JPH0376509A - 生鮮物貯蔵装置 - Google Patents

生鮮物貯蔵装置

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JPH0376509A
JPH0376509A JP21331589A JP21331589A JPH0376509A JP H0376509 A JPH0376509 A JP H0376509A JP 21331589 A JP21331589 A JP 21331589A JP 21331589 A JP21331589 A JP 21331589A JP H0376509 A JPH0376509 A JP H0376509A
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JP
Japan
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combustion
combustion furnace
gas
fuel
storage
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Application number
JP21331589A
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English (en)
Inventor
Takeshi Shimizu
武 清水
Jun Takeda
純 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜、果実等の生鮮物を生産地あるいは流通
段階等において長期間の貯蔵を可能とする生鮮物貯蔵装
置に関する。
従来の技術 生鮮物を貯蔵する手段としては冷蔵貯蔵が一般的である
が、これに加えてよう長期にわたる貯蔵手段として、貯
蔵庫内の空気成分を変える貯蔵がある。つ普り、貯蔵庫
内の酸素(02)濃度を減少せしめ、炭酸ガス(C02
)濃度を増加せしめることで生鮮物の呼吸作用を抑制し
、會た微生物による変質9分解や酸化等の化学反応も防
止することができることが特開平1−117719号公
報で明らかにされている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の生鮮物貯蔵装
置について説明する。
第3図は従来の生鮮物貯蔵装置の構成図を示すものであ
る。
図において1は生鮮物を貯蔵するプレファプ冷蔵庫の如
き貯蔵庫であシ、圧縮機2.凝縮器3゜蒸発器4.送風
機5,6より戒る冷却装置7を上部に載架している。前
記貯蔵庫1には庫内に炭酸ガスCO2を充填するための
炭酸ガス発生装置8と、燃焼ガスの中の過剰な炭酸ガス
CO2を吸着して除去する炭酸ガス吸着装置9が接続さ
れている。
炭酸ガス発生装置8は、貯蔵庫1内の空気を導入する導
入管1oと、ここで発生した燃焼ガスを炭酸ガス吸着装
置9に導く、連結管11との間に構成され、燃焼炉12
.触媒管13.予熱器14及び冷却器16で構成されて
いる。16は送風機であう、冷却器16と炭酸ガス吸着
装置9との間の連結管11に設け、導入管10より貯蔵
庫1内の空気を炭酸ガス発生装置8に導き、連結管11
により炭酸ガス吸着装置9に送シ込む。燃焼炉12は、
内面に断熱管17を備えた内ケーシング18と、燃焼2
次空気を供給するために内クーシング18との間に風路
19を形成した内面に断熱管20を備えた外ケーシング
21と、断熱管17内で固形燃料22を載置する火格子
23と、燃焼空気を加熱して固形燃料22を燃焼させる
ための着火用ヒータ24より構成されている。内ケーシ
ング18と外ケーシング21は、仕切板25で風路19
を上下に仕切っている。26は燃焼炉12に循環させる
燃焼用空気の分岐部であう、この分岐部26と燃焼炉1
2の下部とを接続管27で接続させ、かつ、分岐部26
と燃焼炉12の風路19の上部と接続管28で接続させ
ている。
固形燃料″22は、純度の高い炭素であシ燃焼によりC
+02十N2→C02+N2の反応で、燃焼ガスは炭酸
ガスC02と窒素(N2)になる。
29は燃焼炉12より燃焼ガスを触媒管13に導く接続
管であり1内面に断熱管3oを備えている。触媒管13
は、断熱管31を備えたケーシング32内に、上部よう
フィルター33、その下部に触媒34を2個設けている
。35は触媒加熱用ヒータで2個の触媒34の間に取付
けている。36は触媒管13より燃焼ガスを予熱器14
に導く接続管であシ、内面に断熱管37を備えている。
予熱器14は、断熱管38を備えたケーシング39内に
熱交換器40を備えている。熱交換器40は、複数のパ
イプ41と、パイプ管外側を蛇行状に空気が流れるよう
に配置した複数のフィン42より構成している。この熱
交換器40のパイプ管内を触媒管13よう循環してきた
燃焼ガスが通過し、パイプ管外側の上部の入口部43よ
り、導入管1゜で導入した貯蔵庫1内の空気を、下部の
