JPS6262965A - 織機の駆動制御装置 - Google Patents

織機の駆動制御装置

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JPS6262965A
JPS6262965A JP19948185A JP19948185A JPS6262965A JP S6262965 A JPS6262965 A JP S6262965A JP 19948185 A JP19948185 A JP 19948185A JP 19948185 A JP19948185 A JP 19948185A JP S6262965 A JPS6262965 A JP S6262965A
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JP
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weft
loom
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yarn
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JP19948185A
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後藤 実行
賢一 岩谷
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は織機の駆動制御装置に係り、特に、緯入れミス
等の異常を検出し、この検出に基づいて織機を停止させ
るとともに、この異常に関して予め定めた異常処理を行
ない、この処理の終了後に織機を再始動させるようにし
た駆動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の制御波ことして、例えば、第17図の示
すように、空気噴射式織機における緯入れミスの異常に
関して織機の駆動を制御するようにしたものがある(特
開昭59−228047号公報参照)。
図において1は緯糸供給部であって、給糸源から測長及
び貯留機構を経て流体噴射ノズルとしての主ノズル3に
緯糸を供給するものである。4はスレー、5は筬打ち後
に緯糸を織布端において切断する緯糸切断装置、6は緯
糸を吸引する吸引/ぐイブ、7は緯糸分離装置であって
、ベル)?aを駆動部7Cにより駆動してベルト?a先
端の緯糸分離部材7bを織前に沿って進退動させるもの
である。
8は緯糸検知器であって、緯糸飛走径路の下流側端部に
取付けられ、緯入れ時期の終期において緯糸の有無を検
知するものである。
そ−のため、緯糸検知器8が緯糸不在を検出して緯入ミ
ス信号を出力すると、マイクロプロセッサ等の織機の制
御部(図示せず)はこのミス信号に基づいて停止指令を
出力し、経糸開口が最大になる付近において織機を停止
させる。この場合、織機の慣性作動を考慮して停止させ
ているので、緯入れミスとなった緯糸(以下5「ミス糸
M」という)が筬打ちされ、更に次の緯入れがなされた
状態で停止する。この慣性作動中において、緯糸切断装
置5を一時的に不作動状態にして緯糸の切断を中止し、
ミス糸Mが主ノズル3につながった状態にする。この状
態において、吸引バイブロが主ノズル3の先端部に進出
してミス糸Mを吸引し、更に別設した他の緯糸切断装置
(図示せず)によってミス糸Mを主ノズル3と吸引バイ
ブロとの間で切断する。その後、当該織機を逆転作動し
、経糸のと糸、下糸の関係を反転させて昌該ミス糸Mが
緯入れされた最大開口状態を再現することによりミス糸
Mを織前に露出させる。そして、緯糸分離装置7のベル
)7aが進出し、その先端の糸分離部材7bが吸引バイ
ブロの吸引により引張られた状態のミス糸Mを織布から
離間させ、ミス糸Mを吸引バイブロ内に完全に吸引せし
めて織布から除去する。その後、織機を始動位置に設定
し、緯入れ態勢を整えて、再始動させるようにしている
