JPH06110797A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH06110797A
JPH06110797A JP4258685A JP25868592A JPH06110797A JP H06110797 A JPH06110797 A JP H06110797A JP 4258685 A JP4258685 A JP 4258685A JP 25868592 A JP25868592 A JP 25868592A JP H06110797 A JPH06110797 A JP H06110797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
information
message
reading
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4258685A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tamanoi
勉 玉野井
Masami Uematsu
正実 植松
Koichi Imaizumi
浩一 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba System Development Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Development Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba System Development Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4258685A priority Critical patent/JPH06110797A/ja
Publication of JPH06110797A publication Critical patent/JPH06110797A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】容易に、しかも正確で微妙な通信タイミングの
障害の再現にも対応できる通信シミュレータを実行する
ことを目的とする。 【構成】キーボード8からのキー入力による情報処理装
置1のパラメータ実行型通信シミュレータの起動により
制御部2は、磁気ディスク装置4のパラメータファイル
からパラメータ(通信履歴)をパラメータ読込部21で
読込み、読込んだパラメータを解釈部22で解釈し、解
釈結果に応じて通信部23は情報処理装置11と通信
し、この通信状況を通信状況表示部24によりCRTデ
ィスプレイ表示装置7に表示し、表示した通信状況を通
信状況保存部25が磁気ディスク装置4の通信状況ファ
イル4bに保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば複数の情報
処理装置間で通信により情報の送受信を行うシステムに
おいて、障害が発生した際、通信シミュレータを用いて
障害原因の究明、不具合修正後の動作確認などを行う情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークの進歩と種々の機器
の高機能化が進むにつれ、必然的にこれらの機器を有機
的に接続した高度なネットワークシステムが構築されて
いる。例えば、複数の情報処理装置が通信により情報の
送受信を行うシステムにおいて、個々の情報処理装置内
部で動作するプログラムが、通信コマンド、通信内容等
を含むいわゆる通信電文を取り交わすことで通信が実現
されている。
【0003】このようなシステムにおいては、個々の情
報処理装置に対する極めて厳しい信頼性が要求されてい
るが、システムの信頼性を低下させる要因として種々の
障害の発生がある。この障害対策技術として、通信履歴
の採取、通信シミュレータなどを使用したテストがあり
障害原因の究明、不具合修正後の動作確認などに使用さ
れている。
【0004】このような障害原因を究明する場合、障害
発生箇所の特定は主として人手により行われている。例
えば、障害発生に至るまでの動作を各情報処理装置が個
別に採取しているシステムダンプリストをもとに原因を
解析したり、また、通信履歴をもとに解析、類推し、通
信シミュレータを使って同様な操作(画面からその都度
通信電文を手入力)を繰り返すことで再現させ、障害発
生時に個々の情報処理装置がどのような状態であったか
を判断していた。同様にこのようなシステムのテスト
や、すでに稼働中のシステムの不具合修正後の動作確認
においても、上記と同様な解析、処理を行っている。
【0005】このように障害原因の究明、不具合修正後
のシステムのテスト、不具合の調査を行う場合、まず個
々の情報処理装置におけるプログラムが正常に動作する
ことを確認するのが普通であるが、この際、テストを行
うプログラムの通信先として、本来の通信先の情報処理
装置とは別の情報処理装置を使用することがある。この
とき、その別の情報処理装置では通信シミュレータとい
う疑似プログラムを実行させている。
【0006】通信シミュレータは本来の情報処理装置が
行う通信の送受信をプログラムが代替して、さも実際の
機器が実行しているかのように動作するもので、通信シ
ミュレータを使用することにより、通信電文の送受信を
疑似的に行なって通信に関係するプログラムの動作確認
