JP2809071B2 - 糸端の解撚ノズル及び糸端の解撚方法 - Google Patents
糸端の解撚ノズル及び糸端の解撚方法Info
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Air Supply (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、精紡機やワインダー
等の巻取り装置に配備される糸継ぎを行うスプライサー
における糸端の解撚ノズル及び糸端の解撚方法に関する
ものである。
等の巻取り装置に配備される糸継ぎを行うスプライサー
における糸端の解撚ノズル及び糸端の解撚方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】精紡機やワインダーにおける糸の巻取り
中に、スラブキャッチャが糸切れを感知したり、糸欠点
を検出したときに、上糸端、下糸端をそれぞれ引き寄せ
てクランプし、それぞれ別個の解撚ノズルに導いて圧縮
空気によって糸継ぎに適した状態に撚を戻し、その各糸
端を糸継ぎノズル内へ引き寄せて互いに重ね合わせ、圧
縮空気の作用によって糸継ぎを行うスプライサーは、既
に知られている。
中に、スラブキャッチャが糸切れを感知したり、糸欠点
を検出したときに、上糸端、下糸端をそれぞれ引き寄せ
てクランプし、それぞれ別個の解撚ノズルに導いて圧縮
空気によって糸継ぎに適した状態に撚を戻し、その各糸
端を糸継ぎノズル内へ引き寄せて互いに重ね合わせ、圧
縮空気の作用によって糸継ぎを行うスプライサーは、既
に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記スプライサーの解
撚ノズルでは、特に強撚糸の場合、解撚後の強撚糸の糸
端がコイル状となっており、糸継ぎノズルへの導入に先
立って解撚ノズルの空気の噴出を止るときにコイル状の
糸端が縮み、最悪の場合には解撚ノズルから飛出すの
で、糸継ぎの状態にバラツキが生じる。
撚ノズルでは、特に強撚糸の場合、解撚後の強撚糸の糸
端がコイル状となっており、糸継ぎノズルへの導入に先
立って解撚ノズルの空気の噴出を止るときにコイル状の
糸端が縮み、最悪の場合には解撚ノズルから飛出すの
で、糸継ぎの状態にバラツキが生じる。
【0004】この発明は、スプライサーによる糸継ぎに
おいて、解撚されてコイル状となった糸端を伸ばすこと
により、強撚糸であっても均一な継ぎ目を得ることを目
的としている。
おいて、解撚されてコイル状となった糸端を伸ばすこと
により、強撚糸であっても均一な継ぎ目を得ることを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の糸端の解撚ノズルは、導入された糸端に
対し旋回力を付与する空気流を噴出する噴射孔と、導入
された糸端に対し引伸力を付与する空気流を噴出する噴
射孔とが、糸端の導入される空間に開口しているもので
ある。また、この発明の糸端の解撚方法は、糸端の導入
される空間に開口した噴出孔から、空間に導入された糸
端に対して旋回力を付与する空気流を噴出し、その空気
流によって糸端を解撚する工程と、糸端の導入される空
間に開口した噴出孔から、空聞に導入された糸端に対し
て引伸力を付与する空気流を噴出し、その空気流によっ
て糸端を引伸ばす工程とを備え、前記糸端解撚工程の終
了後、前記糸端引伸ばし工程が終了するものである。
に、この発明の糸端の解撚ノズルは、導入された糸端に
対し旋回力を付与する空気流を噴出する噴射孔と、導入
された糸端に対し引伸力を付与する空気流を噴出する噴
射孔とが、糸端の導入される空間に開口しているもので
ある。また、この発明の糸端の解撚方法は、糸端の導入
される空間に開口した噴出孔から、空間に導入された糸
端に対して旋回力を付与する空気流を噴出し、その空気
流によって糸端を解撚する工程と、糸端の導入される空
間に開口した噴出孔から、空聞に導入された糸端に対し
て引伸力を付与する空気流を噴出し、その空気流によっ
て糸端を引伸ばす工程とを備え、前記糸端解撚工程の終
了後、前記糸端引伸ばし工程が終了するものである。
【0006】
【作用】上記のように構成されたスプライサーにおいて
は、糸端が解撚ノズルに導入された後に旋回空気流によ
って解撚され、コイル状になっても引き続いて噴出され
る空気流によって引き伸ばされる。
は、糸端が解撚ノズルに導入された後に旋回空気流によ
って解撚され、コイル状になっても引き続いて噴出され
る空気流によって引き伸ばされる。
【0007】
【実施例】先ず、上、下の解撚ノズル位置における断面
