JPH11180346A - 自動車の後部車体構造 - Google Patents

自動車の後部車体構造

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JPH11180346A
JPH11180346A JP35490597A JP35490597A JPH11180346A JP H11180346 A JPH11180346 A JP H11180346A JP 35490597 A JP35490597 A JP 35490597A JP 35490597 A JP35490597 A JP 35490597A JP H11180346 A JPH11180346 A JP H11180346A
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JP
Japan
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reinforcement
back pillar
door
lamp housing
combination lamp
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JP35490597A
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Taku Sumino
卓 角野
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/10Doors arranged at the vehicle rear
    • B60J5/101Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans
    • B60J5/105Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans comprising door or part of door being pivotable about vertical axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/04Door pillars ; windshield pillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/087Luggage compartments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが安価で、外観が良好で、バックドア
の大型化による重量増加にも十分対応できる強度を確保
できる自動車の後部車体構造を提供すること。 【解決手段】 車両後端の側部に配設したリヤコンビラ
ンプハウジング9にドアヒンジ取付部34を設け、この
リヤコンビランプハウジング9の室外側の端部10にバ
ックピラーアウターリンフォース15の後端16を固着
し、室内側の端部11にクォーターインナーパネル12
の後端13を固着し、これらバックピラーアウターリン
フォース15とクォーターインナーパネル12との前端
17,18にバックピラーインナーリンフォース19の
前端20を固着し、クォーターインナーパネル12の後
端21をリヤコンビランプハウジング9に固着すること
により、上記ドアヒンジ取付部34の前部の車体構造に
少なくとも2つの閉断面I, IIIを形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の後部車体
構造に関する。さらに詳しくは、自動車のバックドアを
開閉可能に支持するドアヒンジの取付部、及び室内側の
後方角部に設置するシートベルト支持具の取付部の剛
性、強度を向上させる車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バックドア100を有する自動車
101の後端部の側端には、図9に示すように、ドアヒ
ンジ102が取り付けられており、該ドアヒンジ102
を中心に上記バックドア100が開閉する。この車体後
部の構造は、図9のF−F線による横断面図によると図
10のようになっている。この図において、車体側部に
サイドボディアウターパネル103が配設され、その後
端104がリヤコンビランプハウジング105の室外側
の端部106に接合されている。また、該リヤコンビラ
ンプハウジング105の室内側の端部107はクォータ
ーインナーパネル108の後端109に接合され、これ
らリヤコンビランプハウジング105とクォーターイン
ナーパネル108の前端110とを連結するようにリン
フォースメント(以下、リンフォースと略す)111が
取り付けられている。
【0003】上記リヤコンビランプハウジング105の
ドアヒンジ取付面112は略平面状に形成され、その裏
面にリンフォース111が重なっており、これら2枚の
パネル105,111にボルト締結されてドアヒンジ1
02の一方のヒンジ部材114が取り付けられている。
上記リンフォース111は、ドアヒンジ取付部115を
