JPS62502661A - 形質転換された酵母及びヒルジンの製造方法 - Google Patents

形質転換された酵母及びヒルジンの製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 形質転換酵母によるヒルジンの発現 るDNA配列を発現するためのベクター、これらのベクターにより形質転換され た酵母の培養培地中へのヒルジンの分泌、および醗酵により活性なヒルジンを得 ることのできるプロセス並びに得られたヒルジンに関するものである。
医用ヒル(Hlrudo medieinalis )の唾液腺中に存在する抗 凝血活性の原因物質は、ヒルジンとして知られる小型ポリペプチドである(1) 。この極めて特異的な、極めて有効なトロンビン阻害剤は、極めて有用な治療剤 を提供する可能性があるため、最近では、広く研究されている。しかしながら、 それの単離及び精製が極めて困難であり、費用がかさむため、あまり広く用いら れるに至っておらず、更には、臨床の立場から研究する可能性さえ排除されてき た。
組換えDNA技法を用いて遺伝子をクローニングし、発現させてヒルジンを製造 することの可能なことは、既に、ヒルジンをコードする天然のヒル遺伝子の微生 物旦。
coltでのクローニング及び発現(1984年3月27日出願の本出願人名義 のフランス特許出願第84104゜755号)により証明されている。E、 c oli中で生物学的活性をもつペプチドを産生させることは可能となっていても 、他のタイプの微生物中でヒルジンを産生させることは極めて重要である。実際 、ヒルジンを臨床的に使用するには、製品が極めて高い純度をもっことが要求さ れ、発熱性汚染物の除去が、大腸菌抽出物からのヒルジンの精製に当っての問題 となりうる。
離、精製しなければならない。こうした理由で、ヒトに対し発熱性又は毒性を示 す物質を生産せず、かつ培地中へ蛋白質を分泌できる酵母内で、ヒルジン遺伝子 を発現させることは有用である。
抗凝血剤としてのヒルジンの作用機構は、解明されはじめたばかりである。ヒル ジンが結合する基質は、トロンビンであり、このトロンビンは、酵母前駆体(チ モーゲン)であるプロトロンビンから活性化(活性化された楯X因子による)さ れると、循環血中のフィブリノーゲンを切断して、これを血液凝塊(クロット) の形成に必要なフィブリンに変換する蛋白質分解酵母である。1:1トロンビン −ヒルジン複合体の解離定数(0,3x10−IQ)は、これらの分子間の会合 が極めて強いことを示している(2)。実際上、これら2分子間の非共有結合に よる複合体は、生体内で解離不可能と考えうる。
天然の基質であるフィブリノーゲンよりもずっと高い親和性をもつ。しかも、他 の凝固因子又は他の血漿成分が存在することは必要でない。ヒルジンの抗トロン ビン作用が特異的でかつ極めて強力であるため、これを抗凝血剤として臨床的に 使用できることは明かである。
ヒルジンは、その抗凝血性のため、動物ではかなりの程度まで研究されている。
最も詳細な研究(3)は、ラットでの静脈血栓症、血管閉塞及び播種住血管内凝 固(D I C)の予防におけるヒルジンの作用を記述している。ヒルジンは、 極めて精製された形で静脈内投与されたときには、ラット、イヌ、ウサギ及びマ ウスによく忍容される。マウスでのLD5oは、体重1kg当り50万単位(即 ち60 m g / k g )以上である。他の研究(4)は、静脈内投与、 皮下投与とも、マウスはIg/kgまでの用量に耐え、ウサギはlomg/kg まで忍容することを示している。マウスでは、2週間の反復注射では感作反応に 至らない。
また、実験動物では、ヒルジンは、腎を介して、朱だ活性のある形で速やかに排 泄される(半減期は1時間のオーダーである)(3)。
別の2つの研究、一つはイヌを用いたもの(5)、他はラットでのDICの予防 におけるヒルジンの活性を示したもの(6)は、マルクヴアルト(M arkw ardt)らの正の結果と一致している。これらの研究者は、ヒトの止血系に対 する天然ヒルジンの作用の初めての生体内解析を最近発表している(7)。何ら の毒性副作用の徴候もなく、期待通りの生物学的効果を被験者は示した。
ヒルジンがブタでの内毒素誘発DICを防止しく8)、かくしてブタで高い致死 率をもたらす内毒素血症が惹起する極めて重大な問題を解決しうるちのとなるこ とを証明することもできた。
ごく最近の一つの発表(7)は、ヒトへのヒルジンの静脈内投与及び皮下投与を 記述している。6名の志願者を用いて、ヒルジンの1回投与(1000AT−U /kg)の薬物動態と止血系への影響が評価された。静脈内投与時、ヒルジンの 半減期は50分であり、注射から24時間のうちにヒルジンの50%が活性な形 で尿中に表われる。血漿中ヒルジン濃度に応じて凝固時間(インヴイトロでトロ ンビン、トロンボプラスチン及びプロトロンビンについて測定)の延長が観察さ れ、これは、ヒルジン分子が被験者の循環血中で生物学的活性を保持しているこ とを示す。血小板数、フィブリノーゲン濃度あるいはフィブリン分解系について 変化は認められない。
静脈内注射の場合と同様に、ヒルジンの皮下投与もよく忍容され、何らの副作用 も起こさない。アレルギー反応発現の可能性を試験するため、同じ被験者らに4 週間の間隔をおいて2回の皮内注射が行なわれたが、感作の徴候は認められなか った。さらに血清中に抗ヒルジン抗体も検出されなかった。
これらの研究者は、ヒルジンが抗凝血剤として有用な臨床薬剤となりうろことを 示唆している。ヒルジンの作用の特異性が高いため、血液凝固の前段階は影響さ れない。その抗トロンビン活性は、用量依存性であり、ヒルジンの作用は、その 速かな腎排泄の結果、速かな可逆性を示す。DICには抗トロンビン■(ヘパリ ンの作用に必要な補足因子)の減少と非常に有効な抗ヘパリン剤である血小板因 子4の放出とが伴うという事実からみて予測できた通り、ヒルジンはDICの処 置についてはヘパリンよりずっと優れていることが証明されている(3゜性を証 明している(9)。もつとも、得られた結果には若干理解しがたいところもある 。
細胞を含まない粗製ヒル抽出物の市販製剤が、軟膏と−ム、西ドイツのプランド ルガン ヴエルケ社のエクスヒルドープルートゲル)。しかし、これが有利な投 与経路であるかどうかを確かめるためには、高度に精製された材料をより高用量 でさらに試験することが必要である。
