JPH05328757A - 振動波アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

振動波アクチュエータの駆動装置

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JPH05328757A
JPH05328757A JP4128841A JP12884192A JPH05328757A JP H05328757 A JPH05328757 A JP H05328757A JP 4128841 A JP4128841 A JP 4128841A JP 12884192 A JP12884192 A JP 12884192A JP H05328757 A JPH05328757 A JP H05328757A
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JP
Japan
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vibration wave
frequency
wave actuator
pulse width
drive
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JP4128841A
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Kenichi Kataoka
健一 片岡
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Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/0075Electrical details, e.g. drive or control circuits or methods
    • H02N2/008Means for controlling vibration frequency or phase, e.g. for resonance tracking

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 振動波アクチュエータの振動状態をモニタす
ることなく駆動周波数をコントロールし、且つ速度制御
レンジが広く、外乱に強い制御を実現できる振動波アク
チュエータの駆動装置を提供する。 【構成】 パルス幅指令PSが小さく、減速しようとす
る場合、Pは正の値になるため、係数要素18と積分
要素21、リミット要素22を通して出力される値は正
に増加し加算要素33で初期周波数Fを加算して得れ
る周波数指令FSは高周波方向に変化して行き、速度V
は減速するため、パルス幅指令PSの絶対値は増加
し、パルス幅はPに近付いていく。又、パルス幅指令
PSがパルス幅Pより大きくなり、すなわち加速しよ
うとする場合は、周波数指令FSは低周波方向に変化し
て行き、速度Vは加速されるためパスル幅指令PSの
絶対値は減少し、パルス幅はPに近付いていく。この
様にして周波数指令FSはパルス幅指令PSがパルス幅
になるように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波モータに代表され
る振動波アクチュエータの駆動装置に係り、詳しくは振
動検出用等のセンサを用いることなく高精度の駆動が行
える振動波アクチュエータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波モータに代表される振動波アクチ
ュエータは、金属等の弾性体、例えば長楕円形状に形成
された弾性体の一面側に圧電素子を接着固定したものを
振動子とし、該圧電素子は分極処理が施されていて、該
圧電素子に一定の位相差を有する交流電界を印加するこ
とにより、該弾性体の他面側に進行性の振動波を形成す
る。
【0003】弾性体の進行性振動波の形成される面を駆
動面とし、この駆動面に加圧手段を介して移動部材を接
触させることにより、摩擦力により該移動部材を駆動す
る。この移動部材としては、出力を取り出すロータ、あ
るいは紙等のシート等がある。
【0004】このような振動波アクチュエータは、移動
部材が振動子の弾性体に常時加圧接触しているため、振
動子への駆動を停止すると移動体が直ちに停止するとい
う高精度の位置決めに適した特性を有している。
【0005】一方、振動波アクチュエータの駆動を行う
制御方式には、(1)特開昭63−167680号のよ
うに、振動子の圧電素子の一部にセンサ相を設け、駆動
電圧の周波数を振動子の共振周波数となるようにし、電
圧で速度を制御する方式、(2)特開昭59−1561