即ち、従来の駆動制御装置は、 ■緯入れミスという異常を緯糸検器8を介して検出する
異常検出機能と、 ■この検出に基づいて織機を停止させる′a機停止機能
と、 (≦)ミス糸を除去するという予め定めた処理を行わせ
る異常処理機能と ■異常処理の終了後に機機を自動的に再始動させる再始
動a俺と を備えたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このような従来の駆動制御装置にあっては、
予め定めた異常処理によっては異常原因を修復できずに
、増々その原因を拡大したり、他の故障を誘発してしま
うことがあるという問題があった。
上記従来例でいえば、緯入れミスの原因(異常原因)に
は、■偶発的原因1例えば、弱い糸などでは吹切れ等に
よって時折糸切れする場合、軽微な原因が重なり合って
糸切れする場合、■決定的原因、例えば糸屑等の異物が
数羽などに付着してとれずに緯糸が引掛ってしまう場合
、給糸部や射出系などの故障による場合、がある、偶発
的原因に起因した異常についてはミス糸を取り除き緯入
れをやり直すことによって修復される確率が大きいが、
これに対して決定的原因に起因した異常については、そ
の原因を除去しないかぎり、毎回あるいは頻繁に緯入れ
ミスが生じる。そのため、緯入れをやり直したとしても
、異常検出、織機停止、異常処理及び再始動の一連の動
作を繰返すことになって無駄になる。あるいは、織布に
停止段が密にあられれて結局は不合格反を生じてしまう
そこで、本発明の技術的課題は、予め定めた異常処理に
よって異常原因を修復できないまま、上記−・連の動作
を繰返し行ってしまう事態を防IFする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような課題を解決するための本発明の技術的手段は
、第1図に示すように、異常検出手段17と織機浄上手
段18と異常処理手段18と再始動手段20とを一連に
備えた駆動制御装置を前提にして、異常検出手段での当
該検出頻度が所定値を超えたことを判別する判別手段2
1と、この判別に基づいて織機の再始動を禁IFする禁
止手段22とを設けたものである。
禁止手段22は、異常処理手段19の機能を停止させ、
あるいは再始動手段20の槻遣を停止させて再始動を禁
止するよう構成される。
〔作用〕
この手段によれば、異常検出手段での検出頻度が所定値
を超えた場合には判別手段を介して禁止手段により異常
処理手段の機能あるいは再始動手段の機能が浮皮せしめ
られるので、異常原因を修復できないまま再始動を緑返
すという事態が防止される。。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す本発明の実施例に係る駆動制御装
置を詳細に説明する。
第2図は、この実施例に係る空気噴射式織機の構成の概
略を示したものである。
図において、25は流体噴射ノズルとしての主ノズルで
あって、筬26の保持体27に固定され、ソレノイドバ
ルブ(図示せず)を介して圧力空気供給源28に接続さ
れており、ソレノイドバルブを主軸30と同期して駆動
するカム装置等(図示せず)によって開弁することによ
り所定のタイミングで圧力空気を射出するものである。
主軸30は主モータ31によってベルト32を介して駆
動されるとともに、電磁ブレーキ33により制御される
。34は補助モータであってベルト35を介して緩速度
で主@30を駆動する。36は主軸の基準角度を検知す
るアングルセンサである。
40は緯糸供給部であって、給糸体41からの緯糸Wを
主ノズル25に供給するドラム式の緯糸測長貯留装置4
2を備えている。この線糸測長貯留装置42は静止状態
に保持したドラム43にこれと相対回転する巻付腕44
により緯糸Wを巻付け、係止体45.48を巻付腕44
の回転と所定の関係を保ってドラム43に出入れさせ、
緯入れ1回分の長さだけ緯糸Wを主ノズル25へ供給す
るものである。47は緯糸ブレーキであり、固定片48
とロータリーンレノイド等により駆動する挟持棒43と
