JP2542681Y2 - キャブマウンティング装置のメインフックピン構造 - Google Patents
キャブマウンティング装置のメインフックピン構造Info
- Publication number
- JP2542681Y2 JP2542681Y2 JP1990402767U JP40276790U JP2542681Y2 JP 2542681 Y2 JP2542681 Y2 JP 2542681Y2 JP 1990402767 U JP1990402767 U JP 1990402767U JP 40276790 U JP40276790 U JP 40276790U JP 2542681 Y2 JP2542681 Y2 JP 2542681Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook pin
- main hook
- cab
- cab mounting
- mounting bracket
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のキャブマウンテ
ィング装置、特にキャブマウンティング装置のメインフ
ックピン構造に関するものである。
ィング装置、特にキャブマウンティング装置のメインフ
ックピン構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のキャブマウンティング装
置は、シャシのキャブマウンティングブラケット側にメ
インフックピンが装着され、一方キャブの下部にレ字状
のフックが装着されて前記メインフックピンとフックが
着脱自在に係合している。従来、キャブマウンティング
装置のメインフックピン構造は、図7に示すように、キ
ャブマウンティングブラケット1の取付孔2の部分に、
上下のクッションラバー3a,3bを配置してメインフ
ックピン4の軸部5を挿通し、その軸部5の先端に取付
けたナット10の締付けによりキャブマウンティングブ
ラケット1にメインフックピン4が装着されている(例
えば、ニッサンディーゼルパーツカタログ U−CMシ
リーズ 1990・4 日産ディーゼル工業株式会社発
行)。
置は、シャシのキャブマウンティングブラケット側にメ
インフックピンが装着され、一方キャブの下部にレ字状
のフックが装着されて前記メインフックピンとフックが
着脱自在に係合している。従来、キャブマウンティング
装置のメインフックピン構造は、図7に示すように、キ
ャブマウンティングブラケット1の取付孔2の部分に、
上下のクッションラバー3a,3bを配置してメインフ
ックピン4の軸部5を挿通し、その軸部5の先端に取付
けたナット10の締付けによりキャブマウンティングブ
ラケット1にメインフックピン4が装着されている(例
えば、ニッサンディーゼルパーツカタログ U−CMシ
リーズ 1990・4 日産ディーゼル工業株式会社発
行)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、上記キャブ
マウンティング装置のメインフックピン構造において
は、キャブが上下又は左右に振動したときに、キャブマ
ウンティングブラケット1の取付孔2とメインフックピ
ン4の軸部5が接触して、こすれ音が発生する可能性が
ある。
マウンティング装置のメインフックピン構造において
は、キャブが上下又は左右に振動したときに、キャブマ
ウンティングブラケット1の取付孔2とメインフックピ
ン4の軸部5が接触して、こすれ音が発生する可能性が
ある。
【0004】本考案は上記に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、キャブの上下又は左右の振動によるこすれ音
の発生を防止するキャブマウンティング装置のメインフ
ックピン構造を提供することである。
の目的は、キャブの上下又は左右の振動によるこすれ音
の発生を防止するキャブマウンティング装置のメインフ
ックピン構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、キャブマウン
ティングブラケットの取付孔に上下のクッションラバー
を介してメインフックピンの軸部を挿通し、その軸部の
先端に取付けたナットの締付けにより前記キャブマウン
ティングブラケットにメインフックピンを装着したキャ
ブマウンティング装置のメインフックピン構造におい
て、上記キャブマウンティングブラケットの取付孔にそ
の外径が前記クッションラバーの内径より小さいブッシ
ュを介してメインフックピンの軸部が挿通したことを特
徴とする。
ティングブラケットの取付孔に上下のクッションラバー
を介してメインフックピンの軸部を挿通し、その軸部の
先端に取付けたナットの締付けにより前記キャブマウン
ティングブラケットにメインフックピンを装着したキャ
ブマウンティング装置のメインフックピン構造におい
て、上記キャブマウンティングブラケットの取付孔にそ
の外径が前記クッションラバーの内径より小さいブッシ
ュを介してメインフックピンの軸部が挿通したことを特
徴とする。
【0006】
【作用】キャブマウンティングブラケットの取付孔にブ
ッシユを介してメインフックピンの軸部を挿通すれば、
キャブが上下振動しても、メインフックピンの軸部とキ
ャブマウンティングブラケットの取付孔とは直接接触す
ることはない。そして、キャブの上下又は左右の振動に
よるこすれ音の発生が防止される。
ッシユを介してメインフックピンの軸部を挿通すれば、
キャブが上下振動しても、メインフックピンの軸部とキ
ャブマウンティングブラケットの取付孔とは直接接触す
ることはない。そして、キャブの上下又は左右の振動に
よるこすれ音の発生が防止される。
【0007】
【実施例】以下、図により本考案を詳細に説明する。図
1は、本考案の一実施例を示したものである。図におい
て、1はシャシ側に設けられたキャブマウンティングブ
ラケットで、その中央部には取付孔2が穿設されてい
る。キャブマウンティングブラケット1の取付孔2の部
分の上下には、それぞれ上下のクッションラバー3a,
3bが配置されている。
1は、本考案の一実施例を示したものである。図におい
て、1はシャシ側に設けられたキャブマウンティングブ
ラケットで、その中央部には取付孔2が穿設されてい
る。キャブマウンティングブラケット1の取付孔2の部
分の上下には、それぞれ上下のクッションラバー3a,
3bが配置されている。
【0008】4はメインフックピンで、そのメインフッ
クピン4の軸部5が前記上下のクッションラバー3a,
3bを介してキャブマウンティンブラケット1の取付孔
2に挿通され、また軸部5と取付孔2との間に介装され
たブッシュ6を介して挿通されている。前記上下のクッ
ションラバー3a,3bは、外側にそれぞれ金属板7
a,7bが取付けられてラバー本体8を支持している。
クピン4の軸部5が前記上下のクッションラバー3a,
3bを介してキャブマウンティンブラケット1の取付孔
2に挿通され、また軸部5と取付孔2との間に介装され
たブッシュ6を介して挿通されている。前記上下のクッ
ションラバー3a,3bは、外側にそれぞれ金属板7
a,7bが取付けられてラバー本体8を支持している。
【0009】また、ブッシユ6は例えば樹脂製で、上部
