JP2016166067A - 糸継装置、紡績機、及び自動ワインダ - Google Patents

糸継装置、紡績機、及び自動ワインダ Download PDF

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Abstract

【課題】第1糸と第2糸の解撚を異ならせることで、糸継ぎされた部分の強度を十分に確保した糸継装置を提供する。【解決手段】糸継装置は、第1解撚パイプ38と、第2解撚パイプ39と、糸継部と、を備える。第1解撚パイプ38は、当該パイプ内に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する第1空気噴出孔が形成されており、第1糸に空気流を作用させて当該第1糸を解撚する。第2解撚パイプ39は、第1解撚パイプ38とは異なる形状を有し、当該パイプ内に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する第2空気噴出孔が形成されており、第2糸に空気流を作用させて当該第2糸を解撚する。糸継部は、第1解撚パイプ38が解撚した第1糸、及び、第2解撚パイプ39が解撚した第2糸の糸継ぎを行う。【選択図】図9

Description

本発明は、主として、糸継ぎを行う糸継部を備えた糸継装置に関する。
紡績機等の糸巻取機において、巻取り中の糸が何らかの理由で分断状態になった場合等には、分断された糸を糸継装置によって接合する動作が行われる。従来から、2つの解撚パイプと、糸継部と、を備える糸継装置が知られている。2つの解撚パイプには、分断された一方の糸(第1糸)及び他方の糸(第2糸)がそれぞれ挿入される。2つの解撚パイプには、当該解撚パイプの内部に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する空気噴出孔がそれぞれ形成されている。各解撚パイプは、挿入された糸に空気流を作用させることで解撚を行う。糸継部は、解撚した2つの糸に空気流を作用させて糸同士を撚り合わせることで、糸同士を接合する。特許文献1及び2は、この種の糸継装置を開示する。
特許文献1には、2つの解撚パイプの両方に複数(具体的には4つずつ)の空気噴出孔を形成した構成が開示されている。特許文献2には、一方の解撚パイプに供給する空気供給量と、他方の解撚パイプに供給する空気供給量と、を調整可能な構成が開示されている。
特開平5−338922号公報 特開2014−234308号公報
例えば空気式の紡績機で糸を生成する場合において、糸が分断状態となった場合、第1糸と第2糸とで解撚のし易さが異なることがある。従って、一方の解撚パイプと他方の解撚パイプとで空気流の流量及び向き等を異ならせることが好ましい。
特許文献1では、2つの解撚パイプに同様の孔が形成されており、空気供給量を調整することについては何ら記載されていない。従って、特許文献1の2つの解撚パイプでは、空気流の流量及び向きは同様であると考えられる。
特許文献2では、2つの解撚パイプへ供給する空気供給量を個別に調整することで、解撚パイプ毎に空気流の流量を異ならせる。しかし、解撚パイプに供給する空気供給量を変化させるだけでは、第1糸と第2糸の両方を適切に解撚できず、糸継ぎされた部分の強度が小さくなる可能性がある。
本発明の目的は、第1糸と第2糸の解撚を異ならせることで、糸継ぎされた部分の強度を十分に確保した糸継装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
糸継装置は、第1解撚部と、第2解撚部と、糸継部と、を備える。前記第1解撚部は、パイプ状に構成されており、当該パイプ内に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する第1空気噴出孔が形成されており、第1糸に前記空気流を作用させて当該第1糸を解撚する。前記第2解撚部は、前記第1解撚部とは異なる形状を有し、パイプ状に構成されており、当該パイプ内に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する第2空気噴出孔が形成されており、第2糸に前記空気流を作用させて当該第2糸を解撚する。前記糸継部は、前記第1解撚部が解撚した前記第1糸、及び、前記第2解撚部が解撚した前記第2糸の糸継ぎを行う。