出口部44までパイプ管外側を蛇行させて循環させ、出
口部44と接続した接続管45で、前記分岐部26と接
続させている。46は予熱器14より燃焼ガスを冷却器
16に導く接続管である。47は冷却器用の冷却ファン
である。
74は前記燃焼炉12からの燃焼排ガス温度を検知する
温度検知手段であシ、燃焼初期には導入管10に設は一
方を大気に開放している切替パルプ67よυ大気を送υ
込み、燃焼炉12を通過させた燃焼排ガスを排気管66
より大気に排気させ、固形燃料22が燃焼可能温度(6
60℃以上)になシ、かつ触媒34が浄化可能温度(6
00℃以上)になったことを検知した後、切替パルプ6
7゜54.64,559.55を切替、燃焼排ガスを貯
蔵庫1に循環させることにより、有害な不完全燃焼ガス
を貯蔵庫1内に流入することを防止している。かつ、温
度検知手段74では燃焼排ガスの温度により、燃焼炉1
2内の固形燃料22量の推測を行い燃焼不足の検知を行
う。
一方炭酸ガス吸着装置9は、燃焼ガスの中の過剰な炭酸
ガスC02を吸着し、貯蔵庫1外に排出するためのもの
である。2基の吸着器48.49に対し、燃焼ガスが交
互に循環するように導入管!0゜61、排出管82.6
3、切替パルプ54.55で構成されている。吸着器4
8.49内には、吸着材56,57が充填されており1
炭酸ガスCO2を吸着し、吸着能力が低下すると、送風
機68によって外気を切替パルプ69.排出管52.5
3に接続している導入管6oあるいは61を通して吸着
器48あるいは49に送風し、炭酸ガスを脱着し、導入
管50あるいは51に接続している排出管62,63、
切替パルプ64を通して排気管66より大気に排気され
るよう構成している。
例えば、吸着器48が吸着作用、吸増器49が脱着作用
をしている時は、切替パルプ54. 55は、燃焼ガス
が導入管60.吸着器48.排出管62を通過して流れ
る方向に開いておシ、また、切替パルプ59.64は、
外気が送風機58によって、導入管61.吸着器49.
排出管63を通過して流れる方向に開いて、排気管66
より大気に排気される。排気管66は、切替パルプ66
と貯蔵庫を接続している。68は切替パルプであシ、冷
却器15と送風機16との間に設けられ、かつ連結管6
9によって、導入管10と接続されている。Toは送風
機16の風量を制御するコントローラーであう、貯蔵庫
1内のガス濃度を検知するガスモニター71の信号によ
って燃焼炉12を通過する酸素量を一定にするように風
量は決定する。
72はチャンバーであシ、貯蔵庫1と切替パルプ67の
間の導入管1oに設けられた容器であう、ガスモニター
71のサンプリングチューブ73を接続している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、浄化用の触媒が作
用する温度に達する1で触媒加熱用ヒータで加熱する必
要があシミ力消費量が比較的大きく、筐た、触媒及びフ
ィルターを納めるための独立した触媒管を設け、温度検
知手段をフィルターと触媒の間に配置しているため、触
媒管のフィルタ一部での放熱量分かあυ、燃焼炉内の固
形燃料温度と、温度検知手段での温度の差一定でなく、
燃料不足を検知する時に、燃料不足になっていない時で
も燃料不足を検知するという問題点を有していた。
本発明は、上記課題に鑑み、電力消費量が少なく、放熱
ロスの少ないコスト的にも安価で、正確に燃料不足を検
知できる生鮮物貯蔵装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の生鮮物貯蔵装置は
、燃料を燃焼させる燃焼炉と、燃焼炉内上部に設けた燃
料の灰を除去するフィルターと、不完全燃焼ガスを燃焼
除去する触媒と、燃焼炉上部に設けた予熱器と、燃焼炉
内で発生し予熱器を通過した燃焼ガスを冷却する予熱器
の上部に設けた冷却器と、燃焼炉内の燃焼筒とフィルタ
ー間である燃焼炉内上部に設けた温度検知手段を備えた
ものである。
作  用 本発明は、上記した構成によって浄化用の触媒と、温度
検知手段を燃焼炉内に設けているため、触媒は、燃焼に
よって発生する燃焼熱及び輻射熱を直接受けるため、触
媒加熱用ヒータで加熱する時間が短縮でき、かつ、燃焼
筒から温度検知手段までの燃焼ガスの放熱ロス分が少な
く、正確に固形燃料温度を検知し、燃料不足が検知でき
る。筐た、触媒及びフィルターを燃焼炉内に組込んだこ
とにより、下流の予熱器に対しては放熱ロスを最少限に
できるため島回収量が多くな多燃料の燃焼に供する空気
の予熱に大幅に寄与する。
実施例 以下本発明の一実施例の生鮮物貯蔵装置について図面を
参照しながら説明する。
第1図は、本発明の実施例における生鮮物貯蔵装置の構
成を示すものである。
説明にあたって従来と同一の部分については同一番号で
、従来と異なる部分については101より番号を付けて
説明する。
第1図において1は生鮮物を貯蔵するブレファプ冷蔵庫
の如き貯蔵庫であり、圧縮機2.凝縮器3、蒸発器4.
