JPS6318251Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318251Y2 JPS6318251Y2 JP1982101585U JP10158582U JPS6318251Y2 JP S6318251 Y2 JPS6318251 Y2 JP S6318251Y2 JP 1982101585 U JP1982101585 U JP 1982101585U JP 10158582 U JP10158582 U JP 10158582U JP S6318251 Y2 JPS6318251 Y2 JP S6318251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake pipe
- cab
- elastic member
- notch
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 15
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシユノーケル型吸気管の支持構造に関
する。
する。
従来、例えば実開昭57−61152号公報の第1図
に示されるようにシユノーケル型吸気管をキヤブ
外壁面に何ら弾性部材を介さずに固着した構造が
知られている。
に示されるようにシユノーケル型吸気管をキヤブ
外壁面に何ら弾性部材を介さずに固着した構造が
知られている。
ところが、このような構造では吸気管内の吸気
の脈動に伴なう吸気振動がキヤブへ伝わるという
問題点があつた。
の脈動に伴なう吸気振動がキヤブへ伝わるという
問題点があつた。
そこで、実開昭57−61158号公報に示されるよ
うにキヤブ外壁面を定めるバツクパネルに対し弾
性部材を介して該吸気管を支持する構造も知られ
ている。しかし、この構造において、上記弾性部
材を余り硬くしてしまうと、吸気振動がキヤブの
バツクパネルに容易に伝わり、同バツクパネルが
振動して音を発する不具合があり、逆に上記弾性
部材を柔らかくすると、吸気振動のキヤブへの伝
達は低減されるが、悪路走行時等にキヤブと吸気
管との間に相対的な大きな力が作用したとき、吸
気管がキヤブに対して大きく変位し、同吸気管が
キヤブまたは後方の荷室等に干渉してしまう惧れ
が生じる。
うにキヤブ外壁面を定めるバツクパネルに対し弾
性部材を介して該吸気管を支持する構造も知られ
ている。しかし、この構造において、上記弾性部
材を余り硬くしてしまうと、吸気振動がキヤブの
バツクパネルに容易に伝わり、同バツクパネルが
振動して音を発する不具合があり、逆に上記弾性
部材を柔らかくすると、吸気振動のキヤブへの伝
達は低減されるが、悪路走行時等にキヤブと吸気
管との間に相対的な大きな力が作用したとき、吸
気管がキヤブに対して大きく変位し、同吸気管が
キヤブまたは後方の荷室等に干渉してしまう惧れ
が生じる。
本考案は、上記問題点を解消するために創案さ
れたもので、キヤブ外壁面に沿つて配設されたシ
ユノーケル型吸気管を有するものにおいて、上記
吸気管は下部を上記キヤブのフレームに第1弾性
部材を介して、上部を同キヤブの外壁面を定める
パネルに第2弾性部材を介して支持され、上記第
2弾性部材は、一部に切欠きを有するラバーから
成ると共に、上記吸気管が上記パネルに対して上
記切欠きがつぶれるまでの間の小さな変位時には
柔らかく同切欠きがつぶれる大きい変位時には硬
くなる非線形特性を有していることを特徴とする
シユノーケル型吸気管の支持構造を要旨とするも
のである。
れたもので、キヤブ外壁面に沿つて配設されたシ
ユノーケル型吸気管を有するものにおいて、上記
吸気管は下部を上記キヤブのフレームに第1弾性
部材を介して、上部を同キヤブの外壁面を定める
パネルに第2弾性部材を介して支持され、上記第
2弾性部材は、一部に切欠きを有するラバーから
成ると共に、上記吸気管が上記パネルに対して上
記切欠きがつぶれるまでの間の小さな変位時には
柔らかく同切欠きがつぶれる大きい変位時には硬
くなる非線形特性を有していることを特徴とする
シユノーケル型吸気管の支持構造を要旨とするも
のである。
本考案によれば、吸気管とパネルとの間に介装
された第2弾性部材が、一部に切欠きを有すると
共に、上記吸気管が上記パネルに対して上記切欠
きがつぶれるまでの間の小さな変位時には柔らか
く同切欠きがつぶれる大きい変位時には硬くなる
非線形特性を有しているので、吸気管の吸気振動
に起因する変位の小さな振動の上記パネルへの伝
達は同第2弾性部材により低減され、また悪路走
行時等にキヤブと吸気管との間にその慣性に起因
する大きな力が作用したときには、上記切欠きが
つぶれて吸気管の過大変位が防止される。また吸
気管は第1弾性部材を介して振動の伝わり難いフ
レームに支持されているので、同第1弾性部材に
ついては吸気管の過大変位の防止のみを考慮して
硬く設定することができ、これにより上記第2弾
性部材と共に、吸気の脈動に起因する吸気管の振
動のキヤブへの伝達の低減と、同吸気管の過大変
位の防止とを両立できる支持構造を得ることがで
きるという効果を奏する。
された第2弾性部材が、一部に切欠きを有すると
共に、上記吸気管が上記パネルに対して上記切欠
きがつぶれるまでの間の小さな変位時には柔らか
く同切欠きがつぶれる大きい変位時には硬くなる
