JPS62144172A - 静電記録体 - Google Patents

静電記録体

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JPS62144172A
JPS62144172A JP60285116A JP28511685A JPS62144172A JP S62144172 A JPS62144172 A JP S62144172A JP 60285116 A JP60285116 A JP 60285116A JP 28511685 A JP28511685 A JP 28511685A JP S62144172 A JPS62144172 A JP S62144172A
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前川 俊夫
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山内 啓滋
Takashi Toyoda
昂 豊田
Akio Sawayama
沢山 明夫
Masatsuki Yamanaka
昌月 山中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複層構造を有する合成紙を支持体とした静電記
録体に関するものである。更に詳しくは支持体となる多
層構造を有する合成紙の表面層を実質的に無機質微細粉
末を含まないクリアフィルムノーとすることによシ複層
構造を有する合成紙に静電記録体の支持体としての適性
を付与した静電記録体に関するものである。
(従来の技術) 導電層と接する最外層に無機質微細粉末を8〜65重量
%言む複層構造を有する合成紙(特公昭46−4079
4号、特開昭56−141339号等)を支持体とした
静電記録体はパルプ紙?支持体とする静電記録体に比較
して寸法安定性、耐水性、引張シ強度等が良好である。
また無機質微細粉末をき有しない透明ポリエステルフィ
ルムを支持体とする静電記録体に比較して支持体と導電
層との密着性が浸れ、鉛筆で筆記できる利点がある。こ
のように導電層と接する最外層に無機質微細粉末を8〜
65重電41む合成紙を支持体とした静電記録体は秀れ
た性能を持っている。しかしながらこのような導電層と
接する最外層に無機質微細粉末を8〜65重敏%よむ合
成紙は本来印刷適性を向上させるために表面に無機質微
細粉末を突出させてかり、その無機質#細粉末の中には
一般的に静電記録体の表面要求から外れた突出、または
凸部を与えるものかあシ、静電記録体の支持体としては
不適当な表面の凸部を持つものがある。
静電記録体に良好な印字画像を与えるために要求される
表面の凹凸性または静電記録体の誘電層と充眠用蔵極ど
の間隙に関しては、tff公昭4]−18307号公報
(usP3,354,464号に対応)Kは2μm〜2
0μm が、特公昭32−8204号(u s p 2
,825,814号に対応)には好ましくは約10μm
以下、好ましくは2〜5μmが、特公昭56−3370
3号公報(usp3,657,005号及びusp 3
,711,859号公報に対応)には誘電層の外表面か
ら1.27〜10.16μm突出するスペーサ一手段が
開示されているが、これらに開示されるように静電記録
体の表面より突出するスペーサーの高さが高いとパルス
底圧が印加されにくく、印字ができなかったシ、また無
機質微細粉末の脱落が原因となって、従来の合成紙を支
持体とした静電記録体にかいては普通、ベタ印字部には
0.1m′当り50個以上の直径IrrrMll上の白
抜けが発生するという問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、複層構造を有する合成紙を支持体とする静電
記録体におけるこれらの問題点を解消し、一層すぐれた
静電記録体を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は鋭意研究の結果、複層構造を有する合成紙の
各層に含まれる無機質微細粉末の平均粒子径、含有率を
選択することによって基材表面より突出する凸部の高さ
、個数を変化させ得ることを知得して本発明を完成した
すなわち本発明は、第1図に示す如き、複層構造を有す
る合成紙よりなる支持体1の表面に4醒層2及び誘電層
6?順次設けた構造の静電記録体4において、@記支持
体は無機質微細粉末を0〜3重量幅ぎ有する熱可塑性樹
脂フィルムを表面層とし、無機質微細粉末を8〜65重
量彊倉有する熱可塑性樹脂フィルムを紙状層とする複層
構造のフィルムであって、前記表面層の平坦面より突出
する凸部の高さが10μm以上の突出物が基材0.1d
当り50個以下であることを特徴とする静電記録体に関
するものである。
本発明の静電記録体における支持体は1表面層。
紙状層の外、好ましくは基材層を陰むことができる。第
2図に静電記録体の一例を示す。支持体1は紙状層B1
表面層C及び基材層Aから成る。
支持体各層を構成する熱可塑性樹脂としては。
ポリオレフィン樹脂たとえばポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリ(4−メチルペンテン−1)、ポ
リスチレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート
、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分加水分解物、エ
チレン−アクリル酸共重合体およびその塩、塩化ビニI
Jデン共重合体たとえば塩化ビニル−塩化ビニリデン共
重合体、その他、およびこれらの混合物を例示すること
ができる。これらの中では耐溶剤性の面ではポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂が好ましい
熱可塑性樹脂に配合すべき無機質微細粉末としては、基
材層1紙状層用には平均粒径が20μm以下の炭酸カル
シウム、焼成りレイ、ケイ藻土、タルク、酸化チタン、
硫酸バリウム、硫酸アルミニウム、シリカ等が又表面層
用には、炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム等
が例示される。
次に各層ごとに詳細に説明する。
(1)紙状層 紙状層は、 (tL)ポリプロピレン35−92重を憾
と、(b)ポリスチレン、高密度ポリエチレン、中密度
ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体より選ばれた1又は2以上の熱可塑性樹脂
0−60重量係と、(C)無機質微細粉末8−65重量
係とから成る組成物を1軸延坤したフィルムを使用する
ポリスチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体を使用するのは、延伸性を向上させること、さらにポ
リスチレ/、高密度ポリエチレンは合成紙の折シ畳み性
を良好とする作中を有するためである。しかし、基材層
の2軸延伸フィルムに対して寄与する程には1軸延伸フ
ィルムの接着層にかいてその効果は小さいので積極的に
配合する必要はない。
無機質微細粉末としては、平均粒径が20μm以下の炭
酸カルシウム、焼成りレイ、ケイ藻土。
メルク、酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸アルミニウム
、シリカ等が使用される。これらは5紙状層の不透明比
、白色化、紙状化に寄与する。第2図にかいて、紙状層
に言まれる無機質微細粉末を5で示す。紙状層Bより表
面層Cに突出した無機質微細粉末6はアンカーの役目を
なし5表面層C1基材層Aとの接着力を高める。第2図
の左上部分に無機質微細粉末の凝集した状態のもの、右
上部分に同じく巨大粒子を示す。なおこれらのうち。
表面層Cの平担面10よシ突出した部分を突出部8とす
る。紙状層は合成紙の不透明化を高くするため、無機質
微細粉末の言置を8重量%以上とする。但し1紙状層と
しての機械的強度(圧縮強度。
引張強要等)が要求されるので、無機質微細粉末の上限
は65重量係とすべきである。
好ましい紙状層の組成割合は次の通りである。
(a)ポリプロピレン    45〜65重t%fb)
ポリエチレン等の樹脂    0〜5重量憾(c)無機
質微細粉末   65〜55重量係この紙状層は基材層
を使用する場合その片面又は両面上に設ける。
(2)表面層 表面層はCl2)ポリプロピレン40−60重敬係、f
bl高密度ポリエチレン60−40重量憾、及び(C)
無機質微細粉末0−3重量から成る。植成物を1軸延伸
したフィルムから成る。ポリエチレンは。
密度が0.940−0.9711/cr&の高密度のも
のが好適である。高密度ポリエチレンは、透明なポリプ
ロピレンの不透明化を無機質微細粉末なしで行うととも
に表面の光沢、平滑度を低下させ、合成紙上への油性ペ
ン等による筆記を容易とするとともに、筆記された文字
を読み易くする作用を示す。40−60重量係の割合で
用いる。
なお、表面層の肉厚が0.5−10ミクロンと薄い場合
は1表面層はボリブaビレ/単独から成るものであって
もよい。
g機質微細粉末6は表面層Cに含有させない方が白抜は
防止の点で好ましい。しかし導電層との密着性を改善す
るため、及び支持体の不透明性を向上させるため、必要
に応じて加えることができる。この場合、添加量は高々
3重量係以下とする。
この無機質微細粉末の平均粒径は、突出物の高さを制限
し、白抜けを防止する立場から6μm以下であることが
好ましい。この無機質微細粉末としては、炭酸カルシウ
ム、酸化チタン、硫酸バリウム等が利用できる。
本発明においては、さらに表面層の平坦面より突出する
凸部の高さhが10μm以上の突出物8が基材0.1d
当り50Illi1以下であることを重要な特徴として
いる。凸部の高さは第2図のhで示されるが、ここで特
に突出する凸部の高さが10μm以上のものを問題とす
るのは、存在する無機質微細粉末が3μm以上のもので
あっても粒子同士が凝集したりして、粒径10μm以上
の巨大粒子となることがあり、このようなものが含まれ
ることがあることからである。平坦面の決定は第6図に
示すところによって行う。
すなわち、第2.3.4図に示したような突出物8につ
いて、その頂点9から該突出物の長径(A?)方向に2
