JP2016017253A - 紡績機及び紡績方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気紡績装置に詰まった繊維を自動的に除去可能な紡績機を提供する。
【解決手段】紡績機は、ドラフト装置と、空気紡績装置9と、第1駆動部と、を備える。ドラフト装置は、フロントローラ対30を含む複数のドラフトローラ対を有し、繊維束をドラフトする。空気紡績装置9は、ドラフト装置でドラフトされた繊維束に撚りを加えて糸を生成する紡績を行う。第1駆動部は、紡績の開始前であって、ドラフト装置と空気紡績装置9の間で繊維束が分断されている状態において、フロントローラ対30を紡績時の回転方向とは逆方向に回転させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、主要には、繊維束に撚りを加えて糸を生成する空気紡績装置を備える紡績機に関する。詳細には、前記空気紡績装置に残存した繊維を除去する方法に関する。
従来から、空気紡績装置及びドラフト装置で発生する不要な繊維を吸引して除去する紡績機が知られている。特許文献1は、この種の紡績機を開示する。
特許文献1の紡績機では、最下流のドラフトローラ対であるフロントローラ対の下方にダストコレクタが配置されている。ダストコレクタは、吸引流を発生させることで、フロントローラ対又は空気紡績装置の繊維導入口等から脱落した繊維を吸引して除去することができる。また、特許文献1では、繊維導入口に導入される繊維束がダストコレクタの吸引流の影響をあまり受けないように構成されている。
特開2003−193339号公報
空気紡績装置による紡績中にドラフト装置等に風綿が混入した場合、他の繊維束よりも太い部分であるスラブが形成されることがある。このスラブを含んだ繊維束が空気紡績装置に導入される場合、繊維が繊維導入口に詰まってしまうことがある。
特許文献1では、ダストコレクタの吸引流が繊維導入口に導入される繊維束の走行にあまり影響を与えないように、ダストコレクタが構成されている。従って、特許文献1の紡績機では、繊維導入口に詰まった繊維をダストコレクタにより吸引して除去することは困難である。そのため、繊維導入口に詰まった繊維をオペレータが手動で頻繁に除去する必要があり、生産効率が低下することがあった。
本発明の主要な目的は、空気紡績装置に詰まった繊維を自動的に除去可能な紡績機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の第1の観点によれば、ドラフト装置と、空気紡績装置と、第1駆動部と、を備える紡績機が提供される。前記ドラフト装置は、フロントローラ対を含む複数のドラフトローラ対を有し、繊維束をドラフトする。前記空気紡績装置は、前記ドラフト装置でドラフトされた繊維束に撚りを加えて糸を生成する紡績を行う。前記第1駆動部は、紡績の開始前であって、前記ドラフト装置と前記空気紡績装置の間で前記繊維束が分断されている状態において、前記フロントローラ対を紡績時の回転方向である第1方向とは逆方向である第2方向に回転させる。
これにより、フロントローラ対が第2方向に回転することで、空気紡績装置に詰まっていた繊維をフロントローラ対が挟持して引き出すことができる。従って、紡績が停止した際に空気紡績装置に繊維が詰まっていた場合であっても、詰まった繊維を自動的に除去して紡績を開始することができる。従って、生産効率を向上させることができる。
前記の紡績機において、前記空気紡績装置は、当該空気紡績装置の内部に前記繊維束を導入させる繊維導入口が形成された繊維ガイドを備える。
繊維ガイドはフロントローラ対の近傍に位置するため、繊維導入口に繊維が詰まったとしても、空気紡績装置からの繊維の引出しを容易に行うことができる。
前記の紡績機において、前記第1駆動部は、前記フロントローラ対を前記第2方向に回転させた後であって、前記空気紡績装置が紡績を開始する前に、前記フロントローラ対を前記第1方向に回転させる。
これにより、フロントローラ対が空気紡績装置から引き出した繊維をドラフト装置の外部へ送り出すことができる。
前記の紡績機において、前記フロントローラ対以外の前記ドラフトローラ対を駆動する第2駆動部を備える。
