JPS6236999B2 - - Google Patents

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JPS6236999B2
JPS6236999B2 JP58030094A JP3009483A JPS6236999B2 JP S6236999 B2 JPS6236999 B2 JP S6236999B2 JP 58030094 A JP58030094 A JP 58030094A JP 3009483 A JP3009483 A JP 3009483A JP S6236999 B2 JPS6236999 B2 JP S6236999B2
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JP
Japan
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crucible
film forming
forming chamber
crucibles
substrate
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JP58030094A
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Hiroshi Fujasu
Yoshiki Kurosawa
Masaru Kaneko
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B23/00Single-crystal growth by condensing evaporated or sublimed materials
    • C30B23/02Epitaxial-layer growth
    • C30B23/06Heating of the deposition chamber, the substrate or the materials to be evaporated
    • C30B23/066Heating of the material to be evaporated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規な化合物結晶膜の製造方法とその
装置に関する。詳しくは、純度の高い化合物結晶
膜を容易にかつ簡単な装置で形成することができ
ると共に、不純物の添加が容易である新規な化合
物結晶膜の製造方法とその装置を提供しようとす
るものである。
背景技術とその問題点 マイクロエレクトロニクスや光通信技術の発展
に伴い、半導体レーザー、発光ダイオード、EL
等の電光変換素子、赤外センサー、太陽電池等の
光電変換素子の需要が急速に高まつて来ている。
ところが、これらの素子を製造するためには純度
の高い結晶膜が必要であるし、また、結晶膜への
不純物の添加を充分なコントロールの下に行なう
ことが必要である。
しかしながら、従来の化合物結晶膜製造方法で
はこれらの要求に充分に答えられないのが現状で
ある。
例えば、MBE法(分子線エピタキシー法)
は、現時点では種々の化合物結晶膜の形成が可能
な唯一の方法であるが、超高真空を必要とし、装
置が大掛りで、かつ高価となり、また材料ロスが
多いと共に、大型基板の処理が困難である等の問
題点がある。
また、LPE法(液相エピタキシー法)は、高温
処理であり、蒸気圧の高い材料には適用できな
い、大型基板の処理が困難である、等の欠点を有
し、更に、CVD、ALE、スパツタリング、真空
蒸着等のVPE法(気相エピタキシー法)では、
基板温度が高い、使用できる原料ガスに制限が有
る。化合物の組み合わせに制限が有る、アモルフ
アスになり易い、等の欠点がある。
このように、従来の化合物結晶膜の製造方法に
はそれぞれ一長一短があり、種々の純度の高い化
合物結晶膜を簡単に得ることができ、また、不純
物の添加を充分なコントロールの下に行なうこと
