JP2001278116A - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

自動車の前部車体構造

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JP2001278116A JP2000094435A JP2000094435A JP2001278116A JP 2001278116 A JP2001278116 A JP 2001278116A JP 2000094435 A JP2000094435 A JP 2000094435A JP 2000094435 A JP2000094435 A JP 2000094435A JP 2001278116 A JP2001278116 A JP 2001278116A
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vehicle
mount bracket
extension
fender apron
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JP2000094435A
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Haruhiko Fujiwara
東彦 藤原
Kazuo Take
和雄 武
Jun Yoshida
潤 吉田
Takeshi Asada
健史 浅田
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト上昇や作業性の低下の問題を生じるこ
となく、エンジンマウントブラケットの支持剛性を向上
できるとともに、フェンダエプロン周りの剛性を確保で
きる自動車の前部車体構造を提供する。 【解決手段】 車両前後方向に延びるサイドメンバ2
と、該サイドメンバ2の上方にて車両前後方向に延びる
アッパメンバ3とに車両上下方向に延びるエンジンマウ
ントブラケット15を架け渡して接合し、該エンジンマ
ウントブラケット15より車両後方にフェンダエプロン
13を配設してなる自動車の前部車体構造において、上
記フェンダエプロン13に延長部22を一体形成し、該
延長ブラケット22を上記エンジンマウントブラケット
15の底壁16eに溶接接合し、これによりエンジンマ
ウントブラケット15とフェンダエプロン13とを一体
に連続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドメンバとア
ッパメンバとにエンジンマウントブラケットを架け渡し
て接合し、該エンジンマウントブラケットより車両後方
にフェンダエプロンを配設するようにした自動車の前部
車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車体の前部にエンジンを搭載した自動車
では、車両前後方向に延びるサイドメンバとアッパメン
バとに車両上下方向に延びるエンジンマウントブラケッ
トを架け渡して結合し、該エンジンマウントブラケット
によりマウント部材を介してエンジンを弾性支持するの
が一般的である。
【0003】またエンジンマウントブラケットの着力点
剛性を高める観点から、従来、エンジンマウントブラケ
ットに車両前後方向に延びる連結部材の前端部を結合
し、該連結部材の後端部をサスペンションタワーにボル
ト締め固定する場合がある(例えば実公平7−4660
1号公報参照)。
【0004】一方、最近の自動車では、ファッション性
を高める観点から、ヘッドライトを車体の前面から側面
に渡って回り込むように配置する場合がある。このよう
な構造を採用する場合、ヘッドライトとの干渉を回避す
るために、フェンダエプロンをエンジンマウントブラケ
ットより車両後方に位置させるエプロンレス構造を採用
することとなる。
【0005】ところで、上記エプロンレス構造を採用す
る場合、フェンダエプロン周りの剛性を確保する必要が
あり、このため補強部材を別途追加したり、エンジンマ
ウントブラケットの板厚を大きくしたりする場合があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の前部車体構造では、別物の連結部材をサスペンショ
ンタワーにボルトにより締結固定する構造を採用してお
り、このため連結部材やボルト等を追加する分だけ部品
点数が増え、コストが上昇するという問題がある。
【0007】また上記従来構造では、ボディに各種の部
品を組付ける部品組立ラインにて上記連結部材をサスペ
ンションタワーにボルト締めするという人手による作業
となることから、作業性が低いという問題がある。
【0008】さらに上述のエプロンレス構造を採用した
場合には、補強部材を追加したり,ブラケットの板厚を
大きくしたりする必要があり、部品点数,コストが上昇
