JP2009051328A - ピラートリムの排水路構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】製作コスト・組付けコストを低廉化でき、意匠の面での設計の自由度を高くすることができるピラートリムの排水路構造を提供する。
【解決手段】車両のルーフクロスメンバ13から流下する水を車両の下方に導く水案内リブ25をピラートリム10の縦壁18の裏面21に立設するとともに、ピラートリム10の縦壁18のウインドガラス6側の端部24から、ウインドガラス25側とは反対側に向かって斜め下方に延出させてある。
【選択図】図2

Description

本発明はピラートリムの排水路構造に関する。
自動車等の車両では、ルーフクロスメンバ付近で空気中の水分が結露し、水滴(以下、「水」と称する)がルーフクロスメンバの内面を伝って、ピラートリムの縦壁の裏面側に流下し、前記縦壁の裏面からウインドガラスの車内側の面に流下することがある。このような問題は、ピラートリムがフロントピラー用のピラートリムである場合に特に多く生じている。すなわち、フロントピラー用のピラートリムは、ウインドガラスの前端部側のピラートリムの縦壁が、フロントピラーの前下がりの縦壁に対応して前下がりに傾斜していて、ピラートリムの縦壁の裏面の下方にウインドガラスが位置しているために、前記水が、前記縦壁の裏面からウインドガラス車内側の面に流下しやすい。
そこで、水がウインドガラス側に浸入して来ないように、ルーフクロスメンバからの水を車両の下方に導くピラートリムの排水路構造が開発されている(自動車の排水路構造として特許文献1、特許文献2参照)。
従来、ピラートリムの排水路構造は、図5,図6に示すように、フロントピラーを車内側から覆うピラートリム10の前側の縦壁18を断面円弧状の樋形に設定し、水Wを前側の縦壁18の底部(樋の底部)と後側の縦壁19とを通して流下排出するよう構成してあった。図5,図6において矢印は水の流れを示し、符号1はサイドボディアウタパネル、4はフロントピラーインナーパネル、6はウインドガラス、7はウエザストリップ、3は固定窓、55はリブ、D1は車内側、D2は車外側,Frは車両前方側を示している。
実開昭63−72261号公報 特開2003−95035号公報
上記従来の構造によれば、ピラートリムを成形型で成形する場合、図7に示すように、樋状のピラートリム部分を成形するための断面円弧状のキャビティ51の形状で型抜きの方向Aが決まり、ピラートリム10の下端部側の取付け部54(及びその取付け部54を成形するためのキャビティ52)が水平に設定された構造では、型抜きの際に第1型50と第2型53が干渉して、型抜きの方向Aに型抜きすることができなくなる。
そのために、図5に二点鎖線で示すように、取付け部54を上側のピラートリム部分から分割した分割構造にしなければならず、従来の構造では、製作コストが高くなるとともに、部品点数が多くなって組付けコストも高くなっていた。さらに、ピラートリムを樋状に形成することで、ピラートリムが意匠の面で制約を受けて、設計の自由度が低くなるという問題もあった。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、製作コスト・組付けコストを低廉化でき、意匠の面での設計の自由度を高くすることができるピラートリムの排水路構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
車両のルーフクロスメンバから流下する水を下方に導く水案内リブをピラートリムの縦壁の裏面に立設して、前記水案内リブを前記ピラートリムの縦壁のウインドガラス側の端部から、前記ウインドガラス側とは反対側に向かって斜め下方に延出させてある点にある。(請求項1)
上記構成により、ルーフクロスメンバから流下する水を、ピラートリムの縦壁の裏面に立設した水案内リブで下方に導く。この水案内リブは、ピラートリムの縦壁のウインドガラス側の端部から、ウインドガラス側とは反対側に向かって斜め下方に延出しているから、水がウインドガラス側に浸入してくるのを回避することができる。