をしている。
【0007】しかしながら、通信量が多く複雑なシステ
ムにおいて、通信シミュレータの操作(通信履歴などを
もとに画面から通信電文を繰り返し入力)は、多くの時
間を要し、通信電文が長い場合はなおさら大変であっ
た。
【0008】この際、通信シミュレータ側の動作(人間
が入力した通信電文)が正確なものでないとテストする
側の評価ができず、そのため、通信シミュレータの操作
確認も必要であった。
【0009】さらに、通信シミュレータの送信側の画面
から通信電文を入力したり、何らかのキー入力により通
信電文が送信される場合など、人間が介入していては送
受信の微妙なタイミングのずれに起因する障害が再現で
きないという問題もあった。
【0010】また、テスト用データを用意して通信シミ
ュレータでテストを行う場合、用意するテスト用データ
は、正確で、且つ、あらゆるケースを網羅したデータで
なければならず作成が大変困難で、そのため、多くの時
間を要していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、通信
シミュレータの操作における入力に多くの時間を要し、
通信シミュレータの送信側の動作を正確にするためこの
操作の確認をしなければならず、キーボードによる入力
など人間が介入ししている場合、送受信の微妙なタイミ
ングのずれに起因する障害の再現ができないという問題
があった。また、通信シミュレータに用いるテスト用デ
ータは、正確で、且つ、あらゆるケースを網羅したデー
タでなければならず作成が大変困難で、そのため、多く
の時間を要するという問題があった。
【0012】そこで、この発明は、容易に、しかも正確
で微妙な通信タイミングの障害の再現にも対応できる通
信シミュレータを実行することのできる情報処理装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の情報処理装置
は、複数の情報処理装置間の通信による情報の送信、受
信に障害が発生した際、通信シミュレータを用いて障害
原因の究明、不具合修正後の動作確認などを行う情報処
理装置において、通信電文の通信履歴を記憶する記憶手
段と、この記憶手段に記憶されている通信履歴を用いて
通信シミュレータを実行するプログラムを予め格納して
おく格納手段と、この格納手段に格納されているプログ
ラムを読込む読込手段と、この読込手段で読込んだプロ
グラムを実行する実行手段とから構成されている。
【0014】この発明の情報処理装置は、通信電文とこ
れに対応する通信情報とから構成される通信履歴を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている通信履
歴としての通信電文と通信情報とを読込む読込手段と、
この読込手段で読込んだ通信情報を解釈する解釈手段
と、この解釈手段の解釈結果に応じて通信電文の通信を
行う通信手段と、この通信手段により通信が行われた通
信電文の通信結果としての通信情報を表示する表示手段
と、この表示手段で表示された通信情報とこれに対応す
る通信電文とを通信履歴として上記記憶手段に保存する
保存手段とから構成されている。
【0015】この発明の情報処理装置は、通信電文とこ
れに対応する通信情報とから構成される通信履歴を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている通信履
歴としての通信電文と通信情報とを読込む読込手段と、
この読込手段で読込んだ通信情報からこれに対応する通
信電文が送信電文か受信電文かを解釈する解釈手段と、
この解釈手段の解釈結果が送信電文の場合は送信の、受
信電文の場合は受信の通信を行う通信手段と、この通信
手段により通信が行われた通信電文の通信結果としての
通信情報を表示する表示手段と、上記解釈手段で受信電
文と解釈された通信電文と、この通信電文に対応した通
信情報に基づいて上記通信手段が受信の通信を行って受
信した通信電文とを比較する比較手段と、この比較手段
の比較結果が一致の場合は処理を続け、不一致の場合は
処理を停止する停止手段と、この停止手段で処理を停止
した際、上記表示手段で表示されている通信情報に不一
致情報を付加する付加手段と、この付加手段で付加され
た不一致情報を含む上記表示手段で表示された通信情報
とこれに対応する通信電文とを通信履歴として上記記憶
手段に保存する保存手段とから構成されている。
【0016】
【作用】この発明は、通信電文の通信履歴を記憶し、こ
の記憶されている通信履歴を用いて通信シミュレータを
実行するプログラムを予め格納し、この格納されている
プログラムを読込んでこのプログラムを実行することに
より、容易に、しかも正確で微妙な通信タイミングの障
害の再現にも対応できる通信シミュレータを実行するこ
とができる。
【0017】この発明は、通信電文とこれに対応する通
信情報とから構成される通信履歴を記憶手段に記憶し、
記憶されている通信履歴としての通信電文と通信情報と
を読込み、読込んだ通信情報を解釈し、解釈結果に応じ
て通信電文を通信し、通信が行われた通信電文の通信結
果としての通信情報を表示し、表示された通信情報とこ
れに対応する通信電文とを通信履歴として上記記憶手段
に保存するするようにしたものである。
【0018】この発明は、通信電文とこれに対応する通
信情報とから構成される通信履歴を記憶手段に記憶し、
記憶されている通信履歴としての通信電文と通信情報と
を読込み、読込んだ通信情報からこれに対応する通信電
