JPS622202Y2 - - Google Patents
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- JPS622202Y2 JPS622202Y2 JP1982021995U JP2199582U JPS622202Y2 JP S622202 Y2 JPS622202 Y2 JP S622202Y2 JP 1982021995 U JP1982021995 U JP 1982021995U JP 2199582 U JP2199582 U JP 2199582U JP S622202 Y2 JPS622202 Y2 JP S622202Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- pipe
- hole
- thread
- untwisting
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H69/00—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
- B65H69/06—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing
- B65H69/061—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing using pneumatic means
- B65H69/063—Preparation of the yarn ends
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空気式糸継装置における糸端解撚装置
に関し、紡績糸糸端を糸継ぎする場合に、多種多
様の太さ或は繊維長の繊維の集合体である糸のそ
れぞれの特性に合致した糸継ぎをするために、糸
端に対して噴出する糸端解撚気流の強さ、方向等
を適宜変更することができるようにすることを目
的として、ノズル孔に緩嵌合した糸端解撚用パイ
プの周壁に、該パイプ奥方向に向かう傾斜を有す
る噴出孔を傾斜及び孔径を異ならしめて複数本設
け、ノズル孔側部に設けた導気孔と前記噴出孔と
を適宜一致させて固定したことを特徴とするもの
である。
に関し、紡績糸糸端を糸継ぎする場合に、多種多
様の太さ或は繊維長の繊維の集合体である糸のそ
れぞれの特性に合致した糸継ぎをするために、糸
端に対して噴出する糸端解撚気流の強さ、方向等
を適宜変更することができるようにすることを目
的として、ノズル孔に緩嵌合した糸端解撚用パイ
プの周壁に、該パイプ奥方向に向かう傾斜を有す
る噴出孔を傾斜及び孔径を異ならしめて複数本設
け、ノズル孔側部に設けた導気孔と前記噴出孔と
を適宜一致させて固定したことを特徴とするもの
である。
紡績糸の糸端を糸継ぎする場合に、両糸端をそ
れぞれ別個の解撚パイプ中に吸引し、解撚パイプ
中で両糸端に圧力気流を吹き付けて糸端を構成す
る繊維を解繊しているが、糸の種類によつて、そ
れぞれ糸を構成する繊維の太さ、繊維長或は糸の
太さ等によつて解撚時糸端に吹き付ける圧力空気
の量及び吹き付け方向等はそれぞれ変更しなけれ
ばならない。
れぞれ別個の解撚パイプ中に吸引し、解撚パイプ
中で両糸端に圧力気流を吹き付けて糸端を構成す
る繊維を解繊しているが、糸の種類によつて、そ
れぞれ糸を構成する繊維の太さ、繊維長或は糸の
太さ等によつて解撚時糸端に吹き付ける圧力空気
の量及び吹き付け方向等はそれぞれ変更しなけれ
ばならない。
この点に鑑みてなされたのが本考案で、次にそ
の実施の一例を図面と共に説明する。
の実施の一例を図面と共に説明する。
第1図は空気式糸継装置1の正面図で、糸継装
置は自動ワインダーに取り付けられているものと
