JPS63109859A - 低い密度と低い坪量の獲得帯を有する高密度吸収性部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、親水性繊維状材料と吸収性ゲル化物質のばら
ばらの（ｄｉｓｃｒｅｔｅ）粒子との混合物を有する吸
収性部材に関する。より詳細には、本発明は、吸収性獲
得芯に液体をより迅速に獲得しくａｃｑｕｉｒｅ　）か
つ分布するために典型的液体デポジション（ｄｃｐｏｓ
　１ｔｏｉｎ）の血清に配置された比較的低い゛１４均
密度および低い・１孔均坪量の獲得（ａｃｑｕｉｓｉｔ
ｉｏｎ　）帯を有する比較的高密度の吸収性部材に関す
る。

発明の背景 使い捨ておむつ、成人用失禁パッド、生理用ナプキンな
どの吸収性物品は、一般に、体液を受容しかつ保持する
ために吸収性部材を備えている。

このような吸収性物品が効率良く機能するためには、吸
収性部（４は、体液を適用点から構造物中に迅速に獲得
した後、体液を吸収性部材内に、そしてその全体にイつ
たって分布させて最大限の漏れ封じ込めを与えなければ
ならない。更に、吸収性部材は、荷重下に置かれた時に
１ｔｌｉ体を保持できるべきである。このような吸収性
部材の白゛効性を改良しようとする従来技術の試みは、
吸収性ゲル化物質の粒子を吸収性部材の全体にイ〕たっ
て、またはその部分に分布させて包含していた。例えば
、欧州特許出願ＥＩ’−Ａ第１２２，０４２号明細書は
、吸収性ゲル化物質の粒子（ヒドロゲル）が親水性繊維
状材料の空気抄造ウェブに分散され、特定の密度に圧縮
された吸収性部材を開示している。更に、１９８５年５
月１５Ｌ］出願の米国特許出願第７３４．４２６号明細
書は、吸収性獲得層が本質上親水性繊維状＋オ料と吸収
性ゲル化物質のばらばらの粒子との均一な組み合わせか
らなる流体貯蔵ド層の上に置かれた二層吸収性芯を開示
している。

吸収性ゲル化物質は、それらの重量と比較して多量の水
、体排泄物などの液体を吸収することができ、かつ史に
このような吸収液体を中圧下で保持することができる高
分子物質である。吸収性ゲル化物質のこれらの吸収特性
は、それらを使い捨ておむつ、成人用失楚バッド、生理
用ナプキンなどの吸収性物品に配合するのに特に有用に
させる。

しかしながら、このような吸収性ゲル化物質の極めて高
い吸収能力にも拘らず、使い捨て吸収性物品で使用した
時のそれらの性能は、依然として最適ではなかった。

使い捨て吸収性物品における吸収性ゲル化物質のＨ幼性
は、形態、位置および／または吸収性ゲル化物質の粒子
を吸収性部材に配合する方法に全く依存する。若干の場
合には、例えば、吸収性ゲル化物質の粒子を含Ｈする吸
収性部材の有効性は、ゲルブロッキングと呼ばれる現象
によって悪影響されることがある。ゲルブロッキングな
る用語は、吸収性ゲル化物質の粒子を湿潤した時に生ず
る状況（粒子の表面は膨潤して吸収性部材の内部への液
体透過を抑制する）を記載する。それゆえ、吸収性部材
の内部の湿潤は、非常に遅い拡散プロセスによって生ず
る。実際上、このことは、吸収性部材による液体の獲得
が吸収すべき液体の排泄よりもはるかに遅く、かつ吸収
性部材中の吸収性ゲル化物質の粒子が十分に飽和される
はるか前または液体が拡散または灯心作用して（ｗｉｃ
ｋ）　　ｒブロンキング」粒子を通り越して吸収性部材
の残部に行くことができる前に、吸収性物品からの漏れ
が生ずることがある。遅い獲得速度は、吸収性ゲル化物
質の粒子を含有する緻密化吸収性部材によって与えられ
る吸収性部材の他の部分への液体の迅速な灯心作用の利
点も取り損う。

このように、液体獲得段階にゲルブロッキングを最小限
にしながら、液体を吸収性部材内により迅速に獲得しか
つ分布する吸収性部材を提供することは、有利であろう
。それゆえ、本発明の主目的は吸収性ゲル化物質の使用
において特に有効であり、かつ効率が良い吸収性部材を
提供することにある。

発明の概要 本発明は、液体を特に有効な効率良い方法で獲得しかつ
封じ込めるのに好適である吸収性部材をｒ」゛する使い
捨ておむつ、失楚パッド、生理用ナプキンなどの吸収性
物品を提供する。このような吸収性物品は、液体浸透性
トップシート、液体不浸透性バックシート、およびトッ
プシートとバックシートとの間に配置された吸収性部材
を含む。

吸収性部材は、吸収性部材によって獲得された液体を吸
収保持する比較的高密度および高坪量の貯蔵帯と、排泄
された液体を迅速に獲得しかつ一時的に保持する貯蔵帯
よりも比較的低い平均密度および低い・１シ均坪量の獲
得帯とを含むデポジション領域を有する。また、吸収性
部材は、親水性繊維状材料と吸収性ゲル化物質のばらば
らの粒子との混合物を含む。

本発明の一態様によれば、獲得帯は、獲得帯が典型的液
体デポジションの面積に配置できるように吸収性部材の
前方に向けて配置されている。また、獲得帯は、獲得帯
の上部表面積が吸収性部材の前部（１’ｒｏｎＬ　５ｅ
ｃｔｉｏｎ　）の上部表面積の約５０％未満を構成する
ような大きさにされている。

本発明の別の態様によれば、貯蔵帯の平均密度対獲得帯
の平均密度の比率は、好ましくは約１．２５：１以上、
最も好ましくは約２；１以上である。獲得帯は、好まし
くは密度約０，０７〜約０．１５ｇ／ｃＩＩＩを有する
。また、獲得帯は、好ましくは均一な密度および均一な
坪量を全体にわたってＨする。

本発明の好ましい態様においては、比較的高いゲル強度
吸収性ゲル化物質は、ゲルブロッキングを最小限にする
だけではなく、吸収性部材内の開口毛管構造を維持する
のを助長して典型的液体デポジションの面積から吸収性
部材の残部への液体の平面輸送を高めるために、親水性
繊維状材料と混合する。親水性繊維状材料と吸収性ゲル
化物質のばらばらの粒子との混合物は、好ましくは繊維
対粒状物の重量比約４０　：　６０から約９８：２、よ
り好ましくは約５０　：　５０から約９に９を有する。

まｔこ、本発明は、本質上親水性繊維状材料からなる吸
収性獲得芯と、親水性繊維状材料と吸収性ゲル化物質の
ばらばらの粒子との混合物からなる吸収性部材とを６す
る種類の二層吸収性芯に関する。吸収性部材は、吸収性
獲得芯の上部表面積の約０，２５〜約１．０倍である上
部表面積を有する。吸収性部材は、更に吸収性物品のバ
ックシートに関して配置され、吸収性ゲル化物質の少な
くとも約７５％が吸収性物品の前方２／３の部分内に見
出されるように配置されている。また、吸収性部材の獲
得帯は、吸収性物品の前方２／３の部分内に完全に配置
されるようにバックシートに関して配置されている。

発明の詳細な説明 本発明の吸収性部祠を使０捨て吸収性物品における用途
に関連してここで説明する。しかしながら、本発明の吸
収性部材の潜（１：的応用は、使い捨て吸収性物品に限
定すべきではないことが理解されるべきである。ここで
使用する「使い捨て吸収性物品」なる用語は、体滲出物
を吸収しかつ封じ込める物品を意味し、より詳細には着
用者の体に対して、またはその付近に置いて体から排泄
される各種の滲出物を吸収しかつ封じ込め、かつ１回使
用後捨てることか意図される物品（即ち、洗濯したり、
他の方法で元通りにしたり、または再使用したりするこ
とが意図されない）を意味する。

使い捨て吸収性物品の好ましい態様、おむっ２０を第１
図に示す。ここで使用する「おむつ」なる用語は、着用
者の下部胴の回りに着用されるガーメント（ｇａｒｍｅ
ｎｔ　）　　（一般に、幼児および失票者によって着用
）を意味する。しかしながら、本発明は、他の使い捨て
吸収性物品、例えば失禁ブリーフ、生理用ナプキンなど
にも応用できることが理解されるべきである。

第１図は、広げた非収縮状悪（即ち、すべての弾性惹起
収縮を除去）の本発明のおむっ２０の平面図である。そ
して、構造物の部分は、おむつ２０の構造を明示するた
めに切取られており、かつる・川音と接触するおむっ２
０の部分は、観察者に而している。おむつ２０は、前方
腰バンド領域２２、後方腰バンド鎖酸２４、股領域２６
および縦方向縁か３０で示され、かっ）：、″シ縁が３
２で示されるおむつの外縁によって規定されている周辺
２８を有すると第１図に示される。おむつは、追加的に
、３４で示される横方向中心線および３６で示される縦
方向中心線を有する。

おむつ２０は、液体浸透性トップシート３８、液体不浸
透性バックシート４０、吸収性部材４２、および弾性部
子、（’４４を含む。トップシート３８、バックシート
４０、吸収性部＋４４２、および弾性部材４４は、各種
の周知配置で組み立てることができるが、好ましいおむ
つ配置は、一般に米国特許第３，８６０，００３号明細
書「使い捨ておむつ用の収縮自在の側部」に記載されて
いる。

第１図は、トップシート３８およびバックシート４０が
同一の広がりを１’ｊ゛Ｌ、かつ吸収性部材４２の長さ
および幅寸法よりも一般に大きい長さおよび幅１」法を
白゛するおむつ２０の好ましい態様を示す。トップシー
ト３８は、バックシート４０と関係され、かつバックシ
ート４０上に重ねられ、それによっておむつ２０の周辺
２８を形成している。周辺２８は、おむつ２０の外周ま
たは縁を規定する。周辺２８は、端縁３２および縦方向
縁３０を含む。

