JP2019006234A - 自動車の冷却機器取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ブラケットが配置される横メンバと縦メンバとの角部における結合強度に優れるとともに、冷却機器の支持安定性に優れる自動車の冷却機器取付構造を提供する。
【解決手段】本発明の冷却機器取付構造は、縦メンバ6Bの第二内側壁24の下端部が、横メンバ内に延びるとともに、補強部材80を介して横メンバ本体6A1内で当該横メンバ本体6A1の前壁61に結合され、ブラケット5は、横メンバ本体6A1の前鍔部63に結合されるとともに、横メンバ本体6A1の前壁61を介して補強部材80に結合されている。
【選択図】図4B

Description

本発明は、自動車の冷却機器取付構造に関する。
従来、自動車の冷却機器取付構造としては、車体前部に配置される横メンバと縦メンバとの結合部に取り付けられたラジエータ取付用ブラケットを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、この冷却機器取付構造は、車体前部で車幅方向に延びるフロントクロスメンバ(横メンバ)と、このフロントクロスメンバの車幅方向の外端部に接続され、この外端部から上方に延びてフロントサイドフレーム(車体フレーム)の先端部に接続されることでフロントクロスメンバとフロントサイドフレームとを連結する連結部材(縦メンバ)と、を備えている。
ラジエータ取付用ブラケットは、フロントクロスメンバと連結部材とが成す内角側に取り付けられる基端部から前方へ延びる延出部でラジエータ(冷却機器)の下部を支持するようになっている。
また、連結部材は閉断面構造を有しており、連結部材の内側には上下方向に長い板体からなる補強部材が配置されている。この補強部材は、上下方向に延びる中央部でくの字状に屈曲している。そして、補強部材の上端部は、フロントサイドフレームの下面に接続され、中央部は、補強部材の内壁面に接続され、下端部は、フロントクロスメンバの上面に接続されている。
実開平3−16579号公報
しかしながら、従来の冷却機器取付構造(例えば、特許文献1参照)の補強部材は、フロントクロスメンバ(横メンバ)に対してはその上面にのみ接合されている。そのため従来の冷却機器取付構造は、フロントクロスメンバと連結部材(縦メンバ)とが成す角部の結合強度が不十分であった。したがって、例えば自動車が悪路を走行した際に、フロントサイドフレーム先端部が上下に変位することで前記角部に捩れ変形が生じる恐れがあった。そして、前記角部に捩れ変形が生じると、フロントクロスメンバと連結部材との内角側に取り付けられるラジエータ取付用ブラケットのラジエータの支持安定性が阻害される。
本発明の課題は、ブラケットが配置される横メンバと縦メンバとの角部における結合強度に優れるとともに、当該角部の剛性も高まり冷却機器の上下振動が車室側へ伝達することを遮断し、かつ冷却機器の支持安定性に優れる自動車の冷却機器取付構造を提供することにある。
前記の課題を達成した本発明の自動車の冷却機器取付構造は、フロントサイドフレームの前端部に固定されたフロントバルクヘッドから前方に延出して冷却機器を支持するブラケットを備え、前記フロントバルクヘッドは、左右一対の縦メンバと、上下一対の横メンバと、によって矩形に形成され、一対の前記横メンバのうち下側の前記横メンバは、上向き開口のハット断面を有し、前記縦メンバの内側壁の下端部は、前記上向き開口を介して前記ハット断面内に延びるとともに、補強部材を介して前記横メンバ内で当該横メンバの前壁に結合され、前記ブラケットは、前記横メンバの前記ハット断面を構成する鍔部に結合されるとともに、前記横メンバの前記前壁を介して前記補強部材に結合され、前記鍔部に対する前記ブラケットの結合部は、車体正面視で前記内側壁を中心に車幅方向の内外のそれぞれに形成されている。
本発明の自動車の冷却機器取付構造によれば、ブラケットが配置される横メンバと縦メンバとの角部における結合強度に優れるとともに、当該角部の剛性も高まり冷却機器の上下振動が車室側へ伝達することを遮断し、かつ冷却機器の支持安定性に優れる自動車の冷却機器取付構造を提供することができる。
本発明の実施形態の冷却機器取付構造が適用される車体前部の部分拡大斜視図である。 図1における矢示II部の部分拡大斜視図である。 図1のフロントバルクヘッドの左半体を示す部分拡大斜視図である。 車体前後方向に沿った縦断面を含む横メンバの部分拡大斜視図である。 横メンバと縦メンバとの結合部における断面を含む部分拡大斜視図である。 縦メンバを構成する後側部材を示す斜視図である。 縦メンバを構成する補強部材の全体斜視図である。 ブラケットを左斜め後上方から見下ろした様子を示す斜視図である。 ブラケットを右斜め前下方から見上げた様子を示す斜視図である。 図7AのVIIC−VIIC断面図である。 図3の矢示VIII方向から見たブラケットとフロントバルクヘッドとの結合態様を示す部分拡大斜視図である。
