JPS62275769A - 電子タイプライタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明〕 本発明は可撓性のブレード（薄板片）を有する活字担持
ディスクと、印字すべき活字を担持した薄板片を選択す
るためのモータとから成る電子タイプライタに関する。

この種のタイプライタ即ち印刷装置は既知であって、こ
のような既知の印刷装置においては、ディスクの薄板片
を選択できるような角度位置（複数）の各々に隣接した
アナログ情報を提供するトランスジューサがディスクの
位置を検知する。

ディスク選択モータはサーボ制御子により給電され、こ
のサーボ制御子はディスク選択位置に隣接しており、ト
ランスジューサのアナログ信号により制御され、アナロ
グ信号はディスクの薄板片が完全にセンタリングされた
ときにゼロを与える。

ディスクの位置決めに関する正確度はトランスジューサ
の精度及び回路の応答精度に直接依存するため、このよ
うな既知の装置においては、正確度を高めようとすれば
極めて高価な構成素子を使用せねばならない。このよう
な高価な構成素子の使用は、タイプライタ特に安価をむ
ねとするポータプルタイプライタには不向きである。

それ故、本発明の目的は活字担持ディスクに対する極め
て正確で信顆のおける位置決めを可能にし比較的安価な
構成素子を使用した電子タイプライタを提供することで
ある。この目的を達成するため、本発明の電子タイプラ
イタの特徴とするところは、ディスクの角度位置を検知
するデジタル・トランスジューサと、このトランスジュ
ーサにより制御され、選択すべき活字を担持した薄板片
のおよその位置決めを行なうためのモータを作動させる
デジタル速度制御回路と、ディスクの活字と同期して動
くことのできる一連の修正素子と、トランスジューサに
より制御され、修正素子と係合して印刷地点の前面で前
記薄板片を正確に位置決めする修正部材とを設けて成る
ことである。

別の特徴によれば、前記のモータ（選択モータ）とディ
スクとの間に、モータの速度に関してディスクの速度を
減少させる一対の歯車を配置し、遊びによる誤差を排除
するため位置決めトランスジューサを活字担持ディスク
の固定シャフトに直接取付ける。

更に別の特徴によれば、活字担持ディスクはペーパーロ
ーラに関して横方向に動けるキャリッジに装着してあり
、更にまた、作動モータ、ディスクの修正部材及び（又
は）選択した活字を打ちたたくためのハンマと、下記回
路に接続されたハンマ及び（又は）修正部材を引続いて
作動させるため作動モータを制御するための該回路との
間の接続のための素子を設けて成る。

第１図によれば、電子タイプライタ２０は、タイピング
ローラ２８と、ラインスペース機構と、印刷ユニット２
５を案内するための２つのガイドバー２４とを支持した
フレーム２２を担持する基部２１から成る。コンタクト
型キーボード２６、電子制御ユニット２７のための板、
及びケーブル２９とプーリー３０とを介して印刷ユニッ
ト２５に横方向の運動を与えるモータ２８も基部２１に
固定しである。

制御ユニット２７は、印刷すべき文字のコード及び遂行
すべき文字のコード及び遂行すべき機能のコードをキー
ボード２６から受け、印刷ユニット２５、モータ２８及
びラインスペース機構１３５へ関連したコマンドを送る
。

印刷ユニット２５について説明すると、第２．３図に示
すように、印刷ユニット２５はリング部材３２及びフォ
ーク部材３３によりガイドバー２４に沿って案内される
キャリッジ３１を有する。キャリッジ３１にはシャフト
３４により支持体３７の側部材が枢着してあり、この支
持体３７は、この支持体の２つのピン３６（第３図）と
キャリッジ３１の２つのクリ１．／プ即ちバネ位置決め
部材３５とにより、キャリッジ３１に係止できる。支持
体３７は実質上垂直な２つの板３８．３９を備え、これ
らの板間で駆動シャフト４０が回転できるようになって
いる。イタリア国特許第１０１６５９０号明細書に実質
的に開示された如き、１００個の活字４３を担持したデ
ィジー型の活字担持素子４２は、係止素子４１により、
板３９からローラ２３の方へ突出したシャフト４０の一
端に固定されている。

キャリッジ３１に枢着した揺動板４４はインクリボン４
６のカートリッジ４５（第２図に一点鎖線で示す）のた
めの支持体として作用し、キャリッジ３１には訂正リボ
ン４８を案内するためのフレーム４７も枢着しである。

活字４３はハンマ４９により打印され、ハンマ４９は板
３９のみぞ５１内を案内され、支持体３７の側部材間で
枢動するシャフト５０に固定されている。

活字４３の選択を行なうため、板３８．３９間でシャフ
ト４０上に固定した歯車５５が板３８に固定した電気モ
ータ５７のピニオン５６とかみ合っている。またシャフ
ト４０に固定した位置決め素子５８はブラシ型の位置決
めトランスジューサを構成し、必要に応じて活字担持素
子４２の角度位置決め及び回転方向に関するデジタルデ
ータを電子制御ユニットへ供給する。素子５８はまた活
字担持素子４２の角度位置の修正及びハンマ４９の打印
強さの制御に寄与する。

板３９に枢着されていてシーソー型の形状をした２つの
アーム５３（第４図）はバネ５４の力により係止素子４
１のハブに加圧接触し、もって活字担持素子４２の不当
な振動運動を阻止するように係止素子４１を制動する。