ができ、そして、更には、その装置が簡単かつ安
価であるというようなものはない。特に、ZnSの
結晶膜の製造が可能なのはMBE法のみであり、
他の方法での製造例に関してはまだ報告がない。
発明の目的 そこで、本発明はHWE法(ホツトウオールエ
ピタキシー法)を用いて、前記従来の方法にあつ
た問題点を解決して、純度の高い化合物結晶膜を
容易にかつ簡単な装置で形成することができると
共に、不純物の添加も容易である新規な化合物結
晶膜の製造方法とその装置を提供することを目的
とする。
発明の概要 本発明化合物結晶膜の製造方法とその装置は、
上記した目的を達成するために、その方法は、真
空雰囲気中にて、中心ルツボの周囲に1以上の横
断面で環状を為すルツボを同心に配置し、上記各
ルツボの噴出口を膜形成室内に開口させると共に
中心ルツボの噴出口が膜形成室の上端開口に最も
近く周辺の噴出口程膜形成室の上端開口から遠去
かるようにし、各噴出口の断面積をルツボの他の
部分の断面積より小さくし、該膜形成室の上端開
口を密閉した状態で上記各ルツボ内に収容した材
料を加熱蒸発させ、前記膜形成室内の蒸気圧が高
まつたところで、膜形成室の上端開口部に基板を
配置して、該基板上に上記材料から成る化合物結
晶膜を形成することを特徴とし、また、その装置
は、中心ルツボの周囲に横断面形状で環状を為す
1以上のルツボを中心ルツボと同心に配置し、各
ルツボの噴出口を膜形成室内に開口させると共に
中心ルツボの噴出口が膜形成室の上端開口に最も
近く周辺の噴出口程膜形成室の上端開口から遠去
かるようにし、各噴出口の断面積をルツボの他の
部分の断面積より小さくし、更に、膜形成室の上
端開口を開閉自在に閉塞するシヤツターを設け、
そして、各ルツボ及び膜形成室の壁面を加熱する
手段を設け、膜形成室の上端開口が開放されたと
きに該開口上に化合物結晶膜形成基板を配置する
手段を設けたホツトウオールエピタキシールツボ
(HWEルツボ)を真空チヤンバー内に配置したこ
とを特徴とするものである。
実施例 以下に本発明化合物結晶膜の製造方法とその装
置の詳細を図示した実施例に従つて説明する。
実施例 1 第1図及び第2図は本発明によつて2元材料の
化合物結晶膜を製造する場合の装置の一例を示す
ものである。
1は真空チヤンバーであり、図示しないポンプ
と連結され、内部の気圧が制御されるようになつ
ている。
2は真空チヤンバー1内に配置されたHWEル
ツボであり、膜形成室3と周辺ルツボ4と中心ル
ツボ5とが一体的に形成されて成る。
膜形成室3は縦断面形状で略U字状をしてお
り、その底部中央を中心ルツボ5が貫通して設け
られている。中心ルツボ5は底部が閉塞された細
長い円筒状をしており、その中央部で膜形成室3
の底部中央と結合されている。そして、中心ルツ
ボ5の上端、即ち開口端は径の細い噴出口6とさ
れており、該噴出口6と筒部との間は逆ロート状
の連続部7によつて連結されている。
周辺ルツボ4は中心ルツボ5の膜形成室3内に
突出した部分と膜形成室3底部との間に形成され
る。即ち、8は周辺ルツボ形成壁であり、中心ル
ツボ5の連続部7形成位置の稍下方から中心ルツ
ボ5の壁との間に僅かの間隔を空けて下方へ向つ
て延び、膜形成室3の底部近くで、側方へ向つて
拡がつて膜形成室3の側壁と接触される、そし
て、中心ルツボ5の壁と平行に延びる垂直部9の
上端と中心ルツボ5の壁との間が噴出口10とさ
れている。
11はウオールヒーターであり、膜形成室3の
底部(周辺ルツボ4の材料収納部となつてい
る。)を除いた部分の壁外面に沿つて配置されて
いる。12は周辺ルツボのルツボヒーターであ
り、周辺ルツボ4の材料収納部、即ち、膜形成室
3の底部を囲むように配置されている。13は中
心ルツボ用のルツボヒーターであり、中心ルツボ
5の底部、即ち、材料収納部の外側面に沿つて配
置されている。
14はシヤツター兼用の基板ホルダであり、シ
ヤツター部15と基板保持部16とが一体に形成
されており、そして、この基板ホルダ14は膜形