これにより、第1解撚部と第2解撚部の形状が異なるため、各パイプ内に発生させる空気流の流量又は向き等を異ならせることができる。従って、第1糸に作用させる解撚力と第2糸に作用させる解撚力とを、異ならせることができる。
前記の糸継装置において、前記第1空気噴出孔の数よりも、前記第2空気噴出孔の数が多い。
これにより、第2解撚部で発生する空気流の流量を第1解撚部で発生する空気流の流量よりも大きくすることができる。
前記の糸継装置において、前記第1解撚部及び前記第2解撚部は、長手方向に垂直な面で切った断面の内側の輪郭が円形である。前記第1解撚部の軸方向で見たときに、前記第1空気噴出孔は、前記第1解撚部の内側の円形部分に対して垂直に形成されている。前記第2解撚部の軸方向で見たときに、前記第2空気噴出孔は、前記第2解撚部の内側の円形部分に沿うように形成されている。
これにより、第2解撚部では、第1解撚部と比較して強い空気流が発生し易くなる。従って、例えば解撚が十分に行えない糸であっても、第2解撚部が当該糸を毛羽立たせることにより、糸継ぎされた部分の強度を確保することができる。
前記の糸継装置において、前記第1空気噴出孔の数が1である。前記第2空気噴出孔の数が4である。
これにより、第2解撚部で発生する空気流の流量を第1解撚部で発生する空気流の流量よりも大幅に大きくすることができる。従って、例えば解撚が十分に行えない糸であっても、第2解撚部が当該糸を毛羽立たせることにより、糸継ぎされた部分の強度を確保することができる。
前記の糸継装置において、前記第1解撚部に供給する空気の流量と、前記第2解撚部に供給する空気の流量と、を個別に調整可能な調整部を備える。
これにより、第1解撚部で発生する空気流の流量と第2解撚部で発生する空気流の流量とを簡単に変化させることができる。
前記の糸継装置において、前記第1解撚部に供給する空気の流量よりも、前記第2解撚部に供給する空気の流量の方が大きい。
これにより、第2解撚部で発生する空気流の流量を第1解撚部で発生する空気流の流量よりも大きくすることができる。
前記の糸継装置において、前記調整部は、第1切替部と、第1流量調整部と、第2切替部と、第2流量調整部と、を備える。前記第1切替部は、第1解撚部への空気の供給と停止を切り替える。前記第1流量調整部は、第1解撚部に供給する空気の流量を調整する。前記第2切替部は、第2解撚部への空気の供給と停止を切り替える。前記第2流量調整部は、第2解撚部に供給する空気の流量を調整する。
これにより、第1解撚部及び第2解撚部で発生する空気流の流量だけでなく、空気流を発生及び停止させるタイミング(即ち解撚を行う時間長さ)を個別に調整することができる。
本発明の別の観点によれば、紡績機は、前記の糸継装置と、ドラフト装置と、空気紡績装置と、巻取部と、を備える。前記ドラフト装置は、繊維束をドラフトする。前記空気紡績装置は、前記ドラフト装置でドラフトされた前記繊維束に撚りを加えて糸を生成する。前記巻取部は、前記空気紡績装置が生成した糸を巻き取ってパッケージを形成する。
これにより、切断した糸の一方と他方とで解撚のし易さが異なる場合であっても、両方の糸を適切に解撚して糸継ぎすることができる。
前記の紡績機において、前記空気紡績装置は、繊維案内部と、ノズルブロックと、中空ガイド軸体と、を備える。前記繊維案内部は、前記ドラフトされた前記繊維束を紡績室に案内する。前記ノズルブロックは、空気を噴射して旋回流を発生させることによって前記繊維束に撚りを加える。前記中空ガイド軸体は、前記紡績室で紡績された紡績糸を案内する。
これにより、上記のような紡績部を備えた紡績機においても、糸継ぎを適切に行うことができる。
本発明の別の観点によれば、自動ワインダは、前記の糸継装置を備え、紡績糸が巻かれた給糸ボビン又はパッケージを巻き返すことで新たなパッケージを形成する。
これにより、自動ワインダにおいても、糸継ぎを適切に行うことができる。
