JP5877880B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子及びその椅子に腰かける着座者の背中を受ける背受方法に関する。
人の脊柱の生理的湾曲した状態、すなわち脊柱の自然な状態を左側面から視た場合の図を、図1に示す。なお、図1において、各椎骨の左横の番号は、各椎骨の番号に対応し、例えば腰椎の番号5は、第5腰椎を示す(図2及び図3においても同じ)。このように、脊柱の生理的湾曲した状態では、仙骨上端部は前上方向に傾斜しており、仙骨から腰椎を経て胸椎の下側部分に至る範囲で、第2腰椎〜第3腰椎近傍を頂点として前方に張り出した略C字状の第1湾曲部1が形成される。そして、その上方では、略第6〜第7胸椎近傍を頂点として後方に張り出した略逆C字状の第2湾曲部2とが形成される。この第2湾曲部2の湾曲が大きくなった姿勢が、円背(或いは猫背)といわれる姿勢である。
更に、胸椎の上側部分から頸椎を含んだ範囲では、第4頸椎近傍を頂点として前方に張り出した第3湾曲部3が形成される。このように、背骨は前後に湾曲しながら、各椎骨が連動することで、身体を滑らかに動作させ、筋肉・自律神経・内臓等の働きを正常に維持すると考えられている。
これに対し、例えば背凭が無い椅子に腰かけた着座時の脊柱の例を、図2に示す。このように、背凭が無い状態では、上述した生理的湾曲状態の脊柱から、仙骨上端が略1〜3cm後方に移動すると、第4及び第5腰椎も後方に移動し、上述した第1湾曲部1の湾曲が小さくなりやすい。このように、脊柱の生理的湾曲状態な姿勢からの変化は、腰への負荷を与えやすく、腰痛等を引き起こす傾向にある。
また、上述した様に、第4及び第5腰椎が後方に移動すると、腰部から上側部分の重心も後方に移動するため、腰部から上側部分は不安定な状態となる。この不安定性を修正するために、背中を丸めることで胸椎の中間部から上側部分の重心を前方に移動させて体のバランスを図ろうとする。そのため、上述した第2湾曲部2の湾曲が大きくなり、円背を引き起こすメカニズムの一つとされている。
また、背中を丸めることで、頸椎も前方に傾斜するため、顔面が前下方を向く。そこで、この顔面を立て直すために、第3湾曲部3の湾曲を大きくして顔面を正面に向ける。この第3湾曲部の湾曲を大きくした姿勢は、仰向きの際の第3湾曲部の湾曲と略同じであり、この姿勢を長時間継続することは、いわゆるストレートネックを発症要因の一つとされている。
さらに、仙骨上端部を後方に移動させると、図3に示すように、第1湾曲部1の湾曲は略消失し、例えば腰椎から胸椎にかけて後方に逆C字状に湾曲する等、更に姿勢が悪化して、内臓に対する負担等が増加しやすくなる。このように、仙骨の傾斜のわずかな変化が脊柱全体に影響を与え、円背やストレートネック等を発症させるという問題がある。すなわち、生理的な脊柱の湾曲を維持した状態で着座することが、円背やストレートネックの防止となる。
このような問題に対し、着座者に生理的に安静な状態を維持可能な椅子に関する様々な提案がされている(例えば特許文献1)。
特表2010−516380号公報
特許文献1によれば、三次元フレームと、前記フレームに調節自在の高さで枢動自在に取り付けられた着座部とを有する椅子であって、脊柱を支えるための高さが調節自在の短い背凭を有し、前記背凭の背当たり面と前記着座部の着座面との間の角度は90°未満であり、前記背凭の背当たり面の上端と前記着座部との間の距離は250mm未満であり、前記着座部は水平面に対して上下両方に傾斜可能であり、傾斜停止手段を備え、前記フレームと前記着座部との間に、前記着座部の動きを円滑にするとともにリセットする機構が設けられたものが開示されている。
しかし、特許文献1によれば、例えば背凭と着座者の脊柱の各椎或いは各椎骨との関係は具体的に開示されておらず、着座者の脊柱の生理的湾曲を維持する効果を奏することが困難な虞があるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、着座者が脊柱の生理的湾曲を維持しつつ着座可能となり、円背の防止に好適な椅子及び着座者の背受方法を提供することにある。