rtan離れた合成紙表面(0上の点10−a。
10−b を中心にして突出物の長径(粉に垂直な4醜
の線分10 、10’を描き、この線分10 、10’
上を安置電気(沫)製連続厚み計ELECTRONI 
CMICROMETERK−306A(商品名)で測定
し、この線分上10 、10’の一番高い点11 、1
1’を求め、一方、突出物の頂点(9)よシ直径(功に
垂直方向に合成紙表面(O上に2酎離れた点10−c、
10−dを中心に長径lに平行な4關の線分10′′、
 10”を描き、この線分10″、10”’上を上記厚
み計で測定し、この線分上10”、 10”’の一番高
い点11“。
11′″  を求め、この11 、11’、11〃、 
11“′より高い順に6点を選び、この6点を言む平面
を平坦面12とする(第6図では、11.11’、11
“を結ぶ面)。
但し、連続厚み計で各線分10.10’、10“、10
“′上を測定した頂点(11,11’、11“、11“
′)と同一線上で測定した最低点の差が10μm以上あ
る場合は新たに該線分の10−a、10−b、10−c
10−dの近傍に新たに中心点10−a、10−b。
10−c、もしくは10−dを設けて同様の手順によシ
平坦面12を求める。
表面層の平坦面よシ突出する凸部の高さが10μm以上
の突出物の数が基材0.1maす50+[)!le超え
ると、印字が鮮明にできなかったシ、白抜けが生じたり
して好ましくない。
平滑度は、JIS  P−8119で測定して、ペック
指数で6000秒以下、好ましくは500秒以下とする
のがよい。裏面層が紙状層のままの場合は200−20
00秒である。光沢度(75度反射率で測定)は45幅
以下、好ましくは65壬以下とするのが紙の風合を維持
できるので適当である。表面層は1紙状層上にラミネー
トして設ける。
13)基材層 本発明においては基材層は必須ではない。たとえば無配
向の表面層と一軸延伸の紙状層とから成る2層合成紙の
場合などでは必要でない。しかし。
一般には、基材層を設けることが有利である。
基材層としては、(a)ポリプロピレン50−95重量
係と、(b)高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン
、低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体
よシ選ばれた1又は2以上の熱可塑性樹脂0−60重敬
係と、(C)無機質微細粉末5〇−5重量係とから成る
組成物を2軸延伸したフィルムを使用する。ここで、低
密度ポリエチレン。
中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・
酢酸ビニル共重合体は1合成紙の延伸ヲ答易とし、接着
剤層の密着力を強固とするために使用される。このよう
にこれらポリエチレン等は延伸性、耐衝撃性の向上に寄
与するが、過剰の添加は合成紙の曲げ強度の低下につな
がるので上限を60重駄係以下とすべきである。無機質
微細粉末5は、紙状層に使用したものと同様のものが使
用できる。第2図の6に示したように、延伸により基材
層フィルム内部に微細な空孔7を多数生じさせ1合成紙
を軽量とし、基材層?不透明とし、又。
延伸?容易とするために使用される。無機質微細粉末の
使用量の上限は50重量幅である。無機質微細粉末の増
加につれフィルム内部の空孔数が増加し、合成紙の軽量
比、不透明化は巾広く変えることができるが引張強度が
低下する。
好ましい基材層の組成は次の通りである。
(a)ポリプロピレン     60〜85重喰憾(b
)前述のポリエチレA亭)州旨     0〜8重改憾
(c>無機質微細粉末     15〜40重量係次に
支持体各層の肉厚について説明する。
複層構造の合成紙の肉厚v′i40〜800μm、好ま
しくは60〜600μmとするのが適当である。基材要
人は1合成紙の肉厚の40係以上を占める。表面層(0
,裏面層(Qの各々の肉厚は0.5〜10μmとする。
0.5μm未満では紙状層CB)の表面を突出している
無機質微細粉末がこの表面層(0をも突出し、脱落する
かそれがあシ白抜は防止の効果が期待できない。紙状層
の無機質微細粉末の粒径は前述のように通醒6μm以下
、好ましくは0.05〜1.8μmで−ある。また1表
面層(Oの肉厚が10μmft越えると紙状層fB)の
粗面効果や紙状層の外観が表面層により陰ぺいされ、表
面層は光沢が高く、平滑度も向上するので紙的風合から
遠ざかる。
紙状層(B)の肉厚は、基材層tA)を陰ぺいするため
に少くとも8μm以上、好ましくは20〜100μmの
肉厚とする。
合成紙に存在する空孔7は1次式で定義される空隙率で
15〜65壬の値となる程度とする。延伸倍率は縦方向
4〜10@、横方向4〜12倍であわ、延伸温度は縦延
伸が140〜158℃であり、縦延伸がポリプロピレン
の融点(166〜168℃)より高い温度である。
ρG ρ0=延伸前のフィルム密度 ρ、:延伸後の   〃 本発明の合成紙支持体は、たとえば、前記祷材層組成物
をシート状に押し出し、ポリプロピレンの融点よシ低い
温度で一方向に延伸して得られる一軸方向に配向したフ
ィルムから成る基材要因の両面に、共押出された紙状層