非線形特性を有しているので、吸気管の吸気振動
に起因する変位の小さな振動の上記パネルへの伝
達は同第2弾性部材により低減され、また悪路走
行時等にキヤブと吸気管との間にその慣性に起因
する大きな力が作用したときには、上記切欠きが
つぶれて吸気管の過大変位が防止される。また吸
気管は第1弾性部材を介して振動の伝わり難いフ
レームに支持されているので、同第1弾性部材に
ついては吸気管の過大変位の防止のみを考慮して
硬く設定することができ、これにより上記第2弾
性部材と共に、吸気の脈動に起因する吸気管の振
動のキヤブへの伝達の低減と、同吸気管の過大変
位の防止とを両立できる支持構造を得ることがで
きるという効果を奏する。
以下、本考案の一実施例を添付図面に従つて詳
細に説明する。
細に説明する。
図中、符号2はシヤシフレーム4に支持された
キヤブ、6はシヤシフレーム4に取付けられたエ
アクリーナ、8は同エアクリーナ6に接続されキ
ヤブ2の外壁面に沿つて配設された吸気管であ
る。
キヤブ、6はシヤシフレーム4に取付けられたエ
アクリーナ、8は同エアクリーナ6に接続されキ
ヤブ2の外壁面に沿つて配設された吸気管であ
る。
吸気管8の下部は、第2図に明らかなように、
キヤブ2の下部骨格を成すフレーム10にねじ1
2で取付けられたキヤブ側ブラケツト14、吸気
管8のフランジ16にねじ18で取付けられた吸
気管側ブラケツト20、同ブラケツト20に固定
され同ブラケツトから垂下されたピン22、およ
びキヤブ側ブラケツト14に嵌着されピン22が
内挿されたラバー等から成る第1弾性部材24に
よつて支持されている。吸気管8の上部は、第3
図に明らかなように、キヤブ2の外壁面を成すリ
ヤパネル26に溶着または図示しないがねじ止め
されたキヤブ側ブラケツト28、同ブラケツト2
8に固定されたボルト30に嵌装された筒部材3
2、吸気管8のフランジ16にねじ34で固定さ
れ先端に筒部材32を内嵌する筒部36を有する
吸気管側ブラケツト38、および筒部材32とブ
ラケツト38の筒部36との間に嵌装されたラバ
ー等から成る第2弾性部材40によつて支持され
ている。同第2弾性部材40の内周部にはブラケ
ツト38の筒部36に対応する位置に同筒部36
よりも若干長い範囲に亘つて筒部材32の外周面
に対して間隔を保つべく切欠き42が形成されて
いる。更に第2弾性部材40の外周部にはブラケ
ツト38の筒部36に当接する複数の突条44が
形成されている。これにより、同第2弾性部材4
0は切欠き42の底面が筒部材32に当接して同
切欠き42がつぶれるまで間および突条44がつ
ぶれるまでの間の微小変位に対しては第1弾性部
材24よりも柔らかく、それよりも大きい変位に
対しては硬くなるように構成されている。
キヤブ2の下部骨格を成すフレーム10にねじ1
2で取付けられたキヤブ側ブラケツト14、吸気
管8のフランジ16にねじ18で取付けられた吸
気管側ブラケツト20、同ブラケツト20に固定
され同ブラケツトから垂下されたピン22、およ
びキヤブ側ブラケツト14に嵌着されピン22が
内挿されたラバー等から成る第1弾性部材24に
よつて支持されている。吸気管8の上部は、第3
図に明らかなように、キヤブ2の外壁面を成すリ
ヤパネル26に溶着または図示しないがねじ止め
されたキヤブ側ブラケツト28、同ブラケツト2
8に固定されたボルト30に嵌装された筒部材3
2、吸気管8のフランジ16にねじ34で固定さ
れ先端に筒部材32を内嵌する筒部36を有する
吸気管側ブラケツト38、および筒部材32とブ
ラケツト38の筒部36との間に嵌装されたラバ
ー等から成る第2弾性部材40によつて支持され
ている。同第2弾性部材40の内周部にはブラケ
ツト38の筒部36に対応する位置に同筒部36
よりも若干長い範囲に亘つて筒部材32の外周面
に対して間隔を保つべく切欠き42が形成されて
いる。更に第2弾性部材40の外周部にはブラケ
ツト38の筒部36に当接する複数の突条44が
形成されている。これにより、同第2弾性部材4
0は切欠き42の底面が筒部材32に当接して同
切欠き42がつぶれるまで間および突条44がつ
ぶれるまでの間の微小変位に対しては第1弾性部
材24よりも柔らかく、それよりも大きい変位に
対しては硬くなるように構成されている。
上記構成によれば、吸気管8と剛性が低いがた
めに振動の伝わり易いリヤパネル26との間に介
装された第2弾性部材40が、微小変位におい
て、剛性が高いがために振動の伝わり難いキヤブ
フレーム10との間に介装された第1弾性部材2
4よりも柔らかく設定されているので、第2弾性
部材40により吸気管8の吸気の脈動による振動
のキヤブ2への伝達を効果的に低減できる。また
第1弾性部材24により走行時等の振動に起因す
る吸気管8の過大変位を防止できるという効果を
奏し、更に第2弾性部材40は上記微小変位を超
える変位に対しては剛性が高まるので、吸気管8
の過大変位をより効果的に防止できるものであ
る。
めに振動の伝わり易いリヤパネル26との間に介
装された第2弾性部材40が、微小変位におい
て、剛性が高いがために振動の伝わり難いキヤブ
フレーム10との間に介装された第1弾性部材2
4よりも柔らかく設定されているので、第2弾性
部材40により吸気管8の吸気の脈動による振動
のキヤブ2への伝達を効果的に低減できる。また
第1弾性部材24により走行時等の振動に起因す
