JP7001644B2 - 車体前部構造 - Google Patents
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Description
ところで、例えば、ターボチャージャーを備えた車両の場合、熱交換部材としてオイルクーラをバルクヘッドの内部に設ける必要がある。また、例えば、電気自動車の場合、高圧電装部品の熱交換部材として冷却器をバルクヘッドの内部に設ける必要がある。このため、バルクヘッドに複数の熱交換部材を配置する空間を確保する工夫が要求される。
また、支持座面部に下支持部と回り止め部とを設けることにより、下支持部と回り止め部とを単一の支持座面部に配置できる。すなわち、下支持部と回り止め部とを設けるために、2つの支持座面部を備える必要がない。よって、下支持部と回り止め部とを設けるための領域を小さく抑えることができる。これにより、熱交換部材に加えて、他の熱交換部材(以下、第2の熱交換部材という)を配置する空間をバルクヘッドに確保できる。すなわち、バルクヘッドに複数の熱交換部材を配置する空間を確保できる。
(10)上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る車体前部構造(例えば実施形態の車体前部構造10)は、バルクヘッド(例えば実施形態のフロントバルクヘッド12)の上枠部を形成する車幅方向に延びるアッパフレーム(例えば実施形態のアッパフレーム21)と、前記アッパフレームに設けられ、熱交換部材(例えば実施形態の第1の熱交換部材17)の上部(例えば実施形態の第1の熱交換部材の上部36)を支持する上部支持ブラケット(例えば実施形態の第1の上部支持ブラケット32)と、前記バルクヘッドの下枠部を形成する車幅方向に延びるロアフレーム(例えば実施形態のロアフレーム23)と、前記ロアフレームに設けられ、前記熱交換部材の下部(例えば実施形態の第1の熱交換部材の下部35)を支持する下部支持ブラケット(例えば実施形態の第1の下部支持ブラケット31)と、を備え、前記下部支持ブラケットは、前記熱交換部材の下部支持ピン(例えば実施形態の第1の下部支持ピン62)が挿通される下支持部(例えば実施形態の第1の下支持部46)と、前記熱交換部材の回り止めピン部(例えば実施形態の回り止めピン部63)が挿通される回り止め部(例えば実施形態の回り止め部47)と、が設けられた支持座面部(例えば実施形態の第1の支持座面部41)を備え、前記上部支持ブラケットは、前記熱交換部材の上部支持ピン(例えば実施形態の第1の上部支持ピン61)が挿通される上支持部(例えば実施形態の第1の上支持部57)を有し、前記上支持部は、前記下支持部に対して前記回り止め部の反対側に位置し、かつ、前記下支持部に対して車幅方向にオフセットされた位置に配置されていてもよい。
(11)上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る車体前部構造(例えば実施形態の車体前部構造10)は、バルクヘッド(例えば実施形態のフロントバルクヘッド12)の上枠部を形成する車幅方向に延びるアッパフレーム(例えば実施形態のアッパフレーム21)と、前記アッパフレームに設けられ、熱交換部材(例えば実施形態の第1の熱交換部材17)の上部(例えば実施形態の第1の熱交換部材の上部36)を支持する上部支持ブラケット(例えば実施形態の第1の上部支持ブラケット32)と、前記バルクヘッドの下枠部を形成する車幅方向に延びるロアフレーム(例えば実施形態のロアフレーム23)と、前記ロアフレームに設けられ、前記熱交換部材の下部(例えば実施形態の第1の熱交換部材の下部35)を支持する下部支持ブラケット(例えば実施形態の第1の下部支持ブラケット31)と、を備え、前記下部支持ブラケットは、前記熱交換部材の下部支持ピン(例えば実施形態の第1の下部支持ピン62)が挿通される下支持部(例えば実施形態の第1の下支持部46)と、前記熱交換部材の回り止めピン部(例えば実施形態の回り止めピン部63)が挿通される回り止め部(例えば実施形態の回り止め部47)と、が設けられた支持座面部(例えば実施形態の第1の支持座面部41)を備え、前記下部支持ブラケットは、前記支持座面部から車体前方へ延びる前座面取付部(例えば実施形態の第1の前座面取付部42)と、前記支持座面部から車体後方へ延びる後座面取付部(例えば実施形態の第1の後座面取付部43)と、を有し、前記前座面取付部は、前記下支持部の車体前方において前記ロアフレームに取り付けられる第1の前取付部(例えば実施形態の第1の前取付部42a)と、前記回り止め部の車体前方において前記ロアフレームに取り付けられる第2の前取付部(例えば実施形態の第2の前取付部42b)と、を有し、前記後座面取付部は、前記下支持部の車体後方において前記ロアフレームに取り付けられる第1の後取付部(例えば実施形態の第1の後取付部43a)と、前記回り止め部の車体後方において前記ロアフレームに取り付けられる第2の後取付部(例えば実施形態の第2の後取付部43b)と、を有していてもよい。