(B)組成物と表面層10組成物とを溶融積層したフィ
ルムを紙状層が基材層に接するようにラミネートさせ、
次いでこの積層フィルムをポリプロピレンの融点よシ高
い温度で前記延伸方向と直角の方向に延伸することによ
り得ることができる。
また、縦方向に一軸配向した基材層(3)フィルムの片
面に、共押出された紙状層(B)組成物と表面層(0組
成物とを耐融積層したフィルムを紙状層CB)が基材層
(2)に接するようにラミネートさせ、基材層Aの他方
の片面に紙状層(B)組成物の溶融フィルムを別の押出
機を用いてラミネートシ、得た積層物を横方向に延伸し
た複層合成紙であってもよい。
基材層は、無機質微細粉末が配合されているので、基材
層のフィルム内部には微細な空孔が多数存在する。
この合成紙の1軸延坤フィルムの基材層は合成紙の強度
を高めるのにを与する。また1紙状層フィルムは紙的虱
合を呈する。もし紙状層が2軸延伸フィルムであるとパ
ール光沢を有し1紙的風合からはほど遠い。したがって
1軸延伸フィルムを使用することにより、この紙状層が
基材層を陰ぺいし1合成紙に紙的風合を与えるようにな
る。
表面層は、無機粉末を含有する紙状層を被覆し、無機質
微細粉末が脱落するのを防止するとともに表面を粗面と
するので筆記が可能となる。
この支持体の合成紙は、必要によりその表面層、裏面層
側をコロナ放電処理し、印刷性を高めることができる。
この合成紙の表面層側はグラビア印刷、スクリーン印刷
、フレキソ印刷が可能であり、また、油性ぺ/による筆
記も可能である。また、鉛筆で筆記可能である。なおこ
の合成紙の裏面が表面層をもたず紙状層であるときは上
記印刷は勿論のこと、オフセット多色印刷も可能である
。更に鉛筆筆記性も裏面が表面層を有している場合より
も優れている。
本発明の静電記録体は、以上詳細に説明した支持体上に
、導電層及び誘電層?:順次設けた構機のものである。
導電層(2)は、たとえば、導電性樹脂としてポリビニ
ルベンジルトリメチルアンモニウムクロライド、ポリジ
メチルジアリルアンモニウムクロライド、スチレンアク
リル酸トリメチルアミノエチルクロライドなどの第4級
アンモニウム塩などのカチオン性高分子電解質、又は、
ポリスチレンスルホン酸塩、ポリアクリル酸、ポリビニ
ルホスホネート、などのアニオン性高分子電解質などの
導電剤を単独で前記支持体上に塗布するか、あるいは支
持体との密着性を増すため水溶性又は水分散性の接着剤
等を混合して支持体上に塗布することにより形成する。
多層構造を有するポリオレフィン系合成紙への導電層塗
料の塗布方法としてはバーコーター、エアーナイフコー
ター、ブレードコーター等が使用できる。
導電層塗布量は導電剤の富有量により異なるが導電層の
表面電気抵抗が10〜10 オームとなるよう調節する
のがよい。特に半透明タイプの場合はJ支持体の透明性
を損なわないように導電処理を行なう必要があシ、導屯
剤単独もしくは支持体との密着性を増すための助剤や接
着剤の併用にとどめるのがよく顔料は使用しない方がよ
い。通常乾燥重電で2〜10 ? / m、望ましくは
2〜7グ/ゴの範囲で塗布される。
導電層上に形成する誘電層13)の材料としては。
酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、
塩化ビニル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル・塩化ビニリデン共
重合体樹脂、アクリル酸エステル樹脂、メタクリル酸エ
ステル樹脂、ブチラール樹脂、シリコン樹脂、ポリエス
テル1封脂、フッ化ビニリデン樹脂、ニトロセルロース
dB 脂、スチレン樹脂、スチレン・アクリル共重合体
樹脂などのほか1体積抵抗が1012Ω口以上のもので
あればほとんどのものが使用できる。これらの物質の混
合物、たとえば酢酸ビニル樹脂/ニトロセルロース樹脂
、アクリル酸エステル樹脂/ニトロセルロース樹脂、エ
チレン酢酸ビニル共重合体樹脂/ニトロセルロース樹脂
、塩化ビニル樹脂/エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂
、アクリル酸エステル樹脂/酢酸ビニル樹脂、アクリル
酸エステル樹脂/塩「ヒビニル酢酸ビニル共重合体樹脂
、アクリル酸エステル1封脂/スチレン樹脂1等の2種
類の樹脂の混合系や、スチレン樹脂/メタクリル酸エス
テル樹脂/スチレンアクリル共喧合体樹脂、フッ化ビニ
リゾ/fd脂/メタクリル酸エステル樹脂/スチレンア
クリル共重合体樹脂等の3種類の樹脂の混合系も又利用
できる。これらの樹脂に混合してf用する顔料としては
、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、けい酸、け
い酸塩、クレー、タルク、焼成クレ〜、セリサイト、マ
イカ、Ii&酸バリウム、リトポンなどの無機顔料、ポ
リエチレン粉末、ポリスチレン粉末、でんぷん粉末、セ
ルロース粉末などの有機顔料を使用することができる。
誘電層樹脂と顔料との割合は40:60〜90:10の
範囲とするのが好ましい。
誘電層塗料についても導電層の場合と同様、バーコータ