する。中央部に糸継部材2があり、糸継部材2は
第3図に示すように、前面に設けた開放されたス
リツト3に続く糸継ぎ孔4を有し、ここに噴出ノ
ズル5から空気流が噴出し糸継ぎが行なわれる。
6は図示しない圧力空気源に連らなる導管であ
る。糸継部材2はブラケツト7に螺着され、ブラ
ケツト7は糸ガイド8,9,10,11を有して
いる。また、ブラケツト7には糸端解撚用のノズ
ル孔12,13が開孔している。糸継部材2の両
側をはさむかたちで糸押えレバー14があり、糸
継ぎ孔4へ糸が入るのを助ける。糸押えレバー1
4はその基部に設けた図示しないロツドを引くこ
とにより旋回転する。16,17は糸切断装置で
固定刃と可動刃よりなり、可動刃に連結した図示
しないレバーを引くことにより作動する。その両
側にガイド溝19,20を有するフオークガイド
21と、ガイド溝22,23を有するフオークガ
イド24がある。フオークガイド21の上方には
旋回レバー25、クランプ板26よりなるパツケ
ージ側糸端クランプ装置27があり、フオークガ
イド24の下にはレバー28、可動クランプ板2
9よりなるボビン側糸端クランプ装置30があ
る。糸継部材2の右の方には支軸31に軸支され
た一対の糸寄せレバー32,32がある。33は
糸寄せレバー32のストツパーである。ボビン側
糸端クランプ装置30の下方には固定ガイド板3
4に取り付けられた検出装置35があり、継なが
れる糸のチエツクをする外に、通常の捲き取り時
にも糸をチエツクしている。固定ガイド板34と
検出装置35の両者をはさむ形で旋回軸36に軸
支された一対の切替レバー37,37を設ける。
切替えレバー37,37には検出装置35の糸道
38と一致するガイド溝39、及びそれに続く逃
げ溝40,フツク部41を設けている。
置は自動ワインダーに取り付けられているものと
する。中央部に糸継部材2があり、糸継部材2は
第3図に示すように、前面に設けた開放されたス
リツト3に続く糸継ぎ孔4を有し、ここに噴出ノ
ズル5から空気流が噴出し糸継ぎが行なわれる。
6は図示しない圧力空気源に連らなる導管であ
る。糸継部材2はブラケツト7に螺着され、ブラ
ケツト7は糸ガイド8,9,10,11を有して
いる。また、ブラケツト7には糸端解撚用のノズ
ル孔12,13が開孔している。糸継部材2の両
側をはさむかたちで糸押えレバー14があり、糸
継ぎ孔4へ糸が入るのを助ける。糸押えレバー1
4はその基部に設けた図示しないロツドを引くこ
とにより旋回転する。16,17は糸切断装置で
固定刃と可動刃よりなり、可動刃に連結した図示
しないレバーを引くことにより作動する。その両
側にガイド溝19,20を有するフオークガイド
21と、ガイド溝22,23を有するフオークガ
イド24がある。フオークガイド21の上方には
旋回レバー25、クランプ板26よりなるパツケ
ージ側糸端クランプ装置27があり、フオークガ
イド24の下にはレバー28、可動クランプ板2
9よりなるボビン側糸端クランプ装置30があ
る。糸継部材2の右の方には支軸31に軸支され
た一対の糸寄せレバー32,32がある。33は
糸寄せレバー32のストツパーである。ボビン側
糸端クランプ装置30の下方には固定ガイド板3
4に取り付けられた検出装置35があり、継なが
れる糸のチエツクをする外に、通常の捲き取り時
にも糸をチエツクしている。固定ガイド板34と
検出装置35の両者をはさむ形で旋回軸36に軸
支された一対の切替レバー37,37を設ける。
切替えレバー37,37には検出装置35の糸道
38と一致するガイド溝39、及びそれに続く逃
げ溝40,フツク部41を設けている。
ノズル孔12,13は同形であるので、一方の
ノズル孔12について説明する。第3図において
12は、ブロツク50に穿設したノズル孔で、孔
内にノズル孔12の軸方向に摺動可能な管状の糸
