JPH0352198Y2 - - Google Patents

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JPH0352198Y2
JPH0352198Y2 JP1985134639U JP13463985U JPH0352198Y2 JP H0352198 Y2 JPH0352198 Y2 JP H0352198Y2 JP 1985134639 U JP1985134639 U JP 1985134639U JP 13463985 U JP13463985 U JP 13463985U JP H0352198 Y2 JPH0352198 Y2 JP H0352198Y2
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JP
Japan
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pillar
lining material
roof
ceiling lining
outer edge
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JP1985134639U
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JPS6243850U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車における車室内装材の端末構
造に関する。
(従来の技術) 自動車の車体ルーフはこのルーフの車幅方向外
側部から下方に向つて延びるピラーにより車体フ
レーム上に支持される。
上記構成において、車室天井部の外観上の体裁
を向上させるためなどの理由で、通常、このルー
フの下面を覆う天井内張材が設けられる(例え
ば、特開昭55−91470号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記の場合、ピラーの車室側の面が
屈曲されて凹面が形成されている場合にはこのピ
ラーの車室側の面と、この面に対応する天井内張
材の外側縁との間には間隙が形成されることとな
る。しかし、このような間隙は車室における外観
上の体裁を低下させるおそれがある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ピラーの車室側の面が屈曲されてい
る場合でも、このピラーと天井内張材とによる接
合部の外観上の体裁を簡単な構成で向上させるこ
とを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ピラーに対応する天井内張材の一部
外側縁に、同上ピラーの車室側の面の屈曲形状に
沿うよう予め形成された剛性部材を巻き込むよう
に取り付けた点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、1は自動車、2はその車体、3は
この車体2の内部に形成される車室である。上記
車体2の上部を形成するルーフ4はルーフパネル
4aと、このルーフパネル4aの車幅方向各外側
部に沿つて設けられるルーフサイドレール4bと
で構成される。
6はセンタピラーで、このセンタピラー6は上
記ルーフ4の外側部における前後方向中途部から
下方に向つて延び、その延出端は図示しない車体
フレーム側に連結されている。このセンタピラー
6は車室3側の面を形成するインナパネル6a
と、車体2外面を形成するアウタパネル6bとで
構成される。
上記センタピラー6の前方にはドア開口8が形
成され、このドア開口8はフロントドア9で開閉
自在とされている。一方、同上センタピラー6の
後方にはウインド開口10が形成され、このウイ
ンド開口10を覆うウインドガラス11が設けら
れる。
上記ルーフ4の下側には車室3の上面を形成す
るつり天井13が設けられる。このつり天井13
はルーフ4の下面を覆う可撓性の天井内張材14
と、この天井内張材14をルーフ4に取り付ける
リステイングワイヤ15とで構成され、このリス
テイングワイヤ15は前記両ルーフサイドレール
4bに架設されている。
上記天井内張材14の車幅方向外側縁14aは
ある程度引つ張られた状態で前記ドア開口8やウ
インド開口10の各上縁にそれぞれウエザストリ
ツプ17で挟み付けられている。
前記センタピラー6のインナパネル6a上部は
屈曲された形状とされており、その車室3側の面
に凹所16が形成されている。
そして、上記インナパネル6aと天井内張材1
4の接合部は次のように構成される。即ち、セン
タピラー6に対面する天井内張材14の外側縁1
4aの一部が下方に突出される。この一部外側縁
14a′にはインナパネル6aの屈曲形状に沿うよ
うに予め形成された剛性のある樹脂板18がこの
一部外側縁14a′に巻き込まれるようにして取り
付けられている。即ち、この一部外側縁14a′は
縫製や溶着などにより袋状に形成されており、こ
の内部に上記樹脂板18が挿入されて取り付けら
れている。この場合、樹脂板18を一部外側縁1
4a′に巻き込み、その後にこの一部外側縁14
a′を縫製や溶着などにより袋状に形成してもよ
い。また、樹脂板18は鉄等金属板であつてもよ
い。
そして、上記一部外側縁14a′の前後両端がそ
れぞれセンタピラー6の前後各縁部にウエザスト
リツプ17で挟み付けられる。
なお、以上は図示の例によるが、ピラーは上記
したセンタピラー6の他にフロントピラーやリヤ
ピラーであつてもよい。
(考案の効果) この考案によれば、ピラーに対応する天井内張
材の一部外側縁に同上ピラーの車室側の面の屈曲
形状に沿うように予め形成された剛性部材を巻き
込むように取り付けたため、剛性部材によつて上
記天井内張材の一部外側縁をピラーの車室側の面
に沿つた形状に保持できることとなる。よつて、
ピラーの車室側の面が屈曲されている場合でも、
天井内張材の一部外側縁はこの屈曲面に沿うため
この一部外側縁とピラーの車室側の面との間に間
隙が形成されることは防止される。また、この場
合、剛性部材は上記外側縁に巻き込まれているた
め、外観されることが防止される。従つて、ピラ
ーに対する天井内張材の接合部の外観上の体裁は
向上させられる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は車体上
部の部分斜視図、第2図は第1図の−線矢視
断面図、第3図は自動車の全体側面図、第4図は
第3図の−線矢視断面図である。 1……自動車、2……車体、3……車室、4…
…ルーフ、6……センタピラー(ピラー)、14
……天井内張材、14a′……一部外側縁、18…
…樹脂板(剛性部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体ルーフの車幅方向外側部から下方に向つて
    延びるピラーを設け、同上ルーフの下面を覆う天
    井内張材を設けた自動車の車体上部において、上
    記ピラーに対応する天井内張材の一部外側縁に、
    同上ピラーの車室側の面の屈曲形状に沿うよう予
    め形成された剛性部材を巻き込むように取り付け
    たことを特徴とする車室内装材の端末構造。
JP1985134639U 1985-09-02 1985-09-02 Expired JPH0352198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985134639U JPH0352198Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985134639U JPH0352198Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS6243850U JPS6243850U (ja) 1987-03-17
JPH0352198Y2 true JPH0352198Y2 (ja) 1991-11-12

Family

ID=31036068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985134639U Expired JPH0352198Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191168A (en) * 1981-05-15 1982-11-24 Nissan Motor Co Ltd Terminating construction for engaging of head lining

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5895372U (ja) * 1981-12-22 1983-06-28 本田技研工業株式会社 車両のピラ−ライニング構造
JPS58128181U (ja) * 1982-02-25 1983-08-30 日野自動車株式会社 自動車の吊り天井

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191168A (en) * 1981-05-15 1982-11-24 Nissan Motor Co Ltd Terminating construction for engaging of head lining

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Publication number Publication date
JPS6243850U (ja) 1987-03-17

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