(12)上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る車体前部構造(例えば実施形態の車体前部構造10)は、バルクヘッド(例えば実施形態のフロントバルクヘッド12)の上枠部を形成する車幅方向に延びるアッパフレーム(例えば実施形態のアッパフレーム21)と、前記アッパフレームに設けられ、熱交換部材(例えば実施形態の第1の熱交換部材17)の上部(例えば実施形態の第1の熱交換部材の上部36)を支持する上部支持ブラケット(例えば実施形態の第1の上部支持ブラケット32)と、前記バルクヘッドの下枠部を形成する車幅方向に延びるロアフレーム(例えば実施形態のロアフレーム23)と、前記ロアフレームに設けられ、前記熱交換部材の下部(例えば実施形態の第1の熱交換部材の下部35)を支持する下部支持ブラケット(例えば実施形態の第1の下部支持ブラケット31)と、を備え、前記下部支持ブラケットは、前記熱交換部材の下部支持ピン(例えば実施形態の第1の下部支持ピン62)が挿通される下支持部(例えば実施形態の第1の下支持部46)と、前記熱交換部材の回り止めピン部(例えば実施形態の回り止めピン部63)が挿通される回り止め部(例えば実施形態の回り止め部47)と、が設けられた支持座面部(例えば実施形態の第1の支持座面部41)を備え、前記回り止めピン部は、前記熱交換部材の下部から車幅方向へ張り出されていてもよい。
図1は、車両1の車体前部構造10を車体前方から見た斜視図である。
車体前部構造10は、概ね左右対称の構成であり、以下、左右両側の構成部材に同じ符号を付して説明する。
[車体前部構造]
図1に示すように、車体前部構造10は、フロントサイドフレーム11と、フロントバルクヘッド(バルクヘッド)12と、第1の支持ユニット14と、第2の支持ユニット15と、第1の熱交換部材17および第2の熱交換部材18と、仕切部材19と、を備えている。
フロントサイドフレーム11は、車幅方向の両側において車体前後方向に延び、車体の骨格を形成する部材である。両側のフロントサイドフレーム11の前端部にフロントバルクヘッド12が設けられている。フロントバルクヘッド12は、矩形枠体に形成され、内部に第1の熱交換部材17および第2の熱交換部材18が支持されている。
フロントバルクヘッド12は、矩形枠体を形成するアッパフレーム21と、サイドフレーム22と、ロアフレーム23と、第1の角部補強部材(角部補強部材)24と、第2の角部補強部材(角部補強部材)25と、を備えている。
サイドフレーム22は、概ね左右対称の部材であり、以下、左側のサイドフレーム22について説明して右側のサイドフレーム22の説明を省略する。また、第1の角部補強部材24および第2の角部補強部材25は、概ね左右対称の部材であり、以下、左側の第1の角部補強部材24および第2の角部補強部材25について説明して右側の角部補強部材24,25の説明を省略する。
アッパフレーム21の端部21aからロアフレーム23の端部23aまでサイドフレーム22が下方へ向けて延ばされている。すなわち、サイドフレーム22は、アッパフレーム21の端部21aとロアフレーム23の端部23aとを上下方向に連結している。サイドフレーム22は、上下方向の中央部22aがフロントサイドフレーム11の前端部に支持されている。両側のサイドフレーム22の下端部22bにロアフレーム23が連結されている。
ロアフレーム23は、フロントバルクヘッド12の下枠部を形成する部材である。ロアフレーム23は、両側のサイドフレーム22の下端部22bに連結された状態において車幅方向に向けて配置されている。アッパフレーム21、両側のサイドフレーム22、およびロアフレーム23によりフロントバルクヘッド12が矩形枠体に形成されている。
図2、図3に示すように、サイドフレーム22の下端部22bおよびロアフレーム23の端部23aは、第1の角部補強部材24により結合されている。第1の角部補強部材24は、ロアフレーム23の端部23aのうち、車体前方の前フランジ23bに沿ってクランク状に形成され、外端部24aに突片24bを有する。第1の角部補強部材24は、例えば、スポット溶接により前フランジ23bに接合され、突片24bがスポット溶接によりサイドフレーム22の下端部22bの前壁22cに接合されている。
