JPH0539012Y2 - - Google Patents

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JPH0539012Y2
JPH0539012Y2 JP1986152989U JP15298986U JPH0539012Y2 JP H0539012 Y2 JPH0539012 Y2 JP H0539012Y2 JP 1986152989 U JP1986152989 U JP 1986152989U JP 15298986 U JP15298986 U JP 15298986U JP H0539012 Y2 JPH0539012 Y2 JP H0539012Y2
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roof
panel
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roof panel
edge
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のルーフパネルに内装材として
のトツプシーリングを取り付ける構造に関するも
のである。
(従来の技術) 従来より、車両のルーフ構造として、例えば実
開昭55−43936号公報に開示されているように、
ルーフ部のルーフサイドレールを構成するアウタ
パネルに車外側フランジ部を、またインナパネル
に室内側フランジ部をそれぞれ形成して両フラン
ジ部を突き合わせて接合し、この両フランジ部の
接合部にシーミングウエルトを挟持したものが知
られている。
このものでは、内装材としてのヘツドライニン
グの端末部をルーフパネルに固定する場合、吊天
井のヘツドライニングの端末部に係止部材を固着
し、このヘツドライニング端末の係止部材を、上
記ルーフ部のルーフサイドレールの両パネル接合
部としてのフランジ部に係合し、かつ上記シーミ
ングウエルトにより固定するようになされてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来のものでは、ルーフサイド
レールの両パネルにおけるフランジ部自体がルー
フの端縁部を形成しているので、このフランジ部
同士の接合部に挟持されるシーミングウエルトが
下方に大きく張り出してしまい、その車室から見
た外観上の見映えが悪くなるとともに、車室内か
らの視界も妨げられるという問題がある。
本考案は斯かる点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、ルーフパネル部に取り付けられる内装
材を利用することにより、シーミングウエルトを
隠蔽するようにし、車室内からの見映えや視界を
よくするようにすることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案では、ルー
フパネルとトツプシーリングとで構成され、上記
ルーフパネルの端縁部にウエザーストリツプを備
えた車両のルーフ構造において、上記ルーフパネ
ルに、車室内に垂下したフランジ部を先端に有す
るパネル側ブラケツト部を設ける一方、端縁部以
外の上記トツプシーリングに、先端にフランジ部
を有するトツプシーリング側ブラケツト部を設け
る。
そして、このトツプシーリング側ブラケツト部
の先端フランジ部と上記パネル側ブラケツト部の
先端フランジ部とを突き合わせかつシーミングウ
エルトにより挟持して一体的に固定し、上記シー
ミングウエルトを上記ウエザーストリツプとトツ
プシーリングの端縁部との間に収容する構成とす
る。
(作用) この構成により、端縁部にウエザーストリツプ
を備えたルーフパネルに、車室内に垂下したフラ
ンジ部を先端に有するパネル側ブラケツト部が設
けられ、一方、トツプシーリングの端縁部以外の
部分に、先端にフランジ部を有するトツプシーリ
ング側ブラケツト部が設けられ、これら両ブラケ
ツト部の先端フランジ部同士が突き合わせられ、
かつ上記ウエザーストリツプとトツプシーリング
の端縁部との間に位置するシーミングウエルトに
より挟持されて一体的に固定されているので、ル
ーフの端縁部よりも車室内側に突出しているシー
ミングウエルトがルーフパネル側のウエザースト
リツプとトツプシーリングの端縁部との間に隠蔽
されることとなり、車室内からの見映えを向上さ
せることができるとともに、視界を広げることが
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図は本考案の実施例に係る自動車の車室部
分を示す。1は車体、2は該車体1内に形成され
た車室、3は該車室2の前壁部を構成するフロン
トウインドガラス、4は該フロントウインドガラ
ス3の左右側縁部を固着支持する左右のフロント
ピラー、5は該両フロントピラー4,4の上端部
間に架設されフロントウインドガラス3の上縁部
を固着支持するフロントヘツダである。また、6
は車室2の左右側壁後部に車室2上方を覆うよう
に立設された門形状のフオーミングバーであつ
て、このフオーミングバー6の車体ピラー部とし
ての左右の各垂直部6aと上記フロントピラー4
及びその下側の車体1との間にドア7が配設さ
