JPS62203575A - 超音波振動を利用した表面波モ−タ− - Google Patents

超音波振動を利用した表面波モ−タ−

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JPS62203575A
JPS62203575A JP61272254A JP27225486A JPS62203575A JP S62203575 A JPS62203575 A JP S62203575A JP 61272254 A JP61272254 A JP 61272254A JP 27225486 A JP27225486 A JP 27225486A JP S62203575 A JPS62203575 A JP S62203575A
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surface wave
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忠雄 高木
Shigemasa Sato
重正 佐藤
Kazuo Hakamata
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
    • H02N2/163Motors with ring stator

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、弾性体と、該弾性体を励振させる圧電体とを
有する超音波振動を利用した表面波モーターに関する。
「従来の技術」 従来1表面波モーターを高効率で駆動するためには、入
力電源周波数を弾性体および圧電体からなるステーター
の共振周波数に−・致させることが必要であると考えら
れていた。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、実験および測定の結果1表面波モーターを該
共振周波数で駆動するように制御する場合には、トルク
の変動、各種環境の変化等により、該共振周波数が変動
するので、(1)表面波モーターの挙動が不安定になり
、安定した性能が得られない、(2)該共振周波数を検
知し、これを維持する実用的な手段が得難い、(3)特
に。
該共振周波数の変動により入力電源周波数が共振周波数
より低くなった場合には、表面波モーターの性能が箸し
く低下する等の問題点が生じることが判明した。
本発明は、このような従来の問題点に着目して成された
もので、J(複周波数が変動した場合でも、安定して高
効率で駆動される表面波モーターを提供することを目的
としている。
r問題点を解決するための1段」 かかる目的を達成するための未発I町の要旨は。
り1性体と、該りi性体を励振させる圧電体とを有する
Jfl ff波振動を利用した表面波モーターにおいて
、該圧電体の入力電圧が印加されていない部分から、励
振によって生ずるモニター電圧を検出するモニター電圧
検出部と、前記弾性体および圧電体からなるステーター
の共振周波数よりも高い周波数領域において、前記モニ
ター電圧が前記共振周波数で得られる最大のモニター電
圧より低い所定の電圧値になるように入力′電源周波数
を制御する周波数制御部とを設けて成ることを特徴とす
る超音波振動を利用した表面波モーターに存する。
「作用」 そして、L記表面波モーターでは、前記周波数制御部が
、前記共振周波数よりも高い周波数領域において、前記
モニター電圧が所定の電圧値になるように人力電源周波
数を制御し、これによって該ノ(複局波数が変動しても
、安定して高効率で駆動される。
「実施例」 以r、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示している。
第2図に示すように1表面波モーター1は、弾性体2と
、該弾性体2を励振させる圧電体3とを右している。該
弾性体2には圧電体3が接着されており、圧電体3の励
振によって弾性体2に屈曲運動が生じるように成ってい
る。この弾性体2と圧電体3とによりステーター10が
構成されている。
該ステーターlOによって駆動されるローター母体4の
、弾性体2側の面には、摩擦係数の高い樹脂等のスライ
ダー5がコーティングされている。このローター母体4
とスライダー5とによりローター20が構成されている