一般的にいって、好ましい投与経路は、静脈内、筋肉内及び経皮経路である。他 のヒルジン投与経路、特に経口も報告されている[BSM(フランス医薬特許) 3792M]。
他の成分と組合わせる時、この製品は、西ドイツ特許出願公開2101393号 に記載されているように、乾癖及び同じタイプの他の皮膚障害の処置にも使用で きる。
さらに、ヒルジンは、臨床検査室試験における抗凝固剤として、また研究のツー ルとして利用することができる。この場合、血液凝固の一つの段階のみに対する 高い特異性のため、作用特異性のずっと低い、最も多用されている凝固剤に比し てかなり有利となりうる。
また、ヒルジンは、体外循環系及び透析系での抗凝固剤としても、極めて有用で ありうる。これらの系では、特にそれら人工循環系の表面に活性な形で固定され たならば、他の抗凝固剤よりもかなり有利となりうる。
しかも、ヒルジンのトロンビンへの結合活性は、第V■因子などの凝固因子をそ の精製時に間接的に保護することを可能にしうる。
最後に、標識ヒルジンの使用は、トロンビシ及びプロトロンビンの濃度を測定す るための簡単で有効な方法となりうる。特に、標識ヒルジンは、クロット形成過 程でクロットを可視化する目的で使用できる。何故ならば、凝固現象は、形成部 位での循環血中プロトロンビンのトロンビンの転化を包含し、標識ヒルジンは、 トロンビンに結合され、可視化されうるからである。
また、形質転換酵母をヒルジン放出薬として、例えばヒルジンを皮膚上に分泌す る該酵母を含有するクリームを塗付することにより、直接利用することも考えら れる。
要約すると、本発明のヒルジンには、下記に例示する可能性ある用途が数多くあ る。: 1)現にある血栓の拡大の阻止及び予防のための、臨床的血栓症状態での抗凝固 剤として; 2)顕微鏡外科手術後の血腫及び腫脹を減じるための抗凝固剤として(この状況 下では、現在生きたヒルがかなり用いられている); 3)体外循環系での抗凝固剤として、また合成生体材料4)検査室実験での血液 サンプルの臨床検査に際しての抗凝固剤として; 5)凝固に関する臨床研究に際しての抗凝固剤として、また実験ツールとして: 6)痔、静脈瘤及び浮腫の処置における皮膚適用の可能性ある局所用薬剤として ; 7)乾廚症及び関連疾患の処置における一成分として;8)最後に、ヒルジンは 、血液の保存中及び血液由来物の(血小板、第v■因子、第X因子)調製中のト ロンビン結合用に利用できる。
目安として、ヒルジンは治療用組成物中で100〜50000抗トロンビンU/ kg/日に相当する濃度で使用することができる。
ヒルジンは水溶性であるので、薬理学上許容される担体及び賦形剤を用いて注射 用又はその他の経路で適用可能な医薬組成物を得るのは容易である。
最後に、インヴイトロ検定或いはインヴイヴオイメージングのために、特にクロ ット形成の可視化のために、既知の手段により放射性標識又は任意のタイプの酵 素又は螢光性標識で標識化したヒルジンを使用することができる。
全ヒルジン体からのヒルジン製剤が、該当蛋白質のアミノ酸配列の決定に使用さ れている(10.11)。以下の実験では、絶食ヒルの頭部でメツセンジャーR NAとして発現される遺伝子のクローニングがなされた。この遺伝子は、ヒルの 全身中に見出される蛋白質(HV−1として知られる蛋白質)とはかなり配列の 異なる蛋白質(ヒルジン変種2、即ちHV−2)に関する情報を担持している。
HV−1とHV−2との間にはアミノ酸残基で9ケ所の相違があり、両者のNH 2末端残基の差(Va 1−Va 1又はI 1 e−Th r)により、ヒル ジンNH2末端に関する文献上の一見しての矛盾を説明できるかもしれない(1 2)。
第1図は、HV −2m RN Aに相当するcDNAのコピーを含有する組換 えプラスミドpTG717のDNA配列を、b)のところではそのDNA配列か ら推論されるアミノ酸配列を、C)のところではこの配列とHV−1のアミノ酸 配列との差を示している。
このcDNA配列は恐らく不完全であり、成熟型蛋白質の始端よりも上流にシグ ナル配列があるのでないかと考えるのが妥当である。
微生物におけるHV−2cDNAの発現は、相当する蛋白質が抗トロンビン活性 をもつことを示す。
下記の実験は変種HV−2について行なわれたものであるが、以下に「ヒルジン 」、「ヒルジンをコードする遺伝子」とは、特に断らない限り、いずれがの変種 、即ぢHV−1又はHV−2、また他の可能な変種、及び対応する配列を表わす ものとする。
本発明の主題の一つは、酵母によりヒルジンを調製することである。
酵母は、単細胞真核生物である。サツカロマイセス属の酵母は、実験室で生化学 的、遺伝学的に徹底的に研究されている株を包含している;それはまた、食品工 業(パン、アルコール性飲料、その他)で用いられており、従って大量に生産さ れている株を包含している。
古典的手法により又は遺伝子工学から導かれる手法により、さらにはこれら両タ イプの手法の組合わせによりサツカロマイセス・セレヴイシアセ(S acch aromycescerevisiae)の細胞を容易に操作できるため、がっ この酵母種の産業上の歴史が長いため、この種が異種ポリペプチド製造のための 優れた宿主となる。
それゆえ、本発明は、より詳しくは、少くとも・ヒルジン又はその変種のひとつ をコードする遺伝子(以下H遺伝子)、 ・酵母によるH遺伝子の転写のためのシグナルを含有するDNA配列(S tr ) を含むことを特徴とする、酵母からのヒルジンの調製を可能ならしめる機能性D NAブロックに関するものである。
プラスミド又は酵母、好ましくはサツカロマイセス属酵母の染色体に組込まれた とき、この機能性ブロックは、該酵母の形質転換後に、ヒルジンを活性型又は活 性化によりヒルジンを再生しうる不活性前駆体型で発現させう゛る。
サツカロマイセス・セレヴイシアエの価値は、この酵母が培地中に成る種の蛋白 質を分泌できるので、この分泌をもたらす機構の研究の上で大きな進歩がなされ つつあることにあり、適切な操作を加えれば、ヒト血清中に見出だされるものに 全ての点で類似の、正確なプロセッシングを受けたヒトホルモンをこの酵母に分 泌させることができることが示されている(13.14)。
本発明に関して言えば、この性質を活用して、ヒルジンの分泌を達成しようとす るものであり、これには多くの利点があるからである。
