JPS63109826A - カ−テン開閉駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野 この発明は、例えば、左右に配置されたカーテンを相反
する方向に開ａ１駆動するようなカーテン開閉駆動装置
に関する。

（ロ）発明の背姶 当用願人は既にカーテンの開閉駆動装置（特願昭６０−
１２３９９１号）を開発している。

この装置は、駆動源（モータ）と出力ブーりとの間に、
遊星歯車１１横を介装して、この遊星歯車ｍ構のインタ
ーナルギヤを所定範囲回動可能に支持し、始動スイッチ
でモータを駆動し、カーテンが移動端部で受ける負荷の
反動で、インターナルギヤを回動させ、この回動で駆動
源を停止する停止用スイッチを操作するように構成して
いる。

勿論、始動スイッチは、カーテンの開側と、開側とに操
作可能であり、また、停止用スイッチもカーテン開側と
閉側との２個が設けられ、第３図に示すような回路で駆
動される。

すなわら、カーテン開側（逆転）の始動スイッチ３８ｂ
１カーテン閉側（正転）の始動スイッチ３８ａ１モータ
（正逆モータ）１６、カーテン開側の停止用スイッチ（
逆転停止用スイッチ）３３ｂ、カーテン閉側の停止用ス
イッチ（正転側停止用スイッチ）３３ａである。

この装置によれば、例えば、カーテン開側の停止用スイ
ン）３３ｂがインターナルギヤでＯにＦ操作されて、カ
ーテンが全開の位置にあり、この状態からカーテンを開
にするべく、始動スイッチ３８ａをＯＮ操作して、モー
タ１６を１１側（正転）に駆動したとき、前述の開側の
停止用スイッチ３３ｂはＯＦＦに操作されたままである
ため、これをＯＮ状態に戻した中）γ状態にして、カー
テンを閉側（正転）に駆動する必要がある。

この必要性は、カーテンが閉側（正転）に移動している
途中で、カーテンを開側（逆転）に戻したいとき、カー
テン開側の停止用スイッチが、前述のようにＯＦＦにな
ったままでいると、モータ１６がカーテンの開側（逆転
）に回動しない不都合が生じるからである。

１）ａ述の中立状態に戻す操作は、インターナルギヤを
モータ１６の駆動初期に回動して中立にするが、この回
動は、カーテンの移動抵抗や駆動系のトルク負荷によっ
て、インターナルギヤが回動するようになっている。

しかし、上述の回動は、インターナルギヤを強制的に回
動するものではないので、インターナルギヤが時には回
動しないという不安定な動作を行なう要素を持っている
。

（ハ）発明の［１的 この発明は、上述のインターナルギヤをより確実に中立
位置に戻すことのできる機能を持ったカーテン開閉駆動
装置の提供を目的とする。

（ニ）発明の要約 この発明は、駆動源と出力ブーりとの間に、２段の遊星
歯車機構を介装し、後段側の’１ＵＩｌ！歯車機構のイ
ンターナルギヤをケースに対して、中立復帰に要する範
囲が回動可能に設け、前段側の遊星歯車機構のインター
ナルギヤをケースに対して、中立位置から正転および逆
転の各切換え位置への回動が可能に設けると共に、これ
ら３位置に位置規制する位置規制手段を設け、前段およ
び後段の各′Ｔ！星歯車機構のインターナルギ１フ間に
、中立復帰に要する範囲が相対移動可能にして連結し、
前記１１ａ段側のインター少ルギャの正側Ｊ３よび逆側
の回動で駆動源の回動がＯＦＦ操作されるスイッチを設
けたカーテン開閉駆動装置であることを特徴とでる。

（ホ）発明の効果 この発明によれば、駆動源と出力ブーりとの間に介装し
た２段の遊星歯車ｉ横は、後段側である出力プーリ側の
ｉｌｌ構のインターナルギヤのトルクが、前段側である
駆動源側の該機構のインターナルギヤより大きくなるの
で、駆動源の駆動初期には、出力プーリにカーテン負荷
があることで、後段のインターナルギヤが先に所定ｆｆ
１（中立復帰に要するｆＩｉ＞回動し、このトルクの大
きい回動で、前段のインターナルギを強制的に回動させ
ることができ、該インターナルギヤを、カーテンの開お
よび閑（モータの正転および逆転）の停止用スイッチを
中立位置に、駆動源の駆動初期に確実に復帰させること
ができる。

