JPS62284043A - 溶接部の耐硫化物応力腐食割れ性に優れた鋼の製造法 - Google Patents

溶接部の耐硫化物応力腐食割れ性に優れた鋼の製造法

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JPS62284043A
JPS62284043A JP12719786A JP12719786A JPS62284043A JP S62284043 A JPS62284043 A JP S62284043A JP 12719786 A JP12719786 A JP 12719786A JP 12719786 A JP12719786 A JP 12719786A JP S62284043 A JPS62284043 A JP S62284043A
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corrosion cracking
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Nobuhiro Seki
関 信博
Osamu Hirano
攻 平野
Yoshikazu Ishizawa
石沢 嘉一
Kazuyoshi Ume
卯目 和巧
Tomoaki Hyodo
兵藤 知明
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Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 「発明の目的」 本発明は溶接部の耐硫化物応力腐食割れ性に優れた綱お
よびその製造法に係り、母材部に比し劣らざるを得ない
ものとされている溶接部、特に溶接熱影響部の耐硫化物
応力腐食割れ性を適切に向上することのできる銅および
その製造法を提供しようとするものである。
産業上の利用分野 サワーラインパイプおよびその附設物あるいはサワーガ
スに曝される圧力容器、化学配管等の溶接部の耐応力腐
食割れ性を必要とする鋼材およびその製造技術。
従来の技術 硫化水素(H2s )を含有した、いわゆるサワーオイ
ルやサワーガスを輸送するラインパイプ及びその付属設
備、或いはその他のO2Sを含む流体を扱う化学プラン
トの配管や圧力容器などの鋼構造物には耐水素誘起割れ
性(耐HIC性)とともに耐硫化物応力腐食割れ性(以
下耐SSC性という)が要求されることが多い。然して
この耐SSC性については通常N A CE (Nat
ional八5sociaへionof Corros
ion t!ngineers) TM O1−77規
格による定荷重型SSC試験(6,35n+φの後述第
2図に示すような丸棒試験片に5%NaCjl! +〇
、 5%CH3CO0H+飽和H,S液内で、ある荷重
による引張応力を付与し、種々の応力における破断時間
を求める試験)や、4点曲げ試験などによって材料の耐
SSC性が評価される。
一般に鋼材の耐SSC性を改善するには耐HIC性を向
上させておくことが必要条件である(例えば、極低S化
とCaの適量添加などによる介在物形状制御や、偏析部
の硬化低減策など)が、ミクロ組織の管理が非常に重要
であって、低炭素ベイナイトの細粒組織、焼戻マルテン
サイト細粒組織などを得ることによって、鋼材の耐SS
C性(具体的には例えば限界応力σth)が大巾に向上
することが知られている。
因みに通常の耐サワー材料でフェライト−パーライト系
組織を呈するものではNACE TM 01−77テス
トのσいレベルは0.5〜0.65σ、、(σy :降
伏応力)程度であるが、低炭素ベイナイト組織や焼戻マ
ルテンサイト組織を呈するものでは0.75〜0.95
σ9前後にも向上する。
発明が解決しようとする問題点 ところが、溶接継手部の耐SSC性(σth)母材のミ
クロ組織に依らず、はぼ0.45〜0.65σ。
の範囲にあり、母材の耐SSC性を向上させても、必ず
しも継手SSC性は改善しないことが知られている。こ
れは溶接による熱履歴によって良好なm織が変化するの
に加えて溶接熱影響部が大きく硬化したり、溶接熱歪に
よるミクロ的な残留応力などが関与するからと考えられ
る。
溶接部の耐SSC性を母材なみに改善する方策の1つと
して、溶接後に焼入焼戻のような熱処理を施すことも1
つの手段であるが、必ずしも工業的にやりやすい方策で
もないし、焼きの入りにくい鋼の場合はそれほど耐SS
C性の改善は期待できない。
「発明の構成」 問題点を解決するための手段 (11C: 0.005〜0.15wt%、Si : 
0.05〜0.8 wt%、Mn : 0.5〜2.2
 wt%、 P : 0.025 wt%以下、S :
 0.004 wt%以下、 Nb : 0.010〜
0 、080w t%、V : 0.020〜0.10
wt%、A I! :0.005〜0.070wt%、
N : 0.01〜0.02wt%、 Ca : 0.