本発明を実施する形態(本実施形態)の冷却機器取付構造について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の冷却機器取付構造は、フロントバルクヘッドと、インタクーラ(冷却機器)を支持するブラケットとの複合構造体である。この冷却機器取付構造は、後に詳しく説明するように、フロントバルクヘッドを構成する縦メンバ及び横メンバ、並びに前記ブラケットの相互の結合構造に主な特徴を有している。
本実施形態で例示する冷却機器取付構造は、インタクーラを備えるターボ車に搭載する冷却機器取付構造を想定しているが本発明はこれに限定されるものではない。以下に、この冷却機器取付構造が適用される車体前部の構成について説明した後に本実施形態の冷却機器取付構造について説明する。
なお、以下の説明で参照する各図中に矢印で示される「前後」及び「上下」は、車体前後方向及び車体上下方向を示し、「左右」は、運転席から見た左右方向(車幅方向)をそれぞれ示している。
≪車体前部の構成≫
図1は、車体前部の構成を説明する斜視図である。図2は、図1における矢示II部の部分拡大斜視図である。なお、図1中、ラジエータ9及びインタクーラ8は、作図の便宜上、仮想線(二点鎖線)で示している。
図1に示すように、本実施形態での車体前部1は、左右一対のフロントサイドフレーム2と、サブフレーム4と、フロントバルクヘッド6と、を備えている。
フロントサイドフレーム2は、前後方向に延設されている金属製の構造部材である。フロントサイドフレーム2は、閉断面を呈する中空構造に形成されている。左右一対のフロントサイドフレーム2の前端部には、連結プレート7がそれぞれ固定されている。連結プレート7は、フロントサイドフレーム2の前端部と、フロントバルクヘッド6の後記する縦メンバ6Bと、アッパメンバ19の前端部と、図示しないバンパビーム組立体の後部と、を相互に連結している。
サブフレーム4は、その前部がフロントサイドフレーム2の前部で垂下するサブフレーム支持部材3を介してフロントサイドフレーム2に締結されている。サブフレーム4は、図示しないが、サスペンション部品を支持するとともに、パワーユニットを搭載する。
図1中、符号26は、フロントバルクヘッド6の上端部を前端で支持するとともに、後端部がアッパメンバ19に支持されるジョイントフレームである。符号27は、アッパメンバ19の動力搭載室側の上壁に支持されるとともに、フロントサイドフレーム2の上面に支持されるダンパハウジングである。
ラジエータ9は、フロントバルクヘッド6の後記する下側の横メンバ6A上に載置されている。ラジエータ9の上部は、上側の横メンバ6Aの左右両側に配置されたラジエータ支持ブラケット9aによって支持されている。
なお、このラジエータ支持ブラケット9aは、特許請求の範囲にいう「上側ブラケット」に相当する。
インタクーラ8は、ラジエータ9の前方に配置されて、フロントバルクヘッド6に取り付けられている。
図2に示すように、インタクーラ8は、インタクーラ本体8aと、ホース連結部8bとを備えている。図2は、図1に仮想線(二点鎖線)で示すインタクーラ8の左端部を示しているが、図示しないインタクーラ8の右端部においてもホース連結部8bを有している。
ホース連結部8bの上下のそれぞれには、取付座31が形成されている。ホース連結部31の下部は、この取付座31を介して後に詳しく説明するブラケット5に支持されている。
また、ホース連結部8bの上部は、この取付座31及び支持部材33を介して後に詳しく説明するフロントバルクヘッド6の縦メンバ6Bに固定されている。
なお、ホース連結部8bの上部は、特許請求の範囲にいう「インタクーラの上部」に相当する。
本実施形態での支持部材33は、L字状に屈曲した板体で形成され、支持部材33の長手方向に沿う縁部には、フランジ33aが形成されている。
ホース連結部8bには、通気ホース32の一端が連結される。この通気ホース32は、特許請求の範囲にいう「配管」に相当する。
この通気ホース32は、図示しない右側のホース連結部にもその一端が連結されている。そして、通気ホース32は、ホース連結部8b側から縦メンバ6Bの下端部側に向けて延びた後、図1に示すように、縦メンバ6Bの下端部で車幅方向外側から車幅方向内側に向きを変えてフロントサイドフレーム2の上方を通って延びる。
そして、左右のホース連結部8bのそれぞれから延びる通気ホース33の一方は、図示しないターボチャージャに連結され、他方は、図示しないエアクリーナに連結される。
