JPS6253261A - 自動車におけるトノカバ−装置 - Google Patents
自動車におけるトノカバ−装置Info
- Publication number
- JPS6253261A JPS6253261A JP19231085A JP19231085A JPS6253261A JP S6253261 A JPS6253261 A JP S6253261A JP 19231085 A JP19231085 A JP 19231085A JP 19231085 A JP19231085 A JP 19231085A JP S6253261 A JPS6253261 A JP S6253261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tonneau cover
- tonocover
- support mechanism
- winding device
- luggage compartment
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
乗員室と荷室とが一体となった自動車においては、荷室
下部に置かれた雑物を覆い隠し、車室内の美観を保持す
ることができるように、たとえば実開昭59−1067
49号公報に示されているような巻取り式トノカバー装
置が装備されることがある。 この従来のトノカバー装置は、リヤシートのシートバン
クの背面等、荷室の前後方向端部における所定高さ位置
に設けられた巻取り装置と、はぼ荷室幅と同等の横幅を
もち、かつ上記巻取り装置内の巻取りロールに巻取り収
納および引き出し可能な可視性トノカバーとを備える。 上記巻取りロールは、バネにより常時巻取り方向に付勢
されており、また、トノカバーの先端には、掛は具が取
付けられている。これにより、巻取り収納されたトノカ
バーの先端を引っ張って巻取り装置から引出し、その先
端部は具を荷室後壁に掛止させると、シート状のトノカ
バーが荷室の前後端部間に張り渡される格好となって荷
室下部に置かれた雑物を覆い隠すことができる。一方、
トノカバーは、不要時には上記巻取り装置内に引き込ま
れるので、いわゆるパンケージトレイのように不要時に
その収納場所に困ることがない。
下部に置かれた雑物を覆い隠し、車室内の美観を保持す
ることができるように、たとえば実開昭59−1067
49号公報に示されているような巻取り式トノカバー装
置が装備されることがある。 この従来のトノカバー装置は、リヤシートのシートバン
クの背面等、荷室の前後方向端部における所定高さ位置
に設けられた巻取り装置と、はぼ荷室幅と同等の横幅を
もち、かつ上記巻取り装置内の巻取りロールに巻取り収
納および引き出し可能な可視性トノカバーとを備える。 上記巻取りロールは、バネにより常時巻取り方向に付勢
されており、また、トノカバーの先端には、掛は具が取
付けられている。これにより、巻取り収納されたトノカ
バーの先端を引っ張って巻取り装置から引出し、その先
端部は具を荷室後壁に掛止させると、シート状のトノカ
バーが荷室の前後端部間に張り渡される格好となって荷
室下部に置かれた雑物を覆い隠すことができる。一方、
トノカバーは、不要時には上記巻取り装置内に引き込ま
れるので、いわゆるパンケージトレイのように不要時に
その収納場所に困ることがない。
ところで、トノカバー装置には、上記のように荷室下部
空間を覆って車室の美観を保持できるとともに不要時に
はその収納場所に困ることがないという利点をもつ反面
、トノカバーが巻取り装置から引き出されている使用状
態においては、その上面に荷物を載せることができず、
荷室空間を有効利用できないという欠点がある。 すなわち、トノカバーは基本的に可撓性シートによって
形成され、かつ使用状態では、その基端が巻取り装置の
巻取りロールによって弾性的に引っ張られることによっ
てその張り状態が維持されているいるだけなため、幅方
向はもちろん、前後方向についても物を安定して載置す
るに十分な張力がないからである。 この発明は、以上の事情のもとで考え出されたもので、
巻取り収納可能であるという利点を活かしたまま、さら
に使用状態において上面に荷物を安定して載せることが
できるようにしたトノカバー装置を提供することをその
課題とする。
空間を覆って車室の美観を保持できるとともに不要時に
はその収納場所に困ることがないという利点をもつ反面
、トノカバーが巻取り装置から引き出されている使用状
態においては、その上面に荷物を載せることができず、
荷室空間を有効利用できないという欠点がある。 すなわち、トノカバーは基本的に可撓性シートによって
