JP4539543B2 - 車両のベンチレータ防水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のベンチレータ防水構造に関する。
一般に、車両の後部には、車室内の換気やドアの閉鎖性を良くするために、車室内の空気を車外に逃がすベンチレータが設けられている。このベンチレータは、ランプユニットやバンパー等の外装部品の裏側に配置されており、車室内から導かれた空気を、そのベンチレータの換気口から外部に排出するようにしている。そして、外装部品側に設けられたスリット等の形状を工夫することにより、換気口への雨水や洗車水等の浸入を防止している。
このような、従来の車両のベンチレータ防水構造は、例えば、特許文献1,2に開示されている。
特許第3268996号公報 実公平3−50548号公報
ここで、車両の外観のデザインは、見た目の美しさもさることながら、限られたボディサイズの中で居住空間を広くとると共に、空力的に優れたスタイルにすることが重要であり、これらの兼ね合いをとって、車両としての存在感や特徴を出している。これは、車両の後端面においても例外ではなく、近年においては、上方から下方に向かうに従い後方に傾斜した後端面を備える車両が提供されるようになってきている。
しかしながら、このような後端面が傾斜した車両に、上述した従来のベンチレータ構造を採用しようとすると、特に、ベンチレータをランプユニットの裏側に設ける場合には、ランプユニット側に設けたスリットから水が車体側へ流れ込み易くなる。また、車体パネルとランプユニットとの隙間からも水が流れ込んでくるため、ベンチレータの換気口に水が浸入するおそれがある。更に、これらの水の浸入を防止しようとして、ランプユニットとの隙間にシール等を施して対策することもできるが、コストや作業工数がかかってしまうため採用されることは少ない。
従って、簡素な構成で換気口への雨水や洗車水の浸入を防止することができる車両のベンチレータ防水構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る車両のベンチレータ防水構造は、
車両後部に開閉可能に設けられるテールゲートの車幅方向両側上方に配置されるランプユニットと、
前記ランプユニットの裏側に配置される車体パネルに装着されると共に、車室内の空気を車外へ排出する換気口を有するベンチレータと、
前記換気口の周囲を囲むように前記ベンチレータに一体に設けられて雨水や洗車水が前記換気口へ浸入することを防ぐ庇とを備え
前記ランプユニットは、
前記車体パネルに固定され、光源を支持するランプ本体と、
前記テールゲートの閉鎖時に当該テールゲートによって隠されるように、前記ランプ本体から車幅方向中央側に延設する延設部と、
前記延設部の上部及び下部に開口し、当該延設部の裏側と車外とを連通する複数の上スリット及び下スリットとを有し、
前記ベンチレータを、前記換気口が前記上スリットと前記下スリットとの間に位置するように設ける
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る車両のベンチレータ防水構造は
記庇は、その上面が山なりに形成されると共に下面側が開口される
ことを特徴とする。
本発明に係る車両のベンチレータ防水構造によれば、車両後部に設けられるランプユニットと、前記ランプユニットの裏側近傍で車体パネルに装着されると共に、車室内の空気を車外へ排出する換気口を有するベンチレータと、前記換気口の周囲を囲むように前記ベンチレータに一体に設けられて雨水等が前記換気口へ浸入することを防ぐ庇とを備えることにより、簡素な構成で前記換気口への雨水や洗車水の浸入を防止することができる。
本発明に係る車両のベンチレータ防水構造によれば、前記庇は、その上面が山なりに形成されると共に下面側が開口されることにより、車両上方から流れ込んだ雨水や洗車水を前記庇上面に沿って積極的に庇側方に導くことができるので、雨水等を前記庇側面に沿って車両下方へスムーズに流すことができる。
本発明に係る車両のベンチレータ防水構造によれば、前記ランプユニットには前記ランプユニットの裏側と車外とを連通するスリットが形成されており、前記スリットは前記換気口に対して車両上下方向にオフセットした位置に配置されることにより、前記スリットから浸入した雨水や洗車水が前記換気口に浸入することを防止することができる。
以下、本発明に係るベンチレータ防水構造を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るベンチレータ防水構造を備えた車両の後方図、図2は図1のA−A矢視断面図であり本発明の一実施例に係るベンチレータ防水構造、図3はベンチレータの拡大図、図4はリヤコンビランプユニットの斜視図、図5はベンチレータとリヤコンビランプユニットとの配置図である。なお、本実施例においては車両左側のベンチレータ防水構造を説明するが、車両右側に対称に配置される同構造のベンチレータ防水構造については説明を省略する。
図1乃至5に示すように、車両1の後部にはテールゲート2が開閉可能に設けられており、このテールゲート2の両側上方にはリヤコンビランプユニット3が設けられている。リヤコンビランプユニット3は、上方から下方に向かうに従い後方に傾斜するように設けられるアウタパネル(車体パネル)4及びインナパネル5にねじ等で固定されており、このアウタパネル4及びインナパネル5の上端はルーフパネル6と接合されている。そして、リヤコンビランプユニット3の裏側近傍のアウタパネル4には、ベンチレータ7が設けられている。
