JPS6311000Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6311000Y2 JPS6311000Y2 JP1979112181U JP11218179U JPS6311000Y2 JP S6311000 Y2 JPS6311000 Y2 JP S6311000Y2 JP 1979112181 U JP1979112181 U JP 1979112181U JP 11218179 U JP11218179 U JP 11218179U JP S6311000 Y2 JPS6311000 Y2 JP S6311000Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- roof
- roof panel
- beads
- resting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 18
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 18
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 13
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 2
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車の吊り天井の改良に関する。
従来、この種の自動車の吊り天井は、特公昭37
−1402号公報に開示されるように、表皮の複数の
袋にそれぞれリステイング・ワイヤを通し、その
リステイング・ワイヤの両端をルーフ・レールに
固定し、ほぼ平板状のルーフ・パネルの内側面を
カバーするので、この種の吊り天井は、数本のリ
ステイング・ワイヤと表皮とのみでそのルーフ・
パネルの末端までカバーできる反面、実公昭50−
30735号公報に開示されるように、一枚ものとし
て一体化された成形天井やルーフ・パネルの全面
に接着剤で表皮を接着させる貼り天井に比較した
場合、ルーフ・パネルと表皮との隙間が大きく、
その分だけ車室内の空間が犠性になる。
−1402号公報に開示されるように、表皮の複数の
袋にそれぞれリステイング・ワイヤを通し、その
リステイング・ワイヤの両端をルーフ・レールに
固定し、ほぼ平板状のルーフ・パネルの内側面を
カバーするので、この種の吊り天井は、数本のリ
ステイング・ワイヤと表皮とのみでそのルーフ・
パネルの末端までカバーできる反面、実公昭50−
30735号公報に開示されるように、一枚ものとし
て一体化された成形天井やルーフ・パネルの全面
に接着剤で表皮を接着させる貼り天井に比較した
場合、ルーフ・パネルと表皮との隙間が大きく、
その分だけ車室内の空間が犠性になる。
もつとも、その成形天井では、車体側の取付部
材を納める窪みがその成形天井面に突出されるの
で、衝突の虞れがあり、また、外観仕上りに難が
ある。
材を納める窪みがその成形天井面に突出されるの
で、衝突の虞れがあり、また、外観仕上りに難が
ある。
また、ルーフ・パネルの補強のためにプレス成
形により、そのルーフ・パネルに適宜の間隔を置
いて伸長する補強ビードを形成したものも見られ
るが、この種のルーフ・パネルによる吊り天井
は、そのルーフ・パネルの内側面に補強ビードに
よつて形成された複数の窪みを有するにもかかわ
らず、この窪みとは無関係に上述のものと同様に
してリステイング・ワイヤによつて表皮を取り付
けていたため、この窪みが有効に利用されず、従
つて、車室内の空間を狭くする結果に至つてい
る。
形により、そのルーフ・パネルに適宜の間隔を置
いて伸長する補強ビードを形成したものも見られ
るが、この種のルーフ・パネルによる吊り天井
は、そのルーフ・パネルの内側面に補強ビードに
よつて形成された複数の窪みを有するにもかかわ
らず、この窪みとは無関係に上述のものと同様に
してリステイング・ワイヤによつて表皮を取り付
けていたため、この窪みが有効に利用されず、従
つて、車室内の空間を狭くする結果に至つてい
る。
この考案の目的・課題は、ルーフ・パネルと表
皮との間の無駄な空間を解消し、また、その表皮
を張るリステイング・ワイヤの倒れを阻止し、そ
の表皮を均一に張り、そのルーフ・パネルによく
なじんで末端までカバーする吊り天井を備える自
動車の提供にある。
皮との間の無駄な空間を解消し、また、その表皮
を張るリステイング・ワイヤの倒れを阻止し、そ
の表皮を均一に張り、そのルーフ・パネルによく
なじんで末端までカバーする吊り天井を備える自
動車の提供にある。
それらを課題として、この考案の自動車は、前
後方向に適宜の間隔を置かれ、かつ、左右方向に
部分的に伸長されて外側に突出された複数のプレ
ス成形ビードを有するルーフ・パネルと、そのル
ーフ・パネルの内側面において、そのビード内に
位置される複数の袋を有する表皮と、その袋に通
されてそのビードに嵌め合わせられ、両端をルー
フ・レールに固定する複数のリステイング・ワイ
ヤとを備えている。
後方向に適宜の間隔を置かれ、かつ、左右方向に
部分的に伸長されて外側に突出された複数のプレ
ス成形ビードを有するルーフ・パネルと、そのル
ーフ・パネルの内側面において、そのビード内に
位置される複数の袋を有する表皮と、その袋に通
されてそのビードに嵌め合わせられ、両端をルー
フ・レールに固定する複数のリステイング・ワイ
ヤとを備えている。
以下、この考案に係る自動車の望ましい具体例
について図面を参照して説明する。
について図面を参照して説明する。
第1ないし3図は、改良された吊り天井10を