これにより、フロントローラ対を他のドラフトローラ対と独立して回転させることができるので、バックローラ対等を停止させた状態でフロントローラ対を回転させることができる。
前記の紡績機は、前記空気紡績装置を、前記フロントローラ対から離れる方向及び接近する方向に移動させる移動部を備える。前記移動部は、前記第1駆動部が前記フロントローラ対を前記第2方向に回転させた後に、前記空気紡績装置を前記フロントローラ対から離れる方向に移動させる。
これにより、空気紡績装置がフロントローラ対から離れることで、空気紡績装置から繊維を確実に引き出すことができる。
前記の紡績機において、前記空気紡績装置は、ノズルブロックと、中空ガイド軸体と、を備える。前記ノズルブロックは、空気を噴射して紡績室に旋回空気流を発生させるノズルを有する。前記中空ガイド軸体は、前記紡績室で旋回空気流によって撚られた前記繊維束が通過する。前記移動部が前記空気紡績装置を前記フロントローラ対から離れる方向に移動させた後に、前記ノズルブロックと前記中空ガイド軸体とが離間し、前記ノズルが空気を噴射する。
フロントローラ対によって少なくとも一部の繊維が引き出されているため、フロントローラ対の第2方向への回転の後にノズルが空気を噴射することで、空気紡績装置に残った繊維を除去することができる。
前記の紡績機において、前記第1駆動部が前記フロントローラ対を前記第2方向に回転させる前に、前記移動部は、前記空気紡績装置を前記フロントローラ対に接近させる。
これにより、空気紡績装置に詰まった繊維をより確実にフロントローラ対で挟持して引き出すことができる。
前記の紡績機において、前記フロントローラ対が前記第2方向に回転する速度は、紡績時に当該フロントローラ対が前記第1方向に回転する速度よりも遅い。
これにより、空気紡績装置に詰まった繊維を、繊維が破断しない速度で引き出すことができる。
前記の紡績機において、前記フロントローラ対が前記第2方向に回転することで引き出した繊維を吸引して除去する吸引除去装置を備える。
これにより、空気紡績装置から引き出した繊維が他の部材に付着することを防止できる。
前記の紡績機は、複数の紡績ユニットを備える。前記紡績ユニットは、前記ドラフトローラ対、前記空気紡績装置、及び前記第1駆動部を有する。
これにより、例えば空気紡績装置に繊維が詰まっている可能性がある紡績ユニットのみにおいて、フロントローラ対を第2方向に回転させることができる。
本発明の第2の観点によれば、紡績の開始前であって、ドラフト装置と空気紡績装置の間で繊維束が分断されている状態において、前記ドラフト装置のフロントローラ対を紡績時の回転方向とは逆方向に回転させることで、前記空気紡績装置に詰まった繊維を引き出す繊維除去方法が提供される。
これにより、フロントローラ対を第2方向に回転させることで、空気紡績装置に詰まっていた繊維をフロントローラ対により挟持して引き出すことができる。従って、紡績が停止した際に空気紡績装置に繊維が詰まっていた場合であっても、詰まった繊維を自動的に除去して紡績を開始することができる。従って、生産効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る精紡機が備える紡績ユニットの構成を示す側面図。 空気紡績装置及びその周辺の構成を示す断面図。 空気紡績装置を移動させるための構成を示す側面図。 空気紡績装置をフロントローラ対へ近づける様子を示す側面図。 フロントローラ対を逆回転させて空気紡績装置から繊維屑を引き出す様子を示す側面図。 空気紡績装置をフロントローラ対から離して繊維屑を除去する様子を示す側面図。 空気紡績装置を紡績を行う位置に戻し、紡績を開始する様子を示す側面図。
次に、本発明の一実施形態に係る精紡機(紡績機)について、図面を参照して説明する。本明細書において「上流」及び「下流」とは、紡績時での繊維束及び紡績糸の走行方向における上流及び下流を意味する。
精紡機は、並設された多数の紡績ユニットと、この紡績ユニットを集中的に管理する図略の機台制御装置と、を備えている。各紡績ユニット2は、ドラフト装置7から送られてくる繊維束8を空気紡績装置9で紡績して紡績糸10を生成し、この紡績糸10を巻取部26で巻き取ってパッケージ50を形成する。
