JPH0813087A - シーム部の耐ssc性に優れた溶接鋼管用鋼 - Google Patents

シーム部の耐ssc性に優れた溶接鋼管用鋼

Info

Publication number
JPH0813087A
JPH0813087A JP16482394A JP16482394A JPH0813087A JP H0813087 A JPH0813087 A JP H0813087A JP 16482394 A JP16482394 A JP 16482394A JP 16482394 A JP16482394 A JP 16482394A JP H0813087 A JPH0813087 A JP H0813087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
less
welded
resistance
ssc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16482394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kakihara
真一 柿原
Moriyasu Nagae
守康 長江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP16482394A priority Critical patent/JPH0813087A/ja
Publication of JPH0813087A publication Critical patent/JPH0813087A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、湿潤な硫化水素環境下で使用される
溶接鋼管用鋼であって、母材およびシーム溶接部におい
ても耐硫化物応力腐食割れ性(耐SSC性)に優れた溶
接鋼管用鋼を目的とする。 【構成】炭素鋼の成分組成に、少なくともNi:0.1 〜
0.3 %、Mo:0.1〜 0.4%、Ca:0.001〜0.008%を含
有し、残部は実質的にFeである耐SSC性に優れた溶
接鋼管用鋼である。鋼の強度あるいは靱性を向上させる
ためには、必要に応じ更に、Cu、Cr、Nb、V、T
i等を適宜含有させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿潤な硫化水素環境下
で使用されるラインパイプに係り、母材部のみならず、
シーム溶接部においても耐硫化物応力腐食割れ性(耐S
SC性)に優れた溶接鋼管用鋼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、硫化水素(H2 S)ガス、いわゆ
るサワーガス輸送に使用されるラインパイプには、耐水
素誘起割れ性、耐硫化物応力腐食割れ性といったサワー
環境特有の割れに対する性能が要求されるようになって
きた。硫化物応力腐食割れ(SSC)は、特に高強度側
で生じる割れであり、一般にロックウェル硬度(H
R C)が22以上(ビッカース硬さで248Hv以上)
で割れが発生するとされている。従って、SSC対策と
して、硬さをこれ以下に制限することが有効とされてい
るため、以下に述べるような対策が採られている。
【0003】焼入れ焼戻し等の熱処理により、水素脆
化感受性の低い組織とする方法 先に述べたようにSSC発生は硬度に大きく依存するた
め、焼入れ焼戻し処理を行うことにより組織を割れ感受
性の低い焼戻しマルテンサイトとする方法であるが、生
産能率の低下、製造コストの上昇という面でデメリット
を負うことになる。 圧延条件(加熱温度、圧延終了温度、圧下率)や冷却
条件(冷却速度、冷却停止温度)を制御することによ
り、微細均一な組織を得る方法(特開平3−23642
0、特公昭63−1369号公報) この方法は、制御圧延+制御冷却により組織を微細均一
なベイナイト組織とすることにより耐SSC性を向上さ
せる方法である。
【0004】また、上記した鋼管母材部におけるSSC
対策とは別に、溶接部のSSC対策も採る必要がある。