するという問題があり、この点での改善が要請されてい
る。
【0009】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、コスト上昇や作業性の低下の問題を生じるこ
となく、エンジンマウントブラケットの支持剛性を向上
できるとともに、フェンダエプロン周りの剛性を確保で
きる自動車の前部車体構造を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
前後方向に延びるサイドメンバと、該サイドメンバの上
方にて車両前後方向に延びるアッパメンバとに車両上下
方向に延びるエンジンマウントブラケットを架け渡して
接合し、該エンジンマウントブラケットより車両後方に
フェンダエプロンを配設してなる自動車の前部車体構造
において、上記エンジンマウントブラケットと上記フェ
ンダエプロンとを車両前後方向に一体に連続させたこと
を特徴としている。
【0011】ここで、上記エンジンマウントブラケット
とフェンダエプロンとを一体に連続させるとは、両者を
一体形成したり、あるいは両者を予め溶接等により接合
して一体化したりするという意味である。
【0012】請求項2の発明は、請求項1において、上
記フェンダエプロンに車両前方に延びる延長部が一体形
成されており、該延長部が上記エンジンマウントブラケ
ットに溶接接合されていることを特徴としている。
【0013】請求項3の発明は、請求項2において、上
記延長部がエンジンマウントブラケットの底面に溶接接
合されていることを特徴としている。
【0014】請求項4の発明は、請求項1において、上
記エンジンマウントブラケットに車両後方に延びる延長
部が一体形成されており、該延長部が上記フェンダエプ
ロンに溶接接合されていることを特徴としている。
【0015】請求項5の発明は、請求項4において、上
記エンジンマウントブラケットが、上向きに開口する断
面ハット状のブラケット本体と、該ブラケット本体に開
口を閉塞するよう接合された平板状のリインホースとか
らなり、該リインホースに上記延長部が一体形成されて
いることを特徴としている。
【0016】請求項6の発明は、請求項4において、上
記エンジンマウントブラケットがフランジを有する断面
ハット状のものからなり、該フランジに上記延長部が一
体形成されていることを特徴としている。
【0017】
【発明の作用効果】請求項1の発明に係る自動車の前部
車体構造によれば、エンジンマウントブラケットとフェ
ンダエプロンとを一体に連続させたので、例えば両者を
一体形成したり、予め溶接接合したりすることにより、
部品点数を増やすことなくエンジンマウントブラケット
の支持剛性を高めることができるとともに、エプロンレ
ス構造を採用した場合のフェンダエプロン周りの剛性を
確保することができる。その結果、従来の連結部材や補
強部材を不要にでき、コストを低減できる。
【0018】また、上記エンジンマウントブラケット及
びフェンダエプロンとを一体に連続させたので、サイド
メンバ及びアッパメンバの車体組立工程にて同時に組付
けることができ、ひいてはロボットによる自動化が可能
となる。その結果、部品組立ラインでの人手による組み
付けを省略でき、作業工数を削減でき、生産性を向上で
きる。
【0019】請求項2の発明では、フェンダエプロンに
延長部を形成し、請求項3の発明では、この延長部をエ
ンジンマウントブラケットの底面に溶接接合したので、
フェンダエプロンとエンジンマウントブラケットとを予
め一体化することができ、部品点数を増やすことなく相
互の剛性を高めるとこができるとともに、自動化による
組み付けが可能となり、請求項1と同様の効果が得られ
る。
【0020】請求項4の発明では、エンジンマウントブ
ラケットに延長部を形成し、該延長部をフェンダエプロ
ンに接合したので、両者を予め一体化することができ、
部品点数を増やすことなく相互の剛性を高めるとこがで
きるとともに、自動化による組み付けを可能にできる。
【0021】請求項5の発明では、上記エンジンマウン
トブラケットを、断面ハット状のブラケット本体に平板
状のリインホースを接合して箱状の閉断面をなすものと
し、該リインホースを延長してフェンダエプロンに接合
したので、エンジンマウントブラケット自体の剛性を高
めることができるとともに、請求項4と同様の効果が得
られる。
【0022】請求項6の発明では、断面ハット状のエン
ジンマウントブラケットの後側フランジを延長してフェ
ンダエプロンに接合したので、請求項4,5と同様の効
果が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0024】図1ないし図6は、請求項1,2,3の発
明の一実施形態(第1実施形態)による自動車の前部車
体構造を説明するための図であり、図1は前部車体の斜