第1実施形態に係る精紡機の構成を示す正面図。 紡績糸の巻取中における紡績ユニットの側面図。 糸切れが発生した後、各紡績糸の捕捉動作を行っているときの紡績ユニットの側面図。 糸継ぎ中における紡績ユニットの側面図。 空気紡績装置及びその周辺の構成を示す断面図。 糸継装置の構成を示す斜視図。 第1解撚パイプの構成を示す側面断面図及び正面断面図。 第2解撚パイプの構成を示す側面断面図及び正面断面図。 第1解撚パイプ及び第2解撚パイプに空気を供給する流れを示す説明図。 第2実施形態に係る自動ワインダの構成を示す側面図。
次に、本発明の第1実施形態に係る精紡機について、図面を参照して説明する。図1に示す精紡機1は、並設された多数の紡績ユニット2と、糸継台車3と、原動機ボックス4と、機台制御装置90と、を備えている。
機台制御装置90は、精紡機1が備える各構成を集中的に管理する装置であって、モニタ91と入力キー92とを備える。オペレータが入力キー92を用いて適宜の操作を行うことにより、特定の紡績ユニット2又は全ての紡績ユニット2の設定を行ったり、特定の紡績ユニット2又は全ての紡績ユニット2の設定及び状態等をモニタ91に表示したりすることができる。
図2に示すように、各紡績ユニット2は、上流から下流へ向かって順に配置された、ドラフト装置7と、空気紡績装置9と、糸貯留装置14と、巻取装置96と、を備えている。なお、本明細書において「上流」及び「下流」とは、紡績時でのスライバ6、繊維束8及び紡績糸10の走行(搬送)方向における上流及び下流を意味する。各紡績ユニット2は、ドラフト装置7から送られてくる繊維束8を空気紡績装置9で紡績して紡績糸10を生成し、この紡績糸10を巻取装置96で巻き取ってパッケージ28を形成する。
ドラフト装置7は精紡機1の筐体5の上端近傍に設けられている。ドラフト装置7は、上流側から順に、バックローラ対21、サードローラ対22、ミドルローラ対24、及びフロントローラ対25の4つのローラ対を備えている。ミドルローラ対24には、エプロンベルト23が各ローラに対して設けられている。ドラフト装置7は、図略のスライバケースからスライバガイド20を介して供給されるスライバ6を、所定の太さになるまでドラフトする。ドラフト装置7でドラフトされた繊維束8は、空気紡績装置9に供給される。
空気紡績装置9は、ドラフト装置7から供給された繊維束8に旋回空気流を利用して撚りを加えて、紡績糸10を生成する。なお、空気紡績装置9の具体的な構成については後述する。
空気紡績装置9の下流には、糸品質測定器12と、スピニングセンサ13と、が設けられている。空気紡績装置9で紡出された紡績糸10は、糸品質測定器12及びスピニングセンサ13を通過する。
糸品質測定器12は、走行する紡績糸10の太さを、図略の光学式センサによって監視する。糸品質測定器12は、紡績糸10の糸欠陥(紡績糸10の太さなどに異常がある箇所)を検出した場合に、糸欠陥検出信号を図略のユニットコントローラへ送信する。糸品質測定器12は光学式のセンサに限らず、例えば静電容量式のセンサで紡績糸10の太さを監視する構成であっても良い。糸品質測定器12は、紡績糸10に含まれる異物を糸欠陥として検出しても良い。
スピニングセンサ13は、糸品質測定器12のすぐ下流側に配置されている。スピニングセンサ13は、空気紡績装置9と糸貯留装置14との間における紡績糸10のテンションを検出することができる。スピニングセンサ13は、この検出したテンションの検出信号を前記ユニットコントローラへと送信する。ユニットコントローラは、スピニングセンサ13が検出したテンションを監視することにより、弱糸などの異常箇所を検出する。スピニングセンサ13は省略しても良い。
糸品質測定器12及びスピニングセンサ13の下流には、糸貯留装置14が設けられている。糸貯留装置14は、図2に示すように、糸貯留ローラ15と、当該糸貯留ローラ15を回転駆動するモータ16と、を備えている。
糸貯留ローラ15は、その外周面に一定量の紡績糸10を巻き付けて一時的に貯留することができる。糸貯留ローラ15の外周面に紡績糸10を巻き付けた状態で当該糸貯留ローラ15を所定の回転速度で回転させることにより、空気紡績装置9から紡績糸10を所定の速度で引き出して下流側に搬送することができる。糸貯留ローラ15の外周面に紡績糸10を一時的に貯留することができるので、糸貯留装置14を一種のバッファとして機能させることができる。これにより、空気紡績装置9における紡績速度と、巻取速度(パッケージ28へ巻き取られる紡績糸10の速度)と、が何らかの理由により一致しない不具合(例えば紡績糸10の弛み等)を解消することができる。