端解撚用パイプ61を嵌合している。糸端解撚用
パイプ61は図示しないサクシヨンパイプに連ら
なるフレキシブルパイプ62に接続されている。
糸端解撚用パイプ61の開孔端付近には斜めに、
糸端解撚用パイプ61の奥方向に向く噴出孔63
を設けてある。噴出孔63は、複数本設けられ、
その傾斜角度、孔径は適宜異ならしめてある。噴
出孔63は糸端解撚用パイプ61を適宜回転する
ことによつて一本ずつ導気孔64と連続させる。
第4図に示す例では、複数の噴出孔63a,63
bはほぼ同一仮想平面上にあるが、孔数が多いと
きには、複数の仮想平面上にそれぞれ複数の噴出
孔63を設けても良い。65はセツト螺子で、糸
端解撚用パイプ61を適宜回転させた後、その位
置を固定するためのものである。導気孔64は図
示しない圧力導管に接続されている。
ノズル孔12について説明する。第3図において
12は、ブロツク50に穿設したノズル孔で、孔
内にノズル孔12の軸方向に摺動可能な管状の糸
端解撚用パイプ61を嵌合している。糸端解撚用
パイプ61は図示しないサクシヨンパイプに連ら
なるフレキシブルパイプ62に接続されている。
糸端解撚用パイプ61の開孔端付近には斜めに、
糸端解撚用パイプ61の奥方向に向く噴出孔63
を設けてある。噴出孔63は、複数本設けられ、
その傾斜角度、孔径は適宜異ならしめてある。噴
出孔63は糸端解撚用パイプ61を適宜回転する
ことによつて一本ずつ導気孔64と連続させる。
第4図に示す例では、複数の噴出孔63a,63
bはほぼ同一仮想平面上にあるが、孔数が多いと
きには、複数の仮想平面上にそれぞれ複数の噴出
孔63を設けても良い。65はセツト螺子で、糸
端解撚用パイプ61を適宜回転させた後、その位
置を固定するためのものである。導気孔64は図
示しない圧力導管に接続されている。
次に本考案装置による糸継ぎについて説明す
る。
る。
ワインド中の糸の切断またはボビンの糸層がな
くなつたことを探知する検出装置35が、糸が走
行していないことを感知するとワインドが停止し
糸継ぎ動作が行なわれる。一対のパツケージ側サ
クシヨンアーム44とボビン側サクシヨンアーム
43とが、パツケージ側糸端YPとボビン側糸端
YBとをそれぞれ吸引して旋回し、糸継装置1に
糸端を導入する。上記一対のサクシヨンアーム4
4,43の旋回は同時には行なわれず、最初にパ
ツケージ側糸端YPがパツケージ側サクシヨンア
ーム44によつて吸引され、糸継装置1の外側位
置まで旋回移動して停止し、所定時間経過後にボ
ビン側糸端YBが、ボビン側サクシヨンアーム4
3に吸引されて糸継装置1の外側位置まで旋回移
動して停止する。前記パツケージ側サクシヨンア
ーム44が作動後、ボビン側サクシヨンアーム4
3が作動開始するまでの間に、パツケージ側の糸
クランプ装置27の旋回レバーが揺動して糸YP
を旋回レバー25とクランプ板26間に導くと共
に、糸YPを検出装置35近傍に設置されている
固定ガイド板34並びに切替えレバー37のガイ
ド溝39に導入し、前記検出装置35でチエツク
が行なわれた後、切替えレバー37が旋回軸36
を支点に旋回して糸YPを検出装置35より除去
し、逃げ溝40内へ嵌入させる。そこでボビン側
サクシヨンアーム43がボビン側糸YBを吸引し
て、糸継装置1の外側位置まで旋回移動して停止
する。この時糸YBは、前記切替えレバー37の
フツク部41を経てボビン側クランプ装置30の
レバー28とクランプ板29との間に導かれる。
くなつたことを探知する検出装置35が、糸が走
行していないことを感知するとワインドが停止し
糸継ぎ動作が行なわれる。一対のパツケージ側サ
クシヨンアーム44とボビン側サクシヨンアーム
43とが、パツケージ側糸端YPとボビン側糸端
YBとをそれぞれ吸引して旋回し、糸継装置1に
