JPS6340014Y2 - - Google Patents

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JPS6340014Y2
JPS6340014Y2 JP15772082U JP15772082U JPS6340014Y2 JP S6340014 Y2 JPS6340014 Y2 JP S6340014Y2 JP 15772082 U JP15772082 U JP 15772082U JP 15772082 U JP15772082 U JP 15772082U JP S6340014 Y2 JPS6340014 Y2 JP S6340014Y2
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JP
Japan
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intake resonator
fender
wall
wall surface
resonator
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JP15772082U
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English (en)
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JPS5962025U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内燃機関を搭載する自動車等の車両
の吸気レゾネータに関するものである。
一般に車両においては内燃機関(以後エンジン
という)に吸入される空気の通路となつているエ
アクリーナのクールエアホースにおいて、空気の
通過に際し大きな吸気音が発生する。この吸気音
は空気が脈動してクールエアホース内を流れるた
めに発生する。この吸気音を小さくするためにク
ールエアホースに連通管を介して連通する直方体
箱形の吸気レゾネータが車両のフエンダの内側に
配設されており、車両のエプロンフロントフエン
ダに取りつけられている。そして吸気レゾネータ
の一壁面はエプロンフロントフエンダに隙間をへ
だてて対向しており、また吸気レゾネータをエア
クリーナのクールエアホースに連通する前記の連
通管の一端はこの一壁面に取りつけられている。
然し上記吸気レゾネータを構成する各壁面は吸
気レゾネータの重量軽減化のために一般に両剛性
の小さい薄い樹脂板で構成されている。そのため
この吸気レゾネータ内に前記連通管を介して脈動
空気の一部が流入すると吸気レゾネータの各壁面
が振動し、これに伴い各壁面に接する吸気レゾネ
ータ外部の空気が振動してフエンダ内側でこもり
音が発生する。
この欠点を除去するため従来は吸気レゾネータ
の各壁面の面剛性を高めることに意を用い、その
ために壁面の板厚や壁面につけるビードの数を増
やしていた。この結果吸気レゾネータの重量が増
加し、また構造が複雑になつてコストアツプを招
いていた。
この考案は吸気レゾネータの板厚を増加させる
ことなく、また壁面のビードを追加しないで高い
面剛性を有する吸気レゾネータの提供を目的とす
る。
上記の目的を達成するためこの考案は、車両の
エプロンフロントフエンダへ吸気レゾネータを取
りつけるための吸気レゾネータの一壁面とこの一
壁面に対向する壁面(この対向壁面は隙間をへだ
てて車両のフエンダに対向する)とを連結部によ
り連結する構成を有しており、この構成により両
壁面は連結部との結合部において振動を抑制され
て両壁面全体としての振幅が小さくなり、延いて
は吸気レゾネータの全壁面の振幅が小さくなつて
前述のこもり音も小さくなる。
以下実施例を示す図面に基づきこの考案を説明
する。第1図乃至第4図に示す吸気レゾネータ1
は直方体箱形で自動車のエプロンフロントフエン
ダ2とフエンダ3との間に隙間をへだてて配置さ
れており、そのエプロンフロントフエンダ2に対
向する壁面1aは複数個のリテーナ4及びボルト
5によりエプロンフロントフエンダ2に取りつけ
られている。壁面1aに対向する壁面1bは隙間
をへだててフエンダ3に対向している。なお、両
壁面1a,1bは吸気レゾネータ1を構成する壁
面のうち面積が最大となつている。壁面1a,1
bには複数個(本実施例では2個)の截頭円錐筒
状の連結部6,7がそれぞれ形成され、両連結部
6,7はその頂部6a,7aにおいて溶着されて
おり、これにより両壁面1a,1bは相互に連結
されている。壁面1a,1bには面剛性を高める
ためそれぞれビード8,9が設けられている。吸
気レゾネータ1はその壁面1aとエアクリーナ1
0のクールエアホース11とを連結する連通管1
2によりクールエアホース11に連通している。
なお、13はエプロン、14はラジエータサポ
ートアツパ、15はラジエータサポートパネル、
16はエプロンアツパメンバである。
上記の構成において、図示しないエンジンの作
動により空気は脈動的にクールエアホース11内
をエアクリーナ10に向つて流れるが、脈動空気
の一部は連通管12を経て吸気レゾネータ1内に
導入されるのでクールエアホース11内での脈動
吸入空気による騒音は緩和される。一方吸気レゾ
ネータ1内にも空気は脈動的に流入して吸気レゾ
ネータ1の各壁面を振動させるエネルギを持つて
いる。然し面積が一番大きく本来ならば振幅が一
