JPS6347178Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6347178Y2 JPS6347178Y2 JP1983173063U JP17306383U JPS6347178Y2 JP S6347178 Y2 JPS6347178 Y2 JP S6347178Y2 JP 1983173063 U JP1983173063 U JP 1983173063U JP 17306383 U JP17306383 U JP 17306383U JP S6347178 Y2 JPS6347178 Y2 JP S6347178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- panel
- pillar
- dash panel
- cross beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動車などの車両のダツシユパネル
がエンジンの振動、衝突時の衝突力による振動、
捩り入力の影響を受けないようにした車体構造に
関する。
がエンジンの振動、衝突時の衝突力による振動、
捩り入力の影響を受けないようにした車体構造に
関する。
従来例の説明
従来列について図面を参照して説明すると、現
在の車体構造では、エンジンによりフロントサイ
ドフレーム１が矢印F1方向に上下振動されると、
ダツシユパネル２とフロン５が矢印F2，F3方向
にそれぞれ振動してしまうのが現状である。ま
た、車両の衝突時に衝突力が矢印F4方向に働く
と、車体に捩り入力が働くことになるが、現在こ
の捩り入力に対する対策も考えられていない。
在の車体構造では、エンジンによりフロントサイ
ドフレーム１が矢印F1方向に上下振動されると、
ダツシユパネル２とフロン５が矢印F2，F3方向
にそれぞれ振動してしまうのが現状である。ま
た、車両の衝突時に衝突力が矢印F4方向に働く
と、車体に捩り入力が働くことになるが、現在こ
の捩り入力に対する対策も考えられていない。
考案の目的
本考案は、上記従来例のように車両のダツシユ
パネルとフロアがエンジンの振動により振動しな
いようにし、車両の衝突時の衝突力による捩り入
力にも耐えられる車体構造を提供をすることを目
的とする。
パネルとフロアがエンジンの振動により振動しな
いようにし、車両の衝突時の衝突力による捩り入
力にも耐えられる車体構造を提供をすることを目
的とする。
考案の構成
本考案は、エンジンルームと車室とを区画する
ダツシユパネルと、同ダツシユパネルの後側で且
つ同パネルの車幅方向の端部が結合されるととも
に車両上下方向に延設されたピラーと、同ピラー
の下端部が結合されるとともに車両前後方向に沿
つて延設されたサイドシルと、後端部がダツシユ
パネルの前側略下半部に結合されるとともに車両
前後方向に沿つて延設されたフロントサイドフレ
ームとから形成された車体構造において、上記フ
ロントサイドフレームの上端に対向する上記ダツ
シユパネルの後側に同パネルと共に閉断面を形成
する断面コ字状のクロスビームが延設され且つ同
クロスビームの端部が上記ピラーの上下方向中間
部に結合されたるようにしたものである。
ダツシユパネルと、同ダツシユパネルの後側で且
つ同パネルの車幅方向の端部が結合されるととも
に車両上下方向に延設されたピラーと、同ピラー
の下端部が結合されるとともに車両前後方向に沿
つて延設されたサイドシルと、後端部がダツシユ
パネルの前側略下半部に結合されるとともに車両
前後方向に沿つて延設されたフロントサイドフレ
ームとから形成された車体構造において、上記フ
ロントサイドフレームの上端に対向する上記ダツ
シユパネルの後側に同パネルと共に閉断面を形成
する断面コ字状のクロスビームが延設され且つ同
クロスビームの端部が上記ピラーの上下方向中間
部に結合されたるようにしたものである。
実施例の説明
本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図〜第３図より明らかなように、フロント
サイドフレーム１の後端部はエンジンルームと車
室とを区画するダツシユパネル２の前側略下半部
に結合されるとともに車両前後方向に沿つて延設
されている。左右フロントピラー３，３は、ダツ
シユパネル２の後側で且つ同パネル２の車幅方向
の端部が結合されるとともに車両上下方向に延設
されている。サイドシル４は、左右フロントピラ
ー３，３の下端部が結合されるとともに車両前後
方向に沿つて延設されている。フロア５は、ダツ
シユパネル２及び左右フロントピラー３，３に結
合されている。断面コ字状のクロスビーム６は、
フロントサイドフレーム１の上端に対向するダツ
シユパネル２の後側に延設されて同パネル２と共
に閉断面を形成され、またクロスビーム６の端部
は、左右フロントピラー３，３の上下方向中間部
に結合されている。
サイドフレーム１の後端部はエンジンルームと車
室とを区画するダツシユパネル２の前側略下半部
に結合されるとともに車両前後方向に沿つて延設
されている。左右フロントピラー３，３は、ダツ
シユパネル２の後側で且つ同パネル２の車幅方向
の端部が結合されるとともに車両上下方向に延設
されている。サイドシル４は、左右フロントピラ
ー３，３の下端部が結合されるとともに車両前後
方向に沿つて延設されている。フロア５は、ダツ
シユパネル２及び左右フロントピラー３，３に結
合されている。断面コ字状のクロスビーム６は、
フロントサイドフレーム１の上端に対向するダツ
シユパネル２の後側に延設されて同パネル２と共
に閉断面を形成され、またクロスビーム６の端部
は、左右フロントピラー３，３の上下方向中間部
に結合されている。
エンジンを載架している左右のフロントサイド
フレーム１はエンジンの振動により矢印F1方向
に上下に振動されるが、この振動によりダツシユ
パネル２とフロア５とが矢印F2，F3方向にそれ
ぞれ振動しないように、本考案のダツシユパネル
２においては、ダツシユパネル２の表面でフロン