形成され、かつ使用状態では、その基端が巻取り装置の
巻取りロールによって弾性的に引っ張られることによっ
てその張り状態が維持されているいるだけなため、幅方
向はもちろん、前後方向についても物を安定して載置す
るに十分な張力がないからである。 この発明は、以上の事情のもとで考え出されたもので、
巻取り収納可能であるという利点を活かしたまま、さら
に使用状態において上面に荷物を安定して載せることが
できるようにしたトノカバー装置を提供することをその
課題とする。
上記の問題を解決するため、この発明では、次の手段を
採用した。 すなわち、荷室の前後方向端部の所定高さ位置に支持さ
れた巻取り装置と、この巻取り装置から荷室前後方向に
引き出されて荷室下部空間を覆う可撓性トノカバーとを
備えるトノカバー装置において、引き出されたトノカバ
ーと略平行な平面内で折りたたみ可能にピン接合された
2以上のリンク部材からなる伸縮支持機構を、一端を上
記トノカバーの先端部に、他端を上記巻取り装置または
その支持部に連結することにより、少なくとも左右一対
設けた。
採用した。 すなわち、荷室の前後方向端部の所定高さ位置に支持さ
れた巻取り装置と、この巻取り装置から荷室前後方向に
引き出されて荷室下部空間を覆う可撓性トノカバーとを
備えるトノカバー装置において、引き出されたトノカバ
ーと略平行な平面内で折りたたみ可能にピン接合された
2以上のリンク部材からなる伸縮支持機構を、一端を上
記トノカバーの先端部に、他端を上記巻取り装置または
その支持部に連結することにより、少なくとも左右一対
設けた。
収納状態にあるトノカバーの先端を引っ張ると、巻取り
装置内に巻取られたトノカバーが、巻取り付勢力に抗し
て前後方向に引き出され、荷室下部空間を覆った使用状
態となる。 本発明では、引き出されたトノカバーと略平行な平面内
で折りたたみ可能にピン接合された2以上のリンク部材
からなる伸縮支持機構が上記トノカバーの先端部と巻取
り装置またはその支持部間に連結介装されているので、
上記のトノカバーの引出し操作に連動して、折りたたみ
状態にあった伸縮支持機構が引き伸ばされる。トノカバ
ーの先端部が荷室壁に止められると、上記のように引き
伸ばされた支持機構がトノカバーと略平行な状態で、実
質的にトノカバーの先端部と基端部間を掛は渡される格
好となる。そしてこの伸縮支持機構を構成する各リンク
部材は、互いにトノカバーと略平行な平面内で折りたた
み可能に接合されているので、引き伸ばされた状態にお
いて上下方向の曲げに対する剛性をもつ。 逆に、トノカバーの先端部を荷室壁から外すと、このト
ノカバーは、巻取り装置の巻取り付勢力により、巻取り
装置内に収納される。そして、上記の伸縮支持機構の先
端部がトノカバーの先端部の後退に連動して後退し、こ
れにより伸縮支持機構もまた折りたたみ収納される。
装置内に巻取られたトノカバーが、巻取り付勢力に抗し
て前後方向に引き出され、荷室下部空間を覆った使用状
態となる。 本発明では、引き出されたトノカバーと略平行な平面内
で折りたたみ可能にピン接合された2以上のリンク部材
からなる伸縮支持機構が上記トノカバーの先端部と巻取
り装置またはその支持部間に連結介装されているので、
上記のトノカバーの引出し操作に連動して、折りたたみ
状態にあった伸縮支持機構が引き伸ばされる。トノカバ
ーの先端部が荷室壁に止められると、上記のように引き
伸ばされた支持機構がトノカバーと略平行な状態で、実
質的にトノカバーの先端部と基端部間を掛は渡される格
好となる。そしてこの伸縮支持機構を構成する各リンク
部材は、互いにトノカバーと略平行な平面内で折りたた
み可能に接合されているので、引き伸ばされた状態にお
いて上下方向の曲げに対する剛性をもつ。 逆に、トノカバーの先端部を荷室壁から外すと、このト
ノカバーは、巻取り装置の巻取り付勢力により、巻取り
装置内に収納される。そして、上記の伸縮支持機構の先
端部がトノカバーの先端部の後退に連動して後退し、こ
れにより伸縮支持機構もまた折りたたみ収納される。
上記のように、本発明のトノカバー装置においては、ト
ノカバーが引き出された使用時において、トノカバーの
先端部と基端部間に実質的に掛は渡され、かつ上下方向
の曲げに対する剛性をもつ少なくとも左右一対の伸縮支
持機構が配置されることとなるので、この伸縮支持機構
の上に重なるようにして荷物を載せることにより、比較
的型たい荷物であっても、この荷物がトノカバー上に安
定的に支持される。 また、上記伸縮支持機構は、トノカバーの引出しおよび
巻取りに連動して伸張および折りたたみ収納されるので
、不要時に収納場所に困ることなく収納することができ