位置決め素子５８は円板の形をしていて、その絶縁表面
６３上に印刷回路６４を担持しており、この印刷回路（
第１４図）は、単一の歯６０を有する接触区域を具備し
た同期トラックと同心的でこのトラッりに接続した１つ
の共通導体トラック５９と、５０個の歯を有する接触区
域をそれぞれが具備した２つのトラック６１．６２とを
備えている。２つのトラ・ツク６１．６２の歯は互いに
９０’の角度だけ位相がずれており、歯間のスペースは
２つのトラックｅｉ、　６２の長さの約５０％を占める
。このようにして、２つのトラック８１．６２の縁部は
シャフト４０（第４図）従って活字担持素子４２の２０
０個の異なる角度位置を画定する。表面６３とは反対側
で板３９上に固定したキャップ６９は印刷回路６４を保
護し、４つのブラシ６５．６Ｂ、　６７、８８を固着担
持し、これらのブラシはそれぞれ既知の方法でシャフト
４０の位置及び運動方向を検知するためトラック５９、
ｍ６０、トラック６１．６２に接触して滑動する。更に
、普通幾分研摩性の材料でできている絶縁表面６３とブ
ラシとの接触滑動のために生じるブラシ６５〜６８（第
１４図）の摩滅を減少させるため、トラック６１．６２
の歯及び歯６０に隣接した空いている部分を金属層７０
．７１゜７２で部分的に覆う。これらの金属層は導体ト
ラックと同じ材料でできているが、これらのトラ・ツク
５９、８１．６２からは電気的に絶縁される。

本発明の特徴によれば、作動モータ７５（第２図）がキ
ャリッジ３１に固定してあり、このモータ７５は活字担
持素子４２の位置の修正に必要な及び選択した活字４３
の薄板片にハンマ４９を打ちつけるに必要な動力を提供
する。更に、モータ７５はインクリボン４６の持上げ及
び送りをも行ない、できれば訂正リボン４８の持上げ及
び送りをも行なう。

特に、モータ７５は、一対の減速歯車７６を介してバネ
式クラッチ７７の駆動部分を回転させ、このクラッチは
通常は開いており、このクラッチの被駆動部分８０はそ
れぞれがソレノイド７９のアーマチュア７４により解放
されうる２つの制御歯７８を具備する。２つの歯７８が
解放されクラッチ７７が閉じたとき、被駆動部分８０は
一対の歯車８１を介してカム担持シャフト８２を駆動す
る。シャフト８２に固定担持された２つのカム８３．８
４はハンマ４９の打印運動及び活字担持素子４２の角度
位置の修正をそれぞれ制御し、シャフト８２に固定した
３つのカム８５．８６゜８７はインクリボン４６（第２
図）及び訂正リボン４８の機能を制御する。

ハンマ４９の打印運動を制御するため、カム８３はキャ
リッジ３１の一側部でピボットピン９３に枢着したカム
従軸付きの打撃レバー８８と係合し、このレバー８８は
打撃バネ８９の一端を固着している。バネ８９の他端は
キャリッジ３１に枢着した調整レバー１０１（第８図）
に固着されており、このレバー１０１はキャリッジ３１
に枢着したレバー１０４のスロット１０３にピボットピ
ン１０２を介して連結されており、レバー１０４はバネ
８９の張力を変えるために２つの安定位置のうちの一方
へ手動で動かされる。レバー８８（第２図）は、スロッ
ト９４を介して、ハンマ４９のシャフトに固定した中間
レバー９１のピボットピン９０に連結され、軽いヘアピ
ン型バネ９２は、活字担持素子４２から離れた休止位置
へ／）ンマ４９を偏倚している。

活字担持素子の角度位置を修正するため、カム８４はシ
ャフト９６に枢着したカム従軸付きレバー９５と係合し
、このレバー９５は弾性継手９７により位置決め歯９８
に連結され、歯９８はシャフト９６に枢着されておりキ
ャリッジ３１のみぞ１００内を案内される。

歯９８（第４図）は一連の１００個のＶ字状みぞ９９の
くぼみと係合でき、これら一連のみぞ９９は活字担持素
子４２（第５図）の活字と関連し、位置決め素子５８の
円周縁部に設けである。

打印強さを自動的に制御するため、レバー９４は、第２
の弾性継手１０５を介して、シャフト９６に枢着したブ
リッジ素子１０６に最終的に連結され、ブリッジ素子１
０６はアーム１０７と継手１０８とを具備している。ア
ーム１０７はみぞ１００内を案内され歯１０９と選択的
に共働でき、この歯１０９は位置決め素子５８から突出
していて活字４３の１つと関連できる。継手１０８（第
３．８図）は、ピン９３に枢着されバネ１１２を介して
打撃レバーに連結された小さなレバー１１１のストップ
１１０と共働できる。バネ１１２は、アーム１０７が位
置決め素子５８のいずれの歯１０９とも遭遇しないとき
に、打撃バネ８９の力の一部を受けることができる。

インクリボン４６のモード（第７図）に対して、カム８
５は２つの異なる高さのカムローブを有するグループ付
きのものである。カム８５は、レバー８８（第５図）か
ら遠い方のキャリッジ３１の側部において揺動板４４に
固定したカム従軸１１５と共働する。

カム８５は印刷地点を見えるようにし、カートリッジ４
５及びリボン４６の異なる持上げ運動を提供し、もって
インクリボンを上下２つのトラックに分けて使用できる
ようにする。更に、リボン４６を前進させるため、タイ
プライタはカム従軸１１５に枢着した小さなレバー１１
６を具備し、このレバー１１６は、バネ１１７の作用に
より、異なる高さの２つのカムローブを有するカム８６
と共働し、カム８６は、歯１１８を介して、駆動スピン
ドル１２２上の鋸歯状の歯を有する歯車１１９と係合し
、この歯車はカートリッジ４５の一対の歯車１１４（第
１１図）の１つと係合でき、これらの歯車１１４はリボ
ン４６の一方向送り運動を提供する。最後に、バネ１２
１により引張られるレバー１２０は歯車１１９の逆回転
に対する係止作用を提供する。