糸貯留装置14の下流には、糸ガイド17及び巻取装置96が配置されている。巻取装置96は、紡績糸10を巻き取るためのボビンを回転可能に支持するクレードルアーム97を備える。
巻取装置96は、巻取ドラム98と、トラバースガイド99と、図略の巻取ドラム駆動モータと、を備えている。巻取ドラム98は、巻取ドラム駆動モータの駆動力が伝達されることにより、前記ボビン又はパッケージ28の外周面に接触した状態で回転する。トラバースガイド99は、紡績糸10に係合可能である。巻取装置96は、トラバースガイド99を図略の駆動手段によって往復動させながら巻取ドラム98を巻取ドラム駆動モータによって駆動する。これにより、巻取装置96は、巻取ドラム98に接触するパッケージ28を回転させ、紡績糸10を綾振りしつつ、紡績糸10をパッケージ28に巻き取る。
糸継台車3は、図1及び図2に示すように、糸継装置93と、サクションパイプ94と、サクションマウス95と、を備えている。糸継台車3は、ある紡績ユニット2で糸切れ又は糸切断が発生すると、図略のレール上を当該紡績ユニット2まで走行し、停止する。サクションパイプ94は、軸を中心に上方向に回動して、空気紡績装置9から送出される紡績糸10(第2糸、上糸、下流側の糸)を捕捉し(図3の状態)、軸を中心に下方向に回動することによって当該紡績糸10を糸継装置93へ案内する(図4の状態)。サクションマウス95は、軸を中心に下方向に回動して、パッケージ28から紡績糸10(第1糸、下糸、上流側の糸)を捕捉し(図3の状態)、軸を中心に上方向に回動することによって当該紡績糸10を糸継装置93へ案内する(図4の状態)。糸継装置93は、案内された紡績糸10同士の糸継ぎを行う。
次に、図5を参照して、空気紡績装置9の構成について説明する。
図5に示すように、空気紡績装置9は、第1ホルダ(ノズルブロック)60と、第2ホルダ70と、を備える。第1ホルダ60は、空気紡績装置9の上流側の端部に配置される。第1ホルダ60は、繊維ガイド61と、紡績室62と、ノズル63と、を備える。
繊維ガイド61は、ドラフト装置7でドラフトされた繊維束8を空気紡績装置9の内部に向けて案内する。繊維ガイド61には、繊維導入口61aと、ガイドニードル61bと、が形成されている。ドラフト装置7でドラフトされた繊維束8は、繊維導入口61aから導入され、ガイドニードル61bに巻きかかるようにして紡績室62内に案内される。空気紡績装置9は、ノズル63から紡績室62内に空気を噴出して、紡績室62内の繊維束8に旋回空気流を作用させる。なお、ガイドニードル61bを省略し、繊維ガイド61の下流側端部にガイドニードル61bの機能を持たせても良い。
第2ホルダ70は、中空ガイド軸体71と、糸通路72と、を備える。糸通路72は、中空ガイド軸体71の軸中心に形成されている。ノズル63から噴射された空気によって、繊維束8の繊維の後端は中空ガイド軸体71の先端の周囲を振り回される。これにより、繊維束8に撚りが加えられて紡績糸10が生成される。紡績糸10は、糸通路72を通って下流側の糸出口(図略)から空気紡績装置9の外部へ送出される。
次に、糸継装置93の具体的な構成及び糸継動作について図6を参照して説明する。図6に示すように糸継装置93は、糸継部31と、一対の糸寄せレバー32,33と、一対のクランプ部34,35と、一対の糸押さえレバー36,37と、第1解撚パイプ(第1解撚部)38と、第2解撚パイプ(第2解撚部)39と、一対のカッタ40,41と、を備える。
糸継部31には、糸継孔30が形成されている。糸継孔30の内側には図略の1又は複数の噴出口が形成されている。この噴出口から空気が噴出されることにより、糸継孔30の内部に旋回空気流を発生させることができる。
糸寄せレバー32,33と、クランプ部34,35と、糸押さえレバー36,37とは、何れも糸継部31を挟むように対で配置されている。糸寄せレバー32(糸寄せレバー33)は、糸継装置93に案内された第1糸(第2糸)を糸継部31へ寄せる。クランプ部34(クランプ部35)は、糸継部31に案内された状態の第1糸(第2糸)の所定の箇所をクランプして保持する。糸押さえレバー36(糸押さえレバー37)は、糸継部31での糸継ぎ時に第1糸(第2糸)を押さえて固定する。