補強するものである。また、このドアヒンジ102は、
略くの字状に屈曲した2枚のヒンジ部材114,116
を互いの凹面を対向させた状態で両者の端部を回動可能
に支持したものであり、該ドアヒンジ102の一方のヒ
ンジ部材114を上記リヤコンビランプハウジング10
5のドアヒンジ取付面112に、他方のヒンジ部材11
6をバックドア100に取り付けることにより、このド
アヒンジ102を中心としてバックドア100が車体に
開閉可能に支持されている。
【0004】しかし、この図10に示したドアヒンジ1
02の取付構造では、作業者がバックドア110を全開
にして保持した状態でドアヒンジ102を取り付けねば
ならず、取付作業性の点で問題があったため、本願の出
願人は、特願平8−168901号において、図11に
示すドアの取付構造を提案した。この図では、略くの字
状に屈曲した2枚のヒンジ部材118,119を、互い
の凸面が同じ向きになるように回動可能に支持したドア
ヒンジ120を用いている。また、リヤコンビランプハ
ウジング105のドアヒンジ取付面112を車幅方向に
沿った略平面状に形成し、該ドアヒンジ取付面112に
上記ドアヒンジ120の一方のヒンジ部材118をボル
ト締結している。この構造においては、ドアヒンジ12
0を取り付ける際にバックドア100を全開にしなくて
もすみ、また、ボルト121の締結方向が車両前後方向
なので、取付作業性が向上する。しかし、RV車等の多
くは、図9に示したように、バックドア100にスペア
タイヤ122が取り付けているので、ドアヒンジ120
にかかる重量負担が大きくなる。このため、従来は、ド
アヒンジ120の大きさや板厚を大きくしてドアヒンジ
120の強度向上を図ったり、上下のドアヒンジ12
0,120の間隔を大きく離してドアヒンジ120にか
かる重量負担を軽減したりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、ドアヒンジ120の大きさや板厚を大
きくすると、部品コストの増大及び重量増加を招いた。
また、上下のドアヒンジ120,120の間隔を大きく
すると、図9のように、上側のドアヒンジ120がウィ
ンドガラス123のすぐ下端に位置するため、外観的に
見栄えが良くなかった。なお、図10のようなドアヒン
ジ取付部115についての部分的な補強のみでは、バッ
クドア100の大型化による重量増加に十分対応するこ
とができないおそれがあった。
【0006】本発明は、上記課題を解決し、コストが安
価で、外観が良好で、バックドアの大型化による重量増
加にも十分対応できる強度を確保できる自動車の後部車
体構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、車両後端の側部にドアヒンジ取付部を設
け、該ドアヒンジ取付部に、ドアヒンジを構成する一方
のヒンジ部材を固定し、他方のヒンジ部材をバックドア
に固定することにより、バックドアを開閉可能に車体に
支持した自動車の後部車体構造において、上記ドアヒン
ジ取付部を設けた車体側部に閉断面構造を採用してい
る。
【0008】また、本発明の一態様では、車両後端の側
部に配設したリヤコンビランプハウジングに上記ドアヒ
ンジ取付部を設け、該リヤコンビランプハウジングの前
部にバックピラーアウターリンフォースとクォーターイ
ンナーパネルとを設け、これらリヤコンビランプハウジ
ングとバックピラーアウターリンフォースとクォーター
インナーパネルとによって閉断面を形成するとともに、
その前端部を上記バックピラーアウターリンフォースと
クォーターインナーパネルの少なくともいずれかに固着
し、後端部を上記リヤコンビランプハウジングに固着し
たバックピラーインナーリンフォースを上記閉断面内に
設け、これらリヤコンビランプハウジングとバックピラ
ーアウターリンフォースとクォーターインナーパネルと
バックピラーインナーリンフォースとによって、上記ド
アヒンジ取付部の前部の車体構造に少なくとも2つの閉
断面を形成している。さらに、本発明の別の態様では、
ヒンジガセットの前端部を上記バックピラーインナーリ
ンフォースに固着するとともに、その後端部を上記リヤ
コンビランプハウジングに固着し、上記リヤコンビラン
プハウジングとバックピラーアウターリンフォースとク
ォーターインナーパネルとバックピラーインナーリンフ
ォースとヒンジガセットとによって、上記ドアヒンジ取
付部の前部の車体構造に少なくとも3つの閉断面を形成
している。
【0009】なお、本発明の更に別の態様では、車両室
内の後方角部の上部に配設したクォーターインナーパネ
ルの裏面側にバックピラーインナーリンフォースを設
け、これらクォーターインナーパネルとバックピラーイ
ンナーリンフォースとをサイドボディアウターパネルに
固着することによって閉断面を形成するとともに、上記
クォーターインナーパネルとバックピラーインナーリン
フォースに、その室内側からシートベルト支持具を取り
付けている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係
る後部車体構造を備えた自動車1を斜め後方から見た斜
視図である。この自動車1には、その後端にスペアタイ