≪冷却機器取付構造≫
図1に示すように、冷却機器取付構造Sは、図1に示すように、フロントバルクヘッド6と、左右一対のブラケット5とを主に備えて構成されている。
<フロントバルクヘッド>
図1に示すように、フロントバルクヘッド6は、車体正面視で略矩形の枠体で形成されている。このフロントバルクヘッド6には、前記のように、冷却機器としてのインタクーラ8がブラケット5を介して取り付けられるとともに、ラジエータ9が支持されている。
フロントバルクヘッド6は、上下一対の横メンバ6Aと、左右一対の縦メンバ6Bと、後記する補強部材80(図4参照)と、を有している。
(横メンバ)
図1に示す横メンバ6Aは、車幅方向に延設されている金属製の構造部材である。横メンバ6Aは、例えば複数の鋼板を組み合わせることによって、閉断面を呈する中空構造又は溝形状に形成されている。上側の横メンバ6Aは、左右一対の縦メンバ6Bの上端部間に架設されている。下側の横メンバ6Aは、左右一対の縦メンバ6Bの下端部間に架設されている。
図3は、図1のフロントバルクヘッド6の左半体を示す部分拡大斜視図である。図4Aは、車体前後方向に沿った縦断面を含む下側の横メンバ6Aの部分拡大斜視図である。図4Bは、下側の横メンバ6Aの車幅方向外側端部に形成される、横メンバ6Aと縦メンバ6Bとの結合部における断面を含む部分拡大斜視図である。
図3に示すように、下側の横メンバ6Aは、金属板を各々プレス加工して成形された横メンバ本体6A1と蓋部材6A2とを溶接で接合することによって構成された部材である。図3中、符号Pは、ラジエータ9(図1参照)の下部を支持するマウント(図示省略)が配置される凹部である。
図4Aに示すように、横メンバ本体6A1は、車体前後方向に沿った縦断面視で上向き開口のハット断面を有している。
横メンバ本体6A1は、ハット断面を構成する底壁60と、前壁61と、後側壁62と、を備えている。また、横メンバ本体6A1は、前壁61の上縁から前方へ延出する前鍔部63と、後側壁62の上縁から車両後方へ延出する後鍔部64とを備えている。
図4Aに示すように、蓋部材6A2は、縦メンバ6Bよりも車幅方向内側で、横メンバ本体6A1のハット断面の上向き開口を塞いでいる。
蓋部材6A2は、上向き開口のハット断面を有しており、横メンバ本体6A1のハット断面に対応する形状となっている。
すなわち、蓋部材6A2は、車体前後方向及び車幅方向に延在する蓋底壁65と、蓋底壁65の前縁から上方へ延出する蓋前壁66と、蓋底壁65の後縁から上方へ延出する蓋後側壁67と、蓋前壁66の上縁から前方へ延出する蓋前鍔部68と、蓋後側壁67の上縁から後方へ延出する蓋後鍔部69とを備えている。
蓋前鍔部68は、横メンバ本体6A1の前鍔部63の上面に溶接で接合されている。蓋後鍔部69は、横メンバ本体6A1の後鍔部64の上面に溶接で接合されている。
なお、図4A中、符号5はブラケットである。
図4Bに示すように、蓋部材6A2の車幅方向外側の端部には、上方へ延出する接合フランジ70が形成されている。接合フランジ70は、縦メンバ6Bの後記する第二内側壁24に溶接で接合されている。
この第二内側壁24は、特許請求の範囲にいう「縦メンバの内側壁」に相当する。
そして、この縦メンバ6Bの下端部がハット断面内に延びている横メンバ本体6A1の車幅方向外側端部には、蓋部材6A2が配置されておらず、上方に開口している。
なお、図4B中、符号60は横メンバ本体6A1の底壁であり、符号61は横メンバ本体6A1の前壁であり、符号63は横メンバ本体6A1の前鍔部である。符号5はブラケットであり、符号80は補強部材である。
(縦メンバ)
図1に示すように、縦メンバ6Bは、フロントサイドフレーム2の前端部の車幅方向内側において上下方向に延設されている金属製の構造部材である。
また、縦メンバ6Bは、図3に示すように、下端部が上部から下部に向かうほど徐々に前方に向けて突出するように弧を描いている。
このような縦メンバ6Bは、例えば複数の鋼板を組み合わせることによって、閉断面を呈する中空構造に形成されている。縦メンバ6Bは、図3及び図5に示すように、前側部材10と、後側部材20と、を備える。前側部材10は、特許請求の範囲の「第一L字断面部材」に相当する。後側部材20は、特許請求の範囲の「第二L字断面部材」に相当する。
前側部材10(第一L字断面部材)は、図3に示すように、縦メンバ6Bの前壁部及び外側壁を構成する金属製部材である。前側部材10は、前側アッパ部材10Aと、前側ミドル部材10Bと、前側ロア部材10Cとに三分割されている。
前側アッパ部材10Aは、平断面視で略L字形状を呈する。前側アッパ部材10Aは、第一前壁部11と、第一外側壁12と、第一フランジ13,14と、を一体に備える。