これにより、ピラートリムの縦壁を樋状に形成しなくてもよくなり、意匠の面でピラートリムの設計の自由度を高くすることができるとともに、ピラートリムを成形型を用いて製作する際に、型抜き方向の制約を受けることがなくなって成形コストを低廉化でき、ピラートリムを分割構造にした場合に比べて、部品点数を少なくできて組付けコストを低廉化することができる。(請求項1)
本発明において、
前記ピラートリムはフロントピラーに対するピラートリムであり、
前記フロントピラーは、車両前後方向で前記ウインドガラスの前端部側に位置する前下がりの縦壁を備え、
前記水案内リブを立設した前記ピラートリムの縦壁を前下がりに傾斜させ、そのピラートリムの縦壁の下端部を上端部に対して車両の左右外方側に配置して、前記ピラートリムの前下がりの縦壁で前記フロントピラーの前下がりの縦壁を車内側から覆い、
前記水案内リブを前記ピラートリムの縦壁の裏面に略直角に立設するとともに、前記水案内リブを前記ピラートリムの縦壁のウインドガラス側の端部から、横断面における前記ピラートリムの縦壁の中央付近にわたって延出させてあると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
車両前後方向でウインドガラスの前端部側に位置する前下がりの縦壁を備えたフロントピラー周りの構造では、この縦壁を車内側から覆うピラートリムの前下がりの縦壁の裏面を水が流下し、その下方に位置するウインドガラスの車内側の面に向かおうとするが、本発明の上記構成によれば、前記水を、ピラートリムの縦壁の裏面に立設した水案内リブで下方に導くことができて、上記請求項1と同様の作用効果を得ることができる。
そして、ピラートリムの縦壁の下端部を上端部に対して車両の左右外方側に配置したことで、ピラートリムの縦壁の裏面を伝って流れる水を、ウインドガラス側から遠ざかる方向に導くことができて、前記作用効果をより得やすくすることができる。
また、水案内リブをピラートリムの縦壁のウインドガラス側の端部から、横断面におけるピラートリムの縦壁の中央付近にわたって延出させてあることで、水案内リブの長さを十分確保できて、前記水を、ウインドガラス側から遠ざかる方向に導きやすくすることができる。
さらに、水案内リブをピラートリムの縦壁の裏面に略直角に立設することで、前記裏面に略直角に型抜きすることができ、成形型の構造を簡素化することができるとともに、成形性をよくすることができる。(請求項2)
本発明において、
前記フロントピラーは、前記ウインドガラスが装着された固定窓を備えていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
固定窓を備えたフロントピラーにはオープニングトリムが配置されず、ピラートリムとフロントピラーの間からウインドガラス側に水が浸入しやすいが、本発明によれば、ピラートリムの縦壁の裏面に設けた水案内リブで水の浸入を防止することができて、シールリップ等を設ける必要がなく、製作コストを低廉化することができる。(請求項3)
本発明において、
車幅方向から見て前記固定窓を取り囲むように前記ピラートリムで前記フロントピラーを車内側から覆い、
前記ピラートリムの上端部の裏面に、前記上端部の内周部に沿う上側リブを立設し、
前記ルーフクロスメンバから流下する水を前記上側リブで受け止めて、前記水を前記水案内リブに導くと、ウインドガラスから流下する水が水案内リブに達する前にウインドガラス側に浸入するのを確実に防止することができる。(請求項4)
本発明において、
前記水案内リブを前記ピラートリムの縦壁の裏面に上下に間隔を空けて複数立設し、
上下方向で隣合う任意の一対の水案内リブのうち上側の水案内リブの下端部から流下する水を下側の水案内リブで捕捉可能に前記複数の水案内リブを配置してあると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