からなり、緯糸測長貯留装置42と主ノズル25との間
に緯糸Wを挟持棒49を固定片48に押しつけることに
より緯糸Wの供給を止めるものである。
50は上記緯糸0長貯留装置42の駆動装置であり、ベ
ルト51を介して巻付腕44を回転させる被動軸52と
この被動軸52を主軸30に連結するワンポジションク
ラッチ53とを備えている。54はシフタ装置であって
、圧力空気供給源2日にソレノイドバルブ55を介して
接続されるエアアクチュエータ5Bによって駆動され、
ワンポジションクラッチ53の切断及び接続を行うもの
である。また、上記ベルト51は電磁クラッチ57を介
して回転する補助モータ58によっても駆動される。5
9は近接スイッチであり、主軸30における300°の
位置で被動軸52に取付けた作用片59aと相対するよ
うになっている。
60は主ノズル25と織端との間の緯糸経路近傍に配置
した緯糸牽引装置であって、緯糸経路を挟んで第−及び
第二の空気管路82.83を設けたものである。第一の
空気通路62はチェックバルブ64及びソレノイドバル
ブ65を介して圧力空気供給源28に接続される一方、
第二の空気通路63は網状かご66に連通しており、第
一の空気通路62からの噴射空気を受けて緯糸Wを引込
むものである。
70は反緯入れ側に設けられた緯糸吸引装置であって、
−ヒ述した緯糸牽引装置60と略同様に構成され、チェ
ックバルブ71、ソレノイドバルブ72及びメカニカル
バルブ73を介して圧力空気供給源28から噴射される
エアによって緯糸Wを網状かご66側に引き込むもので
ある。
80は力7タ装置であって、後述するように緯入れミス
が発生した場合に7クチユエータ82でカッタ81を進
出させて、緯糸Wを緯糸牽引装2i60の下流側近傍に
おいて切断するものである。100は主ノズル25と織
端との間に配設したカッタであって、筬打ち終了後に緯
糸切断するものである。この方ツタ100は、緯入れミ
スがあったときは緯糸の切断を行なわないように設定さ
れる。
の 101は主ノズル25と緯糸牽引装置60との間#緯糸
Wを切断するカッタで、織機の始動時にのみ作動して、
緯糸Wの先端を整えるものである。
110は光センサ等を利用した緯糸検知器であって、緯
糸飛走径路の下流側端部に取付けて、緯入れ時期の終期
において緯糸Wの有無を検知するものである。
また、120は織機の統轄制御を行う制御装置であって
、第3図に示すように、緯糸検知器110の検知信号に
基づいて異常信号を発する異常検出手段としての異常検
出回路125とマイクロプロセッサ126とからなる。
このマイクロプロセッサンサ36からの角度信号、始動
準備スイッチ121゜始動スイッチ122.停止スイッ
チ123からのON 、OFF信号等に基づいて主モー
タ31.、電磁ブレーキ33.補助モータ34.ソレノ
イドバルブ55.72等の各種バルブ等の制御信号を出
力するものである。尚、127はマイクロプロセッサ1
26からの制御信号に基づいて主モータ31等を駆動す
る運動回路である。
そして、マイクロプロセッサ126は異常検出回路12
5からの検出信号により織機を停止させる機能、この停
止によって予め定めた異常処理を行なわせる機能、この
異常処理の終了後に織機を再始動させる機能を備えると
ともに、再始動時に起動するタイマを備え、第6図に示
すように、このタイマの設定時間内に異常信号が入力し
たときは異常検出頻度が大きいものとして判別する41
!を對と、この判別に基づいて異常処理を行なわないよ
うにして再始動を禁止する機能とを備えている。このマ
イクロプロセッサ12Bによる処理は第5図乃至第8図
に示すフローチャートに従って行なわれる。
次に、この空気噴射式織機の作動について説明する。ま
ず、基本的な製織運動について第4図に示す1軸30の
回転角度に基づいたタイミングチャートに従って説明す
る。
作業者が始動準備スイッチ121をON操作すると、ま
ず以下の様な準備作動が行われる。すなわち、ソレノイ
ドバルブ72が開弁、電磁クラッチ57が解放、緯糸ブ
レーキ47が解放される。この状態で主軸30は300
