JPS6250374A - 耐熱性接着剤 - Google Patents
耐熱性接着剤Info
- Publication number
- JPS6250374A JPS6250374A JP60189879A JP18987985A JPS6250374A JP S6250374 A JPS6250374 A JP S6250374A JP 60189879 A JP60189879 A JP 60189879A JP 18987985 A JP18987985 A JP 18987985A JP S6250374 A JPS6250374 A JP S6250374A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- aminophenoxy
- polyamic acid
- formula
- adhesive
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/1046—Polyimides containing oxygen in the form of ether bonds in the main chain
- C08G73/105—Polyimides containing oxygen in the form of ether bonds in the main chain with oxygen only in the diamino moiety
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耐熱性接着剤に関するものであり、特に強力
な接着力と耐熱性に極めて優れた接着剤に関するもので
ある。
な接着力と耐熱性に極めて優れた接着剤に関するもので
ある。
従来、各種の有機合成高分子からなる接着剤が知られて
おり、これ等のうちで耐熱性の優れたものとしては、ポ
リベンズイミダゾール系、ポリイミド系等の接着剤が開
発されている。また前記の接着剤以外にもフッ素系樹脂
、ポリアミドイミド、シリコーン、エポキシノボラック
、エポキシアクリル、ニトリルゴムフェノールまたはポ
リエステル系等の接着剤が開発されているが、これらも
耐熱性の面で満足のいくものは接着力が劣り、逆に接着
力の優れているものは耐熱性が劣るなど充分に満足でき
るものではない。
おり、これ等のうちで耐熱性の優れたものとしては、ポ
リベンズイミダゾール系、ポリイミド系等の接着剤が開
発されている。また前記の接着剤以外にもフッ素系樹脂
、ポリアミドイミド、シリコーン、エポキシノボラック
、エポキシアクリル、ニトリルゴムフェノールまたはポ
リエステル系等の接着剤が開発されているが、これらも
耐熱性の面で満足のいくものは接着力が劣り、逆に接着
力の優れているものは耐熱性が劣るなど充分に満足でき
るものではない。
本発明の目的は、高温で使用しても、使用中、使用後に
おいて接着力の低下しない耐熱性と、より強力な接着力
を有する新規な耐熱性接着剤を得ることにある。
おいて接着力の低下しない耐熱性と、より強力な接着力
を有する新規な耐熱性接着剤を得ることにある。
本発明者らは前記目的を達成するために鋭意研究を行い
、本発明を完成するに至ったものである。
、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明の耐熱性接着剤は、
式(I)
(式中Xは
を表わし、Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基
、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直
接又は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香
族基からなる群より選ばれた4(iIliの基を表わす
。) で表わされる繰り返し単位を有する重合体よりなる耐熱
性接着剤である。
、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直
接又は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香
族基からなる群より選ばれた4(iIliの基を表わす
。) で表わされる繰り返し単位を有する重合体よりなる耐熱
性接着剤である。
本発明の耐熱性接着剤は、前記式(I)で表わされる繰
り返し単位を有する重合体、すなわち前記式(I)で表
わされる繰り返し単位のポリアミド酸および/またはポ
リイミドである。
り返し単位を有する重合体、すなわち前記式(I)で表
わされる繰り返し単位のポリアミド酸および/またはポ
リイミドである。
このような本発明の耐熱性接着剤である重合体はジアミ
ン成分として式(n) (II) で表わされるエーテルジアミン即ち、5−(4−アミノ
フェノキシ) −3−(4−04−アミノフェノキシ
)フェニル) −1,1,3−トリメチルインダンおよ
び/または5−(3−アミノフェノキシ) −3−C4
−(3−アミノフェノキシ)フェニル) −1,1,3
−トリメチルインダンを使用したものであり、これと一
種以上のテトラカルボン酸二無水物とを反応させて得ら
れるポリアミド酸および/またはこれを更に残水環化し
て得られるポリイミドである。
ン成分として式(n) (II) で表わされるエーテルジアミン即ち、5−(4−アミノ
フェノキシ) −3−(4−04−アミノフェノキシ
)フェニル) −1,1,3−トリメチルインダンおよ
び/または5−(3−アミノフェノキシ) −3−C4
−(3−アミノフェノキシ)フェニル) −1,1,3
−トリメチルインダンを使用したものであり、これと一
種以上のテトラカルボン酸二無水物とを反応させて得ら
れるポリアミド酸および/またはこれを更に残水環化し
て得られるポリイミドである。
このようなエーテル結合と芳香族アミノ基を同一分子中
に有するエーテルジアミン類を使用するポリイミドを接
着剤として使用することは全く知られていない。
に有するエーテルジアミン類を使用するポリイミドを接
着剤として使用することは全く知られていない。