図1に示すように、各紡績ユニット2は、上流から下流へ向かって順に配置された、ドラフト装置7と、空気紡績装置9と、糸貯留装置22と、糸継装置23と、糸監視装置25と、巻取部26と、を備えている。紡績ユニット2が備える各部は、当該紡績ユニット2に設けられた図略のユニットコントローラによって制御されている。但し、紡績ユニット2が備える各部は、機台制御装置によって制御されても良い。
ドラフト装置7は、上流側から順に、バックローラ16、サードローラ17、ゴム製のエプロンベルト18を装架したミドルローラ19、及びフロントローラ20の4つのドラフトローラを備える。ドラフト装置7は、各ドラフトローラに対向するように配置された対向ローラを有している。ドラフト装置7は、ドラフトローラ対を駆動する駆動部として、第1駆動部31と、第2駆動部32と、を備える。第1駆動部31は、モータ等の駆動装置であり、フロントローラ20を駆動する。第2駆動部32は、モータ等の駆動装置であり、各ドラフトローラに応じて変速を行った後に、バックローラ16、サードローラ17、及びミドルローラ19を駆動する。このように、本実施形態では、フロントローラ20だけを独立して駆動することができる。なお、以下の説明では、フロントローラ20及びそれに対向して配置された対向ローラをまとめてフロントローラ対30と称する。
ドラフト装置7は、図略のスライバケースからスライバガイドを介して供給されるスライバ15を、ドラフトローラと対向ローラとの間で挟み込んで搬送することにより、所定の繊維量(又は太さ)となるまで引き伸ばして(ドラフトして)繊維束8とする。
フロントローラ20のすぐ下流側には、空気紡績装置9が配置されている。ドラフト装置7でドラフトされた繊維束8は、空気紡績装置9に供給される。空気紡績装置9は、ドラフト装置7から供給された繊維束8に撚りを加えて、紡績糸10を生成する。
フロントローラ20及び空気紡績装置9の下方には、吸引除去装置29が配置されている。吸引除去装置29は、ドラフト時に脱落した繊維や、空気紡績装置9の詰まりを除去した際に落ちる繊維を吸引して除去する。なお、空気紡績装置9の詳細な構成及び空気紡績装置9の詰まりを除去する方法については後述する。
空気紡績装置9の下流には、デリベリローラ21と、デリベリローラ21に接離可能であるニップローラと、が設けられている。空気紡績装置9から排出された紡績糸10をデリベリローラ21とニップローラとの間に挟んでデリベリローラ21を回転駆動させることにより、紡績糸10を巻取部26に向けて送ることができる。
デリベリローラ21の下流には、紡績糸10を案内する第1ガイド46が配置されている。第1ガイド46は、紡績糸10を糸貯留装置22へ案内する。第1ガイド46は、糸継ぎを行うとき等に糸貯留装置22に紡績糸10を引き寄せるために移動可能である。
第1ガイド46の下流には、糸貯留装置22が設けられている。糸貯留装置22は、糸貯留ローラ41と、当該糸貯留ローラ41を回転駆動する電動モータ42と、糸掛け部材43と、を備えている。糸貯留ローラ41の外周面に紡績糸10が巻き付けられることにより、紡績糸10が一時的に貯留される。
糸貯留ローラ41の下流側端部には、糸掛け部材43が取り付けられている。糸掛け部材43は、糸貯留ローラ41に対して相対回転可能に支持されている。糸掛け部材43又は糸貯留ローラ41の何れか一方には永久磁石が取り付けられ、他方には磁気ヒステリシス材が取り付けられている。これらの磁気的手段により、糸掛け部材43が糸貯留ローラ41に対し相対回転するのに抗するトルクが発生する。従って、このトルクに打ち勝つような力が糸掛け部材43に加わった場合(所定以上の糸張力が掛かっている場合)のみ、糸掛け部材43は糸貯留ローラ41に対して相対的に回転し、糸貯留ローラ41に巻き付けられた紡績糸10を解舒することができる。また、このトルクに打ち勝つ力が糸掛け部材43に掛かっていない場合、糸貯留ローラ41と糸掛け部材43は一体的に回転し、糸貯留ローラ41に紡績糸10が貯留される。