0005〜0.0080wt%、を含有゛し、残部がF
eおよび不可避的不純物からなることを特徴とする溶接
部の耐硫化物応力腐食割れ性に優れた鋼。
f21 C: 0.005〜0.15wt%、Si :
 0.05〜0.8 wt%、Mn : 0.5〜2.
2 wt%、 P : 0.025 wt%以下、S 
: 0.004 wt%以下、 Nb : 0.010
〜0.080騙t%、V : 0.020〜0.10w
t%、A I!:0.005〜0.070wt%、N 
: 0.01〜0.02wt%、 Ca : 0.00
05〜0.0080wt%を含有すると共に、 Cu:1.0wt%以下、Ni : 1.0wt%以下
、Cr:1.0wt%以下、Mo:0.5wt%以下、
Ti : 0.1wt%以下、B : 0.0020w
t%以下の何れか1種または2種以上を含有し、残部が
Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする溶
接部の耐硫化物応力腐食割れ性に優れた鋼。
(31C: 0.005〜0.15wt%、Si : 
0.05〜0.8賀t%、Mn : 0.5〜2.2 
wt%、 P : 0.025 wt%以下、S : 
0.004 wt%以下、 Nb : 0.010〜0
.080evt%、V : 0.020〜0.10wt
%、A 1 :0.005〜0.070呵%、N : 
0.01〜0.02wt%、 Ca : 0.0005
〜0.0080iyt%を含有し、残部がFeおよび不
可避的不純物からなる鋼を1000〜1300℃に加熱
し、未再結晶温度以下における圧下率を20%以上で仕
上圧延温度650〜800℃で圧延することを特徴とす
る溶接部の耐硫化物応力腐食割れ性に優れた鋼の製造法
(4) C: 0.005〜0.15wt%、Si :
 0.03〜0.8 wt%、Mn : 0.5〜2.
2 wt%、 P : 0.025 wt%以下、S 
: 0.004 wt%以下、 Nb : 0.010
〜0.080wt%、V : 0.020〜0.10w
t%、A l :0.005〜0.070wt%、N 
 : 0.01〜0.02wt %、   Ca  :
 0.0005〜0.0080wt %を含有すると共
に、 Cu:1.0wt%以下、Ni : 1.0wt%以下
、Cr:1.0i1t%以下、Mo:0.5wt%以下
、Ti:0.1wt%以下、B : 0.0020wt
%以下の何れか1種または2種以上を含有し、残部がF
eおよび不可避的不純物からなる鋼を1000〜130
0℃に加熱し、未再結晶温度以下における圧下率を20
%以上で仕上圧延温度650〜800℃により圧延する
ことを特徴とする溶接部の耐硫化物応力腐食割れ性に優
れた鋼の製造法。
+51 C: 0.005〜0.15wt%、Si :
 0.05〜0.8 wt%、Mn : 0.5〜2.
2 wt%、 P : 0.025 wt%以下、S 
: 0.004 wt%以下、 Nb : 0.010
〜Q、QBQwt%、V : 0.020 〜0.10
賀t%、八N :0.005〜0.070別t%、N 
: 0.01〜0.02wt%、 Ca : 0.00
05〜0.0080i1t%を含有し、残部がFeおよ
び不可避的不純物からなる鋼を1000〜1300℃に
加熱し、未再結晶温度以下における圧下率を20%以上
で仕上圧延温度650〜800℃によりで圧延後、直ち
に冷却速度3〜50℃/sec、冷却停止温度400〜
650℃で冷却することを特徴とする溶接部の耐硫化物
応力腐食割れ性に優れた鋼の製造法。
(6) C: 0.005〜0.15wt%、Si :
 0.05〜0.8 wt%、Mn : 0.5〜2.