送風機5,6より成る冷却装置7を上部に載架している
。前記貯蔵庫1には、庫内に炭酸ガスC02を充填する
ための炭酸ガス発生装置101と、燃焼ガスの中の過剰
瀝炭酸ガスCO2を吸着して除去する炭酸ガス吸着装置
9が接続されている。炭酸ガス発生装置101は、貯蔵
庫1内の空気を導入する導入管10と、ここで発生した
燃焼ガスを炭酸ガス吸着装置9に導く連結管11との間
に配置され、燃焼炉102及び燃焼炉102上部に接し
て設けた燃焼に供する空気を燃焼ガスと熱交換し予熱す
る予熱器103と燃焼ガスの冷却器104で構成されて
いる。14は送風機であう冷却器104と炭酸ガス吸着
装置9との間の連結管11に設け、導入管1oより貯蔵
庫1内の空気を燃焼炉102に導き、更に燃焼炉102
で発生した燃焼ガスを冷却器104で冷却した後、連結
管11によう炭酸ガス吸着装置9に導く。燃焼炉102
は、内面に断熱部105を備えた燃焼筒106と、燃焼
炉空気を供給するために燃焼筒106との間に風路10
7を形成した内面に断熱板108を備えた外ケーシング
109より構成されている。110は固形燃料で、内ケ
ーシング106の断熱管106内に充填されている。1
11は火格子で固形燃料110を載置している。112
は着火用ヒータで、風路107に設けた1次空気孔13
0より供給する燃焼用空気を加熱して固形燃料110を
燃焼させている。固形燃料110は、純度の高い炭素で
あυ燃焼によりC+0゜十N2→C02+N2の反応で
燃焼ガスは炭酸ガスC02と窒素N2になる。
113は分岐板であシ、前記風路107を形成するため
に外ケーシング109の内面に備えた断熱板108と、
前記燃焼筒106の間に設けられている。風路107は
、燃焼炉102と予熱器103との接触面114に設け
た燃焼用空気の管外側出口115に上端を開口し、下端
に1次空気孔130を、側面に2次空気孔131を設け
ている。2次空気孔131より供給させる2次空気は、
前記燃焼筒106の中部、上部に設けている2枚のしき
シ板116により強制的に前記燃焼筒の上部に供給され
、1次空気と固形燃料110と反応した後の燃焼ガス中
の不完全燃焼ガスと反応する。予熱器103は、管内側
入口117より高温の燃焼ガスが管内を流れるパイプ1
18と前記パイプ118の管外側を蛇行して燃焼用空気
が流れるよう構成したフィン119により構成しており
、燃焼炉102と前記接触面117で接して載置されて
いる。120,121は、予熱器103を覆うカバーで
ある。筐たカバ−120内面には断熱板122を備えて
いる。冷却器104は、前記予熱器103のパイプ11
8を延長させ、かつ、そのパイプ118を冷却する冷却
ファン123を備えている。
124は触媒であり1燃焼ガス中の不完全燃焼によって
発生した一酸化炭素を酸化して二酸化酸素に置換する働
きをする。触媒124は燃焼ガスの流路を仕切るように
して設けたケース125の一部に設けた貫通筒部126
に納めていて、前記内ケーシング106の上方に備えて
いる。127は遮熱板であり、触媒124の下部に燃焼
熱よう触媒124を保護するために設けている。128
は筒状のフィルターであシ、触媒124の周囲に設けか
つ遮熱板127に載置して、固形燃料の灰分を除去する
ために備えている。129は触媒加熱用ヒータである。
132は前記燃焼炉102内上部の前記燃焼筒106と
、前記フィルター128の間に設けられている温度検知
手段であり、燃焼初期に、固形燃料110が燃焼可能温
度(eeo℃以上)になう、かつ触媒124が浄化可能
温度(500’C以上)になることを検知する。筐た、
燃焼ガスの温度により、燃焼筒106内の固形燃料11
0量の推測を行い燃料不足の検知を行う。
一方、炭酸ガス吸着装置9は、燃焼ガスの中の過剰な炭
酸ガスC○2を吸着し、貯蔵庫1外に排出するためのも
のである。2基の吸着器48.49に対し、燃焼ガスが