68号のように、周波数で直接速度を制御する方式、
(3)特開昭63−1379号のように、振動子の圧電
素子に振動状態を検出するセンサ相を設け、その検出値
に応じて周波数を制御する方式、等がある。
【0006】なお、振動波アクチュエータの周波数−速
度特性は、共振点を境にして低周波数側が急激に変化
し、高周波数側がなだらかに変化する特性を有する傾向
にあるため、制御に用いる周波数領域は共振点よりも高
周波数側を利用し、したがって速度を増すには周波数を
低くして共振点に近付け、減速する場合には周波数を高
くして共振点より遠ざけるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の制御方式に於いては、センサが必要なためコス
ト高となる上、センサからのノイズに弱く、又、低速度
制御をする場合駆動電圧が小さくなり、制御が不安定に
なる上、電圧振幅のみで低速から高速までカバーしなけ
ればならないため、設定振幅の分解能を高くする必要が
あり、全体的にコスト高であった。
【0008】上記(2)の制御方式に於いては、電圧の
振幅を一定にするため、起動時の周波数を個々のアクチ
ュエータごとに合わせないと、起動時の速度が一致せ
ず、微小距離の移動をする時にそれぞれの動作が大きく
異なってしまう。又、共振周波数近傍で駆動すると、外
乱に弱く、非線形な振動特性のために、微かな外乱で共
振点よりも低周波数側にシフトし、急停止してしまうこ
とがあった。
【0009】上記(3)の制御方式に於いては、上記
(1)の制御方式と同様にセンサが必要なためコスト高
な上、センサからのノイズに弱かった。
【0010】本発明の目的は、振動波アクチュエータの
振動状態をモニタすることなく駆動周波数をコントロー
ルし、且つ制御レンジが広く、外乱に強い制御を実現で
きる超音波アクチュエータの駆動装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
具体的構成は、特許請求の範囲に記載した通りで、例え
ば振動波アクチュエータの移動部材の位置指令等の制御
パラメータにより、駆動電圧の周波数を駆動速度や出力
トルクに適した値となるように制御し、一方この制御パ
ラメータで駆動速度や出力トルクを制御することによっ
て、振動検出センサなしで周波数を制御できるように
し、高い周波数成分の負荷変動を、周波数以外のパラメ
ータで制御するように各部の制御定数を設定すること
で、ドリフト的変化や固体差等は周波数により制御し、
過渡的変化はこの周波数以外のパラメータで制御するよ
うにしている。
【0012】
【実施例】図1及び図2は本発明の第1の実施例を示す
ブロック図であり、図1が振動波アクチュエータの駆動
回路を示し、図2は、後述するCPUの動作を示すブロ
ック図である。
【0013】図1に於いて1,2は振動波アクチュエー
タの加振用圧電素子、3,4は昇圧用トランス、5〜8
はMOSFET、9,10はチョークコイル、11は4
相パルス発生回路(以下PGと言う)、12は周波数を
ディジタル的に設定出来る発振器(以下OSCと言
う)、13は不図示の位置検出用エンコーダの出力パル
スをカウントするカウンタ、14はこれらの素子をコン
トロールするCPUである。以下に、PG11の動作を
説明してからCPU14の動作を説明する。
【0014】PG11は、パルス信号a,b,c,dを
同期信号CKに基づいて所定の順番に出力するもので、
パルス幅の指令信号PSによりパルス信号a,b,c,
dの幅が変更される。このパルス幅指令信号は、駆動方
向切換のための負号付二進で表わされ、例えばPS=+
6の場合におけるパルス信号a,b,c,dの波形図を
図4に示す。図4において、PS=6であるから、パル
ス信号a,b,c,dのパルス幅がCKの6パルス分の
幅を有し、又PSは正値であるからパルス信号はa→c
→b→dの順に出力される。また、PS=−4の場合に
おけるパルス信号a,b,c,dの波形図を図5に示
す。この例では、パルス信号a,b,c,dのパルス幅
はCKの4パルス分の幅を有し、又PSは負値であるか
ら、パルス信号はa→d→b→cの順で出力される。
【0015】PG11からのパルス信号a,b,c,d
はMOSFET5,6,7,8に出力され、これらを交
互にオン、オフすることでトランス3,4の二次側に高
圧の交流電圧を発生させ、これを圧電素子1,2に印加
する。
【0016】なお、OSC12より出力される同期信号
CKの周波数はCPU14からの周波数指令信号FSに
より制御され、PG11の信号a,b,c,dはデュー
ティが制御されることになる。またCPU14からのS
TOP信号によりPG11からのパルス信号a,b,
c,dを出力するかしないかが制御される。
【0017】以下にCPU14を図2,図3を用いて説
