JPS641887Y2 - - Google Patents

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JPS641887Y2
JPS641887Y2 JP19156983U JP19156983U JPS641887Y2 JP S641887 Y2 JPS641887 Y2 JP S641887Y2 JP 19156983 U JP19156983 U JP 19156983U JP 19156983 U JP19156983 U JP 19156983U JP S641887 Y2 JPS641887 Y2 JP S641887Y2
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JP
Japan
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grill
rear parcel
defroster
view
parcel body
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JP19156983U
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JPS6099162U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、自動車用デフロスターの取付構造
に係り、特に自動車のリアパーセル本体に設けら
れるデフロスターの取付構造に関する。
《従来技術とその問題点》 近年、自動車の後部のリアパーセル本体には、
リアウインドガラスの曇りを除去するデフロスタ
が装備されているが、従来の自動車用デフロスタ
の取付構造としては、第1図および第2図に示す
ようなものがある。
第1図は、従来の自動車用デフロスタの取付構
造を示す斜視図であり、図中符号1は車体パネ
ル、符号2はリアウインドガラスを示し、上記車
体パネル1を覆う如くリアパーセル本体3が設け
られている。また、リアパーセル本体3のリアウ
インドガラス2の近傍には、グリルを取り付ける
ための孔31(第1図には表われていない)が穿
設されており、その孔31にリアパーセル本体3
とは別に形成されたグリル4が取り付けられてい
る。
第2図は、第1図における切断線A−Aに沿つ
た断面図であり、上記グリル4には、風向きを規
制するルーバ41が設けられており、このルーバ
41間の間隙が空気吹出窓42となつている。
さらに、グリル4周縁43下面にはグリル止め
用ペグ44が延設されている。また、リアパーセ
ル本体3に穿設された孔31の周囲には、金属等
より形成されたプツシユオンフイツクス5が設け
られており、前記グリル止め用ペグ4が挿通され
係止される。
しかし、このままであると、空気吹出窓42か
ら車体パネル1が見えてしまい、はなはだ体裁が
良くないということで、前記グリル4の下端面に
ネツト6が被着されている。このネツト6は、図
示の如く、リアパーセル本体3の裏面に接着剤ま
たは粘着剤等によりその端部が接着されている。
しかしながら、上記のような自動車用デフロス
タの取付構造にあつては、プツシユオンフイツク
ス5等によりグリル4をリアパーセル本体3に取
り付けており、車体パネル1の透視を遮蔽するネ
ツト6も必要であり、部品点数が多いとともに、
ネツト6をグリル4の下端面に被着させるため、
接着剤または粘着剤等によりネツト6の端部をリ
アパーセル本体3の裏面に接着しなければなら
ず、またリアパーセル本体3に穿設された孔の周
囲にプツシユオンフイツクス5を設ける等作業工
数が多くなるという欠点も指摘されている。
《考案の目的》 本考案は、上述の事情に鑑みてなされたもの
で、本考案の目的とするところは、部品点数が少
なくて済み、しかも取付作業が非常に容易となる
自動車用デフロスタの取付構造を提供することに
ある。
《考案の構成と効果》 上記目的を達成するために、本考案に係る自動
車用デフロスタの取付構造は、風向きを規制する
とともに車体パネルの透視を遮蔽するルーバを有
する第1グリルと第2グリルとを形成し、該第1
グリルの端面部には係合爪を下方に延設し、該第
1グリルをリアパーセル本体に穿設された孔の上
面に、前記第2グリルを該孔の下面に設けて、前
記係合爪を第2グリルの端面部に係合させること
により、前記リアパーセル本体に前記第1グリル
と前記第2グリルとを挟装することを特徴とす
る。
すなわち、本考案によれば、部品点数として
は、第1グリルと第2グリルとの2点だけであ
り、またこれらグリルを取り付ける場合も第1グ
リルに設けられた係合爪を第2グリルの端面部に
係合させるだけで良く、さらに、第2グリルをリ
アパーセル本体の裏面に配置させるとともに、落
ちないように押えておき、孔の上部より第1グリ
ルを押込むだけで良いものであるから、本願によ
れば部品点数および工数の大幅な削減が期待で
き、著しいコストダウンをもたらすことができ
る。
さらに、本考案による自動車用デフロスタは通
気性を充分に確保した上で、空気吹出窓からの透
視を遮断して車体パネル等を見えなくすることが
できるため、リアパーセル本体の見栄え、品質を
向上させることができるものである。
また、第2グリルを第1グリルの下に取り付
け、リアパーセル本体に挟装するので、剛性が増
し、リアパーセル本体の強度が向上する等の効果
をも有する。
《実施例の説明》 以下、図面に示した実施例に基づき、本考案の
取付構造について詳細に説明する。
第3図および第4図は本考案の第1実施例を示
し、第3図は分解斜視図、第4図はデフロスタの
取付状態を示す断面図であり、また第5図は同第
1実施例の変形例を示す断面図である。
第3図において、符号3はリアパーセル本体で
あり、このリアパーセル本体3には、孔31が穿
設されている。
また、符号7は第1グリルを示し、風向きを規
制するとともに、車体パネルの透視を遮蔽するた
めの複数のルーバ71を有し、この複数のルーバ
71間の間隙が空気吹出窓72となつている。
さらに、第1グリル7の端面部73には4箇所
に係合爪74が延設されており、この係合爪74
は図示も如く外方に突出している。
また、符号8は第2グリルであり、第1グリル
7のルーバ71とともに車体パネルの透視を遮蔽
するための複数のルーバ81がこの第2グリルに
も形成されており、さらにこの複数のルーバ81
の間は、空気の流通可能な空隙82となつてい
る。上述のルーバ71,81の傾斜方向は、第4
図の断面図に示すように、逆向きとなつている。
このことは、容易に車体パネルを透視できないよ
うにするためである。
また、第1グリル7と第2グリル8とは、いず
れも耐熱性を有する合成樹脂の射出成形品等で構