このように、糸貯留装置22は、下流側の糸張力が上がると紡績糸10を解舒し、糸張力が下がる(紡績糸10が弛みそうになる)と紡績糸10の解舒を止めるように動作する。これにより、糸貯留装置22は、紡績糸10の弛みを解消して、紡績糸10に適切な張力を付与することができる。また、糸掛け部材43が上記のように糸貯留装置22と巻取部26と間の紡績糸10に加わる張力の変動を吸収するように動作することで、当該張力の変動が、空気紡績装置9から糸貯留装置22までの間の紡績糸10に影響を及ぼすことを防止できる。
精紡機の設置面に対して、糸貯留装置22の上流側の糸走行方向は略水平方向であるが、糸貯留装置22の下流側の糸走行方向は、斜め上方向である。従って、紡績糸10の巻取り中の糸道は、糸貯留装置22によって大きく(90°以上)屈曲させられている。
糸貯留ローラ41の下流には、当該糸貯留ローラ41から解舒される紡績糸10の挙動を抑える第2ガイド47が設けられている。
第2ガイド47の下流には、糸継装置23が設けられている。糸継装置23は、空気紡績装置9とパッケージ50との間の紡績糸10が何らかの理由により分断状態となったときに、空気紡績装置9からの紡績糸10(第1糸)と、パッケージ50からの紡績糸10(第2糸)と、を糸継ぎする。本実施形態において、糸継装置23は、圧縮空気により発生させた旋回空気流によって糸端同士を撚り合わせるスプライサ装置である。ただし、糸継装置23は上記スプライサ装置に限らず、例えば機械式のノッタ等を採用することができる。
紡績ユニット2は、糸継装置23まで紡績糸10を案内する案内装置を備えている。案内装置は、第1糸を搬送する第1案内装置27と、糸継装置23まで第2糸を搬送する第2案内装置28と、から構成される。
第1案内装置27は、その根元部分が回動可能に支持されており、この根元部分を回動中心として上下方向に回動することができる。第1案内装置27は、中空状に構成されるとともに、図略のブロアに接続されており、吸引空気流を発生させることができる。第1案内装置27は、下方に回動することで、デリベリローラ21が送り出した第1糸の糸端を捕捉することができる(図1の鎖線を参照)。このとき、本実施形態ではデリベリローラ21とニップローラは接触しているが、デリベリローラ21とニップローラを接触させないようにしても良い。第1案内装置27は、第1糸を捕捉した後、上方に回動することで、第1糸を糸継装置23へ搬送することができる。
第2案内装置28は、その根元部分が回動可能に支持されており、この根元部分を回動中心として上下方向に回動することができる。第2案内装置28も、中空状に構成されるとともに、図略のブロアに接続されており、吸引空気流を発生させることができる。第2案内装置28は、上方に回動することで、第2糸の糸端を捕捉することができる(図1の鎖線を参照)。第2案内装置28は、第2糸を捕捉した後、下方に回動することで、第2糸を糸継装置23へ搬送することができる。
この状態で糸継装置23を動作させることで、第1糸と第2糸を糸継ぎし、空気紡績装置9とパッケージ50との間で紡績糸10を連続状態とする。これにより、パッケージ50への紡績糸10の巻取りを再開することができる。
糸継装置23の下流には、糸監視装置25が設けられている。糸監視装置25は、走行する紡績糸10の太さを、図略の静電容量式センサによって監視する。糸監視装置25は、紡績糸10の糸欠陥(紡績糸10の太さなどに異常がある箇所)を検出した場合に、糸欠陥検出信号をユニットコントローラへ送信する。ユニットコントローラは、糸欠陥検出信号を受信した場合、糸監視装置25の近傍に配置されたカッタ24(糸切断装置)を駆動し、紡績糸10を切断する。なお、糸監視装置25は静電容量式のセンサに限らず、例えば光透過式のセンサで糸の太さを監視しても良い。また、糸欠陥として、紡績糸10に含まれる異物を監視しても良い。
糸貯留装置22の下流には、巻取部26が配置されている。巻取部26は、クレードルアーム52と、巻取ドラム53と、を備える。糸貯留装置22から巻取部26への糸道は、下流ガイド48により屈曲して案内されている。
クレードルアーム52は、紡績糸10を巻き付けるための巻取管51を回転可能に支持することができる。クレードルアーム52は、その根元部分を回動中心として回動可能である。これにより、巻取管51に紡績糸10が巻き付けられてパッケージ50の径が大きくなっても、適切に紡績糸10の巻取りを継続することができる。