まず第一に、酵母はごく僅かの種類の蛋白質しか分泌しないが、このため、若し ある異種の蛋白質の分泌の誘導を高度に達成することができれば、総分泌蛋白質 で高い比率を占める成る生成物を培地中に得ること、従ってめる蛋白質の精製作 業を容易にすることが可能となるという利点がある。
数種の蛋白質またはポリペプチドが酵母により分泌される。既知の全ての場合に 、これらの蛋白質はより長い前駆体の形で合成され、それらのNH2末端配列が 分泌に至る代謝過程へ入るのに極めて重要である。
異種蛋白質の配列を伴うこれら前駆体の一つのNH2末端配列を含む混成(ハイ ブリッド)蛋白質の酵母内での合成が、その異種蛋白質の分泌につながる場合が ある。
この異種蛋白質が前駆体の形で、従って一般には不活性な形で、合成されるとい う事実が請求める分子が有するかもしれない毒性作用から細胞を保護することを 可能にし、活性蛋白質を遊離させるその切断は、該蛋白質を細胞質から隔離する ゴルジ体由来の小胞中で行なわれるだけである。
従って、異種蛋白質を酵母に生産させるために分泌に至る代謝経路を利用するこ とにはいくつかの利点がある:1)培養上澄中で十分に純粋な生成物を回収でき る;2)成熟型蛋白質が有するかもしれない毒性作用から細胞を保護できる; 3)更に、分泌された蛋白質が修飾(グリコジル化、硫酸化など)を受けうる場 合がある。
このため、本発明の発現ブロックは、より詳しくは、次の構造をもつであろうニ ー −5tr−−Lex−−8ci −H遺伝子 。
LexはH遺伝子に相当する蛋白質の分泌に必要なリーダー配列をコードする; Sclは切断部位をコードするDNA配列である;また、5cl−H遺伝子と言 う要素は数分泌系の一例として、アルファフェロモンのそれを選んだ。即ち、上 記配列において、配列Lexは、酵母のα性フェロモンをコードする遺伝子に由 来するものを選んだ。しかし、他の系を利用できる(たとえばキラー蛋白質の系 )(13)。
酵母のα性フェロモンは、性タイプMATαの酵母S、 cerevisiae によって培地中へ分泌される13個のアミノ酸からなるペプチドである(第2図 において囲んである)。α因子は01期に性タイプが反対(MATa)の細胞を とらえて、両タイプの細胞の交配に必要な生化学的及び形態学的変化を誘発する 。クリャン(Kurjan )とへルスコヴイツ(Herskowitz )  (16)は、α因子の構造遺伝子をクローン化し、この遺伝子の配列から、この 13個のアミノ酸からなるα因子は、165個のアミノ酸からなる前駆体プレプ ロ蛋白質の形で合成されると推論した(第2図)。この前駆体は、22残基(破 線のアンダーライン)からなる疎水性アミノ末端配列を含み、これに3ケ所のグ リコジル化部位を包含する61個のアミノ酸からなる配列が続き、最後にα因子 の4コピーが続く。それら4つのコピーは、「スペーサー」配列により隔てられ ていて、下記の酵母活性の結果として成熟型蛋白質が前駆体から遊離される: 1)Lys−ArgジペプチドのC0OH側で切断するカテプシンB型エンドペ プチダーゼ(切断部位を太い矢印で示す): 2)切り出されたペプチドのC0OH末端に存在する塩基性残基を切り取るカル ボキシペプチダーゼB型エキソペプチダーゼ: 3) Glu−Ala及びAsp−Alaの残基を除去するジペプチジルアミノ ペプチダーゼ(Aとして知られる)。
この前駆体のヌクオレチド配列は、更に、4ケ所の)(1ndm制限部位(矢印 Hで示す)を含む。
αフェロモン遺伝子と成熟型ヒルジン配列との融合を何回か行なった。MATα 型酵母細胞は、これらの融合遺伝子を発現できる。相当するハイブリッド蛋白質 は、つぎに、それらが含有し、αフェロモン前駆体のプレプロ配列に由来するシ グナルの結果としてプロセッシングを受けることができる。従って、ヒルジン配 列を有するポリペプチドが培養上澄み中に回収されるであろうと期待される。
これらの構成の一つにおいては、set配列が、H遺伝子に先行する3′末端に ATGコドンを含有する;従って、融合蛋白質は、成熟型ヒルジン配列の最初の アミノ酸のすぐ上流にメチオニンを含有する。臭化シアンで切断すると、このポ リペプチドはヒルジン分子を生じ、これは復元段階で活性とすることができる。
他の構成では、αフェロモン産生のために普通用いられる切断シグナルが、培養 上澄み中に抗トロンビン活性をもつポリペプチドを産生ずるのに役立つ。配列S clがLys−Argをコードする2つのコドン、即ち、AAA又はAAGとA GA又はAGGを3′末端に含む場合がそうである;ポリペプチドは、C0OH 側のLys−Argジペプチドを切り離すエンドペプチダーゼによって切断され 、ヒルジンを遊離する。 ・ 本発明はとりわけ、ヒルジン遺伝子に先行する配列が次のアミノ酸配列のいずれ かをコードする構成に関する=1) Lys Arg Glu Ala Glu  Ala Trp LeuGin Val Asp 、Gly Ser Met  ヒルジン・・・・・・2) Lys Arg Glu Ala Glu Al a ヒルジン・・・4) Lys Arg Glu、Ala Glu Ser  Leu AspTyr Lys Arg ヒルジンまたは5) Lys Arg  ヒルジン・・・・・・・・・アミノ酸レベルで酵素により選択的に切断される 他の配列を用いることももちろん考えうる。ただし、この切断部位がヒルジン自 体の中にも存在していてはならない。
最後に、発現ブロックはH遺伝子の後方に、酵母のターミネータ−配列、例えば PGK遺伝子のそれを有していてもよい。
一般に、本発明の発現ブロックは、独自的に複製するプラスミド或いは酵母染色 体の中へ組込んで酵母、特にサツカロマイセス内に導入しても良い。
プラスミドが独立存在性である場合、それはその複製に備えての要素、すなわち 2μプラスミドのそれの如き複製開始点を含むであろう。更に、該プラスミドは 、ura3−又は1eu2−酵母の相補正性を与える選択要素、例えばURA3 又はLEU2遺伝子を含んでいてもよい。これらのプラスミドは、プラスミドを 「シャトル」プラスミドとしなければならないときに細菌中でのそれらの複製を 行なう要素、例えばpBR322のそれの如き複製開始点、Amp rの如きマ ーカー遺伝子及び/又は当業者に既知の他の要素をも含みうる。・本発明はまた 、本発明の発現ブロックにより形質転換された酵母株に関し、該ブロックはプラ スミドに担持されていでも或いはその染色体に組込まれていてもよい。