番大きい壁面1a,1bが連結部6,7により連
結されているため壁面1a,1bは連結部6,7
の基部6b,7bにより振動を抑制され結局壁面
全体としての振幅は小さくなり、延いては吸気レ
ゾネータ1の他の壁面の振幅も減少する。すなわ
ち吸気レゾネータ1の各壁面の外側の空気の振幅
も小さくなる。この結果フエンダ3内側でのこも
り音が小さくなる。
上記の実施例で壁面1a,1bをそれぞれの連
結部6,7により連結したが連結部6,7の代り
にパイプ、ロツドを用いてもよい。これら連結部
を壁面1a,1bに設ける位置は壁面1a,1b
の振幅が最大となる位置に設定することが望まし
い。
上述のようにこの考案は車両のフエンダとエプ
ロンフロントフエンダのそれぞれに隙間を隔てて
対向する壁面を有して両フエンダ間に配設され、
エプロンフロントフエンダに対向する壁面とエア
クリーナのクールエアホースとを連結する連通管
によりクールエアホースに連通する箱形の車両用
吸気レゾネータにおいて、車両のフエンダとエプ
ロンフロントフエンダに対向する吸気レゾネータ
の壁面を連結部により連結したものであるから、
これら両壁面の板厚やビード数を特に増加させる
ことなく、従つて吸気レゾネータの重量増加、構
造の複雑化及びこれらに基づくコストアツプを招
くことなく吸気レゾネータの面剛性を高め、フエ
ンダ内側でのこもり音を小さくする効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を含む自動車ボデ
ーの前部の斜視図を示す。第2図は第1図の要部
のA矢視による平面図を示す。第3図はこの考案
の一実施例の斜視図、第4図は第3図のB−B矢
視図をそれぞれ示す。 1……吸気レゾネータ、1a,1b……壁面、
2……エプロンフロントフエンダ、3……フエン
ダ、6,7……連結部、10……エアクリーナ、
11……クールエアホース、12……連通管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のフエンダとエプロンフロントフエンダの
    それぞれに隙間を隔てて対向する壁面を有して両
    フエンダ間に配設され、かつエプロンフロントフ
    エンダに対向する壁面と車両のエアクリーナのク
    ールエアホースとを連結する連通管によりクール
    エアホースに連通する箱形の車両用吸気レゾネー
    タであつて、同レゾネータ内には前記両壁面を連
    結する連結部が設けられていることを特徴とする
    車両用吸気レゾネータ。
JP15772082U 1982-10-18 1982-10-18 車両用吸気レゾネ−タ Granted JPS5962025U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15772082U JPS5962025U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 車両用吸気レゾネ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15772082U JPS5962025U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 車両用吸気レゾネ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962025U JPS5962025U (ja) 1984-04-23
JPS6340014Y2 true JPS6340014Y2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=30347649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15772082U Granted JPS5962025U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 車両用吸気レゾネ−タ

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JP (1) JPS5962025U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2513323Y2 (ja) * 1989-03-07 1996-10-02 ダイハツ工業株式会社 車両における吸気消音用レゾネ―タの取付け装置
US8609030B2 (en) 2011-03-04 2013-12-17 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Exhaust aftertreatment device with integrated shell and baffle
US8776509B2 (en) 2011-03-09 2014-07-15 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Tri-flow exhaust treatment device with reductant mixing tube

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5962025U (ja) 1984-04-23

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