交互に循環するように導入管50.51、排出管52,
53、及び流れを切替る切替パルプ54,55で構成さ
れている。吸着器48.49内には、吸着材56.57
が充填されており、炭酸ガスCO2を吸着し吸着能力が
低下すると、送風機58によって外気を切替パルプ69
、排出管52.53に接続している導入管60あるいは
61を通して吸着器48あるいは49に送風し、炭酸ガ
スを脱着し、導入管5oあるいは61に接続している排
出管62,63、切替パルプ64を通して排気管65よ
り大気に排気されるよう構成している。
例えば、吸着器48が吸着作用、吸着器49が脱着作用
をしている時は、切替パルプ54. 55は、燃焼ガス
導入管50.吸着器48.排出管52を通過して流れる
方向に開いてかり、筐た、切替パルプ59.64は、外
気が送風機58によって、導入管61.吸着器49.排
出管63を通過して流れる方向に開いて、排気管66よ
り大気に排気される。排気管66は、切替パルプ65と
貯蔵庫を接続している。67は導入管1oに設は一方を
大気に開放している切替パルプである。e8は切替パル
プであり、冷却1i104と送風機1eとの間に設けら
れ、かつ連結管69によって、導入管1oと切替パルプ
68は接続されている。貯蔵庫1内のガス濃度を検知す
るガスモニター71の信号によって風量は決定する。7
2はチャンバーであり、貯蔵庫1と切替パルプ67の間
の導入管10に設けられた容器であシ、ガスモニター7
1のサンプリングチューナ73を接続している。
以上のように構成された生鮮物貯蔵装置について、第1
図、第2図を用いてその動作を説明する。
貯蔵庫1内の雰囲気は、最初N2=79%、03=21
%であり、炭酸ガス発生装置8が運転されると、庫内空
気は、送風機16によって導入管10より、チャンバー
72.切替パルプ67を通って予熱器103の管外側に
導入され熱交換して高温に昇温させ、吐出口116.風
路107を通って燃焼炉102内へ導入され、着火用ヒ
ータ112で加熱され固形燃料110の燃焼に供される
C+ 02 + N 2→CO2+N2の反応で燃焼ガ
スは炭酸ガスC02と窒素N2になって、フィルター1
27を通過し、触媒124で不完全燃焼で発生した一酸
化炭素を完全に酸化浄化し、予熱器103の管内側を通
り冷却器104で冷却した後、連結管11により、切替
パルプ68.送風機16を通過し、更に切替パルプ54
.導入管60を通過して吸着器48に入る。ここで炭酸
ガスC02は、吸着材66によって吸着され窒素N2だ
けが、排出管52゜切替パルプ65を通過して排気管6
6により、貯蔵庫1へ循環する。一定時間が経過すると
、燃焼ガスが循環する吸着器が48から49に切替わる
べく、切替パルプ54,56が切替わシ、切替パルプ6
4.導入管61を通過して吸着器49に入る。ここで再
び炭酸ガスCo2は、吸着材57によって吸着され窒素
N2だけが排出管63.切替パルプ56を通過して排気
管66により貯蔵庫1へ循環する。再び一定時間が経過
するとrlkW器48゜49が切替わシ、交互に燃焼ガ
スが循環する。この間に吸着器48.49の中に充填さ
れた吸着材66.57は、炭酸ガスC○2の吸着能力の
限界に達し、燃焼ガスの中の炭酸ガスC02は吸着しき
れなくなり、排気管66を通って貯蔵庫1内に排気され
、貯蔵庫1内の炭酸ガスC02濃度は徐々増加し始める
。75m’の大きさの貯蔵庫1で運転開始後約2時間の
状1轢である。この間にも、貯蔵庫1内の酸素02濃度
は最初21φより減少し読ける。
貯蔵庫1内のガス濃度を、酸素02=s%、炭酸ガスC
o2=ts%、窒素N2=so%を所定の値とすると、
貯蔵庫1内の炭酸ガスが増加して6%に達したことを、
ガスモニター71が、チャアバ−72内のガスサンプリ
ングを行うことによって検知すると、炭酸ガス吸着装置
9の脱着用の送風機58が運転され、吸着器内の吸着材