この中立復帰によって、カーテンが開、開および中途の
いずれの位置にあっても、該カーテンを開または閉のい
ずれにも確実に移動操作することができる効果がある。

（へ）発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面はカーテンの開閉駆動装置を示し、第１図において
、左右のカーテン１０ａ、１０ｂは、１本のカーテンレ
ール１１上を開閉方向に移動す゛るように品下し、各カ
ーテン１０ａ、１０ｂの先頭部には、先頭ランナ１２ａ
、１２ｂを固定している。

前述のカーテンレール１１の上部には、出力プーリ１３
と従動プーリ１４とに張設した、エンドレス状のベルト
１５を配置し、このベルト１５の手前側と奥側との対称
位置に、前述の先頭ランナ１２ａ、１２ｂを固定してい
る。

そして、上述の出力プーリ１３が正方向、または、逆方
向に回ｖＪすることで、カーテン１０ａ。

１０ｂは同時に、閉または開方向に移動し、また口１成
状態時には、相互の先頭ランナ１２ａ、１２ｂが当接し
て、カーテン１０ａ、１０ｂの閉成状態を規制する。

前述の出力プーリ１３は駆動源である正逆モータ１６の
駆動によって正・逆方向に回動するが、この正逆モータ
１６と出力プーリ１３との間には、２段の遊星歯車機構
１７．１８を介装している。

各Ｔｉ星歯ル１ａ構１７，１８は共に同一の機構からな
り、すなわち、サンギヤ１９ａ、１９ｂ、これに噛合す
るプラネタリギヤ２０ａ、２０ｂ、これに噛合するイン
ターナルギヤ２１ａ、２１ｂ。

前述のプラネタリギヤ２０ａ、２０ｂを支持するキャリ
ア２２ａ、２２ｂよりなり、前段の遊星歯ＩＩＩａ構１
７のサンギヤ１９ａに前述の正逆モータ１６の出力軸２
３を連結し、前段のキャリア２２ａを後段のサンギヤ１
９ｂに連結し、後段のキャリア２２ｂを前述の出力プー
リ１３に連結する。

前述の前段の遊星歯車機構１７のインターナルギヤ２１
ａに対して、正転、中立、逆転の３位置に規制する位置
規制手段、および正逆モータ１６の正転、逆転の停止を
制御する停止制御手段を構成し、ざらに、前段、後段の
２個のインターナルギヤ２１ａ、２１ｂには中立復帰手
段を構成している。

第２図にも示すように、前段および後段の各インターナ
ルギヤ２１８．２１ｂは各遊星歯車機構１７．１８を収
納するケース２４に対して設定した範囲で回動可能に設
けている。

前段のインターナルギヤ２１ａの外周面には、正転、中
立、逆転の３位置を規制する規制カム面２５を形成し、
この規制カム面２５は３個の凹部２６ａ、２６ｂ、２６
ｃと、２個の凸部２７ａ。

２７ｂとによって形成し、中央の四部２６ｂは両側の凹
部２６ａ、２６Ｃより浅く形成している。

上述の規制カム面２５には２個の規制ボール２８ａ、２
８ｂを対設し、これら規制ボール２８ａ。

２８ｂはケース２４の孔２９．２９に保持し、スプリン
グ３０．３０および調節ネジ３１．３１によって、規制
カム面２５に対して押圧力を調節可能に設けている。

また、２個の規制ボール２８ａ、２８ｂの間隔は、２個
の凸部２７ａ、２７ｂの外側寄りの凹部２６ａ、２６Ｃ
に対向する間隔に設定している。

そして、中立位置は規制ボール２８ａ、２８ｂが２個の
凸部２７ａ、２７ｂの外側位置で規制し、正転位置にイ
ンターナルギヤ２１ａが囲動すると、規制ボール２８ａ
、２８ｂは凹部２６ａ、２６ｂの位置に入ることで正転
位置を規制し、逆転位置にインターナルギヤ２１ａが回
動すると、規制ボール２８ａ、２８ｂは凹部２６ｂ、２
６Ｇの位置に入ることで、逆転位置を規制する。