°の位置を保持しているが、ついで作業者が始動スイッ
チ122をON操作すると、電磁ブレーキ33が解放さ
れると共に主モータ31に給電がなされて織機が始動す
る。
閉 織機運転時はツレ/イドバルブ55が冊弁されているの
でワンボジシ目ンクラッチ53は接続状態になっている
。従って主モータ31により主軸30が回転されて経糸
系を駆動すると共に被動軸52が回転されるので、巻付
腕44がドラム43に緯糸Wを巻付は始め、緯入れ時期
迄には係止体45.48の間に緯入れ1回分の緯糸Wが
巻付けられて緯糸Wの測長及び貯留が行なわれる(90
°付近まで)。
そして、緯入れ開始直前に丁ノズル25から圧力空気を
噴射し、その直後、係止体46がドラム43より抜は出
し主ノズル25から圧力空気と共に緯糸Wが射出され緯
入れが行なわれる。緯糸Wが反緯入側に飛走し、布端部
に到達すると、ドラム43に貯留されていた緯糸Wの末
端が、係止体45に引掛る直前に、王ノズル25からの
噴射が停止されると共に、メカニカルバルブ73が開弁
し、緯糸吸引装置70において、緯糸Wの先端を吸引す
る。緯入れ直後、係止体46がドラム43に係入し、そ
の後に係止体45がドラム43から抜は出た状態でさら
に吸引が続行される。この吸引は筬打ちが行なわれるま
で続行される(230°付近から20°付近まで)。
上記吸引中に主軸30のO°位置にて筬打ちが行なわれ
る。筬打ち後、主軸30の5°位置近傍にてカッタ10
0が上記のように緯入れされた緯糸Wを切断する。
尚、上記のように係1ヒ体46がドラム43に係旧し、
その直後に係止体45がドラム43から抜は出すと、次
サイクルの緯入れ1回分の緯糸Wがドラム43に巻付け
られ、以後上記と同様の作動が繰返し行なわれる。
上記のような通常の製織作動が行なわれている過程で最
初の緯入れミスが発生した場合を想定する。
制御装置120は第5図乃至第8図のフローに従って処
理を行なう、すなわち、第5図に示すように、前述した
ような準備作動にかかる制御(1−1,1−2)及び始
動時にかかる制御(1−3゜1−4)を行なった後、緯
糸検知器110からの検知信壮に基づく緯入れミスの監
視(1−5)、経糸不良の監視(1−6)及び停止スイ
ッチ123のON操作監視(1−7)を行なっている。
ここで例えば緯糸Wの先端が経糸Yに引掛って緯入れミ
スを生じると緯糸検知器110により筬打ちの過程でそ
れを検知し、異常検出回路125の緯入れ不良信号がオ
ンとなり(1−8)、まず主軸停止角度を次のサイクル
の180°に設定する (1−9)。
そして、第6図に示すように、慣性運動を考慮して主軸
30が上記設定した 180°にて停ff1tべく主モ
ータ31の停止F制御、電磁ブレーキ33の励磁制御、
主ノズル25へのエアの供給停止、緯糸ブレーキ47に
おける緯糸把持を行なうと共に、カッタ100非動作状
態とする。
主軸30が停+h L、アングルセンサ3Bからの角度
信号に基づいて、制御装置12Gは当該停止を認識する
 (2−2)、この停止ヒ角度180°では筬26が織
前よりM後退位置にあり、経糸Yの開口は最大となって
おり、ミス糸Mは織前に連なっている(第9図A、B参
照)。
制御装置120は上記停止を確認すると、この停止):
原因が緯入れミスであるか否かを判断する(2−3)。
次に、タイマが起動しているか否かを判断する。この場
合、タイマは再始動時に起動するものであり、今、再始
動を行ったものではないので、ソレノイドバルブ55を
開弁する (2−8)、上記ソレノイドバルブ55の開
弁によりワンポジションクラッチ53が解放する。
次に電磁プレー−$33を解放すると共に、補助モータ
34を起動して主軸を逆回転方向に360゜(主軸1回
転分)回転させる (2−7)、  3EIO°逆回転
すれば1軸30は緯入れミスの生じたサイクルの180
°となり、この位置を検出すると (2−8)、補助モ
ータ34への給電を停止すると共に電磁ブレーキ33を
励磁して主軸30を制動する (2−9)、これと同時