明する。
【0018】図2は位置制御の為のブロック図である。
15,16,17,18は増幅率G0 ,G1 ,G2 ,G
3 の係数要素、19は微分要素、20,21は積分要
素、22,23,34はリミット要素、25,26,2
7,28,29,30,31,32,33は加算要素、
35は絶対値要素、24は関数f(x)を示しており、
入力がゼロの時のみ出力が1になる関数である。
【0019】先ず、位置指令が加算要素25に入力され
ると、不図示の位置検出用エンコーダからのパルスをカ
ウンタ13でカウントした値であるC0 との差をとり、
係数要素15でG0 を掛け、リミット要素34で正負の
所定の最大速度以上の場合は最大速度とし、それ以外の
場合はそのまま速度指令VS とする。
【0020】一方カウント値C0 を微分要素19で微分
し、実際の速度V0 を算出し、加算要素26により速度
指令VS との差Vd を得る。次にVd を係数要素17で
係数G2 を乗じた後に、積分要素20で積分したもの
と、Vd に係数要素16で係数G1 を乗じたものを加算
要素28で加算し、これをリミット要素23を通してパ
ルス幅指令PSを出力する。
【0021】ここで、パルス幅指令PSの制御の動作に
ついてわかりやすく説明する。速度指令VS は位置指令
と実際の位置C0 との差に比例した速度指令となってお
り、リミット要素34によって最大速度の制限を与えら
れている。
【0022】この速度指令VS に対して、実際の位置の
単位時間あたり変化を検出して得られた速度V0 が遅い
ものとし、又、速度指令VS が正の値であったとする。
すると、Vd は正の値によりパルス幅指令PSは係数要
素16を通して正のパルス幅に設定される。更に実際の
速度V0 が遅ければ、積分要素20によってパルス幅が
増加して速度V0 が更に加速される。
【0023】次に実際の速度V0 が速度指令VS より速
くなると、Vd は負の値になり、積分要素20の出力は
減少して行き、係数要素16の出力は負の値になるた
め、パルス幅指令PSは減少して行き、速度V0 が減速
される。この様にして速度V0が速度指令VS に制御さ
れる。又、速度指令VS が負の値になると、実際の速度
0 が遅ければ、Vd は負の値になる。すると、パルス
幅指令PSは係数要素16を通して負のパルス幅に設定
され上記例とは逆方向に動き出す。更に実際の速度V0
が遅ければ積分要素20によってパルス幅の絶対値は増
加して速度V0 が更に加速される。
【0024】次に実際の速度V0 が速度指令VS より速
くなると、Vd は正の値になり、積分要素20の出力は
正の方向に変化し、係数要素16の出力は正の値になる
ため、パルス幅指令PSの絶対値は減少し速度V0 が減
速される。この様にして逆方向の動作も同様にして制御
される。
【0025】次にリミット要素23及び加算要素27,
29の動作を簡単に説明する。リミット要素23はパル
ス幅の正負の最大値を制限するものである。リミット要
素23に入力する速度が正方向の制限を超えた場合、パ
ルス幅指令PSは正の最大パルス幅となり、加算要素2
9の出力はこれらの差をとることによって制限を超える
分の値となり、加算要素27で積分要素20の入力から
超過分を引くことで積分要素20の出力を減少させる。
つまり、リミット要素23によって制限される入力があ
ると、積分要素20の出力が増加しないようにこれらの
回路が動作するため、積分要素20の出力を有効に利用
することが出来るように構成したものである。
【0026】次に、図2における周波数指令FSの設定
アルゴリズムについて説明する。
【0027】振動波アクチュエータの駆動において、起
動時における駆動制御を周波数制御に依存すると、周波
数を個々のアクチュエータ毎に合わせる必要があり、ま
た共振周波数近傍で駆動すると、外乱に弱い等の問題が
ある一方、定常状態では駆動速度等の制御において有利
である。すなわち、振動波アクチュエータの周波数特性
は、共振点を境にして低周波数側の領域は急激に下が
り、高周波数側は緩やかに下がるので、この高周波数側
の領域を使用して周波数制御を行うことにより、高精度
の速度制御が行える。
【0028】このため、本実施例では起動時等には、電
圧制御に依存して速度を例えば逐次増加させている。つ
まり起動時等においてはパルス幅指令PSを増加させる
ことで速度を増加させている。
【0029】しかし、定常状態で駆動電圧が変動するこ
とは周波数制御において不利であるため、本実施例では
パルス幅を一定のパルス幅(P0 )となるように制御し
ている。
【0030】周波数指令FSはパルス幅指令PSが所定
のパルス幅P0 になるように制御されるようになってお
り、この所定のパルス幅P0 とは、例えば図3,図6,