請求項1の発明は、座部と、前記座部に腰かける着座者の背中を受ける背凭部と、前記背凭部の後方に配置されて前記背凭部を支持するとともに、前記座部に連結される背凭支持部とを備える椅子であって、前記背凭支持部の上端近傍に配置される略水平な軸であり、前記背凭部の上側寄りを枢支し、前記背凭部の下端部を前後方向に揺動自在とする枢支軸と、前記下端部を前後方向に進退させるとともに、前記下端部の後方への移動を規制する後方移動規制部とを備え、前記枢支軸は、前記着座者の略第一腰椎から略第一胸椎までの高さに配置され、前記下端部は前記着座者の略仙骨上部から略第4腰椎までの高さに配置され、前記後方移動規制部は、一端側に正ネジ、他端側に逆ネジを設ける長ネジ部材であって、長手方向を前記枢支軸に略平行状態で、前記背凭部又は前記背凭支持部に回動自在に保持される長ネジ部材と、前記正ネジ及び前記逆ネジにそれぞれが螺合する一対のナット部材と、前記一対のナット部材にそれぞれ配置され、前記長手方向に直交する一対の第2枢支軸と、前記長ネジ部材と対向配置される対向部材であり、前記長ネジ部材が前記背凭部に保持される場合は、前記背凭支持部に保持され、前記長ネジ部材が前記背凭支持部に保持される場合は、前記背凭部に保持される対向部材と、前記対向部材に並置される一対の枢支軸であって、前記第2枢支軸に略平行な一対の第3枢支軸と、前記一対の第2枢支軸のうち一方の第2枢支軸に一端側を枢支され、前記一対の第3枢支軸のうち一方の第3枢支軸に他端側を枢支される第1連結部材と、前記一対の第2枢支軸のうち他方の第2枢支軸に一端側を枢支され、前記一対の第3枢支軸のうち他方の第3枢支軸に他端側を枢支される第2連結部材とを備え、前記一対のナット部材は、前記長ネジ部材の回動に伴って前記長手方向に沿って相反する方向に離接移動し、前記対向部材と前記長ネジ部材との間隔が伸縮する、椅子である。
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本発明によれば、座部と、前記座部に腰かける着座者の背中を受ける背凭部と、前記背凭部の後方に配置されて前記背凭部を支持するとともに、前記座部に連結される背凭支持部とを備える椅子であって、前記背凭支持部の上端近傍に配置される略水平な軸であり、前記背凭部の上側寄りを枢支し、前記背凭部の下端部を前後方向に揺動自在とする枢支軸と、前記下端部を前後方向に進退させるとともに、前記下端部の後方への移動を規制する後方移動規制部とを備え、前記枢支軸は、前記着座者の略第一腰椎から略第一胸椎までの高さに配置され、前記下端部は前記着座者の略仙骨上部から略第4腰椎までの高さに配置される構成であるから、枢支軸とその下方に配置される後方移動規制部とで背凭部の上下方向の傾斜を調整し、仙骨の生理的な姿勢を維持しつつ、胸椎の後方への移動を防ぐように着座者の上半身をサポートできるので 着座者は脊柱の生理的湾曲を維持しつつ着座可能となり、円背の防止に好適な椅子を提供できる。
また、前記後方移動規制部は、ネジ方向を前後方向に向けた状態で前記背凭支持部に取り付けられる雌ネジ部材と、前記雌ネジ部材に螺合する雄ネジ部材とを含み、前記雄ネジ部材の先端が前記背凭部の背面に当接する構成であるから、簡単な部材で後方移動規制部を実現できるので、着座者の脊柱の生理的湾曲を維持するために好適な椅子を安価に提供できる。
また、前記後方移動規制部は、一端側に正ネジ、他端側に逆ネジを設ける長ネジ部材であって、長手方向を前記枢支軸に略平行状態で、前記背凭部又は前記背凭支持部に回動自在に保持される長ネジ部材と、前記正ネジ及び前記逆ネジにそれぞれが螺合する一対のナット部材と、前記一対のナット部材にそれぞれ配置され、前記長手方向に直交する一対の第2枢支軸と、前記長ネジ部材と対向配置される対向部材と、前記対向部材に並置される一対の枢支軸であって、前記第2枢支軸に略平行な一対の第3枢支軸と、前記一対の第2枢支軸のうち一方の第2枢支軸に一端側を枢支され、前記一対の第3枢支軸のうち一方の第3枢支軸に他端側を枢支される第1連結部材と、前記一対の第2枢支軸のうち他方の第2枢支軸に一端側を枢支され、前記一対の第3枢支軸のうち他方の第3枢支軸に他端側を枢支される第2連結部材とを備え、前記一対のナット部材は、前記長ネジ部材の回動に伴って前記長手方向に沿って相反する方向に離接移動し、前記対向部材と前記長ネジ部材との間隔が伸縮する構成であるから、例えば背凭部の略横幅の長さの長ネジ部材を背凭部の背面側で保持し、対向部材を背凭支持部で保持すれば、長ネジ部材を回動させることで背凭部と背凭支持部との間隔が伸縮し、背凭部の上下方向の傾斜を調整できるので、例えば劇場用の椅子やリクライニング椅子等の様に、椅子の背面に手を回すことができない場合であっても、長ネジ部材の端が背凭部の側部に位置することから、その側部に手を回して端を回動させることで、背凭部の傾斜を調整可能となり、汎用性が高まる。