おむつ２０は、おむつ周辺２８の端縁３２からおむつの
横方向中心線３４に向けておむつ２０の長さの約２％〜
約１０％、好ましくは約５％の距離延出する前方腰バン
ド領域２２および後方腰バンド領域２４を有する。腰バ
ンド領域は、着用時に、着用者の腰を囲むおむつ２０の
上部を構成する。股部分２６は、腰バンド領域２２．２
４間のおむつ２０の部分であり、かつ着用時に、着用者
の脚間に配置されかつ着用者の下部胴を覆うおむつ２０
の部分を構成する。このように、股領域２６は、おむつ
２０または他の使い捨て吸収性物品用の典型的液体デポ
ジションの面積を規定する。

トップシート３８は、迎合的であり （ｃｏｍｐｌｉａｎｔ　）　、軟質感があり、着用者の
皮膚を刺激しない。更に、トップシート３８は、液体浸
透性であって液体をその厚を通して容易に浸透させる。

好適なトップシート３８は、広範囲の材料、例えば多孔
質発泡体、網状発泡体、開口化プラスチックフィルム、
天然繊維（例えば、水利または綿繊維）、合成繊維（例
えば、ポリエステルまたはポリプロピレン繊維）または
天然繊維と合成繊維との組み合わせから製造できる。好
ましくは、トップシート３８は、着用者の皮膚を吸収性
部材４２中の液体から隔てるために疎水性材料から作る
。

特に好ましいトップシート３８は、デニール約１．５を
有するステープル長のポリプロピレン繊維、例えばプラ
ウエア州つィルミントンのバーキュレス・インコーホレ
ーテッドによって市販されているバーキュレス・タイプ
（ｌｌｃｒｃｕｌｃｓ　ｔｙｐｅ　）１５１ポリプロピ
レンからなる。ここで使用する「ステープル長の繊維」
なる用語は、長さ少なくとも約１５．９ｍｍ（０，６２
インチ）を有する繊維を意味する。

トップシート３８を製造するのに使用できる多数の製造
技術がある。例えば、トップシート３８は、織成、木繊
、スパンボンド、カード化、または同球の処理すること
ができる。好ましいトップシートは、当業者に周知の手
段によってカード化し、熱結合する。好−ましくは、ト
ップシート３８は、重量約１８〜約２５ｇ／ｒｒ１′、
機械方向における最小乾燥引張強さ少なくとも約４０．
０ｇ／ｃｍおよび機械交差方向における湿潤引張強さ少
なくとも約５５ｇ／ｃｍを有する。

バックシート４０は、液体不浸透性であり、他の可撓性
液体不浸透性物質も使用できるが、好ましくはプラスチ
ック薄膜から作る。バックシート４０は、吸収性部材４
２に吸収されかつ封じ込められた滲出物がおむつ２０と
接触する物品、例えばベッドシーツおよび下着をぬらす
のを防１１−する。

他の可撓性液体不浸透性物質が使用できるが、好ましく
は、バックシート４０は、厚さ約（１，０１２ｍｍ　（
０，５ミル）〜約０．０５１ｃｍ（２，０ミル）を何す
るポリエチレンフィルムである。ここで使用する「可撓
性」なる用語は、迎合性であり、かつ着用台の体の一般
的形状および輪郭と容易に同じものになるであろう（オ
料を意味する。

好適なポリエチレンフィルムは、モンサンドφケミカル
・コーポレーションによって製造されており、フィルム
Ｎｏ、８０２０として市販されている。

バックシート４０は、好ましくは、より布様の外観をり
、えるためにエンボス加工および／または艶消仕上を施
す。史に、バックシート４０は、依然として滲出物がバ
ックシート４０を通過するのを防止しながら、蒸気を吸
収性部材４２から逃がすことができる。

バックシート４０の大きさは、吸収性部材４２の大きさ
および選択される正確なおむつデザインによって決めら
れる。好ましい態様においては、バックシート４０は、
全部のおむつ周辺２８の回りで最小距離少なくとも約１
．３０〜約２．　’５ｃｍ（約０，５〜約１．０インチ
）吸収性部材４２を超えて延出する修正砂時旧形状を何
する。

トップシート３８およびバックシート４０は、いかなる
好適な方式でも一諸に関係する。ここで使用する「関係
」なる用語は、トップシート３８かトップシート３８を
バックシート４０に直接貼着することによってバックシ
ート４０に直接結合されている配置、およびトップシー
ト３８がトップシート３８をバックシート４０に貼着さ
れている中間部材に貼着することによってバックシート
４０に間接的に結合されている配置を包含する。

好ましい態様においては、トップシート３８およびバッ
クシート４０は、結合手段（図示せず）、例えば接む剤
または技術上既知のような他の結合手段によって、おむ
つ周辺２８において互いに直接貼希されている。例えば
、接若剤の均一な連続層、接告剤のパターン化層、また
は接告剤の別個の線または点の列が、トップシート３８
をバックシート４０に貼るするのに使用できる。

テープタブ締結具４６は、典型的には、おむつを着用者
上に保つ締結手段を与えるために、おむつ２０の後方腰
バンド領域２４に適用されている。

テープタブ締結具の一方のみを第１図に示す。テープタ
ブ締結具４６は、技術上周知のもののいずれか、例えば
米国特許第３，８４８，５９４号明細書に開示の締結テ
ープであることができる。これらのテープタブ締結具４
６または他のおむつ締結手段、例えばピンは、典型的に
は、おむつ２０の隅の近くに適用される。

弾性部材４４は、弾性部材４４がおむつ２０を着用者の
脚に対して引き、かつ保つ傾向があるように、おむつ２
０の周辺２８に隣接して、好ましくは各縦方向縁３０に
沿って配置されている。或は、弾性部材４４は、脚バン
ド並びにまたは脚カフスを与えるためにおむつ２０の端
縁３２のいずれかまたは両方に隣接して配置できる。例
えば、好適な腰バンドは、米国特許第 ４．５１５，５９５号明細書に開示されている。

更に、弾性的に収縮自在の弾性部材を有する使い捨てお
むつを製造するのに好適な方法および装置は、米国特許
第４，０８１，３０１号明細書「ばらばらの伸張弾性ス
トランドを使い捨て吸収性製品の所定の隔離部分に連続
的に結合する方法および装置」に記載されている。

弾性部材４４は、通常の非拘束配置において弾性部材４
４がおむつ２０を有効に収縮するかギヤザーをつけるよ
うに、弾性的に収縮自在の状態でおむつ２０に固着され
ている。弾性部材４４は、少なくとも２つの方法で弾性
的に収縮自在の状態において固着てきる。例えば、弾性
部材４４は、おむつ２０が非収縮状態にある際に伸張し
固着できる。或いは、おむつ２０は、例えばプリーツを
つけることによって収縮し、弾性部材４４は、弾性部材
４４が非緩和または非伸張状態にある際におむつ２０に
固着連結できる。

第１図に図示の態様においては、弾性部材４４は、股領
域２６においておむつ２０め本質上全長に延出する。或
いは、弾性部材４４は、おむつ２０の全長、または弾性
的に収縮自在の線を与えるのに好適な他の長さに延出で
きる。弾性部材４４の長さは、おむつのデザインによっ
て決められる。

弾性部材４４は、多数の配置を取ることができる。例え
ば、弾性部材４４の幅は、約０．２５ｍｍ（０，０１イ
ンチ）〜約２５ｍｍ（１，０インチ）またはそれ以上で
変化できる。弾性部材４４は、弾性部材の単一ストラン
ドからなることができ、または弾性部Ｈの数本の１１之
行または非゛ド行ストランドからなることができ二また
は弾性部材４４は長方形または曲線であることができる
。なお更に、弾性部材４４は、技術上既知の数種の方法
のいずれかで、おむつに貼着できる。例えば、弾性部材
４４は、各種の結合パターンを使用して、おむつ２０に
超音波結合し、ヒートシールし、加圧シールすることが
でき、または弾性部材４４は、おむつ２０に単純に接着
できる。

吸収性部材４２は、トップシート３８とバックシート４
０との間に配置しておむつ２０を形成する。吸収性部材
４２は、一般に圧縮性であり、形通り性（ｃｏｎｆｏｒ
ｍａｂｌｃ　）であり、亡用音の皮膚を刺激せず、かつ
液体および成る体滲出物を吸収保持することができる。

本発明の目的では、吸収性部材は、材料の？ド層または
シートには必ずしも限定されないことが理解されるへき
である。このように、吸収性部祠４２４、実際には、後
述のような材料の必要種類の数シートまたはウェブの積
層物または組み合わせからなることができる。このよう
に、ここで使用する「部イ」」は、「複数の部材」また
は「段数の層」または「層状」なる用語を包含する。

第４図は、本発明の吸収性部材４２の好ましい態様の斜
視図である。吸収性部材４２は、後部４８および前部５
０を含むと第４図に示される。

前部５０は、末端領域５２およびデポジション領域５４
を有すると示される。デポジション領域５４は、獲得帯
５６（点線によって示される）および貯蔵帯５８を含む
。更に、前部５０は、２個の横方向に離間された耳領域
６０．６２および中心領域６４からなる３つの領域に横
方向に分けられている。吸収性部材４２は、追加的に６
６で示される横方向中心線および６８て示される縦方向
中心線を有する。

吸収性部材４２は、後部４８および後部４８に隣接する
（ｃｏｎｔｌｇｕｏｕｓ）前部５０を有する。吸収性部
材４２の後部４８および前部５０は、それぞれ吸収性部
材４２の端縁７０から横方向中心線６６に向けて延出す
る。前部５０は、吸収性部材４２の長さの約１／２〜約
３／４、好ましくは約２／３の距離延出する。前部５０
は、好ましくは、おむつまたは他の吸収性物品に入れた
時に吸収性部材４２の典型的液体デポジションの面積の
すべてを包含するであろうように吸収性部材４２の全長
の１／２よりも長い。

前部５０は、末端領域５２およびデポジション領域５４
を有する。末端領域５２は、吸収性部材４２のそれぞれ
の端縁７０から横方向中心線６６に向けて吸収性部材４
２の長さの約２％〜約１０％、好ましくは約５％の距離
延出する前部５０の部分からなる。デポジション領域５
４は、末端領域５２および後部４８に隣接しており、か
つ末端領域５２と後部４８との間に配置された前部５０
の部分からなり、かつ吸収性部材４２の典型的液体デポ
ジションの面積を包含する。

