JPS6225386B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6225386B2
JPS6225386B2 JP56104756A JP10475681A JPS6225386B2 JP S6225386 B2 JPS6225386 B2 JP S6225386B2 JP 56104756 A JP56104756 A JP 56104756A JP 10475681 A JP10475681 A JP 10475681A JP S6225386 B2 JPS6225386 B2 JP S6225386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
main body
movable
movable lower
adjustment shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56104756A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS587244A (ja
Inventor
Juji Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NANBA PURESU KOGYO KK
Original Assignee
NANBA PURESU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NANBA PURESU KOGYO KK filed Critical NANBA PURESU KOGYO KK
Priority to JP56104756A priority Critical patent/JPS587244A/ja
Publication of JPS587244A publication Critical patent/JPS587244A/ja
Publication of JPS6225386B2 publication Critical patent/JPS6225386B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Massaging Devices (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車等座席のシートバツク本体下部
が前後動し、乗員の第3〜第5腰椎付近の押圧力
調整を可能とした腰部支持装置付座席に関する。
自動車座席における体圧分布図を第4図に示し
た。この体圧分布は座席が理想的な状態にあると
きのシートバツクに掛る体圧Pを示している。図
中Aは胸椎骨であり、Bは腰椎骨である。最も高
荷重域は腰椎骨Bの部分特に第3〜第5腰椎部分
である。ところで従来の自動車等座席にあつて
は、その製造に際しては、標準体型に合せてシー
トバツクが調整されて使用者に提供され、また、
リクライニングの傾斜角変化によつても、わずか
に腰部支持調整がなされる程度に過ぎなかつた。
そこで乗員が座つた時、その乗員の第3〜第5腰
椎部分に理想的に荷重が掛らないため、快適なド
ライブが出来なかつたり、疲労の原因となること
が多かつたのである。更に、たえず同一部位に体
圧が掛ると、疲労の原因にもなり易いが、最も高
体圧分布域の第3〜第5腰椎付近の押圧力を時々
変化させると、血行障害の防止にもなる。このよ
うに第3〜第5腰椎の押圧力をシートバツク本体
で適当に調節することは重要であるが、従来はこ
の第3〜第5腰椎の押圧力調整をする試みがほと
んどなされなかつたのである。従つて、乗員が容
易に第3〜第5腰椎の押圧力調整をすることも出
来なかつたし、そのための機構を備えた座席はみ
られなかつたのである。
本発明は上記の点に着目して、シートバツクの
本体部を固定上部本体と可動下部本体及び固定下
部本体に分割し、前記可動下部本体の上部をヒン
ジ構造として下部を前後動するものとし、乗員の
操作によつて手動であるいは電動によつて、第3
〜第5腰椎の押圧力調整を可能としたのである。
以下図面によつて詳細に説明する。
図面は本発明の例示であつて、第1図は自動車
座席の要部破断正面図、第2図は同側面図であ
る。第3図は同座席の斜視図である。この座席
は、シートバツクの本体部を固定上部本体1と可
動下部本体2及び固定下部本体3に分割し、前記
可動下部本体2の上部をヒンジ構造として、下部
が前後動するものである。
その為には、可動下部本体2の構造を従来みら
れない特殊な構造としている。すなわち、まず、
シートバツクフレーム5に対して脇フレーム6
a,6bを装着し、この脇フレームの上部に長穴
メタル7,7を取付けている。そして、ゲート状
の可動下部本体フレーム8の上部にピン装着メタ
ル9,9を取付け、これに取付けたピン10,1
0を前述した長穴メタル7の長穴11に嵌めて、
長穴内をピン10が摺動可能なヒンジ構造とした
のである。このような構造であるから、可動下部
本体2は前面上部Yをほぼ定位置としながら、ヒ
ンジ構造によつて、下部が前後動可能となつてい
る。
この可動下部本体2の回動は前述したように、
調整ノブ30を回すことによるものである。その
ためには、左右の脇フレーム6a,6b間に軸受
17,17によつて軸支され一端がシートバツク
の脇部にまで達する調節軸12の端部に調整ノブ
30を取付け、調節軸12の左右に逆ねじが切つ
てある。そしてこのねじ部13,13にねじ受1
4,14が螺入されているのである。このねじ受
14,14は上下動連結棒15,15を介して上
下動軸16と連結されているのである。
上下動軸16はその両端を脇フレーム6a,6
bに設けた長穴18,18に嵌め、さらにその内
側には湾曲ブラケツト19,19の上端が嵌つて