訂正リボン４８を持上げるため、カム８７（第６図）は
バネ１３４の力によりカム従軸付きレバー１２５と共働
し、このレバーは中間レバー１２４により訂正リボン４
８のためのフレーム４７を上方へ選択的に引張るように
配置されており、中間レバー１２４はバネ１２３により
引張られるようになっており、フレーム４７のアームに
枢着されていて、ソレノイド１２７のアーマチュア１２
６により制御される。特に、訂正リボン４８は送りスプ
ール１２８（第３図）から巻出されて巻取りスプール１
２９へ巻かれる。２つのスプール１２８　、１２９はフ
レーム４７の２つのアームに装着してあり、しかも２つ
の対応する鋸歯状の歯車１３７　、１３１に着脱可能に
取付けられ、スプールの回転軸はタイピングローラ２３
に平行になっている。

キャリッジ３１に枢着したレバー１３０はバネ１３６（
第５図）の力により歯車１３１と係合し、フレーム４７
によるリボン４８の持上げ運動を伴ってリボン４８に前
進運動を与えスプール１２９に巻付ける。フレーム４７
に枢着されていてバネ１３８により引張り力を加えられ
ているレバー１１３はリボン４８を巻きほどくような歯
車１３１の回転運動を阻止する。

フレーム４７に枢着してあってこのフレーム上で滑動で
きるレバー１３２は、バネ１３３の力により、歯車１３
７の歯と通常係合し、スプール１２８に巻かれているリ
ボン４８に一定の張力を与え、リボン４８の通常の前進
送り運動期間中はレバー１３２は歯車１３７上でラチェ
ット式にスキップ運動する。

印刷ユニット２５の作動において、各印刷サイクルに対
して、制御ユニット２７は、（選択すべき）活字４３を
担持した薄板片がそのセンタリング位置（正確な位置）
に関して１ピツチの±１／４以内の角度差でハンマ４９
の前面に位置決めされるまで、後述するような方法で、
作動モータ７５に一定の動力を供給しかつ選択モータ５
７（第２図）にパルス型の動力を供給する。薄板片がこ
の位置に達したとき、制御ユニット２７がソレノイド７
９を作動させてクラッチ７７の歯７８の１つを自由にし
、カムシャフト８２を回転させる。

カム８５（第７図）はリボン４６の２つのトラックのう
ちの１つを印刷地点の前面に位置させるように板４４を
持上げる。更に、カム８６及びレバー１１６は、歯１１
８及び歯車１１９を介して、駆動スタブ（シャフト）１
２２及びカートリッジの歯車１１４の１つを回転させ、
もってリボン４６を前進させる。

カム８４（第２図）は、その隆起したカムローブにより
、カム従軸付きレバー９５を積極的に作動させ、このレ
バーは、弾性継手９７．１０５を介して、位置決め歯９
８及びブリッジ素子１０６を左回りに回転させる。活字
４３の前述のおよその位置決め操作の終期に、位置決め
歯９８は、この歯が選択された活字に関連するみぞと確
実に係合するように、Ｖ字状みぞ９９の頂点に関してセ
ンタリングされる。みぞ９９に対する歯９８の作用は、
ハンマ４９の前面において選択した活字をもつ薄板片の
正確なセンタリングに必要な量だけ活字担持素子４２の
回転運動を生じさせるようなものである。

レバー９５の引続きの回転運動はアーム１０７の回転を
生じさせる。位置決め素子５８の＝１ｏ９がアーム１０
７の前面に存在しなかった場合は、ブリッジ素子１０６
（第８図）は自由に回転して継手１０８をレバー１１１
のストップ１１０の進路から外れさせる。

カム８３（第２図）のローブの高さが急激に低下すると
、カム従軸付きのレバー８８はバネ８９の作用でレバー
１１１と一緒に急激に回転し、もって調整レバー１０１
により手動で調整された最大強さでハンマ４９の打印を
生じさせる。一方、アーム１０７が位置決め素子５８の
歯１０９と遭遇した場合には、ブリッジ素子１０６は停
止し弾性継手１０５に応力を加え、また継手１０８（第
８図）はレバー１１１のストップ１１０の進路内に留ま
ったままである。このとき、レバー１１１はバネ８９に
より動かされるカム従軸付きレバー８８をもはや追従せ
ず、バネ１１２（第２図）に張力を作用させてハンマ４
９の打印強さを減少させる。特に、＠１０９は小さな活
字面積の活字や記号と整合し、これら小面積の活字等は
、上述の調整作用により、大面積の活字に比べて著しく
小さな打印強さで打印され、もって印刷紙の破損を防止
する。続いて、カム８３．８４がハンマ４９を休止状態
に戻し、歯９８及びアーム１０７及びカム８５（第７図
）が板４４従ってリボン４６を休止状態に戻し、もって
印刷文字を見えるようにする。次いで、ソレノイド７９
のアーマチュア７４がクラッチ７７の制御＠７８の１つ
と遭遇してこのクラッチが再び開き、その後の一定期間
制御ユニット２７はモータ７５を去勢する。

印刷サイクルの間、カム８７（第６図）の回転運動従っ
てカム従軸付きレバー１２５の揺動運動は訂正リボン４
８のためのフレーム４７に作用を及ぼさない。しかし、
訂正サイクルを選択した場合には、制御ユニット２７は
ソレノイド７９のほかにソレノイド１２７をも附勢する
。次いで、アーマチュア１２６がレバー１２４を自由に
し、このレバーはバネ１２３の作用でカム従軸付きレバ
ー１２５の前面へ動く。