これらの酵母の中でも、サツカロマイセス属の酵母、特にS、セレヴイシアエに 特に言及しなければならない。
プロモーターがαフェロモン遺伝子のそれ・である場合、酵母は性タイプがMA Tαのものであることが好ましい。
例えば、遺伝子型がura3−又は1 eu2−等で、適切な淘汰圧を加えて酵 母中でプラスミドが維持されるようにプラスミドを導入された酵母株を用いる。
適当な培地中で上記形質転換株を培養し、細胞内にヒルジンを蓄積させることに より、ヒルジンを調製することも可能であるが、上記説明かられかるように、ヒ ルジ゛ ンを、成熟型で又はインヴイトロでプロセッシングに付されるべ前駆体 の形で、培地中に分泌させることがより好ましい。
この成熟化は、幾つかの段階で実施できる。まず、Lex配列の翻訳で生じた成 る種の要素を切断する必要があるかもしれない。この切断をSclに相当する配 列についても行なう。上に述べたように、成熟型ヒルジンには臭化シアンにより 選択的に切断されるメチオニンが先行していてよい。ヒルジンをコードする配列 は、メチオニンを含んでいないので、この方法を利用できる。
特定のエンドペプチダーゼによりC0OH側で切断されるLys−Argジペプ チドをN末端に配置することも可能である;この酵素は分泌過程においても活性 であるので、このようにして成熟型蛋白質を直接培地中に得ることが可能である 。しかしながら、場合によっては、特定の酵素を添加して分泌後に酵素的切断を 行なうことも必要である。
場合によっては、特に臭化シアン処理の後に、ジスルフィド橋を再形成すること による復元が必要であるかも知れない。このためには、ペプチドを例えば塩酸グ アニジンを用いて変性し、次に還元型及び酸化型グルタチオンの存在下に復元す る。
最後に、本発明は、本発明のプロセスによ・って得られたヒルジンに関する。
本発明のその他の特質及び長所は以下の実施例を読めば明かになるであろう。
第1図は、pTG717中にクローンされたヒルジンcDNA断片のヌクレオチ ド配列を示す。
第2図は、α性フエロモン前駆体のヌクレオチド配列を示す。
第3図は、pT0834の構築法を模式的に示す。
第4図は、pTG880の構築法を模式的に示す。
第5図は、pTG882の構築法を模式的に示す。
第6図は、M13TG882の構築法を模式的に示す。
第7図は、pTG874の構築法を模式的に示す。
第8図は、pTG876の構築法を模式的に示す。
第9図は、pTG881の構築法を模式的に示す。
第10図は、pTG886の構築法を模式的に示す。
第11図は、pTG897の構築法を模式的に示す。
第12図は、pTG886及びpTG897によって形質転換された酵母を培養 した後の培地中に得られたMW>1000の蛋白質のアクリルアミドゲル電気泳 動図を示す。
第13図は、pTG886及びpTG897によって形質転換された酵母を培養 した後の培地中に得られたMW>1000の蛋白質のアクリルアミドゲル電気泳 動図を示す。
第14図は、pTG1805の構築法を模式的に示す。
第15図は、pTG847及びpTG1805によって形質転換された酵母を培 養した後の培地中に得られたMW>1000の蛋白質のアクリルアミドゲル電気 泳動図を示す。
第16図は、種々の構成物質中の最初の切断位置(L ys −A rg)から 下流のアミノ酸配列の比較を示す図である。
本明細書をわずられしくないよう、本明細書ではアミノ酸配列及びヌクレオチド 配列を反復させていないが、それらも本明細書の明かな一部となるものである。
実施例1−pTG822の構築 ヒルジンHV−2のcDNA断片を、プラスミドpTは成熟型ヒルジン配列の最 初のコドンの下流で切断する。
酵素A hamはヒルジン配列の停止コドンを(3′)の後方約30塩基対のと ころで切断する。こうして得たH inf、 I −AhaI[[断片をアガロ ースゲル上で単離し、このゲルから溶出した。
成熟型蛋白質をコードする配列をベクターpTG880に導入した。ベクターp TG880は、ベクターpT0838の誘導体である(第3図)。プラスミドp TG■切断部位に関する以外はpTG833と同じである。
この部位をフレノウポリメラーゼの埋め込み(filling−in)作用によ って除去したものがpTG838である。
プラスミドpTG833は、酵母/E、coliシャトルプラスミドである。こ のプラスミドは、酵母中での異種遺伝子発現用に設計した。このベクター(第3 図)の基本的要素は次のものである:酵母中での選択マーカーとしてのURA3 遺伝子、酵母2μプラスミドの複製開始点、E、 coliプラスミドpBR3 22のアンピシリン耐性遺伝子と複製開始点(これらの2要素はこのプラスミド の大腸菌中での増殖と選択を可能にする)、酵母PGK遺伝子の5alI部位ま でをコードする配列をもったこの遺伝子の5′フランキング(側面を接する)領 域、pBR322の5alI−PvuII断片及びPGK遺伝子ターミネータ− (19)。このプラスミドは、既に本出願人の1984年5月9日に提出のフラ ンス特許出願第84107125号中に記載されている。
EcoRI及び旦glIIで切断したpTG838に短いポリリンカー領域(バ クテリオファージM13由来)を挿入することによりpT0838 (第4図) からプラスミドpTG880を構築した。それは、酵母PGK遺伝子に接する5 ′領域のすぐ後方に一連のロクーニング部位をBgllI、PstI、Hind  m、BamHI 、SmaI及び旦coRIの順序で配置することを可能にす る。プラスミドpTG880のDNAをBglIr及びS ma I テ消化り 、、この消化で生じた大きい断片を単離し、ゲルから溶出した。
ヒルジンMV−2をコードする配列の大部分を含存するpTG717のHlnf  I−AhaI[断片を、消化pTG880並びにヒルジン配列のNH2末端領 域の再構成を意図した3種の合成オリゴヌクレオチド(第5図)と混合した。そ れらヌクレオチドは、ベクターの且■■部位をヒルジン含有断片のHinf I 部位に再連結するものであcolt細胞の形質転換に用いた。形質転換体中にプ ラスミドpTG822が回収された。
このプラスミドは、PGKプロモーターの支配下にヒルジンを生産する目的で酵 母細胞の形質転換にも用いた。