糸端を導入する。上記一対のサクシヨンアーム4
4,43の旋回は同時には行なわれず、最初にパ
ツケージ側糸端YPがパツケージ側サクシヨンア
ーム44によつて吸引され、糸継装置1の外側位
置まで旋回移動して停止し、所定時間経過後にボ
ビン側糸端YBが、ボビン側サクシヨンアーム4
3に吸引されて糸継装置1の外側位置まで旋回移
動して停止する。前記パツケージ側サクシヨンア
ーム44が作動後、ボビン側サクシヨンアーム4
3が作動開始するまでの間に、パツケージ側の糸
クランプ装置27の旋回レバーが揺動して糸YP
を旋回レバー25とクランプ板26間に導くと共
に、糸YPを検出装置35近傍に設置されている
固定ガイド板34並びに切替えレバー37のガイ
ド溝39に導入し、前記検出装置35でチエツク
が行なわれた後、切替えレバー37が旋回軸36
を支点に旋回して糸YPを検出装置35より除去
し、逃げ溝40内へ嵌入させる。そこでボビン側
サクシヨンアーム43がボビン側糸YBを吸引し
て、糸継装置1の外側位置まで旋回移動して停止
する。この時糸YBは、前記切替えレバー37の
フツク部41を経てボビン側クランプ装置30の
レバー28とクランプ板29との間に導かれる。
前記ボビン側及びパツケージ側サクシヨンアー
ム43,44の動作が終了すると、糸寄せレバー
32,32が支軸31を支点に旋回作動してボビ
ン側糸YBをフオークガイド21のガイド溝1
9、糸継部材2の糸継ぎ孔4、糸ガイド10,1
1間の溝部、さらにフオークガイド24のガイド
溝22へと導き、パツケージ側糸YPをフオーク
ガイド21のガイド溝20、糸ガイド8,9間の
溝部、糸継部材2の糸継ぎ孔4、およびフオーク
ガイド24のガイド溝23へと導く。その後、パ
ツケージ側クランプ装置27の旋回レバー25が
クランプ板26に圧接し、パツケージ側糸YPが
クランプされ、ボビン側クランプ装置30のクラ
ンプ板29がレバー28に圧接し、ボビン側糸
YBがクランプされる。
ム43,44の動作が終了すると、糸寄せレバー
32,32が支軸31を支点に旋回作動してボビ
ン側糸YBをフオークガイド21のガイド溝1
9、糸継部材2の糸継ぎ孔4、糸ガイド10,1
1間の溝部、さらにフオークガイド24のガイド
溝22へと導き、パツケージ側糸YPをフオーク
ガイド21のガイド溝20、糸ガイド8,9間の
溝部、糸継部材2の糸継ぎ孔4、およびフオーク
ガイド24のガイド溝23へと導く。その後、パ
ツケージ側クランプ装置27の旋回レバー25が
クランプ板26に圧接し、パツケージ側糸YPが
クランプされ、ボビン側クランプ装置30のクラ
ンプ板29がレバー28に圧接し、ボビン側糸
YBがクランプされる。
次いで切断装置16,17のレバーが引かれる
ことによつてボビン側クランプ装置30及びパツ
ケージ側クランプ装置27より所定の位置におい
て糸切断装置が作動し糸切断が行なわれる。
ことによつてボビン側クランプ装置30及びパツ
ケージ側クランプ装置27より所定の位置におい
て糸切断装置が作動し糸切断が行なわれる。
糸切断と相前後してノズル孔12,13が作動
し、その吸引作用により第3図の如く、切断され
た糸端が糸端解撚用ノズル孔12,13に吸引さ
れる。その後、糸寄せレバー32,32が後退し
て糸端はさらにノズル孔12,13の奥の方へ吸
引される。ノズル孔12は糸端解撚用パイプ61
に接続されるフレキシブルパイプ62のサクシヨ
ン効果によつて吸引作用を生じる。同時にブロツ
ク50に設けられた導気孔64を介し、糸端解撚
用パイプ61へ穿設された噴出孔63より糸端解
撚用パイプ61内の糸端へと圧縮流体が噴出さ
れ、糸端解撚用パイプ61内の糸端の撚りが戻さ
れほぐされる。このとき、糸継ぎする糸の太さ、
糸を構成する繊維の繊維長等によつて糸端に吹き
付ける圧力空気の量を、最もその糸に適したもの