いる。湾曲ブラケツト19の上端にはこれも長穴
20が設けられている。湾曲ブラケツト19はほ
ぼへ字状に形成された部材であり、中央部分でピ
ン21により脇フレーム6a,6b上に設けられ
た支持ブラケツト22に対して回動可能に軸支さ
れている。そして湾曲ブラケツト19の下端はゲ
ート状の可動下部本体フレーム8の下部へピン2
3,23によつて取付けられているのである。
この例では調節軸12に対してその端部に調節
ノブ30を設けて手動による調節軸12の回動を
可能としているのであるが、第1図左方に一点鎖
線で示したように、モーター24を脇フレーム6
aに装着し、調節軸12に対して減速ギヤー25
を取付けて、モーター駆動とすることもできる。
調節軸12を手動あるいは電動で前後いずれかの
方向へ回すと、ねじ受14,14が左右へ移動
し、そして連結棒15を介して上下動軸16が上
下いずれかの方向へ動き、湾曲ブラケツト19を
回動させる。湾曲ブラケツト19の回動により可
動下部本体2の下部は前後に進退する。そこで、
可動下部本体2の下部は、通常の位置Xaから最
も突出した位置Xbまでの間を任意に選んで調節
することができるのである。
可動下部本体2が丁度第3〜第5腰椎の押圧を
可能とするために、可動下部本体2の下部には、
固定下部本体3が設けられている。固定下部本体
フレーム26が左右のシートバツクフレーム5,
5に渡架され、これに対して発泡弾性体が形成さ
れている点は他の例えば固定上部本体1と同様構
造である。
本発明は以上詳述したような構造であるから、
可動下部本体を回動させた場合にも、ヒンジ構造
が特殊で、固定上部本体との接触部に隙間が出来
ず、従つて違和感がなく、外観的にも良好であ
る。乗員の体型の変化やリクライニングの傾斜変
化にも、背部から第3〜第5腰椎を適当に押圧す
ることが可能で、これが乗員の好みに応じて適当
に調節できる点など多くの優れた点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車座席の要部破断正面図、第2図
は同側面図である。第3図は座席の斜視図であ
る。第4図は体圧分布図である。 1……固定上部本体、2……可動下部本体、3
……固定下部本体、4……座席シート、8……可
動下部本体フレーム、12……調節軸、13……
ねじ部、14……ねじ受、15……上下動連結
棒、16……上下動軸、19……湾曲ブラケツ
ト、20……上部長穴、22……支持ブラケツ
ト、24……モーター、26……固定下部本体フ
レーム、30……調整ノブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シートバツクの本体部を固定上部本体1と可
    動下部本体2及び固定下部本体3に分割し、該可
    動下部本体2の上部をヒンジ構造として下部を前
    後動するものとし、乗員の第3〜第5腰椎の押圧
    力調整を可能としたことを特徴とする腰部支持装
    置付座席。 2 中央部で支持ブラケツトによつてフレーム側
    へ回動可能に支持され、上部長穴20に調節軸1
    2の回動によつて上下動する上下動軸16を嵌め
    た湾曲ブラケツトの下部を、上部がヒンジ構造の
    可動下部本体フレーム8に取付けて、前記調節軸
    12の回動によつて可動下部本体2の下部が前後
    動するものとした特許請求の範囲第1項記載の腰
    部支持装置付座席。
JP56104756A 1981-07-04 1981-07-04 腰部支持装置付座席 Granted JPS587244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56104756A JPS587244A (ja) 1981-07-04 1981-07-04 腰部支持装置付座席

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56104756A JPS587244A (ja) 1981-07-04 1981-07-04 腰部支持装置付座席

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS587244A JPS587244A (ja) 1983-01-17
JPS6225386B2 true JPS6225386B2 (ja) 1987-06-02

Family

ID=14389326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56104756A Granted JPS587244A (ja) 1981-07-04 1981-07-04 腰部支持装置付座席

Country Status (1)

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JP (1) JPS587244A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630027Y2 (ja) * 1989-02-23 1994-08-17 シロキ工業株式会社 シート
JPH02247823A (ja) * 1989-03-20 1990-10-03 Otani Denki Kk 磁気テープの転写装置
JPH0633877Y2 (ja) * 1989-03-31 1994-09-07 シロキ工業株式会社 シート
JP5877880B2 (ja) * 2014-07-07 2016-03-08 卓 河津 椅子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS587244A (ja) 1983-01-17

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