文が送信電文か受信電文かを解釈手段で解釈し、解釈結
果が送信電文の場合は送信の、受信電文の場合は受信の
通信を通信手段で行い、この通信手段により通信が行わ
れた通信電文の通信結果としての通信情報を表示手段で
表示し、上記解釈手段で受信電文と解釈された通信電文
と、この通信電文に対応した通信情報に基づいて上記通
信手段が受信の通信を行って受信した通信電文とを比較
し、比較結果が一致の場合は処理を続け、不一致の場合
は処理を停止し、処理を停止した際、上記表示手段で表
示されている通信情報に不一致情報を付加し、付加され
た不一致情報を含む上記表示手段で表示された通信情報
とこれに対応する通信電文とを通信履歴として上記記憶
手段に保存するようにしたものである。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0020】図2は、この発明に係る情報処理装置とそ
のシステム構成を概略的に示すものである。すなわち、
テストおよび調査を行うときに使用する情報処理装置1
は、全体の制御を司る制御部2、情報の演算処理を実行
する演算部3、パラメータ実行型通信シミュレータのプ
ログラムを記憶する磁気ディスク装置4を含めて情報を
記憶する記憶部5、外部との通信を行う通信制御部6と
から構成されている。また、情報処理装置1には、保存
情報の表示や動作するプログラムの作動状況などを表示
するCRTディスプレイ表示装置7、オペレータ操作に
用いるキーボード8とが接続されている。
【0021】テストおよび調査を行う必要性のある情報
処理装置11は、全体の制御を司る制御部12、情報の
演算処理を実行する演算部13、磁気ディスク装置14
を含めて情報を記憶する記憶部15、外部との通信を行
う通信制御部16とから構成されている。また、情報処
理装置11には、保存情報の表示や動作するプログラム
の作動状況などを表示するCRTディスプレイ表示装置
17、オペレータ操作に用いるキーボード18とが接続
されている。図1は、本実施例の各機能を機能ブロック
図として示すものである。
【0022】制御部2は、パラメータ実行型通信シミュ
レータが起動されて初期設定する初期設定部20、磁気
ディスク装置4のパラメータ(通信履歴)ファイル4a
からパラメータを読み込むパラメータ読込部21、読み
込まれたパラメータの内容を解釈する解釈部22、解釈
部22で送信電文と解釈された場合には送信動作をし、
受信電文と解釈された場合には受信動作をする通信部2
3、通信部23で扱われた通信電文をCRTディスプレ
イ表示装置7に表示する通信状況表示部24、磁気ディ
スク装置4内の通信状況ファイル4bにパラメータファ
イル4aと同一ファイルレイアウトで保存する通信状況
保存部25、処理継続か終了かを判断する継続判断部2
6としての各機能を実行する。図3は、パラメータファ
イル4aのファイルレイアウトを示すもので、通信情報
F1〜F4と通信内容F5が発生順に保存されている。
【0023】通信情報F1は通信日付であり通信電文が
発生した日付を、通信情報F2は通信時刻であり通信電
文が発生した時刻を、通信情報F3は通信コマンドであ
り、送信受信の区別と通信電文の発生場所をそれぞれ表
している。
【0024】本実施例のパラメータ実行型通信シミュレ
ータは、通信情報F3の通信コマンドをもとに送信用通
信電文であるか、受信用通信電文であるかを判断し送信
または受信動作を行うものである。また、このときに送
信および受信相手の判断をも行う。通信情報F4の通信
ステータスは、送信および受信結果を表している。
【0025】通信内容F5は通信電文のことである。情
報処理装置間で連結した処理を行うためには相手から命
令を受け取ったり(受信)、送ったり(送信)しなけれ
ばならない。そこでお互いの取決めのもと各命令に対応
する通信電文を決定し、この通信電文を用いて情報処理
装置間で通信を行い、連結した処理を実現している。
【0026】次に、このような構成において図4、図5
に示すフローチャートを参照して情報処理装置1から情
報処理装置11へと通信シミュレータを行う動作につい
て説明する。
【0027】情報処理装置1は、CRTディスプレイ表
示装置7に表示されたメニュー選択に対し、キーボード
8からのキー入力によりパラメータ実行型通信シミュレ
ータが起動される。
【0028】制御部2は、通信制御部6を介して通信回
線の接続を行って情報処理装置11と通信可能状態にす
る。また、初期設定部20は、初期画面を表示し、パラ
メータファイル4aの読込開始位置(開始番号)、CR
Tディスプレイ表示装置7への通信状況の表示、磁気デ
ィスク装置4への通信状況保存のそれぞれの設定のため
に、キーボード8からのキー入力による選択指示を受け
付ける。上記初期設定終了後、キーボード8からのキー
入力により実行するか否か、つまり処理を開始するか再
設定にするかの選択がされる。再設定が選択された場合
はステップS3に戻る。
【0029】処理の開始が選択された場合、パラメータ
読込部21がステップS3で設定されたパラメータの開
始位置(開始番号)に基づいて、磁気ディスク装置4の
パラメータファイル4aに記憶されているパラメータを
1レコード分読み込む(1レコード中に1通信電文が存
在する)。解釈部22は、パラメータ読込部21で読み
込まれた1レコードを通信コマンドF3をもとに送信電
文か受信電文かを解釈する。
【0030】解釈部22の解釈結果が送信電文の場合、
通信部23は、パラメータ読込部21で読み込まれた1
