JPS6237814Y2 - - Google Patents

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JPS6237814Y2
JPS6237814Y2 JP2182683U JP2182683U JPS6237814Y2 JP S6237814 Y2 JPS6237814 Y2 JP S6237814Y2 JP 2182683 U JP2182683 U JP 2182683U JP 2182683 U JP2182683 U JP 2182683U JP S6237814 Y2 JPS6237814 Y2 JP S6237814Y2
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JP
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panel
cowl
curved
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parts
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JP2182683U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のエンジンルームと車室と
を区画する自動車のダツシユパネル装置に関す
る。
従来、第4図に示すように、ダツシユパネル1
aは、エンジンE(第5図a参照)後部に面する
中央面部11aならびにエアコン取付け部に面す
る側方面部12a等のダツシユパネル1aの面
を、第5図a及びb、ならびに第6図a及びbに
示すように平面に成形し、その他の面部13aに
は必要な取付け部品の座孔とか逃がし面を設ける
とともに、特にエンジンE後部に面する中央面部
11aとエアコン取付け部に面する側方面部12
aの各平面部分には、部分的な複数のビード8a
を形成し、このビード8aでダツシユパネル1a
の面に部分的な剛性を持たせるようにしていた。
しかし、上述の中央面部11aならびに側方面
部12aに部分的なビード8aを形成するだけで
は、ダツシユパネル1aにパネルの大きな面での
振動が起こりやすく、振動騒音が発生するという
悪影響が生じ、また、これらの悪影響の発生を防
止するためダツシユパネル1aの板厚をあげてそ
の剛性を高めると、車両の重量が増加するという
問題点があつた。
この考案は、上述の問題点に着目し、ダツシユ
パネルのエンジン後部に面する中央面部ならびに
エアコン取付け部に面する側方面部等、各種の部
品を原則としては取付けない部位のダツシユパネ
ル面を、板厚を増すことなしに剛性を高めるよう
成形するとともに、この剛性を高めた上述の中央
ならびに側方面部の成形補強形状を、カウルアウ
タパネルとカウルインナパネルの接合部まで延長
連結することにより、振動騒音を低減し、車両の
重量を軽減することを目的としている。
このような目的を達成するため、この考案の自
動車のダツシユパネル装置は、エンジンルーム
ERと車室Rとを区画するダツシユパネル1は、
その上部がカウルアウタパネル2とカウルインナ
パネル3の接合部4にスポツト溶接され、このダ
ツシユパネル1のエンジンE後部に面する中央面
部11ならびにエアコン取付け部に面する側方面
部12等、各種部品を原則として取付けない部位
のダツシユパネル1の面を、曲面あるいは球面等
の湾曲成形部110,120に形成する。
そして、この湾曲成形部110,120には複
数の縦ビード8が形成してあり、この縦ビード8
は、カウルアウタパネル2とカウルインナパネル
3との上述接合部4まで延長され、複数の縦ビー
ド8が上述の湾曲成形部110,120と上述カ
ウルの接合部4とを連結することを特徴としてい
る。
この考案による自動車のダツシユパネル装置に
よれば、 (i) ダツシユパネル1の面を、曲面あるいは球面
等の湾曲成形部110,120に形成して、こ
の湾曲成形部110,120とダツシユパネル
1のカウル接合部4とを縦ビード8により連結
させたから、 (イ) ダツシユパネル1の剛性を高めることがで
きる。
(ロ) 剛性を高めた分だけダツシユパネル1の板
厚をダウンすることができ、車両の重量軽減
を図ることができる。
(ハ) ダツシユパネル1の剛性を高めることによ
り、ダツシユパネル1の非振周波数をあげる
ことができ、車両のこもり音ならびに透過騒
音の低減を図ることができる。
等、上述(イ)ないし(ハ)の効果がある。
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図ないし第3図bは、この考案の実施例を
示しており、第2図aに示すように、エンジンル
ームERと車室Rとを区画するダツシユパネル1
は、その上部がカウルアウタパネル2とカウルイ
ンナパネル3の接合部4にスポツト溶接され、ダ
ツシユパネル1の下部はフロントフロアパネル5
の前端にスポツト溶接されていて、第1図に示す
形状に成形されており、13は、ブレーキ及びク
ラツチ等の取付け平面部である。
なお、第1図図示の6はホイルハウス部、7は
フロアメンバであつて、フロアメンバ7はフロン