ー、エアナイフコーター、ブレードコーター等で塗工す
る。
誘電層塗布量はプリンターの特性にあわせて決定する。
通常6〜92/ゴ、望ましくは5〜7グ/dで塗布され
る。
(@明の効果) 本発明により、寸法安定性、耐水性1強度等の物性を保
持しつつ、しかもベタ印字部分の白抜は現象が少ないと
いう記録品質が良好な静電記録体を提供することができ
る。
(実 施 例) 以下に具体的な実施例、および比較列をもって本発明の
静電記録体について説明する。
支持体の製造クリ 例1 (1)基材層(2) メルトインデックス(MI)0.8  のポリプロピレ
フ80重量%に平均粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウ
ム20重量壬′fr−配合し、270℃に設定した押出
機にて混線後、シート状に押出し、冷却装置により冷却
して、無延呻シートを得た。このシートを、145℃に
加熱後、縦方向に5倍延呻した。
(2)紙状層(B)1表面層(O MI4.0 のポリプロピレフ50重量係と炭酸カルシ
ウム粉末50重量係の紙状層fB)混合物と、MI4.
0のポリプロピレフ50重量%と高密度ポリエチレン5
0重量%の表面層に)混合物(無機質微細粉末はままな
い。)とを、それぞれ別々の押出機を用いて270℃で
溶融混練し1次いで一台のダイにそれぞれ供給してダイ
内でラミネートさせた後、上記illで得られた縦方向
5倍延伸基材層シートの両面に共押出しし、炭酸カルシ
ウム粉末をよまない表面層(0が外画となるようにした
。次いで。
この五層積層物を185℃に770熱したのち横方向に
75倍の延伸を行なって、五層のフィルムを得た。
131  この五層積層フィルムの表裏面をコロナ放電
処理し、(C)/ CB) / CA) / CB) 
/ (C) ノ各フィルムノ肉厚が6/17/40/1
7/3 ミクロンの5層構造物を得た。
この5層構造・物の表面(0のペック指数は600秒で
あった。また外観は不透明度が67憾、光沢度が38係
、白色度が91憾であった。この合成紙はグラビア印刷
性は良好で、かつ鉛筆筆記可能であった。
また1表面の凸部の高さが10μm以上の突出物は0.
1d当り18個であった。
例2 (1)基材層(3) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピレフ8
0重量%、高密度ポリエチレン8重敏幅の混合物に平均
粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウム12重を係を配合
し、270℃に設定した押出機にて混練後、シート状に
押出し、冷却装置により冷却して、無延伸シート全得た
。このシートラ、140℃に加熱後、縦方向に5倍延伸
した。
(2)紙状層(B)1表面層(q MI4.0 のポリプロピレン49]ii%とマレイン
酸含敬0.5重電幅のマレイン酸(改質単量体)変性ポ
リプロピレフ5重量%と平均粒径1.5ミクロンの炭酸
カルシウム46重を憾とを混合した紙状層(8)組成物
(充填剤100重電部当りの改質単量体量0.05重置
部)を、270℃に設定した押出機により浴融混練した
ものと、MI4.0 のポリプロピレンfC)を270
℃に設定した別の押出機で溶融混練したものとダイ内で
積層し、上記Illにて得られた縦方向5倍延伸シート
の片面に共押出しし、改質ポリプロピレンヲよむ層fO
が外−となるようにした。
一方フィルム基材層(A)の他方の面に別の押出機を用
いて前記紙状層+B1岨成組成の溶融フィルムをラミネ
ートした。このようにして得られた4層積層物を155
℃にvO思したのち横方向に75倍の延伸を行なった。
(3)この4層積層フィルムの表面をコaす放電処理し
、FC) /(B) /(A) /(B)の谷フィルム
の肉厚が5/10150/20 ミクロンの4層構造物
を得た。
この4層構造物表IfJ(C)のペック指数は250秒
であり、裏面filのペック指数は150秒であった。
また表面(0010μm以上の凸部の数は0.1d当り
71固であった。
例6 fil基材層囚 メルトインデックス(MI)0.8  のポリプロピッ
フッ9重量%、高密度ポリエチレン5重耽壬の混合物に
平均粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウム16重量4を
配合し、270℃に設定した押出機にて混練後、シート
状に押出し、冷却装置により冷却して、無延伸シートを
得た。このシートラ。
140℃に加熱後、縦方向に5倍延伸した。
(2)紙状層(B)9表面層(O MI4.0 のポリプロピレン(表面In )と、MI
4.0のポリプロピレフ55重量係に平均粒径1.5μ
の炭酸カルシウム45重量%を混合した、紙状層fB)
組成物とを別々の押出機で浴融混練し、ダイ内で積層し
て共押出したシー1−i(1)の5@延伸シートの両面
に表面層(0が外・側になるように積層し。
ついで60℃まで冷却後、約160℃まで加熱し、テン
ターで横方向に15倍延伸し、165℃でアニーリング
処理し、60℃まで冷却し、耳部をスリットして5層構
造(C/B/A/B/C)の合成紙を得た。