ステーターlOは、フェルト等の振動絶縁部材6を介し
て固定部7に支持されている。また。
ローター20も、フェルト等の振動絶縁部材8を介して
回動部材9に支持されている。従って1表面波モーター
1の回動力を実際に外部に出力するのは回動部材9であ
る。
該回動部材9の一端面には、スラスト軸受11a−1i
eが配置されており、該スラスト軸受11a〜lieと
固定部12どの間にはウェーブワッシャー等のばね部材
13が介装されている。該ばね部材13の付勢力は、ス
ラスト軸受11a−11c、回動部材9および振動絶縁
部材8を介してローター20に伝達されており、該ロー
ター20のスライダー5はこの付勢力によってステータ
ー10の弾性体2に圧接されている。
第1図は、前記圧電体3に印加される交流電圧の電源周
波数(人力電源周波数)を制御する制御回路を示してい
る。
第1図に示すように、前記圧電体3はリング状に形成さ
れており、該圧電体3の、りを性体2と逆側の面には4
つのセグメント電極3a〜3dが焼成されている。
セグメント電極3aには正弦波の交流電圧が人力され、
またセグメント電極3bにはセグメント電極3aに人力
される正弦波とπ/2だけ位相のずれた正弦波の交流電
圧が入力されている。セグメント電極3Cはグランドに
接続されている。また、交流電圧が印加されていないセ
グメント電極3dからは、圧電体3の励振によって生じ
るモニター電圧V11ntが検出される。
第1図に示す制御回路は、セグメント電極3dからのモ
ニター電圧Vmntをモ滑化されたモニター′市圧V 
’ antとして検出するモニター電圧検出部30と、
前記ステーター10の共振周波数fcrよりも高い周波
数領域において、モ滑化されたモニター電圧V ’ 1
1ntが所定の電圧値になるように、前記セグメント電
極3a、3bに人力される交流電圧の人力電源周波数f
を制御する周波数回ga部40とから成っている。
該モニター電圧検出部30は、セグメント電極3dから
のモニター電圧π圧Vmntを整波するダイオード31
と、抵抗32およびコンデンサ33からなり、該ダイオ
ード31からの電圧を平滑化する積分回路と、抵抗34
とから構成されており、該抵抗34の出力端から平滑化
されたモニター電圧V ’ antが出力されるように
成っている。
前記周波数制御部40は、演算増幅器41と、V−f変
換器42と、初期電圧発生器43と、位相器44と、ア
ンプ45.46とから構成されている。
演算増幅器41の反転入力端子−は抵抗34の出力端に
接続されており、該反転入力端子には平滑化されたモニ
ター電圧V′層ntが入力されている。該演算増幅器4
1の非反転入力端子は定電圧源47に接続されており、
該非反転入力端子には所定の電圧Vstが入力されてい
る。この所定の電圧Vstは平滑化されたモニター電圧
V′層ntの目標値である。すなわち、?J演算増幅器
41の反転入力端Y−とその出力端子の間には抵抗48
が接続されぞおり、該演算増幅器41はこの2つの電圧
cr)差信U3ΔV (ΔV = Vst −V ’ 
ant )を出力するように成っている。
前記V−f変換器42は、演算増幅器41から出力され
る電圧の差信号ΔVを受け、この信号ΔVの符号と大き
さによって入力電源周波数fのシフト礒(符号を含む)
を計算し、それまで出力していた入力電源周波数fに加
算した周波数(f+Δf)の信号を出力するように成っ
ている。
前記初期電圧発生器43は、表面波モーター1の起動時
にV−f変換器42に初期電圧VOを出力し、通常状態
で変化しうる表面波モーター1の共振周波数の最大値よ
りも更に少し高い(例えば、10%程度高い)周波数の
信号(以下最大周波数の信号と称す)をV−f変換器4
2から初期出力として出力させるためのものである。
前記位相器44は、表面波モーターlの回転方向によっ
てV−f変換器42からの出力(正弦波)の位相を+π
/2もしくは−π/2ずらず働きをするものである。
77プ45,46は、V−f変換器421位相器44か
らの出力をそれぞれ増幅してセグメント電極3a、3b
に送る働きをするものである。
なお、第3図は、上記実施例における。前記入力電源周
波数fとモニター電圧V antとの関係を表わすモニ
ター電圧曲線、および前記ローター20の回転数Nとモ
ニター電圧VIIntとの関係を表わす回転数曲線を示
している。
この第3図では、横軸に入力電源周波数fを。