このように、サイドフレーム22の下端部22bとロアフレーム23の端部23aとが、第1の角部補強部材24により結合され、さらに、第2の角部補強部材25により結合されている。これにより、サイドフレーム22の下端部22bとロアフレーム23の端部23aとの結合が、第1の角部補強部材24および第2の角部補強部材25により強化されている。
図1に示すように、フロントバルクヘッド12には第1の支持ユニット14が設けられている。第1の支持ユニット14は、ロアフレーム23に設けられた第1の下部支持ブラケット(下部支持ブラケット)31と、アッパフレーム21に設けられた第1の上部支持ブラケット(上部支持ブラケット)32と、を備えている。
第1の支持座面部41は、第1の支持ベース45と、第1の下支持部46と、回り止め部47と、を備えている。
第1の支持ベース45は、車幅方向の第1寸法L1が車体前後方向の第2寸法L2より大きく形成され、外端部45aおよび内端部45bが外側に突出する半円弧形に形成されている。外端部45aは、第1の支持座面部41の車幅方向外側の端部である。内端部45bは、第1の支持座面部41の車幅方向内側の端部である。第1の支持ベース45の外端部45a寄りの取付孔49の周壁49a(図4参照)に第1の下支持部46が設けられている。
図3、図4に示すように、第1の下支持部46は、例えば、ゴム材で筒状に形成され、中央に挿通穴46aを有するラバーブッシュである。第1の下支持部46は、第1の支持ベース45の取付孔49の周壁49aに嵌合されることにより、取付孔49の周壁49aに上下方向を向いて取り付けられている。この状態において、第1の下支持部46は、例えば、下部46bがロアフレーム23に上方から当接され、上部46cが第1の支持ベース45より上方に配置されている。第1の下支持部46の上部46cの中央から挿通穴46aが下方向へ向けて開口されている。
図5に示すように、第1の下支持部46の挿通穴46aに、第1の熱交換部材17の第1の下部支持ピン(下部支持ピン)62(後述する)が上方から挿通されている。この状態において、第1の下部支持ピン62(すなわち、第1の熱交換部材17の下部35)が第1の下支持部46の上部46cで支持されている。
図6、図7に示すように、第1の支持ベース45の内端部45b(図3参照)寄りに回り止め部47が設けられている。回り止め部47は、例えば、ゴム材で筒状に形成され、中央に挿通孔47aを有するラバーブッシュである。回り止め部47は、第1の支持ベース45の取付孔52の周壁52aに嵌合されることにより、取付孔52の周壁52aに上下方向を向いて取り付けられている。この状態において、回り止め部47は、例えば、上部47bが第1の支持ベース45に接触されている。回り止め部47の中央に挿通孔47aが上下方向に向けて貫通されている。
回り止め部47の挿通孔47aに第1の熱交換部材17の回り止めピン66(後述する)が上方から挿通されている。この状態において、回り止めピン66(すなわち、第1の熱交換部材17)の回転が回り止め部47で抑制されている。
図8、図9に示すように、アッパフレーム21とサイドフレーム22とを連結するように第1の上部支持ブラケット32が設けられている。具体的には、第1の上部支持ブラケット32は、アッパフレーム21の上面21cのうち端部21a寄りの部位21bと、サイドフレーム22の上端部22eとにボルト55、ナット(図示せず)により取り付けられている。これにより、アッパフレーム21の端部21aとサイドフレーム22の上端部22eとが第1の上部支持ブラケット32で一層強固に連結されている。すなわち、第1の上部支持ブラケット32で矩形枠体のフロントバルクヘッド12の強度、剛性が高められている。
第1の上支持部57の挿通孔57aに、第1の熱交換部材17の第1の上部支持ピン(上部支持ピン)61(後述する)が下方から挿通されている。この状態において、第1の熱交換部材17の第1の上部支持ピン61(すなわち、第1の熱交換部材17の上部36)が第1の上支持部57で支持されている。
すなわち、第1の上支持部57は、第1の下支持部46に対して回り止め部47の反対側に位置し、かつ、第1の下支持部46に対して車幅方向外側にオフセットされた位置に配置されている。
これにより、第1の熱交換部材17の下部35に第1の下部支持ピン62を1つ備え、第1の熱交換部材17の上部36に第1の上部支持ピン61を1つ備えることにより、第1の熱交換部材17をフロントバルクヘッド12に支持できる。