即ちラインパイプは現地において低入熱の円周溶接(ガ
ース溶接)が施され、鋼管のシーム溶接部はガース溶接
により再加熱−急冷の熱履歴を受けるため、シーム溶接
とガース溶接の交差部(Tクロス部)で硬さの上昇が著
しく、このTクロス部でのSSCが発生し易くなる。そ
こでTクロス部の硬さを抑える方法として、シーム溶接
金属の成分組成を焼入れ性の低い成分系とすることによ
り、硬さの上昇を抑える方法(特開平3−285770
号公報)等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、溶接時の熱
影響を有するシーム部のSSC性は、上記した母材部お
よびTクロス部と同様な対策によりかならずしも向上し
ていないことが多い。例えば、組織を上記、に述べ
たように焼戻しマルテンサイト、低炭素ベイナイトの微
細組織とすることにより母材部の耐SSC性(具体的に
は限界応力σth)が向上することは知られているが、
シーム溶接部においては耐SSC性は母材のミクロ組織
によらず劣化し、母材の耐SSC性の改善が必ずしもシ
ーム溶接部の耐SSC性の向上につながらないことが多
い。この理由は、溶接時の熱履歴により、圧延ままの良
好な微細組織が変化することに因ると考えられている。
即ち、シーム溶接部のSSCはAc1 〜Ac3 の2相域
に加熱されたHAZの軟化部で発生する場合が多いこと
から、この軟化部への応力、歪みの集中によるものと考
えられている。そのため、Nb,Vおよび多量のN添加
による窒化物の微細析出により、2相域HAZでの軟化
を防止し、シーム溶接部の耐SSC性を改善する方法
(特開昭62−284043号公報)が採られている
が、通常のN量より多量のNを含有させるため、この方
法では靱性劣化し、表面疵が発生する等が問題となる。
また、シーム溶接金属の成分系によらず、前述したよう
にHAZの軟化部でSSCは発生するため、Tクロス部
の硬さを抑制する方法はシーム溶接部の耐SSC性の向
上には有効ではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、添
加合金元素がシーム溶接部の耐SSC性に及ぼす影響に
ついて研究、調査を行い、シーム溶接部で良好な耐SS
C性を得るには、Moの添加が効果的であることを知見
した。また、Mo添加材においてHAZ部にMoの炭化
物が析出し、HAZ部が母材部より電気化学的に卑とな
るためHAZ部で選択的な腐食が生じることがある。こ
の対策として耐食性に効果的な元素であるNiを複合添
加することにより、溶接継手部の耐SSC性に優れ、な
おかつHAZ部の耐食性に優れる鋼板が得られることを
知見した。
【0007】(1)請求項1の発明は、下記の成分組成
(成分組成はwt%である)を含有するシーム部の耐S
SC性に優れた溶接鋼管用鋼である。主成分として、
C:0.02〜0.1 %、 Si:0.03〜0.5 %、M
n:0.5 〜2 %、 P:0.02%以下、S:0.005
%以下、 Ni:0.1 〜0.3 %、Mo: 0.1 〜0.
4 %、 sol.Al:0.01〜0.05%、Ca:0.001
〜0.008 %を含有し、残部は実質的にFeからなる。
【0008】(2)請求項2の発明は、前記成分組成
に、さらに、Cu:0.5 %以下、Cr:0.5 %以下のう
ち少くとも1種以上を含有する請求項1記載の耐SSC
性に優れた溶接鋼管用鋼である。
【0009】(3)請求項3の発明は、前記成分組成
に、さらに、Nb:0.1 %以下、V:0.15%以下、T
i:0.005 〜0.1 %のうち少くとも1種以上を含有する
請求項1記載の耐SSC性に優れた溶接鋼管用鋼であ
る。
【0010】(4)請求項4の発明は、前記成分組成
に、さらに、Nb:0.1 %以下、V:0.15%以下、T
i:0.005 〜0.1 %のうち少くとも1種以上を含有する
請求項2記載の耐SSC性に優れた溶接鋼管用鋼であ
る。
【0011】
【作用】 鋼の化学成分組成(成分組成はwt%である) C:0.2 〜1%とする。C含有量は強度の確保およびN
b,V,Ti等の析出硬化を有効に利用するために0.02