成室3の上端開口を覆うように、かつ水平方向に
スライド可能なるように配置されている。
17は基板ヒーターであり、膜形成室3上端部
の基板ホルダ配置部に接近して配置されている。
18は基板ホルダ14の基板保持部16に保持
される基板である。そして、基板ホルダ14が第
2図Aに示す状態にあるときは、HWEルツボ2
の膜形成室3の上端開口は、基板ホルダ14のシ
ヤツター部15によつて閉塞され、基板ホルダ1
4が第2図Bに示す状態にあるときは、基板18
が膜形成室3に臨まされる。そして、基板ホルダ
14は第2図Aの位置と第2図Bの位置との間を
スライド自在に移動するようにされている。
尚、膜形成室3、中心ルツボ5及び周辺ルツボ
形成壁8は石英製のものが用いられている。
上記の如き装置による化合物結晶膜の製造は、
各ルツボ4,5内に材料を収納し、各ヒーター1
1,12,13及び17によつて膜形成室3、周
辺ルツボ4、中心ルツボ5及び基板18を加熱
し、各ルツボ4,5内の材料を蒸発させ、各々の
噴出口10及び6から膜形成室3内に蒸気を導入
し、基板18上に膜を形成するものである。
次に、上記装置を用いてZnS膜を形成する場合
の例を説明する。
周辺ルツボ4内にZnを収容し、中心ルツボ5
内にSを収容する。
そして、膜形成室3内の圧力Pd、亜鉛ルツボ
4内の圧力PZn、イオウルツボ5内の圧力PS相互
の関係を、Pd<PZn、Pd<PS、なる関係になる
ように、周辺ルツボ4の温度TH1及び中心ルツボ
5の温度TH2を調整し、そして、膜形成室3の壁
温度TW、基板18の温度TSをそれぞれTS<
TW、TH1>TH2とし、これらの熱平衡下に基板
18上にZnSの結晶膜を形成する。
尚、イオウ(S)等のように蒸気圧の高い材料
を用いる場合は、噴出口6や10の形状に留意す
ることが必要である。例えば、噴出口6の直径A
を約0.5mm、噴出口10の幅Bを0.1〜0.3mm、噴出
口10の長さCを30mm以上とすると良い結果が得
られる。特に、ZnSを製造する場合、Bの間隔が
大きく、Cが短かく、Aが大きいと、蒸気圧の高
いSの蒸発量のコントロールが難かしく、Znル
ツボ内にSが逆拡散し、ルツボ内のZnと反応し
てZnSを形成してしまい、蒸発困難となる。そこ
で、Aを絞り、Bを狭くし、Cを長くすることで
相互拡散を防止することが可能となる。
実施例 2 第3図は本発明にかかる化合物結晶膜の製造装
置におけるHWEルツボの第2の実施例を示すも
ので、3元材料の結晶膜を形成するためのもので
ある。
これは、前記HWEルツボ2に中間ルツボ19
が付加されたものである。中間ルツボ19は周辺
ルツボ4と中心ルツボ5との間に壁20と中心ル
ツボ5の外面との間の環状空間として形成され、
その噴出口21は中心ルツボ5の噴出口6の稍下
方の位置で開口するように形成される。また、周
辺ルツボ4は中間ルツボ19の外面と周辺ルツボ
形成壁8の内面及び膜形成室3の底部内面との間
の環状空間として形成され、その噴出口10は中
間ルツボ19の噴出口21より稍下方にて開口す
るように形成される。
そして、この第3図に示したHWEルツボ22
を用いる場合は、周辺ルツボ4の温度TH1、中心
ルツボ5の温度TH2及び中間ルツボ19の温度
TH3が、TH1>TH3>TH2となる様に各材料を各
ルツボ4,5及び19に収容することが必要であ
る。例えば、Zn、S、Mnから成る膜を形成する
ためには、周辺ルツボ4内にMnを、中間ルツボ
19内にZnを、そして、中心ルツボ5内にSを
収容するようにすると良い。
尚、このようなHWEルツボ22が真空チヤン
バー1内に配置されることは、前記第1の実施例
におけると同様である。また、23は中間ルツボ
19用のルツボヒーターである。
また、3元材料より多くの材料から成るの結晶
膜を形成する場合には、真空チヤンバー内に複数
のHWEルツボを配置し、基板を各HWEルツボの
膜形成室の開口部の間に交互に位置するように移
動させれば良い。
実施例 3 第4図は本発明に係る化合物結晶膜の製造装置