また、前記背凭支持部は、昇降可能に前記座部に連結される構成であるから、例えば、着座者に応じて背凭部の高さを調整可能等の利便性が高まる。
また、座部と、前記座部に腰かける着座者の背中を受ける背凭部と、前記背凭部の後方に配置されて前記背凭部を支持する背凭支持部と、前記背凭支持部の上端近傍に配置される略水平な軸であり、前記背凭部の上側寄りに連結され、前記背凭部の下端部を揺動自在とする枢支軸と、前記下端部を前後方向に進退させるとともに、前記下端部の後方への移動を規制する後方移動規制部とを備える椅子により前記着座者の背中を受ける着座者の背受方法であって、前記枢支軸は、前記着座者の略第一腰椎から略第一胸椎までの高さに配置され、前記下端部は前記着座者の略仙骨上部から略第4腰椎までの高さに配置された状態で前記着座者の背中を受ける構成であるから、枢支軸とその下方に配置される後方移動規制部とで背凭部の上下方向の傾斜を調整し、仙骨の生理的な姿勢を維持しつつ、胸椎の後方への移動を防ぐように着座者の上半身をサポートできるので 着座者は脊柱の生理的湾曲を維持しつつ着座可能となり、円背の防止に好適な着座者の背受方法を提供できる。
人の脊柱の生理的湾曲を示す説明図である。 着座時の脊柱の例を示す説明図である。 着座時の脊柱の例を示す説明図である。 本発明の実施形態における第1実施例に係る椅子の側面説明図である。 本発明の実施形態における第1実施例に係る椅子の背面説明図である。 本発明の実施形態における第2実施例に係る椅子の斜視説明図である。 本発明の実施形態における第2実施例に係る椅子の側面説明図である。 (a)は、図7のA−A線矢視図であり、(b)は、図7のB−B線矢視図である。
本発明の好適な実施形態の例について、図を用いて説明する。
まず、本実施形態における第1実施例に係る椅子10について図4及び図5を用いて説明する。本実施例の椅子10は、図4及び図5に示すように、脚部12に支持される座部14、着座者の背中を受ける背凭部16、背凭部16の後方に配置されて背凭部16を支持する背凭支持部18、背凭部16を背凭支持部18に連結するリンク部材46、背凭支持部18を座部14に連結させる連結部20、後方移動規制部50等を備える。
本実施例の座部14は、図4に示すように、例えば一人の臀部を載せることが可能な大きさで平面視略矩形状の座板13の上にクッション材15、クッション材15を覆うカバー布等を設けた公知の構成とすることができる。座部は、本実施例の構成に限るものではなく、平面視矩形状に限らず略円形であっても良い。また、座部は、ベンチ等で用いられる様に、複数人が腰かけることが可能な長方形状であってもよい。
次に、本実施例の脚部12は、例えば座部14の四隅から下方に突設される棒状部材で形成され、座部14を支持する。脚部は、本実施例の構成に限るものではなく、例えば5本の脚部材を放射状に配置し、放射状の中央に支持筒部材を立設し、座部側から垂下させる回転軸を筒部材で回転自在に枢支する公知の構成であっても良い。また、ベンチ等のような長椅子の場合、座部の長さに応じた脚の本数としてもよい。また、脚部の下端にキャスターを設け、移動自在な構成としてもよい。
次に、連結部20は、図4及び図5に示す様に、基部22及び基部22に連結される筒材24を備える。
基部22は、図4及び図5に示すように、例えば平面視矩形状の板状部材の様に、座部14の底に座部14と重ね合わせ状に取り付けることができる任意の形状で形成できる。そして、基部22は、ボルト26等の連結手段で座部14の底部に固定される。
次に、筒材24は、図4に示すように、例えば棒状の中空丸筒部材の基端側24aをL字状に折曲形成される。そして2本の筒材24,24が、図4及び図5に示すように、その長手方向を略垂直方向に向けた状態で平行に配置され、基端側24aを基部22の後端部に、例えば挿入して固定される。なお、筒材24は、図4及び図5に示すように、その上端寄りの背面側に、筒材24の中空部に連通する孔36を穿設し、その孔36にピン部材34を挿入させるが、この点については再述する。
次に、本実施例の背凭支持部18は、図4及び図5に示すように、縦筒部材28,28と、軸部材30と、横板材32とを備える。