なお、正転および逆転位置の位置規制において、中立位
置から正逆転の各位置に位置規制されるとぎ、規υ１ボ
ール２８ａまたは２８ｂの一方が、深い四部２６ａまた
は２６Ｇから、凸部２７ａまたは２７ｂを越えて、浅い
凹部２６ｂに入ることで、移動抵抗が大きくなって、不
測のトルク変動では、中立位置から正転位置または逆転
位置に移動しない。

反対に、正転位置または逆転位置から中立位置には、浅
い四部２６ｂから凸部２７ａまたは２７ｂを越えて、深
い凹部２６ａまたは２６Ｃに入ることで、移動抵抗が小
さくなって、中立の復帰が容易になる。

さらに、上述のインターナルギヤ２１ａの外周面には、
上述の規υ１カム而２５に隣接して、スイッチ操作カム
面３２を形成している。

上述のスイッチ操作カム面３２はインターナルギｔｚ　
２１　ａを凹状にすることで形成し、このカム面３２に
対して、正逆モータ１６の正転、または逆転の停止を制
御する停止用スイッチ３３８．３３ｂを対設し、ケース
２４に取付けている。

上述の停止用スイッチ３３ａは正転側、他方のスイッチ
３３ｂは逆転側をそれぞれ停止制御し、ざらに、前述の
インターナルギヤ２１ａが中立位　　　　・置にあると
き、上述の両停止用スイッチ３３ａ。

３３ｂは共に、スイッチ操作カム面３２内に位置し、イ
ンターナルギヤ２１ａが正転側に回動すると、カム面３
２の正転側肩部３４ａで、対応する正転側の停止用スイ
ッチ３３ａをＯＦＦ操作し、インターナルギヤ２１ａが
逆転側に回動すると、カム面３２の逆転側肩部３４ｂで
、対応する逆転側の停止用スイッチ３３ｂをＯＦＦ操作
する。

上述の前段のインターナルギヤ２１と、後段のインター
ナルギヤ２１ｂとは、例えば、前段のインターナルギヤ
２１ａが正転位置、または逆転位置から中立位置に復帰
するに要する回動Ｒ（または中立復帰に要する範囲）が
相対移動できるように、後段のインターナルギヤ２１ｂ
に貫通して植設したピン３５が、前段インターナルギヤ
２１ａに刻設した規制溝３６に嵌合している。

さらに、上述の後段インターナルギヤ２１ｂとケース２
４と間には、前述と同様に、前段のインターナルギヤ２
１ａが正転位置、または逆転位置から中立位置に復帰す
るに要する回＃惜（または中立復帰に要する範囲）が相
対移動できるように、後段のインターブルギ↑１２１　
ｂのピン３５がケース２４に刻設した規制溝３７に嵌合
している。

第３図は前述の正逆モータ１６の駆動回路を示し、交流
モータで構成される正逆モータ１６の正転ラインには、
正転側の始動スイッチ３８ａと、正転側の停止用スイッ
チ３３ａとが直列に接続され、また、他方の逆転ライン
には、逆転側の始動スイッチ３８ｂと、逆転側の停止用
スイッチ３３ｂとが接続され、さらに正逆の両ライン間
にはコンデンサ３つが介装され、そして、正逆モータ１
６の電源ラインは交流電源４０に接続している。

このように構成したカーテンの開閉駆動装置の動作を第
４図を参照して説明する。

第４図イは前段のインターナルギヤ２１ａの中立状態を
示し、正転側および逆転側の両停止用スイッチ３３ａ、
３３ｂは共にＯＮＬ、ている。

この中立状態では、後段のインターナルギヤ２１ｂのピ
ン３５はケース２４の規制溝３７の右側、または左側の
いずれかにあって、前回の操作によって位置が確定され
る。

例えば、カーアン１０ａ、１０ｂを■１成する方向を正
逆モータ１６の正転とし、カーテン１０ａ１１０ｂの開
成する方向を正逆モータ１６の逆転として、カーテン１
０ａ、１０ｂを閉成する動作を説明する。