巻取ドラム53は、図略の巻取ドラム駆動モータの駆動力が伝達されることにより、巻取管51又はパッケージ50の外周面に接触した状態で回転する。巻取ドラム53の外周面には図略の綾振溝が形成されており、この綾振溝によって紡績糸10を所定の幅でトラバースすることができる。これにより、巻取部26は、紡績糸10をトラバースさせながら巻取管51に巻き付けて、パッケージ50を形成することができる。
次に、図2及び図3を参照して、空気紡績装置9の構成について説明する。
図2に示すように、空気紡績装置9は、第1ホルダ(ノズルホルダ)60と、第2ホルダ70と、を備える。第1ホルダ60は、空気紡績装置9の上流側の端部に配置される。第1ホルダ60は、繊維ガイド61と、紡績室62と、ノズル63と、を備える。
繊維ガイド61は、ドラフト装置7でドラフトされた繊維束8を空気紡績装置9の内部に向けて案内する。繊維ガイド61には、繊維導入口61aと、ガイドニードル61bと、が形成されている。ドラフト装置7でドラフトされた繊維束8は、繊維導入口61aから導入され、ガイドニードル61bに巻きかかるようにして紡績室62内に案内される。空気紡績装置9は、ノズル63から紡績室62内に空気を噴出して、紡績室62内の繊維束8に旋回空気流を作用させる。
第2ホルダ70は、中空ガイド軸体71と、糸通路72と、を備える。糸通路72は、中空ガイド軸体71の軸中心に形成されている。ノズル63が発生させた旋回空気流によって、繊維束8の繊維の後端は中空ガイド軸体71の先端の周囲を振り回される。これにより、繊維束8に撚りが加えられて紡績糸10が生成される。紡績糸10は、糸通路72を通って下流側の糸出口(図略)から空気紡績装置9の外部へ送出される。
図3に示すように、空気紡績装置9は、第1アーム65と、第2アーム75と、回動軸80と、シリンダ(移動部)81と、第1付勢部材82と、第2付勢部材83と、規制部材84と、を備える。
第1アーム65は、長手状の部材であり、長手方向の一端に第1ホルダ60が固定されている。第2アーム75は、長手状の部材であり、長手方向の一端に第2ホルダ70が固定されている。第1アーム65及び第2アーム75は、長手方向の他端に取り付けられた回動軸80を中心として回動することができる。
シリンダ81は、ピストン81aと、ロッド81bと、を備えている。ピストン81aは、図略のフレーム等に固定されている。ロッド81bは、図略の空気供給源からシリンダ81に空気が供給されることで当該ピストン81aから離れる方向へ移動する。ロッド81bの先端は、第2アーム75に回動可能に取り付けられている。
第1付勢部材82の一端は図略のフレーム等に固定されており、第1付勢部材82の他端は第2アーム75に回動可能に取り付けられている。第1付勢部材82は、第2アーム75を第1アーム65に向けて付勢している。第2付勢部材83は、第1アーム65と第2アーム75とを連結している。規制部材84は、第1アーム65の所定以上の回動を規制する。
シリンダ81に空気が供給されてロッド81bが当該ピストン81aから離れる方向へ移動することで、第2アーム75を第1アーム65から離れる方向へ回動することができる(図3の鎖線を参照)。なお、第1アーム65と第2アーム75は第2付勢部材83で接続されているので、第1アーム65も第2アーム75と同様に回動する。なお、第1アーム65が規制部材84に接触した後は、第2アーム75のみが回動する。以上により、フロントローラ対30と第1ホルダ60を離間させるとともに、第1ホルダ60と第2ホルダ70を離間させることができる。
次に、図4から図7までを参照して、空気紡績装置9での繊維の詰まりを除去する方法について説明する。以下の処理は、空気紡績装置9での繊維の詰まりの有無に関係なく、全ての紡績ユニット2について行われる。以下の説明では、紡績の終了後に空気紡績装置9等に残存した繊維を繊維屑8aと称する。