これらの重合体は通常、エーテルジアミンをテトラカル
ボン酸二無水物と有機溶媒中で反応させて製造すること
ができる。
ボン酸二無水物と有機溶媒中で反応させて製造すること
ができる。
この方法で使用されるテトラカルボン酸二無水物は、式
(I[I) (式中、Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、
単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接
又は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族
基からなる群より選ばれた4価の基を表わす。) で表わされるテトラカルボン酸二無水物である。
(I[I) (式中、Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、
単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接
又は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族
基からなる群より選ばれた4価の基を表わす。) で表わされるテトラカルボン酸二無水物である。
即ち、使用されるテトラカルボン酸二無水物としては、
例えば、エチレンテトラカルボン酸二無水物、シクロベ
ンクンカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、
3,3:4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二
無水物、2.2;3.s’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物、3,3;4.t’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水物、2,2: 3,3’ −ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物、2.2−ビス(3,4−
ジカルボキシフェニル)プロパンニ無水物、2.2−ビ
ス(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパンニ無水物
、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテルジア
ミン、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン
ニ無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニ
ル)エタンニ無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェ
ニル)メタンニ無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)メタンニ無水物、2.3,6.7−ナフタレン
テトラカルボン酸二無水物、1.4,5.8−ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物、L2,5.6−ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物、1.2,3.4−ベンゼ
ンテトラカルボン酸二無水物、3゜4.9.10−ペリ
レンテトラカルボン酸二無水物、2゜3.6.7−アン
トラセンテトラカルボン酸二無水物、1.2,7.8−
フェナントレンテトラカルボン酸二無水物などがあげら
れる。
例えば、エチレンテトラカルボン酸二無水物、シクロベ
ンクンカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、
3,3:4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二
無水物、2.2;3.s’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物、3,3;4.t’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水物、2,2: 3,3’ −ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物、2.2−ビス(3,4−
ジカルボキシフェニル)プロパンニ無水物、2.2−ビ
ス(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパンニ無水物
、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテルジア
ミン、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン
ニ無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニ
ル)エタンニ無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェ
ニル)メタンニ無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)メタンニ無水物、2.3,6.7−ナフタレン
テトラカルボン酸二無水物、1.4,5.8−ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物、L2,5.6−ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物、1.2,3.4−ベンゼ
ンテトラカルボン酸二無水物、3゜4.9.10−ペリ
レンテトラカルボン酸二無水物、2゜3.6.7−アン
トラセンテトラカルボン酸二無水物、1.2,7.8−
フェナントレンテトラカルボン酸二無水物などがあげら
れる。
これら、テトラカルボン酸二無水物は単独あるいは2種
以上混合して用いられる。
以上混合して用いられる。
重合体の生成反応は通常、有機溶媒中で実施する。この