しかしながら、このベクターで形質転換した細胞の粗抽出物中にはヒルジン活性 が検出されなかった。活性ヒルジンの産生が見られなかった理由は未だ不明であ る。しかし、構築したpTG882は、下記酵母分泌ベクター用のヒルジンをコ ードする配列の供給源として役立った。
EcoRI断片(230bp)をバクテリオファージM13mp8 (第6図) のBamHI部位と且匹RI部位との間へ移した。これによりファージMlBT G$82が得られ、これよりEcoRI −Hlnd m断片(約245 b  p)を単離することができた。この断片はヒルジンHV−2全体をコードする配 列、Bam1(I/BglII融合部位及び酵母分泌ベクターpTG881 ( 第9図)へのクローニ及びサッカロイマイセス・セルヴイシアエのウヴアルム( uvarum)株及びカルルベルゲンシス(carlbergensis )ン (及び他のβ−ラクタム抗生物質)への抵抗性を得ることができる。更に、この プラスミドは、E、 colt及びサツカロマイセスの諸株中で発現される酵母 遺伝子LEU2及びURA3を担持している。従って、旦、並置又はサツカロマ イセス中にこのプラスミドが存在すれば、β−イソプロピルリンゴ酸デヒドロゲ ナーゼ又はOMPデカルボキシラーゼ欠損株の相補性を得ることができる。
プラスミドpTG881は次のようにして構築する:出発プラスミドはpTG8 48 (ura3遺伝子の向きが逆になっている以外はフランス特許第8,3/ 15716号に記載されているpTG849と同一である)であり、それは次の DNA断片からなる(第7図)。
1)プラスミドpJDB207 <17)由来の約3.3kbのEcoRI − Hlnd m断片。HindII[部位は2μプラスミドB型の座標105に相 当し、EcoRI部位は座標2243に相当する。この断片には、B型2μ断片 のPstI部位でのポリデオキシアデニレート/ポリデオキシチミジレートによ ってLEU2遺伝子が挿入されている(17); 2)URA3遺伝子のH1ndm断片(18);3)pBR322の大きいEc oRI(座標0)−8alI−H1ndu断片(その両端は4種のヌクレオチド の存在下にフレノウ酵素の作用により前もって平滑にされている)が挿入されて いる(19)。pBR322のPvuII末端にPGK遺伝子の削られたEco RI末端を結合すると、EcoRI部位が再生される;4)PGK遺伝子(19 )のH1nd゛I[l−8alI断片(2,15kb)。
レオチドの存在下にフレノウ酵素で処理して平滑化する。
2断片のライゲーションを行ない。形質転換前に、このライゲーション混合物に H1nd■を作用させる。これによりHlndI[部位(1ケ所又は2ケ所)を 保持してきたあらゆるプラスミド形態を除去できる。E、 colt(7)BJ 5183 (pyr F)株を形質転換し、形質転換体をアンピシリン抵抗性及 びpyr+性で選択する。かくしてプラスミドpTG874が得られる(第7図 )。そこでは、2ケ所のHindI[I部位が除去され、URA3遺伝子の配置 がホスホグリセリン酸キナーゼ(PGK)遺伝子のそれとと同じ方向の転写を起 こさせるようになっている。
プラスミドpTG874をSmaI及び5alIで切断し、8.6kbの断片を アガロースゲルから単離する。pBR322の同じ部位にクローニングされたM Fα1遺伝子のEcoRI−8alI断片(約1.4kb)を含むプラスミドp TG864をEcoRIで切断する。この様にして線状としたプラスミドの両端 を4種のヌクレオチドの存在下にフレノウ酵素の作用により平滑化する。次に酵 素5alIで消化を行ない、MFα1遺伝子に相当する旦coRI(平滑端)− ΣalI断片を単離する。後者の断片をpTG874のSmaI−8alI片( 8,6kb)とライゲートすることにより、プラスミドpTG876を得る。( 第8図)。
MFα1プロモーター配列の近位の旦虹■部位を無くすべく、プラスミドpTG 876のBglII部位による部分消化に引続いて、4種のデオキシリボヌクレ オチドの存在下にフレノウ酵素を作用させる。得られた新しいプとの間に異種コ ーディング配列を挿入することができる。
り同じ読取り位相で翻訳が行なわれうるようになると、得られたハイブリッド蛋 白質はαフェロモンのプレプロ部分を含むことになる。
ヒルジン遺伝子を有するHind m −EcoRI断片をpTG881にクロ ーニングすると、プラスミドpTG886が得られる(第10図)。クローニン グを行なった後では、この断片から下流にBglII部位があり、これによりそ の断片をHlnf I −BgllI形で再抽出することができる。Hfnf  1部位は上で用いたものと同じである。
ルジンの5′配列を再構成する3種のオリゴヌクレオチ熟ヒルジン配列とが読取 り枠をそろえて読み取られるようにすることは極めて容易である。
この新しいプラスミドはpTG897として知られる(第11図)。
実施例3−酵母によるヒルジンの発現 pTG897のDNAを用いて、既に記載されている15)酵母をura+に形 質転換した。
形質転換コロニーを継代培養し、10回の最小培地プラス カザミノ酸(0,5 %)への播種に用いた。20時間培養後、細胞を遠心分離し、上澄みを蒸留水に 対して透析し、蒸発(真空下の遠心)により濃縮した。
平行して、pTG886により形質転換したTGYIsp4の培養及びヒルジン をコードする配列をもたないプラスミドで形質転換したTGYTIsp4の培養 (TGYI sp4/pTG856)を同様に処理した。
乾いたペレットを50μQの水にとり、20μQを2.8%SDSと100mM メルカプトエタノールとの存在下に煮沸し、次いでアクリルアミド−8DS ( 15%アクリルアミド:0.1%5DS)ゲル上にのせた(21)。固定し、ク ーマシーブルーで染色すると、TGYI sp4/pTG886及びTGYIs p4/pTG897の培養上澄み中に蓄積したポリペプチドを検出できるが、対 照培養の上澄み中にはそれらが存在しない(第12図)。更に、これら一連の付 加ペプチドを[35S] システィンで重く標識すると、ヒルジンペプチドにつ いて予測できるように、分子はシスティンに極めて富んでいる(第10図)。