レコードの通信内容F5の送信(通信)電文を取り出
し、送信日付をOS(オペレーティングシステム)から
取得し、通信制御部6を介して情報処理装置11に送信
する。
【0031】送信終了後、通信状況表示部24は、通信
コマンド、パラメータファイルの位置、ステップS9で
取得した実送信時刻、ステップS10で発生した実送信
ステータス、実送信電文の順で画面表示用に編集し、送
信情報としてCRTディスプレイ表示装置7の画面上に
表示する。
【0032】通信状況保存部25は、ステップS9で取
得した実送信日時、通信コマンド、ステップS10で発
生した実通信ステータス、実送信電文の順でファイル保
存用に編集(パラメータファイルと同一のファイルレイ
アウト)し、通信状況ファイル4bに保存する。
【0033】また、ステップS8での解釈部22の解釈
結果が受信電文の場合、通信部23は、情報処理装置1
1のテスト対象装置からの受信を行い、受信日時をOS
(オペレーティングシステム)から取得する。
【0034】通信状況表示部24は、通信コマンド、パ
ラメータファイルの位置、ステップS17で取得した実
受信時刻、ステップS16で発生した実通信ステータ
ス、実受信電文の順で画面表示用に編集する。
【0035】次に、制御部2は、ステップS7で取得し
たパラメータの1レコードから受信電文(受信予定の電
文)を取り出してステップS16で取得した実受信電文
(受信結果の電文)と照合を行い、一致すればステップ
S18で編集した受信情報をCRTディスプレイ表示装
置7の画面上に表示する、
【0036】また、不一致であればステップS18で編
集した受信情報に不一致マーク(作業員への受信異常通
知が目的)を付加してCRTディスプレイ表示装置7の
画面上に表示する。
【0037】通信状況保存手段25は、ステップS18
で取得した実受信日時、通信コマンド、ステップS16
で発生した実通信ステータス、実受信電文の順でファイ
ル保存用に編集(パラメータファイルと同一のファイル
レイアウト)し、通信状況ファイル4bに保存する。
【0038】次に、継続判断部26は、ステップS19
で一致していれば処理継続と判断してステップS25に
進み、ステップS19で不一致であったならば操作員に
受信異常を通知するためステップS3に戻る。
【0039】制御部2は、再度、処理中断要求の有無を
確認し、「無」であればパラメータを読み込む位置を示
すカウンタをカウントアップして次のパラメータの1レ
コード読み込み(ステップS7)に戻り、「有」(作業
員からの終了要求、パラメータ読み込み終了)であれば
終了する。
【0040】図6〜図9は、本実施例のパラメータ実行
型通信シミュレータにおけるCRTディスプレイ表示装
置7の表示画面を示すもので、情報処理装置11のテス
ト対象装置内で動作するプログラムの不具合修正後の動
作の確認例である。なお、パラメータとして使用する通
信履歴は安定稼働中に採取したものが使用されている。
【0041】すなわち、情報処理装置1のテスト用装置
のキーボード8からパラメータ実行型通信シミュレータ
を起動するとCRTディスプレイ表示装置2に図6に示
すように初期設定画面が表示される。
【0042】ここで、パラメータファイルの読込開始位
置(開始番号)、通信状況の表示(画面出力)、通信状
況の保存(ログ出力)等の初期設定の入力が行われ、実
行指示が出されて開始される。図6に示すように初期設
定の入力により開始電文が画面上に表示され、開始電文
に従って情報処理装置11(テスト対象装置)の用意を
する。
【0043】ここで、開始電文が任意の処理要求を命令
する送信電文であれば、情報処理装置11で関連する機
能(ここではプログラムのことを指している)を実行さ
せ、開始電文に対応する箇所まで動作させる必要がある
(このケースでは必ず受信状態になる)。同様に開始電
文が受信電文であれば、開始電文に対応する送信箇所ま
で動作させなければならない。
【0044】このようにお互いのタイミングが一致した
時点でパラメータ実行型通信シミュレータを実行させ
る。実行後は、通信状況がCRTディスプレイ表示装置
2に、連続的にスクロール表示される。例えば、図7で
は送信した電文が表示され、続いて図8において、受信
した電文が追記表示される。
【0045】これに関連して情報処理装置11では、情
報処理装置1からの通信電文に応じた処理画面がCRT
ディスプレイ表示装置17に表示される。従って、情報
処理装置11は、操作員の途中介入を受けることなく通
信履歴の通りの動作を連続的に行うことになる。
【0046】ここで電文の不一致が発生した場合、パラ
メータ実行型通信シミュレータは一時停止し、図9に示
すようにCRTディスプレイ表示装置2に不一致マーク
「・」が表示され、プログラムの論理ミスの存在が判明
される。また、このときの通信状況は通信状況ファイル
4bに保存され、新たな通信履歴として本実施例のパラ
メータとして利用することできる。
【0047】上述したように本実施例のパラメータ実行
型通信シミュレータは、通信履歴(システム内で発生し
た全ての通信電文を保存してあるもの)をそのままパラ
メータとして利用して連続的に動作する通信シミュレー
タである。つまり、ここでの動作は、通信履歴から取り
出した通信電文を解釈した結果にもとづき送信または受
信動作をパラメータの続くかぎり連続的に行うものであ
る。
【0048】なお、パラメータとなる通信履歴は、処理
に応じたものをあらかじめ用意しておく必要がある。た
とえば、障害原因の究明には障害状況を保存してある通