第一前壁部11は、縦メンバ6Bの前壁部の上部側を構成する部位であって、上下方向及び車幅方向に延在している。第一外側壁12は、縦メンバ6Bの外側壁の上部側を構成する部位であって、上下方向及び前後方向に延在している。第一外側壁12は、第一前壁部11の車幅方向外側端部から後方へ延設されている。
第一フランジ13は、第一前壁部11の車幅方向内側端部から前方へ延設されており、上下方向及び前後方向に延在している。第一フランジ13は、後記する後側部材20の第一内側壁22に溶接等により固定されている。第一フランジ14は、第一外側壁12の後端部から車幅方向外側へ延設されており、上下方向及び車幅方向に延在している。第一フランジ14は、後記する後側部材20の第一後側壁21に溶接等により固定されている。
前側ミドル部材10Bは、平断面視で略L字形状を呈する。前側ミドル部材10Bは、第二前壁部15と、第二外側壁16と、第二フランジ17,18と、を一体に備える。
第二前壁部15は、縦メンバ6Bの前壁部の下部側を構成する部位であって、上下方向及び車幅方向に延在している。第二外側壁16は、縦メンバ6Bの外側壁の下部側を構成する部位であって、上下方向及び前後方向に延在している。第二外側壁16は、第二前壁部15の車幅方向外側端部から後方へ延設されている。
第二フランジ17は、第二前壁部15の車幅方向内側端部から前方へ延設されており、上下方向及び前後方向に延在している。第二フランジ17は、後記する後側部材20の第二内側壁24に溶接等により固定されている。第二フランジ18は、第二外側壁16の後端部から車幅方向外側へ延設されており、上下方向及び車幅方向に延在している。第二フランジ18は、後記する後側部材20の第二後側壁23に溶接やボルト等により固定されている。
前側ロア部材10Cは、図3に示すように、前側ミドル部材10Bと下側の横メンバ6Aとを連結する金属製の板状部材である。前側ロア部材10Cは、第三前壁部71と、第三外側壁72と、フランジ73〜76と、を一体に備える。
なお、フランジ74は、特許請求の範囲にいう「下端フランジ」に相当する。
第三前壁部71は、第二前壁部15の下端部から横メンバ6Aへ延設されている部位であって、斜め上下方向及び車幅方向に延在している。第三外側壁72は、第二外側壁16の下端部から横メンバ6Aへ延設されている部位であって、上下方向及び前後方向に延在している。第三外側壁72は、第三前壁部71の車幅方向外側端部から後方かつ下方へ延設されている。
フランジ73は、第三前壁部71の車幅方向内側端部から前方へ延設されており、上下方向及び前後方向に延在している。フランジ73は、後側部材20の第二内側壁24に溶接等により固定されている。フランジ74は、第三前壁部71の前端部から前方へ延設されており、前後方向及び車幅方向に延在している。フランジ74は、横メンバ6Aの適所に溶接等により固定されている。フランジ75は、第三外側壁72の後端部から車幅方向外側へ延設されており、上下方向及び車幅方向に延在している。フランジ75は、後側部材20の第二後側壁23に溶接等により固定されている。フランジ76は、第三外側壁72の下端部から車幅方向外側へ延設されており、前後方向及び車幅方向に延在している。フランジ76は、横メンバ6Aの内部に配置されている。
後側部材20(第二L字断面部材)は、図5に示すように、縦メンバ6Bの後側壁及び内側壁を構成する金属製部材である。後側部材20は、後側アッパ部材20Aと、後側ロア部材20Bとに二分割されている。後側アッパ部材20Aは、平断面視でL字形状を呈する。後側アッパ部材20Aは、第一後側壁21と、第一内側壁22と、を一体に備える。
第一後側壁21は、縦メンバ6Bの後側壁の上部側を構成する部位であって、上下方向及び車幅方向に延在している。第一内側壁22は、縦メンバ6Bの内側壁の上部側を構成する部位であって、上下方向及び前後方向に延在している。第一内側壁22は、第一後側壁21の車幅方向内側端部から前方へ延設されている。
後側ロア部材20Bは、平断面視でL字形状を呈する。後側ロア部材20Bは、第二後側壁23と、第二内側壁24と、を一体に備える。
第二後側壁23は、縦メンバ6Bの後側壁の下部側を構成する部位であって、上下方向及び車幅方向に延在している。図3に示す第二後側壁23の下部は、前側ミドル部材10Bの第二フランジ18及びサブフレーム支持部3の前端部と重ね合わされており、前方からのボルトBによって互いに結合されている。このように、後側ロア部材20Bと前側ミドル部材10Bとサブフレーム支持部3とが固定されている下側固定部40が形成されている。図5に示す第二内側壁24は、縦メンバ6Bの内側壁の下部側を構成する部位であって、上下方向及び前後方向に延在している。第二内側壁24は、第二後側壁23の車幅方向内側端部から前方へ延設されている。