るという従来のトノカバー装置の利点はそのまま保持さ
れる。 以上の結果、本発明のトノカバー装置は、トノカバー使
用時にその上面に荷物を載せることができ、これにより
トノカバー装置を備えた自動車における荷室空間のより
有効な利用が可能となる。
ノカバーが引き出された使用時において、トノカバーの
先端部と基端部間に実質的に掛は渡され、かつ上下方向
の曲げに対する剛性をもつ少なくとも左右一対の伸縮支
持機構が配置されることとなるので、この伸縮支持機構
の上に重なるようにして荷物を載せることにより、比較
的型たい荷物であっても、この荷物がトノカバー上に安
定的に支持される。 また、上記伸縮支持機構は、トノカバーの引出しおよび
巻取りに連動して伸張および折りたたみ収納されるので
、不要時に収納場所に困ることなく収納することができ
るという従来のトノカバー装置の利点はそのまま保持さ
れる。 以上の結果、本発明のトノカバー装置は、トノカバー使
用時にその上面に荷物を載せることができ、これにより
トノカバー装置を備えた自動車における荷室空間のより
有効な利用が可能となる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。 第1図に示すように、リヤシート1のシートバックの起
立位置保持ストッパを兼ねた支持部3゜3がホイールハ
ウス2.2の上部における荷室側壁に膨出形成され、こ
の支持部3.3の上面に、トノカバー9を巻取り収納し
うる巻取り装置5の左右端部が架は渡し状に固定される
。この巻取り装置5は、第4図にその断面を示すように
、後壁の下部にトノカバー引出し用スリット8をもつ角
筒状のハウジング6内に、バネにより第4図時計回り方
向に回転付勢された巻取りロール7が収容支持されて構
成される。一方、トノカバー9は、はぼ荷室幅と対応す
る横幅と、リヤシート1のシートバックの背面と荷室後
壁とが規定する荷室前後長と対応する前後長さをもつ可
撓性シートで形成され、先端部が上記スリット8から外
部に引き出された状態で、基端部が上記巻取り装置内の
巻取りロール7に止着される。その結果、不使用時には
第3図に示すように上記付勢力によりこのトノカバーは
巻取り装置5内に収納され、かつ収納状態からトノカバ
ーの先端を引っ張ると、第1図および第2図に示すよう
に引き出すことができることになる。トノカバー9の先
端部には、荷室側壁に取付けられた掛止部材に掛合しう
る左右一対の掛は臭10.10が設けられており、この
掛は臭10.10を上記掛止部材に掛合させると、トノ
カバー9は、荷室下部空間を覆うように略水平方向後方
に引き出された状態で保持される。 さらに、上記巻取り装置5のハウジング6の下面におけ
る左右所定位置には、後方に延びる一対の水平プレー)
16.16が固着され、この水平プレー)16.16と
上記トノカバー9の先端部間に、次のように構成される
伸縮支持機構り、 Lが連結介装される。 上記伸縮支持機構り、Lは、はぼ同じ長さをもつ前後2
本のリンク部材1).12が、それぞれの端部1)b、
12aにおいて上記トノカバー9に直角な、垂直方向の
ピン14によりトノカバー9と平行な面内で折りたたみ
回動可能に連結されて構成される。そしてこの伸縮支持
機構り、 Lは、その先端部、すなわち上記後側のリ
ンク部材1)の後端部1)aがトノカバー9の先端部に
連結されるとともに、基端部、すなわち上記前側のリン
ク部材12の前端部12bが上記水平プレート16.1
6に連結される。本例においてこの支持機構り、Lのト
ノカバー先端部に対する連結部、および、水平プレート
16.16に対する連結部は、それぞれ、リンク部材1
).12どうしの連結部と同様、垂直方向の連結ピン1
3.15を用いることにより、トノカバー9と平行な面
内において相互回動可能に構成している。なお、トノカ
バー9の先端部には、トノカバーの幅方向に走る骨18
を入れてトノカバーの先端部に剛性を与えるとともに、
リンク部材1).1)のトノカバー9に対する連結部の
幅方向の間隔を規定している。 以上の構成において、第3図に示す収納状態では、支持
機構り、Lの先端のピン13と基端部のピン15が近接
し、2本のリンク部材1).12は、折りたたまれた状
態となる。一方、トノカバー9を引き出すと、これに連
動して上記先端のピン13が後方に移動して上記基端の
ピン15から離れるので、第1図および第2図に示すよ
うに、2本のリンク部材1).12は、互いに前後方向
に引き伸ばされた状態となる。そしてこれら2本のリン
ク部材1).12は、垂直方向の連結ピン14によりト
ノカバー9と平行な面内で折りたたみ回動可能に連結さ