前部５０は、更に２個の横方向に離間された耳領域６０
．６２および該耳領域６０．６２間に配置された中心領
域６４を有する。耳領域６０゜６２は、一般に周辺２８
の縦方向縁３０から縦方向中心線に向けて吸収性部材４
２の幅の約１／１０〜約１／３の距離延出する部分から
なる。

このように、耳領域６０．６２は、着用者の腰および胴
の側縁部と係合する部分であり、一方中心頭域６４は、
着用者の腰および胴の中間部分と係合する。このように
、中心領域は、典型的液体デポジションの横断面積を規
定する。

吸収性部材４２は、各種の大きさおよび形状（例えば、
長方形、砂時評状、非対称など）で各種の材料から作る
ことができる。しかしながら、吸収性部材４２の全吸収
能力は、吸収性物品またはおむつの所期用途用のデザイ
ン液体負荷と適合すべきである。更に、吸収性部材４２
の大きさおよび吸収能力は、幼児から成人までの着Ｊｌ
１者に適応するように変化できる。吸収性部材４２は、
好ましくは、親水性繊維状材料と特定量の吸収性ゲル化
物質のばらばらの粒子との混合物を含む。

各種の親水性繊維状材料が、吸収性部材４２において使
用できる。通常の吸収性製品で使用するのに好適ないか
なる種類の親水性ＧＭ　ｔｎ状材料も、本発明の吸収性
部材４２で使用するのに好適である。このような親水性
繊維状材料の特定例としては、セルロース繊維、レーヨ
ン、およびポリエステル繊維が挙げられる。好適な親水
性繊維状材料の他の例としては、親水化疎水性繊維、例
えば界面活性剤処理またはシリカ処理熱口■塑性繊維か
挙げられる。人手性およびコストの理由で、セルロース
繊維、特にエアフェルトとも称される木材パルプｍ維が
、好ましい。

ここで使用する「親水性」なる用語は、繊維上に付着さ
れた液体によって湿潤する繊維または繊維の表面を記載
する。材料の湿潤に関する技術の状態は、接触角および
包含される液体および固体の表面張力による親水性（お
よび湿潤）の定義を可能にする。このことは、ロバート
・エフ・ゴールド編のザ・アメリカン−ケミカル・ソサ
エティー・パブリケーション「接触角、湿潤性および接
希」　（１％４年著作権所有）に詳述されている。

繊維または繊維の表面は、液体と鐵誰または表面との間
の接触角が９０°未満である時または流体が表面をｔ）
−切って自発的に広がる傾向があるであろう時に（両条
件は通常共（ｊ）液体によって湿潤すると言われている
。

親水性繊維状制料に加えて、吸収性部材４２は、特定量
の吸収性ゲル化物質のばらばらの粒子も含有する。この
ような吸収性ゲル化物質は、液体を吸収し中圧下で保持
することができる無機または有機化合物であることがで
きる。

好適な吸収性ゲル化物質は、シリカゲルなどの無機物質
または架橋重合体などの何機化合物であることができる
。架橋結合は、共有結合、イオン結合、ファンデルワー
ルスまたは水素結合によることかできる。吸収性ゲル化
物質重合体の例としては、ポリアクリルアミド、ポリビ
ニルアルコール、エチレン無水マレイン酸共重合体、ポ
リビニルエーテル、ヒドロキシプロピルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリビニルモルホリノン、
ビニルスルホン酸の重合体および共重合体、ポリアクリ
レート、ポリアクリルアミド、ポリビニルピリジンなど
が挙げられる。他の好適なヒドロゲルは、米国特許第３
，９０１，２３６号明細書に開示されている。吸収性部
材に使用するのに特に好ましい重合体は、加水分解アク
リロニトリルグラフトデンプン、アクリル酸グラフトデ
ンプン、ポリアクリレートおよびイソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体、またはそれらの混合物である。

ヒドロゲルの製法は、 米国特許第４，０７６．６６３号明細書、米国特許第４
．２８６，０８２号明細書、米国特詐第３，７３４，８
７６号明細書、第３，６６１，８１５号明細書、 第３，６７０，７３１号明細書、 第３，６６４．３４３号明細書、 第３，７８３，８７１号明細書およびベルギー特許第７
８５．８５０号明細書に開示されている。

吸収性部材４２で使用する吸収性ゲル化物質は、ばらば
らの「粒子」の形態である。吸収性ゲル化物質の粒子は
、いかなる所望の形状も何することができ、例えば螺旋
状または半螺旋状、立方体、棒状、多面体などであるこ
とができる。大きい最大寸法／最小寸法比を有する形状
、例えば針、フレーク、および繊維も、本発明で使用す
ることが意図される。吸収性ゲル化物質の粒子の団塊も
、吸収性部材４２て使用できる。

吸収性ゲル化物質含有吸収性部材は、広範囲にわたって
変化する大きさを白゛する粒子を使用して良く遂行する
と予想されるが、他の考慮により、非常に小さいか非常
に大きい粒子の使用を排除することができる。工業的衛
生の理由で、約３０μよりも小さい平均粒径は、余り望
ましくない。また、約２ｍｍ＋よりも大きい最小寸法を
宵する粒子は、吸収性部材中に砂のような感じを生ずる
ことがあり、このことは消費者の美的見地から望ましく
ない。更に、流体吸収速度は、粒径によって影響される
。より大きい粒子は、非常に減速された吸収速度を有す
る。゛１シ均サイズ約５０μ〜約１ｍ！１を有する粒子
が、本発明で使用するのに好ましい。ここで使用する「
粒径」は、個々の粒子の最小寸法の重量平均を意味する
。

大部分の吸収性ゲル化物質は、本発明の吸収性部’ｒＡ
４２において良く働くであろうが、高ゲル強度を有する
吸収性ゲル化物質が、特に有用である。

ゲル強度は、吸収性ゲル化物質の粒子が吸収性部＋４４
２中の毛管ボイド空間を許容不能な程度に変形し充填す
ることによって構造物の吸収能力と構造物全体にわたっ
ての流体分布との両方を阻害しないようなものでなけれ
ばならない。

ゲル強度は、−旦粒子が液体を吸収したら応力下で変形
するか広がる吸収性ゲル化物質の粒子の傾向を意味する
。所定の種類の吸収性ゲル化物質の場合には、ゲル容量
が増大するにつれて、ゲル強度は、一般に減少するであ
ろう。その重合体物質が許容可能な程高いゲル容量の吸
収性ゲル化物質の実現と一致するできるだけ高いゲル強
度を有する吸収性部材４２を利用することが望ましいこ
とが、見出された。

ゲル強度、即ちゲル変形傾向（吸収性部材および吸収性
物品に配合される吸収性ゲル化物質の文脈で）は、吸収
性ゲル化物質のずれ弾性率と直接相関することが見出さ
れた。従って、十分なゲル強度を何する吸収性ゲル化物
質の重合体物質は、ゲル強度を吸収性ゲル化物質の粒子
のずれ弾性率によって指定することによって適当に特徴
づけることができる。

ずれ弾性率は、通常、例えば、応力レオメータ−を使用
して（ａ）所定の試料にかけられる応力ｖｓ（ｂ）試料
によって示される生じたひずみの比率を測定することを
包含する方法によってａ−１定できる。このように試験
された吸収性ゲル化物質試料を合成尿でそのゲル容量に
膨潤する。以下に詳述の方法を使用して、応力／ひずみ
比を求める。

次いで、得られた試料のずれ弾性率（ダイン／Ｃ−）を
この比から計算する。本発明で特にａ用であることが見
出された吸収性ゲル化物質は、ずれ弾性率少なくとも約
２，０００ダイン／Ｃ−を示す。より好ましくは、吸収
性ゲル化物質は、ずれ弾性率約２５００〜約９２０００
ダイン／ｃＪ、最も好ましくは約５，０００〜約３５，
０００ダイン／ｃｄを有する。

いかなる特定の理論によっても限定しようとはせずに、
それらのずれ弾性率値において反映されるような高いゲ
ル強度をａする吸収性ゲル化物質は、流体吸収時に変形
に抵抗するであろうし、かつ繊維間のボイド空間に流入
する傾向が減少されるであろうと信じられる。このよう
に、高ゲル強度吸収性ゲル化物質は、実際に、親水性繊
維状材料の個々の繊維の分離を維持するのに役立つこと
がある。このような繊維分離は、このような吸収性部材
の灯心作用と吸収能力との両方を改良する。

一方、低ゲル強度物質は、流体吸収時に繊維間ボイド空
間に単に流入し、それによって実際にそれらを配合した
吸収性部材および吸収性物品の獲得速度および吸収能力
を減少することがある。

吸収性ゲル化物質のゲル強度は、膨潤粒子の試料のずれ
弾性率を測定することによって定量化する。膨潤粒子試
料か置かれる円形ド部プレートを含む応力レオメータ−
を使用して、ずれ弾性率を測定する。下部円形プレート
の面積と同じ投影表面積を有する切頭円錐上部エレメン
トを円形下部プレート上に配置する。この上部エレメン
トを円形下部プレート上の膨潤粒子物質塊に下げ、円形
下部プレートに関して適当なギャップで配置する。

このギャップは、非切頭円錐が下部プレートと接触する
ことであろう点に対応する。

振動トルク（応力）を円錐形エレメントにねじり的にか
け、得られた円錐の角変位をかけられたトルクの関数と
して求める。

被試験試料を合成尿中でそのゲル容量に膨潤する。合成
尿は、典型的には、蒸溜水６０００部で希釈された１％
トリトン（Ｔｒ！ｔｏｎ）　Ｘ　−１００（１５，０部
）　、ＮａＣ１６０，０部、Ｃａ　Ｃ１・２　Ｈ２０１
−８部およびＭｇＣｌ２・６Ｈ２０３，６部である。得
られた溶液は、吸収極大６１７■において吸光度的０．
２５を有する。