ヤ2が装着されたバックドア3がドアヒンジ4,5を介
して開閉可能に支持されている。このドアヒンジ4,5
は、車両後端の側端部下方に、アッパーヒンジ4とロア
ヒンジ5に分かれて取り付けられており、これらのドア
ヒンジ4,5の取付部を車両後方からリヤコンビランプ
6で覆うことにより外観向上を図っている。
【0011】上記アッパーヒンジ4の取付部の近傍は、
図1のA−A線による横断面図によると図2のような構
造になっている。この図において、車体側部にサイドボ
ディアウターパネル7が配設され、その後端8が室内側
に屈曲してリヤコンビランプハウジング9の室外側の端
部10に接合され、室内側の端部11はクォーターイン
ナパネル12の後端13に接合されている。該リヤコン
ビランプハウジング9は、車幅方向に沿って配設され、
その車幅方向の中央には、車両後方に突出したアッパー
ヒンジ取付面14aが平面状に形成されている。また、
上記リヤコンビランプハウジング9の室外側の端部10
にバックピラーアウターリンフォース15の後端16が
接合されている。このバックピラーアウターリンフォー
ス15は、車幅方向外側に膨らんだ形状を成し、その前
端17と上記クォーターインナパネル12の前端18と
によって、バックピラーインナーリンフォース19の前
端20を挟持する状態で接合されている。該バックピラ
ーインナーリンフォース19の後端21は、上記アッパ
ーヒンジ取付面14aの室内側の端部22に接合され、
上記バックピラーインナーリンフォース19と上記アッ
パーヒンジ取付面14aの室外側の端部23とを結ぶよ
うにアッパーヒンジガセット24が配設されている。該
アッパーヒンジガセット24は、後端面25が室内側に
屈曲して上記アッパーヒンジ取付面14aに取り付けら
れている。
【0012】以上の説明をまとめると、上記アッパーヒ
ンジ4の上記アッパーヒンジ取付面14aの前方には、
3つの閉断面が形成されている。つまり、バックピラー
アウターリンフォース15とリヤコンビランプハウジン
グ9とアッパーヒンジガセット24とバックピラーイン
ナーリンフォース19とから成る閉断面I 、アッパーヒ
ンジガセット24とリヤコンビランプハウジング9とバ
ックピラーインナーリンフォース19とから成る閉断面
II、及びクォーターインナーパネル12とバックピラー
インナーリンフォース19とリヤコンビランプハウジン
グ9とから成る閉断面III である。
【0013】一方、車両後端には、車幅方向に沿ってイ
ンナーパネル26aとアウターパネル26bとから成る
バックドア3がアッパーヒンジ4を介して開閉可能に支
持されている。該アッパーヒンジ4は、略くの字状に形
成された2枚のヒンジ部材27,28を、各々の凸面を
同じ向きにして回動可能に支持したものであり、一方の
ヒンジ部材27を上記アッパーヒンジ取付面14aにボ
ルト締結し、他方のヒンジ部材28をバックドア3にボ
ルト締結し、このアッパーヒンジ4を中心にバックドア
3が開閉可能に車体に支持されている。なお、上記アッ
パーヒンジ4やリヤコンビランプハウジング9を覆うよ
うにリヤコンビランプ6が配設されている。
【0014】次いで、図1のB−B線による横断面図で
ある図3について説明する。ただし、図2と同様の構造
については、その説明を省略する。クォーターインナー
パネル12の前端18は、断面略コ字状に形成されたホ
イールハウスパネル30の室内側の端部31に接合さ
れ、該ホイールハウスパネル30の室外側の端部32
は、バックピラーアウターリンフォース15を介してサ
イドボディーアウターパネル7に接合されている。該バ
ックピラーアウターリンフォース15は、サイドボディ
アウターパネル7に沿って配設されており、その前端1
7が上記ホイールハウスパネル30とサイドボディアウ
ターパネル7とに挟持された状態で接合され、その後端
16がリヤコンビランプハウジング9の室外側の端部1
0とサイドボディアウターパネル7の後端8とに接合さ
れている。
【0015】また、上記ホイールハウスパネル30とリ
ヤコンビランプハウジング9のロアヒンジ取付面14b
の室内側の端部22とを結ぶようにバックピラーインナ
ーリンフォース19が配設されている。このロアヒンジ
取付面14bの前方には、ロアヒンジガセット33が取
り付けられており、図3に示すように、ロアヒンジ5に
対するロアヒンジ取付面14bの前方には2つの閉断面
が形成されている。つまり、ホイールハウスパネル30
とバックピラーアウターリンフォース15とリヤコンビ
ランプハウジング9とバックピラーインナーリンフォー
ス19とから成る閉断面IV、及びリヤコンビランプハウ
ジング9とクォーターインナーパネル12とホイールハ
ウスパネル30とバックピラーインナーリンフォース1
9とから成る閉断面V である。この閉断面V は、上記ア
ッパーヒンジ4のアッパーヒンジ取付面14aの前方に
形成された閉断面III と上下に連通している。さらに、
ロアヒンジ5は、上記リヤコンビランプハウジング9の
ロアヒンジ取付面14bとその裏面に取り付けられたロ
アヒンジガセット33とにボルト締結されている。
【0016】図3のC−C線による縦断面図を図4に示