反応に用いる有機溶媒としては、例えば、N、N−ジメ
チルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N
、N−ジエチルアセトアミド、N、N−ジメチルメトキ
シアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、 1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチルカプ
ロラクタム、1.2−ジメトキシエタン、ビス(2−メ
トキシエチル)エーテル、 1,2−ビス(2−メトキ
シエトキシ)エタン、ビス(2−(2−メトキシエトキ
シ)エチル〕エーテル、テトラヒドロフラン、 1.3
−ジオキサン、 1,4−ジオキサン、ピリジン、ピコ
リン、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、テト
ラメチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミドなどが挙げ
られる。またこれらの有機溶剤は単独でも或いは2種以
上混合して用いても差し支えない。
反応に用いる有機溶媒としては、例えば、N、N−ジメ
チルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N
、N−ジエチルアセトアミド、N、N−ジメチルメトキ
シアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、 1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチルカプ
ロラクタム、1.2−ジメトキシエタン、ビス(2−メ
トキシエチル)エーテル、 1,2−ビス(2−メトキ
シエトキシ)エタン、ビス(2−(2−メトキシエトキ
シ)エチル〕エーテル、テトラヒドロフラン、 1.3
−ジオキサン、 1,4−ジオキサン、ピリジン、ピコ
リン、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、テト
ラメチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミドなどが挙げ
られる。またこれらの有機溶剤は単独でも或いは2種以
上混合して用いても差し支えない。
反応温度は通常60℃以下、好ましくは50 ’C以下
である。
である。
反応圧力は特に限定されず、常圧で十分実施できる。
反応時間は、使用するテトラカルボン酸二無水物、エー
テルジアミン、溶剤の種類および反応温度により異なり
、ポリアミド酸の生成が完了するに十分な時間反応させ
る。通常4〜24時間で充分である。
テルジアミン、溶剤の種類および反応温度により異なり
、ポリアミド酸の生成が完了するに十分な時間反応させ
る。通常4〜24時間で充分である。
このような反応により、下記式(I)に於てXが
00 (Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、単環式
芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接又は架
橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基から
なる群より選ばれた4価の基を表わす。) である繰り返し単位を有するポリアミド酸が得られる。
00 (Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、単環式
芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接又は架
橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基から
なる群より選ばれた4価の基を表わす。) である繰り返し単位を有するポリアミド酸が得られる。
さらに得られたポリアミド酸を100〜300℃に加熱
脱水すること、あるいは無水酢酸などの脱水剤で化学処
理することにより、下記式(I)に於て Xが 00 11]1 (Rは上記と同様である。) である繰り返し単位を有する対応するポリイミドが得ら
れる。
脱水すること、あるいは無水酢酸などの脱水剤で化学処
理することにより、下記式(I)に於て Xが 00 11]1 (Rは上記と同様である。) である繰り返し単位を有する対応するポリイミドが得ら
れる。
かくして得られた重合体を接着剤として使用するに際し
ては、 (I1主として上記ポリアミド酸を含有する接着剤溶液
として使用する場合と、 (2)主として上記ポリイミドを使用する場合とに大別
される。
ては、 (I1主として上記ポリアミド酸を含有する接着剤溶液
として使用する場合と、 (2)主として上記ポリイミドを使用する場合とに大別
される。
(I)の場合、主として上記ポリアミド酸を含有する接
着剤溶液とは、ポリアミド酸を有機溶媒に溶解した溶液
であり、有機溶媒中でエーテルジアミンとテトラカルボ
ン酸二無水物とを反応させて得られたポリアミド酸を含
有する反応生成液であってもよい。またポリアミド酸を
主成分とし、これにポリアミド酸の環化物であるポリイ
ミドを含有するものであってもよい。したがって、ポリ
アミド酸を含有する接着剤溶液とは、ポリイミドを一部
含有する溶液または)懸濁液であってもよい。
着剤溶液とは、ポリアミド酸を有機溶媒に溶解した溶液
であり、有機溶媒中でエーテルジアミンとテトラカルボ
ン酸二無水物とを反応させて得られたポリアミド酸を含
有する反応生成液であってもよい。またポリアミド酸を
主成分とし、これにポリアミド酸の環化物であるポリイ
ミドを含有するものであってもよい。したがって、ポリ
アミド酸を含有する接着剤溶液とは、ポリイミドを一部
含有する溶液または)懸濁液であってもよい。
このようなポリアミド酸を含有する接着剤を使用する場
合は、貼合わすべき被接着物にポリアミド酸接着剤の薄
い層を被着し、ついで被着した被接着物を空気中で所要
時間、220°C程度に予熱して過剰の溶剤を除去し、
ポリアミド酸接着剤を、より安定なポリイミドに転化し