(補強部材)
補強部材80は、図5に示すように、縦メンバ6Bの下端部と横メンバ6Aの車幅方向外側端部との連結部を補強する金属製の板状部材である。補強部材80は、横メンバ6Aの内部に配置されている。
図6は、補強部材80の全体斜視図である。
図6に示すように、補強部材80は、第一板部81と、第二板部82と、前フランジ83と、後フランジ84と、を一体的に備える。
なお、第一板部81は、特許請求の範囲にいう「横メンバの底壁に沿うように配置される下部」に相当する。第二板部82、前フランジ83、及び後フランジ84は、特許請求の範囲にいう「下部の縁部から立ち上がる上部」に相当する。
第一板部81の中央部には、一般面よりも上方に突出する隆起部80aが形成されている。
第一板部81は、図4Bに示すように、横メンバ本体6A1の底壁60に溶接等によって固定される部位であって、前後方向及び車幅方向に延在している。
そして、第一板部81は、図3に示すように、縦メンバ6Bのフランジ76と、横メンバ6Aの底壁60との間に挟持されている。第一板部81は、フランジ76及び横メンバ6Aに溶接等によって固定されている。
図6に戻って、第二板部82は、第一板部81の車幅方向内側端部から上方へ延設されており、上下方向及び前後方向に延在している。
また、第二板部82の前後方向の略中央に、上下方向に延びるビード82aが形成されている。
第二板部82は、後側部材20の第二内側壁24に溶接などによって固定されている。
前フランジ83は、第一板部81の前端部から上方へ延設されている。前フランジ83は、横メンバ本体6A1(図4B参照)の前壁61(図4B参照)に溶接等によって固定されている。
後フランジ84は、第一板部81の後端部から上方へ延設されている。後フランジ84は、縦メンバ6B(図4B参照)の第二後側壁23図4B参照)を介して横メンバ本体6A1(図4B参照)の後側壁62に溶接等によって固定されている。
また、第二板部82及び前フランジ83同士、並びに第二板部82及び後フランジ84同士も溶接等によって固定されている。
<ブラケット>
図7Aは、ブラケット5を左斜め後上方から見下ろした様子を示す斜視図である。図7Bは、ブラケット5を右斜め前下方から見上げた様子を示す斜視図である。図7Cは、図7AのVII−VII断面図である。なお、図7Aには、マウントMと、横メンバ6Aを構成する横メンバ本体6A1、蓋部材6A2と、を仮想線(二点鎖線)で記載している。
以下に、図7A、図7B、及び図7Cを参照しながらブラケット5について説明する。
ブラケット5は、屈曲した板体で形成されている。
ブラケット5は、横メンバ本体6A1(図7C参照)の前壁61(図7C参照)に沿うように配置される縦壁51と、縦壁51の上縁から前方に向けてL字状に屈曲して延びる横壁52と、横壁52の前縁を形成するように、車幅方向(左右方向)に横切る折れ線53と、この折れ線を境に上方に膨出するように形成される隆起部54と、を備えている。
なお、横メンバ本体6A1側から前方に延出して形成されるブラケット5の横壁52と隆起部54とは、特許請求の範囲にいう「延出部」を構成している。
縦壁51は、車幅方向に凹部と凸部が交互に並ぶ略波板状に形成されている。縦壁51は、横メンバ本体6A1(図7C参照)の前壁61(図7C参照)と接する部分で、この前壁61と結合される。
横壁52は、横メンバ本体6A1(図7C参照)の前鍔部63(図7C参照)の下面に沿うように配置される。
隆起部54の中央には、凹部55が形成されている。この凹部55は、図7Aに示すように、ブラケット5の上側で窪み、図7Bに示すように、ブラケット5の下側で突出している。
この凹部55内には、図7Cに示すように、マウントMが配置される。なお、図7A及び図7B中、符号56は、マウントM(図7C)を凹部55内に取り付けるためのボルト挿通孔である。
ブラケット5には、図7A及び図7Bに示すように、第一ビード56aと第二ビード56bとが形成されている。
第一ビード56aは、隆起部54に形成されている。第一ビード56aは、図7Aに示すように、ブラケット5の上側で突出し、図7Bに示すように、ブラケット5の下側で窪んでいる。
第一ビード56aは、凹部55側から斜め後方に延びるように形成されている。そして、第一ビード56aは、折れ線53まで後方に延びて、第一ビード56aの後端部は、折れ線53と交差している。
第二ビード56bは、横壁52に形成されている。第二ビード56bは、図7Aに示すように、ブラケット5の上側で窪み、図7Bに示すように、ブラケット5の下側で突出している。
第二ビード56bは、横壁52の車幅方向の略中央で、前後方向に延びるように形成されている。そして、第二ビード56bは、縦壁51側を基端に折れ線53まで前方に延びて、第二ビード56bの前端部は、折れ線53と交差している。