この状態で空気を糸継孔30内に噴出させることで、空気の旋回流を発生させ、加撚して第1糸と第2糸とが接合される。第1糸と第2糸の接合が完了すると、クランプ部34(クランプ部35)による第1糸(第2糸)の保持が解除され、糸寄せレバー32(糸寄せレバー33)の動作が解除される。
第1解撚パイプ38は、第1糸を解撚するためのパイプである。図7に示すように、第1解撚パイプ38は、細長状のパイプであり、長手方向に垂直な方向で切った断面(図7(b)を参照)の内側の輪郭が円形である。
第1解撚パイプ38には、第1空気噴出孔45が1つ形成されている。第1空気噴出孔45は断面が円形又は楕円形の貫通孔である。第1解撚パイプ38を長手方向に平行な面で切った断面(図7(a)を参照)において、第1空気噴出孔45は、第1解撚パイプ38の外側から内側に近づくにつれて、入口部38aから遠ざかるように傾斜して設けられている。第1解撚パイプ38を長手方向に垂直な面で切った断面(図7(b))において、第1空気噴出孔45は、当該第1空気噴出孔45の軸が、第1解撚パイプ38の内側の輪郭(円形部分)と垂直になるように(換言すれば軸の延長線上に第1解撚パイプ38の中心が位置するように)形成されている。
第1解撚パイプ38の外側には、後述の空気供給部50から空気(圧縮空気)が供給される。この空気は、第1空気噴出孔45から第1解撚パイプ38の内側に向けて噴出される(図7(a)の太線の矢印を参照)。この空気流が第1解撚パイプ38の内周壁に衝突することで、旋回流が発生する。第1糸(パッケージ28から延びる紡績糸10)の端部は、この空気流によって旋回させられることで、解撚される。
第2解撚パイプ39は、第2糸を解撚するためのパイプである。図8に示すように、第2解撚パイプ39は、細長状のパイプであり、長手方向に垂直な方向で切った断面(図8(b)を参照)の内側の輪郭が円形である。
第2解撚パイプ39には、第2空気噴出孔46〜49が形成されている。第2空気噴出孔46〜49は断面が円形又は楕円形の貫通孔である。第2解撚パイプ39の長手方向に平行な面で切った断面(図8(a)を参照)において、第2空気噴出孔46〜49は、第2解撚パイプ39の外側から内側に近づくにつれて、入口部39aから遠ざかるように傾斜して設けられている。第2解撚パイプ39の長手方向に垂直な面で切った断面(図8(b))において、第2空気噴出孔46〜49は、当該第2空気噴出孔46〜49の軸が、第2解撚パイプ39の内側の円形部に沿うように形成されている。第2空気噴出孔46〜49は、周方向において互いに90度ずつ異なる位置にそれぞれ形成されている。
第2解撚パイプ39の外側には、後述の空気供給部50から空気(圧縮空気)が供給される。この空気は、第2空気噴出孔46〜49から第2解撚パイプ39の内側に向けて噴出される(図8(a)の太線の矢印を参照)。空気噴出孔46〜49から第2解撚パイプ39の内周円の接線方向に向けて空気が噴出されるため、第2解撚パイプ39では第1解撚パイプ38と比較して旋回流が発生し易い。特に、第2空気噴出孔46〜49の数は第1空気噴出孔45の数より多いため、第2解撚パイプ39では第1解撚パイプ38より強力な旋回流を発生させることができる。第2糸(空気紡績装置9から延びる紡績糸10)の端部は、この空気流によって旋回させられることで、解撚される。第2解撚パイプ39の内部では強い旋回流が発生するため、第2糸が解撚されにくい場合であっても、当該第2糸に衝撃を与えて当該第2糸を毛羽立たせることができる。第2糸を毛羽立たせることで、糸継ぎ時に第2糸と第1糸と絡めることができるので、糸継ぎされた部分の強度を大きくすることができる。
紡績糸10は、第1糸と第2糸とで解撚のし易さが異なることがあるが、上記のように第1解撚パイプ38と第2解撚パイプ39の形状を異ならせて発生させる空気流を異ならせることで、両方の紡績糸10を的確に解撚することができる。
次に、第1解撚パイプ38及び第2解撚パイプ39に空気を供給する構成について図9を参照して説明する。