過剰の遊離合成尿を吸取によって試料から除去し、膨潤
物的１．５ｃｃをレオメータ−の下部円形プレートと上
部円錐形エレメントとの間のギャップに入れる。この塊
を通常非膨潤粒子寸法７１０μ未満を有する膨潤粒子の
アグロメレーションから形成する。球状粒子は、試験前
に規則的形状の粒子を形成するために粉砕すべきである
。

応力およびひずみの測定を下記条件下で行う。

因子　　　　　値 レオメータ−の種類　　サンガモ（Ｓａｎｇａｍｏ　）
粘弾性アナライザー 配　置　　　　　　　　振動円錐およびプレートプレー
ト１１６径　　　　　　２．５ｃｍ円錐半径 （エツジから頂点）　　　　２．５ｃｍ円錐角＊　　　
　　　　　４３．６ミリラジアン振動数　　　　　　　
　１．０ヘルツ ひずみ振幅　　　　　　２．５°６ 試料温度　　　　　　　２１．４℃ ＊ド部プレートの表面と円錐の表面との間の角度、即ち
（Ｐｉ／２−半対「ｊ角） これらの条件下で、振動トルク（応力）を上部円錐形エ
レメントによって膨潤粒子にかける。このことは、円錐
形エレメントがかけられたトルクに応答して回転する角
度の大きさによって反映される試料の振動応答（ひずみ
）を生ずる。粒子のずれ弾性率を（ｉ）かけられた応力
対（ｉｉ）生じたひずみの同相分の振幅の比率から計算
する。

この試験で使用する特定の円錐／プレート幾何学的形状
の場合には、次式 ％式％ （式中、円錐角およびひずみはミリラジアンの単位て表
現し、プレート半径は印の単位で表現し、トルクはｇ−
ｅｍの７１１位で表現する）を使用して、応力（ｇ−ｃ
ｍ）対ひずみ（ミリラジアン）の比率をずれ弾性率（ダ
イン／ｃＩＩＴ）に換算する。吸収性ゲル化物質の場合
には、位相角は零に近く、それゆえ位相角のコサインを
ユニティ−（ｕｎｉｔｙ　）　ト取る。ファクター９８
１は、ｇ−ｃｍをダイン−印に換算するものである。こ
のように、この試験法で使用する特定の装置の場合には
、次式の通りである。

ずれ弾性率（ダイン／ｃ４）　−１３０８ひずみ（ミリ
ラジアン） 本発明の吸収性部材４２で使用する親水性繊維状材料お
よび吸収性ゲル化物質の粒子の相対量は、吸収性部材４
２の重量％によって最も好都合に表現できる。吸収性部
材４２は、好ましくは吸収性部材４２の約２〜約６０１
ＥＩｉｍ％、より好ましくは約１０〜約２５重瓜％の吸
収性ゲル化物質を含有する。吸収性ゲル化物質のこの濃
度は、繊維対粒状物の重量比によっても表現できる。こ
れらの比率は、約４０　：　６０から約９８：２である
ことができる。大部分の市販の吸収性ゲル化物質の場合
には、最適の繊維対粒状物の重量比は、約５０＝５０か
ら約９に９の範囲内である。コスト／性能分析に基づい
て、比率約７５　：　２５から約９０：１０が、吸収性
部材４２で使用するのに最も好ましい。

史に、吸収性ゲル化物質の粒子は、吸収性部材４２の異
なる領域および厚さ全体にわたって各種の重量比で分散
できる。

例えば、親水性繊維状材料と吸収性ゲル化物質の粒子と
の混合物は、吸収性部材４２のデポジション領域５４の
みに配置し後部４８または末端領域５２には配置しない
ことができる。更に、獲得帯５６は、繊維／粒状物混合
物を含む必要はない。

親水性繊維状材料のみを含ａする獲得帯５６は、液体を
迅速に獲得する際に満足に働くことができるが、このよ
うな態様は、好ましくない。吸収性ゲル化物質の粒子・
を獲得帯５６に維持する時には（特に高ゲル強度吸収性
ゲル化物質）、粒子は、獲得＋ｊ／　５６が湿潤した時
に開口上管構造物を維持するのを助長して獲得帯５６か
ら吸収性部材４２の残りへの液体の・１４而輸送を高め
る。このように、獲得帯５６は、好ましくは、親水性繊
維状（イ料と吸収性ゲル化物質のばらばらの粒子との均
一分布混合物をなｒイする。粒子か全吸収性部材４２全
体にわたって実質上均一に分散されていることが、最も
好ましい。

デポジション領域５４は、獲得帯５６および獲得帯５６
の少なくとも一部分と流体連通の貯蔵帯５８を含む。獲
得帯５６は、第４図中点線によって示されるデポジショ
ン領域５４の部分からなる。

貯蔵帯５８は、一般にデポジション領域５４の残部、よ
り好ましくは吸収性部材４２の残部を構成する。

獲得帯５６と貯蔵帯５８との間の相対的毛管現象とは、
吸収性部材４２の全体の効率および有効性において重要
性を有することか見出された。液体口管現象は数種の方
法（例えば、孔径、密度、坪量など）で規定できるか、
構造物の密度および坪量は、本発明の吸収性部材４２に
おける液体毛管現象を規定するのに好ましいパラメータ
ーである。このように、獲ｉ４帯５６は、獲得帯５６と
貯蔵帯５８との間に好ましい毛管力勾配を確立するため
に貯蔵帯５８よりも比較的低い平均密度と低い平均坪量
／１Ｆ位面積との両ｈ゛を何していなげればならない。

このように、貯蔵帯５８の平均密度対獲得帯５６の平均
密度の比率は、好ましくは約１．２５：１以上、より好
ましくは約１．５：１以上、最も好ましくは約２＝１以
上であるべきである。

理論によって限定しようとはせずに、貯蔵帯５８と比較
しての獲得帯５６の低い示差的毛管現象、低い平均密度
および低い唱均坪量は、吸収性部材４２内へのより最適
化された液体獲得速度と吸収性部材４２全体にわたって
の比較的高い液体平面灯心作用速度との両方を達成する
際に６意義であると信じられる。親水性繊維状材料と吸
収性ゲル化物質の粒子との混合物を合する吸収性部材４
２を貯蔵帯５８の密度に近似の密度に緻密化する時には
、液体平面灯心作用速度は、はるかに迅速になる。吸収
性部材４２の緻密化は、緻密化繊維のより小さい孔径に
よるより高い毛管力のため、吸収性部材４２仝体にわた
っての液体のより良いｒ＜面灯心作用（ｘ−ｙ方向）を
生ずると信じられる。吸収性部材４２の緻密化は、更に
構造物の嵩の減少を生ずる（このことは、美的理由で消
費のμ地から望ましい）。

しかしながら、吸収性部材４２の緻密化は、平面灯心作
用に垂直のｈ°向（即ち、２方向）での吸収性部材４２
への液体獲得速度の減速も生ずる。

吸収性ゲル化物質のより高い濃度が典型的液体デポジシ
ョンの面積に配置されると、最大ゲルブロッキング効果
が達成され、それによって液体獲得速度を減速すると信
じられる。このように、高速で液体を吸収性部材４２に
配送する手段を提供することが、重要である。緻密化吸
収性部月４２または貯蔵帯５８よりも低い１ろ均密度お
よび低い平均坪量／単位面積のＳ！に７′＋帯５６は、
このような手段を提供する。獲得帯５６は、典型的液体
デポジションの面精においてより低い濃度の吸収性ゲル
化物質の粒子をＨし、それによって液体獲得段階でこの
面積におけるゲルブロッキングの発生を減少し、このよ
うにして液体獲得速度を改良する。

また、獲得帯５６と貯蔵帯５８との間の界面において生
ずる毛管力勾配は、吸収性部材４２の封じ込め特性を改
良する。獲得帯５６上に付召した液体は、獲得帯５６の
作用によって構造物に迅速に獲得される傾向がある。貯
蔵部分５８は、獲得’：：’ｌ　５６よりも高い毛管現
象を有するので、獲得された液体は、貯蔵帯５８に引か
れる傾向があり、次いで貯蔵帯５８で達成された高めら
れた平面灯心作用速度によって貯蔵帯５８の他の部分に
配送される。液体は、貯蔵帯５８における吸収性ゲル化
物質の粒子によって中圧下でさえ保持される。

このように、貯蔵帯５８よりも低い平均密度および低い
平均坪量／単位面積を有する獲得帯５６をＨする吸収性
部材４２は、液体を吸収性部材４２内へそしてその全体
にわたってより迅速に獲得し分布させることによって漏
れ封じ込めを改良することが見出された。

更に、獲得帯５６は、既に湿潤された吸収性部材４２が
更に他の排泄液体を含有し、かつより容易に獲得する追
加のメカニズムを与えると信じられる。吸収性ゲル化物
質の粒子の性質は、湿潤時に膨張することである。この
ように、吸収性部材４２を湿潤する時には、獲得帯５６
と貯蔵帯５８との両方における吸収性ゲル化物質の粒子
は、膨張する。しかしなから、より高い平均密度および
より高い゛１４均坪量の貯蔵帯５８にはより高濃度の吸
収性ゲル物質の粒子があるので、貯蔵帯５８は、１％ｉ
す帯５６よりも厚い厚さに膨張する傾向がある。

このように、獲得帯５６が貯蔵帯５８によって囲まれる
ならば、井戸または孔効果が生ずる。液体が井戸に引か
れる傾向があるであろうし、事実上零密度獲ｉｒ＋部分
であるので、この［井戸（ｗｅｌｌ）　Ｊは、液体の第
二デポジションに白゛利である。このことは、着用者が
うつぶせで寝る夜間用途用のおむつの場合に特に役立つ
。その理由は、重力か後に排泄された液体を井戸に引く
傾向が追加的にあり、そこで獲得帯５６に分布し、灯心
作用を示して貯蔵帯５８に移るからである。このように
、獲得帯５６は、湿潤吸収性部＋７１に追加のｆｌ１点
を与える。