正転側の始動スイッチ３８ａをＯＮ操作して正逆モータ
１６を正転させると、この正逆モータ１６の出力は前段
および後段の遊星歯車ｔｉ！Ｉ構１７゜１８で減速され
た出力で出力プーリ１３を正転し、カーテン１０ａ、１
０ｂを開成する。

上述の正逆モータ１６の１Ｅ転初期において、第４図イ
の状態では、正逆モータ１６の正転の反動が両インター
ナルギヤ２１ａ、２１ｂに掛り、この場合、負荷の一番
軽いのが後段のインターナルギヤ２１ｂであるため、こ
のインターナルギヤ２１ｂが正転方向に回動し、この回
動はピン３５がケース２４の規制溝３７の溝端部（第４
図イでは右端）に規制されるまで回動する。

勿論、館回の操作で既にピン３５が規制溝３７の溝端部
に当接している場合は、インターナルギヤ２１ｂの回動
はない。

また、前段のインターナルギヤ２１ａにも反動が作用づ
るが、規制ボール２８ａ、２８ｂの押圧力が、その反動
よりも強（設定しているので、このインターナルギヤ２
１ａの回動は許容されない。

そのために、前段のインターナルギヤ２１ａは中立位置
を維持した状態で、正逆モータ１６の回動を許容してい
る。

カーテン１０ａ、ｉｏｂが開成することで、両者の先頭
ランナ１２ａ、１２ｂが当接し、この当接でカーテン１
０ａ、１０ｂ側の負荷が高くなり、前後両段のインター
ナルギヤ２１ａ、２１ｂに掛る反動（正転方向の力）も
大ぎくなる。

後段のインターナルギヤ２１ｂは、ピン３５がケース２
４の規制溝３７によって既に規制されているので、反動
が大きくなっても回動しない。

しかし、前段のインターナルギヤ２１ａに掛る反動（正
転方向の力）が、規制ボール２８ａ、２８ｂの押圧力よ
り大きくなると、ついにはこの押圧力に抗してインター
ナルギ１ｐ　２１　ａを正転方向に回動し、規１１１１
ボール２８ｂを凸部２７ｂを乗越えて浅い凹部２６ｂに
押し上げ、第４図口に示すように、この回動で正転側の
停止用スイッチ３３ａを０ＦＦＷ１作し、その結果、正
逆モータ１６は停止し、カーテン１０ａ、１０ｂの閉成
の移動が停止する。

次に、カーテン１０ａ、１０ｂが開成状Ｂ（第４図口の
状態）から、開成（第４図二の状態）する動作を説明す
る。

逆転側の始紡スイッチ３８ｂをＯＮ操作して正逆モータ
１６を逆転させると、この正逆モータ１６の出力は、前
段および後段の遊星歯車機構１７゜１８で減速された出
力で、出力プーリ１３を逆転し、カーテン１０ａ、１０
ｂを開成する。

上述の正逆モータ１６の逆転初期において、第４図口の
状態では、正逆モータ１６の逆転の反動が両インターナ
ルギヤ２１ａ、２１ｂに掛り、この場合、負荷の一番軽
いのが後段のインターナルギヤ２１ｂであるため、この
インターナルギヤ２１ｂが逆転方向に回動し、この回動
はビン３５がケース２４の規制ｒ／ｉ３７の溝端部（第
４図へでは左端）に規制される（中立復帰に要する回仙
吊）までｔｘｅする。

この回動において、後段のインターナルギｔｚ　２１ｂ
のビン３５と、前段のインターナルギヤ２１ａの規制溝
３６とは、ビン３５の回動力向に既に規制溝３６の溝端
部が当接しているので（第４図口では左端）、後段のイ
ンターナルギ１−２　ｌ　ｂの回動が、前段のインター
ナルギヤ２１ａを強制的に回動することになり、第４図
口の状態から第４図へに示すような中立位置に復帰する
。