精紡機1は、空気供給部50と、調整部51と、を備えている。空気供給部50は、空気を送出する装置であり、例えばコンプレッサ等で構成されている。調整部51は、第1解撚パイプ38及び第2解撚パイプ39に供給する空気の流量を個別に調整することができる。調整部51は、第1流量調整部52と、第1切替部53と、第2流量調整部54と、第2切替部55と、糸継制御部56と、を備える。空気供給部50が供給した空気は、第1流量調整部52及び第2流量調整部54へ供給される。
第1流量調整部52は、流路面積を調整する等して、第1切替部53(第1解撚パイプ38)へ供給される空気の流量を調整することができる。第1切替部53は、第1解撚パイプ38への空気の供給と停止を切り替えることができる。第1流量調整部52及び第1切替部53は、糸継制御部56によって制御されている。
第2流量調整部54は、流路面積を調整する等して、第2切替部55(第2解撚パイプ39)へ供給される空気の流量を調整することができる。第2切替部55は、第2解撚パイプ39への空気の供給と停止を切り替えることができる。第2流量調整部54及び第2切替部55は、糸継制御部56によって制御されている。
本実施形態では、第1糸よりも第2糸の解撚が困難であるため、第1解撚パイプ38よりも第2解撚パイプ39で強い旋回流が発生するように、空気噴出孔の数及び方向が設定されている。更に、糸継制御部56は、第1解撚パイプ38に供給される空気の流量よりも第2解撚パイプ39に供給される空気の流量が大きくなるように、第1流量調整部52及び第2流量調整部54を制御する。これにより、第1糸と第2糸に作用させる解撚を大きく異ならせることができる。特に、第2糸の解撚が困難な場合であっても、上述のように当該第2糸に衝撃を与えることで、糸継ぎされた部分の強度を大きくすることができる。
糸継制御部56は、第1切替部53(第2切替部55)を制御することで、第1解撚パイプ38(第2解撚パイプ39)に旋回流を発生させるタイミング及び旋回流を停止させるタイミングを調整できる。例えば、旋回流を発生させるタイミングが早い場合、第1糸(第2糸)が所望の位置から外れてしまうことがある。旋回流を発生させるタイミングが遅い場合、解撚を行うことができる時間が短くなってしまう。従って、糸継制御部56は、タイミングで旋回流を発生させるように第1切替部53(第2切替部55)を制御する。糸継制御部56は、解撚後の糸継ぎに悪影響を及ぼさないタイミングで旋回流の発生が停止するように第1切替部53(第2切替部55)を制御する。
以上に説明したように、本実施形態の糸継装置93は、第1解撚パイプ38と、第2解撚パイプ39と、糸継部31と、を備える。第1解撚パイプ38は、パイプ状に構成されており、当該パイプ内に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する第1空気噴出孔45が形成されており、第1糸(紡績糸10)に空気流を作用させて当該第1糸を解撚する。第2解撚パイプ39は、第1解撚パイプ38とは異なる形状を有し、パイプ状に構成されており、当該パイプ内に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する第2空気噴出孔46〜49が形成されており、第2糸(紡績糸10)に空気流を作用させて当該第2糸を解撚する。糸継部31は、第1解撚パイプ38が解撚した第1糸、及び、第2解撚パイプ39が解撚した第2糸の糸継ぎを行う。
これにより、第1解撚パイプ38と第2解撚パイプ39の形状が異なるため、各パイプ内に発生させる空気流(旋回流)の流量又は向き等を異ならせることができる。従って、第1糸に作用させる解撚力と第2糸に作用させる解撚力とを、異ならせることができる。
本実施形態の糸継装置93において、第1空気噴出孔45の数よりも、第2空気噴出孔46〜49の数が多い。
これにより、第2解撚パイプ39で発生する空気流の流量を第1解撚パイプ38で発生する空気流の流量よりも大きくすることができる。
本実施形態の糸継装置93において、第1解撚パイプ38及び第2解撚パイプ39は、長手方向に垂直な面で切った断面の内側の輪郭が円形である。第1解撚パイプ38の軸方向で見たときに、第1空気噴出孔45は、第1解撚パイプ38の内側の円形部分に対して垂直に形成されている。第2解撚パイプ39の軸方向で見たときに、第2空気噴出孔46〜49は、第2解撚パイプ39の内側の円形部分に沿うように形成されている。