図である図1ないし図3を参照し、スプライサーの構造
の概略説明に代え、糸継ぎ操作の説明をする。
図である図1ないし図3を参照し、スプライサーの構造
の概略説明に代え、糸継ぎ操作の説明をする。
【0008】糸寄せレバー10が旋回して上糸Y1 、下
糸Y2 が糸継ノズル1内に挿入され、次いで、旋回レバ
ー4が作動して上糸Y1 がクランププレート5との間に
把持され、同様に、下糸Y2 がクランプガイド6とクラ
ンププレート7との間に把持される(第1図)。そし
て、下糸Y2 の糸端は、前記把持位置から所定距離離れ
た位置で糸端カッター8によって切断され、同様に上糸
Y1 の糸端は、糸端カッター9によって切断される(第
1図)。このとき、糸押さえレバー12は、非作用位置
に旋回している。
糸Y2 が糸継ノズル1内に挿入され、次いで、旋回レバ
ー4が作動して上糸Y1 がクランププレート5との間に
把持され、同様に、下糸Y2 がクランプガイド6とクラ
ンププレート7との間に把持される(第1図)。そし
て、下糸Y2 の糸端は、前記把持位置から所定距離離れ
た位置で糸端カッター8によって切断され、同様に上糸
Y1 の糸端は、糸端カッター9によって切断される(第
1図)。このとき、糸押さえレバー12は、非作用位置
に旋回している。
【0009】次いで、各解撚ノズル2、3内に圧縮空気
を噴出し、相前後して糸寄せレバー10が図2の矢印方
向に旋回して下糸Y2 の糸端は、解撚ノズル2内に吸い
込まれ、上糸Y1 の糸端は、解撚ノズル3内に吸い込ま
れ、糸継ぎに適した状態に解撚される(第2図)。
を噴出し、相前後して糸寄せレバー10が図2の矢印方
向に旋回して下糸Y2 の糸端は、解撚ノズル2内に吸い
込まれ、上糸Y1 の糸端は、解撚ノズル3内に吸い込ま
れ、糸継ぎに適した状態に解撚される(第2図)。
【0010】第3図に示すように、各糸端の解きほぐし
終了と相前後して、糸寄せレバー10が再度作動して各
糸端をガイドしながらその一方がストッパー11とは別
のストッパー13に当接する位置まで旋回し、各糸端は
各解撚ノズル2、3内から引き出される。その後、更に
糸押さえレバー12が作動して各糸端をガイドしながら
旋回し、各糸端を把持すると同時に糸継ぎノズル1から
圧縮空気を噴射して各糸端が互いに絡められ、互いに撚
を加えられて糸継ぎが終了する。
終了と相前後して、糸寄せレバー10が再度作動して各
糸端をガイドしながらその一方がストッパー11とは別
のストッパー13に当接する位置まで旋回し、各糸端は
各解撚ノズル2、3内から引き出される。その後、更に
糸押さえレバー12が作動して各糸端をガイドしながら
旋回し、各糸端を把持すると同時に糸継ぎノズル1から
圧縮空気を噴射して各糸端が互いに絡められ、互いに撚
を加えられて糸継ぎが終了する。
【0011】糸継ぎが終わると、糸寄せレバー10及び
糸押さえレバー12が上糸Y1 、下糸Y2 より離反し、
糸継ぎされた糸が糸継ぎノズル1の外部へ出て、通常の
運転が再開される。
糸押さえレバー12が上糸Y1 、下糸Y2 より離反し、
糸継ぎされた糸が糸継ぎノズル1の外部へ出て、通常の
運転が再開される。
【0012】次に、図4ないし図7を参照し、この発明
のスプライサーの解撚ノズル2、3について説明する。
のスプライサーの解撚ノズル2、3について説明する。
【0013】この解撚ノズル2、3は、円筒状の解撚用
空間21と円筒状の糸導入用空間22とが並設され、ス
リット23によって互いに連通する構造が採用されてい
る。各解撚ノズル2、3は、図4に示すように、解撚用
空間21が中心側に、糸導入用空間22が外側に位置す
るように、それぞれスペーサー15を介して解撚ノズル
ブロック14にセットされる。
空間21と円筒状の糸導入用空間22とが並設され、ス
リット23によって互いに連通する構造が採用されてい
る。各解撚ノズル2、3は、図4に示すように、解撚用
空間21が中心側に、糸導入用空間22が外側に位置す
るように、それぞれスペーサー15を介して解撚ノズル
ブロック14にセットされる。
【0014】解撚用空間21は、強撚糸を解撚するのに
充分小さい内径を有している。従って、標準の解撚ノズ
ルより小さな内径である。
充分小さい内径を有している。従って、標準の解撚ノズ
ルより小さな内径である。
【0015】解撚用空間21には、糸導入後の1回目に
旋回空気流を噴射する2本の解撚ノズル孔24、25が
接線方向、且つ、奥側に向けて段違いに開口している。
それらの解撚用空間21に対する傾斜角度は、上流側の
解撚ノズル孔24より下流側の解撚ノズル孔25におい
て小さくする方が糸引込み上有利である。因に、この実