このような第一ビード56aと第二ビード56bとは、前記のように、互いに上下反対方向に突出するように形成されている。そして、第一ビード56aと第二ビード56bとは、折れ線53との交差部(結合部)を除いて、折れ線53を挟んで互いに反対側に形成されるとともに、互いに交差しないように形成されている。
また、ブラケット5は、折れ曲がりフランジ57(折り曲げフランジ)を有している。この折れ曲がりフランジ57は、横壁52と隆起部54との車幅方向両側のそれぞれで前後方向に延びている。つまり、折れ曲がりフランジ57は、横壁52から隆起部54にわたって連続して延びている。
そして、横メンバ本体6A1(図7C参照)の前鍔部63(図7C参照)と重なる横壁52に形成される折れ曲がりフランジ57は、図示を省略するが、第二ビード56b(図7A及び図7B参照)と車幅方向に部分的にオーバラップしている。
このような折れ曲がりフランジ57は、横壁52及び隆起部54における左右両縁部が下方に折り曲げられるようにして形成される。
≪結合構造≫
次に、フロントバルクヘッド6に対するブラケット5の結合構造について説明する。
図8は、図3の矢示VIII方向から見たブラケット5とフロントバルクヘッド6との結合態様を示す部分拡大斜視図である。
図8に示すように、車体正面視で、ブラケット5の縦壁51は、横メンバ本体6A1の前壁61に対して、車幅方向に3か所の溶接点(結合部)W1,W2,W3を有している。
溶接点W1は、2枚スポット溶接(2枚重ね溶接)を想定している。具体的には、図4Aに示すように、ブラケット5と、横メンバ本体6A1の前壁61とが重ねて溶接される。
溶接点W2は、3枚スポット溶接(3枚重ね溶接)を想定している。具体的には、図4Bに示すように、ブラケット5と、横メンバ本体6A1の前壁61と、補強部材80の前フランジ83とが重ねて溶接される。
溶接点W3は、2枚スポット溶接を想定している。具体的には、図示しないが、ブラケット5と、横メンバ本体6A1の前壁61とが重ねて溶接される。ちなみに、前壁61とフランジ83との間には、隙間を形成することで、前壁61とフランジ83との結合を回避している。
また、ブラケット5の横壁52は、横メンバ本体6A1の前鍔部61に対して、車幅方向に4か所の溶接点W4,W5,W6,W7(結合部)を有している。
溶接点W4,W5は、3枚スポット溶接を想定している。具体的には、図4Aに示すように、ブラケット5と、横メンバ本体6A1の前鍔部63と、蓋部材6A2の蓋前鍔部68とが重ねて溶接される。
溶接点W6は、3枚スポット溶接を想定している。具体的には、図4Bに示すように、ブラケット5と、横メンバ本体6A1の前鍔部63と、縦メンバ6Bのフランジ74とが重ねて溶接される。
溶接点W7は、2枚スポット溶接を想定している。具体的には、図示しないが、ブラケット5と、横メンバ本体6A1の前鍔部63とが重ねて溶接される。
そして、これらの溶接点W1〜W7は、車体正面視で、縦メンバ6Bの下端部における第二内側壁24を境に車幅方向に振り分けて設定されている。
具体的には、溶接点W1,W4,W5(結合部)は、第二内側壁24を中心に、車幅方向の内側に設定され、溶接点W2,W3,W6,W7(結合部)は、車幅方向の外側に設定されている。
≪作用効果≫
次に、本実施形態の冷却機器取付構造Sの奏する作用効果について説明する。
以上のような冷却機器取付構造Sは、図4Bに示すように、縦メンバ6Bの下端部が、横メンバ本体6A1の上向き開口のハット断面内に延びるとともに、補強部材80を介して横メンバ6Aの前壁61に結合されている。
また、ブラケット5は、横メンバ6Bの前鍔部63(鍔部)に結合されるとともに、前壁61を介して補強部材80に結合されている。
また、前鍔部63に対するブラケット5の結合部は、図8に示すように、縦メンバ6Bの第二内側壁24を中心に車幅方向の内外に形成されている。
このような冷却機器取付構造Sによれば、横メンバ6Aと縦メンバ6Bとが交差する角部の結合強度を高めることができる。
冷却機器取付構造Sは、これによりフロントサイドフレーム2の先端部が上下に変位することで角部に発生する捩れ変形を抑制することができ、車両の走行安定性を向上させることができる。
また、この冷却機器取付構造Sによれば、搭載するインタクーラ8(冷却機器)の支持安定性に優れ、インタクーラ8に起因して発生する振動や騒音が車室に伝播するのを防止することができる。
また、本実施形態の冷却機器取付構造Sにおいては、図4Bに示すように、補強部材80の上部を構成する第二板部82と、前フランジ83と、後フランジ84とは、縦メンバ6Bの第二内側壁24と、横メンバ6Aの前壁61と、縦メンバ6Bの第二後側壁23のそれぞれに結合されている。
