JP3269363B2 - 自動車用換気構造 - Google Patents

自動車用換気構造

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JP3269363B2 JP30409695A JP30409695A JP3269363B2 JP 3269363 B2 JP3269363 B2 JP 3269363B2 JP 30409695 A JP30409695 A JP 30409695A JP 30409695 A JP30409695 A JP 30409695A JP 3269363 B2 JP3269363 B2 JP 3269363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の室内に面
したトリムに設けた開口部にベンチレーショングリルを
嵌着して構成される自動車用換気構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動車用換気構造は、図
3及び図4に示すように、バックドア1のトリム2の左
右2箇所にある開口部のそれぞれにベンチレーショング
リル3を嵌着してなり、該ベンチレーショングリル3に
は横方向に沿って連続し上下方向にほぼ等間隔にて複数
のスリット4を設けてこのスリット4を通じて換気され
るようになっている。
【0003】ベンチレーショングリル3は、上部の掛止
フック5及び下部の掛止爪6を一体に有し、これらの掛
止フック5及び掛止爪6をトリム2の開口部の対応する
上端縁7a及び下端縁7bに掛止してトリム2に取付け
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の自
動車用換気構造では、ベンチレーショングリル3のスリ
ット4を通してトリム2の内側にある部材が室内から見
えてしまい、体裁が良くないのみならず、スリット4が
あるため、ベンチレーショングリル3全体の剛性が不足
し、トリム2からベンチレーショングリル3が離脱し易
いという欠点があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは、ト
リムの内側にある部材が車室内から見えるのを防ぐこと
ができ、ベンチレーショングリルの剛性を向上させて、
トリムからベンチレーショングリルが離脱しない自動車
用換気構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動車の室内に面したトリムに開口部を
設け、複数の通気用スリットを有するベンチレーション
グリルを前記開口部に嵌着してなる自動車用換気構造に
おいて、前記ベンチレーショングリルにスリット間で
断面がジグザグ型に曲がったガイドベーンを形成し、該
ガイドベーンの奥側突出部の裏面前記各スリットの長
方向に沿っ遮蔽リブを設しことを特徴とする。
また、本発明では、ベンチレーショングリルの剛性を向
上させるために、ベンチレーショングリルには記遮蔽
リブ同士を繋ぐ交差リブを設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る自動車
用換気構造について、バックドアにベンチレーショング
リルを嵌着する場合を例とし、図面を参照しながら詳細
に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る自動車用
換気構造を示すものであって図4に対応する断面図、図
2はそのベンチレーショングリルの概略構成を示す斜視
図であり、従来と同一の部分に同一の符号を付けて示
し、その部分の重複説明を省略する。
【0008】この自動車用換気構造に用いるベンチレー
ショングリル10は、各スリット4間に断面がそれぞれ
ほぼ同一のジグザグ型に曲がり上下に並んだ複数のガイ
ドベーン11を形成し、各ガイドベーン11の奥側へ突
出した奥側突出部12に遮蔽リブ16を突設し、スリッ
ト4と交差する方向に沿っていて各遮蔽リブ16を繋ぐ
交差リブ18が間隔を置き2列状に突設されている。
【0009】複数の遮蔽リブ16は、幅がほぼ一定の平
板状をなし、横方向に平行に連続した各スリット4と交
差しない方向に沿って各ガイドベーン11の奥側突出部
12に互いにほぼ平行に複数の各スリット4毎に突設し
てある。
【0010】また、複数の遮蔽リブ16は、図1におい
て矢印Zの方向に対しその奥を覆い隠して見えないよう
に、幅等の寸法、姿勢及び配設位置が定められており、
隣合う上下のガイドベーン11の下端面と上端面とを含
む平面20に対しほぼ平行にし、通気の邪魔にならない
ように、それぞれ対応する下方のスリット4から離れた
ところに配設してある。
【0011】交差リブ18は、スリット4及び遮蔽リブ
16に対してほぼ垂直に交差する方向に沿って突設して
あり、最も上の遮蔽リブ16から最も下の遮蔽リブ16
の下方までの間にあって各遮蔽リブ16を繋いでいる。