2 wt%、 P : 0.025 wt%以下、S 
: 0.004圓t%以下、 Nb : 0.010〜
0.080wt%、V : 0.020 〜0.10騙
t%、へβ:0.005〜0.070wt%、N : 
0.01〜0.02wt%、  Ca : 0.000
5〜0.0081ht%を含有すると共に、 Cu:1.0wt%以下、Ni : 1.0wt%以下
、Cr:1.0iyt%以下、Mo:0.5wt%以下
、Ti : 0.1賀t%以下、B : 0.0020
讐t%以下の何れか1種または2種以上を含有し、残部
がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を1000〜1
300℃に加熱し、未再結晶温度以下における圧下率を
20%以上で仕上圧延温度650〜800℃により圧延
後、直ちに冷却速度3〜50℃/sec、冷却停止温度
400〜650℃で冷却することを特徴とする溶接部の
耐硫化物応力腐食割れ性に優れた鋼の製造法。
作用 Nbを0.010wt%以上含有させ、又■を0.02
wt%以上含有せしめ、しかもNを0.01wt%以上
として細粒化効果と窒化物の微細分散析出効果を重畳さ
せ溶接熱サイクルによっても良好な組織をできる限り維
持する。
Cを0.005wt%以上含有させ、又Mnを0.5w
t%以上含有させ、且つSiを0.80wt%以下、M
nの上限を2.2wt%、■の上限を0.02wt%、
NbおよびAlの上限を共に0.08wt%となし、N
の上限を0.02wt%とすることにより強度、靭性を
確保し、Sを0.004wt%以下として延靭性および
耐旧C性を確保する。更にCaの上限を80ppmとし
て耐HIC性が得られる。
AJが0.08%以下、Nが200ppm以下とされる
ことによって表面疵の発生を低減する。
Cu扮1.0wt%、Ni扮1.0wt%、Cr扮1.
0wt%、Mo扮0.5wt%を含有させることにより
強度を更に高め、又靭性を得しめると共に熱間加工性劣
化、高温割れ性増加、靭性劣化および溶接性劣化を回避
する。
Ti扮1.0wt%を含有させることにより耐SSC性
を向上し、しかもHAZおよび母材の靭性を損わない。
Bを0.002%以下含有させることにより極低C領域
での強度低下を補い、しかも靭性劣化を避ける。
製造法として、加熱温度が1000〜1300℃とされ
ることで強度と靭性を確保し、しかも結晶粒粗大化を避
ける。
未再結晶温度域で20%以上の圧下をなすことで高張力
化を図る。
仕上圧延温度を650〜800℃としてミル負荷の低減
を図り、しかも加速冷却前におけるサブ組織の回復を制
限する。
上記した熱間圧延仕上後の冷却速度を3℃八へc以上と
して加速冷却によるサブ組織回復抑制を得しめて高張力
化をもたらし、その上限を50℃/secとし、又この
冷却停止温度の下限を400℃以上として歪のない好ま
しい精度の厚鋼板を得しめる。冷却停止温度の上限が6
50℃とされることに変態組織の改善効果が適切に得ら
れる。
実施例 上記したような本発明について更に説明すると、本発明
者等は前記したような従来技術の問題点に鑑み、種々検
討を重ねた結果、溶接部の耐SSC性を改善せしめる鋼
およびその製造法を見い出したものであって、仔細は以
下の如くである。
即ち、本発明によるものは、wt%(以下単に%という
)で、c:o、oo5〜0.15%、Si : 0.0
5〜0.8%、Mn:0.5〜2.2%、P≦0.02
5%、S≦0.004%、Nb:0.010〜0.08
0%、V : 0.020〜0.10%、AI!、:0
.005〜0、070%、N j 0.01〜0.02
%、Ca : 0.0005〜o、 o o s o%
で残部がFe及び不可避的不純物から成る溶接部の耐S
SC性に優れることを特徴とする鋼であって、更にCu
≦1.0%、Ni≦1.0%、Cr≦1.0%、Mo≦
0.5%、Ti≦1.0%、B≦0、 OO20%を任