施例における各傾斜角度は、解撚ノズル孔24では50
°であり、解撚ノズル孔25では40°である。
旋回空気流を噴射する2本の解撚ノズル孔24、25が
接線方向、且つ、奥側に向けて段違いに開口している。
それらの解撚用空間21に対する傾斜角度は、上流側の
解撚ノズル孔24より下流側の解撚ノズル孔25におい
て小さくする方が糸引込み上有利である。因に、この実
施例における各傾斜角度は、解撚ノズル孔24では50
°であり、解撚ノズル孔25では40°である。
【0016】糸導入用空間22は、糸端を吸引するのに
充分大きい内径を有している。従って、解撚用空間21
の内径より大きい。その空間には、糸導入補助のための
ノズル孔26が奥側に向けて開口している。
充分大きい内径を有している。従って、解撚用空間21
の内径より大きい。その空間には、糸導入補助のための
ノズル孔26が奥側に向けて開口している。
【0017】更に、糸導入用空間22には、スリット2
3から解撚用空間21へ糸導入後の2回目に進行空気流
を噴射する解撚ノズル孔27が奥側に向けて開口してい
る。
3から解撚用空間21へ糸導入後の2回目に進行空気流
を噴射する解撚ノズル孔27が奥側に向けて開口してい
る。
【0018】スペーサー15には、解撚ノズル2又は解
撚ノズル3の周面に密着する筒状壁15aと、解撚ノズ
ルブロック14との間に形成される空間15bを2つに
分ける仕切壁15cとを有している。その筒状壁15a
には、解撚ノズル孔24、25、糸導入ノズル孔26、
解撚ノズル孔27にそれぞれ連通する孔15d、15
e、15fが貫通形成されている。
撚ノズル3の周面に密着する筒状壁15aと、解撚ノズ
ルブロック14との間に形成される空間15bを2つに
分ける仕切壁15cとを有している。その筒状壁15a
には、解撚ノズル孔24、25、糸導入ノズル孔26、
解撚ノズル孔27にそれぞれ連通する孔15d、15
e、15fが貫通形成されている。
【0019】解撚ノズルブロック14には、糸導入補助
ノズル孔26、解撚ノズル孔27へ圧縮空気を送るため
の空気供給路14a及び解撚ノズル孔24、25へ圧縮
空気を送るための空気供給路14bが設けられている。
ノズル孔26、解撚ノズル孔27へ圧縮空気を送るため
の空気供給路14a及び解撚ノズル孔24、25へ圧縮
空気を送るための空気供給路14bが設けられている。
【0020】このような構成の解撚ノズル2、3におい
て、先ず、空気供給路14bより所定時間圧縮空気が供
給され、解撚ノズル孔24、25から解撚方向の旋回空
気流が噴出する。解撚ノズル孔24、25は図7に示す
ように解撚ノズルの奥側に向けて開口しているので、空
気流噴出により、旋回力と同時に吸引力も作用する。こ
のため、糸端は糸導入用空間22内に吸い込まれる共
に、糸の基部が存在する糸継ぎノズル1側に自然に寄せ
られ、スリット23を通って解撚用空間21内に移動す
る。そして、旋回空気流により解撚される。次いで、空
気供給路14bからの圧縮空気の供給が続けられている
間に、空気供給路14aより所定時間圧縮空気が供給さ
れ、解撚ノズル孔27と糸導入補助ノズル26とから空
気流が噴出される。糸導入補助ノズル26からの空気流
噴出により吸引力が増し、解撚ノズル孔24、25の空
気噴出のみでは充分に吸い込まれなかった糸端も確実に
吸い込まれる。また、遅れて吸い込まれた糸端も、引続
き噴出している解撚ノズル24、25からの旋回空気流
により解撚される。その後、空気供給路14bからの圧
縮空気の供給が停止され、空気供給路14aからの供給
のみが所定時間続けられる。その間、解撚ノズル孔2
4、25の旋回空気流による解撚が終了した糸端が、解
撚ノズル孔27からの空気流により引き伸ばされる。こ
れにより、旋回空気流による解撚でコイル状に解撚され
た糸端も引き伸ばされ、該糸端の構成繊維が略平行に揃
えられることとなり、糸継ぎミスが減少し、良好な継ぎ
目が得られる。なお、糸導入補助ノズル26は必要に応
じて設けるようにする。
て、先ず、空気供給路14bより所定時間圧縮空気が供
給され、解撚ノズル孔24、25から解撚方向の旋回空
気流が噴出する。解撚ノズル孔24、25は図7に示す
ように解撚ノズルの奥側に向けて開口しているので、空
気流噴出により、旋回力と同時に吸引力も作用する。こ
のため、糸端は糸導入用空間22内に吸い込まれる共
に、糸の基部が存在する糸継ぎノズル1側に自然に寄せ
られ、スリット23を通って解撚用空間21内に移動す
る。そして、旋回空気流により解撚される。次いで、空
気供給路14bからの圧縮空気の供給が続けられている
間に、空気供給路14aより所定時間圧縮空気が供給さ