の第3の実施例を示すものである。
これは、真空チヤンバー1内にHWEルツボ2
と共に蒸発ボート24を配置したものである。
この装置を用い、蒸発ボート24上に添加不純
物とする材料を載置し、HWEルツボ2で結晶膜
を成長させた基板18を蒸発ボート24の真上ま
で移動させて、そこで、真空蒸着によつて蒸発ボ
ート24上に載置された材料の結晶を成長させ、
これを繰り返し、かつ、基板18の移動の時間や
結晶膜成長速度をコントロールすることによつて
化合物結晶膜の任意の場所に不純物を添加するこ
とができる。
例えば、HWEルツボ2で基板18上にZnS膜
を成長させ、通常の真空蒸着でMnを(材料は蒸
発ボート24上に載置する。)成長させることが
可能である。
具体例 次に、N型シリコンエピタキシアルウエハー
(基板)上にZnS膜を形成する場合の具体的手順
について説明する。
(1) 先ず、上記基板をフツ酸にてプレエツチング
を行ない、基板上の酸化膜等の不純物を取り除
き清浄面とする。
(2) 上記のプレエツチングを行なつた基板を第1
図に示す装置の基板ホルダ14の基板保持部1
6に保持せしめる。
(3) 純度99999%のZnを周辺ルツボ4内に、同じ
く純度99999%のSを中心ルツボ5内に、それ
ぞれセツトする。
(4) 真空チヤンバー1内を10-6Torrまで真空排
気する。
(5) 膜形成室3の上端開口を基板ホルダ14のシ
ヤツター部15で閉じ、周辺ルツボ4の温度
TH1が400〜450℃に、中心ルツボ5の温度TH2
が90〜100℃に、膜形成室3の壁温度TWが450
〜500℃に、基板18の温度TSが約250℃とな
るように、各ヒーター11,12,13及び1
7にて加熱する。
(6) 膜形成室3内の圧力が約10-2Torrとなつた
ところで、基板ホルダ14をスライドさせ、基
板18が膜形成室3の上端開口に臨むように
し、基板18上へのZnS結晶膜の形成を開始す
る。ZnS結晶膜の堆積速度は約2μm/Hrであ
る。
(7) 基板18上に形成されたZnS結晶膜が所定の
厚さとなつたら、基板ホルダ14をスライドし
てそのシヤツター部15で膜形成室3の上端開
口を閉じ、各ヒーター11,,12,13及び
17を止め、基板18を冷却した後に取り出
す。
以上のようにして、N型シリコンエピタキシア
ルウエハー上に形成されたZnSの結晶膜は、第5
図の高速電子反射像で見るとうり、0.15μmと薄
い場合は単結晶であり(第5図A)、また、1.5μ
mと厚くなつても多結晶であり(第5図B)、結
晶性の良いものであつた。
発明の効果 本発明化合物結晶膜の製造方法とその装置は以
上に記載したようなもので、次のような数々の利
点を有する。
即ち、きわめて結晶性の良好な化合物結晶膜が
得られるにもかかわらず、従来の他の方法、例え
ばMBE法と比較して、装置が非常に簡単であ
る、真空蒸着装置に改造を加えるだけで製造装置
が得られる、真空チヤンバー内の真空度は
10-6Torr程度で良く超高真空を必要としない、
大型基板の処理が可能である、材料のロスが少な
い、等数々の利点を有する。また、その他にも、
不純物などの部分にも容易に添加することができ
る。多層構造の結晶膜を容易に製造することがで
きる、結晶膜生成の状態をイソプロセスで観察で
きる、簡単なプロセスモニター(温度コントロー
ル)でコントロールすることができ、再現性が良
好である、熱処理等の後加工を必要としない、真
空装置の汚れが少ない、基板温度が低くても良
い、等数々の利点を有する。更には、応用範囲が
きわめて広く、種々の組み合わせ、例えば、
GaAs、InSb、ZnSe、PdSnTe、HgCdTe等々、
の多元材料による化合物結晶膜を作成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る化合物結晶膜
の製造装置の第1の実施例を示すもので、第1図
は全体の縦断面図、第2図は動作説明図、第3図
は本発明に係る化合物結晶膜の製造装置の第2の
実施例を示す縦断面図、第4図は本発明る係る化
