JPS6245266A - 通信端末装置のリモ−ト故障診断・故障修復方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ装置等の通信端末装置のリモー
ト故障診断・故障修復方法に関する。

従来の技術 近年の電子装置は、多数の電子部品を搭載しており、複
雑な回路構成をとっている。そこで、電子装置は故障の
原因解析と故障の早期修復のために自己診断機能を有す
ることが多くなってきている０ ファクシミリ装置等の通信端末装置は、上記の自己診断
機能に加えて、自らの通信機能を利用して遠隔地の診断
センタや他の通信端末装置から故障診断や故障修復ので
きるリモート故障診断・故障修復機能を有する。

従来のファクシミリ装置は第６図に示すように、例えば
走査部・記録部１、通信データ処理部２、変復調回路３
、網制御回路４等の故障診断や修復を行う回路５を設け
ていた。

上記構成の動作を第６図を参照して説明すると、診断セ
ンタ（或いは他のファクシミリ装置等）からの診断要求
通知により故障診断・修復回路６を動作させて他の回路
１〜４等の故障解析全行い、故障診断結果を診断センタ
等に通知するか或いはファクシミリ装置の操作者に知ら
せる。そして、故障修復が可能な場合には診断センタ等
からファクシミリ装置に対し、故障修復情報を通知する
か又は故障修復処理要求全通知していた。尚、第５図に
おいて図示破線は故障診断・修復を行う場合の制御ライ
ンを示し、図示実線は制御部６が通常の通信制御を行う
場合の制御ラインを示している。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる構成によれば、ファクシミリ装置
に予め故障診断・故障修復機能を設けなければならず、
したがって多機能にすればファクシミリ装置が高価とな
る問題点がある。

上記の問題点は診断・修復機能をプログラムで実現すれ
ば多少は解消することができるが、この場合にもプログ
ラム専用のメモリが大量に必要となる問題点がある。ま
た、予めプログラミングしておくために、後で機能を拡
張することは困難であり、予期せぬ種類の故障に対して
は対処することができないという問題点がある。

本発明は上記従来例の問題点に鑑み７、予めファクシミ
リ装置に大規模な診断・修復機能金膜けることなく、き
め細かな故障診断・故障修復を実現することができる通
信端末装置のリモート故障診断・故障修復方法全提供す
ることを目的とする〇問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点を解決するために、遠隔から通信を
介して通信端末装置のメモリ内容全読出し、書込み、ま
たメモリ内のプログラムを実行さぜるものである。

作　　用 本発明は、メモリ内容を通信で読出して通信端末装置の
状態を把握することにより故障を診断し、メモリに動作
パラメータ全書込むことにより通信端末装置の故障を修
復し、また診断・修復プログラムをメモリに書込むこと
により故障診断や故障修復を行う。

実施例 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブロッ
ク図を示し、第３図と同一の構成部材には同一の参照符
号を附す。

第１図において、１は原稿画像の読取り及び送信された
原稿画像の記録を行う走査部／記録部、２は送信画像信
号及び受信画像信号の処理を行う通信データ処理部、３
は送信画像信号を変調したり受信画像信号を復調する変
復調回路、４は本ファクシミリ装置が接続される診断セ
ンタや他のファクシミリ装置とのネットワークの制御を
行う網制御回路、５はファクシミリ装置の動作パラメー
タを書込んだりまた診断・修復プログラムを書込むため
のメモリ、６はメモリ５からのデータの読出し、メモリ
６へのデータの書込み及びメモリ６のプログラムを実行
する機能、７は本ファクシミリ装置を統括制御する制御
回路である。

以下、第２図乃至第４図を参照して動作を説明するＯ 第２図は診断センタがファクシミリ装置の状態を把握す
る場合の説明図である。まず、診断センタからメモリ内
容の読出し要求をアドレス情報を付加してファクシミリ
装置に転送する。ファクシミリ装置では、該要求が網制
御回路４、制御回路γを介して読出し、書込み、プログ
ラム実行機能６へ伝えられてメモリ５の内容が読出され
る。読出されたデータは網制御回路４を介して診断セン
タに転送される。この場合、診断センタから適当なアド
レスを指定して読出し要求を行うと、メモリ５内の当該
データが転送され、その時のファクシミリ装置の状態把
握が可能となる。

次に、第３図は診断センタがファクシミリ装置の動作パ
ラメータを変更する場合を示す。ここで動作パラメータ
とは、イコライザの設定量、変復調回路の動作、転送ス
ピード、アッテネータの減衰量等をいい、メモリ５に格
納されている。

まず、診断センタからメモリ書込み要求とアドレス情報
を付加してファクシミリ装置に転送し、続いて動作パラ
メータ情報を転送する。この場合、付加するアドレスを
メモリ６の動作パラメータ格納アドレスとすると、メモ
リ５の動作パラメータが変更される。

最後に、第４図は診断センタが転送したプログラムｔフ
ァクシミリ装置が実行する場合を示す。

まず、診断センタからメモリ書込み要求をアドレス情報
を付加して転送し、続いてプログラムを送出する。ファ
クシミリ装置では、読出し、書込み、プログラム実行機
能６によりメモリ６内の付加されたアドレスに送られた
プログラムを書込む。

次いで診断センタからプログラム実行要求を行い、更に
上記のプログラムのアドレスを指定すると、ファクシミ
リ装置では、読出し、書込み、プログラム実行機能６が
当該プログラムを読出して実行する。このプログラム実
行と、第２図の状態把握及び第３図の動作パラメータ変
更を組合わせることにより、ファクシミリ装置の故障診
断や故障修復を実現することができる。

尚、メモリ６内に故障診断・故障修復プログラムを内蔵
しておけば、診断センタから当該プログラムの実行要求
全転送することによりファクシミリ装置の故障診断・故
障修復を行うことができる。

発明の詳細 な説明したように本発明は、ファクシミリ装置に通信に
よりメモリ内容を読出し、書込み、またメモリ内のプロ
グラムを実行させる機能を設けたので、ファクシミリ装
置に専用の故障診断・故！修復回路を設けることなく、
柔軟性のある、かつきめ細かな故障診断や故障修復を実
現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置のブ
ロック図、第２図は診断センタからファクシミリ装置の
状態を把握するための模式図、第３図は診断センタから
ファクシミリ装置の動作パラメータを変更するための模
式図、第４図は診断センタが転送したプログラムをファ
クシミリ装置に実行させるだめの模式図、第５図は従来
のファクシミリ装置のブロック図、第６図はファクシミ
リ装置の動作を示す模式図である。 ６・・・・・・メモリ、６・・・・・・読出し、書込み
、プログラム実行機能。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通信端末装置のメモリの内容を通信により読出し、書込
   み、かつ前記メモリのプログラムを実行させる機能を前
   記通信端末装置に設け、前記機能を組合わせることによ
   り通信を介して前記通信端末装置の故障を診断し、また
   修復することを特徴とする通信端末装置のリモート故障
   診断・故障修復方法。