図7に示すように、第1の熱交換部材17は、例えば、ターボチャージャー車両のオイルクーラや、電気自動車の冷却器が例示される。第1の熱交換部材17は、例えば、中央にフィンやチューブを備え、概ね矩形体に形成されている。また、第1の熱交換部材17は、例えば、上部36を形成するアッパタンクと、下部35を形成するロアタンクと、側部に設けられたブラケット37と、を備えている。このため、第1の熱交換部材17は、例えば、ブラケット37が上部36や下部35に比べて外側に配置されている。
回り止め座部64は、第1の熱交換部材17の下部35のうち、車幅方向内側の下端部35aから車幅方向の外側へ向けて張り出されている。回り止め座部64には、複数の補強リブ65が設けられている。複数の補強リブ65は、例えば、第1の熱交換部材17の下部35のうち、車幅方向内側の側端部35bから回り止め座部64の上面に連続されている。回り止め座部64の下面から回り止めピン66が下方へ向けて突出されている。回り止めピン66は、回り止め部47の挿通孔47aに上方から挿通されている。
ここで、第1の熱交換部材17は、例えば、側部に設けられたブラケット37により、ブラケット37が上部36や下部35に比べて外側に配置されている。そこで、第1の熱交換部材17の下部35から回り止めピン部63を車幅方向の外側へ張り出すようにした。よって、回り止めピン部63をある程度、第1の熱交換部材17側に寄せて配置できる。
図1、図8に示すように、第2の熱交換部材18は、例えば、エンジン用のラジエータが例示される。第2の熱交換部材18は、例えば、中央にフィンやチューブを備え、概ね矩形体に形成されている。また、第2の熱交換部材18は、例えば、上部を形成するアッパタンクと、下部71を形成するロアタンクと、を備えている。
第2の熱交換部材18の上部のうち、両端部から第2の上部支持ピン72が上方へ向けて突出されている。両側の第2の上部支持ピン72は、第2の上部支持ブラケット74,75に備えた第2の上支持部76の挿通孔76a(左側のみを図示する)に下方から挿通されている。
以下、第2の上部支持ブラケット74について説明して、第2の上部支持ブラケット75の詳しい説明を省略する。
以下、第2の下部支持ブラケット81および第2の下支持部84について説明して、第2の下部支持ブラケット82および第2の下支持部85の詳しい説明を省略する。
図1に示すように、フロントバルクヘッド12には第2の支持ユニット15が設けられている。第2の支持ユニット15は、ロアフレーム23に設けられた第2の下部支持ブラケット81と、アッパフレーム21に設けられた第2の上部支持ブラケット74と、を備えている。
第2の上部支持ブラケット74は、第2の上支持部76を有する。第2の上支持部76は、例えば、ゴム材で筒状に形成され、中央に挿通孔76aを有するラバーブッシュである。第2の上支持部76は、第2の上部支持ブラケット74の貫通孔91の周壁91aに嵌合されることにより、貫通孔91の周壁91aに上下方向を向いて取り付けられている。
第2の上支持部76の挿通孔76aに、第2の熱交換部材18の第2の上部支持ピン72が下方から挿通されている。この状態において、第2の熱交換部材18の第2の上部支持ピン72(すなわち、第2の熱交換部材18の上部)が第2の上支持部76で支持されている。
第2の支持座面部94は、第2の支持ベース97と、第2の下支持部84と、を備えている。第2の下支持部84は、例えば、ゴム材で筒状に形成され、中央に挿通穴を有するラバーブッシュである。第2の下支持部84は、第2の支持ベース97の貫通孔の周壁に嵌合されることにより、貫通孔の周壁に上下方向を向いて取り付けられている。
第2の支持座面部94から第2の後座面取付部96が車体後方へ延びている。第2の後座面取付部96は、一対の後取付部96aを有する。一対の後取付部96aは、第2の下支持部84に対して車幅方向に間隔をおいて、例えば、ロアフレーム23にスポット溶接で接合することにより取り付けられている。この状態において、第2の下部支持ブラケット81に第2の熱交換部材18の下部71が載置された状態で支持されている。
フロントバルクヘッド12には仕切部材19が備えられている。仕切部材19は、第1の熱交換部材17と第2の熱交換部材18との間の隙間を埋めるように配置されている。この状態において、仕切部材19は、上端部(図示せず)および下端部19aが第2の熱交換部材18にボルト98、ナット(図示せず)により取り付けられている。
このように、第1の熱交換部材17と第2の熱交換部材18との間の隙間を仕切部材19で仕切るように埋めることにより、第1の熱交換部材17と第2の熱交換部材18との冷却性能を高めることができる。