縦軸にローター20の回転数Nおよびモニター電圧V 
l1ntをそれぞれ示しである。
第3図から明らかなように、モニター電圧V antは
ローター20の回転fiNと強い相関を持っており1回
転数Nが最大値N1axとなるときの入力電源周波数を
fcrとすると、モニター電圧V antもこの周波数
fcrにおいて最大値Vmaxを示す。なお、この周波
数farは表面波モーター1のノ(複局波数でもある。
ここで、表面波モーター1の入力電源周波数fとして最
も理想的な周波数を求める為に、以下の実験を行った。
この実験でまず入力電源周波数fを共振周波数far以
下の周波数に設定し、徐々に周波数をと昇させて共振周
波数far以上の周波数まで変化させて測定結果を得た
。その結果、■入力電源周波afが共振周波数fcrよ
りも低い場合には、負荷トルクの増加により急激に回転
速度が低ドしたりして適当でなかった。■入力電源周波
数fが共振周波数fcrに一致、はぼ一致している場合
には、回動中に騒音を発生したり、負荷トルクの増加に
より急激に回転速度が低下したり。
また駆動の再現性に乏しく挙動が不安定である等により
、適当ではなかった。■入力電源周波数fが共振周波数
fcrよりも高い場合には、駆動の再現性が高く、且つ
挙動も安定であり、駆動効率が良かった。
そして、L記実施例では、該共振周波数fcrよりも高
い、制御目標となる理想的な周波数fd[(fd −f
ar) / fcr= O、OL程度の周波数1に対応
するモニター電圧を前記所定の電圧Vstに設定しであ
る。
以ド、作用を説明する。
圧電体3のセグメント電極3a、3bに、圧いにπ/2
だけ位相のずれた交流電圧がそれぞれ印加されると、該
圧電体3が励振され、該圧電体3の励振によってりb性
体2に屈曲運動が生じる。
このとき、ローター20のスライダー5はばね部材13
の付勢力によってステーター10の弾性体2に圧接され
ているので、該り1性体2の屈曲連動によりローター2
0が回転する。このローター20の回転が振動絶縁部材
8を介して回転部材9に伝達され、該回転部材9の回転
により表面波モーター1の回動力が外部に出力される。
このような表面波モーター1の起動は、前記初期電圧発
生器43からV−f変換器42に前記初期電圧vOを出
力し、該初期電圧■0により前記V−f変換器42が前
記最大周波数の信すを初期出力として出力し、この最大
周波数の信号がアンプ45を介してセグメント電極3a
に、位相器44およびアンプ46を介してセグメント電
極3bにそれぞれ入力されることによって行なわれる。
このようにして表面波モーター1が起動された際には、
セグメント電極3dからは前記最大周波数の信号に対応
したモニター電圧V antが検出きれる。該最大周波
数の信号は第3図で示す前記周波数fdよりも周波数が
大きいので、該起動面にセグメント′屯極3dから検出
されるモニター電圧V l1ntは、前記所定の電圧V
stよりも小さいことが第3図から明らかである。
起動時にセグメント電極3dから検出されるモニター電
圧Vmntは、前記モニター電圧検出部30のダイオー
ド31により整流され、抵抗32とコンデンサ33とか
ら成る積分回路によって羽滑化され、抵抗34の出力端
からモ滑化されたモニター電圧V ’ antが演算増
幅器41の反転入力端T−に送られる。
このモ滑化されたモニター電圧V ’ +*ntも前記
所定の電圧Vstより小さいので、@算増幅器41から
出力される電圧の差信号Δ■の符号は正となる。この正
のΔVの信号により、前記V−f変換器42は入力電源
周波数のシフト量Δf(符号は負である)を計算し、そ
れまで出力していた前記最大周波数に該シフト力を加算
した周波数(f+Δf)の信号を出力する。
この信号により、セグメント電極3a、3bに入力され
る交流電圧の入力電源周波数fが徐々に低くなっていき
、I該モニター電圧V ’ antが所定の電圧Vst
と一致した時点で、前記ΔVの信号が零となり、V−f
変換器42から出力される入力電源周波数fは、前記制
御目標となる理想的な周波数fdとなる。この理想的な
周波数fdによって表面波モーター1が安定して駆動さ
れる。
いま、第4図のモニター電圧曲線■で示すように、第3
図で示した前記制御目標となる理想的な周波数fdに対
応する理想的な周波数をfdlとし、この理想的な周波
