JPH10236148A - 自動車の外装面構成部品の換気構造 - Google Patents

自動車の外装面構成部品の換気構造

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JPH10236148A
JPH10236148A JP4583197A JP4583197A JPH10236148A JP H10236148 A JPH10236148 A JP H10236148A JP 4583197 A JP4583197 A JP 4583197A JP 4583197 A JP4583197 A JP 4583197A JP H10236148 A JPH10236148 A JP H10236148A
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lamp
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lens
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幸司 石倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの見栄えを損なうことなく水の直撃
浸入を防いで品質感および防水性能の向上を図る。 【解決手段】 内側部材と外側部材により構成される外
装面構成部材の内側部材の一部または全部に断面波形部
分を形成し、その波形部分の車両外側一または二以上の
頂部に換気穴を設ける一方、前記外側部材には、前記内
側部材の換気穴を設けた波形部分の頂部を覆うように断
面Uの字形状のブレードを内側に向けて開口させて並設
し、前記ブレードの両側に隣接させて換気穴を設けたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の外装面構
成部品に車室内の空気が換気穴から外部に流通する換気
構造を有する自動車の外装面構成部品の換気構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の外装面構成部品、例えば車両後
端隅角部に設けるコンビネーションランプには、ドア閉
鎖時に室内の空気を逃がしてドアの閉鎖性能を良くする
等のために換気構造が用いられている。
【0003】一般的にコンビネーションランプ(1)
は、図2および図3に示すように、図示省略したラン
プ、ランプソケット等を取付けたランプハウジング
(2)の開口面にレンズ(3)を取付けてユニット化
し、これを車体(4)のランプ取付部に適宜の取付手段
で取付けるようになしてある。
【0004】従来、上記コンビネーションランプ(1)
に用いられる換気構造としては、図3および図4に示す
ように、ランプハウジング(2)のハウジング本体(2
a)の一端より一体に延びるアウトレット部(2b)に
複数の換気穴(5)を上下方向に並設し、かつ、レンズ
(3)にもそのレンズ本体(3a)の一端より一体に延
びるアウトレット部(3b)にランプハウジング(2)
の換気穴(5)に対向して同数の換気穴(6)を並設す
る一方、車体(4)のランプ取付部に室内の開口部と連
通する開口部(7)を開設してあり、室内の開口部から
車体(4)の開口部(7)に導かれた空気を、ランプハ
ウジング(2)の換気穴(5)を介してレンズ(3)の
換気穴(6)から外部へ排出させる。なお、(8)はラ
ンプハウジング(2)の換気穴(5)間に位置するルー
バ、(9)はレンズ(3)の換気穴(6)間に位置する
ルーバである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の従来
構造によれば、ランプハウジング(2)の換気穴(5)
とレンズ(3)の換気穴(6)とが対向配置されてお
り、しかも、ルーバ(8)(9)の形状に工夫がなされ
ていないため、換気穴(5)(6)から内部が見えて外
部からの見栄え品質が悪く、しかも、コンビネーション
ランプ(1)に洗車水等がかかる場合、水が換気穴
(5)(6)を通って内部にダイレクトに侵入するか
ら、品質感および防水性能に問題があった。
【0006】本発明は以上の問題に鑑み、これを改良除
去するためになされたもので、その目的とするところ
は、品質感および防水性能の向上を図る自動車の外装面
構成部品の換気構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、内側部材と外側部材により構成される外装
面構成部材の内側部材の一部または全部に断面波形部分
を形成し、その波形部分の車両外側一または二以上の頂
部に換気穴を設ける一方、前記外側部材には、前記内側
部材の換気穴を設けた波形部分の頂部を覆うように断面
Uの字形状のブレードを内側に向けて開口させて並設
し、前記ブレードの両側に隣接させて換気穴を設けたも
のである。
【0008】本発明によれば、内側部材の換気穴と外側
部材の換気穴とが交互にずれているから、外部から内部
が見えず見栄えを損なうことがないとともに、洗車水等
がかかった場合、内部への水の直撃浸入を確実に防止す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の自動車の換気穴防
水構造をランプ、例えばコンビネーションランプに用い
た実施例を示すものであり、図中(11)はコンビネー
ションランプのランプハウジング、(12)はランプハ
ウジング(11)の開口面に取付けたレンズである。
【0010】ランプハウジング(11)はハウジング本
体(図示省略)と、該ハウジング本体の一端より一体に
延びるアウトレット部(11a)とからなる。ハウジン
グ本体にはランプ、ランプソケット等が取付けられる。
アウトレット部(11a)には断面波形部分(13)が
形成され、その波形部分(13)の外向き(図中左向
き)の頂部(14)には夫々換気穴(15)が穿設され
る。
【0011】レンズ(12)はレンズ本体(図示省略)
と、該レンズ本体の一端より一体に延びるアウトレット
部(12a)とからなる。アウトレット部(12a)に
はランプハウジング(11)の頂部(14)に対向して