また、補強部材80の下部を構成する第一板部81は、図3に示すように、横メンバ4Aの底壁60と、縦メンバ6Aのフランジ76との間に挟持されている。
このような冷却機器取付構造Sによれば、横メンバ6Aと縦メンバ6Bとが交差する角部の結合強度を一段と高めることができる。
また、このような冷却機器取付構造Sによれば、補強部材80がプレス成形などによって容易に製造することができるので、製造工程を簡素化することができる。
また、本実施形態の冷却機器取付構造Sでのブラケット5は、図7Aから図7Cに示すように、横壁52及び隆起部54における車幅方向の両側に、前後方向に延びる折れ曲がりフランジ57を有している。
このような冷却機器取付構造Sのブラケット5は、インタクーラ8の支持剛性が一段と高められる。よって、インタクーラ8に起因して発生する振動や騒音が車室に伝播するのをより効果的に防止することができる。
また、本実施形態の冷却機器取付構造Sでのブラケット5は、隆起部54に第一ビード56aが形成され、横壁52に第二ビード56bが形成されている。
このような冷却機器取付構造Sのブラケット5によれば、図7Cに示すように、隆起部54にマウントMを配置する凹部55を形成しても、インタクーラ8(図1参照)に対する十分な支持強度を発揮することができる。
また、ブラケット5は、第一、第二ビード56a,56bを有することで、ブラケット5の剛性・強度を一段と高めることができる。
また、本実施形態の冷却機器取付構造Sにおいては、ブラケット5は、図4Aに示すように、横メンバ6Aの前鍔部63を蓋部材6A2の蓋前鍔部68との間で挟んで相互に三枚重ねで溶接されている。
また、ブラケット5は、図4Bに示すように、横メンバ本体6A1の前鍔部63を、縦メンバ6Bのフランジ74(下端フランジ)との間で挟んで相互に三枚重ねで結合されている。
このような冷却機器取付構造Sによれば、横メンバ6Aと縦メンバ6Bとの結合強度をさらに高めつつ、インタクーラ8(図1参照)に対する支持強度も向上させることができる。
また、本実施形態の冷却機器取付構造Sは、図2に示すように、ブラケット5がインタクーラ8を支持している。
また、本実施形態の冷却機器取付構造Sは、図5に示す蓋部材6A2でラジエータ9(図1参照)の下部を支持する。
このような冷却機器取付構造Sによれば、インタクーラ8とラジエータ9のスペース効率を高めつつ、それらの支持強度も向上させることができる。
また、本実施形態の冷却機器取付構造Sにおいては、図3に示すように、縦メンバ6Bの下端部が前方に向けて突出している。
また、図1に示すように、ラジエータ9の上部は、ラジエータ支持ブラケット9a(上側ブラケット)によって支持されている。
このような冷却機器取付構造Sでは、縦メンバ6Bの下端部が前方に向けて突出することで横メンバ6Aを前方にシフトさせることができる。そして、前方に延出するラジエータ支持ブラケット9aにてラジエータ9の上部が支持されることで、ラジエータ9を前方にシフトさせてフロントバルクヘッド6に支持させることができる。
このような冷却機器取付構造Sによれば、フロントバルクヘッド6の後方に、部品配置スペースを確保することができる。
また、本実施形態の冷却機器取付構造Sは、図2に示すように、インタクーラ8がブラケット5(インタクーラ用ブラケット)を介して固定されている。
また、インタクーラ8から延出する通気ホース32(配管)は、ホース連結部8b側から縦メンバ6Bの下端部側に向けて延びた後、図1に示すように、縦メンバ6Bの下端部で車幅方向外側から車幅方向内側に向きを変えてフロントサイドフレーム2側に向かって延びている。
このような冷却機器取付構造Sによれば、よりコンパクトにインタクーラ8の周囲を構成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、冷却機器としてインタクーラ8を支持する冷却機器取付構造Sについて説明したが、冷却機器取付構造Sを搭載するターボ車に限定されない。
したがって、冷却機器はインタクーラ8に限定されるものでなく、エアコンの蒸発器とすることもできるし、もちろんラジエータ9であってもよい。
1 車体前部
2 フロントサイドフレーム
3 サブフレーム支持部
4 サブフレーム
5 ブラケット
6 フロントバルクヘッド
6A 横メンバ
6A1 横メンバ本体
6A2 蓋部材
6B 縦メンバ
7 連結プレート
10 前側部材
10A 前側アッパ部材
10B 前側ミドル部材
10C 前側ロア部材
11 第一前壁部
12 第一外側壁
15 第二前壁部
16 第二外側壁
20 後側部材
20A 後側アッパ部材
20B 後側ロア部材
21 第一後側壁
22 第一内側壁
23 第二後側壁