数fdlに対応するモニター電圧Vmntを所定の電圧
Vstに設定しておき、該理想的な周波数fdlで表面
波モーターlを駆動している第1状態では、表面波モー
ター1の駆動点はA点である。
このような第1状態が、トルク変動や、各種環境の変化
等により、モニター電圧曲線■で示すような第2状態に
移動した場合には、入力電源周波数fが理想的な周波数
fdlのままであるため、表面波モーター1の駆動点が
A点からB点に移り、理想的な駆動点から外れることに
なる。第4図の場合には、駆動点が共振点りに近ずく方
向に移動し、理想的な駆動点から外れるので、駆動が非
常に不安定になる。第4図の場合とは逆に、駆動点が共
振点りから遠ざかる方向に外れる場合には、回転数Nが
下がり、起動トルクも小さくなる。
上述したように、駆動点がA点からB点に移ると、セグ
メント電極3dから検出されるモニター電圧V ant
は前記所定の電圧Vstから電圧Vst2までヒ昇する
。これにより、前記演算増幅器41から電圧の差信号Δ
■(符号は負)が出力され、このΔVの信号により、前
記V−f変換器42は入力電源周波数のシフト−1,Δ
f(符号は正)を計算し、それまで出力していた前記最
大周波数に該シフ) j;jを加算した周波数(f+Δ
f)の信号を出力する。
この信号により、セグメント電極3a、3bに人力され
る交流電圧の入力電源周波数fが徐々に高くなっていき
、前記モニター電圧V ’ antが所定の電圧Vst
と=一致した駆動点Cで、前記Δ■の信号が零となり、
このときV−f変換器42から出力される入力電源周波
数fは理想的な周波数fd2となる。このようにして、
モニター電圧曲線■で示すような第2状態において、入
力電源周波数fが前記所定の電圧Vstの対応した理想
的な周波数fd2となり、理想的な駆動点で表面波モー
ター1が安定して駆動される。
次に、その理想的な周波数fdを得るためのV−f変換
器42の構成について、第5図を用いて詳しく説明する
初期電圧発生器43は電圧源431の出力側にスタート
スイッチSWIを有している。
V−f変換器42は、加算器421、クロックパルス発
生器422、ラッチ回路423、V−f変換素子424
と、加算器421へ入力される初期電圧Voを加算され
た電圧に切り換える切換え回路425とを含み、ラッチ
回路423はクロックパルス発生器422からのパルス
信号を入力する都度、そのとき人力される加圧器からの
加算電圧(V+ΔV)を保持してV−f変換素子424
に出力するように構成されている。
切換え回路425は、初期電圧発生器43からの初期電
圧VOを加算器421に送るための第1アナログスイツ
チSW2と、ラッチ回路423から出力される加算電圧
(V+ΔV)を加算器421にフィードバックさせるた
めの第2アナログスイツチSW3を有し、さらに、これ
らの第1アナログスイツチSW2 、第2アナログスイ
ツチSW3を選択的に動作させるためのナントゲートN
ANDとインバータINVと初期電圧VOの印加により
動作してナンドゲー) NANDの一方の入力端にHレ
ベル信号を送るトランジスタTriと、V+ΔHの印加
により動作してナントゲートNANDの他方の入力端に
Hレベル信号を送るトランジスタTr2とを有している
これにより、スタートスイッチSWlがONとなった瞬
間には第1アナログスイツチSW2がON状態となり、
初期電圧VOが第1アナログスイツチSW2を介して加
算器421に入力されるが、ラッチ回路423から加算
電圧(V+ΔV)が出力されると、第1アナログスイツ
チSW2がOFFすると同時に第2アナログスイツチS
W3がON状態になり、その加算電圧(V+ΔV)が加
算器421に入力されるよう構成されている。
次に、E記の如く構成された実施例の作用について詳し
く説明する。
圧電体3のセグメント電極3a、3bに、互いにπ/2
だけ位相のずれた交流電圧がそれぞれ印加されると、圧
電体3が励振され、圧電体3の励振によってりi性体2
に屈曲運動が生じる。このとき、ローター20のスライ
ダー5はばね部材13の付勢力によってステーターlO
の弾性体2に圧接されているので1弾性体2の屈曲運動
によりローター20が回転する。このローター20の回
転が振動絶縁部材8を介して回転部材9に伝達され、該
回転部材9の回転により表面波モーター1の回転力が外
部に出力される。
このような表面波モーターlの起動は、スタートスイッ