%以上とした。しかし、0.1 %を超えると、加速冷却時
に生じる低温変態生成物により耐SSC性、耐HIC性
に劣化をきたすため、C含有量は0.02〜0.1 %とした。
【0012】Si:0.03〜0.5 %とする。Siは脱酸の
ため添加され、Si含有量が0.03%以下では、充分な脱
酸効果が得られず、また、0.5 %を超えると溶接性や靱
性の劣化が生じる。従って、Si含有量はは0.03〜0.5
%の範囲とした。
【0013】Mn:0.5 〜2%とする。MnもSiと同
様に脱酸元素として添加され、含有量が0.5 %未満では
充分な脱酸効果が得られず、また、2%を超えると溶接
性が劣化する。また偏析も著しくなり、耐SSC性、耐
HIC性の劣化が生じる。従って、Mn含有量は0.5〜
2%の範囲とした。
【0014】P:0.02%以下とする。Pは不可避な不純
物元素であり、偏析により板厚中央部の硬さを上昇させ
割れ感受性を高める有害な元素であるため、その含有量
を0.02%以下とした。
【0015】S:0.005 %以下とする。Sは不純物とし
て不可避な合金元素であり、含有量が0.005 %を超える
と、HICの機転となるMnS等の硫化物系介在物が増
加し、耐SSC性、耐HIC性を劣化させる。従って、
S含有量を0.005 %以下とした。
【0016】Al:0.01〜0.05%とする。Alは脱酸元
素として添加されるが、含有量が0.01%未満では充分な
脱酸効果が得られず、また0.05%を超えるとAl2 3
(アルミナ)クラスターが増加し、耐HIC性の劣化を
招くようになる。従ってAl含有量は0.01〜0.05%とし
た。
【0017】Ca:0.001 〜0.008 %とする。Caは硫
化物系介在物の形態を変化させ、HICの起点を減少さ
せる作用を有する。しかし0.001 %未満では、この効果
が得られず、また、0.008 %を超えると逆に介在物の量
の増加をもたらし、耐HIC性の劣化を招くようにな
る。従って、Ca含有量は0.001 〜0.008 %とした。
【0018】Ni:0.1 〜0.3 %,Mo:0.1 〜0.4 %
とする。化学成分に関する本発明のポイントは、Niお
よびMoの含有量にある。即ち、Mo添加にともないシ
ーム溶接部の耐SSC性が向上し、またNiの添加によ
りHAZ部の耐食性が向上する。Mo含有量が耐SSC
特性に及ぼす影響について調査をした結果を図1に示
す。本発明鋼組成を有する鋼板に溶接を施した後、溶接
継手部の定荷重SSC試験(NACE 規格、TMO177-90 meth
od A) を行った。図1にMo含有量と耐SSC特性の関
係を示す。図中の縦軸は、母材部の降伏応力(σys)
に対する溶接継手部の限界応力(σth)の比(以後、
限界応力比と称する)である。また、鋼板は、1150℃で
スラブ加熱後、Ar3 点以上で仕上圧延を行った後、10
℃/sの冷却速度で加速冷却を行うことにより製造し
た。また溶接は、内外面1層のSAW(サブマージアー
ク溶接)により行った。
【0019】図1に示すように、Mo含有量の増加にと
もない限界応力比は上昇する傾向を示し、0.1 %のMo
添加および0.1 %以上のNi複合添加により、溶接継手
部の耐SSC性は母材の降伏応力の0.85以上を示すよう
になる。したがって、Mo含有量は0.1 %以上とし、上
限はコスト面およびMo添加の効果より0.4 %とした。
またNi含有量は、HAZの選択腐食が生じない0.1 %
以上とし、上限はコスト面から0.3 %とした。
【0020】Cu:0.5 %以下とする。Cuは強度、耐
食性を向上させる元素であるが、含有量が0.5 %をこえ
ると溶接性およびHAZ靱性が劣化するため、Cuの含
有量は0.5 %以下とした。
【0021】Cr:0.5 %以下とする。Crは強度、耐
食性を向上させる元素であるが、含有量が0.5 %をこえ
ると溶接性およびHAZ靱性が劣化するため、Crの含
有量は0.5 %以下とした。
【0022】Nb:0.1 %以下とする。Nbは強度、靱
性を向上させる元素であるが、0.1 %をこえると溶接部
および母材部の靱性が劣化するため、Nbの含有量は0.