カム８７が引続き回転すると、レバー１２５は右回りに
回転してレバー１２４と遭遇しフレーム４７（第９図）
を持上げる。このようにして、訂正リボン４８は印刷し
た文字を訂正すべくローラ２３上の印刷地点の前面に位
置する。更に、フレーム４７が持上がると、歯車１３１
がレバー１３０に関して変位し訂正リボン４８の前進運
動を生じさせる。

活字担持素子４２（第８図）を取換えるためには、シャ
フト３４のまわりで支持体３７を手動で回転させ、板３
８が約３０″の角度回転するまでこの支持体のピン３６
をバネ位置決め部材３５から解放する。このため、活字
担持素子４２のボスを握って係止素子４１から取外すこ
とができる。支持体３７のこの回転運動中、支持体３７
に装着した中間レバー９１のピン９０はカム従軸付きレ
バー８８のスロット９４内で自由に滑動し、ハンマ４９
を自由にする。ヘアピン型バネ９２は、ピン９０とスロ
ット９４との再係合を容易にするようにレバー９１がピ
ン３６に接して捕縛された状態で、ハンマ４９を休止位
置に保持する。Ｖ字状みぞ９９及び歯１０９によって位
置決め素子５８の下方部分を持上げることにより、位置
決め素子５８は、キャリッジ３１上でそれぞれ休止位置
に留まった位置決め歯９８及びアーム１０７（第２図）
と抵触しなくなる。

このような特殊な支持構造は、活字担持素子４２の取換
えを容易にするほかに、ユニット自体の装着を容易にし
トランスジューサや活字担持素子４２の選択に関連する
素子の修理及び保守作業を容易にするためキャリッジの
他の部品から取外しできる簡単なユニットをも提供する
。支持体３７を持上げたときは、モータ７５に関連する
機構へも容易に接近できるようになる。

印刷ユニット２５の運動を生じさせるために、モータ２
８（第１図）は４８個の角度位置を有するステップ型の
モータとする。このモータの回転子にドラム１５４を取
付け、このドラムにケーブル２９を巻付け、このケーブ
ルの両端をフレーム２２に固着する。キャリッジの運動
を生じさせるために、フレーム２２上で回転可能なプー
リー３０のまわりにケーブル２９壱巻付けるほかに、こ
のケーブルはキャリッジ３１上で回転可能な２つの別の
プーリー１５５にも巻付けられる。ドラム１５４を介し
てモータ２８は、回転子のそれぞれ６．５．４単位ステ
ップの回転運動によりそれぞれ得られる１／１ｏインチ
（２，５４ｍｍ）、　１／１２インチ（２，１７ｍｍ）
、　１／１５インチ（１，８９ｍｍ）の間隔でのステッ
プでキャリッジ３１の前進運動を制御する。

次にラインスペース機構を説明する。

第１０図を参照すると、ローラ２３の前進送り運動はフ
レーム２２に固定した直流モータ１４０により与えられ
、このモータは一対の減速歯車１４１を介して一対のカ
ム１４２．１４３に接続しである。カム１４２は２つの
異なる高さの円筒状セクターから成り切換スイッチ１４
４の制御素子に作用する。スイッチ１４４はモータ１４
０に電気的に接続した共通端子１３９と、制御ユニット
２７（第１２図）に接続した２つの端子１５０．１５１
とを有する。特に、ユニット２７は、通常、端子１５１
へ給電し、端子１５０をゼロ値に保持する。カム１４２
（第１０図）は、端子１３９と１５０とを接続しそれに
よってモータ１４０を休止状態に保持するようにスイッ
チ１４４の制御素子を位置決めする。

バネ１５６の作用のため、カム１４３はカム従軸付きレ
バー１４５と係合し、このレバーは支柱１４９を介して
歯１５２を有するピボット部材１４６を作動させ、この
歯１５２はローラ２３の歯車１４７と係合できる。歯１
５２が歯車１４７と係合できる範囲は、ローラ２３のラ
インスペースを調整すべくマスク部材１５３を介してレ
バー１４８により既知の方法で手動にて設定できる。

ラインスペース機構１３５を作動させるため、制御ユニ
ット２７（第１２図）はスイッチ１４４を切換えるよう
なカム１４２（第１０図）の回転運動を生じさせるに充
分な時間期間だけ端子１５０を介してモータ１４０を給
電する。モータ１４０は端子１５０上に電圧が存在しな
い場合でさえも端子１５１により自動的に給電される。

カム１４２　、１４３が完全に１回転したのち、スイッ
チ１４４において別の切換え作用が生じ、モータ１４０
が停止する。カム１４３の回転運動のためピボット部材
１４６が作動サイクルを行ない、レバー１４８により設
定されたローラ２３のラインスペースを生じさせる。

次に電子制御ユニットを説明する。

第１２図を参照すると、電子制御ユニット２７は、直流
５ボルト及び直流２４ボルトの２つの電圧を有する動力
供給手段１５９と、オツシレータ１６０と、２つのマイ
クロプロセッサとから成り、これらのマイクロプロセッ
サはマスター・マイクプロセッサ１６１及び従属マイク
ロプロセッサ１６２であり、キーボード２６と接合（ｉ
ｎｔｅｒｆａｃｅ）　していてライン１５７を介してオ
ツシレータ１６０によりタイミングをとられる。マイク
ロプロセッサ１６１は、８個の走査ライン１６３及び読
取りライン１６４を介してキーボード２６からのデータ
をコード化する。

２つの回路１８５　、１６８は、ライン１５８　、１８
７を介して、ライン１６３　、１８４の５ボルトのレベ
ルを、キーボード２６の端子において２４ボルトの信号
に変換し、接続における不確実性を最少化する。これは
、例えば、回路１６５内の５ボルトの増幅器、ライン１
６７における２４ボルトの給電及び他方の入力を１２ボ
ルトの電圧に保たれたライン１６７　、１６４間の差動
増幅器により、得られる。