備えるキヤブ・オーバ型トラツクに具体化された
この考案の自動車の具体例30を示している。
備えるキヤブ・オーバ型トラツクに具体化された
この考案の自動車の具体例30を示している。
このキヤブ・オーバ型トラツク30では、ルー
フ・パネル12が、前後方向に適宜の間隔を置か
れ、かつ、左右方向に部分的に伸長されて外側に
突出された複数のビード11…11を有し、吊り
天井10がそのルーフ・パネル12の末端までカ
バーしている。
フ・パネル12が、前後方向に適宜の間隔を置か
れ、かつ、左右方向に部分的に伸長されて外側に
突出された複数のビード11…11を有し、吊り
天井10がそのルーフ・パネル12の末端までカ
バーしている。
その吊り天井10は、そのルーフ・パネル12
の内側面において、そのビード11…11内に位
置される複数の袋13…13を有する表皮14
と、その袋13…13に通されてそのビード11
…11に嵌め合わせられ、両端をルーフ・レール
15に固定した複数のリステイング・ワイヤ16
…16とより構成されている。
の内側面において、そのビード11…11内に位
置される複数の袋13…13を有する表皮14
と、その袋13…13に通されてそのビード11
…11に嵌め合わせられ、両端をルーフ・レール
15に固定した複数のリステイング・ワイヤ16
…16とより構成されている。
そのルーフ・パネル12は鋼板のプレス成形か
らなり、前後方向に適宜の間隔を置かれ、かつ、
左右方向に部分的に伸長されて外側に突出された
複数のビード11…11を成形して、リステイン
グ・ワイヤ16…16の収納位置を形成すると共
に、ルーフ・パネル12の強度を補強している。
らなり、前後方向に適宜の間隔を置かれ、かつ、
左右方向に部分的に伸長されて外側に突出された
複数のビード11…11を成形して、リステイン
グ・ワイヤ16…16の収納位置を形成すると共
に、ルーフ・パネル12の強度を補強している。
その表皮14は、ビニール・レザー、ビニー
ル・シート等からなり、ルーフ・パネル12に成
形されたビード11…11と対応する位置に複数
の袋13…13が取り付けられ、この袋13…1
3の中にそのリステイング・ワイヤ16…16を
通すように構成されている。
ル・シート等からなり、ルーフ・パネル12に成
形されたビード11…11と対応する位置に複数
の袋13…13が取り付けられ、この袋13…1
3の中にそのリステイング・ワイヤ16…16を
通すように構成されている。
この表皮14の袋13…13は上述したように
別体に形成されたものを取り付ける以外、表皮1
4の一部を袋状にして熱処理あるいは縫合によつ
て形成されるものでも良い。
別体に形成されたものを取り付ける以外、表皮1
4の一部を袋状にして熱処理あるいは縫合によつ
て形成されるものでも良い。
そのリステイング・ワイヤ16…16は弾力性
を有するスプリング・ワイヤからなり、そのルー
フ・パネル12の内側にアーチ状に撓められて両
端方に渡される長さを有し、その両端は、そのル
ーフ・レール15の孔部17…17に嵌め込まれ
るように外側に折り曲げられている。
を有するスプリング・ワイヤからなり、そのルー
フ・パネル12の内側にアーチ状に撓められて両
端方に渡される長さを有し、その両端は、そのル
ーフ・レール15の孔部17…17に嵌め込まれ
るように外側に折り曲げられている。
次に、そのトラツク30のルーフ・パネル12
に吊り天井10を取り付ける手順について説明す
るに、その表皮14の袋13の中にそのリステイ
ング・ワイヤ16を通し、そのリステイング・ワ
イヤ16の一端をルーフ・レール15,15の左
右端側のいずれか一方における孔部17に嵌め込
み、さらにそのリステイング・ワイヤ16の他端
を、そのリステイング・ワイヤ16の中央部分が
ルーフ・パネル12に形成されたビード11内に
位置するようにしてアーチ状に撓められるように
して、他方のルーフ・レール15の孔部17に嵌
め込む。同様の方法によつて複数のリステイン
グ・ワイヤ16…16を順次ルーフ・レール1
5,15の孔部17…17に嵌め込むようにし
て、その表皮14をそのルーフ・パネル12の内
側に取り付ける。
に吊り天井10を取り付ける手順について説明す
るに、その表皮14の袋13の中にそのリステイ
ング・ワイヤ16を通し、そのリステイング・ワ
イヤ16の一端をルーフ・レール15,15の左
右端側のいずれか一方における孔部17に嵌め込
み、さらにそのリステイング・ワイヤ16の他端
を、そのリステイング・ワイヤ16の中央部分が
ルーフ・パネル12に形成されたビード11内に
位置するようにしてアーチ状に撓められるように
して、他方のルーフ・レール15の孔部17に嵌
め込む。同様の方法によつて複数のリステイン
グ・ワイヤ16…16を順次ルーフ・レール1
5,15の孔部17…17に嵌め込むようにし
て、その表皮14をそのルーフ・パネル12の内
側に取り付ける。
勿論、このようにして取り付けられた表皮14
の未端処理は、第3図に示されるように表皮14
の縁をそのルーフ・レール15の下端に巻き込
み、さらに、この部分に断面略U字状のオープニ
ング・トリム18がその縁に沿つて嵌め込まれ
る。
の未端処理は、第3図に示されるように表皮14
の縁をそのルーフ・レール15の下端に巻き込
み、さらに、この部分に断面略U字状のオープニ
ング・トリム18がその縁に沿つて嵌め込まれ
る。
如上のこの考案によれば、ルーフ・パネルが、
前後方向に適宜の間隔を置かれ、かつ、左右方向
に部分的に伸長されて外側に突出された複数のプ
レス成形ビードを有し、表皮が、そのルーフ・パ
ネルの内側面において、そのビード内に位置され
る複数の袋を有し、そして、複数のリステイン
グ・ワイヤが、その袋に通されてそのビードに嵌