の再生が開始される。例えば、吸着器48が、燃焼ガス
が循環して炭酸ガスCo2を吸着していると、吸着器4
9は、送風機68によって外気が切替パルプ59.導入
管61.排出管63を通過し、吸着材67に送風される
ことによって炭酸ガスCO2が脱着され再生される。こ
れが一定時間毎に交互に行われるため、貯蔵庫1内の炭
酸ガスCO3濃度は所定の6優を維持する。一方酸素0
2濃度は、その間も燃焼に供せられているため、減少し
続け、10時間後に所定の6優に達し、これをガスモニ
ター71が検知し、炭酸ガス発生装置101及び炭酸ガ
ス収着装置9を停止させる。これで、貯蔵庫1内が所定
のガス濃度酸素02=s%、炭酸ガスCo2=6%、窒
素N2=90%となシ、貯蔵を開始する。酸素02濃を
連通ずるように切替わる。以後、一定時間毎に送風機1
6を運転し、チャンバー72内のガスをガスモニター7
1で検知することによって、貯蔵庫1内に貯蔵している
生鮮物の呼吸作用によって発生する炭酸ガスCo2が所
定の6優を超えると炭酸ガス吸着装置が働き、所定の濃
度になる1で炭酸ガスCO2を吸着する。この動作を説
明すると、ガスモニター71が所定の濃度を超えたこと
を検知すると、送風機16が運転され、貯蔵庫1内のガ
ス導入管10.連結管69.切替パルプ68゜送風機1
6.連結管11.切替パルプ64.導入管60を通過し
て吸着器48に導入され、過剰の炭酸ガスC02が吸着
材66に吸着されて、更に、排出管62.切替パルプ6
6、排気管66を通過して貯蔵庫に循環する。一方吸着
器49は、送風機58によって外気が切替パルプ69.
導入管61、排気管63を通過し、吸着材57に送風さ
れることによって炭酸ガスCo2が脱着され再生される
。これが一定時間毎に交互に使われるため、貯蔵庫内の
炭酸ガスCO2濃度は、所定の濃度にもどる。
また、生鮮物の呼吸作用によって不足してくる酸素02
が所定の5%以下になると、送風機58によって外気が
貯蔵庫1に導入され補給される。
導入経路は、送風機58.切替パルプ59.導入管61
.排気管53.切替パルプ66、排気管66を通過し、
貯蔵庫1に導入される。
次に貯蔵を終了し、貯蔵庫1内の生鮮物を取出すために
貯蔵庫1内のガスを換気する動作を説明する。
制御盤(図示せず)に設けた換気スイッチ(図示せず)
をONにすることによって送風機16が運転され、貯蔵
庫1内のガスを導入管10.連結管69.切替パルプ6
8.連結管11.切替パルプ54.導入管51.排出管
63を通過して大気に放出される。同時に、送風機68
で外気を貯蔵庫1内に導入する。その経路は、送風機6
8.切替パルプ59.導入管60.排出管62.切替パ
ルプ55.排気管66である。貯蔵庫1内のガスが外気
と同等になったことをガスモニター71で検知して、送
風機16.58を停止し、切替パルプ64を導入管5o
と連通ずるように、切替パルプ59を導入管60と連通
ずるように切替える。
以上のように本実施例によれば燃料を燃焼させる燃焼炉
102と、燃焼炉102内上部に設けた燃料の灰を除去
するフィルター128と、不完全燃焼ガスを燃焼除去す
る触媒124と、燃焼炉102上部に設けた予熱器10
3と、燃焼炉内で発生し予熱器103を通過した燃焼ガ
スを冷却する予熱器103の上部に設けた冷却器104
と、燃焼炉102内の燃焼筒106とフィルター128
間である燃焼炉102内上部に設けた温度検知手段13
2を備えたものであるから、浄化用の触媒124と、温
度検知手段132を燃焼炉102内に設けているため、
触媒124は、燃焼によって発生する燃焼熱及び輻射熱
を直接受けるため、触媒加熱用ヒータ129で加熱する
時間が短縮でき、かつ、燃焼筒106から温度検知手段
1321での燃焼ガスの放熱ロス分が少なく、正確に固
形燃料110温度を検知し、燃料不足がわかる。また、
触媒124及びフィルター128を燃焼炉102内に組