キーボード２６の一連の作動キーにより、マイクロプロ
セッサ１６１は、キャリッジの前進運動及び後退運動を
与え、また、編集メモリーに印刷様式を記憶させ、ワー
ド（語）メモリーに、印刷紙から印刷文字を消去するた
め作動しているキーボード２６のキーに対応する最後の
１０個の文字のコードを記憶させる。マイクロプロセッ
サ１６１はまだ処理されていないキーボード入力データ
を記憶するためのバッファを有し、ロールオーバーに関
する及び重複打印によるエラーに関する制御作用を遂行
する。マイクロプロセッサ１６１はまた、キャリッジの
１／１０インチ、　１／１２インチ及び１／１５インチ
の移動を生じさせるように６．５又は４パルスをステッ
プモータ２８へ送るべくセレクタ１６８からの２ビツト
型データを処理し、キャリッジの始発終端位置において
該キャリッジにより作動せしめられる終端リミットスイ
ッチ１６９の同期信号を処理する。

ライン１７０及び増幅器１７１を介して、マイクロプロ
セッサ１６１はモータ２８のための制御パルスを順次供
給する。更に、一対のライン１７２　、１８０、ライン
１７３　、１７４　、及び３方向増幅器１７５を介して
、マイクロプロセッサ１６１はモータ７５及びソレノイ
ド７９．１２７を作動させ、またライン１７６及び多方
向増幅器１７７を介してラインスペースモータ１４０を
作動させ、ライン１７８を介して音響信号手段１７９を
制御する。

従属マイクロプロセッサ１６２はマイクロプロセッサ１
６１により処理されたキーのコードを８個のライン１６
３上で受ける。２ビツト型セレクタ１８１により選択さ
れうる４つのキーボードメモリーにより、上述のコード
は、同一のキーボード２６で異なる文字の組合わせの活
字担持素子を使用できるように、適当な形に変換され、
もって同一のタイプライタで数ケ国語の文字の印刷を可
能にする。２つのライン１８４　、１８５を介して、マ
イクロプロセッサ１６２はフィードバック信号から受け
たブラシ８７．８８からの信号をフィルター回路１８６
を介して受け、活字担持素子の現在の位置に関するコー
ドを記憶すべくこれらブラシからの信号を処理する。マ
イクロプロセッサ１６２は上記のコードとキーボードメ
モリーにより供給された所望位置のコードとを比較し、
最短運動の方向で除去すべき位置の誤差を計算する。次
いで、マイクロプロセッサ１６２は、２つのライン１８
７．１８８及び増幅器１７７を介して、最適な方法で選
択モータ５７を作動させる。

ハンマに関する活字担持素子の任意の瞬間の速度又は角
度位置を決定するために、１回転につき２００個のスイ
ッチ作用（ライン１８４．１８５上に生じうる）を使用
する。従属マイクロプロセッサ１６２はデジタル型の速
度制御にてサーボ制御作用を遂行し、ハンマに関してセ
ンタリングされる正確な位置に関し１ビ゛ツチの±１／
４の範囲内の誤差で所望の活字をモータ５７により位置
決めする。

活字がこの位置へ来たとき、マイクロプロセッサ１６２
はモータ５７を停止させ、モータ停止信号１８９をマイ
クロプロセッサ１６１へ送る。次いで、マイクロプロセ
ッサ１６１は、上述の方法で選択活字を印刷し他の機能
を遂行するように、モータ７５を引続き作動させ、ソレ
ノイド７９そして必要ならソレノイド１２７及び他のモ
ータ２８．１４０を作動させる。

しかし、キーボード２６（第１２図）のキーがいずれも
作動していない場合は、マイクロプロセッサ１６２は、
イタリア国特許第９８６５３４号明細書に開示された方
法で、文字を可視状態にするゼロ位置へ活字担持素子を
位置決めする。この可視状態はマイクロプロセッサ１６
１により確認され、このマイクロプロセッサは、ライン
からモータ停止信号１８９を受けたときに、打印用ハン
マも他の機能用ソレノイドも作動させない。

制御ユニット２７はまたマイクロプロセッサ１６１．１
６２のイニシアリゼーションのサイクルを活動させる自
動リセット回路１９４をも有する。これは、モータ５７
．２８の右回り方向の低速の回転運動を生じさせ、この
運動は活字担持素子のゼロ位置及びキャリッジの走行終
端位置において終了する。この終了はブラシ６６及びス
イッチ１６９により検知されて、活字担持素子及びキャ
リッジのそれぞれの現在位置を記憶するためのレジスタ
をそれぞれゼロにリセットする。周波数分割器１９８は
種々の周波数の一連のパルスを供給し、これらのパルス
は、ライン１７８　、１７２の信号と一緒に、信号手段
１７９及び増幅器１７５の２つのＮＯＲゲート１９７　
、１９８へ供給される。特に、通常の作動電圧が１２ボ
ルトであるモータ７５はリセットサイクル期間中２４ボ
ルトの連続電圧で作動するように活動せしめられる。

このため、カム８２（第１図）のシャフトの回転運動を
開始させかつクラッチ７７が開いたままであって種々の
カムが最大負荷位置にあるような最悪状態の場合でさえ
も完全な印刷サイクルを遂行させるような、大きな初期
偶力を生じさせることが可能となる。しかし、印刷機即
ちタイプライタが始動すると、モータ７５への給電はパ
ルスモードで通常の作動値に調整され、増幅器１７５は
ライン１８０及びＮＡＮＤゲート１８２（第１２図）を
介しテ５０％バイアスされる。