縦筒部材28は、図4及び図5に示すように、例えば筒材24の筒孔に嵌合可能な直径で棒状の丸筒部材で形成される。この縦筒部材28には、図4及び図5に示すように、長手方向に沿って、縦筒部材28の内部に連通する複数の穴35,35・・・が、所定の間隔を設けて穿設される。そして、縦筒部材28,28は、図5に示すように、その長手方向を略垂直方向に向け、穴35,35・・・を後方に向けた状態で、筒材24,24と同じ間隔で配置される。
次に、軸部材30は、図4及び図5に示すように、例えば縦筒部材28,28と略同じ径の丸棒部材で形成される。そして、軸部材30は、図5に示すように、縦筒部材28,28の上端間に略水平に横架され、その両端が、例えばネジ29,29等の連結手段でそれぞれ縦筒部材28,28に連結される。このように配置される軸部材30は、図4に示すように、背凭部16を背凭支持部18で支持した場合、着座者の背面に対して略平行に配置され、その中心軸が、後述する枢支軸31を形成する。
次に、横板材32は、図5に示すように、縦筒部材28,28の間隔と略同じ長さの板材で形成される。そして、横板材32は、図4に示すように、その板面を縦筒部材28,28の長手方向と略平行にし、縦筒部材28,28の中途を横架する態様で配置され、その両端が縦筒部材28,28にそれぞれ固定される。なお、横板材32は、図5に示す様に、後述する後方移動規制部50を配置する。
このように構成される背凭支持部18は、図4及び図5に示すように、その縦筒部材28,28が筒材24,24の上方からその中空筒部にそれぞれ挿入される。従って、背凭支持部18は、図5に示すように、筒材24に沿って昇降可能に構成される。そして、縦筒部材28は、図4に示すように、筒材24に設けられた孔36に挿入されるピン部材34が、上述した穴35のうちいずれかの穴35に挿入されることで、背凭支持部18の落下が規制されて所定の高さに固定される。
このように、本実施例の背凭支持部18は、連結部20を介して昇降可能に座部14に連結される構成となっているのである。
なお、連結部は、本実施例の様に、2本の筒材を基部22から立設する構成に限らず、1本の筒材を基部22の後部中央近傍から立設させても良い。その場合、背凭支持部は、前記筒材に嵌合可能な1本の縦筒部材と、前記縦筒部材の上端に横丸棒を備え、背面視で略T字状に形成されてもよい。
さらに、背凭支持部は、本実施例の構成に限るものではなく、例えば連結部20を無くし、座部14に直接連結される構成であっても良い。
次に、背凭部16は、図4及び図5に示すように、基板42、背当部44等を備える。
まず、基板42は、図4及び図5に示すように、例えば着座者の背中を受けることができる大きさで略矩形状の板状部材で形成される。より詳しくは、基板42の縦方向の長さは、図4に示すように、軸部材30が着座者の略第9胸椎の高さに配置された場合、基板42の下端部(16a)は着座者の略仙骨上部の高さに配置される様に形成されるが、この点については再述する。
次に、背当部44は、例えば基板42と略同じ広さで、ある程度の厚みを有するクッション材及びこのクッション材を覆うカバー布材で形成される。そして、背当部44は、図4及び図5に示すように、基板42の前面側に重ね合わせ状に取り付けられる。
次に、リンク部材46は、図4及び図5に示すように、例えば側面略U字状で、縦筒部材28,28の間に配置可能な長さを有するブロック部材で形成される。しかもリンク部材46は、図4及び図5に示すように、その長さ方向に沿う貫通孔であり、断面が円形で軸部材30を遊挿可能な丸孔47を、側面視U字状の円弧側寄りに開孔して形成される。
このリンク部材46は、図4及び図5に示すように、丸孔47を軸部材30に遊挿され、軸部材30の中心軸(31)回りに回動自在に軸支される。そして、リンク部材46は、図4及び図5に示すように、その側面視U字状の円弧側と反対側の底面を、基板42の上側寄りの背面にベース板49を介して固設される。
従って背凭部16は、図4及び図5に示すように、背当部44側で着座者の背中を受けることが可能で、その下端部16aが前後方向に揺動自在となるように枢支される。
すなわち、本実施例の椅子10は、背凭支持部18の上端近傍に配置される略水平な軸であり、背凭部16の上側寄りに連結され、背凭部16の下端部を揺動自在とする枢支軸31を備える構成となっているのである。