す。この図において、車両後端にリヤコンビランプ6が
配設され、ドアヒンジ取付部34を覆っており、その前
方にリヤコンビランプハウジング9が配設されている。
該リヤコンビランプハウジング9には、断面略コ字状の
ロアヒンジガセット33の後端面35がロアヒンジ5と
共にボルト締結されており、該ロアヒンジガセット33
の上部前端36はバックピラーアウターリンフォース1
5に、下部前端37はホイールハウスパネル30にそれ
ぞれ接合されている。そして、図5に示すように、車両
後端の上部においては、バックピラーインナーリンフォ
ース19とクォーターインナーパネル12とが重なった
状態で、略U字状に形成されたサイドボディアウターパ
ネル7の両端に、その室内側から接合されている。この
クォーターインナーパネル12には、図6に示すような
シートベルトアンカレッジ38が室内側に取り付けられ
ており、上記バックピラーインナーリンフォース19が
従来設けられていた補強材の代わりとなっている。
【0017】以上説明した構造について、図7のE部に
おける車体構造を構成する主要部品とそれらの位置関係
を室内側から見た斜視図を図8に示す。リヤコンビラン
プハウジング9の車幅方向外側の端部10にバックピラ
ーアウターリンフォース15の後端16が接合され、上
記リヤコンビランプハウジング9の車幅方向内側の部位
にバックピラーインナーリンフォース19が接合され、
これらバックピラーアウターリンフォース15とバック
ピラーインナーリンフォース19は、上部でそれらの前
端同士17,20が接合されている。また、上記アッパ
ーヒンジガセット24は、その後端面25に形成された
平面部が上記ハウジング9のアッパーヒンジ取付面14
aにボルト締結されており、その前端39はバックピラ
ーインナーリンフォース19の車幅方向外側の面に接合
されている。さらに、上記ロアヒンジガセット33は、
その後端面35が上記ハウジング9のロアヒンジ取付面
14bにボルト締結されており、その車幅方向外側の端
部40はバックピラーアウターリンフォース15に、そ
の車幅方向内側の端部41はバックピラーインナーリン
フォース19にそれぞれ接合されている。
【0018】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る自動車の
後部車体構造によれば、以下のような効果を奏する。 (1) 本発明は、車両後端の側部にドアヒンジ取付部を設
け、該ドアヒンジ取付部に、ドアヒンジを構成する一方
のヒンジ部材を固定し、他方のヒンジ部材をバックドア
に固定することにより、バックドアを開閉可能に車体に
支持した自動車の後部車体構造において、上記ドアヒン
ジ取付部を設けた車体側部に閉断面構造を採用したの
で、ドアヒンジ取付部の強度が向上し、ドアヒンジの大
きさや板厚を小さくすることによるコスト低減及び重量
軽減が図れ、バックドアの大型化も可能となる。また、
アッパーヒンジの取付位置を下方に移動できるので、車
両後部の外観が向上し、見栄えが良くなり、さらに後方
視界も良くなる。 (2) 本発明の一態様では、車両後端の側部に配設したリ
ヤコンビランプハウジングに上記ドアヒンジ取付部を設
け、該リヤコンビランプハウジングの前部にバックピラ
ーアウターリンフォースとクォーターインナーパネルと
を設け、これらリヤコンビランプハウジングとバックピ
ラーアウターリンフォースとクォーターインナーパネル
とによって閉断面を形成するとともに、その前端部を上
記バックピラーアウターリンフォースとクォーターイン
ナーパネルの少なくともいずれかに固着し、後端部を上
記リヤコンビランプハウジングに固着したバックピラー
インナーリンフォースを上記閉断面内に設け、これらリ
ヤコンビランプハウジングとバックピラーアウターリン
フォースとクォーターインナーパネルとバックピラーイ
ンナーリンフォースとによって、上記ドアヒンジ取付部
の前部の車体構造に少なくとも2つの閉断面を形成して
いるので、ドアヒンジ取付部に垂直に補強が入り、ねじ
れ剛性等の強度向上が図れる。 (3) 本発明の別の態様では、ヒンジガセットの前端部を
上記バックピラーインナーリンフォースに固着するとと
もに、その後端部を上記リヤコンビランプハウジングに
固着し、上記リヤコンビランプハウジングとバックピラ
ーアウターリンフォースとクォーターインナーパネルと
バックピラーインナーリンフォースとヒンジガセットと
によって、上記ドアヒンジ取付部の前部の車体構造に少
なくとも3つの閉断面を形成しているので、ドアヒンジ
取付部の強度がさらに向上し、コスト低減、重量軽減及
びバックドアの大型化が図れる。 (4) 本発明の更に別の態様では、車両室内の後方角部の
上部に配設したクォーターインナーパネルの裏面側にバ
ックピラーインナーリンフォースを設け、これらクォー
ターインナーパネルとバックピラーインナーリンフォー
スとをサイドボディアウターパネルに固着することによ
って閉断面を形成するとともに、上記クォーターインナ
ーパネルとバックピラーインナーリンフォースに、その
室内側からシートベルト支持具を取り付けているので、
従来の補強部材が不要になり、部品点数の削減が図れ、
