JP3401672B2 - インテークマニホールドにおけるブランチ管ステー構造 - Google Patents

インテークマニホールドにおけるブランチ管ステー構造

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JP3401672B2 JP37688698A JP37688698A JP3401672B2 JP 3401672 B2 JP3401672 B2 JP 3401672B2 JP 37688698 A JP37688698 A JP 37688698A JP 37688698 A JP37688698 A JP 37688698A JP 3401672 B2 JP3401672 B2 JP 3401672B2
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Sanoh Industrial Co Ltd
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インテークマニホー
ルドにおけるブランチ管を接続するステー構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、インテークマニホー
ルドは図10に示すように構成されており、複数のブラ
ンチ管2,2,2が並列状に配設されて、その一端側が
サージタンク3に結合され、また他端側がエンジンに取
り付けられるフランジ4に接合されたものとなってお
り、ブランチ管2は、経路の自由度を増大させ、全体を
軽くできるために金属パイプ製で形成されており、全体
の剛性を確保するためにステー5で各ブランチ管2,
2,2が連結されており、このようなステー5の構造に
ついては、例えば実開平7−30356号公報に開示さ
れている。しかし、ブランチ管2,2,2には、エンジ
ンの吸気ポートのバルブ着座音とかインジェクターの着
座音などが固体伝播して伝わり、ブランチ管2,2,2
は振動を生じ、また吸気バルブの開閉における吸入空気
脈動もブランチ管2,2,2全体を振動させる要因とな
っている。このようにしてブランチ管2,2,2は振動
するが、ブランチ管2,2,2をそれぞれステー5で固
定すると、このステー5がスピーカーとなって放射音が
発生してしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、ブランチ管の振動を抑
え、かつ放射音が生ずることの少ないステー構造を提供
せんことを目的とし、その第1の要旨は、並列状に配設
されたブランチ管2,2を有し、複数のブランチ管2,
間がステーで接続されているインテークマニホール
ドにおいて、前記ステーは、外側ステー材6の内側に
内側ステー材7が密着状に重ね合わされた2枚の展伸材
で構成され、外側ステー材6の横方向両端部には、横方
向へそれぞれ突出して上下に接合用端部6a,6bが形
成され、内側ステー材7には、外側ステー材6の接合用
端部6a,6b間に平行状に配置される接合用端部7a
が横方向両端部に突出状に形成され、この接合用端部6
a,6b,7aを、それぞれロー付け或いは溶接で前記
ブランチ管2,2の外周に固着させて取り付けることが
できるように構成されていることである。また、第2の
要旨は、前記外側ステー材6と内側ステー材7は、取り
付け時の位置ズレを防ぐために、スポット溶接で数箇所
止められていることである。 また、第3の要旨は、前記
外側ステー材6と内側ステー材7は、取り付け時の位置
ズレを防ぐために、かしめ爪7cを内側ステー材7から
外側ステー材6に渡して端面の一部をかしめ固定されて
いることである。また、第の要旨は、前記ステーが、
ブランチ管からの放射音を遮音する遮音カバーとして機
能するように、複数のブランチ管の外周を覆蓋し得る形
状に形成されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例を示すものであり、一端側を
サージタンク3に他端側をフランジ4に接合された複数
のブランチ管2,2,2はそれぞれ並列状に配置され
て、隣合うブランチ管2,2はステー5により接続され
たものとなっており、本例におけるステー5は、図2の
拡大斜視図で、また図3の平面図で示すような構造とな
っており、即ち、ステー5は、2枚の展伸材を密着状に
重ね合わせて密着圧造されたものとなっており、外側ス
テー材6の内側に内側ステー材7が密着されており、外
側ステー材6の横方向両端部には、横方向へそれぞれ突
出して上下に二股状に接合用端部6a,6bが形成され