に緯糸ブレーキ47による緯糸Wの挟持を解放する (
2−9)、以上の動作によりミス糸Mが織前に露出する
(第1O図A、B$照)。
次に第7図に示すように、電磁クラッチ57を励磁後、
補助モータ53を回転させ(3−1)、ドラム43に緯
糸Wを緯入れ2回分貯留し、係止体4Bがドラム43よ
り抜は出た状態で補助モータ58を停止する (3−2
) (第11図A、B参照)、補助モータ58を停止さ
せた後、主ノズル25からエアを噴射させると (3−
3)、係止体46がドラム43から抜は出していること
から、主ノズル25からの噴射空気により緯糸Wがミス
糸Mに連なったまま略V字状に経糸Yの開口内に射出さ
れる。そして既に準備作動において、ソレノイドバルブ
72が開弁状態になると共に、現在の停止位置(180
°)にてメカニカルバルブ73が開弁状態となることか
ら上記射出された緯糸Wの先端が緯糸吸引装置70によ
って吸引される(第12図A、B参照)、この反緯入れ
側からの牽引によりミス糸Mは織前から順次引きはがさ
れて、主ノズル25から緯糸吸引装置70の導入口まで
真直ぐに伸びる(第13図A、B参照)、この主ノズル
25からの噴射はミス糸Mが織前から引きはがされるに
十分な時間材なわれる。なおミス糸Mが織前から引きは
がれたことをセンサにより検出したときに前記主ノズル
25からの噴射を停止するようにしてもよい。
次に、ソレノイドバルブ65を開弁して緯糸牽引装置6
3を作動させる (3−4)、この場合、第一の空気通
路62から第二の空気通路63へ向って空気が噴射され
、緯糸Wが第二の空気通路63側に引込まれて、ミス糸
Mに連らなる緯糸Wは緯糸牽引装置60及び緯糸吸引装
置70によって引張られ、この間に所定の張力をもって
張り渡たされる。このような状態でカッタ装′j1ao
が作動し (,3−5)、カッタ81が緯糸牽引装置8
1)の下流側近傍に進出し、その下流側に位置する緯糸
Wを当該カッタ81が切断する。すると、切断さ”tt
 f−緯糸Wは緯糸吸引装置70によって吸引されて網
状かご68内にすてられる(第14図A、B参照)、そ
してカッタ81を退避位置gmuさせると共に主ノズル
25からの噴射を停止する(3−13) 。
その後、′i1!磁ブレーキ33を解放すると共に補助
モータ34によって主軸30を 240°逆回転させ(
3−7)、主軸30を緯入れミスの生じた前のサイクル
の300° (織機始動位置)に合わせ(3−8)、補
助モータ34への給電を停止すると共に電磁ブレーキ3
3を励磁して主軸30を停止させる (3−9) (第
15図A、B参照)。
つぎにソレノイドバルブ65を開弁させたまま、補助モ
ータ58を回転させて緯糸Wをドラム43に貯留し始め
る (3−10) 、そして、被動軸52の回転角度が
300°を過ぎたところでは近接スイッチ59がONに
なる。このタイミングで(3−11)ソレノイドバルブ
55を閉弁する (3−12) 、この閉弁によりエア
アクチュエータ56が作動してワンポジションクラ−2
チ53を接続可能な状態とする。しかしワンポジション
クラッチ53は300°でしか接続上ないようになって
いるので、更に被動軸52を回転させ次ノ300″でワ
ンポジションクラッチを接続させる。すると、補助モー
タ58は主軸30側の機械的負荷により強制的に停止さ
せられる。この直後に電磁クラッチ57をOFFして解
放状態にすると共に補助モータ58への給電を停止する
 (3−13) 。
一方、係止体45.48はドラム43に所定のタイミン
グで係入及び退出しており、係止体4Bが退出したとき
に緯糸Wは主ノズル25より射出されるが、噴射された
緯糸Wは緯糸牽引装置θ0により吸入されて緊張状態で
待機している。その後、主ノズル25と緯糸牽引装置6
0との間の緯糸Wをカッタ101によって切断する (
3−14) 。
その後、第8図に示すようにソレノイドバルブ65を閉
弁して(4−1)a入れ態勢を整える(第16図参照)
、また、力7夕 100による鋏切り運動が回走な状態
とする (4−2)、そして電磁ブレーキ33を解放す