また、図4に示すように、本実施例において、背凭部16の下端部16aから座部14までの空間は、着座者の臀部の後部を受け入れる臀後部受入空間を形成する。なお、背凭部16の下端部16aから座部14までは、本実施例の空間に限るものではなく、臀後部を受け入れ可能な弾力性を有するクッション材等を配置し、臀後部受入部としても良い。
次に、後方移動規制部50は、図4及び図5に示すように、雌ネジ部材52と、雄ネジ部材54とを備える。
雌ネジ部材52は、例えば公知の筒状ナットで形成され、図4及び図5に示すように、そのネジ方向を前後方向に向けた状態で横板材32の中央部に取り付けられる。
雄ネジ部材54は、雌ネジ部材52に螺合するボルトで形成される。そして、雄ネジ部材54は、図4に示すように、例えばその長手方向の中央近傍が雌ネジ部材52に螺合した状態で、雄ネジ部材54の先端54aが背凭部の背面に当接する長さを有する。なお、図4において符号53は、雄ネジ部材54の反対端に設けられ、雄ネジ部材54を回動させるためのつまみを示す。
従って、雄ネジ部材54を雄ネジ部材54に螺合させ、先端54aを背凭部16の下端部16aに当接させつつ回転させることで、背凭部16の下端部16aを前後方向に進退させることができる。そして、雄ネジ部材54の先端54aが、下端部16aの背面に当接している状態で、下端部16aの後方への移動を規制する。
このように、下端部16aを前後方向に進退させることで、背凭部16の傾斜角、すなわち背凭部16の垂線に対する角度を変えることができる。従って、着座者が長時間同じ姿勢で使用する場合等に傾斜角を調整することで、長時間同じ姿勢を維持することにより蓄積しがちな身体の疲労を軽減できる。
上述のように、本実施例の椅子10は、背凭部16の下端部16aを前後方向に進退させるとともに、下端部16aの後方への移動を規制する後方移動規制部50を備える構成となっているのである。
また、後方移動規制部50は、ネジ方向を前後方向に向けた状態で背凭支持部18に取り付けられる雌ネジ部材52と、雌ネジ部材52に螺合する雄ネジ部材54とを含み、雄ネジ部材54の先端54aが背凭部16の背面に当接する構成となっているのである。
以上の様に構成される椅子10に着座する際は、背凭支持部18を筒材24に沿って昇降させ、図4に示すように、例えば着座者の略第9胸椎の高さに軸部材30を配置し、ピン部材34で背凭支持部18と連結部20とを固定する。そうすることで、図4に示すように、軸部材30に枢支される背凭部16の下端部16aは、着座者の略仙骨上部、より詳しくは、第1仙椎近傍の高さまでに配置される。
次に、着座者の背中を背凭部16で受けた際に生理的な仙骨の姿勢となる様に、後方移動規制部50によって下端部16aの前後位置を調節するとともに、仙骨上端の後方への移動を規制する。
なお、軸部材30の高さ、すなわち枢支軸31の高さは、本実施例に限るものではなく、図4に示す様に、着座者の略第一腰椎から略第一胸椎までの高さ範囲Aに配置されてもよい。また、下端部16aの高さも本実施例に限るものではなく、図4に示す様に、着座者の略仙骨上部から略第4腰椎までの高さ範囲Bに配置されてもよい。このような構成とすることで、図4に示すように、後方移動規制部50を介して背凭部16の傾斜を、脊柱の略第1湾曲部1から略第2湾曲部2までの生理的な傾斜に略同じにできる。
ここで、背凭部16の下端部16aの高さを範囲Bとするのは、背凭部16の下端部16aの高さが範囲Bを逸脱すると、仙骨上端が後方に移動し易くなり、脊柱の生理的な湾曲(特に第1湾曲)を維持し難くなるからである。
次に、本発明の実施形態における第2実施例に係る椅子について、図6〜図8を用いて説明する。第1実施例の椅子10と、第2実施例の椅子60との主な相違点は、後方移動規制部の構成にあり、以下、第1実施例と同様な部材には同じ符号或いは同じ符号に「´」を設けた符号を付し、その説明を省略する。また、図7(a)は、背凭部16の下端部が背凭支持部に近付いた様子を示し、図7(b)は、背凭部16の下端部が背凭支持部から離れた様子を示す。また、図8(a)は、図7(a)のA−A線矢視説明図を示し、図8(b)は、図7(b)のB−B線矢視説明図を示す。
本実施例の椅子60は、図6に示すように、脚部12、座部14、背凭部16、リンク部材46´,46´、背凭支持部62、連結部20、後方移動規制部66等を備える。