視図、図2は前部車体のエンジンマウントブラケット周
りの斜視図、図3はエンジンマウントブラケット周りの
平面図、図4は前部車体の分解斜視図、図5はエンジン
マウントブラケット,フェンダエプロン部分の断面図
(図1のV-V 線断面図)、図6はエンジンマウントブラ
ケット,フェンダエプロン部分の断面図(図1のVI-VI
線断面図)である。本実施形態の前部車体は左右対称で
あるので、車両前方から見た前部車体の左側部分につい
てのみ説明する。
【0025】図において、1は自動車の前部車体を示し
ており、この前部車体1は車両前後方向に延びる左,右
のサイドメンバ2と、該サイドメンバ2の上方にて車両
前後方向に延びる左,右のアッパメンバ3とからなる概
略構造のものであり、この左,右のアッパメンバ3は平
面視で上記サイドメンバ2より車幅方向外側に配置され
ている。
【0026】上記左,右のサイドメンバ2の前端部には
車幅方向に延びるバンパリインホース4がボルト締め固
定されており、後端部には同じく車幅方向に延びるクロ
スメンバ(不図示)が結合されている。また上記左,右
のアッパメンバ3の前端部には車幅方向に延びるラジエ
ータサポート5が結合されており、後端部には同じく車
幅方向に延びるカウルパネル(不図示)が結合されてい
る。この左,右サイドメンバ2,アッパメンバ3,ラジ
エータサポート5,カウルパネル及びクロスメンバによ
り囲まれた空間に横置き式エンジンユニット(不図示)
が搭載されている。
【0027】上記各サイドメンバ2は、外向きに開口す
る縦断面コ字状のインナメンバ6に帯板状のアウタパネ
ル7を溶接接合して箱状の閉断面を形成してなり、また
上記アッパメンバ3は、縦断面L字状のアッパアウタ8
と同じくL字状のアッパインナ9とを箱状の閉断面をな
すように溶接接合してなるものである。上記アッパアウ
タ8には前後方向に所定間隔をあけて複数のビード8a
が形成されている。
【0028】上記ラジエータサポート5の両端部5aは
車両後方に水平に屈曲形成されており、該端部5aはア
ッパメンバ3の前端部に溶接接合されている。この両端
部5aの前側にヘッドライト10が配設されており、こ
のヘッドライト10は車体前面から側面に渡って回り込
むようにして配置されている(図3参照)。
【0029】上記サイドメンバ2の後端部とアッパメン
バ3の後端部との間にはサスペンションタワー11が架
け渡して溶接接合されている。このサスペンションタワ
ー11は、不図示のサスペンション装置のストラット本
体の上端部が挿入支持される支持孔12aが形成された
スプリングサポート12にスカート状のフェンダエプロ
ン13を溶接により接合した構造のものである。
【0030】上記フェンダエプロン13の前縁には前輪
(不図示)の上方を覆うフェンダ部13aが一体形成さ
れており、該フェンダ部13aの前端は後述するエンジ
ンマウントブラケット15より少し後方に位置してい
る。これによりエンジンマウントブラケット15の前側
は上記ヘッドライト10との干渉を回避するためにエプ
ロンレスとなっている。
【0031】上記サイドメンバ2の前端部とアッパメン
バ3の前端部との間には車両上下方向に延びる上記エン
ジンマウントブラケット15が架け渡して配設されてい
る。このエンジンマウントブラケット15は、上向きに
開口する箱状のブラケット本体16と、矩形平板状のリ
インホース17とから構成されている。このブラケット
本体16の前壁16aには車両前方に延びるフェンダM
TGブラケット18の後端部がボルト締め固定されてい
る。
【0032】上記ブラケット本体16は、アッパメンバ
3から内側に斜め下方に傾斜した後略垂直下方に屈曲し
て延びており、この屈曲部の前,後壁16a,16bの
間にマウント部材19が配設されている(図6参照)。
このマウント部材19は、図示していないが、外筒の軸
心に弾性部材を介在させて内筒を挿入固定したものであ
り、この内筒が上記前,後壁16a,16bに形成され
た支持孔16c,16cを介してボルト締め固定されて
おり、上記外筒がエンジンユニットに固定されている。
【0033】このようにして上記エンジンユニットの
左,右側部はマウント部材19を介して左,右のエンジ
ンマウントブラケット15により弾性支持されており、
後壁の車幅方向中央部は不図示のマウント部材を介して
上述のクロスメンバに弾性支持されている。
【0034】上記ブラケット本体16の開口縁にはこれ
の全周に渡って延びるフランジ20が一体に屈曲形成さ
れている。このフランジ20の上側フランジ20aはア
ッパメンバ3の上面に当接しており、下側フランジ20
bはサイドメンバ2の内側面に当接している。
【0035】上記リインホース17はブラケット本体1
6の開口の上半部を閉塞する大きさのものであり、真ん
中には矩形状の補強ビード17aが形成されている。こ
のリインホース17の前,後縁部17b,17cはそれ
