JPH0431843Y2 - - Google Patents

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JPH0431843Y2
JPH0431843Y2 JP1986047672U JP4767286U JPH0431843Y2 JP H0431843 Y2 JPH0431843 Y2 JP H0431843Y2 JP 1986047672 U JP1986047672 U JP 1986047672U JP 4767286 U JP4767286 U JP 4767286U JP H0431843 Y2 JPH0431843 Y2 JP H0431843Y2
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JP
Japan
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air
conditioned air
duct
conditioned
rear shelf
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JP1986047672U
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JPS62157609U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の後部荷物室内に平面状に配
置した自動車用リヤーシエルフに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、いわゆるハツチバツク型の自動車には、
後部座席の後方に荷物室が設けられており、その
荷物室内には小物類を収容することができるよう
に、荷物の載せ棚であるリヤーシエルフを備えた
ものが多い(実開昭54−5219号公報参照)。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のように、ハツチバツク型の自動車におい
ては、後部に荷物室があり、しかも荷物室内には
荷物の載せ棚であるリヤーシエルフが備えられて
いるところから、後部座席後方の空調空気の吹出
口は、荷物室内のリヤーサイドに設けられてい
る。
ところが、後部座席後方の空調空気の吹出口を
リヤーサイドに設けると、吹出す空調空気が車室
内の側部に片寄つて、後部座席付近の空調状態が
均等にならないばかりでなく、特に後部座席の中
程では良好な空調効果が得られない。
また、空調空気の吹出口を自動車のリヤーパー
セル本体に空調空気の吹出口を設けたものも知ら
れているが(実開昭60−99162号公報参照)、この
構成によるものでも、後部座席付近の空調状態が
均等にならないばかりでなく、特に後部座席の中
程では良好な空調効果が得られない。
そこで、後部座席付近の空調状態を全体に均等
かつ良好にするためは、空調空気の吹出口をリヤ
ーサイドだけでなくリヤーシエルフ上面にも設け
ることが考えられるが、それではリヤーシエルフ
上面の空調空気の吹出口を空調機器に接続するダ
クトをリヤーシエルフの下面に沿つて設けなけれ
ばならず、ただでさえ狭い荷物室内のスペースが
さらに狭くなるうえ、構造も複雑になるという問
題が生ずる。
本考案は、上記のような実状に鑑み、自動車の
後部座席と後面窓との間に平面状に配置するリヤ
ーシエルフを中空二重壁構造として、そのリヤー
シエエルフの上面壁に空調空気の空気吹出口を形
成し、かつ一側部の下面壁あるいは側面壁に空調
機器からの空調空気取入口を形成し、一側部の下
面壁あるいは側面壁に空調機器からの空調空気取
入口を形成するとともに、中空二重壁構造の内部
にその上下両面壁を互いに溶着してダクトを形成
し、このダクトで上記空気吹出口と空調空気取入
口を連通させた構造としたことにより、荷物室内
にダクトを設けることなく、後部座席の後方の幅
方向に空調空気の吹出口を設けることができ、も
つて、荷物室を狭くせず簡単な構成により、後部
座席付近を均等かつ良好に空調することができる
自動車用リヤーシエルフを提供することを目的と
するものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するための技術的手
段として、次のように構成した。すなわち、 自動車の後部座席と後面窓との間に平面状に配
置したリヤーシエルフにおいて、全体を中空二重
壁構造に構成し、上面壁に空調空気の空気吹出口
を形成し、一側部の下面壁あるいは側面壁に空調
機器からの空調空気取入口を形成するとともに、
中空二重壁構造の内部にその上下両面壁を互いに
溶着してダクトを形成し、このダクトで上記空気
吹出口と空調空気取入口を連通させた構成とした
ことを特徴とする自動車用リヤーシエルフとした
ものである。
[作用] 空調機器からリヤーシエルフの空調空気取入口
に供給された空調空気は、中空二重壁構造の内部
に形成されたダクトを通り、上面壁の空気吹出口
から吹出し、車室内の空調がなされるが、空気吹
出口は後部座席の後方位置でその幅方向に設けら
れているので、後部座席付近の空調が側部に片寄
らず、特に後部座席の中程の空調も均等かつ良好
