トラップ200を通
過して貯蔵庫1に循環する。一方布側の吸着材136は
、送風機178によって外気が通風孔176.166、
連通孔171を通過し、右側の吸着材136に送風され
ることによって炭酸ガスCo2が脱着され再生される。
これが一定時間毎に交互に付されるため、貯蔵庫内の炭
酸ガスCo2濃度は、所定の濃度にもどる。
また、生鮮物の呼吸作用によって不足してくる酸素o2
が所定の6%以下になると、送風機178によって外気
が貯蔵庫1に導入され補給される。
導入経路は、送風機178、通風孔176.166゜1
64 、176、吐出管177を通過し、貯蔵庫1に導
入される。同時に貯蔵庫1内のガスを排気管1了9より
排出する。排出経過は、通風孔191、送風機1o8、
連通管104、通風孔173 、161゜163 、1
74、排気管179で、排出される。
次に生鮮物の呼吸作用によって排出されるエチレンは、
前記動作の中で、吸着材135によって、炭酸ガスを吸
着するのと同時に吸着するが、除去する量が少ないので
、エチレン吸着装置197によって吸着する。この動作
を説明する。貯蔵を開始してから一定時間毎に送風機1
08を運転し、流路切替バルブ198をエチレン吸着装
置に流れるよう切替え、エチレン吸着材197を通過さ
せ、エチレンを吸着除去させた後、接続管199、吐出
管17゛7、水封トラップ200を通過後、貯蔵庫1に
循環する。この動作を一定時間毎に一定時間行うことに
より、エチレンを一定量以下に抑制している。水封トラ
ップ200は、炭酸ガス吸着装置102の吸着材136
、または、エチレン吸着装置196のエチレン吸着材1
97によって水分もある程度吸着除去されるので、バブ
リングを行いこれを補給している。
次に貯蔵を終了し、貯蔵庫1内の生鮮物を取出すために
貯蔵庫1内のガスを換気する動作を説明する。
制御盤(図示せず)に設けた換気スイッチ(図示せず)
をONにすることによって送風機108が運転され、貯
蔵庫1内のガスを導入管103、通風孔191、送風機
108、連結管104、通風孔173,161.163
,174、排出管179を通過して大気に放出される。
同時に、送風機178で外気を貯蔵庫1内に導入する。
その経路は、送風機178、通風孔176 、166 
164 、175、吐出管177である。貯蔵庫1内の
ガスが外気と同等になったことをガスセニタ−193が
検知して、送風機108 、178を停止し、ダンパー
162〜1e59,185〜188は、通風孔160〜
167 、189〜192を閉じるように切替える。
次に貯蔵を完了し輸送する時は、接合部107’。
177′で貯蔵庫1を切シ離し貯蔵庫をトラック等で輸
送する。この時、吸着装置201内の送風機205をバ
ッテリー(図示せず)等の電源で駆動させ、輸送中に生
鮮物から発生する炭酸ガス及びエチレンを吸着除去する
以上のように本実施例によれば、貯蔵庫1と燃焼炉10
5との間を接続する配管に設けた着脱自在で、かつ切離
した状態で閉塞する接合部1o了と、吸着装置102と
貯蔵庫1との間を接続する配管に設けた着脱自在でかつ
切離した状態で閉塞する接合部177′と、貯蔵庫1に
接続配管202で接続して設けた貯蔵庫1内の過剰な炭
酸ガス及びエチレンを吸着する吸着材2o3を入れた吸
着器204とこの吸置器204内に備えて貯蔵庫1内の
空気を循環させる送風機205から成る吸着装置201
という構成を備えることにより流通段階では、貯蔵庫に
入れた状態で輸送でき、かつ、輸送途上での生鮮物の呼
吸作用によって発生した炭酸ガス及びエチレンを吸着除
去することにより鮮度保持に最適な環境を維持できるこ
ととなる。
発明の効果 以上のように本発明は、貯蔵庫と燃焼炉との間を接続す
る配管に設けた着脱自在で、かつ切離した状態で閉塞す
る接合部と、吸着器と貯蔵庫との問を接続する配管に設
けた着脱自在でかつ切離した状態で閉塞する接合部と、
貯蔵庫に接続配管で接続して設けた貯蔵庫内の過剰な炭
酸ガス及びエチレンを吸着する吸着材を入れた吸着器と
、この吸着器内に備えて貯蔵庫内の空気を循環させる送
風機から成る汲置装置という構成を備えることにより、
流通段階では、貯蔵庫に入れた状態で輸送でき、かつ、
輸送途上での生鮮物の呼吸作用によって発生した炭酸ガ
ス及びエチレンを吸着除去することにより、鮮度保持に
最適な環境を維持できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における生鮮物貯蔵装置の概
略断面図、第2図は炭酸ガス吸着装置の分解斜視図、第
3図は炭酸ガス吸着装置の断面図、第4図は生鮮物貯蔵
装置による庫内ガス成分の変フ 化を示すグラ亀、第6図は従来の生鮮物貯蔵装置の概略
断面図である。 1・・・・・・貯蔵庫、101・・・・・・炭酸ガス発
生装置、102・・・・・・炭酸ガス吸着装置、105
・・・・・・燃焼炉、107′・・・・・・接合部、1
77′・・川・接合部、201・・・・・・吸着装置、
202・・・・・・接続配管、203・・・・・・吸着
材、204・・・・・・吸着器、205・・・・・・送
風機。 代理人の氏名 弁理士 小 鍜 治 明 ほか2名第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 生鮮物を貯蔵する貯蔵庫と、この貯蔵庫内へ炭酸ガスを
    導入すべく炭素を含有する燃料を燃焼させる燃焼炉と、
    この燃焼炉に前記燃料の燃焼に供する空気を前記貯蔵庫
    より循環せしめる送風機と、前記燃焼炉から発生するガ
    スの過剰な炭酸ガスを吸着すべく吸着材を入れた吸着器
    とを備え、前記貯蔵庫の下流に前記燃焼炉を、前記燃焼
    炉の下流に前記送風機を、前記送風機の下流に前記吸着
    器を、前記吸着器の下流に前記貯蔵庫を配設し、かつ、
    前記貯蔵庫と前記燃焼炉との間を接続する配管に設けた
    着脱自在で、かつ、切離した状態で閉塞する接合部と、
    前記吸着装置と貯蔵庫との間を接続する配管に設けた着
    脱自在でかつ切離した状態で閉塞する接合部と、前記貯
    蔵庫に接続配管で接続して設けた貯蔵庫内の過剰な炭酸
    ガス及びエチレンを吸着する吸着材を入れた吸着器と、
    この吸着器内に備えて貯蔵庫内の空気を循環させる送風
    機から成る吸着装置とを備えたことを特徴とする生鮮物
    貯蔵装置。
JP23679990A 1990-09-05 1990-09-05 生鮮物貯蔵装置 Pending JPH04117220A (ja)

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