図4(a)には、紡績の終了後の様子が模式的に示されている。紡績の停止後であり、新たに紡績を開始する前であるため、空気紡績装置9とドラフト装置7との間で繊維束8が分断状態にある。このとき、空気紡績装置9の繊維ガイド61に繊維屑8aが詰まっていたとする。初めに、シリンダ81を動作させることにより、空気紡績装置9をフロントローラ対30に接近させる(図4(b)を参照)。これにより、空気紡績装置9に詰まっている繊維屑8aをフロントローラ対30に近づけることができる。なお、この処理は省略しても良いし、第1ホルダ60のみをフロントローラ対30に近づけても良い。また、空気紡績装置9をフロントローラ対30に接近させる前に、サードローラ17、ミドルローラ19、及びフロントローラ20を紡績時の方向(第1方向)に回転させても良い。これにより、紡績を停止した際にミドルローラ19とフロントローラ20の間に残っていた繊維束8を排出できる。
次に、図5(a)に示すように、第1駆動部31は、フロントローラ対30を紡績時の方向とは逆方向(第2方向)に回転させる(以下、逆回転と称する)。フロントローラ対30の逆回転の回転速度は、紡績時(ドラフト時)の回転速度よりも遅い。フロントローラ対30が逆回転することで、空気紡績装置9に詰まっていた繊維屑8aがフロントローラ対30に引き込まれて挟持される。そして、第1駆動部31が更にフロントローラ対30を逆回転させることで、繊維屑8aを空気紡績装置9から引き出すことができる。なお、この段階で落下した繊維屑8aは、吸引除去装置29に吸引されて除去される。
フロントローラ対30の逆回転を過剰に継続すると繊維屑8aがドラフト装置7の内部に送られてしまうので、適当なタイミングでフロントローラ対30の逆回転を停止することが好ましい。なお、フロントローラ対30を停止させるタイミングには、予め設定した固定値を用いても良いし、繊維長又は繊維の種類等に応じて算出した値を用いても良い。
次に、停止しているフロントローラ対30に対して空気紡績装置9がフロントローラ対30から離れる方向へ移動する(図5(b)を参照)。これにより、繊維屑8aが空気紡績装置9から引き出されていない場合であっても、当該繊維屑8aの一端がフロントローラ対30により挟持されているため、当該繊維屑8aが空気紡績装置9から引き出される。空気紡績装置9が更に移動することで、第2ホルダ70が第1ホルダ60から離れる(図6(a)を参照)。なお、本実施形態では、繊維走行方向に沿うように空気紡績装置9を移動させているが、繊維走行方向に対して垂直方向(図6の前後方向又は紙面裏表方向)に空気紡績装置9を移動させても良い。
次に、図6(b)に示すように、フロントローラ対30を紡績時の方向に回転する(以下、正回転と称する)。これにより、空気紡績装置9から引き出した繊維屑8aをドラフト装置7の外部に送り出すことができる。ドラフト装置7が送り出した繊維屑8aは、吸引除去装置29によって吸引されて除去される。
空気紡績装置9は、第1ホルダ60と第2ホルダ70を離間した状態で、ノズル63から圧縮空気を噴射する。本実施形態では、少なくとも一部の繊維屑8aがフロントローラ対30により空気紡績装置9から引き出されているため、繊維ガイド61での繊維の詰まりは軽減している。従って、ノズル63からの圧縮空気の噴射により、繊維ガイド61等に残存した繊維屑8aを略確実に除去することができる。
次に、空気紡績装置9がフロントローラ対30に接近する方向に移動する(図7(a)を参照)。その後、フロントローラ対30及びその他のドラフトローラ対が正回転してスライバ15をドラフトするとともに、空気紡績装置9が繊維束8を紡績する(図7(b)を参照)。これにより、紡績を開始することができる。
以上に説明したように、本実施形態の紡績機は、ドラフト装置7と、空気紡績装置9と、第1駆動部31と、を備える。ドラフト装置7は、フロントローラ対30を含む複数のドラフトローラ対を有し、繊維束8をドラフトする。空気紡績装置9は、ドラフト装置7でドラフトされた繊維束8に撚りを加えて糸を生成する紡績を行う。第1駆動部31は、紡績の開始前であって、ドラフト装置7と空気紡績装置9の間で繊維束8が分断されている状態において、フロントローラ対30を逆回転させる(第2方向に回転させる)。
これにより、フロントローラ対30が逆回転することで、空気紡績装置9に詰まっていた繊維屑8aをフロントローラ対30が挟持して引き出すことができる。従って、紡績が停止した際に空気紡績装置9に繊維屑8aが詰まっていた場合であっても、詰まった繊維屑8aを自動的に除去して紡績を開始することができる。従って、生産効率を向上させることができる。