このように、貯蔵：’＋Ｆ　５８は、少なくともデポジ
ション領域５４の比較的高いし管現象（高密度および高
坪量）部分である。貯蔵帯５８の主要機能は、貯蔵帯５
８に直接デポジットされるか獲得帯５６と貯蔵帯５８と
の間に確立された氾管力勾配によって貯蔵帯５８に移さ
れるかのいずれかの排泄液体を吸収すること、およびこ
のような液体を着用者の移動の結果遭遇する圧力下で保
持することである。他の高毛管現ｍ＋Ｍ造物も使用でき
るが、好ましくは、貯蔵帯５８は、本質上欧州特許出願
ＥＰ−Ａ第１２２，０４２号明細書に開示の構造物およ
び米国特許出願第７３４，４２６号明細書に開示の流体
貯蔵下層からなる。

貯蔵帯５８は、好ましくは、獲得帯と比較して比較的高
い密度および高い坪量を９する。貯蔵帯５８の密度およ
び坪量の値は、吸収性ゲル化物質の粒子の重量を包含し
、それゆえ密度および坪量の値は、吸収性部材４２全体
にわたって分散された粒子の量に応じて変化するであろ
う。このように、貯蔵帯５８は、一般に、吸収性ゲル化
物質の粒子約１５重量％を含有する吸収性部材４２の場
合には、密度約０．０６〜約０．４ｇ／ｃｒｔｌ、より
好ましくは約０．０９〜約０．２０ｇ／ＣＩｆＩを有す
るであろう。このような貯蔵帯５８の坪量は、約０．０
２〜約０．１８６ｇ／ｃＪ、好ましくは約０．０３８〜
約０．１２ｇ／ｃ−であることができる。吸収性ゲル化
物質の粒子約５０　ｍ　量％を含有する吸収性部材４２
の場合には、密度は、典型的には約０．１〜約０　、　
６８　ｇ　／　ｃＩＩｌであり、坪量は約０．０３４〜
約０．３１ｇ／ｃシであろう。貯蔵帯５８の密度は、新
しく包みから取り出し広げ切り裂いたおむつについてＡ
ＰＩ定された坪量およびカリバー（ｃａｌｌｐｅｒ　）
から計算する。カリバーは、標準ゲージを使用して「穏
やかな」荷重１０ｇ：／ｃｄ下の試料について測定する
。坪量は、成る大きさの試料をグイで切断し、試料を標
準のはかりで秤量することによって測定する（試料の重
量および面積は坪量を決定する）（密度および坪量の値
は、吸収性ゲル化物質の粒子の重量を包含することに留
意すべきである）。

貯蔵帯５８は、多数の大きさおよび形状を取ることがで
きるが、貯蔵帯５８は、獲得帯５６がない少なくともデ
ポジション領域５４の部分を含むことが好ましい（即ち
、全デポジション領域５４が獲得帯５６を除いた貯蔵帯
５８からなる）。後部４８および末端領域５２は、貯蔵
帯を含む必要はないが、第２図、第３図および第４図に
示すような吸収性部材４２の特に好ましい態様において
は、獲ｉ）帯５６を除いた全吸収性部材４２は、１以上
の貯蔵帯５８からなる。更に、貯蔵帯５８は、獲得帯５
６を完全に囲む必要はないが（即ち、獲得帯５６の少な
くとも一部分と液体連通）、本発明の好ましい態様にお
いては、貯蔵帯５８は、獲？Ｉｆｆ帯５６を囲んで、そ
れらの間の毛管現象差の十分な利点を取る。

獲得帯５６は、貯蔵帯５８よりも比較的低い毛管現象、
このように好ましくは低いｉｌｔ均密度および低い平均
坪量／単位面積を有する。獲得帯５６は、排泄された１
（１２体を迅速に捕集しかつ一時的に保つのに役立つ。

このようなｉｆｋ体は、一般に噴出で排泄されるので、
獲得帯５６は、液体を迅速に獲得し、灯心作用によって
液体接点から吸収性部材４２の他の部分に輸送すること
ができなければならない。獲得帯５６は、好ましくは、
吸収性ゲル化物質の粒子約１５重量％を含有する吸収性
部材４２の場合には密度約０．０３〜０．２４ｇ／ｃｎ
ｌ、より好ましくは約０．０５〜約０．１５ｇ／ｃｎｉ
をｆ−＋−する。このような獲ｉ４帯５６の坪量は、好
ましくは約０．０１５〜約０．　１　ｇ／ｃｔｌ、より
好ましくは約０．０１８〜約０．０６ｇ／ｃＪであろう
。吸収性ゲル化物質の粒子約５０重量％を含有する吸収
性部材４２の場合には、密度は、典型的には約０．０５
〜約０．４１ｇ／ｃｄであり、坪］は約０．０２５〜約
０．１７ｇ／ｃｄであろう。獲得帯５６の密度は、新し
く包みから取り出し広げ切り裂いたおむつについて１（
ＩＩＪ定された坪量およびカリバーから計算する。カリ
バーは、積重ゲージを使用して「穏やかな」荷ｆｆ１１
０ｇ１ｃｉ下の試料について測定する。坪量は、成る大
きさの試料をダイで切断し、試料を標準のはかりで秤量
することによって測定する（試料の重量および面積は坪
量を決定する）（密度および坪量の値は、吸収性ゲル化
物質の粒子の重量を包含する）。

獲得帯５６は、概念的には零に等しい密度および坪量（
即ち、孔またはボイド空間）を６することができるが、
このような態様は、成る最小値の密度および坪ｍを有す
る獲得帯５６程好ましくはない。トップシート３８を通
しての液体の移動は、獲得帯５６の繊維とトップシート
３８との間の緊密な接触の欠如のため、零の密度および
坪量の獲得帯５６を有する吸収性部材４２においては減
少されることが見出された。このように、液体は、トッ
プシート３８上にたまるか捕集することによって着用者
に湿潤感を生ずる傾向があることがある。このように、
獲得帯５６は、成る最小限の密度および坪量を有するこ
とが好ましい。

獲得帯５６の密度および坪量は、その面積および厚さ全
体にわたって変化できるが、このような態様も好ましく
はない。獲得帯５６は、好ましくは、その面積および厚
さ全体にわたって実質上均一な密度および均一な坪量を
１−ｊ−する。この均一な密度および坪量は、獲得帯５
６と貯蔵帯５８との間の界面を１黄切って均一なｔ着力
勾配を）、え、このことは−様な液体移動を与える。

獲得帯５６の形状、大きさおよび位置決めは、排泄され
た液体を迅速に獲得する際の吸収性部材４２の有効性を
決定する際に重要性を有する。本発明によれば、獲得帯
５６は、吸収性部材４２の典型的液体ポジションの面積
に関して特定の位置関係に置くべきである。獲得帯５６
の部分は、吸収性部材４２の後部４８に配置できるが、
獲得帯５６は、好ましくは獲得帯５６が典型的液体デポ
ジションの面積、即ちデポジション領域５４に配置され
るように吸収性部材４２の前部５０に一般に配置される
。このように、獲１’ｊ帯５６は、液体をそれらの接触
帯で迅速に獲得することができるように液体の排泄点付
近に置かれる。

獲得帯５６の一般に前方位置決めは、吸収性部祠４２０
長さに沿っての特定の点の前方に見出される獲得帯５６
の上部表ＩＩＬＩ清の％を指定することによって規定で
きる。或いは、獲得帯５６の位置決めは、特定の点の前
方に配置された獲得帯の容量に関して規定できるが、上
部表面積は実際に液体獲得にｆイ効な初期面積を規定す
るので、獲得帯５６の上部表面積は、より望ましい規定
であることが見出された。更に、吸収性部材４２の厚さ
は好ましくはデポジション領域５４において均一であり
、かつ獲得帯５６は一役に長方形の断面積を有するので
、上部表面積規定は、好ましい態様においては容量規定
と等しい。このように、獲得帯５６の位置決めは、明細
書全体にわたって、その上部表面積（即ち、所定の面積
で配置された獲得帯の上部表面積の？６）に関連して１
及されるであろう。

このように、本発明によれば、残りの部分は後部４８お
よび末端領域５２を含めて吸収性部祠４２０長こにでも
配置できるとしても、獲得帯の少なくとも一部分は、デ
ポジション領域５４に置かれなければならない（複数の
獲１１）帯を利用するならば、獲得帯の１つの少なくと
も一部分は、デポジション領域５４に配置しなければな
らないことを理解すべきである）。しかしながら、獲得
帯５６は、好ましくは、獲得帯５６の上部表面積が吸収
性部祠４２０長部５０内に完全に配置されるように吸収
性部材４２に関して配置される。より好ましくは、獲Ｒ
＋帯５６は、獲得帯５６の上部表面積が吸収性部材４２
のデポジション領域５４内に完全に配置されるように吸
収性部材４２に関して配置される。−層好ましくは、獲
得帯５６の上部表面積の少なくとも３０％は、吸収性部
材４２の前部の前十分（全体の吸収性部材４２の大体前
１／３）に配置される。

或いは、獲得帯５６の前方位置決めは、おむっ２Ｕまた
は他の吸収性物品の長さに沿っての特定の点の前方に見
出される獲ｉす帯５６の上部表面積の０６を指定するこ
とによって規定できる。このように、獲（’−を帯５６
は、好ましくは、獲得帯５６の上部表面積の少なくとも
一部分がおむっ２０の股６ｆ１域２６にあるようにバッ
クシート４０に関して吸収性部材４２上に配置される。

より好ましくは、獲得帯５６は、その上部表面積がおむ
っ２０の前ｈ２／３の部分、最も好ましくはおむつ２０
の前方１６分の部分に完全に配置されるように配置され
る。

また、上部表面積は、最も好ましくは、おむつ２０の股
６ｒｊ域２６に完全に配置される（ここで述べるおむつ
２０または他の吸収性物品の「部分」は、おむつ２０の
長さを規定する線上の所定の点の前方に見出される広げ
たおむつ２０または吸収性物品の上部表面積を参照する
ことによって規定できる）。

