JPS62167222A - レピツドクロサイトの製造方法 - Google Patents

レピツドクロサイトの製造方法

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JPS62167222A
JPS62167222A JP61007310A JP731086A JPS62167222A JP S62167222 A JPS62167222 A JP S62167222A JP 61007310 A JP61007310 A JP 61007310A JP 731086 A JP731086 A JP 731086A JP S62167222 A JPS62167222 A JP S62167222A
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神坂 俊徳
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紀夫 小池
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレピッドクロサイト(γ−FeOOH)の製造
に係り、より詳細には、オーディオテープ、ビデオテー
プ、磁気カード等の磁気記録媒体用磁性酸化鉄粉を製造
する際に出発物質として好適なレピッドクロサイトの製
造方法に関するものである。
(従来の技術及び解決しようとする問題点)一般に、オ
ーディオテープ、ビデオテープ、磁気カード等の磁気記
録媒体用の磁性酸化鉄粉は、y−FeOOH(ゲータイ
ト)又はy−FeOOH(レピッドクロサイト)を出発
物質とし、これに焼成(脱水、焼きしめ)、還元及び酸
化などの処理を順次に施して針状粒子形の磁性酸化鉄粉
であるγF ez O3(マグヘマタイト)を得、或い
はその粒子表面にコバルト変成処理によってコバルト被
着したCo−γ−Fe、03を得ることにより、製造さ
れている。また、該出発物質の針状形を保持したまま水
素ガス還元などの方法により金属鉄針状粉とする磁性金
属粉も生産されている。
これらの場合、得られた磁性粉の磁気特性は上記出発物
質の性状に依存するため、磁気記録媒体に適した磁性粉
末を得るには、優れた性状の出発物質を使用する必要が
ある。
この点、従来、レピッドクロサイト(γ−FeOOH)
を出発物質として得られる磁性粉末は、ゲータイト(α
−FeOOH)を出発物質とする場合に比べ、最終製品
であるオーディオテープ、ビデオテープ等々の磁気記録
媒体の磁気的配向性、分散性、角形比、転写特性は優れ
ているにも拘わらず、粒度分布が大きいという問題があ
り、最終製品の特性(保磁力、反転磁界強度分布等)に
悪影響を及ぼすという欠点があった。
このため、磁性粉末の製造の出発物質としてはゲータイ
ト(α−FeOOH)が多用されているのが現状である
本発明は、か\る状況に鑑み、従来法により得られるレ
ピッドクロサイトがもたらす粒度分布を改善し、更には
比表面積が大きく(換言すれば、平均粒子寸法が小さい
微粒子であること)、シたがって、保磁力1反転磁界強
度分布、角形比、配向性、転写特性等の磁気特性も一層
優れた磁性酸化鉄粉末となるレピッドクロサイトを製造
し得る方法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明者等は、レピッドクロ
サイトの種結晶の生成反応及びその成長反応における重
要な要因の一つである酸素含有ガスの吹込みの時期、量
、速度等々について種々検討を加えたところ、適切な酸
素含有ガスの供給態様における供給する酸素含有での酸
素消費状況を把握するならば、これに基づいて酸素含有
ガスの供給を調整することにより、レピッドクロサイト
の種結晶の生成並びに成長をコントロールできることに
想到し、更に実験研究を重ねた結果、酸素の平均吸収速
度なる規範を定義し、これによって適切な酸素消費状況
を把握しつつ酸素含有ガスの供給をコントロールし、し
かも、その規範がレピッドクロサイトの種結晶生成反応
の前半(すなわち、六角板状のグリーンラストの生成)