また、本実施形態の紡績機において、空気紡績装置9は、当該空気紡績装置9の内部に繊維束8を導入させる繊維導入口61aが形成された繊維ガイド61を備える。
繊維ガイド61はフロントローラ対30の近傍に位置するため、繊維導入口61aに繊維屑8aが詰まっていたとしても、空気紡績装置9から繊維屑8aの引出しを容易に行うことができる。
また、本実施形態の紡績機において、第1駆動部31は、フロントローラ対30を、逆回転させた後であって、紡績を開始する前に、正回転させる。
これにより、フロントローラ対30は、繊維屑8aをドラフト装置7の外部へ送り出すことができる。
また、本実施形態の紡績機は、空気紡績装置9を、フロントローラ対30から離れる方向及び接近する方向に移動させるシリンダ81を備える。シリンダ81は、フロントローラ対30が逆方向に回転した後に、空気紡績装置9をフロントローラ対30から離れる方向に移動させる。
これにより、空気紡績装置9がフロントローラ対30から離れることで、空気紡績装置9から繊維屑8aを確実に引き出すことができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記の実施形態では、繊維屑8aを除去するために、フロントローラ対30を逆回転させた後に正回転させている。しかし、フロントローラ対30を逆回転のみさせて、繊維屑8aを空気紡績装置9から除去しても良い。例えばフロントローラ20とエプロンベルト18との距離が遠い場合は、引き出した繊維屑8aがエプロンベルト18に詰まりにくいため、フロントローラ対30の正回転を省略しても良い。
上記の実施形態では、第1アーム65と第2アーム75とを回動させることで空気紡績装置9を移動させている。しかし、例えばレールに沿って空気紡績装置9を平行移動させても良い。
上記の実施形態では、ノズル63と中空ガイド軸体71とで紡績を行う空気紡績装置9に本発明を適用したが、その他の方法で空気紡績を行う空気紡績装置に本発明を適用しても良い。例えば、特願2011−38210に開示されているように、向きが異なる2つの旋回空気流を作用させることで、空気紡績を行う空気紡績装置に本発明を適用できる。
上記の実施形態では、空気紡績装置9の詰まりを除去する処理は、実際の詰まりの有無に関係なく、全ての紡績ユニット2について行われる。しかし、空気紡績装置9の詰まりを検出するセンサを設け、詰まりが生じている紡績ユニット2のみに上記の処理を行っても良い。この場合、紡績ユニット2毎にドラフトローラ対(フロントローラ対30)の回転を制御する。また、紡績の中断後、上記の処理を行わずに紡績再開動作を先ずは行い、当該紡績再開動作が所定回数連続して失敗した場合に、上記の処理を行い、紡績再開動作を再度行うようにしても良い。また、紡績の中断時又は停止時においては、バックローラ16を停止させた後にサードローラ17、ミドルローラ19及びフロントローラ20の回転を継続させてミドルローラ19とフロントローラ20の間に残った繊維束8を排出した後に、サードローラ17、ミドルローラ19及びフロントローラ20の回転を停止しても良い。
上記の実施形態では、フロントローラ対30を逆回転させ、その後に空気紡績装置9を移動させてノズル63による繊維屑8aの除去を行っている。しかし、空気紡績装置9を移動させ、ノズル63による繊維屑8aの除去を行った後に、空気紡績装置9の位置を戻してフロントローラ対30を逆回転させて詰まりを除去しても良い。また、空気紡績装置9を移動させる処理を省略して、フロントローラ対30を逆回転させた後、そのまま正回転させても良い。
上記の実施形態では、バックローラ16、サードローラ17、及びミドルローラ19は1つの駆動部(第2駆動部32)によって駆動されるが、それぞれのドラフトローラを個別の駆動部で駆動しても良い。また、バックローラ16とサードローラ17を1つの駆動部で駆動し、ミドルローラ19を別の駆動部で駆動しても良い。
ガイドニードル61bを省略して、繊維ガイド61の下流側端部により、ガイドニードル61bの機能を果たしても良い。
紡績ユニット2毎に糸継装置23が設けられる構成に代えて、紡績ユニット2間を移動可能な作業台車を備え、当該作業台車が糸継ぎを行う構成であっても良い。