これにより、第1の熱交換部材17に加えて、第2の熱交換部材18を配置する空間をフロントバルクヘッド12の内部に確保できる。すなわち、第1の熱交換部材17と第2の熱交換部材18とを、矩形枠体のフロントバルクヘッド12の空間を有効に利用して設けることができる。このように、フロントバルクヘッド12の内部に複数の熱交換部材 を配置する空間を確保できる。
例えば、前記実施形態では、本発明をフロントバルクヘッド12に適用する例について説明したが、その他の例として、本発明をリヤバルクヘッドに適用してもよい。
12 フロントバルクヘッド(バルクヘッド)
17 第1の熱交換部材(熱交換部材)
18 第2の熱交換部材
19 仕切部材
21 アッパフレーム
21a アッパフレームの端部
22 サイドフレーム
23 ロアフレーム
23a ロアフレームの端部
23c ロアフレームのうちサイドフレーム寄りの部位
24 第1の角部補強部材(角部補強部材)
25 第2の角部補強部材(角部補強部材)
31 第1の下部支持ブラケット(下部支持ブラケット)
32 第1の上部支持ブラケット(上部支持ブラケット)
35 第1の熱交換部材の下部
36 第1の熱交換部材の上部
41 第1の支持座面部(支持座面部)
42 第1の前座面取付部(前座面取付部)
42a 第1の前取付部
42b 第2の前取付部
43 第1の後座面取付部(後座面取付部)
43a 第1の後取付部
43b 第2の後取付部
46 第1の下支持部(下支持部)
47 回り止め部
57 第1の上支持部(上支持部)
61 第1の上部支持ピン(上部支持ピン)
62 第1の下部支持ピン(下部支持ピン)
63 回り止めピン部
64 回り止め座部
65 補強リブ
66 回り止めピン
71 第2の熱交換部材の下部
74,75 第2の上部支持ブラケット
81,82 第2の下部支持ブラケット
83 第2の下部支持ピン
84 第2の下支持部
94 第2の支持座面部
95 第2の前座面取付部
95a 前取付部
96 第2の後座面取付部
96a 後取付部
Claims (12)
- バルクヘッドの上枠部を形成する車幅方向に延びるアッパフレームと、
前記アッパフレームに設けられ、熱交換部材の上部を支持する上部支持ブラケットと、
前記バルクヘッドの下枠部を形成する車幅方向に延びるロアフレームと、
前記ロアフレームに設けられ、前記熱交換部材の下部を支持する下部支持ブラケットと、を備え、
前記下部支持ブラケットは、
前記熱交換部材の下部支持ピンが挿通される下支持部と、前記熱交換部材の回り止めピン部が挿通される回り止め部と、が設けられた支持座面部を備え、
前記下部支持ブラケットは、
前記ロアフレームのうち、前記アッパフレームの端部と前記ロアフレームの端部とを上下方向に連結するサイドフレーム寄りの端部に設けられ、
前記上部支持ブラケットは、
前記アッパフレームと前記サイドフレームとを連結している、
ことを特徴とする車体前部構造。 - 前記上部支持ブラケットは、
前記熱交換部材の上部支持ピンが挿通される上支持部を有し、
前記上支持部は、前記下支持部に対して車幅方向にオフセットされた位置に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。 - 前記上部支持ブラケットは、
前記熱交換部材の上部支持ピンが挿通される上支持部を有し、
前記上支持部は、
前記下支持部に対して前記回り止め部の反対側に位置し、かつ、前記下支持部に対して車幅方向にオフセットされた位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。 - 前記下部支持ブラケットは、
前記支持座面部から車体前方へ延びる前座面取付部と、
前記支持座面部から車体後方へ延びる後座面取付部と、を有し、
前記前座面取付部は、
前記下支持部の車体前方において前記ロアフレームに取り付けられる第1の前取付部と、前記回り止め部の車体前方において前記ロアフレームに取り付けられる第2の前取付部と、を有し、
前記後座面取付部は、
前記下支持部の車体後方において前記ロアフレームに取り付けられる第1の後取付部と、前記回り止め部の車体後方において前記ロアフレームに取り付けられる第2の後取付部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車体前部構造。 - 前記アッパフレームの端部と前記ロアフレームの端部とを上下方向に連結するサイドフレームと、