なお、この中立復帰に要するインターナルギヤ２１ｂの
回動力は、規制ボール２８ｂを浅い凹部２６ｂより、凸
部２７ｂを乗越えて、深い凹部２６Ｃに移動する回動力
であり、換言すれば、浅い方から凸部２７ｂを乗越える
に要する力であるから小さくてよい。

上述のように、前段のインターナルギｒ２１ａが中立に
復帰すると、正転側の停止用スイッチ３３ａがＯＮ状態
に復帰するので、仮にカーテン１Ｏａ、１０ｂの１ｆｆ
ｉ成を途中で中止して、再度開成方向に（正転側に）正
逆モータ１６を回動操作しても、正転側の停止用スイッ
チ３３ａがＯＮになっているため、何等支障なく、その
操作を可能にする。

次いで、カーテン１０ａ、１０ｂが開成することで、両
力−テン１０ａ、１０ｂが両側の開成の位置に手繰られ
、この手繰りによって、カーテン１０ａ、１０ｂ側の負
荷が高くなり、前後両段のインターナルギヤ２１ａ、２
１ｂに掛る反ａ（逆転方向の力）も大ぎくなる。

後段のインターナルギｔ２１　ｂは、ビン３５がケース
２４の規制御４３７によって既に規υ１されているので
、反動が大きくなっても回動しない。

しかし、前段のインターナルギヤ２１ａに掛る反動（逆
転方向の力）が、規１１１１ボール２８ａ、２８ｂの押
圧力より太き（なると、ついにはこの押圧ツノに抗して
インターナルギヤ２１ａを逆転方向に回動し、規制ボー
ル２８ａを凸部２７ａを乗越えて浅い四部２６ｂに押し
上げ、第４図二に示すように、この回動で逆転側の停止
用スイッチ３３ｂをＯＦＦ操作し、ぞの結果、正逆モー
タ１６は停止し、カーテン１０ａ、１０ｂのｍ１成の移
動が停止する。

以上のように、上述の実施例では、正逆モータ１６の回
仙初Ｉｎに、後段のインターナルギヤ２１ｂで、前段の
インターナルギヤ２１ａを強ｉｌｌ的に中立位置に復帰
さＶることができる効果を得る。

なお、上述の実施例では、規制カム面２５の凹部２６ａ
、２６ｂ、２６ｃの内、中央の凹部２６ｂを他より浅く
形成して、中立の復帰の負荷を軽くしているが、中立の
復帰を強制的に後段のインターナルギヤ２１ｂの回動で
行なっているので、上述の構成は必ずしも必要ではなく
、３個の凹部２６ａ、２６ｂ、２６ｃの深さを同一に構
成しても、何等支障はない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図はカーテン間１］１駆動装置の系統図、第２図は
駆動系要部の分解斜視図、 第３図は正逆モータの駆動回路図、 第４図イル二は前摂両段のインターナルギヤの動作説明
図である。 １３・・・出力プーリ　　　１６・・・正逆モータ１７
．１８・・・Ｍ星歯車機構 ２１ａ、２１ｂ・・・インターナルギヤ２４・・・ケー
ス　　　　　２５・・・規制カム面２８ａ、２Ｂ’ｏ−
３Ｑ制ボール ３２・・・スイッチ操作カム面 ３’３ａ、３３ｂ・・・停止用スイッチ３５・・・ビ　
ン　　　　　３６．３７・・・規制溝第３図 派

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、駆動源と出力プーリとの間に、２段の遊星歯車機構
   を介装し、 後段側の遊星歯車機構のインターナルギャをケースに対
   して、中立復帰に要する範囲が回動可能に設け、 前段側の遊星歯車機構のインターナルギャをケースに対
   して、中立位置から正転および逆転の各切換え位置への
   回動が可能に設けると共に、これら３位置に位置規制す
   る位置規制手段を設け、 前段および後段の各遊里歯車機構のインターナルギャ間
   に、中立復帰に要する範囲が相対移動可能にして連結し
   、 前記前段側のインターナルギャの正側および逆側の回動
   で駆動源の回動がＯＦＦ操作されるスイッチを設けた カーテン開閉駆動装置。