最も上側の水案内リブに受け止められた水は、水案内リブの上面を流れて水案内リブの下端部から流下し、上から2番目の水案内リブのに捕捉される。そして、その水案内リブの上面を流れて水案内リブの下端部から流下し、上から3番目の水案内リブの上端部に受け止められる(3個以上の水案内リブを設けた構造の場合)。つまり、水がウインドガラス側に向かおうとしても、そのたびに各水案内リブにウインドガラス側とは反対側に導かれて流下する。これにより、水がウインドガラス側に浸入するのを防止することができる。これにより、請求項1〜4による作用効果をより得やすくすることができる。(請求項5)
本発明によれば、
製作コスト・組付けコストを低廉化でき、意匠の面での設計の自由度を高くすることができるピラートリムの排水路構造を提供することができた。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、自動車のサイドボディアウタパネル1の縦長台形状の開口周縁部に、環状のフロントピラーインナーパネル4の周縁部を重合固着し、フロントピラーインナーパネル4の上部にフロントピラーアッパーパネル5の周縁部を重合固着し、サイドボディアウタパネル1の開口部にウインドガラス6を配置して、ウインドガラス6が装着された固定窓3を備えたフロントピラー2を形成してある。また、サイドボディアウタパネル1の車幅方向内側の端部に、ルーフパネル8の車幅方向外側の端部を上方から固着し、フロントピラーアッパーパネル5にフロントピラーエクステンションパネル9の一端部を下方から固着し、ルーフパネル8の下方にルーフライニング20を配置してある。
車両前後方向で前記ウインドガラス6の前端部(車両前方側Frの端部)側に位置するフロントピラー2の第1前側縦壁30(前下がりの縦壁に相当)と、ウインドガラス6の後端部(車両後方側の端部)側に位置するフロントピラー2の第1後ろ側縦壁31とは車両前方側Frが下がった前下がりに傾斜し、フロントピラー2の第1上側壁32と第1下側壁33とは車両前後方向にほぼ水平に延びている。ウインドガラス6の外周部とサイドボディアウタパネル1の開口周縁部との間にはウエザストリップ7が介在している。
そして、車幅方向から見て固定窓3を取り囲むようにピラートリム10でフロントピラー2を車内側D1から覆ってある。ピラートリム10は、成形型を用いて樹脂により成形され、図2,図4に示すように、軸芯が車幅方向に沿う筒状体11と、筒状体11の車内側D1の端部から径方向外方側に張り出すフランジ12とから成る。筒状体11とフランジ12は断面円弧状の接続部16を介して滑らかに連なっている。
図1,図3に示すように、前記筒状体11をサイドボディアウタパネル1の開口部に挿入し、フランジ12を環状のフロントピラーインナーパネル4やフロントピラーアッパーパネル5に複数のクリップで取付け固定してある。フランジ12の裏面21には、前記フランジ12をフロントピラーインナーパネル4やフロントピラーアッパーパネル5にクリップ固定するための複数の連結部14を設け、フランジ12の下端部には、インストルメントパネル34(図1参照)に係合する複数の下向きの係合部15を突設してある。ウインドガラス6は、その周部の裏面がピラートリム10の筒状体11の車外側D2の端面11Aに対向している(図3参照)。
車両前後方向で前記ウインドガラス6の前端部(車両前方側Frの端部)側に位置するピラートリム10の第2前側縦壁18(前下がりの縦壁に相当)と、ウインドガラス6の後端部側に位置するピラートリム10の第2後ろ側縦壁19とは車両前方側Frが下がった前下がりに傾斜し、ピラートリム10の第2上側壁22と第2下側壁23とは車両前後方向にほぼ水平に延びている。
そして、前記ピラートリム10の第2前側縦壁18がフロントピラー2の第1前側縦壁30を覆い、第2後ろ側縦壁19が第1後ろ側縦壁31を覆っている。同様に、ピラートリム10の第2上側壁22がフロントピラー2の第1上側壁32を覆い、第2下側壁23が第1下側壁33を覆っている。