このものの肉厚は、C/B/A/B/C=3ミクロン(
μ)/20μ/45μ/20μ/6μであり。
光沢が65係、表面平滑度560秒、嵩密度0.777
/d、鉛筆筆記性良好、水性インク筆記性良好であり、
オフセット印刷、グラビア印刷可能であった。このもの
の表面層の10μm以上の凸部の数は0.1d当り18
.51固であった。
例4(比較用) 11)基材層W メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピレン7
9直量係、高密度ポリエチレン5重喰壬の混合物に平均
粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウム16重重係を配合
し、270℃に設定した押出機にて混線後、シート状に
押出し、冷却装置により冷却して、無延伸シート(A)
を得た。このシートを。
140℃に加熱後、縦方向に5倍延伸した。
(2)紙状層FB) ivlI4.0 のポリプロピレン55直量係に平均粒
径1.5μの炭酸カルシウム45重量係を混合した紙状
層(B)組成物を押出機でM融混練し、ダイよりシート
状に押し出し、これヲ(1)の延伸シートの両面に積層
し、ついで60°Cまで冷却後、約160℃まで加熱し
、テンターで1黄方向に15倍延伸し、165°Cでア
ニーリング処理し、60℃まで冷却し、耳部をスリット
しく B/A/B=25μ/45〆μ/25μ)の三層
構造の合成紙を得た。
(第4図参照) このものの紙状層(B)の表面のペック指数は450秒
であり、光沢は16係であった。この合成紙は鉛筆筆記
性が良好であった。このものの表面層(Blの10重以
上の凸部の数は0.1 m当り72(Ill!!であっ
た。
例5 fil基材層囚 要因トインデックス(MI)0.8 のポリプロピレフ
フタ重欧係、高密度ポリエチレン5重量幅の混合物に平
均粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウム16重敏係を配
合囚し、270℃に設定した押出機にて混線後、シート
状に押出し、冷却装置によ゛り冷却して、無延伸シート
を得た。このシートを、140’Cに加熱後、縦方向に
5倍延伸した。
(21紙状層(B)1表面層(Q MI4.0のポリプロピレン(Qと、MI4.0のポリ
プロピレン55重量幅に平均粒径1.5μの炭酸カルシ
ウム45重量4i混合した(紙状層)組成物とを別々の
押出機で溶融混練し、ダイ内で積層して共押出したシー
ト’ifl+の5倍延伸シートの両面に表面層が外扉り
になるように積層し、ついで60℃まで冷却後、約16
0℃まで/J[+熱し、テンターで1黄方向に75倍延
伸し、165°Cでアニーリング処理し、60℃まで冷
却し、耳部をスリットして5層構造(C/B/A/B/
C)の合成紙を得た。
このものの肉厚は、C/B/A/B/C=10ミクロン
(μ)/15μ/40μ/15μ/10μであり、光沢
が65係、表面平滑度2800秒、嵩密度0.87f/
crI?、鉛筆筆記は可能であり、オフセット印刷、グ
ラビア印刷可能であった。このものの表面層の10μm
以上の凸部の数は0.1 rn’当り5個であった。
例6 (1)基材要因 メルトインデックス(MI)0.8  のポリプロビレ
/80重は弧に平均粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウ
ム20重t<’を配合し、270℃に設定した押出機に
て混練後、シート状に押出し、冷却装置によシ冷却して
、無延伸シートを得た。このシートを、145℃に加熱
後、縦方向に5倍延伸した。
(2)紙状層CB)1表面層(0 M I 4.0のポリプロピレン50直量係と炭酸カル
シウム粉末50重量係の7紙状層fil混合物と、MI
4.0のポリプロピレン50直量係と高密度ポリエチレ
ン50重量%の表面層(0混合物とを、それぞれ別々の
押出機を用いて270℃で浴融混練し1次いで一台のダ
イにそれぞれ供給してダイ内でラミネートさせた後、上
記(1)にて得られた縦方向5倍延伸シー1−CA)の
両面に共押出しし、炭酸カルシウム粉末ヲよまない表面
層iC)が外側となるようにした。次いで、この五層積
層物を185℃に加熱したのち1黄方向に15倍の延伸
を行なって、五層のフィルム’ki&。
(3)  この五層積層フィルムの表裏面をコロナ放電
処理し、 (c)/(B)/(A)/(B)/(C)の
各フィルムの肉厚が1 /19/40/19/1  ミ
クロンの5層構造物を得た。この5層構造物の表面(0
のペック指数は600秒であった。また外観は不透明度
が66憾。
光沢匿が62%、白色度は92係であった。
この合成紙はグラビア印刷性は良好であったが。
鉛単葦記可能であったが、オフセット印刷性はインクの
付着力が悪く、実用的でなかった。
また表IM(aの10μm以上の凸部の高さは0.1m
1当り50.固であった。
実施例1 支持体製造例6で得た合成紙を支持体とし、アクリル樹
脂陰有第四級アンモニウム塩(商品名ゴーセフアイマー
C800日本合成化学1!!りの25係水溶液を乾燥後
塗布量5.0f/ぜになるよう塗布し導電性支持体を作
成した。25℃45係RHに卦ける表面電気抵抗は1.