−第12図及び第13図に示した電気泳動パターンは次のようにして製出した: 第12図の場合は、抽出物質を次のようにして調製した:10−の最小培地[ア ミノ酸なしのイーストナイトロジエンベースデイフコ(6,7g/Q )及びグ ルコース(10g/(2)]にカザミノ酸を0.5%加え、種々の株をうえ、2 0時間培養した(定常期)。細胞を遠心分離し、上澄みを水に対して透析しく最 小滞留分子量1000)、真空下の遠心により乾燥した。次に試料を負荷(ロー ディング)用緩衝液50μQに取り、その20μQを上述の通り処置し、アクリ ルアミド−3DS (15%アクリルアミド、0.1%5DS)(21)にのせ た。
用いた株は次の通りである: ウエル2:ヒルジン配列を含まないプラスミドで形質転換したTGY1sp4  (対照); ウェル3 : T)TG886で形質転換したTGYIsp4ウェル4 : p TG897で形質転換したTGYIsp4ウェル1:ウェル1には標準マーカー を入れた(ファルマシアLMWキット:上から下へ: 94000.67000 .43000.30000 、20100.14000 )。
バンドはクーマシープルーR−250により染色して可視化した。
第13図の場合には、抽出物質を次の通りに調製した=100mGの最小培地+ 40μQ/WQのヒスチジンに種々の株をうえ、−夜培養した。細胞密度が約5 X166(対数増殖期)に達したとき、35 Sシスティン(9,8mCi/T IIQ; 1.015Ci/mmo 1)40μQを各培養に加えた。10分後 に細胞を遠心分離し、完全培地(30℃)10m12にとり、攪拌下に30℃で インキュベートした。3時間後に上澄み10mGを水に対して透析し、第12図 の場合について記載したようにして体積0.5鵬まで濃縮した。約35000c pm (40μQ)をアクリルアミド−8DS (15%アクリルアミド、0. 1%5DS)ゲルにのせた。蛋白質バンドはフルオログラフィー後に可視化した 。
用いた株は次の通りである: ウエル2:ヒルジン配列を含まないプラスミドにより形質転換したTGYIsp 4 ; ウェル3 : pTG886により形質転換したTGYIsウェル4 : pT G897により形質転換したTGYIsウェル1:ウェル1には表示の分子量( ×103)を有するマーカーを入れた。
しかし、これらのポリペプチドを含有する上澄みを抗トロンビン活性について試 験したところ、活性を検出できなかった。
TGYI sp4/pTG886により分泌されたポリペプチドの場合、これは 、αフェロモン前駆体の正常な段階の切断を受けると予期され、そのためNH2 末端に8個のアミノ酸の延長されたヒルジンが得られるであろう。従って、TG YI sp4/pTG886細胞により分泌されたポリペプチドが活性でないの は驚くには当たらない。
これに対し、TGYI s p4/pTG897により分泌されたポリペプチド の場合には、このポリペプチドは1)蛋白質の成熟が不完全で、EGFについて 記載されている(14)のように、Glu−Ala 残基がNH2末端に残って いる可能性がある。
2)蛋白質が正しいコンホメーションをもっていないため、或いは培養上澄み中 に活性を阻害する分子量1000の蛋白質又は分子が存在するため、蛋白質が不 活性である。
3)細胞内及び/又は細胞外で蛋白質分解を受けたため活性欠如の原因がNH2 末端に負荷的なアミノ酸が存在していることに関係があるのであれば、TGYL SI)4 / p T G 886が分泌したペプチドを臭化シアンによる切断 に付すことによって活性を回復することが可能であろう。この試剤は、実際、メ チオニン残基に対して特異性をもち、pTG886がコードする融合蛋白質はメ チオニンを1個しか含まない。この反応は次のようにして行なったニブラスミド pTG886を含む酵母又はヒルジン挿入部を含まない対照プラスミドを含む酵 母を10−の培地中で24時間培養する。この時点で培養は7乾燥する。乾燥粉 末を70%蟻酸1mGに溶かし、1アリコートを用いて総蛋白質含量を測定する (クーマシーブルー染色法、バイオライド社市販試薬による染色法);調製液の 残部を新鮮な臭化シアンの70%蟻酸溶液(30ng/m12)1mGで処理す る。
窒素気流により酸素を除去した後、チューブを暗所で室温にて4時間インキュベ ートする。臭化シアン存在下の操作は全て適切な注意を払い、ドラフト内で行な う。
臭化シアンにより切断反応を10倍量の蒸留水の添加によって停止しついで溶液 を凍結乾燥する。
切断ペプチドを蒸留水10−に再溶解し、再凍結乾燥し、これをもう一度繰返す 。最後に、ペプチドを少量の蒸留水に溶解し、1アリコートを抗トロンビン活性 の測定に用いる。試料の残部を凍結乾燥し、下記の復元工程に付す。
ヒルジン活性は分子中のジスルフィド結合の存在に依存している(1)ので、臭 化シアンで切断したペプチドを正確に復元して生物活性を示すようにしなければ ならないように思われる。従って、切断したペプチドを5MGuHC(2中で変 成した後、当業者に既知の方法に従って復元した。
要約して言えば、凍結乾燥したペプチドを5M塩酸グアニジン(GuHCI2) の250mM)リスHCl2溶液、(pH9,0)400μQに溶かす;次いで 溶液を還元型グルタチオン中で2mM、酸化型グルタチオン中で0.2mMとし 最終体積2. Or[lGとする(最終濃度は1.0mM GuHC12,50 mM)リス)。
暗所にて23℃で16時間のインキュベーションの後、試料を50mMhリスー HCQ (pH7,5)9.50mMNaCQを含む2Qに対して3回23℃で 24時間透析し、最終透析物を遠心分離により澄明化する。
ついで上澄みの抗トロンビン活性を測定する。第1表に示したこの実験の結果、 プラスミドpTG886に感染させた細胞の上澄み中に抗トロンビン活性が回復 していることを明瞭に示している。対照プラスミドの場合には活性ない。
第 1 表 酵母培養上澄みの抗トロンビン活性 プラスミド 上澄みの処理 活 性 比活性U/ mQ U/mg初期蛋白質 pTG888 a)切断後復元前 <0.3b)切断復元後 2.48 102 .5対 照 a)切断後復元前 <0.3−b)切断後復元後 < 0.15  < 5.6結論として、組換えプラスミドを担持する酵母細胞は、切断反応と復 元反応との後にヒルジンの生物活性をもつペプチドを、分泌できると言える。こ れにより、TGY1sp4/pTG886培養物中に存在するポリペプチドに活 性がないのはNH2末端に余分なアミノ酸が存在することで充分に説明できるこ とが示される。TGY 1s、、p 4/ p TG897培養物の場合(Gl u−Alalゴテ)も多分そうであろう。