部品の管理工数の低減及びコスト削減になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る後部車体構造を適用した自動車を
斜め後方から見た斜視図である。
【図2】図1のA−A線による横断面拡大図である。
【図3】図1のB−B線による横断面拡大図である。
【図4】図3のC−C線による縦断面拡大図である。
【図5】図1のD−D線による横断面拡大図である。
【図6】図5のシートベルトアンカレッジをX方向から
見た斜視図である。
【図7】本発明に係る後部車体構造を適用した自動車を
バックドアを開成した状態で斜め後方から見た斜視図で
ある。
【図8】図7のE部を構成する主要部品とそれらを組み
付ける状態を室内側から見た斜視図である。
【図9】従来の後部車体構造を適用した自動車を斜め後
方から見た斜視図である。
【図10】図9のF−F線による横断面拡大図である。
【図11】他の従来例を示す横断面拡大図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 スペアタイヤ 3 バックドア 4 アッパーヒンジ 5 ロアヒンジ 6 リヤコンビランプ 7 サイドボディアウターパネル 8,13,16,21 後端 9 リヤコンビランプハウジング 10,11,22,23,31,32,40,41 端
部 12 クォーターインナーパネル 14a アッパーヒンジ取付面 14b ロアヒンジ取付面 15 バックピラーアウターリンフォース 17,18,20,39 前端 19 バックピラーインナーリンフォース 24 アッパーヒンジガセット 25 後端面 26a インナーパネル 26b アウターパネル 27、28 ヒンジ部材 30 ホイールハウスパネル 33 ロアヒンジガセット 34 ドアヒンジ取付部 35 後端面 36 上部前端 37 下部前端 38 シートベルトアンカレッジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後端の側部にドアヒンジ取付部を設
    け、該ドアヒンジ取付部に、ドアヒンジを構成する一方
    のヒンジ部材を固定し、他方のヒンジ部材をバックドア
    に固定することにより、バックドアを開閉可能に車体に
    支持した自動車の後部車体構造において、上記ドアヒン
    ジ取付部を設けた車体側部に閉断面構造を採用したこと
    を特徴とする自動車の後部車体構造。
  2. 【請求項2】 車両後端の側部に配設したリヤコンビラ
    ンプハウジングに上記ドアヒンジ取付部を設け、該リヤ
    コンビランプハウジングの前部にバックピラーアウター
    リンフォースとクォーターインナーパネルとを設け、こ
    れらリヤコンビランプハウジングとバックピラーアウタ
    ーリンフォースとクォーターインナーパネルとによって
    閉断面を形成するとともに、その前端部を上記バックピ
    ラーアウターリンフォースとクォーターインナーパネル
    の少なくともいずれかに固着し、後端部を上記リヤコン
    ビランプハウジングに固着したバックピラーインナーリ
    ンフォースを上記閉断面内に設け、これらリヤコンビラ
    ンプハウジングとバックピラーアウターリンフォースと
    クォーターインナーパネルとバックピラーインナーリン
    フォースとによって、上記ドアヒンジ取付部の前部の車
    体構造に少なくとも2つの閉断面を形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の自動車の後部車体構造。
  3. 【請求項3】 ヒンジガセットの前端部を上記バックピ
    ラーインナーリンフォースに固着するとともに、その後
    端部を上記リヤコンビランプハウジングに固着し、上記
    リヤコンビランプハウジングとバックピラーアウターリ
    ンフォースとクォーターインナーパネルとバックピラー
    インナーリンフォースとヒンジガセットとによって、上
    記ドアヒンジ取付部の前部の車体構造に少なくとも3つ
    の閉断面を形成したことを特徴とする請求項2に記載の
    自動車の後部車体構造。
  4. 【請求項4】 車両室内の後方角部の上部に配設したク
    ォーターインナーパネルの裏面側にバックピラーインナ
    ーリンフォースを設け、これらクォーターインナーパネ
    ルとバックピラーインナーリンフォースとをサイドボデ
    ィアウターパネルに固着することによって閉断面を形成
    するとともに、上記クォーターインナーパネルとバック
    ピラーインナーリンフォースに、その室内側からシート
    ベルト支持具を取り付けたことを特徴とする自動車の後
    部車体構造。
JP35490597A 1997-12-24 1997-12-24 自動車の後部車体構造 Pending JPH11180346A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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