0x10  Ωであった。透明性保持のため顔料は配合
しなかった。
導電性支持体の上に塩化ビニル:酢酸ビニル(55:4
5)共重合体の20係溶液(トルエン:酢エチ=80:
20混合溶剤使用)650屯噴部に平均粒径1.2μの
炭酸カルシウム(商品名N51000 日東粉化製)3
0重電電を加えペイントコンディショナーで10分間分
散した塗料を乾燥後の塗布量が6.0f/7iとなるよ
う塗布して静電記録体を作成した。
静電記録体の物性(耐水性1寸法安定性1強度等)及び
市販のファクシミlJ装置tUF2LIS(松下電送製
)で記録後の記録品質、第二原図適性。
塗膜の密着性及び直径1卿以上の白抜は個数について測
定した。結果を第1表に示す。
実施列2 支持体製造例2で得た不透明タイプの4層構造を有する
合成紙?支持体とし、導電剤(商品名C36300三洋
fヒ成製固形分63.5係)100重量部、接着剤(商
品名モビニール 5100ヘキスト合成製 固形分5(
1)40重量部、クレー50重量部よりなる導電層塗料
を乾燥後の重量が6. Of / rrlとなるように
塗布した後、スーパーカレンダーでペック平滑度が約1
000秒となるように平滑処理を行なって導電性支持体
を得た。
25℃45係RHVc七−ける表面電気抵抗は1.2×
10 オームであった。次に導電性支持体上に実施例1
と同様に誘電層を塗布し静電記録体を得た。
得られた静電記録体の物性記録品質を第1表に併せて示
した。
比較例1 半透明タイプ合成紙(商品名ユポTPG75゜玉子油化
合成紙製、表面の10μ以上の凸部の数は0.1 m当
り125個、厚さ75μ)を支持体としアクリル耐脂陰
有第四級アンモニウム塩(商品名ゴーセフアイマー 0
800 日本合成化学部)の25係水溶液を乾燥後塗布
量6.07/m”になるよう塗布し連成性支持体全作成
した。、25℃45係RHにかける表面眠気抵抗は1.
0xlOΩであった。透明性保持のため顔料は配合しな
かった。
導電性支持体の上に塩化ビニル:酢酸ビニル(55:4
5)共重合体の20係溶液(トルエン:酢酸エチル=8
0 : 20混合溶剤使用)650重量部に平均粒径1
.2μの炭酸カルシウム(商品名N51000  日東
粉化製)60重電部をグロえペイントコンディショナー
で10分間分散した塗料を乾燥後の塗布量が6.Or、
7mとなるよう塗布して静覗記録体?作成した。得られ
た静醒記&体の勿性記録を第1表に併せて示した。
比較例2 製造ガ4(比較列)で得た合成紙?支持体とし。
導電剤(d品名C86300三洋化成襄 固形分66.