1%J5 ヒルジンHV−2をコードする配列の最初のアミノ酸の直前への新し い切断部位の導入−プラスミドpTG1805 p TG897の構築では、分泌されたペプチドがNH2末端にGlu−Ala lゴテを保持しているおそれ(それによりこの物質に抗トロンビン活性が欠けて いることを説明できよう)がある。この仮説が当たっているとにより、上澄み中 で直接活性を回復できるであろう。
これを、フェロモン前駆物質(第2図)の成熟に係わるエンドペプチダーゼの認 識部位であるLys−Argダブレットをコードする配列を付加することにより 実行した。
構築は、2種の合成オリゴヌクレオド(第14図)の配列に関する以外は、正確 にブラスミkpTG897について記載したと同様にして得た。得られたプラス ミドをpTG1805と呼ぶ。このプラスミドを用いてTGYlsp4株をur a+に形質転換した。上澄み中へ分泌された物質を上記と同様のゲル電気泳動法 により分析し、TGYI sp4/pTG897を用いて得た物質と比較した( 第15図)。
使用した株は次の通りである: ウエル1:第12図のものと同じマーカー;ウェル2 : pTG897で形質 転換したTGYI s p4 ;ウェル3 : pTG1805で形質転換した TGYI s p4; ウェル4:ヒルジンを産生じない対照。
TGYIsp4/pTG1805株に特異的なポリペプチドは、TGYI s  p4/pTG897株に特異的なそれらよりもゆっくりと移動する。この結果は 、新しい切断部位が相当するエンドペプチダーゼによって有効に利用されていな いことを示唆する。しかし、上澄み中のヒルジンをその生物活性に基いて定量す ると、この物質のわずかな部分が、物質が明瞭に不活性なTGYIsp4/ p  T G 897の培養で得られるところとは対照的に、活性であることがわか る(第2表)。
第2表 酵母培養上澄み(10m(1)中の抗トロンビン活性プラスミド 比活性U/m g 総括性U(10mQ)pTG856 検出できず − pTG897 検出できず pT01805 ’21 2.0 実施例6 成熟型ヒルジンの遊離を可能にする新しい、より有効な切断部位を包 含する新構築物上記構築(pTG897)では、上澄み中に少企のヒルジン活性 しか得られなかったが、これは多分、成熟型ヒルジンの遊離のため設計した第二 の切断部位の認識が効率的でないからであろう。従って、この付加切断部位の上 流に、天然には最初のLys−Argダブレットの上流に存在する3つのアミノ 酸の配列S er −L eu −A spを併行なった(第2図及び第16図 )。
用いた手法は、オリゴヌクレオチドの配列が次の通りであること以外は上に記載 したものと同じである:切断領域のアミノ酸配列は第16図に示されている。
相当するプラスミドをpTG1818と呼ぶが、これは、S er −L eu  −A spのコドンに相当するヌクレオチド5′−TTG GAT AAAが 挿入されている点でのみpTG1805と異なる。
既に記載されている標準的条件に従って、TGYIsp4/pTG1818の培 養上澄み中で測定された活性は、培養液10−当り約200単位で、前の実施例 で見出された活性の約100倍に相当する。未濃縮培養液10m1を用いてアッ セイを実施できることは注目すべきことである。
合成に導く構成 上記2つの実施例で、成熟ヒルジン配列の冒頭のすぐ上流に新しいLys−Ar g部位を付加することが、上澄み中への活性物質の遊離を可能ならしめることが 示された。
しかし、それらの実施例では、前駆体の切断が最初のLys−Arg部位(成熟 型配列の冒頭からみて遠位)で起る一方、NH2末端で延長されたヒルジン鎖に 相当するより重い不活性不純物が培養液中に得られうる。これは、不活性不純物 が多くを占めるTGYIsp4/pTG1805の場合にとくに明瞭である。T GYI s p4/pTG1818の培養の場合にも依然同様で、不活性不純物 が多くを占めはしないが、EGFの場合について他の研究者が記載している(1 4)ように存在しうるであろう。不活性物質の合成で表わされるこの収率上のロ スを避けるべく、Lys−Arg切断部位と成熟型ヒルジン配列の最初のアミノ 酸との間にG lu −A Ia −G Iu −A la配列がない点でのみ TGYIsp4/pTG897細胞が合成するものと相違するだけの前駆体の合 成に導く新しい構成を取り上げることとした。
次の酵母株を、1985年4月30日に、パリ市15区ドクテユールールー通り 28番地のパスツール研究所付属国立微生物培養コレクション(CNCM)に寄 託ずみであるニ ー TGYI s p4/pTG1818 ニブラスミドpTG1818により ura+に形質転換されたサツカロマイセス挙セレヴイシアエTGY1 s p 4/ (MATαura3−251−373−328−his3−11−15) 株;寄託番号I441゜ −TGYl s p4/pTG886 ニブラスミドp TG886によりur a十に形質転換されたサツカロマイセス・セレヴイシアセTGYI sp4 ( MATau ra3−251−373−328−hi 53−1l−15)株; 寄託番号I442 参考文献 1、ディー、バジー(D、BADGY) 、イー、バラバス(E、BABRBA S) 、エル、グラフ(L、 GRAF) 、ティー、イー、ベーターセン(T 、 E、 PETER8EN)及びニス、マグナソン(S、MAGNUSSON )(1976) “メソツズ イン エンザイモロジー バー)B” (Met hods in EnzymologypartB) 、vol、45. 1) T)、669〜6782、エフ、マークワ−) (F、MARKWARDT)( Methods in Enzymology vol、19. p p、92 43、エフ、マークワード(F、MARKWA、RDT)、ジュー。ハウブトマ ン(J、HAUPTMANN)、ジー、ノバク(G、N0WAK)1、シーエイ チ、クレツセン(Ch、KLESSEN)及びピー、ワルスマン(P、WALS MANN)(1982) “トロンボ、ヘモスタシス” (Thromb、He mostasis )シュトットガルト(Stuttgart) 47.226 〜2294、ピー、ワルスマン(P、WALSMANN)及びエフ、マークワー ド、(F、MARKWARDT)(1981)“ディー ファルマツイー” ( DiePharmazie) 10. 653〜6605、テイーエイチ、クロ ス(Th、KLO8S)及びニー、ミツトマン(U、MITTMANN) “ロ ンゲンベツクス アルヒ、チルールク” (L ongenbeeks6、エイ 、インカワ(A、l5HIKAWA)、アール。