れ、このドア7はその前端縁にてフロントピラー
4下側の車体1に揺動可能に支持されている。ま
た、フオーミングバー6の水平部6bと上記フロ
ントヘツダ5との間にはルーフ部8が取外し可能
に架設されており、このルーフ部8の取外しによ
つて車室2が上方に開放される。よつてルーフ部
8はタルガトツプタイプルーフに構成される。
上記ルーフ部8は、例えば第1図及び第6図に
示すように、車体外表面を形成する略平板状の樹
脂製ルーフパネル9の下面に断面略コ字状の樹脂
製レインフオースメント10を両者間に閉断面が
形成されるように一体的に接着してなる。また、
このルーフパネル9の下側には内装材としての硬
質樹脂材料よりなるトツプシーリング11が一体
的に取り付けられ、このトツプシーリング11
は、第1図に示すように、形状を決定する基材1
1aの下面(表面)にクツシヨン層11bを介し
てレザー等からなる表皮11cを一体に接着して
なるものである。そして、このトツプシーリング
11は、第4図にも示すように、その略全体にお
いて多数のフアスナ12,12,…によりレイン
フオースメント10に係合され、かつ左右端縁部
は同レインフオースメント10に第1図に示す取
付構造でもつて固定されている。
すなわち、第1図において、上記ルーフパネル
9下面に一体的に接着されたレインフオースメン
ト10には前後方向に延びるパネル側ブラケツト
部13がその基部13aにてリテーナ14と共に
ボルト15により締結され、該パネル側ブラケツ
ト部13の先端には車室2内に垂下したフランジ
部13bが形成されている。25は上記ルーフパ
ネル9と一体のレインフオースメント10に取り
付けられているリテーナ14に基部が嵌合固定さ
れたウエザーストリツプで、このウエザーストリ
ツプ25にドア7のウインドガラス7a上端縁を
当接せしめてドア7とルーフ部8との間の隙間を
シールするようになされている。
一方、上記トツプシーリング11には、その左
右端縁部よりも若干車室中央側寄りに複数のトツ
プシーリング側ブラケツト部16,16,…がそ
の各基部16aにて前後方向に一定の間隔をあけ
て取り付けられている。該各ブラケツト部16は
トツプシーリング11の基材11aにブラインド
リベツト17を介して固定され、この各トツプシ
ーリング側ブラケツト部16の先端には上記パネ
ル側ブラケツト部13の先端フランジ部13bに
対応する形状のフランジ部16bが形成されてい
る。そして、上記パネル側ブラケツト部13の先
端フランジ部13bと各トツプシーリング側ブラ
ケツト部16の先端フランジ部16bとは、上記
ウエザーストリツプ25とトツプシーリング11
の左右端縁部との間において互いに突き合わされ
かつシーミングウエルト18により挟持されて一
体的に固定されている。すなわち、この構造によ
り、上記シーミングウエルト18はウエザースト
リツプ25とトツプシーリング11の左右端縁部
との間に収容されている。
尚、第2図に示すように、上記各フロントピラ
ー4にはシーミングウエルト19が上記ルーフ部
8のシーミングウエルト18と連続するように取
り付けられている。また、第4図及び第5図に示
すように、上記トツプシーリング11の左右側端
部には前方に開放された切欠き部20とその後方
に上方に凹陥された凹部21とが形成され、この
凹部21の内底面には第7図及び第8図に示す如
くベゼル22がタツピングねじ23により固定さ
れ、上記切欠き部20内には、ルーフ部8の車体
1への固定時(車室2の非開放時)にルーフパネ
ル9の前端部をフロントヘツダ5に係止固定する
ためのロツク機構24が配設されており、その操
作レバー24aはルーフ部8の固定時に凹部21
のベゼル22内に収容されるようになつている。
したがつて、上記実施例においては、ルーフ部
8のルーフパネル9下面に内装材としてのトツプ
シーリング11を固定する場合、例えば第3図に
も示すように、まず、ルーフパネル9の左右端縁
部においてルーフパネル9と一体のレインフオー
スメント10に固定されているパネル側ブラケツ
ト部13の先端フランジ部13bに、トツプシー
リング11に固定したトツプシーリング側ブラケ
ツト部16,16,…の各々の先端フランジ部1
6bを突き合わせ、次いで、その突き合わされて
いる両ブラケツト部13,16の先端フランジ部
13b,16b同士をシーミングウエルト18に
より挟持することにより、トツプシーリング11
がルーフパネル9に一体的に固定される。すなわ
ち、ルーフ部8のルーフパネル9及びレインフオ
ースメント10が軽量化のために樹脂材料で形成
されていて、該樹脂製のルーフパネル9に鋼板を
使用したときのようにアウタパネルとインナパネ
ルとによる接合フランジ部がなくても、該ルーフ
パネル9に接合フランジ部と同様の機能を持つパ
ネル側ブラケツト部13が取り付けられているの
で、このブラケツト部13により鋼板製ルーフ部
と同様にトツプシーリング11の端縁部を両者間
の隙間を小さくして確実に固定支持することがで
きる。
また、上記各トツプシーリング側ブラケツト部
16はトツプシーリング11において左右端縁部
よりも若干車室中央側寄りに取り付けられている
ので、この各トツプシーリング側ブラケツト部1
6のフランジ部16bと上記パネル側ブラケツト