これにより、第2解撚パイプ39では、第1解撚パイプ38と比較して強い空気流が発生し易くなる。従って、例えば解撚が十分に行えない紡績糸10であっても、第2解撚パイプ39が当該紡績糸10を毛羽立たせることにより、糸継ぎされた部分の強度を確保することができる。
本実施形態の糸継装置93は、第1解撚パイプ38に供給する空気の流量と、第2解撚パイプ39に供給する空気の流量と、を個別に調整可能な調整部51を備える。
これにより、第1解撚パイプ38で発生する空気流の流量と第2解撚パイプ39で発生する空気流の流量とを簡単に変化させることができる。
本実施形態の糸継装置93において、第1解撚パイプ38に供給する空気の流量よりも、第2解撚パイプ39に供給する空気の流量の方が大きい。
これにより、第2解撚パイプ39で発生する空気流の流量を第1解撚パイプ38で発生する空気流の流量よりも大きくすることができる。
本実施形態の糸継装置93において、調整部51は、第1切替部53と、第1流量調整部52と、第2切替部55と、第2流量調整部54と、を備える。第1切替部53は、第1解撚パイプ38への空気の供給と停止を切り替える。第1流量調整部52は、第1解撚パイプ38に供給する空気の流量を調整する。第2切替部55は、第2解撚パイプ39への空気の供給と停止を切り替える。第2流量調整部54は、第2解撚パイプ39に供給する空気の流量を調整する。
これにより、第1解撚パイプ38及び第2解撚パイプ39で発生する空気流の流量だけでなく、空気流を発生及び停止させるタイミング(即ち解撚を行う時間長さ)を個別に調整することができる。
次に、本発明を自動ワインダに適用した第2実施形態について説明する。自動ワインダは、複数のワインダユニット100を並列して備えている。自動ワインダは、前述した第1実施形態と同等の構成の糸継装置93を備えている。
以下、図10を参照して、ワインダユニット100の構成を簡単に説明する。ワインダユニット100は、給糸パッケージ81から解舒される紡績糸82を、テンション付与部材83によって所定の巻取張力を付与しつつ、巻取装置87が備える巻取ドラム88によって巻取パッケージ89の表面に対して綾振りして巻き取る。
ワインダユニット100は、糸検出装置86と、第1捕捉部84と、第2捕捉部85と、糸継装置93と、を備える。糸検出装置86は、例えば、走行する紡績糸82に含まれる糸欠陥の有無を監視する。第1捕捉部84は、糸切断時に巻取パッケージ89からの紡績糸82(第1糸)を捕捉する。第2捕捉部85は、給糸パッケージ81からの紡績糸82(第2糸)を捕捉する。糸継装置93は、第1糸と第2糸を糸継ぎする。第2実施形態では、給糸パッケージ81からの紡績糸82を巻取パッケージ89に巻き取っているが、リング精紡機で製造された給糸ボビンから紡績糸82を巻取パッケージ89に巻き取っても良い。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
2つの解撚パイプのうち、何れの解撚パイプへの空気供給量を大きくするか、何れの解撚パイプに形成する空気噴出孔の数が多いかは、変更可能である。例えば、紡績糸の解撚し易さ又は解撚し難さ、糸巻取機(精紡機又は自動ワインダ等)の鉛直方向上側又は下側、糸道の上流側又は下流側等に基づいて、何れの解撚パイプの空気供給量を大きくするか等を決定することができる。
第1解撚パイプ38及び第2解撚パイプ39に形成される空気噴出孔の数、向き、及び形状は一例であり、適宜変更することができる。
第1実施形態では、糸貯留装置14の糸貯留ローラ15を回転させることにより、空気紡績装置9から紡績糸10を引き出す。これに代えて、紡績糸を挟んだ状態でデリベリローラとニップローラを回転させることにより、紡績装置から紡績糸を引き出す構成であっても良い。この構成では、糸貯留ローラ15を備える糸貯留装置14の代わりに、紡績糸10を吸引することで当該紡績糸10を一時的に貯留するスラックチューブを設けても良い。
第1実施形態では、空気紡績装置9よりも下側でパッケージ28が形成されるレイアウトであるが、空気紡績装置9よりも上側でパッケージ28が形成されても良い。
1 精紡機(紡績機)
7 ドラフト装置