にしなければならない。そのために、第5図に示
すブロツク50に螺合し、先端を糸端解撚用パイ
プ61に当接しているセツト螺子65をゆるめ
て、糸端解撚用パイプ61をフリー状態とし、該
パイプ61に設けた複数の噴出孔63の内最も適
したものを選んで、導気孔64と一致させて、セ
ツト螺子65を固定し、噴出孔63から圧力空気
を噴出する。
し、その吸引作用により第3図の如く、切断され
た糸端が糸端解撚用ノズル孔12,13に吸引さ
れる。その後、糸寄せレバー32,32が後退し
て糸端はさらにノズル孔12,13の奥の方へ吸
引される。ノズル孔12は糸端解撚用パイプ61
に接続されるフレキシブルパイプ62のサクシヨ
ン効果によつて吸引作用を生じる。同時にブロツ
ク50に設けられた導気孔64を介し、糸端解撚
用パイプ61へ穿設された噴出孔63より糸端解
撚用パイプ61内の糸端へと圧縮流体が噴出さ
れ、糸端解撚用パイプ61内の糸端の撚りが戻さ
れほぐされる。このとき、糸継ぎする糸の太さ、
糸を構成する繊維の繊維長等によつて糸端に吹き
付ける圧力空気の量を、最もその糸に適したもの
にしなければならない。そのために、第5図に示
すブロツク50に螺合し、先端を糸端解撚用パイ
プ61に当接しているセツト螺子65をゆるめ
て、糸端解撚用パイプ61をフリー状態とし、該
パイプ61に設けた複数の噴出孔63の内最も適
したものを選んで、導気孔64と一致させて、セ
ツト螺子65を固定し、噴出孔63から圧力空気
を噴出する。
なお、糸端に圧力空気を当てる場合、糸端解撚
用パイプ61はブロツク50に対しパイプ軸方向
にも摺動可能であるから、前後位置を調整するこ
とにより、噴出孔63より噴出する圧縮流体の噴
出方向を変えられる。すると噴出された圧縮流体
の糸端へ当る位置が変わり、糸端の解撚長さ、解
撚度合いが変つてくる。糸端解撚用パイプ61を
引き出し気味に挿着すると噴出流体は糸端の比較
的上部に当り、その結果、解撚長さが長くなると
共に先端がひげ状に細くなる。この状態で糸継ぎ
を行なうと継ぎ目が見苦しく、毛玉ができやす
い。また糸端解撚用パイプ61を深く押し込む
と、噴出流体は糸端の先端に当り解撚長さが短く
なり、継ぎ目が弱くなつたり太くなつたりする。
従つて糸種、糸番手によつて糸端解撚用パイプ6
1の前後位置を調整し良好な解撚状態を得るよう
にする。
用パイプ61はブロツク50に対しパイプ軸方向
にも摺動可能であるから、前後位置を調整するこ
とにより、噴出孔63より噴出する圧縮流体の噴
出方向を変えられる。すると噴出された圧縮流体
の糸端へ当る位置が変わり、糸端の解撚長さ、解
撚度合いが変つてくる。糸端解撚用パイプ61を
引き出し気味に挿着すると噴出流体は糸端の比較
的上部に当り、その結果、解撚長さが長くなると
共に先端がひげ状に細くなる。この状態で糸継ぎ
を行なうと継ぎ目が見苦しく、毛玉ができやす
い。また糸端解撚用パイプ61を深く押し込む
と、噴出流体は糸端の先端に当り解撚長さが短く
なり、継ぎ目が弱くなつたり太くなつたりする。
従つて糸種、糸番手によつて糸端解撚用パイプ6
1の前後位置を調整し良好な解撚状態を得るよう
にする。
前記ノズル孔12,13によつて糸端YB,YP
が糸継ぎに適した状態に撚りが解きほぐされて、
ノズル孔12,13のサクシヨン作用が停止する
と同時、もしくは相前後して、再度糸寄せレバー
32が前進して互の糸端YP,YBをノズル孔1
2,13より引き出し、糸継ぎ孔4内に引き揃え
る。次に噴出ノズル5より圧縮流体が噴出され、
両糸YB,YPに到達すると、両糸が接触し重ねら
れていることにより接触部において繊維間の初期
のからみつきが得られる。このからみつきによつ
て以降両糸YB,YPは一体となり、噴出流によつ
て糸継ぎ孔4内を運動しつつ、さらに繊維間のか
らみつきが促進され、糸継ぎが完了する。