チSWIの開成によって行われ、初期電圧発生器43か
らV−f変換器42に初期電圧VOが出力される。
ここで、V−f変換器42の動作を第6図に示すタイム
チャートを用いて説明する。
第6図において、符号(A)〜(1)はそれぞれ第5図
の回路中に示す対応位置A−1における電圧の変化を示
す。
スタートスイッチSWlがONすると、第5図中でA点
における電位は第6図(A)に示すように直ちに初期電
圧VOをとる。また、そのスタートスイッチSWlのO
Nした時点tlからすこしにれた時点t2から、第6図
(D)に示すようにクロックパルスがラッチ回路423
に入力され、ラッチ回路423が動作を開始する。
点Aの電位がVOになるとトランジスタTriが動作状
態となり、ナンドゲー) NANDの−・方の入力端B
に電圧VCCが第6図(B)に示すように入力される。
しかし1時点t2に達するまでは、第6図(I)に示す
ように、ラッチ回路423は動作せず1点に電圧が生じ
ないのでトランジスタTr2は不動作状態におかれ、従
って、ナントゲートNANDの他方の入力端Cには電圧
が印加されない。
ナントゲートNANDの出力端Eは第6図(E)に示す
ようにHレベルとなり、インバータINVの出力端はL
レベルとなる。そのため、第1アナログスイツチSW2
は導通状態となり、F点の電位は第6図(F)に示すよ
うに初期電圧VOとなり、加算器421に入力される。
一方t1時点ではまだ演算増幅器41が動作しないから
差信号ΔVは発生しない(ΔV=O)。
そのため、加算器421からは第6図(H)に示すよう
に初期電圧VOが出力される。
ラッチ回路423は、最初のクッロクパルスを入力した
時点t2で、第6図(I)に示すように、初期電圧VO
をV−f変換素子424に出力する。V−f変換素子4
24は、理想周波数fdよりも大きい前記の最大周波数
fOを初期電圧Voに対応して初期出力として出力する
。(第3図参照) この最大周波数の信号fOがアンプ45を介してセグメ
ント電極3a、3bに、また位相器44およびアンプ4
6を介してセグメント電極3bにそれぞれ入力されるこ
とによって表面波モーター1の起動が行なわれる。この
ようにして表面波モーター1が起動される際には、セグ
メント電極3dから前記最大周波数の信号foに対応し
たモニター電圧V antが検出される。該最大周波数
の信号foは第3図で示す前記理想周波afdよりも周
波数が大きいので、該起動時にセグメント電極3dから
検出されるモニター電圧Ven+は、前記所定の電圧V
Stよりも小さいことが第3図から明らかである。
起動時にセグメント電極3dから検出されるモニター電
圧v antは、モニター電圧検出回路30のダイオー
ド31によりffi流され、抵抗32とコンデンサ33
とから成る積分回路によって平滑化され、抵抗34の出
力端から平滑化されたモニター電圧V ′s。Lが演算
増幅器41の反転入力端fに送られる。この平滑化され
たモニター電圧v ’ antも前記所定の電圧VsL
より小さいので演算増幅器41から出力されるΔV+の
符号は正となる。
一方、ラッチ回路423から電圧VOの初期電圧が出力
されると、トランジスタTr2は動作状態となり、ナン
ドゲー) NANDの他方の入力端に第6図(C)に示
すように電圧VCCが入力され、ナントゲートNAND
の出力端EはLレベルとなる。従って、第1アナログス
イツチSW2は不導通状態となり、またインバータIN
Vの出力端からHレベル信号が出力されて第2アナログ
スイツチSW3が導通状態となる。
その為、ラッチ回路423からの出力電圧である初期電
圧VQがF点を介して加算器421にフィードバックさ
れ、t2時点において第6図(F)に示すように、F点
の電位は引き続き初期電圧VOのまま維持される。
そこで、加算器421は、第6図(H)に示すように初
期電圧VOに演算増幅器からの第1次差信号ΔVlを加
算した第1次加算電圧(VQ+ΔV+)を出力する。こ
の第1次加算電圧(V。
+ΔV+)は、L3時点において第6図(I)に示すよ
うに、ラッチ回路423から第1次加算電圧(Vo+Δ
V1)がV−f変換素子424に出力されると同時に第
2アナログスイツチSW3を介して加算器421にフィ
ードバックされる。
V−f変換素7−424は、その第1次加算電圧(Vo
+ΔV+)に基づいて入力電源周波数のシフト!′i!