ぞれ上記ブラケット本体16の前側,後側フランジ20
c,20dに溶接により接合されている。
【0036】また上記ブラケット本体16の上側フラン
ジ20aはリインホース17の上縁17dとともにアッ
パメンバ3の接合部に4枚重ね合わせて溶接により接合
されており、下側フランジ20bはサイドメンバ2の内
壁面2aに溶接により接合されている(図2の×印参
照)。このサイドメンバ2内の下側フランジ20bの接
合部にはサイドメンバ2の断面剛性を高めるためのバル
クヘッド(不図示)が配設されている。
【0037】そして上記フェンダエプロン13のフェン
ダ13aの前縁には延長部22が一体形成されている。
この延長部22は、上記ブラケット本体16の底壁16
e下面に当接する第1延長部22aと、該ブラケット本
体16の上壁16fに当接する第2延長部22bと、ブ
ラケット本体16の上側フランジ20aの下面に当接す
る第3延長部22cとからなり、この各延長部22a〜
22cは上記ブラケット本体16に溶接により接合され
ている。
【0038】ここで、上記エンジンマウントブラケット
15とフェンダエプロン13とは予め溶接接合すること
により一体に連続形成し、これを車体組立工程にて前部
車体1を組付ける際に同時に組付けられたものである。
【0039】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。
【0040】本実施形態によれば、フェンダエプロン1
3のフェンダ部13aに延長部22を一体形成し、該延
長部22をブラケット本体16の底壁16e,上壁16
f,上側フランジ20aに溶接接合したので、部品点数
を増やすことなく、エンジンマウントブラケット15の
着力点剛性を高めることができるとともに、エプロンレ
ス構造を採用した場合のフェンダエプロン13周りの剛
性を高めることができる。その結果、従来の連結部材や
補強部材を不要にでき、コストを低減できる。
【0041】また、上記エンジンマウントブラケット1
5及びフェンダエプロン13を予め溶接接合して一体化
し、両者15,13を車体組立ラインにてサイドメンバ
2,アッパメンバ3を組付ける際に同時に組付けたの
で、ロボットによる自動化が可能となり、従来の人手に
よる組み付けを省略でき、作業工数を削減できるととも
に、生産性を向上できる。
【0042】さらに上記フェンダエプロン13のフェン
ダ部13aにエンジンマウントブラケット15の底壁1
6eに当接する延長部22を一体形成する構造としたの
で、フェンダエプロン13に不要な曲げ形状を形成しな
くてもよく、簡単な構造でもってフェンダエプロン自体
の剛性を高めることができる。
【0043】上記エンジンマウントブラケット15を、
上方に開口する箱状のブラケット本体16と、該開口を
閉塞する平板状のリインホース17とから構成したの
で、エンジンマウントブラケット自体の剛性を向上する
ことができ、この点からも着力点剛性を高めることがで
きる。
【0044】なお、上記実施形態では、フェンダエプロ
ン13に一体形成した延長部22をエンジンマウントブ
ラケット15に溶接接合して一体に連続させた場合を説
明したが、本発明はこれに限られるものではない。
【0045】図7は、請求項4,5の発明の一実施形態
(第2実施形態)による車体前部構造を説明するための
図である。図中、図5と同一符号は同一又は相当部分を
示す。
【0046】本実施形態のエンジンマウントブラケット
15は、上向きに開口する箱状のブラケット本体16
と、該ブラケット本体16に開口を閉塞するように溶接
接合された平板状のリインホース17とからなり、基本
的な構造は上記第1実施形態と同様である。そして本実
施形態は、上記リインホース17の後縁部17cに後方
に延びる延長部25を一体形成し、該延長部25をフェ
ンダエプロン13に溶接により接合し、これにより両者
を一体化して構成されている。
【0047】本実施形態では、エンジンマウントブラケ
ット15のリインホース17に延長部25を一体形成
し、該延長部25をフェンダエプロン13に溶接接合し
たので、両者15,13を予め一体化することにより、
部品点数を増やすことなく相互の剛性を高めることがで
きるとともに、車体組立工程での自動化による組付けを
可能にでき、上記第1実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0048】図8は、請求項6の発明の一実施形態(第
3実施形態)による車体前部構造を説明するための図で
ある。図中、図5と同一符号は同一又は相当部分を示
す。
【0049】本実施形態は、エンジンマウントブラケッ
ト15のブラケット本体16の後側フランジ20dに後
方に延びる延長部26を一体形成し、該延長部26をフ
ェンダエプロン13に溶接接合して構成されている。
【0050】本実施形態では、ブラケット本体16の後