上記の実施形態では、空気紡績装置9が生成した紡績糸10が巻取部26によってパッケージ50に巻き取られる。この構成に代えて、空気紡績装置9の下流側に編み機等が配置されていても良い。
2 紡績ユニット
7 ドラフト装置
8 繊維束
9 空気紡績装置
10 紡績糸
60 第1ホルダ(ノズルホルダ)
61 繊維ガイド
70 第2ホルダ
71 中空ガイド軸体
81 シリンダ(移動部)

Claims (11)

  1. フロントローラ対を含む複数のドラフトローラ対を有し、繊維束をドラフトするドラフト装置と、
    前記ドラフト装置でドラフトされた前記繊維束に撚りを加えて糸を生成する紡績を行う空気紡績装置と、
    紡績の開始前であって、前記ドラフト装置と前記空気紡績装置の間で前記繊維束が分断されている状態において、前記フロントローラ対を紡績時の回転方向である第1方向とは逆方向である第2方向に回転させる第1駆動部と、
    を備えることを特徴とする紡績機。
  2. 請求項1に記載の紡績機であって、
    前記空気紡績装置は、当該空気紡績装置の内部に前記繊維束を導入させる繊維導入口が形成された繊維ガイドを備えることを特徴とする紡績機。
  3. 請求項1又は2に記載の紡績機であって、
    前記第1駆動部は、前記フロントローラ対を前記第2方向に回転させた後であって、前記空気紡績装置が紡績を開始する前に、前記フロントローラ対を前記第1方向に回転させることを特徴とする紡績機。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の紡績機であって、
    前記フロントローラ対以外の前記ドラフトローラ対を駆動する第2駆動部を備えることを特徴とする紡績機。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の紡績機であって、
    前記空気紡績装置を、前記フロントローラ対から離れる方向及び接近する方向に移動させる移動部を備え、
    前記移動部は、前記第1駆動部が前記フロントローラ対を前記第2方向に回転させた後に、前記空気紡績装置を前記フロントローラ対から離れる方向に移動させることを特徴とする紡績機。
  6. 請求項5に記載の紡績機であって、
    前記空気紡績装置は、
    空気を噴射して紡績室に旋回空気流を発生させるノズルを有するノズルブロックと、
    前記紡績室で旋回空気流によって撚られた前記繊維束が通過する中空ガイド軸体と、
    を備え、
    前記移動部が前記空気紡績装置を前記フロントローラ対から離れる方向に移動させた後に、前記ノズルブロックと前記中空ガイド軸体とが離間し、前記ノズルが空気を噴射することを特徴とする紡績機。
  7. 請求項5又は6に記載の紡績機であって、
    前記第1駆動部が前記フロントローラ対を前記第2方向に回転させる前に、前記移動部は、前記空気紡績装置を前記フロントローラ対に接近させることを特徴とする紡績機。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の紡績機であって、
    前記フロントローラ対が前記第2方向に回転する速度は、紡績時に当該フロントローラ対が前記第1方向に回転する速度よりも遅いことを特徴とする紡績機。
  9. 請求項1から8までの何れか一項に記載の紡績機であって、
    前記フロントローラ対が前記第2方向に回転することで引き出した繊維を吸引して除去する吸引除去装置を備えることを特徴とする紡績機。
  10. 請求項1から9までの何れか一項に記載の紡績機であって、
    複数の紡績ユニットを備え、
    前記紡績ユニットは、前記ドラフトローラ対、前記空気紡績装置、及び前記第1駆動部を有することを特徴とする紡績機。
  11. 紡績の開始前であって、ドラフト装置と空気紡績装置の間で繊維束が分断されている状態において、前記ドラフト装置のフロントローラ対を紡績時の回転方向とは逆方向に回転させることで、前記空気紡績装置に詰まった繊維を引き出すことを特徴とする繊維除去方法。
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