れ、解撚ノズル孔27と糸導入補助ノズル26とから空
気流が噴出される。糸導入補助ノズル26からの空気流
噴出により吸引力が増し、解撚ノズル孔24、25の空
気噴出のみでは充分に吸い込まれなかった糸端も確実に
吸い込まれる。また、遅れて吸い込まれた糸端も、引続
き噴出している解撚ノズル24、25からの旋回空気流
により解撚される。その後、空気供給路14bからの圧
縮空気の供給が停止され、空気供給路14aからの供給
のみが所定時間続けられる。その間、解撚ノズル孔2
4、25の旋回空気流による解撚が終了した糸端が、解
撚ノズル孔27からの空気流により引き伸ばされる。こ
れにより、旋回空気流による解撚でコイル状に解撚され
た糸端も引き伸ばされ、該糸端の構成繊維が略平行に揃
えられることとなり、糸継ぎミスが減少し、良好な継ぎ
目が得られる。なお、糸導入補助ノズル26は必要に応
じて設けるようにする。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0022】即ち、糸端に空気流を各噴射孔から直接作
用させるので、充分な解撚ができると共に、コイル状糸
端を充分に平行状態に引伸すことができ、均一な継ぎ目
を得ることができる。しかも、太い強撚糸であっても解
撚を充分に行うことができ、糸継ぎミスが減少し、大き
な糸継ぎ強力を得ることができることはもちろんであ
る。
用させるので、充分な解撚ができると共に、コイル状糸
端を充分に平行状態に引伸すことができ、均一な継ぎ目
を得ることができる。しかも、太い強撚糸であっても解
撚を充分に行うことができ、糸継ぎミスが減少し、大き
な糸継ぎ強力を得ることができることはもちろんであ
る。
【図1】糸の導入、糸端カット時のスプライサーの動作
説明図である。
説明図である。
【図2】解撚時のスプライサーの動作説明図である。
【図3】糸継ぎ時のスプライサーの動作説明図である。
【図4】この発明の各解撚ノズルの位置関係を示す平面
図である。
図である。
【図5】この発明の解撚ノズル及びスペーサーの平面図
である。
である。
【図6】スペーサーの正面図である。
【図7】この発明の解撚ノズルの正面図である。
2 解撚ノズル 3 解撚ノズル 21 解撚用空間 22 糸導入用空間 23 スリット 24 解撚ノズル孔 25 解撚ノズル孔 26 糸導入ノズル孔 27 解撚ノズル孔
Claims (2)
- 【請求項1】 導入された糸端に対し旋回力を付与する
空気流を噴出する噴射孔と、導入された糸端に対し引伸
力を付与する空気流を噴出する噴射孔とが、糸端の導入
される空間に開口している糸端の解撚ノズル。 - 【請求項2】 糸端の導入される空間に開口した噴出孔
から、空間に導入された糸端に対して旋回力を付与する
空気流を噴出し、その空気流によって糸端を解撚する工
程と、糸端の導入される空間に開口した噴出孔から、空
間に導入された糸端に対して引伸力を付与する空気流を
噴出し、その空気流によって糸端を引伸ばす工程とを備
え、前記糸端解撚工程の終了後、前記糸端引伸ばし工程
が終了する糸端の解撚方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5300916A JP2809071B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 糸端の解撚ノズル及び糸端の解撚方法 |
KR1019940028354A KR100201957B1 (ko) | 1993-11-05 | 1994-10-31 | 사단의 해연방법 및 사단의 해연노즐 |
ITMI942245A IT1271060B (it) | 1993-11-05 | 1994-11-04 | Metodo e ugello per svolgere la torcitura di una estremita' di un filato |
CN94118884A CN1115804A (zh) | 1993-11-05 | 1994-11-05 | 纱线端头的解捻方法和解捻喷嘴 |
DE4439633A DE4439633A1 (de) | 1993-11-05 | 1994-11-07 | Verfahren und Vorrichtung zum Rückdrehen von gedrehten Fadenenden, insbesondere von stark gedrehten Fadenenden |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5300916A JP2809071B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 糸端の解撚ノズル及び糸端の解撚方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07125933A JPH07125933A (ja) | 1995-05-16 |