ており、また、内側ステー材7は、外側ステー材6の接
合用端部6a,6b間に平行状に配置される接合用端部
7aを横方向両端部に突出状に形成しており、この接合
用端部6a,6b,7aを、それぞれロー付け或いは溶
接でブランチ管2の外周に固着させて取り付けることが
できるように構成されている。
【0005】このような二重重ね形状のステー5を用い
れば、ブランチ管2,2の振動はそれぞれ外側ステー材
6及び内側ステー材7に伝播されるが、外側ステー材6
と内側ステー材7は密着されているため、両ステー材
6,7の接触面間には摩擦力が働き、摩擦力により振動
を良好に抑止することとなり、振動を抑えることができ
るものとなる。また、ステー5の振動が抑えられてステ
ー5から放射音が生ずることが良好に抑えられるもので
ある。
【0006】なお、密着圧造された2枚の展伸材は、取
り付け時の位置ズレを防ぐために、図4に示すように、
スポット溶接Sで数箇所止めても、或いは、図5に示す
ように、かしめ爪7cを内側ステー材7から外側ステー
材6に渡して端面の一部をかしめた構造としても、上記
した機能、効果は同様に得られるものである。
【0007】なお、図6は、変更例を示すものであり、
図6では、3本のブランチ管2,2,2間に渡るステー
5を用いて各ブランチ管2,2,2を接続したものであ
り、外側ステー材6と内側ステー材7が密着圧造されて
おり、外側ステー材6の横方向両端側には二股状に突出
して接合用端部6a,6bが形成されて、この接合用端
部6a,6b間の中間位置に、内側ステー材7の横方向
両端部に突出形成された接合用端部7aが配置されてお
り、また、外側ステー材6の中央部には縦方向上下端縁
にそれぞれ上下に突出して縦方向接合用端部6c,6d
が一体状に突出形成されており、この縦方向接合用端部
6c,6d間の中央位置に、内側ステー材7から一体状
に上下に突出された縦方向接合用端部7bが配置されて
形成されており、それぞれ接合用端部6a,6b,7a
及び縦方向接合用端部6c,6d,7bを所定のブラン
チ管2,2,2の外周にロー付けまたは溶接で接合させ
て固着させることができるものであり、各ブランチ管
2,2,2から伝わる振動を外側ステー材6と内側ステ
ー材7間の接触面での摩擦力により良好に抑止させ、か
つステー5自身の振動をも抑えることができるものとな
る。
【0008】次に、図7に示すものは、前記ステー5を
更に面積の広い形状に形成して、複数のブランチ管2,
2,2の外面を覆蓋できるようにしたものであり、接合
用端部6a,6b,7a,6c,6d,7bをそれぞれ
端部に形成して、複数のブランチ管2,2,2の外側を
覆うように取り付けることができ、このような面積の広
いステー5では外側ステー材6と内側ステー材7の接触
面積が大であり、より良好にブランチ管2,2,2の振
動を減衰させて抑止し、かつステー5自体の振動をも抑
えることができて、ブランチ管2,2,2からの放射音
に対する遮音カバーとして機能させることができ、放射
音の発生を無くすることができるものとなる。
【0009】次に、図8の斜視図で、また図9の平面図
で示すものは、ステー5を更に変更したものであり、こ
の図8及び図9に示すステー5は、外側ステー材6の横
方向両端縁に折り返し状に接合用端部6e,6eが形成
されたものであり、この折り返し状接合用端部6e,6
eは、一対のブランチ管2,2の対向する内側周面にロ
ー付け等で接合できるように構成されており、また、外
側ステー材6の横方向両端縁の中央には開口6f,6f
が開口されており、この開口6f,6fから、内側ステ
ー材7の接合用端部7aを外側へ突出させることができ
るように構成されており、内側ステー材7の接合用端部
7a,7aもロー付け或いは溶接でブランチ管2,2に
固着接合されるものである。このような構造において
も、外側ステー材6と内側ステー材7は密着されて重ね
合わされており、ブランチ管2からの振動を接触面間で
摩擦力を働かせて良好に抑止することができ、また、ス
テー5自身の振動をも抑えて、放射音の発生を抑えるこ
とができるものとなる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、並列状に配設されたブランチ
2,2を有し、複数のブランチ管2,2間がステー
で接続されているインテークマニホールドにおいて、前
記ステーは、外側ステー材6の内側に内側ステー材7
密着状に重ね合わされた2枚の展伸材で構成され、
側ステー材6の横方向両端部には、横方向へそれぞれ突