図7,図8,図9のように、速度指令VS に対して決め
られている。
【0031】ここで同図のVmax はリミット要素34の
制限値で、Pmax はリミット要素23の制限値である。
パルス幅指令PSは絶対値要素35を通して加算要素3
0に入力される。そしてパルス幅P0 とパルス幅指令P
Sの絶対値の差をとる。
【0032】ここでパルス幅指令PSが小さく、減速し
ようとする場合、Pd は正の値になるため、係数要素1
8と積分要素21、リミット要素22を通して出力され
る値は正に増加し加算要素33で初期周波数F0 を加算
して得られる周波数指令FSは高周波方向に変化して行
き、速度V0 は減速するため、パルス幅指令PSの絶対
値は増加し、パルス幅はP0 に近付いていく。又、パル
ス幅指令PSがパルス幅P0 より大きくなり、すなわち
加速しようとする場合は、周波数指令FSは低周波方向
に変化して行き、速度V0 は加速されるためパルス幅指
令PSの絶対値は減少し、パルス幅はP0 に近付いてい
く。この様にして周波数指令FSはパルス幅指令PSが
パルス幅P0 になるように制御される。リミット要素2
2及び加算要素31,32の動作は上記したリミット要
素23及び加算要素27,29の動作と同様である。
又、リミット要素22の制限値は振動波アクチュエータ
の主振動モード(N次)の共振周波数より低い周波数を
下限とし、主振動モード(N次)の1つ上側のモード
([N+1]次)の共振周波数より低い主振動モード
(N次)の反共振周波数より高い周波数を上限とする。
【0033】次に、関数要素24の動作を説明する。こ
れは、カウンタ13の出力C0 が位置指令と等しくなる
と、加算要素25の出力がゼロになり、関数f(x)は
数1の関数に設定されている。
【0034】
【数1】
【0035】f(x)=1によって、STOP指令がオ
ンになり、アクチュエータは停止する。また、このST
OP指令は積分要素20,21のリセット入力に接続さ
れており、積分要素20,21はリセット入力が1の時
に出力をゼロにする。
【0036】この様に構成することで、速度指令VS
適したパルス幅及び周波数に自動的に設定される。又、
上記f(x)は数2のようにすることも出来る。
【0037】
【数2】
【0038】また、初期周波数F0 は、振動アクチュエ
ータの製造時の固体差を考慮して主振動モード(N次)
の共振周波数の一番高いものより高く、一つ上側の振動
モード([N+1]次)の共振周波数の一番低いものよ
り低い周波数である。
【0039】第2の実施例 第1の実施例は図1のPSをパルス幅指令としたが、信
号a,b,c,dのパルス幅を固定しPSをa−c間及
びb−d間の位相差指令とし、リミット要素23の制限
値を±90°とすればパルス幅ゼロで停止、Pmax で最
高速になる。また、第1の実施例と同様に位相差ゼロで
ほぼ停止、90°で最高速になり、符号により正逆転出
来るので、第1の実施例と同様な制御が可能となる。
【0040】第3の実施例 第1,第2の実施例は図1のPSを瞬時の値を制御する
ために用いているが、例えば、信号a,b,c,dのパ
ルス幅や、位相差の絶対値を固定し、所定時間内に所定
回数位相差の符号を切り換え、該所定時間内の正と負の
位相差の平均値の指令をPSとしても同様である。
【0041】また、信号a,b,c,dの位相差の絶対
値を固定し、所定時間内に所定回数、所定パルス幅とパ
ルス幅ゼロとを切り換え、該所定時間内のパルス幅の平
均値の指令をPSとしても同様である。
【0042】なお、上記した各実施例は、振動アクチュ
エータの移動部材の位置を検出し、設定値を位置指令と
しているが、移動部材の速度あるいはトルクを検出する
ようにしても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば周波
数の制御を電圧や位相差の指令値を所定の目標値に制御
するよう構成することで振動状態を検出することなく最
適な周波数にすることが出来るのでコストを下げること
が出来、又、電圧や位相差と周波数の2つのパラメータ
で速度制御が出来るので、1つのパラメータのみで制御
するより、分解能を2つに分散出来る分、それぞれを低
分解能に出来、ディジタル化にも有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による振動波アクチュエータの駆動装置
の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】図1のCPUの回路図。
【図3】VS に対するP0 の値を示す図。
【図4】パルス発生回路の動作を示すタイミングチャー
ト。
【図5】パルス発生回路の動作を示すタイミングチャー
ト。
【図6】VS に対するP0 の値を示す図。
【図7】VS に対するP0 の値を示す図。