前記サイドフレームと前記ロアフレームとを結合し、かつ、前記下部支持ブラケットの周囲に設けられた角部補強部材と、を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車体前部構造。 - 前記回り止めピン部は、前記熱交換部材の下部から車幅方向へ張り出されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車体前部構造。 - 前記回り止めピン部は、
前記熱交換部材の下部から車幅方向へ張り出された回り止め座部と、
前記回り止め座部に前記熱交換部材から連続する補強リブと、を有する、
ことを特徴とする請求項6に記載の車体前部構造。 - 前記バルクヘッドには、前記熱交換部材に間隔をおいて設けられた第2の熱交換部材と、前記熱交換部材との間に仕切部材を備えた、ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車体前部構造。
- 前記ロアフレームに設けられ、第2の熱交換部材の下部を支持する第2の下部支持ブラケットと、を備え、
前記第2の下部支持ブラケットは、
前記第2の熱交換部材の第2の下部支持ピンが挿通される第2の下支持部が設けられ、
前記第2の熱交換部材を支持する第2の支持座面部と、
前記第2の支持座面部から車体前方へ延びる第2の前座面取付部と、
前記第2の支持座面部から車体後方へ延びる第2の後座面取付部と、を有し、
前記第2の前座面取付部は、
前記第2の下支持部に対して車幅方向に間隔をおいて前記ロアフレームに取り付けられる一対の前取付部を有し、
前記第2の後座面取付部は、
前記第2の下支持部に対して車幅方向に間隔をおいて前記ロアフレームに取り付けられる一対の後取付部を有する、
ことを特徴とする請求項8に記載の車体前部構造。 - バルクヘッドの上枠部を形成する車幅方向に延びるアッパフレームと、
前記アッパフレームに設けられ、熱交換部材の上部を支持する上部支持ブラケットと、
前記バルクヘッドの下枠部を形成する車幅方向に延びるロアフレームと、
前記ロアフレームに設けられ、前記熱交換部材の下部を支持する下部支持ブラケットと、を備え、
前記下部支持ブラケットは、
前記熱交換部材の下部支持ピンが挿通される下支持部と、前記熱交換部材の回り止めピン部が挿通される回り止め部と、が設けられた支持座面部を備え、
前記上部支持ブラケットは、
前記熱交換部材の上部支持ピンが挿通される上支持部を有し、
前記上支持部は、
前記下支持部に対して前記回り止め部の反対側に位置し、かつ、前記下支持部に対して車幅方向にオフセットされた位置に配置されている、
ことを特徴とする車体前部構造。 - バルクヘッドの上枠部を形成する車幅方向に延びるアッパフレームと、
前記アッパフレームに設けられ、熱交換部材の上部を支持する上部支持ブラケットと、
前記バルクヘッドの下枠部を形成する車幅方向に延びるロアフレームと、
前記ロアフレームに設けられ、前記熱交換部材の下部を支持する下部支持ブラケットと、を備え、
前記下部支持ブラケットは、
前記熱交換部材の下部支持ピンが挿通される下支持部と、前記熱交換部材の回り止めピン部が挿通される回り止め部と、が設けられた支持座面部を備え、
前記下部支持ブラケットは、
前記支持座面部から車体前方へ延びる前座面取付部と、
前記支持座面部から車体後方へ延びる後座面取付部と、を有し、
前記前座面取付部は、
前記下支持部の車体前方において前記ロアフレームに取り付けられる第1の前取付部と、前記回り止め部の車体前方において前記ロアフレームに取り付けられる第2の前取付部と、を有し、
前記後座面取付部は、
前記下支持部の車体後方において前記ロアフレームに取り付けられる第1の後取付部と、前記回り止め部の車体後方において前記ロアフレームに取り付けられる第2の後取付部と、を有する、
ことを特徴とする車体前部構造。 - バルクヘッドの上枠部を形成する車幅方向に延びるアッパフレームと、
前記アッパフレームに設けられ、熱交換部材の上部を支持する上部支持ブラケットと、
前記バルクヘッドの下枠部を形成する車幅方向に延びるロアフレームと、
前記ロアフレームに設けられ、前記熱交換部材の下部を支持する下部支持ブラケットと、を備え、
前記下部支持ブラケットは、
前記熱交換部材の下部支持ピンが挿通される下支持部と、前記熱交換部材の回り止めピン部が挿通される回り止め部と、が設けられた支持座面部を備え、
前記回り止めピン部は、前記熱交換部材の下部から車幅方向へ張り出されている、
ことを特徴とする車体前部構造。
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