成されるのが好ましく、第1グリル7および第2
グリル8に耐熱性が要求されるのは、自動車のリ
アパーセル部分が太陽の直射光等によりかなりの
高温となるからである。
以上のように形成された第1グリル7と第2グ
リル8とをリアパーセル本体3に取り付ける際に
は、第3図に示す如く、第1グリル7をリアパー
セル本体3に穿設された孔31の上面に、第2グ
リル8をその孔31の下面に配置し、第1グリル
7に設けられた係合爪74とともに第1グリル7
の端面部73を孔31に装着し、さらに、第4図
に示す如く、係合爪74を第2グリル8の内周に
挿通させ、外方に突出した係合爪74を第2グリ
ル8の端面部83に係合させれば、リアパーセル
本体3に第1グリル7と第2グリル8とが挟持さ
れることになる。
以上のようにして取り付けられるデフロスタの
作用について説明すると、第2グリル8の下方よ
り送られる空気は、第2グリル8のルーバ81の
間から空隙82を経て、第1グリル7の空気吹出
窓72から吹出され、その後部上方に位置するリ
アウインドガラス2の曇りが取除かれる。しか
も、第2グリル8のルーバ81が空気吹出窓72
の外面からの透視を遮蔽するから、外部から車体
パネル1が見えるようなことはない。さらに、部
品点数としては第1グリル7および第2グリル8
の2点だけであり、取り付けも極めて容易であ
る。
なお、第5図に示すように、一方側のルーバ7
1を鉛直状に設定して、他方側のルーバ81のみ
を傾斜状に構成しても良く、相互のルーバ71,
81の方向を相異させるようにすれば、車体パネ
ルが何等外部から透視されることがなく、本願の
作用効果が得られるとともに、上述したようにル
ーバ71を鉛直状に設定した場合、第1グリル7
の射出成形時、アンダーカツト部分が少ないた
め、第1グリル7の成形も容易なものとなる利点
がある。
次に、第6図および第7図は本考案の第2実施
例を示し、第6図は分解斜視図、第7図はデフロ
スタの取付状態を示す断面図である。
この第2実施例においては、第1グリル7の端
面部73に4箇所延設された係合爪74′が内包
に突出していることを特徴としている。そのた
め、第2グリル8において、上記係合爪74′と
対応する位置に切欠き84を設ける必要がある。
そして、取り付ける場合は、第1実施例と大体同
じように行なうが、係合爪74′を第2グリル8
の端面部82に係合させる過程において、係合爪
74′に対応する上記切欠き84にその係合爪7
4を挿通させるとともに、係合爪74′を第2グ
リル8の外周に沿わせて、内方に突出した係合爪
74′を第2グリル8の端面部82に係合させれ
ば良い。
このようにして取り付けるデフロスタの作用も
また、前述の第1実施例と同様であり、第1グリ
ル7と第2グリル8は、いずれも合成樹脂の射出
成形により形成されるため、切欠き84のために
工程が増えることはない。
なお、以上の実施例の説明において、係合爪7
4,74′は4箇所設けたものについて示してお
いたが、本考案はこの係合爪74,74′の数に
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の自動車用デフロス
タの取付構造を示し、第1図は斜視図、第2図は
第1図中A−A線断面図、第3図および第4図は
本考案の第1実施例を示し、第3図は分解斜視
図、第4図はデフロスタの取付状態を示す断面
図、第5図は第1実施例の変形例を示す同じくデ
フロスタの取付状態を示す断面図、第6図および
第7図は本考案の第2実施例を示し、第6図は分
解斜視図、第7図はデフロスタの取付状態を示す
断面図である。 1……車体パネル、2……リアウインドガラ
ス、3……リアパーセル本体、31……孔、7…
…第1グリル、8……第2グリル、71,81…
…ルーバ、72……空気吹出窓、82……空隙、
73,83……端面部、74,74′……係合爪、
84……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風向きを規制するとともに車体パネルの透視を
    遮蔽するルーバを有する第1グリルと第2グリル
    とを形成し、該第1グリルの端面部には係合爪を
    下方に延設し、該第1グリルをリアパーセル本体
    に穿設された孔の上面に、前記第2グリルを該孔
    の下面に設けて、前記係合爪を第2グリルの端面
    部に係合させることにより、前記リアパーセル本
    体に前記第1グリルと前記第2グリルとを挟装す
    ることを特徴とする自動車用デフロスターの取付
    構造。
JP19156983U 1983-12-14 1983-12-14 自動車用デフロスタ−の取付構造 Granted JPS6099162U (ja)

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JP19156983U JPS6099162U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 自動車用デフロスタ−の取付構造

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JP19156983U JPS6099162U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 自動車用デフロスタ−の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6099162U JPS6099162U (ja) 1985-07-06
JPS641887Y2 true JPS641887Y2 (ja) 1989-01-17

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ID=30412494

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JP19156983U Granted JPS6099162U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 自動車用デフロスタ−の取付構造

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JPH0431843Y2 (ja) * 1986-03-31 1992-07-30

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JPS6099162U (ja) 1985-07-06

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