同数の内向き(図中右向き)に開口する断面Uの字形状
のブレード(16)を並設させて、ランプハウジング
(12)の換気穴(15)と上下方向でずれた換気穴
(17)が上下方向に並設される。前記ブレード(1
6)は上方リブ(16a)が下方リブ(16b)より長
く形成され、これにより上方リブ(16a)とランプハ
ウジング(11)との前後隙間を狭くする一方、下方リ
ブ(16b)とランプハウジング(11)との前後隙間
を広くする。また、ブレード(16)は上方リブ(16
a)が上方から降りかかる水が速やかに流れ落ちるよう
に外側下がり(図中左側下がり)に傾斜して形成され
る。
【0012】上記構造において、室内の空気はランプハ
ウジング(11)の換気穴(15)からランプハウジン
グ(11)とレンズ(12)のブレード(16)の上方
リブ(16a)との前後隙間を通ってレンズ(12)の
換気穴(17)から外部へ排出される。
【0013】上記構造であれば、ランプハウジング(1
1)の換気穴(15)とレンズ(12)の換気穴(1
7)とが上下方向でずれているから、内部がランプハウ
ジング(11)に阻止されて見えず、外部からの見栄え
を損なうことがない。しかも、洗車水等がかかった場
合、レンズ(12)の換気穴(17)から入った水をラ
ンプハウジング(11)が阻止するため、内部への水の
直撃浸入を防止することができる。
【0014】また、ブレード(16)の上方リブ(16
a)を下方リブ(16b)より長くして、上方リブ(1
6a)とランプハウジング(11)との前後隙間を狭く
設定する一方、下方リブ(16b)とランプハウジング
(11)との前後隙間を広く設定したことにより、外部
上方から見た場合、ランプハウジング(11)とレンズ
(12)とが一体的に見え、かつ、上方から降りかかる
水が内部へ浸入し難くなる一方、空気は広い隙間を通っ
て速やかに流れる。従って、外部からの見栄え品質をよ
り向上でき、しかも、内部への水の直撃浸入を確実に防
止できるるとともに、換気機能も充分に満足することが
できる。
【0015】上記実施例はランプ、例えばコンビネーシ
ョンランプに設けた換気構造についてであるが、本発明
はランプに設けた換気構造に限定されるものではなく、
ランプ以外の自動車の外装面構成部品、例えばガーニッ
シュ等に設けた換気構造にも適用することが可能であ
る。
【0016】また、上記実施例はランプハウジング(1
1)およびレンズ(12)の換気穴(15)(17)を
上下方向に並設させて上下方向にずらしているが、左右
方向に並設させて左右方向にずらせることも可能であ
る。
【0017】更に、上記実施例はランプ(12)のブレ
ード(16)を内向きに開口する断面コの字形状に形成
させているが、ランプハウジング(11)との前後隙間
がある程度狭ければ、ランプ(12)のブレード(1
6)がフラットな断面形状でも上記実施例と同様に品質
感および防水性能を向上することが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内側部材と外側部材の換気穴を交互にずらするようにし
たから、外部から内部が見えず見栄えを損なうことがな
いとともに、洗車水等がかかった場合、内部への水の直
撃浸入を確実に防止することができる。従って、品質感
および防水性能を向上することができ、この種の自動車
用ランプの換気構造として優れた特徴を発揮するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の換気穴防水構造の実施例
を示す要部縦断面図である。
【図2】換気構造を備えた自動車の後部を示す斜視図で
ある。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 ランプハウジング 11a アウトレット部 12 レンズ 12a アウトレット部 13 波形部分 14 頂部 15 換気穴 16 ブレード 16a 上方リブ 16b 下方リブ 17 換気穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側部材と外側部材により構成される外
    装面構成部材の内側部材の一部または全部に断面波形部
    分を形成し、その波形部分の車両外側一または二以上の
    頂部に換気穴を設ける一方、前記外側部材には、前記内
    側部材の換気穴を設けた波形部分の頂部を覆うように断
    面Uの字形状のブレードを内側に向けて開口させて並設
    し、前記ブレードの両側に隣接させて換気穴を設けたこ
    とを特徴とする自動車の外装面構成部品の換気構造。
  2. 【請求項2】 ランプ、ランプソケット等を取付けたラ
    ンプハウジングの開口面にレンズを取付けてユニット化
    してなり、前記ランプハウジングのハウジング本体から
    一体に延びるアウトレット部に断面波形部分を形成し、
    その波形部分の車両外側一または二以上の頂部に換気穴
    を設ける一方、前記レンズから一体に延びるアウトレッ
    ト部には、前記ランプハウジングの換気穴を設けた波形
    部分の頂部を覆うように断面Uの字形状のブレードを内
    側に向けて開口させて並設し、前記ブレードの両側に隣
    接させて換気穴を設けたことを特徴とする自動車用ラン
    プの換気構造。
  3. 【請求項3】 前記ランプハウジングの波形部分を上下
    方向に形成して当該ランプハウジングに換気穴を上下方
    向に設ける一方、前記ランプにも段面Uの字形状のブレ
    ードを上下方向に並設して換気穴を上下方向に設けてな
    り、前記レンズのブレードの上方リブを下方リブより長
    くして、上方リブのランプハウジングとの隙間を狭く設
    定する一方、下方リブのランプハウジングとの隙間を広
    く設定したことを特徴とする請求項2記載の自動車用ラ
    ンプの換気構造。
  4. 【請求項4】 前記レンズのブレードの上方リブを外側
    下がりに傾斜させて形成したことを特徴とする請求項3
    記載の自動車用ランプの換気構造。
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