意添加元素とし、またその製造法としては、このような
鋼成分を有する鋼スラブを加熱温度1000〜1300
℃、未再結晶温度以下の圧下率20%以上、仕上温度6
50〜800℃で制御圧延し、必要に応じその後3〜5
0℃/secの冷却速度で、停止温度400〜650℃
まで制御冷却するような溶接部の耐SSC性に優れるこ
とを特徴とする鋼の製造法である。
本発明の骨子としては、まずNb添加による制御圧延の
細粒化効果と、通常N量(< 60ppm )よりも大
幅にN量を増加させることによる窒化物の微細分散析出
の効果を重畳させ、700〜850℃の溶接熱サイクル
がかかっても、良好な組織をできうる限り維持し、軟化
を防くことであり、更には、制御圧延−制御冷却するこ
とにより細粒の高転位密度組織を導入し、水素のトラッ
プ効果を増加させることである。
また、溶接継手部に生ずるSSCは、一般にビッカース
硬さ248以上とか、260以上の硬化Ni織があると
、その部分から発生することは既に公知である。しかし
このような硬さ制御()IV≦280or≦260)を
行った溶接継手部でも前述した如〈従来はNACE定荷
重SSC試験でσいレベルは0.55σ9前後であった
。しかも該SSCは溶接金属や粗粒域HA Z (Fu
sion Lineに近い高温HAZ)に発生するので
はなく、むしろ上記の700〜850℃に溶接熱サイク
ルがかかった2相域HAZで主に発生し、伝播する。2
相域HA Z (Ac+点〜A c3点)は、強度が低
下することの他にミクロ組織的にも水素感受性の高い島
状マルテンサイトなどが発生しやすく、耐SSC特性が
劣化しやすいことが知られている。
次に、溶接部耐SSC特性に及ぼす母材N量の影響と制
御冷却の効果の例については第1回に示す如くであって
、鋼成分は0.06%C−0,22%5t−0,87%
Mn−0,009%P−0.001%S−0.025%
Nb−0,07%V−0.02%Al−0、0025%
Ca系で、板厚は15寵であり、制御圧延条件は、加熱
温度1150℃、未再結晶温度以下の圧下率50%、仕
上圧延温度750℃であって、制御冷却条件は冷却速度
8℃/secであり、冷却停止温度は570℃である。
溶接条件としては、X開先内外面1層のサブマージアー
ク溶接で、入熱は内面35KJ/cm、外面39KJ/
cmである(溶接ワイヤはC−Mn−Ni−Mo−Ti
系、フラツクスは塩基性溶融型)。SSC試験法は、N
ACE TM01−77に基く丸棒試片の定荷重テスト
で、採取法は第2図に示す如く、母材1間における溶接
部2に関して丸棒状の試片3をG、L、の中心にp(I
sion Lineが来るように内面側から採取したも
のである。
即ち第1図によれば、1100pp以上のNを含有した
ときの限界応力σいは従来レベルより向上すること、ま
た制御圧延に加えて制御冷却を施すと、制御圧延のみの
場合と比較し、より一層σt5レベルが改善することが
わかる。
尚、破断位置はいずれもA (1直上の2相域HAZで
ある。継手における耐SSC性の向上の理由は必ずしも
明確にできないが、概ね次の■〜■のように推論できる
■ Nb添加による溶接前組織の細粒化。
■ Nb、 V添加、高NによるWb(CJI)、VN
などの微細分散析出による細粒化への寄与。
■ 溶接熱サイクルがかかったときの2相域HAZでの
軟化防止と窒化物による水素のトラップ効果。
■ 制御冷却による高転位密度のサブ組織確保による水
素のトラップ効果。
即ちこれらの■〜■の相乗作用により、2相域HAZの
耐SSC性が従来より改善され、延いては継手の耐SS
C性が向上したものと考えられる。
次に、本発明鋼における添加元素の限定理由について述
べると以下の如くである。
Cは、強度確保上少なくとも0.OO5%以上必要であ
るが、0.15%を超えると溶接性が劣化し、SAWな
どでは高温割れの危険性も生ずるので0、005〜0.