図3に示すように、前記フロントピラーエクステンションパネル9はルーフクロスメンバ13の車幅方向の一端部に固着されている。このルーフクロスメンバ13の内面からフロントピラーエクステンションパネル9を経由して流下してくる水滴を車両の下方に導くピラートリムの排水路構造を設けてある。前記水滴は雨水ではなくルーフクロスメンバ13付近で結露した水である。次に、前記ピラートリムの排水路構造について説明する。
[ピラートリムの排水路構造]
図3に示すように、フロントピラーエクステンションパネル9にルーフクロスメンバ13からの水を、ピラートリム10の第2上側壁22及び第2前側縦壁18の上端部18Jに流下案内する貫通孔17を形成してある。フロントピラーエクステンションパネル9は車外側(車両の左右外方側)になるにつれて低くなっており、ルーフクロスメンバ13からの水は貫通孔17に入り込むようになっている。そして、図2,図4に示すように、ルーフクロスメンバ13から流下する水を下方に導く水案内リブ25をピラートリム10の第2前側縦壁18の裏面21に立設して、その水案内リブ25を、第2前側縦壁18のウインドガラス6側の端部24から、ウインドガラス6側とは反対側に向かって斜め下方に延出させてある。図2,図3の矢印は水の流れを表している。
また、水案内リブ25を立設した前記第2前側縦壁18を、前述のように車両前方側Frが下がった前下がりに傾斜させ、図4に示すように、その第2前側縦壁18の下端部18Kを上端部18Jに対して車両の左右外方側(車外側D2)に配置して、第2前側縦壁18で第1前側縦壁30を車内側D1から覆ってある。
詳述すると、前記水案内リブ25を第2前側縦壁18の裏面21に略直角又は直角に立設するとともに、水案内リブ25を第2前側縦壁18のウインドガラス6側の端部24から、横断面における第2前側縦壁18の中央付近にわたって延出させてある。
また、水案内リブ25をピラートリム10の第2前側縦壁18の裏面21に上下に間隔を空けて複数立設し、上下方向で隣合う任意の一対の水案内リブ25のうち上側の水案内リブ25の下端部25Kから流下する水を、下側の水案内リブ25の上端部25Jで捕捉可能に(図2参照)複数の水案内リブ25を配置してある。
前記ピラートリム10の上端部の裏面に、この上端部の内周部に沿う上側リブ26を直角又は直角に立設してある。詳しくは、ピラートリム10の筒状体11の裏面21の上端部であって前記裏面21の車外側D2の端部に、前記上端部の内周部に沿う上側リブ26を設けてある。上側リブ26の長手方向の一端部は最も上側の水案内リブ25の上端部25Jに連なっている。そして、ルーフクロスメンバ13からの水を上側リブ26で受け止めて、前記水を、最も上側の水案内リブ25と、ウインドガラス6の後端部側に位置するピラートリム10の第2後ろ側縦壁19の裏面とに流下案内するよう構成してある。
また、前記第2前側縦壁18の裏面21に第2のリブ27を立設するとともに、この裏面21のウインドガラス6側とは反対側の端部28から、ウインドガラス6側に向かって斜め下方に延出させてある。この第2のリブ27は水案内リブ25と同数、水案内リブ25とそれぞれほぼ同じ位置(上下方向の位置)に設けてある。また、前記第2のリブ27をフランジ12の端部28から、横断面における第2前側縦壁18の中央付近にわたって延出させてある。
上記の構造により、ルーフクロスメンバ13付近で結露した水は、
(1) ルーフクロスメンバ13を伝ってフロントピラーエクステンションパネル9に達し、フロントピラーエクステンションパネル9の貫通孔17からピラートリム10の上端部に入り込む(図3参照)。
(2) そして、図2に示すように、上側リブ26に受け止められ、第2前側縦壁18のウインドガラス6側の端部24に到達する前に水案内リブ25に補足され、最も上側の水案内リブ25側と、第2後ろ側縦壁19の裏面21側とに流下案内される。
(3) 最も上側の水案内リブ25の上端部25Jに受け止められた水は、水案内リブ25の上面を流れて水案内リブ25の下端部25Kから流下し、第2前側縦壁18の裏面21を流れて、上から2番目の水案内リブ25の上端部25Jに捕捉される。
(4) そして、その水案内リブ25の上面を流れて水案内リブ25の下端部25Kから流下し、第2前側縦壁18の裏面21を流れて、上から3番目の水案内リブ25の上端部25Jに受け止められる。