合物結晶膜の製造装置の第3の実施例を示す縦断
面図、第5図は本発明により製造した化合物結晶
膜の例を示す高速電子線反射像の写真である。 符号の説明、1……真空チヤンバー、2……
HWEルツボ、3……膜形成室、4……環状のル
ツボ、5……中心ルツボ、6,10……噴出口、
15……シヤツター、18……基板、19……環
状のルツボ、21……噴出口、22……HWEル
ツボ、24……蒸発ボート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 真空雰囲気中にて、中心ルツボの周囲に1以
    上の横断面で環状を為すルツボを同心に配置し、
    上記各ルツボの噴出口を膜形成室内に開口させる
    と共に中心ルツボの噴出口が膜形成室の上端開口
    に最も近く周辺の噴出口程膜形成室の上端開口か
    ら遠去かるようにし、各噴出口の断面積をルツボ
    の他の部分の断面積より小さくし、該膜形成室の
    上端開口を密閉した状態で上記各ルツボ内に収容
    した材料を加熱蒸発させ、前記膜形成室内の蒸気
    圧が高まつたところで、膜形成室の上端開口部に
    基板を配置して、該基板上に前記各材料から成る
    化合物結晶膜を形成することを特徴とする化合物
    結晶膜の製造方法。 2 真空雰囲気中にて、中心ルツボの周囲に1以
    上の横断面で環状を為すルツボを同心に配置し、
    上記各ルツボの噴出口を膜形成室内に開口させ、
    該膜形成室の上端開口を密閉した状態で上記各ル
    ツボ内に収容した材料を加熱蒸発させ、前記膜形
    成室内の蒸気圧が高まつたところで、膜形成室の
    上端開口部に基板を配置して、該基板上に前記各
    材料から成る化合物結晶膜を形成し、他方上記真
    空雰囲気中に蒸発ボートを配置して該蒸発ボート
    上に添加不純物材料を載置して該不純物材料を蒸
    発させ、そして上記基板を適時に上記蒸発ボート
    上方に移動せしめて上記不純物を真空蒸着せし
    め、これによつて上記化合物結晶膜中に不純物を
    添加せしめるようにしたことを特徴とする化合物
    結晶膜の製造方法。 3 真空雰囲気中にて、中心ルツボの周囲に1以
    上の横断面で環状を為すルツボを同心に配置し、
    上記各ルツボの噴出口を膜形成室内に開口させた
    ホツトウオールエピタキシールツボ(HWEルツ
    ボ)を複数配置し、各HWEルツボにおいて膜形
    成室の上端開口を密閉した状態で各ルツボ内に収
    容した材料を加熱蒸発させ、膜形成室内の蒸気圧
    が高まつたところで各膜形成室の上端開口部に基
    板を適宜の順序で配置して、該基板上に多元材料
    から成る化合物結晶膜を形成することを特徴とす
    る化合物結晶膜の製造方法。 4 中心ルツボの周囲に横断面形状で環状を為す
    1以上のルツボを中心ルツボと同心に配置し、各
    ルツボの噴出口を膜形成室内に開口させると共に
    中心ルツボの噴出口が膜形成室の上端開口に最も
    近く周辺の噴出口程膜形成室の上端開口から遠去
    かるようにし、各噴出口の断面積をルツボの他の
    部分の断面積より小さくし、更に、膜形成室の上
    端開口を開閉自在に閉塞するシヤツターを設け、
    そして、各ルツボ及び膜形成室の壁面を加熱する
    手段を設け、膜形成室の上端開口が開放されたと
    きに該開口上に化合物結晶膜形成基板を配置する
    手段を設けたホツトウオールエピタキシールツボ
    (HWEルツボ)を真空チヤンバー内に配置したこ
    とを特徴とする化合物結晶膜の製造装置。
JP58030094A 1983-02-23 1983-02-23 化合物結晶膜の製造方法とその装置 Granted JPS59156996A (ja)

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