:Δft  (符号は負である)を初期電圧VOに対応
する最大周波数fOに加算して周波数Cfo+Δf+)
の信号を出力する。
その周波数(fo+Δf+)に対応してモニター電圧検
出回路から出力されるモニター電圧V′、。しは前記所
定の電圧Vstよりわずかに高くなるように設定されて
おり、演算増幅器41から出力される第2次差信号ΔV
2は、第6図(G)に示すように負となる。この値Δv
2は加算器421において、フィードバックされた第1
次加算電圧(Vo+ΔV+)と加算されて第2次加算電
圧[(Vo+ΔV+)+ΔV2]として第6図(H)に
示すようにラッチ回路423に出力される。
このラッチ回路423は、次のパルス入力時点t4にお
いて、第6図CI)に示すように第2次加算電圧[(V
o+ΔV+)+ΔV2]を出力し、V−f変換素子42
4は、この第2次加算電圧[(Vo+ΔV+)+ΔV2
]に対応する周波数(fo+Δf2)を出力する。この
周波数(fo+Δf2)に対応するモニター電圧V′、
ntは前記所定の電圧VsLにさらに近づき、第6図(
G)に示すように演算増幅器41から第3次差信号Δ■
3が出力される。
この第3次差信号Δv3は加算器421にフィードバッ
クされた第2次加算電圧[(V。
+ΔV+)+ΔV2]に加算されて、第3次加算電圧[
(Vo+Δv1+ΔV2)+ΔV3]として、第6図(
H)に示すように加算器421からラッチ回路423に
出力される。ラッチ回路423は次のパルス入力時点t
5において、第6図(I)に示すようにその第3次加算
電圧[(vo+ΔvI+ΔV2)+Δv3]を出力する
コノ第3次加算電圧【(vo+ΔvI+ΔV2)+ΔV
3]を受けたV−f変換素子424は、これに基づいて
シフ) rilΔf3を最大周波数fGに加算して1周
波数(fo+Δf3)の信号を出力する。この信号に対
応するモニター電圧V’anLが前記所定の電圧VsL
と一致するとき、演算増幅器41から出力される第4次
差信号Δ■4は第6図(G)に示すようにO(ゼロ)と
なり、加算器421には入力されない、従ってその後は
、加算器421からの出力電圧は、第6図(H)の時点
t6に示すように第3次加算電圧[(Vo+Δv1+Δ
V2)+ΔVxl と等しい電圧が出力する。
これにより、ラッチ回路423から出力される電圧も第
3次加算電圧[(V o+ΔVl+ΔV7.)+Δv3
]と等しい電圧となり、V−f変換素子424から(f
o+Δf3=f++)の周波数が引き続いて出力される
またもし、V−f変換素子424から出力される周波数
(fo+Δf3)に対応するモニター電圧v ’ @n
tが前記所定の電圧VStに達しないときは、さらに第
4次差信号Δv4が第3次加rX?ft圧[(Vo+Δ
V!+ΔV2)+Δv3]に加算され、以後V−f変換
素子424、演算増幅器41および加算器421と操返
し動作によって、モニター電圧V′・nしは前記所定の
電圧Vstに等しくなり、差信号ΔVが0(ゼロ)とな
り、上記の如くしてV−f変換器42からの信号(f@
+Δf)により、セグメント電極3a、3bに入力され
る交流電圧の入力電源周波afが徐々に低くなっていき
、該モニター電圧v ’ 、ntが」−Hして前記所定
の電圧VzLと−・致した時点で、前記ΔVの信1)が
0(ゼロ)となり、V−f変換器42から出力される人
力電源周波数fは、前記制御目標となる理想周波数fd
となる。この理想周波数fdによって表面波モーター1
が安定して駆動される。
第7図は、理想的な周波数fdを得るためのV−f変換
器を有する制御回路の他の実施例を示している。
V−f変換器42は、加算器51、ラッチ回路52、加
算器53、V−f変換素子54を有し。
初期電圧発生器55からの出力である初期電圧VOが接
続するクロックパルス発生器56が設けられ、クロック
パルス発生器56の出力は前記ラッチ回路52に接続し
、加算器53にラッチ回路52の出力と初期電圧Voと
が接続している。
ラッチ回路52の出力は加算器51にフィードバックさ
れている。加算器53の出力はV−f変換素F54に出
力するよう構成されている。
次に、を記の如く構成された実施例の作用について説明
する。
表面波モーター1の起動は、スタートスイッチSWIの
開成によって行われ、初期電圧発生器55からV−f変
換器に初期電圧Voが出力される。
V−f変換器の動作は第8図に示すタイムチャートを用
いて説明する。
第8図において、符号(A)〜(F)はそれぞれ第7図
の回路中に示す対応位置A−Fにおける電圧の変化を示
す。
スタートスイッチSW1がONすると、第7図中でA点
における電位は第8図(A)に示すように直ちに初期電
圧VOをとり、B点は電位010点もラッチ回路52が
まだ不作動のため電位0、D点は初期電圧VOを示し、