部13のフランジ部13bとの突合わせ部分はト
ツプシーリング11の左右端縁部と、ルーフパネ
ル9の左右端縁部においてルーフパネル9に一体
のレインフオースメント10にリテーナ14を介
して取付固定されているウエザーストリツプ25
との間に位置することとなる。それ故、この両フ
ランジ部13b,16bの突合わせ部分を挟持す
るシーミングウエルト18も上記ルーフパネル9
側のウエザーストリツプ25とトツプシーリング
11の左右端縁部との間に収容されて隠蔽され、
その結果、シーミングウエルト18の車室内への
突出がなくなつて、車室内からの見映えを向上さ
せることができるとともに、視界を広げることが
できる。
さらに、上記パネル側ブラケツト部13の先端
フランジ部13bと各トツプシーリング側ブラケ
ツト部16の先端フランジ部16bとを挟持する
ようにシーミングウエルト18が固定されてお
り、このことにより、ルーフ部8にはシーミング
ウエルト18がルーフ部8前側のフロントピラー
4におけるシーミングウエルト19と連続するよ
うに取り付けられるので、車室2内から見た外観
上の違和感をなくしてその見映えを向上すること
ができる。
尚、上記実施例は、タルガトツプルーフを有す
る車両の場合であるが、この考案は、タルガトツ
プタイプ以外の一般のルーフ構造を有する車両に
も適用することができる。
(考案の効果) 以上の如く、本考案によると、車両のルーフ構
造において、そのルーフパネルにパネル側ブラケ
ツト部を固定し、そのブラケツト部の先端フラン
ジ部に対し、トツプシーリングの端縁部以外の部
分に取り付けたトツプシーリング側ブラケツト部
の先端フランジ部を突き合わせ、かつその両フラ
ンジ部を、ルーフパネル側のウエザーストリツプ
とトツプシーリングの端縁部との間に収容される
シーミングウエルトによつて挟持固定するように
したことにより、ルーフの端縁部よりも車室内側
に突出しているシーミングウエルトをルーフパネ
ル側のウエザーストリツプとトツプシーリングの
端縁部との間に隠蔽でき、よつて車室内からの見
映えの向上や視界の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案の実施例を示し、
第1図は第2図の−線拡大断面図、第2図は
ルーフ部を車室内から見た斜視図、第3図はトツ
プシーリングの取付状態を示す分解斜視図、第4
図はトツプシーリングの全体斜視図、第5図はそ
の平面図、第6図は第5図の−線拡大断面
図、第7図は同−線拡大断面図、第8図は第
7図の−線断面図である。 1……車体、2……車室、8……ルーフ部、9
……ルーフパネル、11……トツプシーリング、
13……パネル側ブラケツト部、13a……基
部、13b……フランジ部、16……トツプシー
リング側ブラケツト部、16b……フランジ部、
18,19……シーミングウエルト、25……ウ
エザーストリツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ルーフパネルとトツプシーリングとで構成さ
    れ、上記ルーフパネルの端縁部にウエザーストリ
    ツプを備えた車両のルーフ構造において、 上記ルーフパネルに、車室内に垂下したフラン
    ジ部を先端に有するパネル側ブラケツト部が設け
    られている一方、 端縁部以外の上記トツプシーリングには先端に
    フランジ部を有するトツプシーリング側ブラケツ
    ト部が設けられており、 このトツプシーリング側ブラケツト部の先端フ
    ランジ部と上記パネル側ブラケツト部の先端フラ
    ンジ部とは突き合わされ、かつシーミングウエル
    トにより挟持されて一体的に固定され、 上記シーミングウエルトは上記ウエザーストリ
    ツプとトツプシーリングの端縁部との間に収容さ
    れていることを特徴とする車両の内装材取付構
    造。
JP1986152989U 1986-10-03 1986-10-03 Expired - Lifetime JPH0539012Y2 (ja)

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JPS6358046U JPS6358046U (ja) 1988-04-18
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6218474B2 (ja) * 2013-07-23 2017-10-25 ダイハツ工業株式会社 オープンカーのルーフ構造
JP6359387B2 (ja) * 2014-08-29 2018-07-18 マツダ株式会社 車両の開閉ルーフ構造

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JPS5615109U (ja) * 1979-07-11 1981-02-09

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JPS61122919U (ja) * 1985-01-22 1986-08-02

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