【0012】そして、ベンチレーショングリル10は、
ほぼ長方形の枠部9の所定箇所に突設した掛止フック5
及び掛止爪6を、トリム2の開口部のそれぞれ対応する
上端縁7a及び下端縁7bに掛止し、図4に示すのと同
様にバックドアの左右2箇所にあるそれぞれの開口部に
嵌着される。
【0013】本発明の上記実施の形態に係る換気構造に
よれば、複数列の交差リブ18を突設してあるので、ス
リット4を有するベンチレーショングリル10に十分な
剛性をもたせることができ、遮蔽リブ16をそれぞれ対
応する下方のスリット4から離れたところに配設してあ
るので、スリット4における通気が遮蔽リブ16によっ
て妨げられることなく円滑に行われる。
【0014】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。例えば、ドア以外のトリム
の開口部にも適用することができ、遮蔽リブをガイドベ
ーンの下端面と上端面とを含む平面に対しほぼ平行にせ
ず該平面に対し傾斜させた姿勢にすることも可能であ
る。また、スリットが横に連続し上下に並んでいるのに
代えて、スリットが縦に連続し左右に並んでいるもので
もよく、交差リブを3列以上設けてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は、自動車の室内に面したトリム
に開口部を設け、複数の通気用スリットを有するベンチ
レーショングリルを前記開口部に嵌着してなる自動車用
換気構造において、前記ベンチレーショングリルに
リット間で断面がジグザグ型に曲がったガイドベーンを
形成し、該ガイドベーンの奥側突出部の裏面前記各
リットの長手方向に沿っ遮蔽リブを設しので、該
遮蔽リブによってベンチレーショングリルのスリットの
奥を覆い隠すことにより、スリットを通じてその奥が見
えるのを確実に防止することができるとともに、ガイド
ベーンの奥側突出部に遮蔽リブを立設したので、スリッ
トからの通気をリブが邪魔することがなく、通気が円滑
に行われ、換気性能を向上させることができるという効
果を奏する。また、本発明では、前記遮蔽リブ同士を繋
ぐ交差リブを設けることにより、スリットがあっても、
ベンチレーショングリルの十分な剛性を確保することが
でき、トリムからベンチレーショングリルが離脱しない
ようにすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動車用換気構造を
示すものであって図4に対応する断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るベンチレーショング
リルの概略構成を示す斜視図である。
【図3】従来の自動車用換気構造を適用したバックドア
の室内側からの外観を示した概略側面図である。
【図4】図3におけるA−A線に沿う部分の断面図であ
る。
【符号の説明】 2 トリム 4 スリット 7a 上端縁 7b 下端縁 10 ベンチレーショングリル 11 ガイドベーン 12 奥側突出部 16 遮蔽リブ 18 交差リブ 20 平面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−63221(JP,A) 実開 昭57−100508(JP,U) 実開 昭61−36418(JP,U) 実開 昭61−176013(JP,U) 実開 昭60−144512(JP,U) 実開 昭61−36417(JP,U) 実開 平3−38208(JP,U) 実開 昭58−59610(JP,U) 実開 昭62−97811(JP,U) 実開 昭52−20636(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/26 611 B60H 1/26 621 B60H 1/26 641 B60H 1/26 651 B60H 1/26 671

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の室内に面したトリムに開口部を
    設け、複数の通気用スリットを有するベンチレーション
    グリルを前記開口部に嵌着してなる自動車用換気構造に
    おいて、前記ベンチレーショングリルにスリット間で
    断面がジグザグ型に曲がったガイドベーンを形成し、該
    ガイドベーンの奥側突出部の裏面前記各スリットの長
    方向に沿っ遮蔽リブを設しことを特徴とする自
    動車用換気構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用換気構造にお
    いて、前遮蔽リブ同士を繋ぐ交差リブを設けことを
    特徴とする自動車用換気構造。
JP30409695A 1995-11-22 1995-11-22 自動車用換気構造 Expired - Fee Related JP3269363B2 (ja)

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