トフロアパネル5にスポツト溶接して溶着されて
いる。そして、第2図a図示のエンジンE後部に
面するダツシユパネル1の中央面部11ならびに
第3図a図示のエアコンAに面する側方面部12
には、曲面あるいは球面等の湾曲成形部110な
らびに120が形成してある。
また、この湾曲成形部110ならびに120の
それぞれには、詳しくは、第2図b及び第3図b
に拡大して示されるように、複数の縦ビード8が
形成してあつて、これらの湾曲成形部110,1
20に形成されている縦ビード8は、カウルアウ
タパネル2とカウルインナパネル3との上述接合
部4まで延長させてあり、つまり、複数の縦ビー
ド8は、湾曲成形部110,120と上述カウル
の接合部4とを連結して、ダツシユパネル1の剛
性を板厚を増加させずに高めてある。
なお、第4図に示す従来装置の振動モードのテ
ストデータでは、周波数の低い206Hzでダツシユ
パネル1aが大きく揺れるが、第1図の考案装置
のダツシユパネル1は、206Hzの周波数では揺れ
ず、500Hz以上でなければ揺れなくなつており、
このことから、ダツシユパネル1の共振周波数が
高いところに移り、パネル剛性アツプが計られて
いることが、テストデータで得られている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2
図aは第1図の−線断面図、第2図bは第2
図aの拡大断面図、第3図aは第1図の−線
断面図、第3図bは第3図aの拡大断面図、第4
図は従来装置を示す斜視図、第5図aは第4図の
−線断面図、第5図bは第5図aの拡大断面
図、第6図aは第4図の−線断面図、第6図
bは第6図aの拡大断面図である。 E……エンジン、ER……エンジンルーム、R
……車室、1……ダツシユパネル、11……中央
面部、12……側方面部、13……取付け平面
部、{110,120}……湾曲成形部、2……
カウルアウタパネル、3……カウルインナパネ
ル、4……接合部、5……フロアパネル(フロン
ト)、6……ホイルハウス部、7……フロアメン
バ、8……縦ビード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルームと車室とを区画するダツシユパ
    ネルは、その上部がカウルアウタパネルとカウル
    インナパネルの接合部にスポツト溶接され、その
    下部はフロアパネルにスポツト溶接されており、
    このダツシユパネルのエンジン後部に面する中央
    面部ならびにエアコン取付け部に面する側方面部
    等、各種部品を原則として取付けない部位のダツ
    シユパネル面を曲面あるいは球面等の湾曲成形部
    に形成するとともに、この湾曲成形部には、さら
    に複数の縦ビードが形成してあり、この縦ビード
    はカウルアウタパネルとカウルインナパネルとの
    上述接合部まで延長され、複数の縦ビードが上述
    の湾曲成形部と上述のカウルの接合部とを連結す
    ることを特徴とする自動車のダツシユパネル装
    置。
JP2182683U 1983-02-17 1983-02-17 自動車のダツシユパネル装置 Granted JPS59126776U (ja)

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JP2182683U JPS59126776U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 自動車のダツシユパネル装置

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JP2182683U JPS59126776U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 自動車のダツシユパネル装置

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JPS59126776U JPS59126776U (ja) 1984-08-25
JPS6237814Y2 true JPS6237814Y2 (ja) 1987-09-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072469B2 (ja) * 1985-04-27 1995-01-18 マツダ株式会社 自動車の前部車体構造
JP5075949B2 (ja) * 2010-07-02 2012-11-21 本田技研工業株式会社 車体前部構造
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JP7081893B2 (ja) * 2019-12-04 2022-06-07 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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JPS59126776U (ja) 1984-08-25

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