、次いで1〜1000kg / cotの圧力、50〜
400°Cの温度で圧着し、 100〜400℃の温度
でキュアさせると、被接着物を強固に接着することがで
きる。
合は、貼合わすべき被接着物にポリアミド酸接着剤の薄
い層を被着し、ついで被着した被接着物を空気中で所要
時間、220°C程度に予熱して過剰の溶剤を除去し、
ポリアミド酸接着剤を、より安定なポリイミドに転化し
、次いで1〜1000kg / cotの圧力、50〜
400°Cの温度で圧着し、 100〜400℃の温度
でキュアさせると、被接着物を強固に接着することがで
きる。
(2)の場合、上記ポリイミドとは上記のポリアミド酸
を加熱残水、あるいは無水酢酸などの塩水剤で化学処理
して例えばフィルム状にしたもの、または粉状にした実
質的にポリイミドそのものである。また、上記のポリア
ミド酸を一部含有しても差し支えない。
を加熱残水、あるいは無水酢酸などの塩水剤で化学処理
して例えばフィルム状にしたもの、または粉状にした実
質的にポリイミドそのものである。また、上記のポリア
ミド酸を一部含有しても差し支えない。
このような実質的にポリイミドを使用する場合は、フィ
ルムまたは粉末を被接着物の間に挿入し、1〜1000
kg / cotの圧力、50〜400°Cの温度で圧
着し、 100〜400°Cの温度でキュアさせると、
接着物質を強固に接着することができる。
ルムまたは粉末を被接着物の間に挿入し、1〜1000
kg / cotの圧力、50〜400°Cの温度で圧
着し、 100〜400°Cの温度でキュアさせると、
接着物質を強固に接着することができる。
以下、本発明を合成例および実施例により詳細に説明す
る。
る。
合成例−1
本発明に用いられる5〜(4−アミノフェノキシ)−3
−(414−アミノフェノキシ)フェニル) −1,1
,3−トリメチルインダンは次の如くして得られた。
−(414−アミノフェノキシ)フェニル) −1,1
,3−トリメチルインダンは次の如くして得られた。
かきまぜ機、温度計を備えた反応器に5−ヒドロキシ−
3−(4−ヒドロキシフェニル) −1,1,3−トリ
メチルインダン67.1g (0,25モル)、4−ク
ロロニトロベンゼン86.7g (0,55モル)およ
びジメチルスルホキシド250m1を装入し、窒素ガス
を通気させながら昇温して温度を100℃〜110℃に
保った。
3−(4−ヒドロキシフェニル) −1,1,3−トリ
メチルインダン67.1g (0,25モル)、4−ク
ロロニトロベンゼン86.7g (0,55モル)およ
びジメチルスルホキシド250m1を装入し、窒素ガス
を通気させながら昇温して温度を100℃〜110℃に
保った。
次に45%カセイソーダ49g (0,55モル)を同
温度で 1時間かけて滴下した。滴下後、2時間反応を
行って終了した。
温度で 1時間かけて滴下した。滴下後、2時間反応を
行って終了した。
反応終了後、ろ過して無機塩を除いたのち蒸発器で減圧
濃縮した。この濃縮残査に水500m ji!を加えて
かきまぜると結晶化した。ろ過、水洗後、乾燥して12
6.7gの5−(4−ニトロフェノキシ)−3−[4−
(4−ニトロフェノキシ)フェニル) −1,1,3−
トリメチルインダンを得た(収率99.3%)。これを
エタノールで再結晶して白色針状の純品を得た。融点は
214.5〜215.5°Cであり元素分析の結果は次
のとおりである。
濃縮した。この濃縮残査に水500m ji!を加えて
かきまぜると結晶化した。ろ過、水洗後、乾燥して12
6.7gの5−(4−ニトロフェノキシ)−3−[4−
(4−ニトロフェノキシ)フェニル) −1,1,3−
トリメチルインダンを得た(収率99.3%)。これを
エタノールで再結晶して白色針状の純品を得た。融点は
214.5〜215.5°Cであり元素分析の結果は次
のとおりである。
元素分析 (C30H?BN20G )CHN
計算値(%)70.58 5.13 5.49測定値(
%) 70.6 5.05 5.51次に、か
きまぜ機、温度計を備えた密閉型還元反応器に上記5−
(4−ニトロフェノキシ) −3−C4−(4−ニトロ
フェノキシ)フェニル) −1,1,3−1−リメチル
インダン10.21g (0,02モル)、5%Pd/
C触媒0.3gおよびエタノール30m Aを装入し
、激しくかきまぜながら水素ガスを導入した。反応温度
62〜68℃で4時間行ったところ2760m lの水
素を吸収し、これ以上の吸収が認められなくなったので
反応を終了した。反応終了後、ろ過して触媒を除き、蒸
発器で濃縮して溶剤を回収した。
%) 70.6 5.05 5.51次に、か
きまぜ機、温度計を備えた密閉型還元反応器に上記5−
(4−ニトロフェノキシ) −3−C4−(4−ニトロ
フェノキシ)フェニル) −1,1,3−1−リメチル
インダン10.21g (0,02モル)、5%Pd/
C触媒0.3gおよびエタノール30m Aを装入し
、激しくかきまぜながら水素ガスを導入した。反応温度
62〜68℃で4時間行ったところ2760m lの水
素を吸収し、これ以上の吸収が認められなくなったので
反応を終了した。反応終了後、ろ過して触媒を除き、蒸
発器で濃縮して溶剤を回収した。
次に、この濃縮残査に製塩M6.5gと20%イソプロ
パツール水溶液50m1を加え、加熱溶解させたのち徐
冷すると5−(4−アミノフェノキシ) −3−(4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル) −’1,1.3
− )リメチルインダンの塩酸塩の結晶が析出した。こ
れをろ別したのち、70%イソプロパツール水溶液50
mp中でアンモニア水により中和した。冷却放置すると
白色針状の結晶が析出した。これは目的物の5−(4−
アミノフェノキシ)−3−(4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル) −1,1,3−1−リメチルインダン
であり、ろ過、洗浄後乾燥して7.9gを得た(収率8
7.6%)。融点135〜136.5℃。
パツール水溶液50m1を加え、加熱溶解させたのち徐