トサイドフレーム１，１の延長線上を通る位置
に、左右フロントピラー３，３間にわたり延びた
断面がコ字状のクロスビーム６をダツシユパネル
補剛部材として、スポツト溶接などの固着手段に
よつて取付けた構造としてあり、このクロスビー
ム６を設けることにより、フロントサイドフレー
ム１の振動が、剛性の高い側構造であるフロント
ピラー３，３を介してサイドシル４へ伝わり、ダ
ツシユパネル２とフロア５の振動を防止すること
ができる。
フレーム１はエンジンの振動により矢印F1方向
に上下に振動されるが、この振動によりダツシユ
パネル２とフロア５とが矢印F2，F3方向にそれ
ぞれ振動しないように、本考案のダツシユパネル
２においては、ダツシユパネル２の表面でフロン
トサイドフレーム１，１の延長線上を通る位置
に、左右フロントピラー３，３間にわたり延びた
断面がコ字状のクロスビーム６をダツシユパネル
補剛部材として、スポツト溶接などの固着手段に
よつて取付けた構造としてあり、このクロスビー
ム６を設けることにより、フロントサイドフレー
ム１の振動が、剛性の高い側構造であるフロント
ピラー３，３を介してサイドシル４へ伝わり、ダ
ツシユパネル２とフロア５の振動を防止すること
ができる。
また、車両の衝突時の衝突力が矢印F4方向に
作用し、捩り力が働いても、この捩り入力に対し
ても十分耐えることができる。
作用し、捩り力が働いても、この捩り入力に対し
ても十分耐えることができる。
考案の効果
本考案は、上記のような構成で、クロスビーム
が車体を横断しているから、エンジンによる上下
振動、車両の衝突力に対し、防振効果があるとと
もに、捩り剛性を高くすることができ、衝突時の
前後方向入力に対しても客室変形防止に有効であ
るなど車体構造として多大の効果を奏する。
が車体を横断しているから、エンジンによる上下
振動、車両の衝突力に対し、防振効果があるとと
もに、捩り剛性を高くすることができ、衝突時の
前後方向入力に対しても客室変形防止に有効であ
るなど車体構造として多大の効果を奏する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は車両の
車体のダツシユパネルを中心とした関連部材の片
側半部の部分的斜視図、第２図は第１図を縦断面
的に示した線図、第３図は第１図の部材の全貌の
斜視図的に示した線図である。 １……フロントサイドフレーム、２……ダツシ
ユパネル、３……フロントピラー、４……サイド
シル、５……フロア、６……クロスビーム。
車体のダツシユパネルを中心とした関連部材の片
側半部の部分的斜視図、第２図は第１図を縦断面
的に示した線図、第３図は第１図の部材の全貌の
斜視図的に示した線図である。 １……フロントサイドフレーム、２……ダツシ
ユパネル、３……フロントピラー、４……サイド
シル、５……フロア、６……クロスビーム。
Claims (1)
- エンジンルームと車室とを区画するダツシユパ
ネルと、同ダツシユパネルの後側で且つ同パネル
の車幅方向の端部が結合されるとともに車両上下
方向に延設されたピラーと、同ピラーの下端部が
結合されるとともに車両前後方向に沿つて延設さ
れたサイドシルと、後端部がダツシユパネルの前
側略下半部に結合されるとともに車両前後方向に
沿つて延設されたフロントサイドフレームとから
形成された車体構造において、上記フロントサイ
ドフレームの上端に対向する上記ダツシユパネル
の後側に同パネルと共に閉断面を形成する断面コ
字状のクロスビームが延設され且つ同クロスビー
ムの端部が上記ピラーの上下方向中間部に結合さ
れたことを特徴とする車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17306383U JPS6081176U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17306383U JPS6081176U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6081176U JPS6081176U (ja) | 1985-06-05 |
| JPS6347178Y2 true JPS6347178Y2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=30377099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17306383U Granted JPS6081176U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6081176U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6464585B2 (ja) * | 2014-07-11 | 2019-02-06 | スズキ株式会社 | 車体前部構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS546179U (ja) * | 1977-06-14 | 1979-01-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6216373Y2 (ja) * | 1980-11-17 | 1987-04-24 |
-
1983
- 1983-11-10 JP JP17306383U patent/JPS6081176U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS546179U (ja) * | 1977-06-14 | 1979-01-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6081176U (ja) | 1985-06-05 |
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