15%とした。
Siは、脱酸上少なくとも0.05%以上必要であるが
、0.80%を超えると靭性が急激に劣化するので、0
.05〜0.8%とする。
Mnは、ミクロ組織を改善し、強度靭性の確保の為に少
なくとも0.5%以上は必要であるが、2.2%を超え
ると靭性劣化や耐HIC性の劣化が懸念され、0.5〜
2.2%とした。
Pは、耐HIC性確保の観点から≦0.025%とする
Sは、延靭性及び耐HIC性の確保の観点から≦0.0
04%とする。
Nbは、制御圧延時の細粒化効果を発揮するには少なく
とも0.010%必要であるが、過剰に添加しすぎると
低C系の場合HAZのHIC性、靭性に加え母材の靭性
も劣化するので上限は0.08%とする。
■は、VNとして析出させ、特に溶接部の2相域HAZ
にて析出させることによってSSC性の改善が期待でき
るので少なくとも0.020%とし、上限は靭性劣化の
点から0.10%とした。
AAは、脱酸剤として0.OO5%は最少必要であるが
、0.08%を超えると表面疵の発生及び靭性劣化のた
め0.08%を上限とする。
Nは、既に述べであるように窒化物分散析出の為に11
00ppは必要であるが、200ppmを超えると表面
疵の問題及び溶接部の靭性劣化が著しいので200pp
mを上限とすべきである。
Caは、Ca/S=1.5〜IOが適当であり、少なく
とも5 ppm必要であるが、多く入れ過ぎると却って
鋼を汚しくカルシウムオキシサルファイドなどにより)
、耐HIC性に有害であり上限は80ppm とする。
以上は、本発明網の必須元素であるが、更に任意添加元
素としては次のように限定される。
Cuは、強度確保及びpH>5の場合の耐HIC性確保
に必要なことがあるが、1.0%を超えると熱間加工性
が劣化するので上限は1.0%とする。
Niは、強度靭性に有効であるが、溶接HAZに低温変
態生成物をつくりやすくなること、高温割れ性を増すこ
と、高価であることなどより1.0%を上限とすべきで
ある。
Crは、強度確保上添加してもよいが、1.0%を超え
ると靭性を劣化させるので1.0%を上限とする。
Moは、鋼の強度上昇には大きな効果があるが、溶接性
にはあまりよくないので、その上限は0.5%とする。
Tiは、Nbと置き換え可能な元素でもあり、Nb、■
と同様窒化物形成傾向が強く耐SSC性の向上には有効
と考えられるが、過剰に添加するとHA2の靭性及び母
材の靭性を損うため上限は0.1%とした。
Bは、極低0w4域での強度低下を補うものとして添加
してもよいが、0.002%を超えると却って靭性に有
害であるため上限は0.OO2%とした。
以上の成分を有する鋼を加熱温度1000〜1300℃
、未再結晶温度以下における圧下率20%以上、仕上圧
延温度650〜800℃の普通の制御圧延を行っても従
来よりSSCのσいレベルは向上する(例えば第1図)
が、更に制御圧延に引き続き、冷却速度3〜50℃/S
、冷却停止温度400〜650℃の制御冷却を組合わせ
ることによって、より改善度は大きくなる。
次に、本発明鋼の製造法の限定理由について述べると以
下の如くである。
■加熱温度: 1000〜1300℃。
1300℃を超えると結晶粒が粗大化し、靭性が大幅に
劣化する。一方、下限1000℃を下廻ると製品強度を
確保できないばかりか、組織が不均一となり靭性が劣化
する。
■未再結晶温度以下の圧下率20%以上。
20%未満では初析フェライトの加工による転位の導入
などのサブ組織が充分に発達せず、加速冷却を実施して
も多大の効果的な高張力化が期待できないため20%を
下限とした。言い換えれば、2相域圧延後の加速冷却の
効果は、従来行われている圧延後空冷する場合に生じる
圧延によるサブ組織の回復を加速冷却により抑制するこ
とにあるので、サブ組織、つまりは高転位密度組織を加
速冷却直前に形成発達させておくことが必要であるから
である。未再結晶温度以下と限定した理由は、実用鋼の
制御圧延に際しては、オーステナイト未再結晶域での圧
下を加え変態組織を細粒化させることが重要であるから
である。具体的に述べると、Nbs V s Ti等を
含有する鋼においては、オーステナイト未再結晶域の上
限温度は約900℃である。
O仕上圧延温度:650〜800℃。
800℃を超える温度では高過ぎるため加速冷却を開始