本実施例の背凭支持部62は、図6に示すように、逆U字状部材64、支柱部材68等を備える。
逆U字状部材64は、例えば筒材24の内側に嵌合可能な径を有する丸筒部材を、図6に示す様に、逆U字状に折曲して形成される。その際、図6に示すように、逆U字状部材64の両側の縦丸筒部分64a,64bは、筒材24,24にそれぞれ嵌合可能に配置される。また、図6に示すように、上述した穴35がこの縦丸筒部分64a,64bに穿設され、逆U字状部材64は、ピン部材34を介して筒材24に固定可能となっている。
次に、支柱部材68は、図6に示すように、例えば縦板部材68aと、丸棒部材68b等を備える。
縦板部材68aは、図6に示すように、逆U字状部材64の上端部64cの長さ長辺と、その長辺の略半分の短辺と、上述した丸筒部材の略直径の厚さとを有する長方形状の板材で形成される。そして、縦板部材68aは、図6に示すように、縦板部材68aの長辺を縦方向に向けた状態で、縦板部材68aの底部を逆U字状部材64の上端部64cの中央近傍に配置され、例えばネジ(図示しない)等で逆U字状部材64に連結固定される。
次に、丸棒部材68bは、図6に示すように、例えば縦板部材68aの略厚さの直径と、縦板部材68aの短辺の略2倍の長さを有する棒部材で形成される。そして、丸棒部材68bは、図6に示すように、その長手方向を縦板部材68aの短辺に平行にした状態で、その中央近傍を縦板部材68aの頭部に例えば溶着されて固定される。本実施例の支柱部材68は、図6に示すように、略T字状に形成される。
次に、リンク部材46´は、図6に示すように、例えば上述したリンク部材46と同様な形状で、しかも丸棒部材68bを遊挿可能な貫通孔からなる丸孔47´を備える。そして、2つのリンク部材46´,46´が、図6に示すように、その丸孔47´,47´に丸棒部材68bの両端をそれぞれ遊挿させつつ、丸棒部材68bの中心軸(31)回りに回動自在に軸支される。このように形成されるリンク部材46´,46´は、図6に示すように、背凭部16の上側寄りの背面に固設される。そのため、背凭部16の下端側が前後方向に自在に揺動可能となる。
このように、丸棒部材68bの中心軸が、背凭支持部62の上端近傍に配置されるとともに背凭部16の上側寄りを枢支し、背凭部16の下端部を前後方向に揺動自在とする枢支軸31として機能するのである。
次に、後方移動規制部66は、図6に示すように、長ネジ部材70、一対のナット部材72a、72b、一対の連結部材74a,74b、対向部材76等を備える。
まず、長ネジ部材70は、図6及び図8に示すように、丸棒部材の一端側に正ネジ80a、他端側に正ネジ80aと同じピッチでネジ方向が逆の逆ネジ80bをそれぞれ刻設されて形成される。そして長ネジ部材70は、図6〜図8に示すように、その長手方向を枢支軸31と略平行にし、基板42の板面に略平行な状態で背凭部16の背面の下端寄りに配置される。
この様に配置される長ネジ部材70は、図6〜図8に示すように、背凭部16の基板42に固設される保持部材82a,82bにより、その左右端部をそれぞれ保持される。より詳しくは、保持部材82a,82bは、図6〜図8に示すように、略直方体状のブロック部材に、長ネジ部材70の直径よりもわずかに大きい直径の嵌合孔87a,87bを長ネジ部材70の長手方向に沿って開孔する。そして、保持部材82a,82bは、図8に示すように、長ネジ部材70の両端部を嵌合孔87a,87bにそれぞれ遊挿させつつ、長ネジ部材70を回動自在に保持する。
したがって、長ネジ部材70は、上述の様に取り付けられた丸棒部材68bと略平行、すなわち枢支軸31と略平行状態で背凭部16に回動自在に保持される構成となっているのである。
なお、図6〜図8において、符号71は、長ネジ部材70の一端に設けられて、長ネジ部材70を回動させるためのツマミを示す。
次に、図6及び図8に示すように、一対のナット部材72a、72bのうち一方のナット部材72aは、長ネジ部材70の正ネジ80aに螺合可能な雌ネジ部材で形成され、他方のナット部材72bは、長ネジ部材70の逆ネジ80bに螺合可能な雌ネジ部材で形成される。
一方のナット部材72aは、図6及び図7に示すように、その上下端部に長ネジ部材70の長手方向に略直交方向で断面が円形の枢支孔75a,75bを、それぞれ開孔する。また、他方のナット部材72bも、その上下端部にナット部材72bの長ネジ部材70の長手方向に略直交方向で断面が円形の枢支孔75c,75dをそれぞれ開孔する。そして、図6及び図8に示す様に、この枢支孔75a,75bの中心軸及び枢支孔75c,75dの中心軸が、一対の第2枢支軸84a,84bを構成する。