に行なわれる。
[実施例] 本考案の一実施例を図面について説明する。
第1図において、1はハツチバツク型の自動
車、2はその後部の荷物室、3はリヤーシエル
フ、4は前部の固定ボード、5は後部座席、12
は後面窓であつて、荷物室2内の上部には、後部
座席5と後面窓12との間にリヤーシエルフ3が
平面状に設けられている。
上記リヤーシエルフ3は、第2図ないし第4図
に示すように、中空二重壁構造となつており、そ
の上面壁の後部には空調空気の空気吹出口6が幅
方向に形成されており、下面壁の前部一側方には
空調空気取入口7が形成されていて、空気吹出口
6と空調空気取入口7は、中空二重壁構造の上下
両面壁を互いに溶着部13で溶着して形成したダ
クト8によつて連通している。このダクト8の空
気吹出口6には挟搾部9を形成して空気の流速を
速くし、かつ空気の流れが必ず空気吹出口6方向
となるようにしている。10は荷物室2の側板で
あつて、空気取入口7は、この側板10で囲まれ
た荷物室2外の空間に位置し、空気取入口7を空
調機器(図示せず)に接続するダクト11もこの
位置を通している。
したがつて、ダクト11等によつて荷物室2を
狭くすることなく、後部座席5の後方に、その幅
方向に空調空気の空気吹出口6を設けることがで
きる。そして、空調機器からリヤーシエルフ3の
空気取入口7に供給された空調空気は、リヤーシ
エルフ3の中空部内に形成されたダクト8を通
り、上面壁の空気吹出口6から吹出すが、空気吹
出口6は後部座席5の後方位置でその幅方向に設
けられているので、後部座席5付近の空調が側部
に片寄らず、特に後部座席5の中程の空調も均等
かつ良好に行なわれることになる。
[考案の効果] 本考案に係る自動車用リヤーシエルフによれ
ば、中空二重壁構造の内部にその上下両面壁を互
いに溶着してダクトを形成したので、リヤーシエ
ルフ以外に特別な別部材による空調装置を使用す
ることなく後部座席付近全体を空調することがで
きる。そして、荷物室内にダクトを設けることな
くリヤーシエルフ自体で空調することができるの
で、リヤーシエルフの下方に位置する荷物室を広
く使用することができる。また、後部座席の後方
の幅方向に空調空気の吹出口を設けることができ
るので、簡単な構成により、後部座席付近全体を
均等かつ良好に空調することができる効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は自動
車の一部の斜視図、第2図はリヤーシエルフの下
面側から見た斜視図、第3図および第4図はそれ
ぞれ第2図のA−A線、B−B線断面図である。 1……ハツチバツク型の自動車、2……荷物
室、3……リヤーシエルフ、5……後部座席、6
……空調空気の吹出口、7……空調空気取入口、
8……中空部内に形成されたダクト、12……後
面窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の後部座席と後面窓との間の荷物室上方
    に平面状に配置したリヤーシエルフにおいて、全
    体を中空二重壁構造に構成し、上面壁に空調空気
    の空気吹出口を形成し、一側部の下面壁あるいは
    側面壁に空調機器からの空調空気取入口を形成す
    るとともに、中空二重壁構造の内部にその上下両
    面壁を互いに溶着してダクトを形成し、このダク
    トで上記空気吹出口と空調空気取入口を連通させ
    た構成としたことを特徴とする自動車用リヤーシ
    エルフ。
JP1986047672U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPH0431843Y2 (ja)

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JP1986047672U JPH0431843Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JP1986047672U JPH0431843Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JPS62157609U JPS62157609U (ja) 1987-10-06
JPH0431843Y2 true JPH0431843Y2 (ja) 1992-07-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950811B2 (ja) * 1976-08-19 1984-12-11 大洋基礎株式会社 ドレ−ン工法

Family Cites Families (3)

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JPS5950811B2 (ja) * 1976-08-19 1984-12-11 大洋基礎株式会社 ドレ−ン工法

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JPS62157609U (ja) 1987-10-06

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