作動モードにおいて、マイクロプロセッサ１６１により
感知された印刷キーを作動させると、ライン１８０かに
わかに活性化し、モータ７５の回転子を回転させ始める
。マイクロプロセッサ１６２は所望の活字を有する活字
担持素子を印刷地点の前面に位置決めさせ、次いでモー
タ停止信号１８９を伝達する。選択動作の終了から６０
ミリ秒の時間遅れの後、マスター・マイクロプロセッサ
１６１が所定時間だけソレノイド７９を附勢する。しか
し、訂正キー１９９（第１図）が既に作動せしめられて
いる場合は、このマイクロプロセッサはソレノイド１２
７をも附勢する。その結果、クラッチ７７（第２図）が
閉じ、訂正リボン４８を使用するための準備配置がなさ
れる。更に成る時間遅延の後、マイクロプロセッサ１６
１（第１２図）が次いでモータ２８を作動させて、セレ
クタ１８１により選択されたスペースだけキャリッジを
前進させる。

他の活字が選択されなかった場合、マスター・マイクロ
プロセッサ１６１はライン１８０を去勢しモータ７５を
停止させる。しかし、数個の文字を連続的に印刷する場
合は、マスター・マイクロプロセッサ１６１はモータ７
５を作動状態に保ち、モータ停止信号１８９をすぐには
受けないというソレノイド７９のための命令を伝達し、
もって最初の活字に続く各活字のためのモータ７５の附
勢のための時間を節約する。

別の特徴によれば、キー２０９（第１図）　、２１０に
より、印刷ラインに沿ってのキャリッジ３１に関する一
連のタブレーション位置及びマージン位置がマイクロプ
ロセッサ１６１の編集メモリーに記憶される。これらの
位置はキャリッジの前方又は後方への運動により達成さ
れる。マスター・プロセッサのプログラムはまた、常に
同じ速度及び同じ運動方向（例えば左から右）でキャリ
ッジを所望の位置へ到達させるようなものである。この
ようにするため、キャリッジに与えられる速度は運動ス
テップ即ち運動ピッチの数とは独立にタブレーションさ
れる。更に、キャリッジの運動方向がプログラムの方向
とは反対の場合、マスター・マイクロプロセッサ１６１
はまずキャリッジを所望の位置の左へ１ステツプだけず
れて位置決めし、次いでキャリッジを右へ１ステツプだ
け動かして所望の位置へつかせる。このことが、印刷地
点の整合に悪影響を与えずに、例えばプラスチック材料
の繊維の如き充分に可撓性の材料から成る運動伝達用ケ
ーブル２９、ドラム１５４及び調整されていない減速歯
車の使用を可能にする。この目的のため、マイクロプロ
セッサ１６１は、キー２１６又はキー２１７によるタブ
レーションモードでの又は所望のスタート位置への復帰
としてのキャリッジの運動の方向に関するビットを記憶
するためのメモリーレジスタを有する。もし、このビッ
トが所定の運動方向に対応するビットであったならば、
所望の位置を表わすコードは作業レジスタへ直接移され
る。しかし、もし前記ビットが所定の運動方向に対応す
るビットと異なっていた場合は、このビットは１ステツ
プだけ減少された状態で移される。次いでマイクロプロ
セッサはキャリッジを前方へ動かし、メモリーレジスタ
をリセットする。

マイクロプロセッサ１６１は例えばイタリア国特許第１
００９４８８号明細書に開示されたような方法でモータ
２８を制御する。セレクタ１６８の位置に応じて、キー
２３０又はキー２３１が１ピツチ又は半ピツチだけキャ
リッジ３１を後方へ動かす。マイクロプロセッサ１６１
はキー２３０のための６又は５又は４個のパルス及びキ
ー２３１のための３又は２個のパルスをモータ２８へ伝
達する。しかし、セレクタ１６８が１／１２インチの位
置にあった場合、キー２３１の第２作動により、このキ
ー２３１は、このキーの第１作動によって伝達された２
個のパルスにより位相ずれ（ｄｅｐｈａｓｅ）　ｔ、た
キャリッジのステップ運動を位相合わせ（ｒｅｐｈａｓ
ｅ）する。

マイクロプロセッサ１６２の機能はまた走査ライン１６
３の８個のビットのための変換回路２００から成る第１
３図の制御ユニット１９３により遂行される。

ライン１８１の状態に基づき、認識回路２０８が、活字
担持素子４２の１００個の可能な角度位置に関連するコ
ードで７ビツトラインを作動させ、活字担持素子の所望
の角度位置を表わす。

フィルターを介してブラシ６７．６８からくるライン１
８４　、１８５上の信号は、ＧＲＡＹコードのビットｒ
ｌＯＪ　、　　ｒｉｌｌ　、　　ｒｏＩＪ　、　　ｒｏ
ｏＪとして考えられ、これらのビットは、印刷回路６４
のトラック６１゜６２（第１４図）の５０個の角度ステ
ップのうちの１つのステップのリミット（限界）内で得
られうる４つの可能な位置を画定する。ライン１８４　
、１８５上の信号は回路２０２（第１３図）へ至り、こ
の回路は受けたコードをその出力２０３　、２０４　　
（第１５図）の活性化のための２進コードに変換し、活
字担持素子４２の位置コードの２つの最下位有効数字を
表わす。