次に、対向部材76は、図6に及び図8に示すように、縦板部材68aの短辺の略1.5倍の長辺と、縦板部材68aの長辺の略1/5の短辺と、縦板部材68aの厚さの略2倍の厚さを有する厚板部材で形成される。対向部材76は、図6及び図8に示すように、上述した長辺の中央部を短辺方向に貫通する貫通孔であって、縦板部材68aの断面形状と略同じ平面視矩形状の貫通孔77を穿設される。
そして、対向部材76は、図6及び図8に示すように、長ネジ部材70の中央部に対向する位置に配置され、縦板部材68aに貫通孔77を貫通させた状態で、縦板部材68aの縦方向の中途に例えばネジ(図示しない)等で固定される。このように、対向部材76は、背凭支持部62に保持される。
また、対向部材76は、図6及び図8に示すように、後述する連結部材74a,74bを連結させる連結孔79a,79bを開孔する。この連結孔79a,79bは、図6及び図8に示すように、断面が円形で対向部材76の両端近傍を短辺に沿ってそれぞれ貫通し、断面が円形の貫通孔で形成される。そして、図6及び図8に示す様に、この様に対向部材76に並置される連結孔79a,79bの中心軸が、一対の第2枢支軸84a,84bに略平行な一対の第3枢支軸88a,88bを構成する。
次に、連結部材74a,74bは、例えば断面が円形の線材を折曲して形成される。具体的には、連結部材74a,74bは、図7(b)に示すように、略コ字状の上下辺の開放端85側が内側に向かってL字状にそれぞれ折曲される変形コ字状に形成される。
そして、一対の連結部材74a,74bのうち一方の連結部材74aは、図6〜図8に示すように、開放端85側が枢支孔75a,75bにそれぞれ遊挿され、枢支孔75a,75bの中心軸回りに回動自在に連結される。すなわち連結部材74aの一端側は、一対の第2枢支軸84a,84bのうち一方の第2枢支軸84aに枢支される。一方、図6〜図8に示すように、開放端85と反対側の縦棒部分86が、連結孔79aに遊挿され、連結孔79aの中心軸回りに回動自在に連結される。すなわち連結部材74aの他端側は、一対の第3枢支軸88a,88bのうち第2枢支軸84aに近い第3枢支軸88aに枢支される。
このように、連結部材74aは、一端側をナット部材72aと連結し、他端側を対向部材76と連結する。
同様に、一対の連結部材74a,74bのうち他方の連結部材74bは、図6〜図8に示すように、開放端85側が枢支孔75c,75dにそれぞれ遊挿され、枢支孔75c,75dの中心軸回りに回動自在に連結される。すなわち連結部材74bの一端側は、一対の第2枢支軸84a,84bのうち他方の第2枢支軸84bに枢支される。一方、図6〜図8に示すように、開放端85と反対側の縦棒部分86が、連結孔79bに遊挿され、連結孔79bの中心軸回りに回動自在に連結される。すなわち連結部材74bの他端側は、一対の第3枢支軸88a,88bのうち第2枢支軸84bに近い第3枢支軸88bに枢支される。
このように、連結部材74bは、一端側をナット部材72bと連結し、他端側を対向部材76と連結する。
本実施例の椅子60を使用する際は、ツマミ71を手で回して長ネジ部材70を回動させる。その際、ナット部材72a,72bは、それぞれ連結部材74a,74bを介して対向部材76に連結されているため、長ネジ部材70が回動しても連結部材74a,74bを構成する線材の剛性によって回動が規制される。すなわち、ナット部材72a、72bは、その回動を規制されつつ長ネジ部材70に螺合する。
そして、一対のナット部材72a,72bは、図8に示すように、長ネジ部材70の長手方向に沿って相反する方向に接離移動する。そのため、図8に示す様に、背凭部16と背凭支持部62との間隔が伸縮し、背凭部16の上下方向の傾斜を調整できる。
本実施例の椅子60によれば、長ネジ部材70のツマミ71が背凭部16の側部に位置するため、例えば劇場用の椅子やリクライニング椅子等の様に、椅子の背面に手を回すことができない場合であっても、ツマミ71を手で回動させることで、背凭部の傾斜を調整可能となり、利便性及び汎用性が高まる。