出して上下に接合用端部6a,6bが形成され、内側ス
テー材7には、外側ステー材6の接合用端部6a,6b
間に平行状に配置される接合用端部7aが横方向両端部
に突出状に形成され、この接合用端部6a,6b,7a
を、それぞれロー付け或いは溶接で前記ブランチ管2,
2の外周に固着させて取り付けることができるように構
成されていることにより、ブランチ管の振動はステーに
伝えられるが、ステーは2枚の展伸材が密着されて構成
されており、2枚の展伸材の接触面間で摩擦力が働き、
ブランチ管からの振動を良好に抑止することができ、ま
た、ステー自身の振動も抑えることができて放射音の発
生を防ぐことができるものとなる。
【0011】また、前記ステーが、ブランチ管からの放
射音を遮音する遮音カバーとして機能するように、複数
のブランチ管の外周を覆蓋し得る形状に形成されている
ことにより、面積が広いため接触面が広く、より良好に
ブランチ管からの振動を抑止でき、かつ放射音を抑えて
遮音効果を高めることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のステーを設けたインテークマニホ
ールドの斜視構成図である。
【図2】図1のステーの取付状態の拡大斜視図である。
【図3】図2の平面構成図である。
【図4】図2のステーにスポット溶接を施した斜視図で
ある。
【図5】図2のステーにかしめ爪を設けた斜視図であ
る。
【図6】ステーの変更例を示す取付状態の拡大斜視図で
ある。
【図7】ステーの面積を広げて遮音カバーとして機能さ
せる場合の斜視構成図である。
【図8】さらに異なるステーの取付状態の斜視構成図で
ある。
【図9】図8の平面図である。
【図10】従来のステーを設けたインテークマニホール
ドの斜視構成図である。
【符号の説明】
2 ブランチ管 3 サージタンク 4 フランジ 5 ステー 6 外側ステー材 6a,6b 接合用端部 6c,6d 縦方向接合用端部 6e 折り返し状接合用端部 6f 開口 7 内側ステー材 7a 接合用端部 7b 縦方向接合用端部 7c かしめ爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−199264(JP,A) 実開 平7−30356(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/10 F02B 77/13

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列状に配設されたブランチ管2,2
    有し、複数のブランチ管2,2間がステーで接続され
    ているインテークマニホールドにおいて、前記ステー
    は、外側ステー材6の内側に内側ステー材7が密着状に
    重ね合わされた2枚の展伸材で構成され、外側ステー材
    6の横方向両端部には、横方向へそれぞれ突出して上下
    に接合用端部6a,6bが形成され、内側ステー材7に
    は、外側ステー材6の接合用端部6a,6b間に平行状
    に配置される接合用端部7aが横方向両端部に突出状に
    形成され、この接合用端部6a,6b,7aを、それぞ
    れロー付け或いは溶接で前記ブランチ管2,2の外周に
    固着させて取り付けることができるように構成されてい
    ことを特徴とするインテークマニホールドにおけるブ
    ランチ管ステー構造。
  2. 【請求項2】 前記外側ステー材6と内側ステー材7
    は、取り付け時の位置ズレを防ぐために、スポット溶接
    で数箇所止められていることを特徴とする請求項1に記
    載のインテークマニホールドにおけるブランチ管ステー
    構造。
  3. 【請求項3】 前記外側ステー材6と内側ステー材7
    は、取り付け時の位置ズレを防ぐために、かしめ爪7c
    を内側ステー材7から外側ステー材6に渡して端面の一
    部をかしめ固定されていることを特徴とする請求項1に
    記載のインテークマニホールドにおけるブランチ管ステ
    ー構造。
  4. 【請求項4】 前記ステーが、ブランチ管からの放射音
    を遮音する遮音カバーとして機能するように、複数のブ
    ランチ管の外周を覆蓋し得る形状に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のインテークマニホールド
    におけるブランチ管ステー構造。
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