と後半と成長反応の3段階とで区分して適用することに
より、可能であることを見い出し、ここに本発明をなし
たものである。
すなわち、本発明に係るレピッドクロサイトの製造方法
は、塩化第一鉄水溶液に苛性アルカリ。
アンモニア等のアルカリを、該塩化第一鉄を水酸化第一
鉄にするのに要する理論量の0.3〜0.7倍加え、こ
の混合溶液中に酸素含有ガスを吹込んでレピッドクロサ
イト(γ−peoOH)の種結晶を生成させ、次いで上
記アルカリを加えると共に酸素含有ガスを吹込んでレピ
ッドクロサイトの成長反応を完結させる反応法において
、この反応全体を、レピッドクロサイトの種結晶生成反
応の前半(第1段反応)と後半(第2段反応)と更には
レピッドクロサイトの成長反応(第3段反応)との3段
階に区分すると共に酸素の平均吸収速度v、v’(N 
Q / min−ma Q )を後述の如く定義すると
き、第1段反応及び第2段反応では酸素の平均吸収速度
Vに基づき、第3段反応では酸素の平均吸収速度V′に
基づいて、各段階における酸素含有ガスの供給を調整す
ることを特徴とするレピッドクロサイトの製造方法を要
旨とするものである。
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
本発明は、以下のような合成反応法によりレピッドクロ
サイトを製造するものであるが、酸素含有ガスの供給を
3段階にて特定条件下で行う点を除き、従来と同様の工
程、条件である。
災1度反翌 第−鉄塩として塩化第一鉄水溶液を調整し、これにアル
カリを加えて塩化第一鉄を水酸化第一鉄にするのに要す
る理論量の0.3〜0.7倍(モル比)のアルカリを添
加して中和する。この添加比は、ゲータイトの発生を防
止し、針状性の優れたレピッドクロサイトの粒子を得る
ために維持する必要がある。アルカリの添加は、苛性ア
ルカリ、アンモニア等のアルカリ水溶液及び/又はアン
モニアガスを攪拌下で添加し、これにより反応させ、水
酸化第一鉄の懸濁液とした後、5〜50℃、好ましくは
10〜30℃の温度で酸素含有ガス(通常、空気)を吹
込んで酸化反応を行い、六角板状でFe(II)とFe
(nI)を含んだ塩基性塩であるグリーンラストを生成
させる。
以上の反応を第1段反応とする。この反応を反応中のp
H値の変化で具体的に説明すると、反応開始と共にPH
値が低下し、極小値を示すまでの時間である。
本発明では、この第1段反応における酸素含有ガスの吹
込みを酸素の平均吸収速度V(NQ/win・mOΩ)
に基づいてコントロールするものである。
この平均吸収速度Vli、供給する酸素含有ガス中の酸
素濃度をA(yoQ%)、その供給速度をC(Nfl/
m1n)、供給する酸素含有ガス中の酸素濃度をB(v
an%)、塩化第一鉄に含む2価鉄のモル数をD(no
 Q )、アルカリのモル数をE (mo Q )とす
ると、XD にて定義される。本発明者等の実験によれば、この酸素
の平均吸収速度Vは0.095から0.195の範囲が
好ましく、0.115から0.175の範囲がより好ま
しいことが判明している。なお、酸素含有ガスの供給の
コントロールは、上記定義式を用い、A、D、E並びに
測定されるBからC1すなわち供給する酸素含有ガスの
供給速度を調整することにより行う。
第2段反応 更に、攪拌下で酸素含有ガスを前記@濁液に供給し続け
ると、酸化が進むに従って懸濁液の色は晴青緑色から暗
黄色緑色を経て茶褐色へと変化し、レピッドクロサイト
の核晶が生成されて針状結晶を主成分とした@濁液とな
る。
以上の反応を第2段反応とする。この反応を反応中のp
H値の変化で具体的に説明すると、pH値は第1段反応
を終了すると上昇し始め、やがて極大値を示して再び下
降し、3.2〜3.4に達する。
本発明では、この第2段反応における酸素の平均吸収速
度を前記V (N Q / min−mo Q )で定
義し、このVに基づいて酸素含有ガスの供給を調整する
ものである。本発明者等の実験によれば、この酸素の平
均吸収速度Vは第1段反応の場合よりも小さい値で、0
.025≦V≦0.085(7)範囲が好ましく、0.