する以前にサブ組織の充分な回復が行われ、加速冷却に
よる回復抑制の効果が発揮されないからである。また下
限を650℃としたのは、650℃未満ではミル負荷増
大などの圧延上の困難が著しく増大し実生産的でないこ
と、また空冷ままでも加工フェライトの回復量が減少し
てくるため圧延後の加速冷却による回復抑制の効果が失
われる傾向にあり、本発明の加速冷却の本質的な効果が
もはや効率的に発揮されないからである。
■仕上温度から冷却停止温度までの冷却速度3〜50℃
/sec。
3℃/see未満では加速冷却によるサブ組織回復抑制
による充分な高張力化が期待できないため3℃/sec
を下限とした。また50℃/secを超えるとサブ組織
回復による高張力化が飽和することに加え、銅板の歪が
大きくなり精度の良い形状を持った厚鋼板の製造が困難
となるため50℃/secを上限とした。
■停止温度400〜650℃ 下限を400℃としたのは、400℃未満では鋼板の歪
が大きく製造工程上好ましくないからである。また上限
を650℃としたのは、650℃より高い停止温度では
ベイナイトが充分生成しない等変態組織の改善効果が期
待できないためである。
尚、溶接はSAW、TIG、MIG、MMA(手)など
の何れによってもよく、特に限定はしないが溶接金属、
溶接熱影響部のヴイッカース硬さが260を超えないよ
うに溶接材料(ワイヤ、棒、フラックス)、溶接条件(
入熱など)を選定することは本発明の前提である。
本発明によるものの具体的な製造例について従来法と共
に仔細を説明すると、以下の如くである。
第1表、第2表、第3表にそれぞれ本発明法と従来法の
比較として鋼成分、圧延条件と溶接条件、及び継手強度
と継手SSC試験結果(NACA TM01−77規格
に基づく評価)を示す。即ちこのような結果によるとき
は、本発明によるものが従未決によるものに比較して優
れた継手の耐SSC特性を有していることは明白である
記1)試片採取方法は第2図に準ず 2)NACE  SSCテストはTMOI−77規格に
基く (溶液5%NaCit + 0.5%CH3COO■十
飽和UZS ) 3)試験片方向は溶接線に直角(C方向)「発明の効果
」 以上説明したような本発明によるときはサワーオイルや
サワーガスに曝されるラインパイプや圧力容器それらの
付属機器、あるいは化学配管などの溶接部ないし溶接熱
影響部における耐硫化物応力腐食割れ性を有効に改善し
、従来技術によるものに比し頗る卓越した特性を得しめ
るものであって、工業的にその効果の大きい発明である
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は溶接部の耐SSC特性に及ぼす母材N量の影響と制御
冷却の効果についての具体例を要約して示した図表、第
2図はその試片採取法を示した説明図である。 然してこれらの図面において、1は母材、2は溶接部、
3は丸棒試験片を夫々示すものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)C:0.005〜0.15wt%、Si:0.0
    5〜0.8wt%、Mn:0.5〜2.2wt%、P:
    0.025wt%以下、S:0.004wt%以下、N
    b:0.010〜0.080wt%、V:0.020〜
    0.10wt%、Al:0.005〜0.070wt%
    、N:0.01〜0.02wt%、Ca:0.0005
    〜0.0080wt%を含有し、残部がFeおよび不可
    避的不純物からなることを特徴とする溶接部の耐硫化物
    応力腐食割れ性に優れた鋼。
  2. (2)C:0.005〜0.15wt%、Si:0.0
    5〜0.8wt%、Mn:0.5〜2.2wt%、P:
    0.025wt%以下、S:0.004wt%以下、N
    b:0.010〜0.080wt%、V:0.020〜
    0.10wt%、Al:0.005〜0.070wt%
    、N:0.01〜0.02wt%、Ca:0.0005
    〜0.0080wt%を含有すると共に、 Cu:1.0wt%以下、Ni:1.0wt%以下、C
    r:1.0wt%以下、Mo:0.5wt%以下、Ti
    :0.1wt%以下、B:0.0020wt%以下の何