9 空気紡績装置
10 紡績糸
31 糸継部
38 第1解撚パイプ(第1解撚部)
39 第2解撚パイプ(第2解撚部)
45 第1空気噴出孔
46〜49 空気噴出孔
50 空気供給部
51 調整部
52 第1流量調整部
53 第1切替部
54 第2流量調整部
55 第2切替部
56 糸継制御部
93 糸継装置

Claims (10)

  1. パイプ状に構成されており、当該パイプ内に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する第1空気噴出孔が形成されており、第1糸に前記空気流を作用させて当該第1糸を解撚する第1解撚部と、
    前記第1解撚部とは異なる形状を有し、パイプ状に構成されており、当該パイプ内に空気流を発生させるために噴射される空気が通過する第2空気噴出孔が形成されており、第2糸に前記空気流を作用させて当該第2糸を解撚する第2解撚部と、
    前記第1解撚部が解撚した前記第1糸、及び、前記第2解撚部が解撚した前記第2糸の糸継ぎを行う糸継部と、
    を備えることを特徴とする糸継装置。
  2. 請求項1に記載の糸継装置であって、
    前記第1空気噴出孔の数よりも、前記第2空気噴出孔の数が多いことを特徴とする糸継装置。
  3. 請求項2に記載の糸継装置であって、
    前記第1解撚部及び前記第2解撚部は、長手方向に垂直な面で切った断面の内側の輪郭が円形であり、
    前記第1解撚部の軸方向で見たときに、前記第1空気噴出孔は、前記第1解撚部の内側の円形部分に対して垂直に形成されており、
    前記第2解撚部の軸方向で見たときに、前記第2空気噴出孔は、前記第2解撚部の内側の円形部分に沿うように形成されていることを特徴とする糸継装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の糸継装置であって、
    前記第1空気噴出孔の数が1であり、
    前記第2空気噴出孔の数が4であることを特徴とする糸継装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の糸継装置であって、
    前記第1解撚部に供給する空気の流量と、前記第2解撚部に供給する空気の流量と、を個別に調整可能な調整部を備えることを特徴とする糸継装置。
  6. 請求項5に記載の糸継装置であって、
    前記第1解撚部に供給する空気の流量よりも、前記第2解撚部に供給する空気の流量の方が大きいことを特徴とする糸継装置。
  7. 請求項5又は6に記載の糸継装置であって、
    前記調整部は、
    第1解撚部への空気の供給と停止を切り替える第1切替部と、
    第1解撚部に供給する空気の流量を調整する第1流量調整部と、
    第2解撚部への空気の供給と停止を切り替える第2切替部と、
    第2解撚部に供給する空気の流量を調整する第2流量調整部と、
    を備えることを特徴とする糸継装置。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の糸継装置と、
    繊維束をドラフトするドラフト装置と、
    前記ドラフト装置でドラフトされた前記繊維束に撚りを加えて糸を生成する空気紡績装置と、
    前記空気紡績装置が生成した糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取部と、
    を備えることを特徴とする紡績機。
  9. 請求項8に記載の紡績機であって、
    前記空気紡績装置は、
    前記ドラフトされた前記繊維束を紡績室に案内する繊維案内部と、
    空気を噴射して旋回流を発生させることによって前記繊維束に撚りを加えるノズルブロックと、
    前記紡績室で紡績された紡績糸を案内する中空ガイド軸体と、
    を備えることを特徴とする紡績機。
  10. 請求項1から7までの何れか一項に記載の糸継装置を備え、
    紡績糸が巻かれた給糸ボビン又はパッケージを巻き返すことで新たなパッケージを形成することを特徴とする自動ワインダ。
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