035から0.075の範囲がより好ましい。
第mオ閃 更に、攪拌下でその懸濁液にアルカリ水溶液又はガス(
アンモニアガス等)を添加してpH値を3.2〜4.2
に保持しながら、酸素含有ガスを供給し続け、最初の塩
化第一鉄の全量が消費されるとpH値が上昇し、pH値
が5.5となった時点で反応の終了とする。これにより
、第2段反応で生成した核晶が成長し、目的の大きさの
粒度を有するレピッドクロサイトが得られる。この反応
を第3段反応とする。
本発−明では、この第3段反応における酸素の平均吸収
速度V’ (N Q /min−moffi )をXD で定義し、このV′に基づいて酸素含有ガスの供給を調
整するものである。本発明者等の実験によれば、この酸
素の平均吸収速度V′は0.006から0.014の範
囲が好ましく、より好ましくは0.007から0.01
.3の範囲である。
このように、本発明によるレピッドクロサイトの製造プ
ロセスは、2価鉄とアルカリとの反応関係の下で吹込む
べき酸素含有ガスを、供給する酸素含有ガス中の酸素濃
度をも考慮した規範、すなわち酸素の平均吸収速度v、
v’に基づいて供給コントロールするものであるので、
従来よりも高品質の優れたレピッドクロサイトを、しか
もより短時間で製造することが可能となる。
なお、ゲータイト(α−FeOOH)の製造法において
鉄(n)塩の水溶液をアルカリ水溶液と混合し、酸素又
は酸素含有ガスにて酸化するに際し。
鉄(I[)量の酸化量を第1段階、第2段階、第3段階
と順次増加するように供給酸素量を順次高める方法が知
られている(特開昭52−59095号、同52−59
096号、同52−59097号参照)。しかし、この
技術は、ゲータイト(α−Fe00H)を鉄(II)塩
から製造するものであるので、塩化第一鉄からレピッド
クロサイト(γ−FeOOH)を製造する本発明とは、
出発原料は元より。
製造対象の結晶構造及び粒子形状(ゲータイトは棒状、
レピッドクロサイトはイヵダ状)が相違し、合成反応の
方式も全く異なるため、それらの技術をレピッドクロサ
イトの製造に適用できないことは云うまでもない。はん
の−例を挙げるならば。
ゲータイトとレピッドクロサイトの結晶構造及び粒子形
状の違いより、上記公知例では酸化を最初は緩慢に行い
反応中栓々に高めていくのに対し、本発明では具体的に
は概ねその逆である。したがって、供給する酸素含有ガ
スの酸素濃度を把握して微密な管理の下で行う必要があ
るが、公知例では大気中で反応させてよい等々、様々な
面で相違している。
(実施例) 濃度0.97モル/Qの塩化第一鉄水溶液25Qを窒素
ガス雰囲気に保った反応器内で攪拌しながら、濃度0.
71モル/Qの水酸化ナトリウム水溶液42立を添加し
、30分間エイジングした。
この混合液を15℃の温度に保って、空気を反応槽の下
部より19.7 N Q /minの速度で供給し、第
1段階の種結晶生成反応を開始した。反応の進行に伴っ
てpH値が低下し、反応開始後20分でp )(値が6
.2の最小値を示した。
この時点で空気の供給速度を7.5NQ/minに下げ
、第2段階の核晶生成反応を開始した。反応の進行に伴
ってpH値が上昇し、6.4の極大値を示した後、p、
 H値が低下し、第2段階の核晶生成反応の開始後75
分でpH値が3.2の最小値を示した。
その後、空気の供給速度を1.87NQ/minに下げ
、供給する酸素含有の液温を上昇させつつ、0.9モル
/Qの濃度の水酸化ナトリウムの水溶液を80g/mi
nの一定速度で添加した。液温が45℃に達したところ
で昇温を中止し、この温度゛に保持した。
この第3段階の成長反応の進行に伴ってPH値が次第に
上昇し、pH値が5.5に達した時点で反応の終了とし
た。
以上の反応の各段階における供給する酸素含有ガス中の
酸素濃度の平均値及び酸素の平均吸収速度は次のとうり
である。
酸素の平均濃度 酸素の平均吸収 (vo Q%)   速度 (N Q、/ min−mo Q ) 第1段階反応:  10.0    0.145第2 
1!:  10.0    0.055第3.  /l
   :  16.0    0.010なお1供給す
る酸素含有ガス中の酸素濃度の測定に際し、当然のこと
乍ら、反応槽下部への供給空気以外には反応槽外より供
給する酸素含有への空気の流入がないことを事前に確認
した。
上記実施例の反応と比較するため、比較例として、空気
供給速度を第1段階反応で10.0(NQ/win)、
第2段階反応で2 、3 (N Q /win)、第3
段階反応で0 、67 (N Q /win)に変えた
以外は、実施例と同様の条件で実験を行った。その際の
酸素の平均吸収速度は次のとうりであった。
第1段階反応:  0.087  NQ/min−mo