出力２０３　、２０４の「１１」から「００」への又は
「００」から「１１」への変換動作は印刷回路６４の右
回り又は左回りの回転が生じた場合に交互に生じる。こ
れらの変換は論理回路２０５（第１３図）により感知さ
れ、この回路は活字担持素子の右又は左の回転方向を認
識し、２方向カウンタ２０６の加算入力又は減算入力を
それぞれ活性化させる。カウンタ２０６は６ビツトの収
容能力を有し、その出力２０７は、加算方式で、１１５
０回転ずつの活字担持素子の角度運動を表わす。始動の
際、ブラシ６６が関連する同期トラックの単一の歯６０
（第１４図）を感知したときにカウンタ２０６はゼロに
設定され、従ってこのカウンタは活字担持素子４２のゼ
ロ位置と同期せしめられる。始動の後は、カウンタ２０
６のライン２０７の６つのビット及びライン２０３゜２
０４の２つのビットはブラシ６７．６８により感知され
うる素子４２の２００個の異なる位置の各々のコードを
そのつど表わす。

活字担持素子４２の現在の位置と所望位置との間の角度
的距離に関する値及び符号は、変換回路２００の出力ラ
イン２０１のコードからライン２０３゜２０４　、２０
７のコードを代数的に減算する。更に、ライン２１２上
の常に「１」である８番目のビットがライン２０１の７
つのビットに加えられ、それによって、活字担持素子４
２内の（活字間の空間ではなく）活字自体がハンマに関
して位置決めされたときのみ前記２つのコード間の差を
ゼロにさせる。

回路２１３は角度的距離の１００に対する糸数を生じさ
せ、計算された角度的距離が１００より小さかった場合
にその符号を変え、これは活字担持素子の１８０°以上
の回転運動を示唆する。回路２１３は８ビツトの出力ラ
イン２１４と１ビツトのライン２１５とを有し、これら
のライン２１５　、２１４は、所望の活字を選択するの
に依然として必要な最小数の角度ステップの真のコード
又は位置誤差を数値及び符号でそれぞれ表わす。

１つの特徴によれば、本発明のタイプライタは選択モー
タ５７の速度をデジタル式に感知するタコメータ回路２
２０と、活字担持素子の角度位置誤差に比例した速度で
そのモータを回転させる制御回路とを有する。この制御
回路は感知した速度と賦課された速度との間の誤差に応
じてモータのパワーを徐々にバイアスするため増分的に
変化する長さをもつ定電圧パルスによりデジタル式にモ
ータにパワーを供給する。このことが、アナログ−デジ
タル型の複合制御システムよりも高い信頼度でしかも極
めて安価でのサーボ制御を可能にする。

タコメータ回路２２０（第１３図）は変換回路２０２の
低重要（ｌｏｗｅｒ−ｉｍｐｏｒｔａｎｃｅ）コード２
０４を受け、このコードは活字担持素子４２の各１回転
のための２００の切換動作の１つにより形成される。回
路２２０はライン１５７の刻時信号によりタイミングを
とられており、その内部カウンタ２１９は最後に受けた
コードとその直前のコードとの間の刻時信号の数を計数
する。活字担持素子の速度に逆比例するこの数はテーブ
ル型変換回路２１８により変換され、その出力ライン２
２１上で、モータ５７の速度に関する測定を提供する。

この回路２Ｈｌはまたゼロ速度としてみなされる約６ミ
リ秒の切換時間に対応する速度を生じさせるような内部
スレッショルドを有する。

ライン２０３　、２０４により給電される回路２２３は
活字担持素子の角度回転方向を示すためライン２２２を
活性化する。ライン２２１の７個のビットとライン２２
２のビットとを加えたコードは比較器２２５へ至り、こ
の比較器はこのコードをライン２１４　、２１５上で感
知された位置誤差に関するコードと比較する。比較器２
２５は４つの象限を有する型式のもので、上記２つのコ
ードのどちらが大きいかによって、ライン２２６　、２
２７を介してＡＮＤゲート２２８又はＡＮＤゲート２２
９をそれぞれ活動させ、これらのゲートはモータ５７を
右回り又は左回りに回転させる。更に、２つのコードが
等しい場合、２つのゲートはブロックされモータ５７へ
のパワーの供給をしゃ断する。

６ビツトの速度コード２２１及び８ビツトの位置コード
２１４の絶対値は２つのコード間の差を示すための４つ
のライン２３９を有する減算回路２３８へ至る。ライン
２３９を有する減算回路２３８はＡＮＤゲート２２８　
、２２９を作動させるモジュレータ回路２４０を制御す
る。どのライン２３９が附勢されているかによって、モ
ジュレータ回路２４０は、速度コードと位置コードとの
間の計算した差に関する減少する値に応じて、ａ又は漸
進的にバイアスされたｂ−ｅ（第１６図）にて示す連続
信号を供給する。特に、上記コード間の差が４ビツトよ
り大きい場合、４つのライン２３９は互いに１であり、
モータ５７は最大加速のための最大電流で操作される。

一方前記２つのコード間の差が漸進的に減少する場合は
、モータ５７には中程度の値の電流が供給される。モー
タ５７の電流は加速期間中その起電力と同相であり、制
動期間中は逆相である。

位置コードと速度コードとの比較及びこれらコード間の
差に応じたモータの操作により、モータに与えられる運
動法則は、速度が位置誤差に比例する（第１７図）よう
なものとなる。モジュレータ回路２４０により与えられ
るモータ電流に関するバイアス作用は上記の運動法則に
関するモータの速度（第１７図に実線で示す）について
の振動を最少化させる。印刷すべき活字がハンマの近傍
にきたとき、最後の切換動作に対応する速度は回路２２
０によりゼロとみなされ、位置誤差は既にゼロであり、
減算回路２３８は恒久的にゼロ差を感知する。次いで、
モジュレータ回路２４０がモータ５７を去勢し、このモ
ータは慣性のため残留回転を行なおうとするが、このよ
うな残留回転は位置決め素子５８に対するシーソー型ア
ーム５３の制動作用により阻止される。このことは、活
字の最終位置決めが基準位置に関して１ピツチの±１／
４の所望の正確度で行なわれるのを保証しつつ、１角度
ピッチの１／４以上の慣性運動が休止位置での振動を生
じさせないことを保証する。