5係)100屯噴部、接着剤(商品名モビニール 51
00 ヘキスト合成m−固形分50係)40重量部、ク
レー50重量部よりなる導電層塗料を乾燥後の重量が6
. Of / r7L!となるように塗布した後、スー
パーカレンダーでペック平滑度が約1000秒となるよ
うに平滑処理を行なって導電性支持体を得た。25℃4
5幅RE(における表面電気抵抗は1.2xlOΩであ
った。
次に4成性支持体上に実施列1と同様に誘イ層を塗布し
静覗記&本を得た。得られたa亀記録体の吻性記録品質
を爾1表に併せて示した。
実施列6〜5 支持体として製造列1,5.6で得た合成紙を用いるr
t!!は夷#列1と同様にして静醒記録体を得た結果は
第1表に併せて示した。
注) 1)マクベス濃度計(RD−100R型 マクベス製)
で反射濃度として測定した。
2)20℃湿度65係RH時点を基準とし、85憾RH
での伸び率及び60憾RHでの縮み率をパーセントで表
わした。
6)記録体表裏に水滴を滴下し60秒後の状態の窪みの
有するものヲ×、はとんど窪まないものを○とした。
4)記録後の記録面に市販のセロファンテープを置き2
9のローラでセロテープの上に3往復ころがして一定の
圧力でセロファンテープヲ貼すつけ、このセロファンテ
ープ250 y1分の一定速度ではがし文字の判読の難
易により判定し、良いもの(○)やや悪いもの(Δ)悪
いもの(×〕で評価した。
5)ベタ印字記録面に現われる直& 1 m以上の白抜
けの個数t−数えた。
6)突出物の突出個数は次の方法で測定した。
it)  20ciX 25αに断裁した支持体試料の
表面に斜光線をあて、突出部分を目視で捜しマークをつ
ける。
(2)マークがつけられた突出部分を、倍率25倍に設
定した実体顕微鏡で観察し、PEAKスケールルーぺの
&2スケールで測定し、長径が50μm以上のものの1
固数全数える。
(3)これを2枚の試料について行い1合計個数を0.
1d当りの突起個数とする。
(4)この突起部を全数(沫)小板研究所製三次元粗さ
解析装置Model  SPA、11 (商品名)で測
定し、高さが20μm以上のものを0.1d当りの突起
個数とする。
第1表から明らかなとおり、比較例1.2は実施例1〜
5に比較してベタ印字記録部分の白抜けははるかに多い
以上の結果より明らかなように複層構造を有する合成紙
を支持体として使用し、かつその導電層と接する最外層
(表面層)を実質的に無機質微粉体を含まないクリアー
フィルム層とした場合には静電記録体の物性及び印字性
能は非常に良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、静電記録体の断面図、92図は本発明に用い
た支持体の断面図、第3図は突出物の高さを測定するに
平坦面を定める方法を示す図であり、第4図は比較例1
に用いた支持体の断面図である。 図中、1は支持体、2は導電層、3は誘電層。 4は静電記録体、Aは支持体の基材層、Bは支持体の紙
状層、Cは支持体の表面層である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複層構造を有する合成紙よりなる支持体の表面に導
    電層及び誘電層を順次設けた構造の静電記録体において
    、前記支持体は無機質微細粉末を0〜3重量%含有する
    熱可塑性樹脂フィルムから成る表面層と、無機質微細粉
    末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂フィルムから
    成る紙状層とを含む複層構造のフィルムであって、前記
    表面層の平坦面より突出する凸部の高さが10μm以上
    の突出物が基材0.1m^2当り50個以下であること
    を特徴とする静電記録体。 2)支持体の紙状層が、(a)ポリプロピレン35−9
    2重量%、(b)ポリスチレン、高密度ポリエチレン、
    中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレン・
    酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた1種又は2
    種以上の樹脂0−30重量%及び(c)無機質微細粉末
    8−65重量%の組成を有する1軸延伸熱可塑性樹脂フ
    ィルムから成る特許請求の範囲第1項記載の静電記録体
    。 3)支持体の表面層が(a)ポリプロピレン40−60
    重量%、(b)高密度ポリエチレン60−40重量%及
    び(c)3μm以下の無機質微細粉末が0〜3重量%の
    組成を有する1軸延伸熱可塑性樹脂フィルムから成る特
    許請求の範囲第1項記載の静電記録体。 4)支持体が、2軸延伸フィルムから成る基材層と、そ
    の表裏両面に積層されている紙状層と、紙状層上に積層
    されている表面層との積層構造フィルムである特許請求
    の範囲第1項記載の静電記録体。 5)支持体が、表面層が基材層の表面側の紙状層上にの
    み積層されているものである特許請求の範囲第4項記載
    の静電記録体。 6)基材層が(a)ポリプロピレン50−95重量%、
    (b)高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密
    度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体から成
    る群から選ばれた1種又は2種以上の樹脂0−30重量
    %及び(c)無機質微細粉末50−5重量%の組成を有
    する2軸延伸フィルムから成る特許請求の範囲第4項又
    は第5項記載の静電記録体。 7)支持体の表面層フィルムの厚さが1〜10μmであ
    る特許請求の範囲第1項記載の静電記録体。 8)支持体の表面層の表面のJISP−8119で測定
    した平滑度が、ペック指数で3,000秒以下である特
    許請求の範囲第1項記載の静電記録体。
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