冷すると5−(4−アミノフェノキシ) −3−(4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル) −’1,1.3
− )リメチルインダンの塩酸塩の結晶が析出した。こ
れをろ別したのち、70%イソプロパツール水溶液50
mp中でアンモニア水により中和した。冷却放置すると
白色針状の結晶が析出した。これは目的物の5−(4−
アミノフェノキシ)−3−(4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル) −1,1,3−1−リメチルインダン
であり、ろ過、洗浄後乾燥して7.9gを得た(収率8
7.6%)。融点135〜136.5℃。
元素分析 (C30H3ON202 )CHN
計算値(%) 79.97 6.71 6.2
2測定値(%’) 80.02 6.73 6
.17NMRスペクトル 測定溶媒;アセトン−0
8測定温度−室温 1.05 ppm (3H−重線)1.35
ppm (3H−重線)1−65 pp
m (3H−重線)2.25〜2.75ppm
(2H多重線)3.2〜4.2 ppm (
4H−重線)6.6〜7.35ppm (I58多
重線)MSスペクトル (I’l /e ) M+450、435、312、250、217、108
合成例−2 本発明に用いられる5−(3−アミノフェノキシ)−3
−C4−(3−アミノフェノキシ)フェニル) −1,
1,3−トリメチルインダンは次の如くして得られた。
2測定値(%’) 80.02 6.73 6
.17NMRスペクトル 測定溶媒;アセトン−0
8測定温度−室温 1.05 ppm (3H−重線)1.35
ppm (3H−重線)1−65 pp
m (3H−重線)2.25〜2.75ppm
(2H多重線)3.2〜4.2 ppm (
4H−重線)6.6〜7.35ppm (I58多
重線)MSスペクトル (I’l /e ) M+450、435、312、250、217、108
合成例−2 本発明に用いられる5−(3−アミノフェノキシ)−3
−C4−(3−アミノフェノキシ)フェニル) −1,
1,3−トリメチルインダンは次の如くして得られた。
かきまぜ機、温度計および還流冷却器を備えた反応器に
5−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−L
L3−トリメチルインダン67.1g (0,25モル
)、トジニトロベンゼン10.09g 、< 0.6モ
ル)、無水炭酸カリウム69.1g (0,5モル)お
よびN、N−ジメチルホルムアミド650m1を装入し
、窒素ガスを通気させながらかきまぜて反応を行った。
5−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−L
L3−トリメチルインダン67.1g (0,25モル
)、トジニトロベンゼン10.09g 、< 0.6モ
ル)、無水炭酸カリウム69.1g (0,5モル)お
よびN、N−ジメチルホルムアミド650m1を装入し
、窒素ガスを通気させながらかきまぜて反応を行った。
反応は温度150〜153℃で7時間行って終了した。
反応後、ろ過して無機塩を除いたのち蒸発器で減圧濃縮
した。この濃縮残査は褐色油状でありメチルセロルブ2
80m (lと水20m1を加えて加熱熔解させ放冷す
ると結晶化した。これをろ過、洗浄後、乾燥して112
.5gの5−(3−ニトロフェノキシ)−3−(4−(
3−ニトロフェノキシ)フェニル) −LL、3−トリ
メチルインダンを得た(収率88.1%)。
した。この濃縮残査は褐色油状でありメチルセロルブ2
80m (lと水20m1を加えて加熱熔解させ放冷す
ると結晶化した。これをろ過、洗浄後、乾燥して112
.5gの5−(3−ニトロフェノキシ)−3−(4−(
3−ニトロフェノキシ)フェニル) −LL、3−トリ
メチルインダンを得た(収率88.1%)。
これをエタノールで再結晶して淡黄色針状の純品を得た
。融点は90〜92℃であり元素分析の結果は次のとお
りである。
。融点は90〜92℃であり元素分析の結果は次のとお
りである。
元素分析 (C3oH28N20G)
CHN
計算値(%) 70.58 5.]、3 5.
49測定値(%) 70.62 5.18 5
.43次に、かきまぜ機、温度計を備えた密閉型還元反
応器に上記5−(3−ニトロフェノキシ)−3〜 〔4
−(3−ニトロフェノキシ)フェニル) −1,1,3
−トリメチルインダン10.21g (0,02モル)
、5%Pd/ C触媒0.3gおよびエタノール30m
lを装入し、激しくかきまぜながら水素ガスを導入し
た。
49測定値(%) 70.62 5.18 5
.43次に、かきまぜ機、温度計を備えた密閉型還元反
応器に上記5−(3−ニトロフェノキシ)−3〜 〔4
−(3−ニトロフェノキシ)フェニル) −1,1,3
−トリメチルインダン10.21g (0,02モル)
、5%Pd/ C触媒0.3gおよびエタノール30m
lを装入し、激しくかきまぜながら水素ガスを導入し
た。
反応温度62〜68℃で4時間行ったところ2760m
12の水素を吸収し、これ以上の吸収が認められなく
なったので反応を終了した。反応終了後、ろ過して触媒
を除き、蒸発器で濃縮して溶剤を回収した。
12の水素を吸収し、これ以上の吸収が認められなく
なったので反応を終了した。反応終了後、ろ過して触媒
を除き、蒸発器で濃縮して溶剤を回収した。
次に、この濃縮残査に濃塩酸6.5gと20%イソプロ
パツール水溶液50m1を加え、加熱溶解させたのち、
活性炭を加えて熱ろ過した。
パツール水溶液50m1を加え、加熱溶解させたのち、
活性炭を加えて熱ろ過した。
このろ液を希アンモニア水に滴下させると沈澱が析出し
た。これは目的物の5−(3−アミノフェノキシ) −
3−(4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕−1,
L3−1−リメチルインダンであり、ろ過、洗浄後乾燥
して8.5gを得た(収率94.3%)。融点70〜7
2°C0 元素分析 (C30H3ON202 )C)TN 計算値(%) 79.97 6.71 6.2
2測定値(%) 80.12 6.76 6.