信履歴を用意し、不具合修正後の動作確認には安定稼働
中のシステムの通信履歴を用意すればよい。
【0049】また、複数の情報処理装置間の通信による
情報の送受信を行うシステムにおいて、通信履歴を用意
した後、本実施例のパラメータ実行型通信シミュレータ
を動作させることによってシステム内の各情報処理装置
に通信履歴から取り出した通信電文が送受信されるの
で、システムを通信履歴の通りに作動させることが可能
となる。
【0050】以上説明したように上記実施例によれば、
通信シミュレータにおける通信電文の手入力作業を完全
になくすことができるので作業が容易になり、微妙な通
信タイミングのズレに起因する障害の再現にも対応する
ことできる。また、通信履歴がそのままテスト用データ
となるのでテスト用データ作成にかかる時間を完全にな
くし、テスト用データ作成後の検証(論理的につじつま
が合っているかどうか)をも不要とする。さらに、障害
発生時の情報処理装置の動作状態を正常かつ短時間で再
現でき、不具合修正後の動作確認においても同様な効果
が得られる。
【0051】また、システムを一部修正して再度検査が
必要な場合や、同一システムを複数順次リリースする場
合、すでに安定稼働中のシステムの通信履歴をテスト用
データとしてそのまま使用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
容易に、しかも正確で微妙な通信タイミングの障害の再
現にも対応できる通信シミュレータを実行することので
きる情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における情報処理装置の各
機能を示すブロック図。
【図2】情報処理装置とそのシステム構成を概略的に示
す図。
【図3】パラメータファイルのファイルレイアウトを説
明するための図。
【図4】通信シミュレータの動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図5】通信シミュレータの動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図6】パラメータ実行型通信シミュレータにおけるC
RTディスプレイ表示装置の表示画面を説明するための
図。
【図7】パラメータ実行型通信シミュレータにおけるC
RTディスプレイ表示装置の表示画面を説明するための
図。
【図8】パラメータ実行型通信シミュレータにおけるC
RTディスプレイ表示装置の表示画面を説明するための
図。
【図9】パラメータ実行型通信シミュレータにおけるC
RTディスプレイ表示装置の表示画面を説明するための
図。
【符号の説明】
1,11…情報処理装置、2,12…制御部、3,13
…演算部、4,14…磁気ディスク装置、4a…パラメ
ータファイル、4b…通信状況ファイル、5,15…記
憶部、6,16…通信制御部、7,17…CRTディス
プレイ表示装置、8,18…キーボード、21…パラメ
ータ読込部、22…解釈部、23…通信部、24…通信
状況表示部、25…通信状況保存部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植松 正実 東京都港区海岸一丁目15番1号 東芝シス テム開発株式会社内 (72)発明者 今泉 浩一 東京都港区海岸一丁目15番1号 東芝シス テム開発株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報処理装置間の通信による情報
    の送信、受信に障害が発生した際、通信シミュレータを
    用いて障害原因の究明、不具合修正後の動作確認などを
    行う情報処理装置において、 通信電文の通信履歴を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている通信履歴を用いて通信シ
    ミュレータを実行するプログラムを予め格納しておく格
    納手段と、 この格納手段に格納されているプログラムを読込む読込
    手段と、 この読込手段で読込んだプログラムを実行する実行手段
    と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 通信電文とこれに対応する通信情報とか
    ら構成される通信履歴を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている通信履歴としての通信電
    文と通信情報とを読込む読込手段と、 この読込手段で読込んだ通信情報を解釈する解釈手段
    と、 この解釈手段の解釈結果に応じて通信電文の通信を行う
    通信手段と、 この通信手段により通信が行われた通信電文の通信結果
    としての通信情報を表示する表示手段と、 この表示手段で表示された通信情報とこれに対応する通
    信電文とを通信履歴として上記記憶手段に保存する保存
    手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 通信電文とこれに対応する通信情報とか
    ら構成される通信履歴を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている通信履歴としての通信電
    文と通信情報とを読込む読込手段と、 この読込手段で読込んだ通信情報からこれに対応する通
    信電文が送信電文か受信電文かを解釈する解釈手段と、 この解釈手段の解釈結果が送信電文の場合は送信の、受