24 第二内側壁
30 縦メンバ本体
40 下側固定部
63 前鍔部(鍔部)
71 第三前壁部
72 第三外側壁
74 フランジ(下端フランジ)
80 補強部材
81 第一板部(補強部材の下部)
82 第二板部(補強部材の上部)
83 前フランジ(補強部材の上部)
84 後フランジ(補強部材の上部)

Claims (8)

  1. フロントサイドフレームの前端部に固定されたフロントバルクヘッドから前方に延出して冷却機器を支持するブラケットを備え、
    前記フロントバルクヘッドは、左右一対の縦メンバと、上下一対の横メンバと、によって矩形に形成され、
    一対の前記横メンバのうち下側の前記横メンバは、上向き開口のハット断面を有し、
    前記縦メンバの内側壁の下端部は、前記上向き開口を介して前記ハット断面内に延びるとともに、補強部材を介して前記横メンバ内で当該横メンバの前壁に結合され、
    前記ブラケットは、前記横メンバの前記ハット断面を構成する鍔部に結合されるとともに、前記横メンバの前記前壁を介して前記補強部材に結合され、
    前記鍔部に対する前記ブラケットの結合部は、車体正面視で前記内側壁を中心に車幅方向の内外のそれぞれに形成されている自動車の冷却機器取付構造。
  2. 前記縦メンバは、前記内側壁と後方に面する後側壁とを形成する第一L字断面部材と、前方に面する前壁と前記内側壁と対向する外側壁とを形成する第二L字断面部材と、が内側に中空部を形成するように接合されて構成され、
    前記後側壁の下端部と前記外側壁の下端部とは、前記上向き開口を介して前記横メンバ内に延びるとともに、前記外側壁の下縁には前記横メンバの前記ハット断面を構成する底壁に沿うようにフランジが形成され、
    前記補強部材は、前記横メンバの前記底壁に沿うように配置される下部と、前記縦メンバの前記内側壁及び前記後側壁、並びに前記横メンバの前記前壁のそれぞれに沿うように前記下部の縁部から立ち上がる上部と、を備え、
    前記補強部材の前記上部は、前記縦メンバの前記内側壁及び前記後側壁、並びに前記横メンバの前記前壁のそれぞれに結合され、
    前記補強部材の前記下部は、前記外側壁の前記フランジと前記横メンバの前記底壁との間に延びて当該フランジと当該底壁との間に挟持されている請求項1に記載の自動車の冷却機器取付構造。
  3. 前記ブラケットは、前記横メンバから前方に延出する延出部の両側のそれぞれで前後方向に延びる折れ曲がりフランジを有している請求項1に記載の自動車の冷却機器取付構造。
  4. 前記ブラケットは、冷却機器の下部を支持する搭載部を有し、
    前記搭載部は、前記横メンバから前方に延出する途中で車幅方向に横切る折れ線を境に上方に隆起するように形成され、
    前記搭載部を形成する隆起部には上方に突出する第一ビードが形成され、
    前記折れ線を挟んで前記搭載部の反対側には、下方に窪む第二ビードが前後方向に延びるように形成され、
    前記第一ビードと前記第二ビードとは互いに交差しないように延びている請求項1に記載の自動車の冷却機器取付構造。
  5. 前記横メンバは、前記ハット断面の上向き開口を上方から塞ぐように配置される蓋部材をさらに備え、
    前記縦メンバの前方に面する前壁の下端部には、下端フランジが形成され、
    前記ブラケットは、前記横メンバの前記鍔部を前記蓋部材との間で挟んで相互に三枚重ねで結合されているとともに、前記横メンバの前記鍔部を前記下端フランジとの間で挟んで相互に三枚重ねで結合されている請求項1に記載の自動車の冷却機器取付構造。
  6. 前記横メンバは、前記ハット断面の上向き開口を上方から塞ぐように配置される蓋部材をさらに備え、
    前記ブラケットは、インタクーラを支持し、前記蓋部材は、ラジエータを支持している請求項1に記載の自動車の冷却機器取付構造。
  7. 前記縦メンバは、下端部が前方に向けて突出し、
    前記横メンバは、前記ハット断面の上向き開口を上方から塞ぐように配置される蓋部材をさらに備え、
    前記蓋部材は、ラジエータの下部を支持し、
    一対の前記横メンバのうち上側の前記横メンバには、前方に延出する上側ブラケットが配置され、
    前記上側ブラケットは、前記ラジエータの上部を支持している請求項1に記載の自動車の冷却機器取付構造。
  8. 前記インタクーラの上部は、前記縦メンバに支持部材を介して固定され、前記インタクーラから延出する配管は、前記縦メンバの下端部における車幅方向外側を通り、前記フロントサイドフレーム側に向かって延びるように配置されている請求項6に記載の自動車の冷却機器取付構造。
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