JP2809071B2 true JP2809071B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17890678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5300916A Expired - Fee Related JP2809071B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 糸端の解撚ノズル及び糸端の解撚方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2809071B2 (ja) |
KR (1) | KR100201957B1 (ja) |
CN (1) | CN1115804A (ja) |
DE (1) | DE4439633A1 (ja) |
IT (1) | IT1271060B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100410433C (zh) * | 2002-09-09 | 2008-08-13 | 村田机械株式会社 | 接头装置及接头方法 |
DE102016115732A1 (de) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | Saurer Germany Gmbh & Co. Kg | Fadenspleißvorrichtung für eine Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine |
EP3553009B1 (en) * | 2018-04-12 | 2022-03-30 | TMT Machinery, Inc. | Synthetic yarn splicer |
JP7026560B2 (ja) * | 2018-04-12 | 2022-02-28 | Tmtマシナリー株式会社 | 合繊糸用スプライサ |
JP7202956B2 (ja) * | 2018-04-12 | 2023-01-12 | Tmtマシナリー株式会社 | 合繊糸用スプライサ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2515172A (en) * | 1948-04-30 | 1950-07-18 | Abbott Machine Co | Splicing threads |
JPS55101560A (en) * | 1979-01-23 | 1980-08-02 | Murata Mach Ltd | Method and apparatus for joining spum yarns |
DE3143263A1 (de) * | 1981-10-31 | 1983-05-11 | W. Schlafhorst & Co, 4050 Mönchengladbach | Vorrichtung zum partiellen strecken und parallelisieren der fasern eines fadens oder fadenendes |
JPH0345729A (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-27 | Murata Mach Ltd | スプライサーにおける糸端解繊装置 |
JPH0412063U (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-31 | ||
JP2527108B2 (ja) * | 1992-06-10 | 1996-08-21 | 村田機械株式会社 | スプライサ―の解撚ノズル |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP5300916A patent/JP2809071B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
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