1 %以下とした。
【0023】V:0.15%以下とする。Vは強度、靱性を
向上させる元素であるが、0.15%を超えると溶接性、H
AZ靱性が劣化する。従って、V含有量は0.15%以下と
した。
【0024】Ti:0.005 〜0.1 %とする。Tiは加熱
時のオーステナイトの粗大化を防止し、強度、靱性を向
上させる元素であるが、0.005 %未満ではこの効果が得
られない。また、0.1 %を超えると溶接部の靱性を劣化
する。従って、Ti含有量は0.005 〜0.1 %とした。
【0025】以上が鋼の主成分であり、本発明の目的を
損なわないならばその他の成分を含有しても差しつかえ
ない。
【0026】なお、鋼板の製造条件は特に限定しない
が、母材、継手部とも良好な耐SSC性を得るためには
以下に述べる条件で製造することが望ましい。上記成分
組成を有する鋼片を用意し、以下の工程により溶接鋼管
を製造する。 スラブ加熱温度 スラブ加熱温度1000℃〜1200℃とすることが望ましい。
即ち、加熱温度が1200℃以上では加熱時にオーステナイ
ト粒が粗大化し、圧延終了時に微細なオーステナイト粒
が得られず靱性が劣化するため加熱温度の上限を1200℃
とし、また設備上および圧延能率の制約から加熱温度の
下限を1000℃とした。
【0027】 圧延終了温度 スラブの熱間圧延における終了温度はAr3 点以上とす
ることが望ましい。Ar3 点より下の温度では初析フェ
ライトが析出し始めるため均一な組織が得られず、良好
な耐SSC性および耐HIC性が得られないためであ
る。
【0028】 冷却速度 圧延後の冷却速度は微細均一な組織を得るため、5〜30
℃/sの範囲とすることが望ましい。これは5℃/s以
下の冷却速度では組織がフェライトとパーライトの混合
組織となり、耐SSC性、耐HIC性が劣化するためで
あり、また30℃/s以上の冷却速度では島状マルテンサ
イト(MA)の増加により強度が上昇し、やはり耐SS
C性、耐HIC性に劣化をきたすにようになるためであ
る。 溶接管製造法 本発明に係る溶接管用鋼に対しては、通常UOEプロセ
スにより鋼板を加工し、その後サブマージドマーク溶接
方法により製管する。
【0029】
【実施例】表1に本発明鋼(1〜28)および比較鋼
(29〜32)(ともにスラブ)の化学成分を、表2に
鋼板母材部の機械的性質およびNACE規格(TMO177-9
0method A)による継手部のSSC試験結果をそれぞれ
示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】なお、鋼板は推奨する製造方法である加熱
温度:1000〜1200℃、圧延終了温度:Ar3 点以上と
し、圧延終了後冷却速度5〜30℃/sの加速冷却を行う
ことにより製造した。こうして得られた鋼板に、UOE
設備により大径管を製造する場合と同様SAW(サブマ
ージアーク溶接)にて内外面1層の溶接を行い、鋼管を
製造した。また表2中の継手部のSSC試験結果はそれ
ぞれ鋼板母材の降伏応力(σys)に対する溶接継手部
のSSC限界破断応力(σth)の比で整理した。表2
より、本発明の化学成分を有する鋼管継手部では継手部
のSSC限界応力比(σth/σys)が0.85以上と良
好な耐SSC得られているが、Mo含有量またはNi含
有量が本発明から外れた成分を有する鋼管継手部ではH
AZ部の選択腐食の発生等により耐SSC特性が劣化し
ている。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る溶接管用鋼は、各種の溶接
方法により溶接鋼管とした場合、母材のみならず、溶接
継手部の耐SSCが良好であり、湿潤な硫化水素環境下
で使用できるラインパイプを製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Mo含有量とNi含有量により限界破断応力比
がどのように変化するかを示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分組成(成分組成はwt%であ
    る)を含有するシーム部の耐SSC性に優れた溶接鋼管
    用鋼。主成分として、 C:0.02〜0.1 %、 Si:0.03〜0.5 %、 Mn:0.5 〜2 %、 P:0.02%以下、 S:0.005 %以下、 Ni:0.1 〜0.3 %、 Mo: 0.1 〜0.4 %、 sol.Al:0.01〜0.05
    %、 Ca:0.001〜0.008 %を含有し、残部は実質的にFeか
    らなる。
  2. 【請求項2】 下記の成分組成(成分組成はwt%であ
    る)を含有するシーム部の耐SSC性に優れた溶接鋼管