2ONMRスペクトル 測定溶媒:アセトン−DC
測定温度:室温 1.05 ppm (3H−重線)1.35
ppm (38−重線)1.65 pp
m ’(3H−重線)2.3〜2.5 ppm
(2H多重線)3.6〜4.2ppm (4N
−重線)6.0〜7.3 ppm (I58多
重線)MSスペクトル (M/e) M+450、435、312、250、218実施例−
1 かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた容器
に、5−(4−アミノフェノキシ) −3−(4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル) −1,1,3−1−
リメチルインダン4.5g (0,01モル)とN、N
−ジメチルアセトアミド 20.0gを装入し、室温で
窒素雰囲気下に、ピロメリット酸二無水物 2.18g
(0,01モル)を溶液温度が30℃を越えない様
に注意しながら分割して加え室温で約20時間かきまぜ
た。
た。これは目的物の5−(3−アミノフェノキシ) −
3−(4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕−1,
L3−1−リメチルインダンであり、ろ過、洗浄後乾燥
して8.5gを得た(収率94.3%)。融点70〜7
2°C0 元素分析 (C30H3ON202 )C)TN 計算値(%) 79.97 6.71 6.2
2測定値(%) 80.12 6.76 6.
2ONMRスペクトル 測定溶媒:アセトン−DC
測定温度:室温 1.05 ppm (3H−重線)1.35
ppm (38−重線)1.65 pp
m ’(3H−重線)2.3〜2.5 ppm
(2H多重線)3.6〜4.2ppm (4N
−重線)6.0〜7.3 ppm (I58多
重線)MSスペクトル (M/e) M+450、435、312、250、218実施例−
1 かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた容器
に、5−(4−アミノフェノキシ) −3−(4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル) −1,1,3−1−
リメチルインダン4.5g (0,01モル)とN、N
−ジメチルアセトアミド 20.0gを装入し、室温で
窒素雰囲気下に、ピロメリット酸二無水物 2.18g
(0,01モル)を溶液温度が30℃を越えない様
に注意しながら分割して加え室温で約20時間かきまぜ
た。
得られたポリアミド酸の35°c、 N、N−ジメチ
ルアセトアミド溶剤中0.5%濃度での対数粘度(以下
同様。)は、2.04dl/ gであった。このアミド
酸溶液をトリクロロエチレン洗浄した冷間圧延鋼板(J
IS G31415pcc/ SD、 25X 100
’A 1.6貫no(以下同様。)に塗布し、 10
0℃で1時間、220°Cで1時間加熱乾燥した後、冷
間圧延鋼板を重ねて340℃、20kg / calで
5分間加圧圧着した。このものの引張りせん断接着強さ
は室温で270 kg / calであり、240℃の
高温下で測定したところ210kg/−であった、(測
定方法はJIS−に6848及び6850に拠る。以下
同様。)またこのポリアミド酸溶液の一部を取りガラス
板上にキャストした後100℃。
ルアセトアミド溶剤中0.5%濃度での対数粘度(以下
同様。)は、2.04dl/ gであった。このアミド
酸溶液をトリクロロエチレン洗浄した冷間圧延鋼板(J
IS G31415pcc/ SD、 25X 100
’A 1.6貫no(以下同様。)に塗布し、 10
0℃で1時間、220°Cで1時間加熱乾燥した後、冷
間圧延鋼板を重ねて340℃、20kg / calで
5分間加圧圧着した。このものの引張りせん断接着強さ
は室温で270 kg / calであり、240℃の
高温下で測定したところ210kg/−であった、(測
定方法はJIS−に6848及び6850に拠る。以下
同様。)またこのポリアミド酸溶液の一部を取りガラス
板上にキャストした後100℃。
200℃、300℃で各々1時間加熱してポリイミドフ
ィルムを得た。このポリイミドフィルムのガラス転移温
度は297℃(TMA針人法人法定。以下同様。)、ま
た空気中での5%重量減少温度は515”C(DTA−
TGで測定。以下同様。)であった。
ィルムを得た。このポリイミドフィルムのガラス転移温
度は297℃(TMA針人法人法定。以下同様。)、ま
た空気中での5%重量減少温度は515”C(DTA−
TGで測定。以下同様。)であった。
実施例−2
実施例−1と同様な反応容器に5−(4−アミノフェノ
キシ) −3−(4−(4−7ミノフエノキシ)フェ
ニル〕−1,1,3−)リメチルインダン45.0g
(0,1モル)とN、N−ジメチルアセトアミド23
1.6.を装入し、室温で窒素雰囲気下に、3,374
.4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物32
.2g (0,1モル)を溶液温度が30℃を越えな
い様に注意しながら分割して加え、室温で約20時間か
きまぜた。
キシ) −3−(4−(4−7ミノフエノキシ)フェ
ニル〕−1,1,3−)リメチルインダン45.0g
(0,1モル)とN、N−ジメチルアセトアミド23
1.6.を装入し、室温で窒素雰囲気下に、3,374
.4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物32
.2g (0,1モル)を溶液温度が30℃を越えな
い様に注意しながら分割して加え、室温で約20時間か
きまぜた。
得られたポリアミド酸の対数粘度は1.45dl/gで
あった。このポリアミド酸溶液の一部を取り、ガラス板
上にキャストした後100℃、200℃、300℃で各
々1時間加熱して淡黄色透明のポリイミドフィルムを得
た。このポリイミドフィルムのガラス転移温度は262
℃、また空気中での5%重量減少温度は508℃であっ
た。またこのポリイミドフィルムの引張り強さは13.