れているので、第1図および第2図に示すように引き伸
ばされた状態において上下方向に曲がることができず、
したがってこの上下方向の荷重に対する一定の剛性をも
つ。このように、左右一対の伸縮支持機構り、 Lは
、トノカバー9が引き出された状態においてその上面の
荷物を支える支持梁として機能する。 なお、本例では、上記伸縮支持機構I7.Lを構成する
リンク部材1).12の車幅方向の位置を、引き伸ばさ
れたときその側縁がトノカバー9の側縁から外側にはみ
だすように設定している。このようにすると、第5図に
示すように、トノカバー9の側縁と荷室側壁のトリム1
7との間に生じるすきまを都合よく解消し、トノカバー
使用時での荷室の見栄えをより向上することができるの
で好都合である。また、引き伸ばされた状態において前
後のリンク部材1).12を連結するピン14が、支持
機構り、Lの両端のビン13.15を結ぶ線より内側に
位置するようにしておくと、トノカバー収納時に両リン
ク部材1).12が必ず内側に折りたたまれるので好都
合である。 本考案は、上述した実施例に限定されるものではない。 上述の実施例では、左右の伸縮支持機構り、Lを、引き
伸ばされたときにトノカバーの左右両縁に沿うように配
置しているが、第6図に示すように、引き伸ばされた状
態での伸縮支持機構り、Lの間隔を狭め、これらがトノ
カバーの両縁から若干内側に位置するようにしてもよい
。このようにすると、トノカバーの幅方向中央部に置が
れた荷物の安定性がより向上する。 また、上述の各実施例では、左右の伸縮支持機構り、L
をトノカバー9の裏側に設けているが、第7図に示すよ
うに、トノカバーの左右側縁の上面に重なるように設け
てもよい。このようにすると、使用状態でのトノカバー
9の側縁がリンク部材1).12によって隠れるため、
トノカバーの端末処理が不要となり、トノカバーの製造
コストが低減される。 さらに、上述の各実施例では、伸縮支持機構I、。 Lの基端部の水平プレートに対する連結を、垂直方向の
ビンを使って両者がトノカバーと平行な面で回動可能と
しているが、この連結部は、ユニバーサル連結であって
もよい。 さらに、巻取り装置は、リヤシートのシートバックの背
面、あるいはテールゲートの内壁等、荷室の前後方向端
部における車体構成部材に取付ければよい。 さらに、伸縮支持機構のリンク数は、3以上であってよ
く、また、その基端部は、巻取り装置が固定される車体
構成部材に連結してよい。また、伸縮支持機構数は、2
以上であってもよい。
る。 第1図に示すように、リヤシート1のシートバックの起
立位置保持ストッパを兼ねた支持部3゜3がホイールハ
ウス2.2の上部における荷室側壁に膨出形成され、こ
の支持部3.3の上面に、トノカバー9を巻取り収納し
うる巻取り装置5の左右端部が架は渡し状に固定される
。この巻取り装置5は、第4図にその断面を示すように
、後壁の下部にトノカバー引出し用スリット8をもつ角
筒状のハウジング6内に、バネにより第4図時計回り方
向に回転付勢された巻取りロール7が収容支持されて構
成される。一方、トノカバー9は、はぼ荷室幅と対応す
る横幅と、リヤシート1のシートバックの背面と荷室後
壁とが規定する荷室前後長と対応する前後長さをもつ可
撓性シートで形成され、先端部が上記スリット8から外
部に引き出された状態で、基端部が上記巻取り装置内の
巻取りロール7に止着される。その結果、不使用時には
第3図に示すように上記付勢力によりこのトノカバーは
巻取り装置5内に収納され、かつ収納状態からトノカバ
ーの先端を引っ張ると、第1図および第2図に示すよう
に引き出すことができることになる。トノカバー9の先
端部には、荷室側壁に取付けられた掛止部材に掛合しう
る左右一対の掛は臭10.10が設けられており、この
掛は臭10.10を上記掛止部材に掛合させると、トノ
カバー9は、荷室下部空間を覆うように略水平方向後方
に引き出された状態で保持される。 さらに、上記巻取り装置5のハウジング6の下面におけ
る左右所定位置には、後方に延びる一対の水平プレー)
16.16が固着され、この水平プレー)16.16と
上記トノカバー9の先端部間に、次のように構成される
伸縮支持機構り、 Lが連結介装される。 上記伸縮支持機構り、Lは、はぼ同じ長さをもつ前後2
本のリンク部材1).12が、それぞれの端部1)b、
12aにおいて上記トノカバー9に直角な、垂直方向の
ピン14によりトノカバー9と平行な面内で折りたたみ
回動可能に連結されて構成される。そしてこの伸縮支持
機構り、 Lは、その先端部、すなわち上記後側のリ
ンク部材1)の後端部1)aがトノカバー9の先端部に