(5) このようにして、水は、ウインドガラス6側に向かおうとしても、そのたびに水案内リブ25にウインドガラス6側とは反対側に導かれて、第2前側縦壁18の下方に流下する。これにより、水がウインドガラス6側に浸入することがなくなる。
(6) 前記水は結露した水であることから量は多くはなく、前記(1)〜(5)の過程で蒸発することもある。
[別実施形態]
(1) 車両左側のピラートリム10の排水路構造も、上記の実施形態の車両右側のピラートリムの排水路構造と同一構造であり、本発明を車両左側のピラートリムの排水路構造にも適用することができる。
(2) 本発明は、フロントピラー2以外のピラーを覆うピラートリム10の排水路構造にも適用することができる。
(3) 上記の実施形態で挙げた数値は一例であり、別の数値を採用することもできる。
(4) 上記の実施形態では、前記水案内リブ25を第2前側縦壁18の裏面21に略直角又は直角に立設したが、水を受け止められれば、略直角以外の型抜き方向で前記水案内リブ25を形成してもよい。
車両の右側の車体構造を示す分解斜視図 車外側から見たピラートリムの排水路構造を示す斜視図 図2のA−A断面図 車両前方側から見たピラートリムを示す図 車外側から見た従来技術のピラートリムの排水路構造を示す斜視図 図5のB1−B1断面図 成形型による成形を示す図であり、図6のB1−B2断面に対応する部分の成形状態を示す断面図
符号の説明
2 フロントピラー
3 固定窓
6 ウインドガラス
10 ピラートリム
13 ルーフクロスメンバ
18 縦壁(第2前側縦壁)
18J 縦壁の上端部
18K 縦壁の下端部
19 後ろ側縦壁(第2後ろ側縦壁)
21 裏面
24 縦壁のウインドガラス側の端部
25 水案内リブ
25J 水案内リブの上端部
25K 水案内リブの下端部
26 上側リブ
30 前下がりの縦壁(フロントピラーの前下がりの縦壁)
D1 車内側
D2 車外側

Claims (5)

  1. 車両のルーフクロスメンバから流下する水を下方に導く水案内リブをピラートリムの縦壁の裏面に立設して、前記水案内リブを前記ピラートリムの縦壁のウインドガラス側の端部から、前記ウインドガラス側とは反対側に向かって斜め下方に延出させてあるピラートリムの排水路構造。
  2. 前記ピラートリムはフロントピラーに対するピラートリムであり、
    前記フロントピラーは、車両前後方向で前記ウインドガラスの前端部側に位置する前下がりの縦壁を備え、
    前記水案内リブを立設した前記ピラートリムの縦壁を前下がりに傾斜させ、そのピラートリムの縦壁の下端部を上端部に対して車両の左右外方側に配置して、前記ピラートリムの前下がりの縦壁で前記フロントピラーの前下がりの縦壁を車内側から覆い、
    前記水案内リブを前記ピラートリムの縦壁の裏面に略直角に立設するとともに、前記水案内リブを前記ピラートリムの縦壁のウインドガラス側の端部から、横断面における前記ピラートリムの縦壁の中央付近にわたって延出させてある請求項1記載のピラートリムの排水路構造。
  3. 前記フロントピラーは、前記ウインドガラスが装着された固定窓を備えている請求項2記載のピラートリムの排水路構造。
  4. 車幅方向から見て前記固定窓を取り囲むように前記ピラートリムで前記フロントピラーを車内側から覆い、
    前記ピラートリムの上端部の裏面に、前記上端部の内周部に沿う上側リブを立設し、
    前記ルーフクロスメンバから流下する水を前記上側リブで受け止めて、前記水を前記水案内リブに導く請求項3記載のピラートリムの排水路構造。
  5. 前記水案内リブを前記ピラートリムの縦壁の裏面に上下に間隔を空けて複数立設し、
    上下方向で隣合う任意の一対の水案内リブのうち上側の水案内リブの下端部から流下する水を下側の水案内リブで捕捉可能に前記複数の水案内リブを配置してある請求項1〜4のいずれか一つに記載のピラートリムの排水路構造。
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