込んだことにより、下流の予熱器103に対して放熱ロ
スを最少限にできるため熱回収量が多くなり燃料の燃焼
に供する空気の予熱に大幅に寄与する。しかも、燃焼炉
102内に組込んだことにより、独立した触媒管を設け
る必要がないためコスト的にも安価となる。
発明の効果 以上のように本発明は、燃料を燃焼させる燃焼炉と、燃
料の灰を除去する前記燃焼炉内上部に設けたフィルター
と、燃焼ガス中の不完全燃焼ガスを燃焼除去する前記燃
焼炉内上部に設けた触媒と、前記燃焼炉の燃料の燃焼に
供する空気を予熱する前記燃焼炉の上部に設けた予熱器
と、前記燃焼炉で発生し予熱器を通過した燃焼ガスを冷
却する前記予熱器の上部に設けた冷却器と、前記燃焼炉
内の燃焼筒と前記フィルター間である前記燃焼炉内上部
に設けた温度検知手段とを備えることによう。
浄化用の触媒と、温度検知手段を燃焼炉内に設けている
ため、燃焼によって発生する燃焼熱及び輻射熱を直接受
けるため触媒用加熱ヒータで加熱する時間が短縮できる
ため電力消費量が少なく、かつ、燃焼筒から温度検知手
段までの燃焼ガスの放熱ロス分が少なく正確に固形燃料
温度を検知し、燃料不足がわかる。また触媒及びフィル
ターは、燃焼炉内に組込んだことによう、下流の予熱器
に対しては放熱ロスを最少限にできるため熱回収量が多
くなう、燃料の燃焼に供する空気の予熱に大幅に寄与す
る。しかも、燃焼炉内に組込んだことにより、独立した
触媒管を設ける必要がないため、コスト的にも安価とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における生鮮物貯蔵装置の概
略断面図、第2図は同装置による庫内ガス成分の変化図
、第3図は従来の生鮮物貯蔵装置の概略断面図である。 1・・・・・・貯蔵庫、16・・・・・・送風機、10
2・・・・・・燃焼炉、103・・・・・・予熱器、1
04・・・・・・冷却器、106・・・・・・燃焼筒、
110・・・・・・燃料、124・・・・・・触媒、1
28・・・・・・フィルター、132・・・・・・温度
検知手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 生鮮物を貯蔵する貯蔵庫と、この貯蔵庫内へ炭酸ガスを
    導入すべく炭素を含有する燃料を燃焼させる燃焼炉と、
    この燃焼炉と、この燃焼炉に前記燃料の燃焼に供する空
    気を前記貯蔵庫より循環せしめる送風機と、前記燃料の
    灰を除去する前記燃焼炉内上部に設けたフィルターと、
    燃焼ガス中の不完全燃焼ガスを燃焼除去する前記燃焼炉
    内上部に設けた触媒と、前記燃焼炉の燃料の燃焼に供す
    る空気を予熱する前記燃焼炉の上部に設けた予熱器と、
    前記燃焼炉で発生し予熱器を通過した燃焼ガスを冷却す
    る前記予熱器の上部に設けた冷却器と、前記燃焼炉内の
    燃焼筒と前記フィルター間である前記燃焼炉内上部に設
    けた温度検知手段とを備えたことを特徴とする生鮮物貯
    蔵装置。
JP21331589A 1989-08-18 1989-08-18 生鮮物貯蔵装置 Pending JPH0376509A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102408749A (zh) * 2011-09-19 2012-04-11 吴江市绿洲染料化工有限公司 一种耐光照、耐酸碱的升华牢度提高型分散黄染料混合物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102408749A (zh) * 2011-09-19 2012-04-11 吴江市绿洲染料化工有限公司 一种耐光照、耐酸碱的升华牢度提高型分散黄染料混合物

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