    用鋼。主成分として、 C:0.02〜0.1 %、 Si:0.03〜0.5 %、 Mn:0.5 〜2.0 %、 P:0.02%以下、 S:0.005 %以下、 Ni:0.1 〜0.3 %、 Mo: 0.1 〜0.4 %、 sol.Al:0.01〜0.05
    %、 Ca:0.001〜0.008 %を含有し、さらにCu:0.5 %以
    下、 Cr:0.5 %以下、 のうち少くとも1種以上を含有し、残部は実質的にFe
    からなる。
  3. 【請求項3】 下記の成分組成(成分組成はwt%であ
    る)を含有するシーム部の耐SSC性に優れた溶接鋼管
    用鋼。主成分として、 C:0.02〜0.1 %、 Si:0.03〜0.5 %、 Mn:0.5 〜2 %、 P:0.02%以下、 S:0.005 %以下、 Ni:0.1 〜0.3 %、 Mo: 0.1 〜0.4 %、 sol.Al:0.01〜0.05
    %、 Ca:0.001〜0.008 %を含有し、さらにNb:0.1 %以
    下、 V:0.15%以下、 Ti:0.005 〜0.1 %、 のうち少くとも1種以上を含有し、残部は実質的にFe
    からなる。
  4. 【請求項4】 下記の成分組成(成分組成はwt%であ
    る)を含有するシーム部の耐SSC性に優れた溶接鋼管
    用鋼。主成分として、 C:0.02〜0.1 %、 Si:0.03〜0.5 %、 Mn:0.5 〜2 %、 P:0.02%以下、 S:0.005 %以下、 Ni:0.1 〜0.3 %、 Mo: 0.1 〜0.4 %、 sol.Al:0.01〜0.05
    %、 Ca:0.001〜0.008 %を含有し、さらにCu:0.5 %以
    下、 Cr:0.5 %以下、 のうち少くとも1種以上を含有し、さらにNb:0.1 %
    以下、 V:0.15%以下、 Ti:0.005 〜0.1 %、 のうち少くとも1種以上を含有し、残部は実質的にFe
    からなる。
JP16482394A 1994-06-24 1994-06-24 シーム部の耐ssc性に優れた溶接鋼管用鋼 Pending JPH0813087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16482394A JPH0813087A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 シーム部の耐ssc性に優れた溶接鋼管用鋼

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16482394A JPH0813087A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 シーム部の耐ssc性に優れた溶接鋼管用鋼

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0813087A true JPH0813087A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15800600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16482394A Pending JPH0813087A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 シーム部の耐ssc性に優れた溶接鋼管用鋼

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0813087A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283148A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Nippon Steel Corp Crフリー耐サワー特性に優れた溶接鋼管
EP1825014A1 (en) * 2004-11-12 2007-08-29 Posco Steel with excellent weather resistance at the seaside atmosphere, and manufacturing method therefor
CN102260834A (zh) * 2010-05-26 2011-11-30 马鞍山钢铁股份有限公司 一种抗h2s腐蚀油井管用热轧钢板及其制造方法
JP2016079474A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 新日鐵住金株式会社 溶接継手
CN112359276A (zh) * 2020-10-15 2021-02-12 中天钢铁集团有限公司 一种低成本耐湿硫化氢腐蚀用钢及其制备方法和应用