通常の印刷サイクルにおいて、デコーダ回路２４２はラ
イン２１４上の位置誤差に関するゼロ値を感知し、遅延
パルス発生器２４３を作動させてクラッチ７７（第２図
）の作動に必要な信号１８９を供給する。

キーボードのキーのいずれをも作動させない場合認識回
路２０８が入力データの不存在を認識し、所定の遅延の
後に、最後に印刷した文字を見えるようにするアンダー
ラインブレードのコードをライン２０１へ供給し、また
回路２４２からの制御信号の到達時に発生器２４３の作
動を停止させる信号２４４をパルス発生器２４３へ供給
する。

イニシャライズ相の期間中、ライン１９５上のリセット
信号により活動せしめられる回路２４７はモータへパワ
ーを供給し、ゲート２２８へ供給されるパルスにより、
ライン２４５及びＯＲゲート２４６を介してそのモータ
を低速で左回りに回転させる。

この回転は、ブラシ６６が活字担持素子のゼロ位置通過
運動を感知するまで続く。次いで、ブラシ６６の信号は
２方向カウンタ２０６をゼロにリセットし、回路２４７
を不作動にして活字担持素子をゼロ位置に停止させる。

動力供給手段１５９（第１４図）は変圧器２５０（第１
８図）を有し、この変圧器の２次巻線２５１は、整流手
段２５２及び調整集積回路２５３を介して既知の方法で
、アースに対して÷５ボルトの安定電圧を論理回路のた
めに提供する。変圧器２５０は２次回路２５４を有し、
この回路には、整流手段２５５とタイプライタのパワー
回路に必要な２４ボルトの電圧での安定パワーの供給の
ための電圧安定回路２６０とが接続されている。

本発明の別の特徴によれば、安定手段２６０は、直列調
整器として使用されアースしたコレクタを有するパワー
トランジスタＴＲＩを有する。このトランジスタのパワ
ー回路はパイロットトランジスタＴＲ２により給電され
、トランジスタＴＲ２は、レジスタＲ３，Ｒ４から成る
分割器で導き出された出力電圧を、回路２５３からの５
ボルトの安定電圧により形成された一定の基準電圧と比
較する。トランジスタＴＲ２のベースとコレクタとの間
のコンデンサＣ１は渦流振動の入力を阻止し、レジスタ
Ｒ１，Ｒ２はそれぞれ２つのトランジスタ間の接続及び
その分極化を与える。

アースに関連する側の出力電圧を調整する上述の回路は
、関連する熱源に直接接触するトランジスタの金属ケー
シングにより構成したパワートランジスタＴＲＩのコレ
クタの固定を可能にする。

一般にアースに接続された熱源は、高電圧側で調整を行
なう既知の安定手段にとっては必須の絶縁手段により代
表されるような熱バリヤーを伴わずに、トランジスタの
熱の最大発散を許容する。トランジスタＴＲＩのアース
に対する基準及びタイプライタの論理部分のために使用
される５ボルトの安定電圧の使用が、一定の基準電圧を
形成するための特殊な回路の使用を不必要にし、トラン
ジスタＴＲＩの飽和電圧を減少させる。この回路配列は
、２次安定電圧が必要な場合に特に有利であることが判
った。事実、２次安定電圧が必要な場合、論理回路の５
ボルトの電圧はまた、第１８図に点線で示す別の安定手
段２６５のための基準電圧ともなる。この第２安定手段
のパワートランジスタのコレクタはまた、第１安定手段
２８０のトランジスタＴＲＩの熱源と同じものでよい熱
源に直接接続される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のタイプライタの概略平面図。 第２図は第１図のタイプライタの詳細を示す部分側面図
。第３図は第２図の詳細の平面図。第４図は第２図の詳
細の前面図。第５図は第２図の詳細の拡大斜視図。第６
図は第２図の組立体の詳細の側面図。第７図は第２図の
組立体の別の部分の側面図。第８図は作動状態における
第２図の組立体の側面図。第９図は作動状態における第
６図の一部の側面図。第１０図は第１図のタイプライタ
の別の詳細の側面図。第１１図は第１図の詳細組立体の
ある部分の平面図。第１２図は本発明に係る電子タイプ
ライタの電気ブロック回路線図。第１３図は第１２図の
線図の詳細の別の例を示す電気ブロック回路線図。第１
４図は第４図の詳細の拡大図。第１５図は第１３図の回
路線図のいくつかの信号を示す図。 第１６図は第１３図の回路線図の他の信号を示す図。 第１７図は第１２図の一部の作動グラフ。第１８図は第
１２図におけるブロックの電気回路線図である。 ２０・・・タイプライタ　　　　２５・・・印刷ユニッ
ト２７・・・制御ユニット　　　　３１・・・キャリッ
ジ４２・・・活字担持素子　　　　４６．４８・・・リ
ボン５８・・・位置決め素子　　　　７５・・・モータ
１６１　、１８２・・・マイクロプロセッサ１９３・・
・制御ユニット 特許出願人　インク・チイ・オリベッチ・アンド・チイ
・ニス・ビー・ア （外７名） λ ＦＩＧ、１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）可変で予め設定可能な多数の単位ステップに応じ
   て印刷ラインに沿ってモータにより動かされる印刷地点
   から成るタイプライタにおいて、ハーフスペースキーと
   、該ステップが奇数の場合に該キーの作動を記憶し、ス
   テップの該数の半分に等しいステップの数のためモータ
   にパワーを供給し、該キーの第２作動期間中該半ステッ
   プより短いか又は長い部分の予めの訂正を行なう制御回
   路とを設けて成ることを特徴とするタイプライタ。