このような獲ｉが帯５６の位置決めを決定する目的で、
吸収性部材４２またはおむつ２０の長さは、細長い構造
物の標準最長縦方向寸法と解釈されるであろう。二の標
準最長寸法は、着用者に適用した時の構造物に関して規
定できる。着用時に、バックシートの対立端は、芒用賃
の腰の回りに円を形成するように一緒に締結する。吸収
性部材４２またはおむつ２０の標醐長さは、このように
、吸収性部十」４２またはおむつ２０を通して着用者の
後圧の中間における吸収性部材４２またはおむつ２０の
縁上の点から、股を通して着用者の前圧の中間における
吸収性部材４２またはおむつ２０の反対縁上の点まで走
行する線の長さであろう。

獲得帯５６の上部表面積は、２つの技術のいずれかを使
用して見出すことができる。主要な最もぐい純な方法は
、吸収性部材４２を標準光ボックス、例えばアリスト・
グリッド・ランプ・プロダクツ・インコーポレーテソド
製のトランスルミキーターモデル上に置く方法である。

獲得帯５６は、周囲の貯蔵帯５８よりも低い平均密度お
よび低い坪量を合するので、より多くの光が獲得帯５６
を透過するであろうという事実のため、より明るいか、
より輝いて見えるであろう。次いで、獲得帯５６は、獲
得帯５６の上部表面積を測定するために、グリッドを宵
する紙上に写像できる（ｍａｐ　）。

別の方法は、獲得帯５６の上部表面積を測定するために
吸収性部＋４’４２の密度プロフィールを写像すること
を含む。吸収性部）］４２を小面積を有する試料に切断
する。次いで、前記技術を使用して、試料の各々の密度
および坪量を計算する。このように、比較的低密度およ
び低坪量の試料を比較的高密度および高坪量の試料に対
してチャートして（ｃｈａｒｔ　）獲得帯５６の上部表
面積を測定する。

獲得帯５６は、吸収性部材４２またはおむつ２０の吸収
要件と調和する所望の形状、例えば円形、長方形、三角
形、台形、長円形、砂時計状、漏斗状、ドツグボーン状
（ｄｏｇ−ｂｏｎｅ−ｓｈａｐｃｄ　）、または卵形を
有することができる。獲得帯５６の好ましい形状は、獲
得帯５６と貯蔵帯５８との間の相対的毛管現象差を十分
に利用するように獲得帯５６と貯蔵帯５８との間の界面
の周辺を長くするものである。好ましい態様においては
、獲得帯は、上部表面積約４５０ｍ”（７平方インチ）
を有する卵形であろう。

成る最小限の吸収水準を吸収性部ト第４２の前部５０で
維持するために、貯蔵帯５８の上部表面積または容量は
、成る最小量の前部５０の上部表面積または容量を含ま
なければならない。このように、獲得帯５６は、好まし
くは、吸収性部材４２の前部５０の全上部表面積および
／または容量未満を構成するべきであることが見出され
た（好ましい態様においては、獲得帯５６は、一般に均
一の厚さおよび断面積を有するので、容量は、規定点と
して上部表面積と交換できる）。吸収性部材４２の前部
５０に配置された獲’ｊ４　、：ｊｐ　５６の部分の上
部表面積は、好ましくは前部５０の上部表面積の約５０
０６未満を構成する。より好ましくは、獲得帯５６の上
部表面積は、吸収性部材４２の前部５０の上部表面積の
約３５％未満を構成する。約２０％未満が特に好ましい
。更に、獲得帯５６の上部表面積は、好ましくは、デポ
ジション領域５４の上部表面積の約５０％未満、より好
ましくは約３５９ｏ未満、最も好ましくは約２０９０未
満を構成する。

また、獲ｉす帯５６は、多数の異なる断面積および配置
、例えば獲得帯５６の部分の面積がその上部表面積より
も小さいか大きいもの（即ち、獲得帯５６は吸収性部材
４２の上面よりも小さいか広い）を有することができる
。例えば、獲１′１帯５６は、円錐形、台形、Ｔ字状ま
たは長方形の断面積を有することができる。第２図およ
び第３図に示すように、獲得帯５６は、好ましくは、均
一な獲得帯５６を与えるために長方形の断面積を６する
。

更に、獲得帯５６は、吸収性部材４２の全厚を構成する
必要はないが、その全厚の一部分のみを通して延出する
ことができる。また、獲得帯５６は、周囲の貯蔵帯５８
とは異なる厚さを有することができる。しかしながら、
第２図および第３図に示すような好ましい態様において
は、獲得帯５６は、好ましくは、吸収性部材４２の全厚
を通して延出し、デポジション領域５４における周囲の
貯蔵帯５８の厚さに等しい厚さを有する。

獲得帯５６は、吸収性部材４２に沿うどこでも横方向に
配置できるが、獲得帯５６は、吸収性部＋」４２の前部
５０またはデポジション領域５４内に横方向に中心に置
く時に最も効率良く機能することが見出された。このよ
うに、獲得帯５６を好ましくは、吸収性部材４２の縦ｈ
゛向中心線６８の回りに中心に置く。より好ましくは、
獲得帯５６は、獲得帯５６が耳領域６０．６２に配置さ
れないように吸収性部材４２の前部５０またはデポジシ
ョン領域５４の中心領域６４のみに横方向に配置される
。

このような吸収性部材４２は、好ましくは、厚さプロフ
ィール化吸収性部材プレフォームを空気抄造し、次いて
吸収性部材４２を固定ギャップカレンダーロール中でカ
レンダー掛けして吸収性部材４２を緻密化することによ
って作る。厚さプロフィール化吸収性部材４２は、最初
から、貯蔵帯５８を規定する高坪量の面積および獲得帯
５６を規定する低坪量の面積を有する。次いで、吸収性
部材４２を好ましくは少なくともデポジション領域にお
いて均一な厚さにカレンダー掛けする。このようにして
、より高い・１４均密度およびより高い・１シ均坪量の
貯蔵帯５８と比較してより低い・１ｊ、均密塵およびよ
り低い・ｌ’均坪量／　ｌｉｔ位面積の獲得帯５６が、
作られる。追加的に、プレフォーム上へのデポジション
前に、吸収性ゲル化物質のばらばらの粒子を繊維の空気
同伴流に加えて、ｒ・備成形吸収性部材４２全体にわた
っての吸収性ゲル化物質の均一な分／Ｉｉを達成する。

このようにして、得られた吸収性部材４２は、親水性繊
維状材料と吸収性ゲル化物質のばらばらの粒子との均一
混合物を含有する。

使用中、おむつ２０は、下記のように青用者に適用する
。後方腰バンド６ｆ１域２４を青用者の背中に配置し、
前方腰バンド領域２２が６用者の前部を横切って配置さ
れるように、おむつ２０の残部を着用者の脚間に引く。

次いで、テープタブ締結具４６の両端を好ましくはおむ
つ２０の外方に面する面積に固着する。使用中、比較的
低い平均密度および低い平均坪量の獲得帯５６をＨする
このような吸収性部材４２を白°する使い捨ておむつま
たは他の吸収性物品は、液体を獲得帯５６により迅速に
獲得し、これらの液体を吸収性部材４２の残りの部分に
分布させ、吸収性部材４２の貯蔵帯と獲得帯５６との間
の優先的毛管現家のため、乾燥したままであるか、より
乾燥させる傾向がある。

このように、このような吸収性部材４２は、このような
吸収性物品の縁の回りでの漏れを軽減するのを助長する
。

第５図は、本発明の吸収性部材５４２の別の態様を示す
。第５図に示すように、吸収性部材５４２の前部５５０
は、後部５４８の厚さＴ２よりも厚い厚さＴ１を有する
。獲得帯５５６は、好ましくは、吸収性部材５４２の前
部５５０に配置された貯蔵帯５５８と同じ厚さＴｔを有
する。前部５５０は、前部５５０と後部５４８との間の
圧さの差によって、そして５７２で示される密度／坪量
転移帯により形成される比較的急勾配の傾斜によって段
々の特性を白する。好ましくは、Ｔ１は、Ｔ２の少なく
とも約１．５倍、好ましくはＴ２の約２．０倍である。

この好ましい態Ｅｌにおいては、吸収性材料の約３７４
は、吸収性部材５４２の前部５５０に配置され、それに
よって前部５５０か高い吸収能力並びに迅速な獲得特性
をＨする吸収性部材５４２を与える。

第６図および第７図は、本発明の吸収性部材６４２の更
に別の態）、Ｋを示す。吸収性獲得芯６７４は、本発明
の吸収性部＋４６４２上に配置されて二層吸収性芯を形
成する。同様の二層吸収性芯の例は、１９８５年５月１
５０出願の米国特許出願筒７３４，４２６号明細書に詳
述されている。

吸収性獲得芯６７４は、好ましくは本質上親水性繊維状
材料からなる。この吸収性獲得芯６７４は、このように
排泄液体を迅速に捕集し一時的に保持し、かつこのよう
な液体を灯心作用によって初期接点から吸収性獲得芯６
７４の他の部分まで輸送するのに役立つ。吸収性獲得芯
６７４の主要機能は、トップシート３８を通過する液体
を受容すること、およびこのような液体を吸収性獲得芯
６７４の他の部分に輸送し結局吸収性部材６４２上に輸
送することであるので、吸収性獲得芯６７４は、吸収性
ゲル化物質を実質上歯まないことができる。或いは、吸
収性獲得芯６７４は、特定量の吸収性ゲル化物質を含有
できる。このように、吸収性獲得芯６７４は、例えば、
その重量の約５０％まで、好ましくは約２５％乃至４０
％までの吸収性ゲル化物質の粒子をａ　Ｆｉ−できる。

最も好ましい態様においては、吸収性獲得芯は、その重
量の約８！＋６までの吸収性ゲル化物質の粒子を含有す
る。若干の場合には、吸収性獲得芯６７４における吸収
性ゲル化物質の粒子の存在は、実際に、その密度を最適
範囲内に維持して流体性６ｉを促進するのに役立つこと
ができる。吸収性獲得芯６７４で場合によって使用する
吸収性ゲル化物質の特定の種類は、吸収性部材６４２て
本質上使用する種類と同じであるにはおよばない。