にフランジ9aが設けられ、下部側に返し突起9bが設
けられて取付孔2に保持されている。そして、メインフ
ックピン4の軸部5の先端に取付けられたナット10の
締付けにより前記キャブマウンティングブラケット1の
取付孔2に、メインフックピン4が装着されている。
尚、11はクッションラバー3bとナット10の間に介
装されたワッシャである。
にフランジ9aが設けられ、下部側に返し突起9bが設
けられて取付孔2に保持されている。そして、メインフ
ックピン4の軸部5の先端に取付けられたナット10の
締付けにより前記キャブマウンティングブラケット1の
取付孔2に、メインフックピン4が装着されている。
尚、11はクッションラバー3bとナット10の間に介
装されたワッシャである。
【0010】かかるキャブマウンティング装置のメイン
フックピン構造にすれば、図2に示すようにキャブが上
下又は左右に振動しても、メインフックピン4の軸部5
とキャブマウンティングブラケット1の取付孔2との間
に介装されたブッシュ6により、軸部5と取付孔2は直
接接触することがなくなり、従って、キャブの上下、或
いは左右の振動によるこすれ音の発生が防止される。
フックピン構造にすれば、図2に示すようにキャブが上
下又は左右に振動しても、メインフックピン4の軸部5
とキャブマウンティングブラケット1の取付孔2との間
に介装されたブッシュ6により、軸部5と取付孔2は直
接接触することがなくなり、従って、キャブの上下、或
いは左右の振動によるこすれ音の発生が防止される。
【0011】また、ブッシユ6を装着することにより、
メインフックピン4の取付位置が正規の位置になり、品
質の所謂バラツキもなくなる。図3,図4は、本考案の
他の実施例を示したもの、図5,図6は本考案の更に他
の実施例を示したものである。図3,図4は、メインフ
ックピン4の軸部5とキャブマウンティングブラケット
1の取付孔2との間に介装されたブッシュ6をラバー製
としたもので、その上下にフランジ9aが設けられてい
る。
メインフックピン4の取付位置が正規の位置になり、品
質の所謂バラツキもなくなる。図3,図4は、本考案の
他の実施例を示したもの、図5,図6は本考案の更に他
の実施例を示したものである。図3,図4は、メインフ
ックピン4の軸部5とキャブマウンティングブラケット
1の取付孔2との間に介装されたブッシュ6をラバー製
としたもので、その上下にフランジ9aが設けられてい
る。
【0012】図5,図6は、例えばキャブの振動方向に
偏りがあり、メインフックピン4が特定の方向のみに大
きく動く場合に適用するもので、メインフックピン4の
軸部5とキャブマウンティングブラケット1の取付孔2
との間に介装されたブッシュ6をラバー製とし、その貫
通孔12を偏心して形成したものである。尚、図3,図
4及び図5,図6で示したものも、前記実施例と同様の
効果が達成される。
偏りがあり、メインフックピン4が特定の方向のみに大
きく動く場合に適用するもので、メインフックピン4の
軸部5とキャブマウンティングブラケット1の取付孔2
との間に介装されたブッシュ6をラバー製とし、その貫
通孔12を偏心して形成したものである。尚、図3,図
4及び図5,図6で示したものも、前記実施例と同様の
効果が達成される。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、キャブの
上下又は左右の振動によるこすれ音の発生を防止するこ
とができる効果が得られる。
上下又は左右の振動によるこすれ音の発生を防止するこ
とができる効果が得られる。
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】本考案の一実施例の作用時の要部断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の他の実施例の要部断面図である。
【図4】本考案の他の実施例の要部平面図である。
【図5】本考案の更に他の実施例の要部断面図である。
【図6】本考案の更に他の実施例の要部平面図である。
【図7】従来の例の分解斜視図である。
1 キャブマウンティングブラケット 2 取付孔 3a,3b クッションラバー 4 メインフックピン 5 軸部 6 ブッシユ 10 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 キャブマウンティングブラケットの取付
孔に上下のクッションラバーを介してメインフックピン
の軸部を挿通し、その軸部の先端に取付けたナットの締
付けにより前記キャブマウンティングブラケットにメイ
ンフックピンを装着したキャブマウンティング装置のメ
インフックピン構造において、上記キャブマウンティン
グブラケットの取付孔にその外径が前記クッションラバ
ーの内径より小さいブッシュを介してメインフックピン
の軸部が挿通したことを特徴とするキャブマウンティン
グ装置のメインフックピン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990402767U JP2542681Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | キャブマウンティング装置のメインフックピン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990402767U JP2542681Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | キャブマウンティング装置のメインフックピン構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0492487U JPH0492487U (ja) | 1992-08-12 |
JP2542681Y2 true JP2542681Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31880632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990402767U Expired - Lifetime JP2542681Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | キャブマウンティング装置のメインフックピン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542681Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652970Y2 (ja) * | 1976-07-26 | 1981-12-10 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP1990402767U patent/JP2542681Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0492487U (ja) | 1992-08-12 |
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