なお、本実施例において、長ネジ部材70は、背凭部16で保持され、対向部材76は背凭支持部18で保持されるが、本実施例の構成に限るものではなく、逆に長ネジ部材70が背凭支持部18で保持され、対向部材が背凭部16で保持される構成であってもよい。また、連結部材は、本実施例のように線材を折曲形成するものに限らず、板状等の任意の形状で形成できる。そして、公知の手段により板状の連結部材の一端をナット部材に枢支連結し、他端を対向部材に枢支連結すると良い。
以上説明した様に、本実施例の椅子10,60によれば、背凭部16によって生理的な仙骨の状態を維持しつつ、着座者の腰部から上側部分が後方に倒れることを防止できるので、着座者の脊柱の生理的湾曲を維持しつつ着座可能なことから、長時間着座しても円背を防止可能な椅子提供できる。
また、本実施例の着座者の背受方法によれば、座部14と、座部14に腰かける着座者の背中を受ける背凭部16と、背凭部16の後方に配置されて背凭部16を支持する背凭支持部18,62と、背凭支持部18,62の上端近傍に配置される略水平な軸であり、背凭部16の上側寄りに連結され、背凭部16の下端部16aを揺動自在とする枢支軸31と、背凭部16の下端の後方への移動を規制する後方移動規制部50,66とを備える椅子10,60により着座者の背中を受ける着座者の背受方法であって、枢支軸31は、着座者の第一腰椎から第一胸椎までの高さに配置され、背凭部16の下端部16aは前記着座者の仙骨上部から第4腰椎までの高さに配置された状態で着座者の背中を受ける構成であるから、背凭部16によって生理的な仙骨の状態を維持しつつ、着座者の腰部から上側部分が後方に倒れることを防止できるので、着座者の脊柱の生理的湾曲を維持しつつ着座可能なことから、長時間着座しても円背を防止可能な着座者の背受方法を提供できる。
以上、本発明の実施形態のうちいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
10,60 椅子
14 座部
16 背凭部
16a 下端部
18 背凭支持部
31 枢支軸
50,66 後方移動規制部
52 雌ネジ部材
54 雄ネジ部材
70 長ネジ部材
72a,72b 一対のナット部材
76 対向部材
74a,74b 一対の連結部材
84a,84b 一対の第2枢支軸
88a,88b 一対の第3枢支軸

Claims (1)

  1. 座部と、前記座部に腰かける着座者の背中を受ける背凭部と、前記背凭部の後方に配置されて前記背凭部を支持するとともに、前記座部に連結される背凭支持部とを備える椅子であって、
    前記背凭支持部の上端近傍に配置される略水平な軸であり、前記背凭部の上側寄りを枢支し、前記背凭部の下端部を前後方向に揺動自在とする枢支軸と、
    前記下端部を前後方向に進退させるとともに、前記下端部の後方への移動を規制する後方移動規制部とを備え、
    前記枢支軸は、前記着座者の略第一腰椎から略第一胸椎までの高さに配置され、前記下端部は前記着座者の略仙骨上部から略第4腰椎までの高さに配置され、
    前記後方移動規制部は、
    一端側に正ネジ、他端側に逆ネジを設ける長ネジ部材であって、長手方向を前記枢支軸に略平行状態で、前記背凭部又は前記背凭支持部に回動自在に保持される長ネジ部材と、
    前記正ネジ及び前記逆ネジにそれぞれが螺合する一対のナット部材と、
    前記一対のナット部材にそれぞれ配置され、前記長手方向に直交する一対の第2枢支軸と、
    前記長ネジ部材と対向配置される対向部材であり、前記長ネジ部材が前記背凭部に保持される場合は、前記背凭支持部に保持され、前記長ネジ部材が前記背凭支持部に保持される場合は、前記背凭部に保持される対向部材と、
    前記対向部材に並置される一対の枢支軸であって、前記第2枢支軸に略平行な一対の第3枢支軸と、
    前記一対の第2枢支軸のうち一方の第2枢支軸に一端側を枢支され、前記一対の第3枢支軸のうち一方の第3枢支軸に他端側を枢支される第1連結部材と、
    前記一対の第2枢支軸のうち他方の第2枢支軸に一端側を枢支され、前記一対の第3枢支軸のうち他方の第3枢支軸に他端側を枢支される第2連結部材とを備え、
    前記一対のナット部材は、前記長ネジ部材の回動に伴って前記長手方向に沿って相反する方向に離接移動し、前記対向部材と前記長ネジ部材との間隔が伸縮することを特徴とする椅子。
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