E点はΔVl。
F点もΔV、である。
V−f変換素子54には初期電圧VOが入力し、V−f
変換素子54は、理想周波数fdよりも大きい最大周波
数fOを初期電圧VOに対応して初期出力として出力す
る。
この最大周波数の48号fOがアンプ45を介してセグ
メント電極3a、3bに、また位相器44およびアンプ
46を介してセグメント電極3bにそれぞれ入力される
ことによって表面波モーター1の起動が行なわれる。
スタートスイッチSWIがONした時点t1からすこし
遅れた時点t2から、第8図(B)に示すようにクロッ
クパルス発生器56によるクロックパルスがラッチ回路
52に入力され、ラッチ回路52が動作を開始する。第
7図に示すように、クロックパルス発生器56の出力(
B)はH1加算器51には(E)の第2次差信号Δv2
が入力しており、ラッチ回路52の出力のフィードバッ
クとの合成により、加算器51の出力CF)は(C) 
+ (E) =ΔV 1 +ΔV2 、ラ−)子回路5
2の出力(C)はΔv1、加算器53の出力(D)は第
1時加算電圧であって(A)+ (C)=VO+ΔV1
である0 コノ第1次加算電圧(vo+Δv1)がv−f変換素子
54に出力されると、V−f変換素子54は、その第1
次加算電圧(V o+ΔV、)にノ、(づいて人力電源
周波数のシフト量Δf+  (符−)は負である)を初
期電圧VOに対応する最大周波数fQに加算して周波数
(fo+Δf+)の信号を出力する。
次に時点T3では、クロックパルス発生器56の出力(
B)はH1加算器51にはモニター′送圧v  、nL
=Vstで安定状態になって(E)=0が人力し、その
結果、ラッチ回路52の出力のフィードバックとの合成
により、加算器51の出力(F)は(C) + (E)
 =Δ■1+Δ■2、ラッチ回路52の出力(C)はΔ
V、+Δv2、加算器53の出力(D)は第2次加算電
圧であって(A)+ (C)=Vo +ΔV1 +ΔV
2 である。
この第2次加算電圧(Vo +ΔV + +ΔV;+ 
)がV−f変換素子54に出力されると、V−f変換素
P54はさらにΔf2を加算して、周波数(fo+Δf
l+Δf2)の信号を出力する。
時点T4では、同様に、クロックパルス発生器56の出
力(B)はH、ラッチ回路52の出力(C)はΔv1 
+ΔV2 、加算器53の出力(D)は第2次加算電圧
を持続する。
以後はL記動作を操返し、前記制御目標となる理想周波
数fdによって表面波モーター1が安定して駆動される
「発明の効果」 本発明に係る表面波モーターによれば、周波数制御部が
、ステーターの共振周波数よりも高い周波数領域におい
て、モニター電圧が所定の電圧値になるように入力電源
周波数を制御するので、各種環境の変化等により該共振
周波数が変動しても、安定して高効率で駆動され、かつ
極めて実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明の一実施例を示しており、第
1図は入力電源周波数を制御する制御回路のブロック図
、第2図は表面波モーターのF要部を示す断面図、第3
図はモニター電圧曲線および回転数曲線を示すグラフ、
第4図はモニター電圧曲線がシフトシた場合の説明図、
第5 INは第1図に示したV−f変換器の詳細例の回
路図、第6図は第5図の回路の動作のタイムチャート、
第7図は本発明の他の実施例の制御回路図、第8図は第
7図の回路の動作のタイムチャートである。 ■・・・表面波モーター  2・・・弾性体3・・・圧
電体 3d・・・セグメント電極(圧電体の入力電圧が印加さ
れていない部分) 10・・・ステーター  30・・・モニター電圧検出
部40・・・周波数制御部  f・・・人力電源周波数
V l1nt・・・モニター電圧 Vst・・・所定の
電圧値′/ 第2図 第8図 第4図 区              区 !:′−σ○

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 弾性体と、該弾性体を励振させる圧電体とを有する超音
    波振動を利用した表面波モーターにおいて、該圧電体の
    入力電圧が印加されていない部分から、励振によって生
    ずるモニター電圧を検出するモニター電圧検出部と、前
    記弾性体および圧電体からなるステーターの共振周波数
    よりも高い周波数領域において、前記モニター電圧が前
    記共振周波数で得られる最大のモニター電圧より低い所
    定の電圧値になるように入力電源周波数を制御する周波
    数制御部とを設けて成ることを特徴とする超音波振動を
    利用した表面波モーター。
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