る吸気管8の過大変位を防止できるという効果を
奏し、更に第2弾性部材40は上記微小変位を超
える変位に対しては剛性が高まるので、吸気管8
の過大変位をより効果的に防止できるものであ
る。
第1図は本考案の一実施例全体を示す側面図、
第2図は第1図の部拡大断面図、第3図は第2
図の−線に沿う矢視断面図である。 2……キヤブ、8……吸気管、10……キヤブ
フレーム、24……第1弾性部材、26……リヤ
パネル、40……第2弾性部材。
第2図は第1図の部拡大断面図、第3図は第2
図の−線に沿う矢視断面図である。 2……キヤブ、8……吸気管、10……キヤブ
フレーム、24……第1弾性部材、26……リヤ
パネル、40……第2弾性部材。
Claims (1)
- キヤブ外壁面に沿つて配設されたシユノーケル
型吸気管を有するものにおいて、上記吸気管は下
部を上記キヤブのフレームに第1弾性部材を介し
て、上部を同キヤブの外壁面を定めるパネルに第
2弾性部材を介して支持され、上記第2弾性部材
は、一部に切欠きを有するラバーから成ると共
に、上記吸気管が上記パネルに対して上記切欠き
がつぶれるまでの間の小さい変位時には柔らかく
同切欠きがつぶれる大きい変位時には硬くなる非
線形特性を有していることを特徴とするシユノー
ケル型吸気管の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10158582U JPS595426U (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | シユノ−ケル型吸気管の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10158582U JPS595426U (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | シユノ−ケル型吸気管の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS595426U JPS595426U (ja) | 1984-01-13 |
JPS6318251Y2 true JPS6318251Y2 (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=30239828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10158582U Granted JPS595426U (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | シユノ−ケル型吸気管の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595426U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60228757A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-14 | Hino Motors Ltd | 竪型吸気管の取付構造 |
JP2519958Y2 (ja) * | 1988-07-22 | 1996-12-11 | マツダ株式会社 | エンジンの吸気装置 |
IT1394563B1 (it) * | 2009-06-23 | 2012-07-05 | Freni Brembo Spa | Dispositivo per smorzare le vibrazioni in una pastiglia di un freno a disco |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761152B2 (ja) * | 1976-03-18 | 1982-12-23 | Shinnippon Seitetsu Kk | |
JPS5761158B2 (ja) * | 1974-04-11 | 1982-12-23 | Suzuki Metal Industry Co Ltd |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6341222Y2 (ja) * | 1980-09-29 | 1988-10-28 | ||
JPS5761152U (ja) * | 1980-09-30 | 1982-04-10 |
-
1982
- 1982-07-05 JP JP10158582U patent/JPS595426U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761158B2 (ja) * | 1974-04-11 | 1982-12-23 | Suzuki Metal Industry Co Ltd | |
JPS5761152B2 (ja) * | 1976-03-18 | 1982-12-23 | Shinnippon Seitetsu Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS595426U (ja) | 1984-01-13 |
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