    信電文の場合は受信の通信を行う通信手段と、 この通信手段により通信が行われた通信電文の通信結果
    としての通信情報を表示する表示手段と、 上記解釈手段で受信電文と解釈された通信電文と、この
    通信電文に対応した通信情報に基づいて上記通信手段が
    受信の通信を行って受信した通信電文とを比較する比較
    手段と、 この比較手段の比較結果が一致の場合は処理を続け、不
    一致の場合は処理を停止する停止手段と、 この停止手段で処理を停止した際、上記表示手段で表示
    されている通信情報に不一致情報を付加する付加手段
    と、 この付加手段で付加された不一致情報を含む上記表示手
    段で表示された通信情報とこれに対応する通信電文とを
    通信履歴として上記記憶手段に保存する保存手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
JP4258685A 1992-09-28 1992-09-28 情報処理装置 Pending JPH06110797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4258685A JPH06110797A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4258685A JPH06110797A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06110797A true JPH06110797A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17323682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4258685A Pending JPH06110797A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06110797A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133313A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置および制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133313A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置および制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5022028A (en) Software verification apparatus
CN111104315A (zh) 一种测试脚本生成方法及装置、计算机可读存储介质
KR100985749B1 (ko) 내장형 시스템 소프트웨어 자동 테스트 시스템 및 방법과테스트 시나리오 작성 방법
US6279123B1 (en) System for viewing and monitoring embedded processor operation
CN112947964A (zh) 一种芯片的固件更新方法、装置、设备及存储介质
KR100585577B1 (ko) 테스트 시나리오 파일 자동 작성에 의거한 무선통신단말기테스트 방법
US6351826B1 (en) Method and apparatus for automatically verifying communication software
JP3206096B2 (ja) 入力データ処理装置
JPH06110797A (ja) 情報処理装置
JPH10133914A (ja) 計算機システム及びデバイス入出力シミュレータ
US20020026301A1 (en) Automatic evaluation method, automatic evaluation system, and storage medium storing automatic evaluation program
JP2003006001A (ja) 業務処理ソフトウエアのテスト装置
JPH09223040A (ja) ソフトウェアのシステムテスト支援装置およびこれに用いるテストシナリオ生成装置
JPS6245266A (ja) 通信端末装置のリモ−ト故障診断・故障修復方法
US20140372883A1 (en) Instructing an Operation to be Performed at a Central Station from a Remote Station
JP2003248597A (ja) リグレッションテスト方法及びリグレッションテスト装置
JPH09233150A (ja) シーケンスチャート作成装置
CN117785695A (zh) 基于软件集成的报错检测方法、装置、设备和存储介质
JP2631778B2 (ja) 計算機プログラム試験装置
JPH04220752A (ja) 入出力装置
CN114647581A (zh) Hil测试的覆盖度检测方法、设备及存储介质
JPS6220579B2 (ja)
JP2000207249A (ja) シミュレ―ション装置
CN115716494A (zh) 联锁数据测试方法及装置
JPH0587850B2 (ja)