リヤコンビランプユニット3は、図示しないランプ(光源)を支持するランプ本体11と、そのランプを覆うようにランプ本体11に取り付けられるレンズ12と、ランプ本体11から車体中央側に延設する延設部13とから構成されている。そして、延設部13の上部及び下部には複数の上スリット14及び下スリット15が上下方向に多段に開口されており、スリット14,15は延設部13の裏側(リヤコンビランプユニット3の裏側)の空間と車外とを連通しているまた、延設部13は、テールゲート2の閉鎖時において、このテールゲート2によって隠される位置に配置されている。つまり、テールゲート2の裏側(車両前方側)に配置される。
一方、ベンチレータ7は、上下方向に多段に開口される複数の換気口21と、この換気口21に設けられて車室内の空気Aを排気する時のみ開弁するワンウェイバルブ22と、換気口21の周囲を囲んで換気口21への水の浸入を防ぐ庇23とから構成されている。
ワンウェイバルブ22は、ゴム等の柔軟性を有する板状の部材であり、換気口21を車外側から覆うと共に、その上端部が固定されることにより排気時にその下端側が車外側に向かって開くように構成されている。また、庇23は、上面が山なりに形成されると共に、下面側が開口されるように構成されている。更に、ベンチレータ7は、リヤコンビランプユニット3の裏側においてアウタパネル4に取り付けられており、しかも、ランプ本体11と延設部13との略中間で、且つ上スリット14及び下スリット15との間に配置されている。即ち、換気口21が上スリット14及び下スリット15に対して上下方向においてオフセットした位置に配置されている。そして、インナパネル5には、ベンチレータ7と対向する位置に車室内と連通する開口部31が開口されている。
従って上述した構成をなすことにより、テールゲート2や図示しないドアを閉鎖しようとすると、車室内の圧力が上昇し、車室内の空気Aは開口部31を通りベンチレータ7の換気口21へ導かれる。換気口21を通過した空気Aはその圧力によりワンウェイバルブ22を開弁し、スリット14,15から車外に排出される。これにより、テールゲート2やドアの閉鎖性能を向上させる。また、密閉された車室において、エアコンを作動させ車室内の圧力が上昇すると、車室内の空気Aは開口部31から換気口21へ導かれた後、スリット14,15から車外に排出される。これにより、車室内の換気性能を向上させている。
そして、ルーフパネル6からアウタパネル4を伝う雨水等の水W1や、テールゲート2とリヤコンビランプユニット3との隙間から浸入した高圧洗車水等の水W2が、換気口21側に流れ込もうとしても、それらの水W1,W2は庇23の外周を沿って流れ落ちるので、換気口21への水W1,W2の浸入を防止できる。また、庇23の下面側が開口されているので、換気口21から排出された空気Aが排気され易い。更に、換気口21及び庇23を上スリット14と下スリット15との間に配置されるように上下方向でオフセットした位置に設けているので、仮に、高圧洗車水である水W2がスリット14,15から浸入し換気口21側に流れ込んでも、換気口21への浸入を確実に防止できる。しかも、ワンウェイバルブ22を備えているので、水W1,W2だけでなく、車外からの音やほこりの浸入も防止できる。
従って、本発明に係る車両のベンチレータ防水構造によれば、リヤコンビランプユニット3の裏側に配置されるベンチレータ7の換気口21の周囲に庇23を設けることにより、簡素な構成で換気口21への雨水や洗車水の浸入を防止することができる。そして、庇23の上面を山なりに形成することで、水W1,W2が庇23の側方に積極的に導かれ、庇23の外周に沿って流されるので、排水性能を向上させることができる、また、庇23の下面側が開口されているので、換気口21から排出される空気Aが排出され易くなり、換気性能を向上させることができる。更に、庇23を上スリット14及び下スリット15とオフセットした位置に設けることにより、上スリット14から水W2が浸入した場合であっても、水W2が庇23の外周に沿って流れるので、確実に換気口21への水W2の浸入を防止することができる。
車室内の空気を車外に排出する換気構造に適用可能である。
本発明の一実施例に係るベンチレータ防水構造を備えた車両の後方図である。 図1のA−A矢視断面図であり、本発明の一実施例に係るベンチレータ防水構造を示した概略図である。 ベンチレータの拡大図である。 リヤコンビランプユニットの斜視図である。 ベンチレータとリヤコンビランプユニットとの配置図である。
符号の説明
1 車両
2 テールゲート
3 リヤコンビランプユニット
4 アウタパネル
5 インナパネル
6 ルーフパネル
7 ベンチレータ
11 ランプ本体
12 レンズ
13 延設部
14 上スリット
15 下スリット
21 換気口
22 ワンウェイバルブ
23 庇
31 開口部

Claims (2)

  1. 車両後部に開閉可能に設けられるテールゲートの車幅方向両側上方に配置されるランプユニットと、
    前記ランプユニットの裏側に配置される車体パネルに装着されると共に、車室内の空気を車外へ排出する換気口を有するベンチレータと、
    前記換気口の周囲を囲むように前記ベンチレータに一体に設けられて雨水や洗車水が前記換気口へ浸入することを防ぐ庇とを備え
    前記ランプユニットは、
    前記車体パネルに固定され、光源を支持するランプ本体と、
    前記テールゲートの閉鎖時に当該テールゲートによって隠されるように、前記ランプ本体から車幅方向中央側に延設する延設部と、
    前記延設部の上部及び下部に開口し、当該延設部の裏側と車外とを連通する複数の上スリット及び下スリットとを有し、
    前記ベンチレータを、前記換気口が前記上スリットと前記下スリットとの間に位置するように設ける
    ことを特徴とする車両のベンチレータ防水構造。
  2. 請求項1に記載の車両のベンチレータ防水構造において、
    前記庇は、その上面が山なりに形成されると共に下面側が開口される
    ことを特徴とする車両のベンチレータ防水構造。
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