JPS5854252Y2 - 乗用農機におけるキヤビン屋根 - Google Patents

乗用農機におけるキヤビン屋根

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Publication number
JPS5854252Y2
JPS5854252Y2 JP1977109982U JP10998277U JPS5854252Y2 JP S5854252 Y2 JPS5854252 Y2 JP S5854252Y2 JP 1977109982 U JP1977109982 U JP 1977109982U JP 10998277 U JP10998277 U JP 10998277U JP S5854252 Y2 JPS5854252 Y2 JP S5854252Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
plate
cabin
heat insulating
ventilation
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977109982U
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English (en)
Other versions
JPS5437622U (ja
Inventor
千歳 辻
英雄 渡辺
Original Assignee
井関農機株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5437622U publication Critical patent/JPS5437622U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はトラクターの如き乗用農機におけるキャビン
屋根に関するものである。
キャビン屋根に注ぐ太陽熱を放散してキャビンの室温上
昇を防ぐために、多数の突畦部を並設してその頂部に合
成樹脂シートを貼着して通風部を形成したものを、屋根
の上に取付けた構造が知られている。
しかしこの構造では、屋根の美観が損われるうえ、小石
などの飛散、衝突に弱いなどの問題がある。
そこでこの考案においては、屋根板とその裏面に取付け
た断熱板とによって通風路を形成し、屋根板の附近の外
気がこれらの通風路を流通できるように構成してキャビ
ンの外観を損うことなく、しかも剛性も充分に維持され
るように工夫したものである。
そして具体的構造を図示の1実施例にもとづいて説明す
れば、第2図イ7口に示したように薄鉄板などの金属薄
板にて形成した底の浅い矩形皿状の屋根板1の周囲には
表面に雨樋溝2・・・を凹設し、又、この屋根板1の表
面には前後方向に横断面画字状のリブ3a、3bt3b
を突設する。
そして第3図に示したように、例えば発泡性合成樹脂な
どにて厚肉の矩形板状に形成した断熱板4の上下両面に
横断面U字状の溝4as4bを左右方向中央部にて前後
に凹設し、上面側の溝4aを屋根板1の左右のリブ3b
が裏面に形成する溝5bの直下に夫々一致させて断熱板
4を屋根板1の裏面に貼着し、このようにして断熱板4
・・・を前後方向並びに左右方向へ互に間隔をおきなが
ら屋根板1の裏面に貼着することにより、前後に隣接す
る断熱板4,4間には通風路6a、6a・・・を、又、
左右に隣接する断熱板4,4間には屋根板1の中央部の
リブ3aが裏面に形成する溝5aの直下に通風路7aを
屋根板1の前後方向中央部に形成し、又、前後端の雨樋
溝2の内縁と前後端に位置する断熱板4,4との間には
通風路6bs6bを、左右端の雨樋溝2の内縁と左右端
に位置する断熱板4,4との間には通風路7bt7bが
夫々、屋根板1の裏面に形成されるように、しかもこれ
らの通風路6a*6b、7a t7b及び溝4at5b
によって形成された通風路7c=7c並びに、屋根板1
の裏面周囲に突設されている天井取付板8.8・・・を
用いて断熱板4・・・の下面に近接して張設した天井板
9と下面の溝4bとによって形成される通風路10a・
・・は相互に連通ずるよう形成する。
そして天井板9の前後左右の4隅附近にむける天井取付
板8を切欠して何れも外気側にのみ開口する通風口11
・・・を設け、キャビン12の天井部に冠装したこの屋
根板トは天井板9がキャビン12内を密閉するように構
成している。
なか、図示は省略したが、屋根板にはリブを全く突設せ
ずに断熱板に凹設した溝によって通風路を形成してもよ
い。
この考案に係るキャビン屋根板は上述のように構成して
いるので、屋根板1とその裏面に取付けた断熱板4とに
よって形成される通風路6a・・・を外気が流通してキ
ャビン内は清涼に保たれるものである。
そして、屋根板1の裏面に断熱板4を取付けることによ
って通風路6a・・・が形成されるので、屋根板1の形
がそのま1となってキャビンの外観は損われることもな
く、又、屋根板1の剛性はその11維持されて、小石等
の衝突にも充分に耐えるものである。
更には、実施例のように屋根板1の表面にリブ3a・・
・を突設することにより屋根構造の強度を増大し得るの
で、障害物の接触事故に対しても全く安全でもあるなど
、この考案に係るキャビン屋根の構造は乗用農機のキャ
ビン内の居住性向上面において優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るキャビン屋根を適用した乗用農
機の狽0面図、第2図イは同上キャビン屋根の屋根板の
平面図、同図口は同図イにおけるA−A線断面図、第3
図は同上キャビン屋根に用いる断熱板の斜視図、第4図
は同上キャビン屋根の平面図、第5図と第6図は夫々第
4図におけるB−B線断面図とC−C線断面図を示して
いる。 符号説明、1・・・・・・屋根板、2・・・・・・雨樋
溝、3av3b・・・・・・リブ、4・・・・・・断熱
板、4at4b、5as5 b−−・一溝、6a 、6
b、7ay7b、10 a −・・・通風路、8・・・
・・・天井取付板、9・・・・・・天井板、11・・・
・・・通風口、12・・・・・・キャビン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根板1とその裏面に取付けた断熱板4とによって通風
    路6a・・・を形成し、屋根板1の附近の外気がこれら
    の通風路6a・・・を流通できるように構成したことを
    特徴とする乗用農機におけるキャビン屋根。
JP1977109982U 1977-08-19 1977-08-19 乗用農機におけるキヤビン屋根 Expired JPS5854252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977109982U JPS5854252Y2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 乗用農機におけるキヤビン屋根

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Publication Number Publication Date
JPS5437622U JPS5437622U (ja) 1979-03-12
JPS5854252Y2 true JPS5854252Y2 (ja) 1983-12-10

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ID=29056435

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311000Y2 (ja) * 1979-08-15 1988-04-01
JPS58154342U (ja) * 1982-04-06 1983-10-15 玉木 勇治郎 ガス溶接装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5437622U (ja) 1979-03-12

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