    れか1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不
    可避的不純物からなることを特徴とする溶接部の耐硫化
    物応力腐食割れ性に優れた鋼。
  3. (3)C:0.005〜0.15wt%、Si:0.0
    5〜0.8wt%、Mn:0.5〜2.2wt%、P:
    0.025wt%以下、S:0.004wt%以下、N
    b:0.010〜0.080wt%、V:0.020〜
    0.10wt%、Al:0.005〜0.070wt%
    、N:0.01〜0.02wt%、Ca:0.0005
    〜0.0080wt%を含有し、残部がFeおよび不可
    避的不純物からなる鋼を1000〜1300℃に加熱し
    、未再結晶温度以下における圧下率を20%以上で仕上
    圧延温度650〜800℃で圧延することを特徴とする
    溶接部の耐硫化物応力腐食割れ性に優れた鋼の製造法。
  4. (4)C:0.005〜0.15wt%、Si:0.0
    5〜0.8wt%、Mn:0.5〜2.2wt%、P:
    0.025wt%以下、S:0.004wt%以下、N
    b:0.010〜0.080wt%、V:0.020〜
    0.10wt%、Al:0.005〜0.070wt%
    、N:0.01〜0.02wt%、Ca:0.0005
    〜0.0080wt%を含有すると共に、 Cu:1.0wt%以下、Ni:1.0wt%以下、C
    r:1.0wt%以下、Mo:0.5wt%以下、Ti
    :0.1wt%以下、B:0.0020wt%以下の何
    れか1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不
    可避的不純物からなる鋼を1000〜1300℃に加熱
    し、未再結晶温度以下における圧下率を20%以上で仕
    上圧延温度650〜800℃により圧延することを特徴
    とする溶接部の耐硫化物応力腐食割れ性に優れた鋼の製
    造法。
  5. (5)C:0.005〜0.15wt%、Si:0.0
    5〜0.8wt%、Mn:0.5〜2.2wt%、P:
    0.025wt%以下、S:0.004wt%以下、N
    b:0.010〜0.080wt%、V:0.020〜
    0.10wt%、Al:0.005〜0.070wt%
    、N:0.01〜0.02wt%、Ca:0.0005
    〜0.0080wt%を含有し、残部がFeおよび不可
    避的不純物からなる鋼を1000〜1300℃に加熱し
    、未再結晶温度以下における圧下率を20%以上で仕上
    圧延温度650〜800℃によりで圧延後、直ちに冷却
    速度3〜50℃/sec、冷却停止温度400〜650
    ℃で冷却することを特徴とする溶接部の耐硫化物応力腐
    食割れ性に優れた鋼の製造法。
  6. (6)C:0.005〜0.15wt%、Si:0.0
    5〜0.8wt%、Mn:0.5〜2.2wt%、P:
    0.025wt%以下、S:0.004wt%以下、N
    b:0.010〜0.080wt%、V:0.020〜
    0.10wt%、Al:0.005〜0.070wt%
    、N:0.01〜0.02wt%、Ca:0.0005
    〜0.0080wt%を含有すると共に、 Cu:1.0wt%以下、Ni:1.0wt%以下、C
    r:1.0wt%以下、Mo:0.5wt%以下、Ti
    :0.1wt%以下、B:0.0020wt%以下の何
    れか1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不
    可避的不純物からなる鋼を1000〜1300℃に加熱
    し、未再結晶温度以下における圧下率を20%以上で仕
    上圧延温度650〜800℃により圧延後、直ちに冷却
    速度3〜50℃/sec、冷却停止温度400〜650
    ℃で冷却することを特徴とする溶接部の耐硫化物応力腐
    食割れ性に優れた鋼の製造法。
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