吸収性獲得芯６７４の毛管現９を含めて形状、大きさお
よび特性は、得られたおむつ２０または他の吸収性物品
の釘効性を決定する際に若干の重要性を有する。広げた
配置の吸収性獲得芯６７４は、所望の形状、例えば長方
形、卵形、長円形、非対称または砂時計状を有すること
ができる。吸収性獲得芯６７４の形状は、しばしば、得
られたおむつ２０の一般形状を規定するであろう。第６
図に示すような本発明の好ましい態様においては、吸収
性獲得芯６７４は、砂時計状であろうし、約０．０７〜
約０．２０ｇ／ｃｙＪの範囲内の実質上均一な密度を白
°するであろう。好ましくは、芯は、坪量約０．００７
〜約０．０７５ｇ／ｅシを釘するであろう。

或いは、吸収性獲得芯６７４は、吸収性獲得芯６７４の
残部よりも低い平均密度および低い平均坪量を有する芯
獲得帯（図示せず）を含むことができる。この芯獲得帯
は、吸収性部材６４２の獲得帯６５６と同じ形状、位置
決めおよび特性を有することができ、または異なる形状
、位置決めおよび／または特性を何することができる。

好ましくは、吸収性獲得芯６７４の芯獲得帯は、吸収性
部材６４２の獲得帯６５６の少なくとも一部分、より好
ましくは吸収性部材６４２の全獲得帯６５６の上に設け
られて、２層吸収性芯システムの全厚にわたって延出す
る全体の獲得帯を与える。

本発明の吸収性部材６４２は、吸収性獲得芯６７４と同
じくらいの大きさである必要はなく、事実、吸収性獲得
芯６７４の上部表面積よりも実質上小さい上部表面積を
有することができる。−般に、吸収性部材６７４は、吸
収性獲得芯６７４の上部表面積の約０，２５〜約１．０
倍の上部表１１１Ｊ晴を有するであろう。最も好ましく
は、吸収性部材６４２の上部表面積は、吸収性獲得芯６
７４のものの約０．２５〜約０．７５倍のみ、最も好ま
しくは約０．３〜約０．　５倍であろう。

吸収性部材６４２は、好ましくはおむつまたは他の吸収
性物品においてバックシート４０および／または吸収性
獲得芯６７４に関して特定の位置関係で置かれる。より
詳細には、吸収性部材６４２は、吸収性ゲル化物質が排
泄液体を吸収性獲得芯６７４から獲得しかつ保持するの
に最もａ効に配置されるように、おむつの前方に一般に
向けて配置される。

吸収性部材６４２の前方位置決めは、おむつまたは他の
吸収性物品の長さに沿っての特定の点の前りに見出され
る全吸収性ゲル化物質の％を指定する二とによって規定
できる。このように、本発明によれば、吸収性部材６４
２は、（１）吸収性部材６４２中の全吸収性ゲル化物質
の少なくとも約７５％がおむつまたは池の吸収性物品の
前方２／３の部分内に見出され、かつ（２）吸収性部材
６４２中の全吸収性ゲル化物質の少なくとも５５％がお
むつまたは他の吸収性物品の前方半分の部分内に見出さ
れるように、バックシートおよび／または吸収性獲得芯
に関して配置される。より好ましくは、吸収性部材６４
２は、吸収性部材６４２中の全吸収性ゲル化物質の少な
くとも９０％が前方２／３の部分に見出され、かつ全吸
収性ゲル化物質の少なくとも約６０％がおむつまたは他
の吸収性物品の前方十分の部分に見出されるように、バ
ックシート４０および／または吸収性獲得芯６７４に関
して配置される（前記のように、本発明の目的では、お
むつまたは他の吸収性物品の「部分」は、おむつ２０ま
たは吸収性物品の長さを規定する線上の所定の点の前方
に見出される広げたおむつ２０または吸収性物品の上部
表面積を参照することによって規定できる）。

吸収性獲得芯６７４が一般におむつまたは他の吸収性物
品の形状を規定する通常の場合には、バックシート４０
の標準長さは、吸収性獲得芯６７４の最長縦方向寸法に
よって接近するであろう。このような場合には、吸収性
部材６４２の位置決めも、吸収性獲得芯６７４の前部に
向けての位置に関して規定できる。しかしながら、嵩減
少または最小コストが重要である若干の応用（例えば、
成人用失焚物品）では、吸収性獲得芯は、おむつまたは
失楚構造物の一般形状を取らないであろう。むしろ、吸
収性獲得芯は、一般に着用者の性器領域のみを覆うよう
に配置されるのであろうし、この場合には吸収性部材６
４２と大体同じ上部表面積を有することができた。この
場合には、吸収性獲得芯６７４と、同一の広がりを有す
る吸収性部材６４２との両方とも、吸収性ゲル化物質の
必要％がそれぞれおむつまたは他の吸収性物品の前方２
／３および前方半分の部分に見出されるであろうように
、バックシート４０のみによって規定されるように物品
の前部に向けて配置されるであろう。

二層吸収性芯の吸収性部材６４２は、心地良いフィツト
と調和する所望の形状、例えば円形、長ｈ゛形、台形、
長円形、砂時計状、ドックボーン形状または卵形を白°
することができる。所望ならば、吸収性部材６４２は、
吸収性ゲル化物質の粒子が吸収性部材６４２から移行す
る可能性を最小限にするために、高湿潤強度エンベロー
プウェブ、例えばティッシュペーパーまたは合成微孔、
例えば木謙材料に包むことができる。このような上包み
の別の目的は、望ましくは２層吸収性芯の使用中の一体
性を増大することである。事実、このようなウェブは、
吸収性部材６４２に接着できる。この接着操作を実施す
るのに好適な手段としては、米国特許第４，５７３．９
８６号明細書に記載の接告剤噴霧法が挙げられる。

好ましい態様においては、２層吸収性芯の吸収性部祠６
４２は、長円形であろう。特に好ましい態様においては
、噴霧接着ティッシュで上包みされた長円形の吸収性部
材６４２が、使用されるであろう。

２層吸収性芯の吸収性部材６４２は、一般に吸収性部材
６４２が典型的液体デポジションの面積に全部置くこと
ができるように吸収性獲得芯６７４よりも小さく、かつ
吸収性部材６４２は、好ましくはバックシート４０およ
び／または吸収性獲得芯６７４に関して特定の位置関係
で配置されるので、獲得帯６５６は、吸収性部材６４２
のどこにでも配置できる。実際上、２層吸収性芯の全吸
収性部材６４２が「デポジション領域」にあるので、獲
得帯６５６は、必ずしもデポジション領域の一部分には
限定されない。しかしながら、獲得帯６５６は、好まし
くは、おむつまたは他の吸収性物品のバックシート４０
および／または吸収性獲得芯６７４に関して特定の位置
関係で配置される。より詳細には、獲得帯６５６は、一
般に、獲？ｔノ・：ｉＦ　６５６が液体を吸収性部材６
４２内に迅速に獲得し分布させるのに最も有効に配置さ
れるように、少なくとも部分的に股領域２６において、
おむつの前部に向けて配置すべきである。このように、
おむつまたは他の吸収性物品における獲得帯６５６の位
置決めは、おむつまたは他の吸収性物品の長さに沿って
の特定の点の前方で見出される上部表面積（および／ま
たは容量）の％を指定することによって規定できる。本
発明によれば、獲得帯６５６は、好ましくは、獲得帯６
５６の上部表面積がおむつまたは吸収性物品の前方２／
３の部分内に完全に配置されるように、バックシート４
０および／または吸収性獲得芯６７４に関して配置され
る。より好ましくは、獲得帯６５６は、獲得帯６５６の
上部表面積がおむつまたは吸収性物品の前方半分の部分
内に完全に配置されるように、最も好ましくは、上部表
面積の少なくとも約３０％がおむつまたは吸収性物品の
前方１／３の部分に配置されるようにバックシート４０
および／または吸収性獲得芯６７４に関して配置される
。

また、獲得帯６５６は、最も好ましくは、おむつまたは
吸収性物品の股ｎｆＩ域２６内に完全に配置される。

成る最小吸収水準をおむつまたは他の吸収性物品の前部
において維持するために、獲得帯６５６の上部表面積は
、２層吸収性芯の吸収性部材６４２の全上部表面積末端
を構成すべきであることが見出された。獲得帯６５６の
上部表面積（および／または容量）は、好ましくは、吸
収性部材６４２の上部表面積（および／または容量）の
約５０％未満を構成する。より好ましくは、獲得帯６５
６の上部表面積は、吸収性部材６４２の上部表面積の約
３５％未満、最も好ましくは吸収性部材６４２の上部表
面積の約２０％未満を構成する。

獲得帯６５６のすべての他の態様は、吸収性部材４２に
関して論じた獲得帯５６と同様であることができる。

第８図は、本発明の吸収性部材８４２のなお更に他の態
様を示す。吸収性部材８４２は、非対称形状を有する（
即ち、吸収性部材８４２は、その横方向中心線の回りで
対称ではない）。更に、真領域８６０，８６２および後
部８４８の真領域は、好ましくは、中心領域８６４とは
異なる厚さを有する。更に、真領域８６０，８６２およ
び後部８４８の密度および坪量の値は、吸収性部材８４
２の形成法によって、中心領域８６４に配置された貯蔵
帯８５８とは異なる。

真領域８６０，８６２および後部８４８は、より少ない
材料を使用すべきであるので、このような吸収性部材８
４２のコストを抑えるために、中心領域８６４の貯蔵帯
８５８より低い坪量で好ましくは形成する。吸収性部材
８４２は、その真領域を除いて中心領域８６４および後
部８４８において均一の厚さにカレンダー掛けする。そ
れゆえ、中心領域８６４の貯蔵帯８５８は、その真領域
を除いて後部８４８よりも高い平均密度を有する（或い
は、後部８４８のすべてまたは部分は、後部８４８が貯
蔵帯８５８に大体等しいか、より高い平均密度を有する
ように中心領域８６４よりも薄い厚さにカレンダー掛け
できることが理解されるべきである）。真領域８６０，
８６２および後部８４８の真領域は、好ましくは、中心
領域８６４よりも実質上薄い厚さおよび中心領域８６４
の貯蔵帯８５８よりも高い平均密度を有するようにカレ
ンダー掛けする。真領域と中心領域８６４との間の厚さ
の差は、吸収性部材８４２がパッケージ時に薄い配置に
容易に折ることかできるようなものであり、真領域はそ
れぞれの中心領域８６４および後部８４８の上に載る。