め合わせられ、両端をルーフ・レールに固定する
ところの構成を備えるので、そのルーフ・パネル
とその表皮との間の隙間が非常に狭められ、その
表皮の張力によるそのリステイング・ワイヤの前
後に倒されることやずれが確実に阻止され、その
表皮が均一に張られ、そのルーフ・レールによく
なじんでそのルーフ・レールを末端までカバーで
き、そのルーフ・レールからの脱落が防止され、
車室内の空間が有効に利用可能になり、実用的に
なる。
前後方向に適宜の間隔を置かれ、かつ、左右方向
に部分的に伸長されて外側に突出された複数のプ
レス成形ビードを有し、表皮が、そのルーフ・パ
ネルの内側面において、そのビード内に位置され
る複数の袋を有し、そして、複数のリステイン
グ・ワイヤが、その袋に通されてそのビードに嵌
め合わせられ、両端をルーフ・レールに固定する
ところの構成を備えるので、そのルーフ・パネル
とその表皮との間の隙間が非常に狭められ、その
表皮の張力によるそのリステイング・ワイヤの前
後に倒されることやずれが確実に阻止され、その
表皮が均一に張られ、そのルーフ・レールによく
なじんでそのルーフ・レールを末端までカバーで
き、そのルーフ・レールからの脱落が防止され、
車室内の空間が有効に利用可能になり、実用的に
なる。
第1図は、改良された吊り天井10を備えるキ
ヤブ・オーバ型トラツクに具体化されたこの考案
の自動車の具体例を示す斜視図、第2図は第1図
の2−2線に沿つて切断した要部を示す断面図、
および第3図は第1図の3−3線に沿つて切断し
た断面図である。 10……吊り天井、11……プレス成形ビー
ド、12……ルーフ・パネル、13……袋、14
……表皮、15……ルーフ・レール、16……リ
ステイング・ワイヤ。
ヤブ・オーバ型トラツクに具体化されたこの考案
の自動車の具体例を示す斜視図、第2図は第1図
の2−2線に沿つて切断した要部を示す断面図、
および第3図は第1図の3−3線に沿つて切断し
た断面図である。 10……吊り天井、11……プレス成形ビー
ド、12……ルーフ・パネル、13……袋、14
……表皮、15……ルーフ・レール、16……リ
ステイング・ワイヤ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 前後方向に適宜の間隔を置かれ、かつ、左右方
向に部分的に伸長されて外側に突出された複数の
プレス成形ビードを有するルーフ・パネルと、 そのルーフ・パネルの内側面において、そのビ
ード内に位置される複数の袋を有する表皮と、 その袋に通されてそのビードに嵌め合わせら
れ、両端をルーフ・レールに固定する複数のリス
テイング・ワイヤ とからなる自動車の吊り天井。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979112181U JPS6311000Y2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979112181U JPS6311000Y2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5630161U JPS5630161U (ja) | 1981-03-23 |
JPS6311000Y2 true JPS6311000Y2 (ja) | 1988-04-01 |
Family
ID=29344582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979112181U Expired JPS6311000Y2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6311000Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6694590B2 (ja) * | 2016-07-06 | 2020-05-20 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のルーフ固定構造 |
JP6694591B2 (ja) * | 2016-07-06 | 2020-05-20 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の上部構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5030735U (ja) * | 1973-07-12 | 1975-04-05 | ||
JPS5437622B2 (ja) * | 1974-09-12 | 1979-11-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5854252Y2 (ja) * | 1977-08-19 | 1983-12-10 | 井関農機株式会社 | 乗用農機におけるキヤビン屋根 |
-
1979
- 1979-08-15 JP JP1979112181U patent/JPS6311000Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5030735U (ja) * | 1973-07-12 | 1975-04-05 | ||
JPS5437622B2 (ja) * | 1974-09-12 | 1979-11-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5630161U (ja) | 1981-03-23 |
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