2kg/mJ、引張り伸び率は10%であった。(測定
方法はともにASTM D−882に拠る。以下同様。
あった。このポリアミド酸溶液の一部を取り、ガラス板
上にキャストした後100℃、200℃、300℃で各
々1時間加熱して淡黄色透明のポリイミドフィルムを得
た。このポリイミドフィルムのガラス転移温度は262
℃、また空気中での5%重量減少温度は508℃であっ
た。またこのポリイミドフィルムの引張り強さは13.
2kg/mJ、引張り伸び率は10%であった。(測定
方法はともにASTM D−882に拠る。以下同様。
)このポリイミドフィルムを130℃に予備加熱した冷
間圧延鋼板間に挿入し、340℃、20kg / cr
Aで5分間加圧圧着させた。このものの室温での引張り
せん断接着強さは254kg / crAであり、24
0°Cの高温下で測定したところ201kg/(Jlで
あった。
間圧延鋼板間に挿入し、340℃、20kg / cr
Aで5分間加圧圧着させた。このものの室温での引張り
せん断接着強さは254kg / crAであり、24
0°Cの高温下で測定したところ201kg/(Jlで
あった。
実施例−3
実施例−1と同様な反応容器に、5−<3−アミノフェ
ノキシ) −3−(4−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル) −1,1,3−1−リメチルインダン4.5g
(0,0Lモル)とN、N−ジメチルアセトアミド2
0.0gを装入し、室温で窒素雰囲気下に、ピロメリッ
ト酸二無水物2、18g (0,01モル)を溶液温
度が30℃を越えない様に注意しながら分割して加え、
室温で約20時間かきまぜた。かくして得られたポリア
ミド酸の対数粘度は 1.90dl/gであった。この
ポリアミド酸溶液の一部を取り、ガラス板上にキャスト
した後、100℃、200℃、300℃で各々1時間加
熱してポリイミドフィルムを得た。このポリイミドフィ
ルムのガラス転移温度は237℃、空気中での5%重量
減少温度は503℃であった。またこのポリイミドフィ
ルムの引張り強さは8.9kg / mn?、引張り伸
び率は6%であった。さらにこのポリイミドフィルムを
130℃に予備加熱した冷間圧延鋼板間に挿入し、34
0℃、20kg / ctで5分間加圧圧着させた。こ
のものの室温での引張りせん断接着強さは320kir
/ cI(であり、220℃の高温下での引張りせん
断接着強さは225kg / cIAであった。
ノキシ) −3−(4−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル) −1,1,3−1−リメチルインダン4.5g
(0,0Lモル)とN、N−ジメチルアセトアミド2
0.0gを装入し、室温で窒素雰囲気下に、ピロメリッ
ト酸二無水物2、18g (0,01モル)を溶液温
度が30℃を越えない様に注意しながら分割して加え、
室温で約20時間かきまぜた。かくして得られたポリア
ミド酸の対数粘度は 1.90dl/gであった。この
ポリアミド酸溶液の一部を取り、ガラス板上にキャスト
した後、100℃、200℃、300℃で各々1時間加
熱してポリイミドフィルムを得た。このポリイミドフィ
ルムのガラス転移温度は237℃、空気中での5%重量
減少温度は503℃であった。またこのポリイミドフィ
ルムの引張り強さは8.9kg / mn?、引張り伸
び率は6%であった。さらにこのポリイミドフィルムを
130℃に予備加熱した冷間圧延鋼板間に挿入し、34
0℃、20kg / ctで5分間加圧圧着させた。こ
のものの室温での引張りせん断接着強さは320kir
/ cI(であり、220℃の高温下での引張りせん
断接着強さは225kg / cIAであった。
実施例−4
実施例−1と同様な反応容器に5−(3−アミノフェノ
キシ) −3−C4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル) −1,1,3−トリメチルインダン4.5g (
0,01モル)とN、N−ジメチルアセトアミド23.
2gを装入し、室温で窒素雰囲気下に、3,3;4,4
′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物3.22
g (0,01モル)を溶液温度が30℃を越えない
様に注意しながら分割して加え、室温で約20時間かき
まぜた。かくして得られたポリアミド酸の対数粘度は1
.25aJ/gであった。このポリアミド酸溶液の一部
を取り、ガラス板上にキャストした後、 100℃、
200℃、 300℃で各々1時間加熱してポリイミド
フィルムを得た。
キシ) −3−C4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル) −1,1,3−トリメチルインダン4.5g (
0,01モル)とN、N−ジメチルアセトアミド23.