連結されるとともに、基端部、すなわち上記前側のリン
ク部材12の前端部12bが上記水平プレート16.1
6に連結される。本例においてこの支持機構り、Lのト
ノカバー先端部に対する連結部、および、水平プレート
16.16に対する連結部は、それぞれ、リンク部材1
).12どうしの連結部と同様、垂直方向の連結ピン1
3.15を用いることにより、トノカバー9と平行な面
内において相互回動可能に構成している。なお、トノカ
バー9の先端部には、トノカバーの幅方向に走る骨18
を入れてトノカバーの先端部に剛性を与えるとともに、
リンク部材1).1)のトノカバー9に対する連結部の
幅方向の間隔を規定している。 以上の構成において、第3図に示す収納状態では、支持
機構り、Lの先端のピン13と基端部のピン15が近接
し、2本のリンク部材1).12は、折りたたまれた状
態となる。一方、トノカバー9を引き出すと、これに連
動して上記先端のピン13が後方に移動して上記基端の
ピン15から離れるので、第1図および第2図に示すよ
うに、2本のリンク部材1).12は、互いに前後方向
に引き伸ばされた状態となる。そしてこれら2本のリン
ク部材1).12は、垂直方向の連結ピン14によりト
ノカバー9と平行な面内で折りたたみ回動可能に連結さ
れているので、第1図および第2図に示すように引き伸
ばされた状態において上下方向に曲がることができず、
したがってこの上下方向の荷重に対する一定の剛性をも
つ。このように、左右一対の伸縮支持機構り、 Lは
、トノカバー9が引き出された状態においてその上面の
荷物を支える支持梁として機能する。 なお、本例では、上記伸縮支持機構I7.Lを構成する
リンク部材1).12の車幅方向の位置を、引き伸ばさ
れたときその側縁がトノカバー9の側縁から外側にはみ
だすように設定している。このようにすると、第5図に
示すように、トノカバー9の側縁と荷室側壁のトリム1
7との間に生じるすきまを都合よく解消し、トノカバー
使用時での荷室の見栄えをより向上することができるの
で好都合である。また、引き伸ばされた状態において前
後のリンク部材1).12を連結するピン14が、支持
機構り、Lの両端のビン13.15を結ぶ線より内側に
位置するようにしておくと、トノカバー収納時に両リン
ク部材1).12が必ず内側に折りたたまれるので好都
合である。 本考案は、上述した実施例に限定されるものではない。 上述の実施例では、左右の伸縮支持機構り、Lを、引き
伸ばされたときにトノカバーの左右両縁に沿うように配
置しているが、第6図に示すように、引き伸ばされた状
態での伸縮支持機構り、Lの間隔を狭め、これらがトノ
カバーの両縁から若干内側に位置するようにしてもよい
。このようにすると、トノカバーの幅方向中央部に置が
れた荷物の安定性がより向上する。 また、上述の各実施例では、左右の伸縮支持機構り、L
をトノカバー9の裏側に設けているが、第7図に示すよ
うに、トノカバーの左右側縁の上面に重なるように設け
てもよい。このようにすると、使用状態でのトノカバー
9の側縁がリンク部材1).12によって隠れるため、
トノカバーの端末処理が不要となり、トノカバーの製造
コストが低減される。 さらに、上述の各実施例では、伸縮支持機構I、。 Lの基端部の水平プレートに対する連結を、垂直方向の
ビンを使って両者がトノカバーと平行な面で回動可能と
しているが、この連結部は、ユニバーサル連結であって
もよい。 さらに、巻取り装置は、リヤシートのシートバックの背
面、あるいはテールゲートの内壁等、荷室の前後方向端
部における車体構成部材に取付ければよい。 さらに、伸縮支持機構のリンク数は、3以上であってよ
く、また、その基端部は、巻取り装置が固定される車体
構成部材に連結してよい。また、伸縮支持機構数は、2
以上であってもよい。
図面を本発明の実施例を示し、第1図は本発明にかかる
自動車のトノカバー装置を備えた荷室の斜視図、第2図
はトノカバーを引き出した状態でのトノカバー装置の斜
視図、第3図はトノカバーが収納された状態でのトノカ
バー装置の斜視図、第4図は第2図のIV−IV線に沿
う断面図、第5図は第1図のV−V線に沿う断面図、第
6図および第7図は、他の実施例を示す斜視図である。 5・・・巻取り装置、9・・・トノカバー、1).12
・・・リンク部材、14・・・ピン、L・・・伸縮支持
機構。
自動車のトノカバー装置を備えた荷室の斜視図、第2図
はトノカバーを引き出した状態でのトノカバー装置の斜
視図、第3図はトノカバーが収納された状態でのトノカ
バー装置の斜視図、第4図は第2図のIV−IV線に沿
う断面図、第5図は第1図のV−V線に沿う断面図、第