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−、ヤンセン(H,W、JANSEN)その他(19FIG−3、、、、、・− ・・ら1 ・・・・ズI・含pづ)′シへイし、8g1ZI クレノウん工! (Co l’Ll+ 11g1 xu I=よる5自化+ ポリリンカー冷貝ヱ烏、(巳9111.Eco日1)M13 変1才! + 3”−の合床オリゴヌクレオチド W9質耘諌:貼弧、ρyrF− 11 mer 15 mar l 2 3 4 + 〇ネ皇のオリゴヌクレオチド 17 mer 15 mer ANNEX To THE INTERNATIONAL 5EARCHREP ORT ON

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1酵母からのヒルジンの調製を可能ならしめる機能性DNAブロツクであつて少 くとも ・ヒルジン又はその変種の一つをコードする遺伝子(H遺伝子) 及び ・H遺伝子の酵母による転写のためのシグナルを含むDNA配列(Str) を含むことを特徴とするDNAブロツク。 2少くとも次の配列を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の機能性 ブロツク: −Str−Lex−Sal−H遺伝子−ここに、Lexは遺伝子産物の分泌を達 成するのに必要なリーダー(先導)配列であり、Sclは切断部位をコードする DNA配列であり、更にScl−H遺伝子なる要素は数回反復されていてもよい 。 3配列Lexが酵母のα性フエロモンのそれであることを特徴とする請求の範囲 第2項に記載の機能性ブロツク。 4SclがH遺伝子の3′末端に先立つATGコドンを含む配列であることを特 徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の機能性ブロツク。 5SclがH遺伝子の3′末端より前方の、Lys−Argをコードする2つの コドンを含む配列であることを特徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれかに記 載の機能性ブロツク。 6Sclが3′末端のSer−Leu−Asp−Lys−Argをコードする5 つのコドンを含有する配列であることを特徴とする請求の範囲第1〜3項のいず れかに記載の機能性ブロツク。 7H遺伝子の後に酵母のターミネーター配列が続くことを特徴とする請求の範囲 第1〜6項のいずれかに記載の機能性ブロツク。 8酵母のターミネーター配列がPGK遺伝子のそれであることを特徴とする請求 の範囲第7項に記載の機能性ブロツク。 9次のアミノ酸配列をコードする少くとも一つの配列を含むことを特徴とする請 求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の機能性ブロツク。 1−【配列があります】ヒル ジン……; 2−【配列があります】ヒルジ ン……; 3−【配列があります】 ヒルジン……; 4−【配列があります】 ヒルジン または 5−【配列があります】ヒルジン…… 10請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の機能性ブロツクと酵母における少 くとも一つの複製開始点とを含むことを特徴とする、酵母によるヒルジンの分泌 に必要な諸要素を含むプラスミド。 11複製開始点が2μプラスミドのそれであることを特徴とする請求の範囲第1 0項に記載のプラスミド。 12更に選択性を有することを特徴とする請求の範囲第10項及び11項のいず れかに記載のブラスミド。 13選択性がURA3遺伝子により与えられることを特徴とする請求の範囲第1 2項に記載の方法。 14請求の範囲第10〜13項に記載のプラスミドまたは第1〜8項に記載の発 現ブロツクによつて形質転換された酵母。 15サツカロマイセス属の酵母であることを特徴とする請求の範囲第14項に記 載の酵母。 16性のタイプがMatαであることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の 酵母。 17サツカロマイセス・セレヴイシアエの一菌株であることを特徴とする請求の 範囲第14〜16項のいずれかに記載の酵母。 18請求の範囲第14〜17項のいずれかに記載の酵母を培地中で醗酵させ、培 地中に産生された成熟型またはイン・ヴイトロで成熟させうるヒルジン前駆体型 のヒルジンを回収することを特徴とするヒルジンの調製方法。 19ヒルジンを培地中で回収することを特徴とする請求の範囲第18項に記載の 方法。 20前駆体からSclに相当する配列を化学的または酵素的に切断して成熟型ヒ ルジンを得ることを特徴とする請求の範囲第19項に記載の方法。 21メチオニンの位置での化学的切断によつて成熟型ヒルジンを得ることを特徴 とする請求の範囲第20項に記載の方法。 22前駆体をLys−Arg配列または【配列があります】配列の後で酵素的に 切断して成熟型ヒルジンを得ることを特徴とする請求の範囲第21項に記載の方 法。 23前駆体の切断後に得たヒルジンを復元することを特徴とする請求の範囲第1 8〜22項のいずれかに記載の方法。 24請求の範囲第18〜23項のいずれかに記載の方法を実施して得たヒルジン 。 25請求の範囲第24項に記載のヒルジンの医薬としての応用。 26請求の範囲第24項に記載のヒルジンのヒトまたは動物での凝血塊形成検出 試剤としての応用。 27体外血液回路の少くとも一部が請求の範囲第24項に記載のヒルジンによつ て被覆された表面をもつことを特徴とする体外血液回路へのヒルジンの応用。 28請求の範囲第14〜17項に記載の酵母のヒルジン遊離薬物としての応用。 29請求の範囲第24項に記載のヒルジンを含有する抗凝血剤。 30標識された請求の範囲第24項に記載のヒルジン。 31請求の範囲第30項に記載のヒルジンの生体内での像形成への応用。
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