2gを装入し、室温で窒素雰囲気下に、3,3;4,4
′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物3.22
g (0,01モル)を溶液温度が30℃を越えない
様に注意しながら分割して加え、室温で約20時間かき
まぜた。かくして得られたポリアミド酸の対数粘度は1
.25aJ/gであった。このポリアミド酸溶液の一部
を取り、ガラス板上にキャストした後、 100℃、
200℃、 300℃で各々1時間加熱してポリイミド
フィルムを得た。
このポリイミドフィルムのガラス転移温度は214℃、
空気中での5%重重量減湯温は507℃であった。また
このポリイミドフィルムの引張り強さは14.8kg/
nJ、引張り伸び率は9%であった。さらにこのポリイ
ミドフィルムを130℃に予備加熱した冷間圧延鋼板間
に挿入し、340℃、20kg/cutで5分間加圧圧
着させた。このものの室温での引張りせん断接着強さは
300kg / cnlであり、200℃の高温下での
引張りせん断接着強さは218kg/adであった。
空気中での5%重重量減湯温は507℃であった。また
このポリイミドフィルムの引張り強さは14.8kg/
nJ、引張り伸び率は9%であった。さらにこのポリイ
ミドフィルムを130℃に予備加熱した冷間圧延鋼板間
に挿入し、340℃、20kg/cutで5分間加圧圧
着させた。このものの室温での引張りせん断接着強さは
300kg / cnlであり、200℃の高温下での
引張りせん断接着強さは218kg/adであった。
本発明は耐熱性を低下させることなく、強力な接着力を
示し、とくに高温時においても高い接着力を維持できる
接着剤を提供するものである。
示し、とくに高温時においても高い接着力を維持できる
接着剤を提供するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Xは ▲数式、化学式、表等があります▼および/または▲数
式、化学式、表等があります▼ を表わし、Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基
、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直
接又は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香
族基からなる群より選ばれた4価の基を表わす。) で表わされる繰り返し単位を有する重合体よりなる耐熱
性接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189879A JPS6250374A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 耐熱性接着剤 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189879A JPS6250374A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 耐熱性接着剤 |
FR8618369A FR2609037B1 (fr) | 1986-12-30 | 1986-12-30 | Nouveau polyimide contenant des motifs indane, son procede de preparation et son utilisation en tant qu'adhesif |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250374A true JPS6250374A (ja) | 1987-03-05 |
JPH0574636B2 JPH0574636B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=9342442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60189879A Granted JPS6250374A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 耐熱性接着剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6250374A (ja) |
FR (1) | FR2609037B1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6446807A (en) * | 1987-08-17 | 1989-02-21 | Mitsui Petrochemical Ind | Amorphous marking substance for magnetic guidance |
US5494996A (en) * | 1993-01-21 | 1996-02-27 | Mitsui Toatsu Chemicals Inc. | Polyimide resin composition |
JP2008244857A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | National Institutes Of Natural Sciences | 導波管接合器 |
JP2009024838A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 密封構造体 |
WO2015162901A1 (ja) * | 2014-04-24 | 2015-10-29 | Jfeケミカル株式会社 | ポリアミド酸組成物およびポリイミド組成物 |
JP2015209455A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | Jfeケミカル株式会社 | ポリアミド酸組成物およびポリイミド組成物 |
JP2015214680A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-12-03 | Jfeケミカル株式会社 | ポリアミド酸組成物およびポリイミド組成物 |
JP2018012671A (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | Jfeケミカル株式会社 | ビスマレイミド化合物およびその製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2997075B1 (en) | 2013-05-17 | 2021-12-15 | FujiFilm Electronic Materials USA, Inc. | Novel polymer and thermosetting composition containing same |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP60189879A patent/JPS6250374A/ja active Granted
-
1986
- 1986-12-30 FR FR8618369A patent/FR2609037B1/fr not_active Expired
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6446807A (en) * | 1987-08-17 | 1989-02-21 | Mitsui Petrochemical Ind | Amorphous marking substance for magnetic guidance |
US5494996A (en) * | 1993-01-21 | 1996-02-27 | Mitsui Toatsu Chemicals Inc. | Polyimide resin composition |
JP2008244857A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | National Institutes Of Natural Sciences | 導波管接合器 |
JP2009024838A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 密封構造体 |
WO2015162901A1 (ja) * | 2014-04-24 | 2015-10-29 | Jfeケミカル株式会社 | ポリアミド酸組成物およびポリイミド組成物 |
JP2015209455A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | Jfeケミカル株式会社 | ポリアミド酸組成物およびポリイミド組成物 |
JP2015214680A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-12-03 | Jfeケミカル株式会社 | ポリアミド酸組成物およびポリイミド組成物 |
KR20160136406A (ko) | 2014-04-24 | 2016-11-29 | 제이에프이 케미칼 가부시키가이샤 | 폴리아미드산 조성물 및 폴리이미드 조성물 |
US10174165B2 (en) | 2014-04-24 | 2019-01-08 | Jfe Chemical Corporation | Poly(amic acid) composition and polyimide composition |
JP2018012671A (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | Jfeケミカル株式会社 | ビスマレイミド化合物およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0574636B2 (ja) | 1993-10-18 |
FR2609037A1 (fr) | 1988-07-01 |
FR2609037B1 (fr) | 1989-11-17 |
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