ffi第2  n   :  0.020 第3  JJ   :  0.005 このように、上記実施例及び比較例で得られたレピッド
クロサイトを各々、通常の方法により焼成、還元、酸化
して針状のγ−Fe、03(マグヘマイト)をつくり、
該粉末の磁気特性を測定した。
更にまた、これらの針状のγ−Fe、03を粉砕。
塗料化し、プラスチックベースフィルムに塗布、磁場配
向する通常の方法にて磁気テープをつくり、その磁気特
性を測定した。
以上の測定結果を次表にまとめて示す。
上記表より明らかなように、本発明法を採用することに
より、保磁力、角形比、比表面積、配向性の各位が大き
く1反転磁界強度分布の値が小さい(すなわち、粒度が
揃っている)優れた磁性酸化鉄粉末γ−Fe、03(マ
グヘマイト)が得られることがわかる。なお、このγ−
Fe、○、をCo変成処理したCO−γ−Fe2O3も
同様に優れた磁気特性を有していることを確認した。
また、本発明法により得られたレピッドクロサイト(γ
−FeOOH)を出発物質として通常の方法により製造
した針状酸化鉄粉末は保磁力、角形比、配向性の各特性
に優れている。
(発明の効果) 以上詳述したように1本発明によれば、レピッドクロサ
イト(γ−FeOOH)の製造に際し、酸素の平均吸収
速度を規範とし、これに基づいて、しかも反応全体を3
段階に区分して酸素含有ガスの供給をコントロールする
ものであるから、従来よりも短時間で処理でき、かつ、
一層高品質の優れた磁気特性をもたらすと共に粒子特性
の良好なレピッドクロサイトを製造でき、したがって、
優れた磁気特性の磁性酸化鉄粉末を安価に提供すること
ができる。
特許出願人   昭和電工株式会社 代理人弁理士  中  村   尚 手続補正書く自発) 昭和61年04月02日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化第一鉄水溶液に苛性アルカリ、アンモニア等
    のアルカリを、該塩化第一鉄を水酸化第一鉄にするのに
    要する理論量の0.3〜0.7倍加え、この混合溶液中
    に酸素含有ガスを吹込んでレピッドクロサイト(γ−F
    eOOH)の種結晶を生成させ、次いで上記アルカリを
    加えると共に酸素含有ガスを吹き込んでレピッドクロサ
    イトの成長反応を完結させる反応法において、この反応
    全体を、レピッドクロサイトの種結晶生成反応の前半(
    第1段反応)と後半(第2段反応)と更にはレピッドク
    ロサイトの成長反応(第3段反応)との3段階に区分す
    ると共に酸素の平均吸収速度V、V′(Nl/min・
    mol)を下記の式で定義するとき、第1段反応及び第
    2段反応では酸素の平均吸収速度Vに基づき、第3段反
    応では酸素の平均吸収速度V′に基づいて、各段階にお
    ける酸素含有ガスの供給を調整することを特徴とするレ
    ピッドクロサイトの製造方法。 記 V=((A−B)×C)/(D×(E/2×D)×10
    0)V′=((A−B)×C)/(D×(1−(E)/
    (2×D))×100) ここで、 A:供給する酸素含有ガス中の酸素濃度(vol%)B
    :反応槽内ガス中の酸素濃度(vol%)C:酸素含有
    ガスの供給速度(Nl/min)D:塩化第一鉄に含む
    2価鉄のモル数(mol)E:アルカリ溶液のモル数(
    mol)
  2. (2)前記第1段反応では、酸素の平均吸収速度Vが0
    .095≦V≦0.195となるように調整する特許請
    求の範囲第(1)項記載の方法。
  3. (3)前記第2段反応では、酸素の平均吸収速度Vが0
    .025≦V≦0.085となるように調整する特許請
    求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の方法。
  4. (4)前記第3段反応では、酸素の平均吸収速度V′が
    0.006≦V′≦0.014となるように調整する特
    許請求の範囲第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記
    載の方法。
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JPS5777033A (en) * 1980-10-24 1982-05-14 Sony Corp Manufacture of iron oxide hydrate gamma-feooh

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