また、真領域は、好ましくは、吸収性部材８４２の全吸
収能力が利用されるように液体が真領域に向けて引かれ
る傾向があるであろうように追加の毛管現象差を与える
ために、貯蔵帯８５８よりも緻密である。

吸収性部材８４２の獲得帯８５６は、漏斗形状を白゛す
る。漏斗形状は、ステム（ｓｔｅｉ）または長方形部分
８８６との組み合わせの一般に二角形部分８８４によっ
て規定されている。二角形部分８８４は、男性着用者に
よって排泄された液体を吸収する際に特に有効であり、
一方ステム部分８８６は、女性着用者に有効である。獲
１５帯８５６の形状は、意図される着用者の種類に応じ
て変化できることがｒ＋Ｊ能であるが（例えば、男性る
用者用には三角形部分８８４のみ、女性着用者用にはス
テム部分８８６のみ）、獲得帯８５６は、両エレメント
を含むことか好ましい。

本発明の前記吸収性部材の態様の各々のなお別の代わり
のものは、′Ｐ：：得帯および貯蔵帯を形成するのに必
すしも繊維の密度を変えずに繊維の孔径を変えることを
含む。例えば、広葉樹毛羽の微細毘♀１を寸法は、貯蔵
帯において針葉樹鐵維の代わりに、低密度針葉樹毛羽繊
維と人体同じ密度の広葉樹し羽鐵維少なくとも約５０ザ
６、好ましくは約８０％〜１００％を使用することによ
って有利に利用できる。このことは、広葉樹毛羽が針葉
樹毛羽材料よりも小さい孔径を有するので実施できる。

その結果、６帯の密度が同じであるとしても、毛管現象
差は、依然として本発明の範囲内で得られるであろう。

このように、例えば、吸収性部材は、土として微細孔構
造を白゛する針葉樹パルプを使用して獲得帯を規定し、
かつ主として広葉樹毛羽パルプを使用して貯蔵帯を規定
することから得ることができる。

本発明の特定の態様を例示しかつ説明したが、本発明の
精神および範囲から逸脱せずに各種の他の変形および修
正を施すことができることは、当業乙に自明であろう。

それゆえ、本発明の範囲内であるすべてのこのような変
形および修正を特許請求の範囲でカバーしようとする。

【図面の簡単な説明】

第１図はトップシートの大部分がおむつの下層吸収性部
材を明示するために切取られた本発明の使い捨ておむつ
態様の平面図、第２図は第１図の断面線２−２に沿って
取られた使い捨ておむつの吸収性部十・ｔ０みの縦断面
図、第３図は第１図の断面線３−３に沿って取られた使
い捨ておむつの吸収性部材のみの縦断面図、第４図は第
１図に示す使い捨ておむつの吸収性部材の斜視図、第５
図は本発明の吸収性部手」の別の態様の斜視図、第６図
は本発明の吸収性部材の史に他の態様を有する２層吸収
性芯の斜視図、第７図は第６図の断面線７−７に沿って
取られた第６図の２層吸収性芯の断面図、第８図は本発
明の吸収性部材のなお更に他の態様の平面図である。 ２０・・・おむつ、２２・・・前方腰バンド領域、２４
・・・後方腰バンド領域、２６・・・股領域、３８・・
・液体入過性トップシート、４０・・・液体不浸透性バ
ックシート、４２・・・吸収性部材、４８・・・後部、
５０・・・前部、５２・・・末端領域、５４・・・デポ
ジション領域、５６・・・獲得帯、５８・・・貯蔵帯、
６０．６２・・・耳領域、６４・・・中心領域、５４２
・・・吸収性部材、５５６・・・獲得帯、５５８・・・
貯蔵帯、６４２・・・吸収性部材、６５６・・・獲得帯
、６５８・・・貯蔵潜、６７４・・・吸収性獲得芯、８
４２・・・吸収性部材、８５６・・・ｉｊす帯、８５８
・・・貯蔵帯。 出願人代理人　　（’ｉ　　　藤　　−雄Ｆｉｇ、３ 乙り 手続打Ｉｆｆ　ＬＥ書（方式） １．’ｌＧ件の表示 昭和６２年特許願　第１７９８８０号 ２、発明の名称 低い密度と低い坪量の獲得帯を６する 高密度吸収性部材 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 ザ、ブロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー ４、代　理　人　（郵便番号１００） 昭和６２年１０月７日 （発送口　昭和６２年１０月２７１１）６、補正の対象 願書の特許出願人の欄、委任状、明細書。

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．親水性繊維状材料と吸収性ゲル化物質のばらばらの
   粒子との混合物を含み、かつ後部および該後部に隣接す
   る前部（該前部は末端領域および該末端領域に隣接する
   デポジション領域を有する）を有する吸収性部材におい
   て、前記デポジション領域は貯蔵帯および該貯蔵帯と液
   体連通の獲得帯を有し、前記獲得帯は前記貯蔵帯よりも
   低い平均密度および低い平均坪量を有することを特徴と
   する吸収性部材。
2. ２．前記獲得帯の上部表面積が、前記前部内に完全に配
   置され、より好ましくは前記デポジション領域内に完全
   に配置され、最も好ましくは上部表面積の少なくとも３
   ０％が前記前部の前方半分に配置されるように配置され
   ている特許請求の範囲第１項に記載の吸収性部材。
3. ３．前記獲得帯の上部表面積が、前記前部の上部表面積
   の５０％未満、より好ましくは２０％未満を構成する特
   許請求の範囲第１項または第２項に記載の吸収性部材。
4. ４．前記前部が更に２個の横方向に離間された耳領域お
   よび該耳領域間に配置された中心領域を有し、前記獲得
   帯が前記中心領域内に配置されている特許請求の範囲第
   １項ないし第３項のいずれかに記載の吸収性部材。
5. ５．液体浸透性トップシート；該トップシートと関連づ
   けられた液体不浸透性バックシート；および前記トップ
   シートと前記バックシートとの間に配置された、最も好
   ましくは非対称形状を有する特許請求の範囲第１項ない
   し第４項のいずれかに記載の吸収性部材を有することを
   特徴とする吸収性部材。
6. ６．親水性繊維状材料と吸収性ゲル化物質のばらばらの
   粒子との混合物を含む吸収性部材、および該吸収性部材
   に隣接して配置され、かつ好ましくは吸収性ゲル化物質
   を実質上含まない親水性繊維を含む吸収性獲得芯を含む
   吸収性芯において、前記吸収性部材は獲得帯および該獲
   得帯と液体連通の貯蔵帯を有し、前記獲得帯は前記貯蔵
   帯よりも低い平均密度および低い平均坪量を有すること
   を特徴とする吸収性芯。
7. ７．前記吸収性獲得芯が前記吸収性獲得芯の残部よりも
   低い平均密度および低い平均坪量を有する芯獲得帯を有
   し、前記芯獲得帯は前記吸収性部材の前記獲得帯の少な
   くとも一部分を上に置いて前記吸収性芯の全厚全体にわ
   たって全長の獲得帯を与えるように前記吸収性部材の前
   記獲得帯に関して配置されており、前記芯獲得帯は好ま
   しくは前記吸収性部材の前記獲得帯と同じ形状を有する
   特許請求の範囲第６項に記載の吸収性芯。
8. ８．前記吸収性部材および前記吸収性獲得芯が、繊維状
   材料の連続ウェブである特許請求の範囲第６項または第
   ７項に記載の吸収性芯。
9. ９．前方腰バンド領域、後方腰バンド領域および股領域
   を有し、かつ液体浸透性トップシート、液体不浸透性バ
   ックシート、および前記トップシートと前記バックシー
   トとの間に配置された特許請求の範囲第６項、第７項ま
   たは第８項に記載の吸収性芯を含むことを特徴とする吸
   収性物品。
10. １０．前記吸収性部材が一般に長円形であり、かつ前記
    吸収性獲得芯の上部表面積の約０．２５〜約１．０倍で
    ある上部表面積を有し、前記吸収性部材は前記吸収性部
    材中の吸収性ゲル化物質の少なくとも７５％が吸収性物
    品の前方２／３の部分に見出されるような方式で前記バ
    ックシートおよび前記吸収性獲得芯に関して配置されて
    いる特許請求の範囲第９項に記載の吸収性物品。
11. １１．前記獲得帯は、前記獲得帯の上部表面積が吸収性
    物品の前方２／３の部分内、より好ましくは吸収性物品
    の前方１／２の部分内、最も好ましくは前記股領域内に
    完全に配置されるように、最も好ましくは前記獲得帯の
    上部表面積が前記股領域の上部表面積の５０％未満を構
    成するように前記バックシートに関して配置されている
    特許請求の範囲第９項または第１０項に記載の吸収性物
    品。
12. １２．前記貯蔵帯の平均密度対前記獲得帯の平均密度の
    比率が、１．２５：１以上、より好ましくは２：１以上
    であり、最も好ましくは前記獲得帯の平均密度が０．０
    ５〜０．１５ｇ／ｃｍ＾３である特許請求の範囲第１項
    ないし第１１項のいずれかに記載の吸収性部材、吸収性
    芯または吸収性物品。
13. １３．前記獲得帯の上部表面積が円形、長方形、三角形
    、台形、長円形、砂時計状、漏斗形、ドッグボーン、お
    よび卵形から選ばれる形状を有し、上部表面積が好まし
    くは漏斗形状を有し、最も好ましくは前記獲得帯を横方
    向に中心に置く特許請求の範囲第１項ないし第１２項の
    いずれかに記載の吸収性部材、吸収性芯または吸収性物
    品。
14. １４．親水性繊維状材料と吸収性ゲル化物質のばらばら
    の粒子との混合物が、吸収性部材全体にわたって均一に
    分散されており、好ましくは繊維対粒状物の重量比が４
    ０：６０から９８：２、より好ましくは５０：５０から
    ９１：９である特許請求の範囲第１項ないし第１３項の
    いずれかに記載の吸収性部材、吸収性芯または吸収性物
    品。