【図8】VS に対するP0 の値を示す図。
【図9】VS に対するP0 の値を示す図。
【符号の説明】
1,2…圧電素子 3,4…トランス 5〜8…MOSFET 11…パルス発生
回路 12…発振器 13…カウンタ 14…CPU

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置的位相の異なる複数の駆動相を有す
    る圧電素子等の電気−機械エネルギー変換素子における
    該複数の駆動相に交流電圧を印加することにより振動弾
    性体に進行性振動波を形成させ、該振動弾性体と該振動
    弾性体に加圧接触する部材とを相対的に移動させる振動
    波アクチュエータの駆動装置において、該振動波アクチ
    ュエータの被駆動部材の状態を検出する検出手段と、該
    検出手段からの検出情報に基づいて設定目標値との偏差
    を求めると共に、この偏差に応じて電圧に依存する駆動
    信号を制御する第1の制御手段と、該偏差に応じて該駆
    動信号の電圧の目標値が予め設定され、該電圧の目標値
    と該第1の制御手段の出力情報との偏差に追従して該駆
    動信号の周波数を制御し、該駆動信号の電圧値を目標値
    となるように制御する第2の制御手段とを有することを
    特徴とする振動波アクチュエータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 位置的位相の異なる複数の駆動相を有す
    る圧電素子等の電気−機械エネルギー変換素子における
    該複数の駆動相に交流電圧を印加することにより振動弾
    性体に進行性振動波を形成させ、該振動弾性体と該振動
    弾性体に加圧接触する部材とを相対的に移動させる振動
    波アクチュエータの駆動装置において、該振動波アクチ
    ュエータの被駆動部材の状態を検出する検出手段と、該
    複数の駆動相に交流電圧の位相差を可変として印加する
    位相差可変手段と、該検出手段からの検出情報に基づい
    て設定目標値との偏差を求めると共に、この偏差に応じ
    て該位相差可変手段の位相差を制御する駆動信号を出力
    する手段と、該駆動信号により該位相差可変手段から出
    力される交流電圧の周波数を目標値に制御する周波数制
    御手段とを有することを特徴とする振動波アクチュエー
    タの駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、検出手段は位
    置検出手段であることを特徴とする振動波アクチュエー
    タの駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、検出手段は速
    度検出手段であることを特徴とする振動波アクチュエー
    タの駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2において、検出手段はト
    ルク検出手段であることを特徴とする振動波アクチュエ
    ータの駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,3,4又は5において、第1
    の制御手段と第2の制御手段とにより制御された駆動信
    号は振動波アクチュエータの各駆動相に位相差を有して
    交流電圧を印加する手段を有することを特徴とする振動
    波アクチュエータの駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5又は6におい
    て、第1の制御手段に指示する設定目標値は速度値ある
    いはトルク値であることを特徴とする振動波アクチュエ
    ータの駆動装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6又は7に
    おいて、駆動信号は所定時間内の平均値であることを特
    徴とする振動波アクチュエータの駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7又は
    8において、振動波アクチュエータの駆動相に印加する
    交流電圧は、起動時の周波数が振動弾性体の主振動モー
    ドの共振周波数より高い所定の周波数に設定されている
    ことを特徴とする振動波アクチュエータの駆動装置。
JP4128841A 1992-05-21 1992-05-21 振動波アクチュエータの駆動装置 Pending JPH05328757A (ja)

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