が糸継ぎに適した状態に撚りが解きほぐされて、
ノズル孔12,13のサクシヨン作用が停止する
と同時、もしくは相前後して、再度糸寄せレバー
32が前進して互の糸端YP,YBをノズル孔1
2,13より引き出し、糸継ぎ孔4内に引き揃え
る。次に噴出ノズル5より圧縮流体が噴出され、
両糸YB,YPに到達すると、両糸が接触し重ねら
れていることにより接触部において繊維間の初期
のからみつきが得られる。このからみつきによつ
て以降両糸YB,YPは一体となり、噴出流によつ
て糸継ぎ孔4内を運動しつつ、さらに繊維間のか
らみつきが促進され、糸継ぎが完了する。
糸継ぎが終わると、パツケージ側及びボビン側
のクランプ装置27,30が今や一体となつた糸
YB,YPを解放すると共に、糸押えレバー14、
糸寄せレバー32が後退し、糸は糸継装置1より
解放され通常の捲取り位置へと戻り、捲取りが再
開される。
のクランプ装置27,30が今や一体となつた糸
YB,YPを解放すると共に、糸押えレバー14、
糸寄せレバー32が後退し、糸は糸継装置1より
解放され通常の捲取り位置へと戻り、捲取りが再
開される。
以上詳細に説明した如く、本考案装置は糸端解
撚用パイプの周壁に、該パイプの奥方向に向かう
傾斜を有する噴出孔を、傾斜及び孔径を異ならし
めて複数設け、ノズル孔側部に設けた導気孔と前
記噴出孔とを適宜一致させたために、糸継ぎを行
なう紡績糸の太さ或は該糸を構成する繊維の繊維
長その他の要因によつて糸端に向かつて噴出する
圧力空気の量及び向きを適宜変更することがで
き、より多種のより広範囲の糸番手の糸を処理す
ることができるようになつた。
撚用パイプの周壁に、該パイプの奥方向に向かう
傾斜を有する噴出孔を、傾斜及び孔径を異ならし
めて複数設け、ノズル孔側部に設けた導気孔と前
記噴出孔とを適宜一致させたために、糸継ぎを行
なう紡績糸の太さ或は該糸を構成する繊維の繊維
長その他の要因によつて糸端に向かつて噴出する
圧力空気の量及び向きを適宜変更することがで
き、より多種のより広範囲の糸番手の糸を処理す
ることができるようになつた。
第1図は糸継装置及び検出装置の正面図、第2
図は同平面図、第3図はノズル孔部分の拡大断面
図、第4図は糸端解撚用パイプの横断面図、第5
図は同縦断面図である。 12,13……ノズル孔、61……糸端解撚用
パイプ、63……噴出孔、64……導気孔。
図は同平面図、第3図はノズル孔部分の拡大断面
図、第4図は糸端解撚用パイプの横断面図、第5
図は同縦断面図である。 12,13……ノズル孔、61……糸端解撚用
パイプ、63……噴出孔、64……導気孔。
Claims (1)
- 傾斜及び孔径を異ならしめて、パイプ奥方向に
向かう複数の噴出孔をパイプ周壁に有する糸端解
撚用パイプを、ブロツクに穿設され導気孔を側部
に開口されているノズル孔に、軸方向に摺動可能
で、かつノズル孔内において回転可能に緩嵌合
し、導気孔から噴出孔を経て糸端解撚用パイプに
至る空気通路を構成し、前記ブロツクに設けた固
定部材により糸端解撚用パイプをブロツクに固定
してなる空気式糸継装置における糸端解撚装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982021995U JPS58127054U (ja) | 1982-02-18 | 1982-02-18 | 空気式糸継装置における糸端解撚装置 |
US06/466,725 US4494366A (en) | 1982-02-18 | 1983-02-15 | Yarn end untwisting device for a pneumatic yarn splicing device |
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