ると共に、主モータ31を起動して(4−3)、織機を
再始動させる。その後、タイマーが起動(4−4)する
そして、この制御装置120は第5図における緯入れミ
ス等の監視状態になる (1−5)。
この状態において、2度目の緯入れミスが発生したとす
ると、丘述したように織機を所定の停止状態に設定する
 (1−9) (2−1) (2−2) (2−3)、
そして、タイマが起動しているか否かを判定する(2−
4)、今、再始動により織機が作動しているので、タイ
マは起動状態にあり、当該緯入れミス信号がタイマの設
定時間以内に入力したか否かを判定する (2−5)、
所定時間を経過していれば、前回の緯入れミスの原因が
修復されたものとして、上述した所定のミス糸除去(異
常処理)を行って織機を再始動させる (2−8)〜(
4−4) 、以後、3度目以降の緯入れミスによる停止
にあっても上記の所定時間を経過していれば同様に再始
動が行なわれる。
−・方、上記緯入れミス信号が所定時間以内に入力した
ものとすると、前回の緯入れミスの原因が修復されずに
他のi’&障等を生じているものとして、制御装置12
0は第5図におけるステップ(1−1)の始動準備スイ
ッチ121の監視状態となり、織機は停W状態を保つこ
とになる。
尚、この実施例においてはタイマを用いているが、必ず
しもこれに限定されるものではなく、主軸30の回転数
を計測するカウンタを設け、緯入れミス信号が所定カウ
ント数以内に入力したか否かをI別するようにしても良
く、適宜設計変更して差支えない、また、この実施例に
おいては、所定時間内に緯入れミス信号が1回入力する
と再始動を禁止するようにしているが、所定時間内に複
数回入力したとき禁止するようにしても良く、検出頻度
は適宜のものに定めて差支えない。
〔発明の効果〕
以−ヒ、説明してきたように、本発明に係る駆動制御装
置によれば、予め定めた異常処理によって異常原因を修
復できないまま再始動を繰り返すという事態を確実に防
thできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の駆動制御装置のシステムを示す図、第
2図は本発明の実施例に係る駆動制御装置が適用される
空気噴射式織機の構成を示す図、第3図は実施例に係る
駆動制御装置の構成を示す図、第4図は主軸の回転角度
に基づく各部のタイミングチャート、第5図乃至第8図
は制御装置の処理フローを示す図、第9図乃至第16図
は緯入れミス発生時のミス糸除去過程を示す図、第17
図は従来の空気噴射式織機の一例をミス糸除去状態と共
に示す図である。 17・・・異常検出手段   18・・・織機停止手段
19・・・異常処理手段   20・・・再始動手段2
1・・・判別手段     22・・・禁止手段第1r
lA 第3図 第8図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 製織行程の異常を検出する異常検出手段(17)と、こ
    の異常検出手段が当該異常を検出したことにより織機を
    停止させる織機停止手段(18)とを備えるとともに、
    当該停止によって上記異常に関し予め定めた異常処理を
    行なわせる異常処理手段(19)と、この異常処理の終
    了後に当該織機の再始動を行なわせる再始動手段(20
    )とを備えた織機の駆動制御装置において、 異常検出手段での当該検出頻度が所定値を超えたことを
    判別する判別手段(21)と、この判別に基づいて織機
    の再始動を禁止する禁止手段(22)とを設けた織機の
    駆動制御装置。
JP19948185A 1985-09-11 1985-09-11 織機の駆動制御装置 Pending JPS6262965A (ja)

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Cited By (3)

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