側フランジ20dに延長部26を一体形成し、該延長部
26をフェンダエプロン13に溶接接合して一体化した
ので、部品点数を増やすことなく相互の剛性を高めると
こができるとともに、自動化による組み付けを可能にで
き、この場合にも上記第1実施形態と同様の効果が得ら
れる。
【0051】ところで、本発明は、エンジンマウントブ
ラケット又はフェンダエプロンに延長部を形成し、該延
長部を溶接接合して両者を一体化した場合について説明
したが、本発明の目的はエンジンマウントブラケットと
フェンダエプロンとを一体に連続させることにより達成
されるのであるから、この観点にたてば、エンジンマウ
ントブラケットとフェンダエプロンとを一体成形するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2,3の発明の第1実施形態による
自動車の前部車体を説明するための斜視図である。
【図2】上記前部車体のエンジンマウントブラケット周
りの斜視図である。
【図3】上記エンジンマウントブラケット周りの平面図
である。
【図4】上記前部車体の分解斜視図である。
【図5】上記エンジンマウントブラケット,フェンダエ
プロン部分の断面図(図1のV-V 線断面図)である。
【図6】上記エンジンマウントブラケット,フェンダエ
プロン部分の断面図(図1のVI-VI 線断面図)である。
【図7】請求項4,5の発明の第2実施形態によるエン
ジンマウントブラケット,フェンダエプロン部分の断面
図である。
【図8】請求項6の発明の第3実施形態によるエンジン
マウントブラケット,フェンダエプロン部分の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 前部車体 2 サイドメンバ 3 アッパメンバ 13 フェンダエプロン 13e 底壁 15 エンジンマウントブラケット 16 ブラケット本体 17 リインホース 20 フランジ 20d 後側フランジ 22,25,26 延長部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 潤 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 浅田 健史 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA04 AA11 BB02 CA03 CA09 CA53 CA60 DA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前後方向に延びるサイドメンバと、
    該サイドメンバの上方にて車両前後方向に延びるアッパ
    メンバとに車両上下方向に延びるエンジンマウントブラ
    ケットを架け渡して接合し、該エンジンマウントブラケ
    ットより車両後方にフェンダエプロンを配設してなる自
    動車の前部車体構造において、上記エンジンマウントブ
    ラケットと上記フェンダエプロンとを車両前後方向に一
    体に連続させたことを特徴とする自動車の前部車体構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記フェンダエプロ
    ンに車両前方に延びる延長部が一体形成されており、該
    延長部が上記エンジンマウントブラケットに溶接接合さ
    れていることを特徴とする自動車の前部車体構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記延長部がエンジ
    ンマウントブラケットの底面に溶接接合されていること
    を特徴とする自動車の前部車体構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記エンジンマウン
    トブラケットに車両後方に延びる延長部が一体形成され
    ており、該延長部が上記フェンダエプロンに溶接接合さ
    れていることを特徴とする自動車の前部車体構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記エンジンマウン
    トブラケットが、上向きに開口する断面ハット状のブラ
    ケット本体と、該ブラケット本体に開口を閉塞するよう
    溶接接合された平板状のリインホースとからなり、該リ
    インホースに上記延長部が一体形成されていることを特
    徴とする自動車の前部車体構造。
  6. 【請求項6】 請求項4において、上記エンジンマウン
    トブラケットがフランジを有する断面ハット状のものか
    らなり、該フランジに上記延長部が一体形成されている
    ことを特徴とする自動車の前部車体構造。
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