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1825014A1 (en) * 2004-11-12 2007-08-29 Posco Steel with excellent weather resistance at the seaside atmosphere, and manufacturing method therefor
EP1825014A4 (en) * 2004-11-12 2007-12-26 Posco STEEL WITH EXCELLENT WEATHER RESISTANCE NEAR SEA AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR
JP2006283148A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Nippon Steel Corp Crフリー耐サワー特性に優れた溶接鋼管
JP4709568B2 (ja) * 2005-04-01 2011-06-22 新日本製鐵株式会社 耐サワー特性に優れたuo鋼管
CN102260834A (zh) * 2010-05-26 2011-11-30 马鞍山钢铁股份有限公司 一种抗h2s腐蚀油井管用热轧钢板及其制造方法
JP2016079474A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 新日鐵住金株式会社 溶接継手
CN112359276A (zh) * 2020-10-15 2021-02-12 中天钢铁集团有限公司 一种低成本耐湿硫化氢腐蚀用钢及其制备方法和应用
CN112359276B (zh) * 2020-10-15 2022-02-01 中天钢铁集团有限公司 一种低成本耐湿硫化氢腐蚀用钢及其制备方法和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2105513A1 (en) Weld steel pipe with excellent low-temperature toughness for high-strength thick-walled line pipe and process for producing the same
JP2000129392A (ja) 耐疲労き裂進展特性に優れた高強度鋼材及びその製造方法
JP3941211B2 (ja) 耐hic性に優れた高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法
JP3244984B2 (ja) 低降伏比を有する低温靱性に優れた高強度ラインパイプ用鋼
JP3303647B2 (ja) 耐サワー性と耐炭酸ガス腐食性とに優れた溶接鋼管
JP2008208406A (ja) 材質異方性が小さく、耐疲労亀裂伝播特性に優れた鋼材およびその製造方法
JP2000256777A (ja) 強度および低温靱性に優れた高張力鋼板
JP3487262B2 (ja) Ctod特性に優れた高強度厚鋼板及びその製造方法
JP5008879B2 (ja) 強度および低温靭性の優れた高張力鋼板および高張力鋼板の製造方法
JP3526722B2 (ja) 低温靭性に優れた超高強度鋼管
JP3344305B2 (ja) 耐水素誘起割れ性に優れたラインパイプ用高強度鋼板およびその製造方法
JPH07292416A (ja) 超高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法
JPH0813087A (ja) シーム部の耐ssc性に優れた溶接鋼管用鋼
JP2541070B2 (ja) 母材の脆性破壊伝播停止特性に優れた高ニッケル合金クラッド鋼板の製造方法
JP3244986B2 (ja) 低温靭性の優れた溶接性高張力鋼
WO2011043287A1 (ja) 強度、延性の良好なラインパイプ用鋼およびその製造方法
JP3526723B2 (ja) 耐低温割れ性に優れた超高強度鋼管
JP2002339037A (ja) 低温継手靱性と耐ssc性に優れた高張力鋼とその製造方法
JPH03211230A (ja) 高耐食性低合金ラインパイプ用鋼の製造法
JP3244981B2 (ja) 低温靭性の優れた溶接性高強度鋼
JP2003293078A (ja) 溶接熱影響部靭性及び変形能に優れた鋼管及び鋼管用鋼板の製造法
JP3541746B2 (ja) Ctod特性に優れた高強度厚鋼板及びその製造方法
JPH11270531A (ja) 遅れ破壊特性の優れた高強度ボルトおよびその製造方法
JPH08269566A (ja) Sr特性に優れた高強度・高靱性uoe鋼管の製造方法
JPH09263831A (ja) 低温靭性の優れた極厚高強度ベンド管の製造法