6図および第7図は、他の実施例を示す斜視図である。 5・・・巻取り装置、9・・・トノカバー、1).12
・・・リンク部材、14・・・ピン、L・・・伸縮支持
機構。
Claims (1)
- (1)荷室の前後方向端部の所定高さ位置に支持された
巻取り装置と、この巻取り装置から荷室前後方向に引き
出されて荷室下部空間を覆う可撓性トノカバーとを備え
るトノカバー装置において、引き出されたトノカバーと
略平行な平面内で折りたたみ可能にピン接合された2以
上のリンク部材からなる伸縮支持機構を、一端を上記ト
ノカバーの先端部に、他端を上記巻取り装置またはその
支持部に連結することにより、少なくとも左右一対設け
たことを特徴とする、自動車におけるトノカバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19231085A JPS6253261A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 自動車におけるトノカバ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19231085A JPS6253261A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 自動車におけるトノカバ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6253261A true JPS6253261A (ja) | 1987-03-07 |
JPH0346328B2 JPH0346328B2 (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=16289144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19231085A Granted JPS6253261A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 自動車におけるトノカバ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6253261A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0478628A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-03-12 | Nhk Spring Co Ltd | シート状物巻取装置 |
US6406083B2 (en) * | 2000-06-09 | 2002-06-18 | Daimlerchrysler Ag | Frame, in particular, for temporary installation in a trunk that opens up into the passenger compartment of a vehicle |
US7004274B2 (en) | 2002-03-29 | 2006-02-28 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Installation structure of battery unit |
JP2007238287A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Seiko Epson Corp | ワーク搬送装置およびワーク搬送方法 |
JP2010137756A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Toyota Boshoku Corp | トノカバー |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5161675B2 (ja) * | 2008-07-04 | 2013-03-13 | 林テレンプ株式会社 | 遮蔽装置 |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP19231085A patent/JPS6253261A/ja active Granted
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0346328B2 (ja) | 1991-07-15 |
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